JPH04341237A - 記録・再生装置 - Google Patents

記録・再生装置

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Publication number
JPH04341237A
JPH04341237A JP3141388A JP14138891A JPH04341237A JP H04341237 A JPH04341237 A JP H04341237A JP 3141388 A JP3141388 A JP 3141388A JP 14138891 A JP14138891 A JP 14138891A JP H04341237 A JPH04341237 A JP H04341237A
Authority
JP
Japan
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data
cpu
buffer memory
signal processing
processing system
Prior art date
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Pending
Application number
JP3141388A
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English (en)
Inventor
Isao Tamaki
玉木 功
Yasukazu Sato
佐藤 保和
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
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Publication of JPH04341237A publication Critical patent/JPH04341237A/ja
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  • Measurement And Recording Of Electrical Phenomena And Electrical Characteristics Of The Living Body (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、記録・再生装置、特
にホルター心電図法に好適な記録・再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】心電波形を採取し、解析する方法として
、ホルター心電図法がある。ホルター心電図法は、ポー
タブルレコーダ(テープレコーダ)を用い24時間以上
の長時間にわたって日常生活に於ける心電波形を記録し
、得られた心電波形を解析する方法である。
【0003】図3には従来の心電波形の解析システムの
一例が示されている。図3の構成に於いて、心電波形の
信号がデジタル化されて磁気テープに記録されている超
小型のテープカセット51を再生処理装置52に装填す
る。再生処理装置52にて磁気テープから再生された心
電波形の信号は、信号処理回路53に供給される。
【0004】信号処理回路53では、図示せぬもコント
ローラ及びメモリが設けられている。この信号処理回路
53では、コントローラ及びメモリ等を用いて、再生さ
れチャンネルコーデイングされている信号から原デジタ
ル信号を復調した後、この原デジタル信号に対して、フ
イルタリング、エラー訂正、デインターリーブ等の信号
処理が施される。
【0005】これによって、本来の心電波形のデータが
再生される。この心電波形のデータがシリアルデータと
して、インターフエース回路54を介して、或いは直接
にホストコンピュータ55に供給される。ホストコンピ
ュータ55では、心電波形の信号に基づいて、所定の解
析がなされる。上述の再生処理装置52、信号処理回路
53、インターフエース回路54等は再生処理系56を
構成している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の技術で
は、ホストコンピュータ55の自由度、効率は、データ
を再生し供給する再生処理系56の能力に制約されてし
まうという問題点があった。このため、上述の再生処理
系56を用いている場合には、ホストコンピュータ55
本来の能力を十分に活かすことができないという問題点
があった。
【0007】例えば、上述の従来技術では、再生処理装
置52で再生されているテープカセット51の単位で、
且つ、再生処理装置52に装填された順序でしかホスト
コンピュータ55側でのデータ処理が行えないものであ
った。また、場合によっては、再生処理系56を複雑に
