JPH09161489A - 不揮発性メモリ装置 - Google Patents

不揮発性メモリ装置

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JPH09161489A
JPH09161489A JP32137995A JP32137995A JPH09161489A JP H09161489 A JPH09161489 A JP H09161489A JP 32137995 A JP32137995 A JP 32137995A JP 32137995 A JP32137995 A JP 32137995A JP H09161489 A JPH09161489 A JP H09161489A
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data
flash memory
cpu
memory
port ram
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JP32137995A
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Masashi Ito
昌志 伊藤
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NEC Engineering Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 信頼性を向上させるとともに、上位装置にお
ける処理速度の低下を招くことなく、高速にアクセス可
能とする。 【解決手段】 データ比較器13はデュアルポートRA
11に記憶されているデータとフラッシュメモリ12に
記憶されているデータとを先頭アドレスから最終アドレ
スまで順次比較する。データ比較器13はその比較でデ
ータの不一致を検出すると、CPU14に対して割込み
信号を出力する。CPU14は割込み信号が入力される
と、データ比較器13から入力されたアドレスを含むフ
ラッシュメモリ12の消去ブロックを消去し、その消去
ブロックの範囲のデータをデュアルポートRAM11か
ら読出してフラッシュメモリ12に書込む。不揮発性メ
モリ装置1に電源が投入されると、CPU14はフラッ
シュメモリ12の全データをデュアルポートRAM11
に転送する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は不揮発性メモリ装置
に関し、特にアナログ音声信号をPCM(Pulse
Code Modulation)ディジタル信号に変
換して記憶するオーディオファイル装置に用いられる不
揮発性メモリ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のオーディオファイル装置
においては、アナログ音声信号をA/D(アナログ/デ
ィジタル)変換によってPCMディジタル信号に変換
し、半導体メモリや磁気ディスク等の記録媒体に蓄積し
ている。
【0003】オーディオファイル装置では記録媒体に蓄
積したPCMディジタル信号を読出し、そのPCMディ
ジタル信号をD/A(ディジタル/アナログ)変換する
ことでアナログ音声信号を再生している。このオーディ
オファイル装置は主にラジオ・テレビ放送で使用するC
M(コマーシャル)や番組の記録・再生装置として使用
されており、CM等の場合には長期間