コントロールしなければならないものであった。この結
果、ホストコンピュータ55のスループットが上がらな
いという問題点があった。
【0008】従って、この発明の目的は、ホストコンピ
ュータ本来の能力を十分に活かし得る記録・再生装置を
提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明にかかる記録・
再生装置では、第1のCPUと、該第1のCPUによっ
て制御される第1の信号処理系と、第2のCPUと、該
第2のCPUによって制御される第2の信号処理系と、
第1及び第2の信号処理系の間に配されている記憶手段
とからなり、任意に設定される第1の期間では、第1の
CPUの制御によって、第1の心電波形のデータを記憶
手段に書き込み、第2のCPUの制御によって、第2の
信号処理系の記憶媒体から読出された第2の心電波形の
データを上記記憶手段に書き込み、第1の期間に続く第
2の期間では、第1のCPUの制御によって、第2の心
電波形のデータを記憶手段から読出し、第2のCPUの
制御によって、記憶手段から読出された第1の心電波形
のデータを第2の信号処理系の記憶媒体に書込むように
したした構成としている。
【0010】
【作用】第1のCPUによって制御される第1の信号処
理系と、第2のCPUによって制御される第2の信号処
理系とは、記憶手段を介して接続されている。
【0011】例えば、任意に設定される第1の期間では
、再生された第1の心電波形のデータが第1のCPUの
制御によって記憶手段に転送される。また、第2の信号
処理系の記憶媒体に予め蓄積されている第2の心電波形
のデータが第2のCPUの制御によって読出されると共
に、記憶手段に転送される。
【0012】上述の第1及び第2のCPUによって制御
される第1及び第2の心電波形のデータの転送は並行し
て行われる。
【0013】次いで、第1のCPUの制御によって第1
の心電波形のデータが記憶手段に書込まれ、第2のCP
Uの制御によって第2の心電波形のデータが記憶手段に
書き込まれる。
【0014】上述の第1及び第2の心電波形のデータの
記憶手段に対する書込みのアクセスが略々同時に発生し
た場合には、第1及び第2の心電波形のデータの何れか
一方が先に書込まれ、残る他方が後に書込まれる。
【0015】上述の第1の期間に続く第2の期間では、
第1のCPUの制御によって第2の心電波形のデータが
記憶手段から読出され、第2のCPUの制御によって第
1の心電波形のデータが記憶手段から読出される。
【0016】上述の第1及び第2の心電波形のデータの
記憶手段に対する読出しのアクセスが略々同時に発生し
た場合には、第1及び第2の心電波形のデータの何れか
一方が先に読出され、残る他方が後に読出される。
【0017】次いで、第1のCPUの制御によって、記
憶手段から読出された第2の心電波形のデータがホスト
コンピュータに転送され、また、第2のCPUの制御に
よって、記憶手段から読出された第1の心電波形のデー
タが第2の信号処理系の記憶媒体に転送され、記憶され
る。
【0018】上述の第1及び第2のCPUによって制御
されるデータの転送は、並行して行われる。
【0019】
【実施例】以下、この発明の一実施例について図1及び
図2を参照して説明する。図1に示される記録・再生装
置1は、システム全体の制御権を有するCPU〔以下、
マスタCPUと称する〕6によって制御される第1信号
処理系2と、マスタCPU6の動作に対応して或いはマ
スタCPU6の制御に基づいて動作するCPU〔以下、
スレーブCPUと称する〕7によって制御される第2信
号処理系3と、メモリ部4とから主に構成されている。
【0020】この記録・再生装置1は、マスタCPU6
とスレーブCPU7からなるツインCPUシステムとさ
れており、このマスタCPU6とスレーブCPU7は非
同期で動作する。
【0021】マスタCPU6はシステム全体の制御権を
有しており、マスタCPU6は、自身のステータス情報
をバッファメモリ17のコントロールエリアに書込む。 このステータス情報とは、CPU或いはシステム全体が
、どのような制御状態にあるかを示すものである。例と
して、スレーブCPU7へのコマンド、バッファメモリ
12、13、17、20、調停回路32に対する書込み
・読出しの指示、エラー訂正、インターフエース回路2
2からの信号等がある。
【0022】スレーブCPU7は、バッファメモリ17
のコントロールエリアに書込まれたステータス情報を読
出して自身の動作を決定する。また、スレーブCPU7
も、自身のステータス情報をバッファメモリ17のコン
トロールエリアに書込むことができる。これによって、
スレーブCPU7の状態をマスタCPU6に知らせるこ
とが可能となる。この動作を、サイクル的に行うことに
よって、データの転送制御が可能となる。
【0023】メモリ部4は、記憶手段としてのバッファ
メモリ17と、マスタCPU6及びスレーブCPU7か
らのバッファメモリ17に対するアクセスを調停する調
停回路〔後述〕とから主に構成されている。
【0024】バッファメモリ17は、記憶手段としての
機能の他に第1信号処理系2と第2信号処理系3を接続
するインターフエースとしての機能をも有する。即ち、
このバッファメモリ17は、心電波形のデータを記録す
るデータエリアと、マスタCPU6及びスレーブCPU
7のステータス情報を記録するコントロールエリアとを
有する構成とされている。従って、上述のマスタCPU
6とスレーブCPU7がコントロールエリアを介して相
互にステータス情報を交換することで、データ転送を初
めとしてシステム全体の制御がなされる。
【0025】第1信号処理系2は、マスタCPU6によ
って制御されるもので、第1信号処理系2は端子8を介
して供給される心電波形のデータを、メモリ部4を介し
て第2信号処理系3へ供給し、或いは、心電波形のデー
タを、後述するインターフエース回路を介して直接ホス
トコンピュータ9へ供給するものである。
【0026】第1信号処理系2では、端子8を介して供
給される心電波形のデータが、FIFOメモリ11を介
してバッファメモリ12に供給されると共に、バッファ
メモリ13に供給される。心電波形のデータは、マスタ
CPU6の制御によって、バッファメモリ12及び/ま
たはバッファメモリ13に書込まれる。
【0027】マスタCPU6の制御によって、バッファ
メモリ12或いはバッファメモリ13から読出されたデ
ータは、例えば、16ビットのバス幅のデータバスを備
えてなるバス15を介してメモリ部4のバッファメモリ
17に供給され、或いは出力側のバッファメモリ20に
供給される。尚、バス15は、アドレスバス、データバ
ス、コントロールバス等から構成される。
【0028】バッファメモリ12或いはバッファメモリ
13から読出されたデータの転送先は、第2信号処理系
3のバス26に設けられているデイップスイッチ38の
電源ON時に於ける設定状態によって規定される。
【0029】即ち、電源ON時に、スレーブCPU7は
、デイップスイッチ38の内容を読取ると共に、この内
容をバッファメモリ17のコントロールエリアに書き込
む。マスタCPU6は、このデイップスイッチ38の内
容を読取って判断しデータの転送先を決定する。
【0030】その後は、ホストコンピュータ9、マスタ
CPU6の都合によって、データの転送先を変更するこ
とも可能である。この場合には、マスタCPU6が、デ
ータの新たな転送先をバッファメモリ17のコントロー
ルエリアに書き込む。スレーブCPU7は、この書き込
まれた内容を読取って判断し、これに対応する処理を行
う。以下にその一例を説明する。
【0031】電源ON時には、端子8を介して供給され
るデータを直接、ホストコンピュータ9に供給するよう
に指定されている場合、上述のデータはバッファメモリ
20、インターフエース回路22を介してホストコンピ
ュータ9に供給される。
【0032】次いで、任意の時点に於いて、ホストコン
ピュータ9側から、第2信号処理系3のハードデイスク
装置25a〜25nにて保持されているデータをホスト
コンピュータ9に供給するように制御された場合には、
マスタCPU6がその旨をバッファメモリ17のコント
ロールエリアに書込む。
【0033】スレーブCPU7は、バッファメモリ17
のコントロールエリアから書込まれた内容を読出す。ス
レーブCPU7は、アドレスコントローラ27及びハー
ドデイスク装置25a〜25nを制御して、ハードデイ
スク装置25a〜25nから必要なデータを読出すと共
に、該データを、バス30、インターフエース回路29
、バッファメモリ28、バス26を介して、バッファメ
モリ17に書込む。バス26は、アドレスバス、データ
バス、コントロールバス等から構成される。
【0034】この後、マスタCPU6の制御によって、
バッファメモリ17から上述のデータが読出され、バッ
ファメモリ20、インターフエース回路22を介して、
ホストコンピュータ9に供給される。上述のインターフ
エース回路22としては、SCSI(Small Co
mputer System Interface)が
用いられている。
【0035】アドレスコントローラ21は、マスタCP
U6によって制御されるもので、上述のバッファメモリ
20に対する書込み/読出しの制御を行うと共に、バッ
ファメモリ20に対して書込みアドレス/読出しアドレ
ス等を供給する。また、このアドレスコントローラ21
は、インターフエース回路22をも制御するもので、バ
ッファメモリ20から読出されたデータを、インターフ
エース回路22、伝送路23を介してホストコンピュー
タ9に供給するものである。
【0036】一方、第2信号処理系3は、スレーブCP
U7によって制御されるもので、この第2信号処理系3
はハードデイスク装置25a〜25nからバッファメモ
リ17へハードデイスク装置25a〜25nに格納され
ている以前の心電波形のデータを供給し、或いは、バッ
ファメモリ17から新しい心電波形のデータを読出して
上述のハードデイスク装置25a〜25nに格納するも
のである。
【0037】アドレスコントローラ27は、スレーブC
PU7によって制御される。このアドレスコントローラ
27では、上述のバッファメモリ28に対する書込み/
読出しの制御を行うと共に、バッファメモリ28に対し
て書込みアドレス/読出しアドレス等を供給する。
【0038】アドレスコントローラ27は、インターフ
エース回路29をも制御するものである。このアドレス
コントローラ27の制御によって、ハードデイスク装置
25a〜25nから読出されたデータを、バス30、イ
ンターフエース回路29、バッファメモリ28を介して
バッファメモリ17に供給する。
【0039】また、このアドレスコントローラ27の制
御によって、バッファメモリ17から読出されたデータ
をバッファメモリ28に書込むと共に、書込まれている
データをバッファメモリ28から読出してハードデイス
ク装置25a〜25nに供給して記録する。上述のイン
ターフエース回路29としては、SCSI(Small
 Computer System Interfac
e)が用いられている。
【0040】ところで、上述のバッファメモリ17は、
デュアルポートメモリのため、第1及び第2信号処理系
2、3からアクセスされる。このため、第1或いは第2
信号処理系2、3からのアクセスに対する調停が必要に
なる。
【0041】第1或いは第2信号処理系2、3の双方が
同時にアクセスした時、或いは第1或いは第2信号処理
系2、3の何れか一方がアクセスしている時に他方がア
クセスした時は、アクセスを受け付けないようにしなけ
ればならない。このため、メモリ部4には、バッファメ
モリ17の第1或いは第2信号処理系2、3からのアク
セスに対する調停を行うための調停回路32が設けられ
ている。
【0042】調停回路32には、マスタCPU6からチ
ップセレクト信号(CS*)1、リード/ライト信号R
/(W*)1〔以下、この明細書では負論理を記号(*
)にて表すものとする〕が供給されると、マスタCPU
6からアクセスされていることを示す信号(BUSY*
)1が形成され出力される。また、スレーブCPU7か
らチップセレクト信号(CS*)2、リード/ライト信
号R/(W*)2が供給されると、スレーブCPU7か
らアクセスされていることを示す信号(BUSY*)2
が形成され出力される。。
【0043】上述の信号(BUSY*)1、(BUSY
*)2は、マスタCPU6或いはスレーブCPU7の内
、早くアクセスした方のCPUに応じて形成され、出力
される。
【0044】上述の信号(BUSY*)2は、ORゲー
ト35の一方の端子に供給され、また、マスタCPU6
から出力されるチップセレクト信号(CS*)1が、O
Rゲート35の他方の端子に供給される。
【0045】このORゲート35に供給される信号(B
USY*)2及びチップセレクト信号(CS*)1が共
にローレベルである時、このORゲート35にてローレ
ベルのホールト信号SHA*が形成され、マスタCPU
6のホールト端子に、上述のホールト信号SHA*が供
給される。 尚、このホールト信号SHA*を供給する端子としては
、ホールト端子に代えて、ウエイト端子としてもよい。
【0046】上述の信号(BUSY*)1は、ORゲー
ト36の一方の端子に供給され、また、スレーブCPU
7から出力されるチップセレクト信号(CS*)2が、
ORゲート36の他方の端子に供給される。
【0047】このORゲート36に供給される信号(B
USY*)1及びチップセレクト信号(CS*)2が共
にローレベルである時、このORゲート36にてローレ
ベルのホールト信号SHA*が形成され、スレーブCP
U7のホールト端子に、上述のホールト信号SHA*が
供給される。尚、このホールト信号SHA*を供給する
端子としては、ホールト端子に代えて、ウエイト端子と
してもよい。
【0048】ホールト端子或いはウエイト端子に供給さ
れるホールト信号SHA*に基づいて、マスタCPU6
は制御動作を停止すると共に、バス15をハイインピー
ダンスにする。スレーブCPU7の場合も同様である。
【0049】次いで、図1及び図2を参照し作用につい
て説明する。図2に於いて、上側の実線L1はマスタC
PU6の動作状態を表し下側の実線L2はスレーブCP
U7の動作状態を表し、また、T1は第1の期間、T2
は第2の期間を夫々表している。そして、t0〜t4は
夫々、時点を表している。
【0050】以下の説明では、第1信号処理系2のバッ
ファメモリ17に対するデータの書込み・読出しのアク
セスが、第2信号処理系3のバッファメモリ17に対す
るデータの書込み・読出しのアクセスよりも先に行われ
る例について説明されている。
【0051】また、この作用に於ける説明では、端子8
を介して供給されるデータを、一旦、第2信号処理系3
のハードデイスク装置25a〜25nに格納すると共に
、ハードデイスク装置25a〜25nに既に格納されて
いる以前のデータを第1信号処理系2を介してホストコ
ンピュータ9に供給する状態について説明する。
【0052】(1)第1の期間T1の時点t0〜t1に
於ける動作についての説明 (1−1)第1信号処理系2に於ける動作についての説
明 時点t0に於いて、マスタCPU6は、自身のステータ
ス情報をバッファメモリ17のコントロールエリアに書
込む。この場合のステータス情報としては、第1信号処
理系2から新たな心電波形のデータ〔以下、この明細書
中では、新データと称する〕を第2信号処理系3に供給
すると共に、第2信号処理系3にて保持されている以前
の心電波形のデータ〔以下、この明細書中では、前デー
タと称する〕を第1信号処理系2に供給する内容とされ
る。
【0053】また、これと共に、マスタCPU6の制御
によって、端子8を介して供給されるデータを、FIF
Oメモリ11を介し、バッファメモリ12に転送し書込
む。このデータ転送は時点t0〜t1の間、継続して行
われる。
【0054】(1−2)第2信号処理系3に於ける動作
についての説明 スレーブCPU7は、バッファメモリ17のコントロー
ルエリアに書込まれたステータス情報を読出し、これに
基づいて、動作を決定する。即ち、スレーブCPU7で
は、ハードデイスク装置25a〜25nから前データを
読出すべくアドレスコントローラ27を制御する。これ
と共に、スレーブCPU7では、前データを読出すべく
アドレスコントローラ27を制御している内容のステー
タス情報をバッファメモリ17のコントロールエリアに
書込み、スレーブCPU7の状態をマスタCPU6に知
らせる。
【0055】スレーブCPU7は、ハードデイスク装置
25a〜25nを制御して、該ハードデイスク装置25
a〜25nに既に格納されている前データを読出し、バ
ス30、インターフエース回路29を介してバッファメ
モリ28に転送し書込む。このデータ転送は時点t0〜
t1の間、継続して行われる。
【0056】図2に示される時点t0〜t1の間、マス
タCPU6、スレーブCPU7の制御によって新データ
及び前データの転送が並行して行われる。
【0057】(2)第1の期間T1の時点t1〜t2に
於ける動作についての説明 時点t1〜t2では、マスタCPU6、スレーブCPU
7からバッファメモリ17に対し新データ、前データの
転送・書込みがなされる。この一実施例に於いて、バッ
ファメモリ17に対する書き込みの順序は、マスタCP
U6の制御によって新データの書込みがなされた後に、
スレーブCPU7の制御によって前データの書込みがな
されるものとしている。
【0058】マスタCPU6は、自身のステータス情報
を、バッファメモリ17のコントロールエリアに書込む
。この場合のステータス情報としては、第1信号処理系
2から供給される新データ及び、第2信号処理系3から
供給される前データをバッファメモリ17に書込む内容
とされる。
【0059】また、これと共に、マスタCPU6の制御
によって、バッファメモリ12に格納されている新デー
タを読出して、バッファメモリ17に転送し書込む。こ
の過程をACT11 として示す。
【0060】スレーブCPU7は、バッファメモリ17
のコントロールエリアに書込まれたステータス情報を読
出し、これに基づいて、動作を決定する。即ち、スレー
ブCPU7では、バッファメモリ28に格納されている
前データを読出して、バッファメモリ17に転送し書込
む。この過程をACT21 として示す。
【0061】前述したように、バッファメモリ17に対
する新データ、前データの書込みの順序は調停回路32
によって決定される。図2の例では、マスタCPU6の
制御によって供給される新データが先にバッファメモリ
17に書込まれ、スレーブCPU7の制御によって供給
される前データが後からバッファメモリ17に書込まれ
るものとされている。
【0062】マスタCPU6から調停回路32に対し、
チップセレクト信号(CS*)1、リード/ライト信号
R/(W*)1が供給される。その後に、スレーブCP
U7から調停回路32に対し、チップセレクト信号(C
S*)2、リード/ライト信号R/(W*)2が供給さ
れる。
【0063】図2の例では、マスタCPU6が、スレー
ブCPU7よりも早く調停回路32に対してチップセレ
クト信号(CS*)1、リード/ライト信号R/(W*
)1を供給しているので、信号(BUSY*)1が形成
される。この信号(BUSY*)1に基づいて、ORゲ
ート36からはホールト信号SHA*が、スレーブCP
U7のホールト端子に供給され、スレーブCPU7を待
機状態とする。
【0064】このようにして、図2中、ACT11 で
示されるように、新データが先にバッファメモリ17の
データエリアに書き込まれる。新データのバッファメモ
リ17に対する書込みが終了すると、次いで、マスタC
PU6が待機状態とされ、図2中、ACT21 で示さ
れるように、前データが、バッファメモリ17のデータ
エリアに書込まれる。
【0065】(3)第2の期間T2の時点t2〜t3に
於ける動作についての説明 時点t2〜t3では、マスタCPU6、スレーブCPU
7の制御によって、バッファメモリ17に格納されてい
る新データ、前データの読出しがなされる。このバッフ
ァメモリ17からの読出しの順序は、書込み時と同様、
マスタCPU6の制御によって前データの読出しがなさ
れた後に、スレーブCPU7の制御によって新データの
読出しがなされるものとしている。
【0066】マスタCPU6は、自身のステータス情報
を、バッファメモリ17のコントロールエリアに書込む
。この場合のステータス情報としては第1信号処理系2
側はバッファメモリ17に格納されている前データを読
出すと共に、第2信号処理系3側はバッファメモリ17
に格納されている新データを読出す内容とされる。
【0067】スレーブCPU7は、バッファメモリ17
のコントロールエリアに書込まれたステータス情報を読
出し、これに基づいて、動作を決定する。
【0068】時点t2〜t3の間、バッファメモリ17
のデータエリアからのデータの読出しがなされる。この
読出しの順序は、上述のデータの書込み時と同様に調停
回路32によって、決定される。そして、決定された順
序、図2の例では、前データ、新データの順序で、バッ
ファメモリ17からデータが読出される。
【0069】第1信号処理系2では、マスタCPU6の
制御によってバッファメモリ17から読出した前データ
を、アドレスコントローラ21の制御によってバッファ
メモリ20に書込む。この読出しから書込みに至る過程
を、図2中、ACT21 として示す。また、第2信号
処理系3では、スレーブCPU7の制御によってバッフ
ァメモリ17から読出した新データを、アドレスコント
ローラ29の制御によってバッファメモリ28に書込む
。この読出しから書込みに至る過程を、図2中、ACT
22 として示す。
【0070】(4)第2の期間T2の時点t3〜t4に
於ける動作についての説明 (4−1)第1信号処理系2に於ける動作についての説
明 時点t3に於いて、マスタCPU6は、自身のステータ
ス情報をバッファメモリ17のコントロールエリアに書
込む。この場合のステータス情報としては、第2信号処
理系2では保持している前データをバッファメモリ20
から読みだしてホストコンピュータ9に供給すると共に
、第2信号処理系3では保持している新データをバッフ
ァメモリ28から読出してハードデイスク装置25a〜
25nに格納する内容とされる。
【0071】また、これと共に、マスタCPU6は、バ
ッファメモリ20から読出される前データをホストコン
ピュータ9に供給するために、アドレスコントローラ2
1を用いてバッファメモリ20、インターフエース回路
22を制御させる。
【0072】バッファメモリ20から読出された前デー
タは、インターフエース回路22、伝送路23を介して
ホストコンピュータ9に供給される。
【0073】(3−2)第2信号処理系3に於ける動作
についての説明 スレーブCPU7は、バッファメモリ17のコントロー
ルエリアに書込まれたステータス情報を読出し、これに
基づいて、動作を決定する。即ち、スレーブCPU7で
は、アドレスコントローラ27に対して、ハードデイス
ク装置25a〜25nに新データを格納するために、バ
ッファメモリ28、インターフエース回路29を制御さ
せる。
【0074】これと共に、スレーブCPU7では、新デ
ータを格納すべくハードデイスク装置25a〜25nの
制御を表すステータス情報を、バッファメモリ17のコ
ントロールエリアに書込こみ、スレーブCPU7の状態
をマスタCPU6に知らせる。
【0075】スレーブCPU7の制御によって、バッフ
ァメモリ28から読出された新データは、バス26、イ
ンターフエース回路29、更にバス30を介してハード
デイスク装置25a〜25nに供給され格納される。
【0076】図2に示される時点t3〜t4の間、マス
タCPU6、スレーブCPU7の制御によって、新デー
タ及び前データの転送が並行して行われる。
【0077】この一実施例では、まず、第1の期間T1
の時点t0〜t1に於いて、第1信号処理系2でなされ
る新データのバッファメモリ12に対する転送と、第2
信号処理系3でなされる前データのバッファメモリ28
に対する転送を並行して行い、次いで、第2の期間T2
の時点t3〜t4に於いて、第1信号処理系2でなされ
る前データのホストコンピュータ9への供給と、第2信
号処理系3でなされる新データのハードデイスク装置2
5a〜25nへの供給及び格納を並行して行なっている
ので、単位処理時間を短縮でき、これによって、ホスト
コンピュータ9の自由度、効率を制約することなく、ホ
ストコンピュータ9の能力を十分に活かすことができ、
この結果、ホストコンピュータ9のスループットを上げ
ることができる。
【0078】
【発明の効果】この発明にかかる記録・再生装置によれ
ば、第1の期間に於いて、第1のCPUの制御によって
なされる第1の心電波形のデータの記憶手段への転送、
書込みと、第2のCPUの制御によってなされる第2の
心電波形のデータの記憶手段への転送、書込みとが略々
並行して行われ、次いで、第1の期間に続く第2の期間
に於いて、第1のCPUの制御によってなされる記憶手
段からの第2の心電波形のデータの読出し転送と、第2
のCPUの制御によってなされる記憶手段からの第1の
心電波形のデータの読出し転送が並行して行われるので
、単位処理時間を短縮できてホストコンピュータのスル
ープットを上げることができるという効果があり、これ
によって、ホストコンピュータの自由度、効率を制約す
ることなく、ホストコンピュータ本来の能力を十分に活
かすことができるという効果がある。
【0079】即ち、ホストコンピュータ側では、新たに
供給される心電波形のデータ或いは、第2信号処理系の
記録媒体に格納されている心電波形のいずれであっても
必要に応じて処理でき、この結果、単位処理時間を短縮
でき、ホストコンピュータのスループットを上げること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を示す記録・再生装置のブ
ロック図である。
【図2】記録・再生装置の動作状態を示す説明図である
【図3】従来例を示すブロック図である。
【符号の説明】
2  第1信号処理系 3  第2信号処理系 4  メモリ部 6  マスタCPU 7  スレーブCPU 9  ホストコンピュータ 12、17、20、28  バッファメモリ22、29
  インターフエース回路 25a〜25n  ハードデイスク装置32  調停回
路 T1、T2  期間

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  第1のCPUと、該第1のCPUによ
    って制御される第1の信号処理系と、第2のCPUと、
    該第2のCPUによって制御される第2の信号処理系と
    、上記第1及び第2の信号処理系の間に配されている記
    憶手段とからなり、任意に設定される第1の期間では、
    上記第1のCPUの制御によって、第1の心電波形のデ
    ータを上記記憶手段に書き込み、上記第2のCPUの制
    御によって、上記第2の信号処理系の記憶媒体から読出
    された第2の心電波形のデータを上記記憶手段に書き込
    み、上記第1の期間に続く第2の期間では、上記第1の
    CPUの制御によって、第2の心電波形のデータを上記
    記憶手段から読出し、上記第2のCPUの制御によって
    、上記記憶手段から読出された第1の心電波形のデータ
    を上記第2の信号処理系の記憶媒体に書込むようにした
    ことを特徴とする記録・再生装置。
JP3141388A 1991-05-17 1991-05-17 記録・再生装置 Pending JPH04341237A (ja)

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JP3141388A JPH04341237A (ja) 1991-05-17 1991-05-17 記録・再生装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2017150156A1 (ja) * 2016-02-29 2017-09-08 日本電信電話株式会社 心拍検出方法および心拍検出装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2017150156A1 (ja) * 2016-02-29 2017-09-08 日本電信電話株式会社 心拍検出方法および心拍検出装置
US10945623B2 (en) 2016-02-29 2021-03-16 Nippon Telegraph And Telephone Corporation Heartbeat detection method and heartbeat detection device

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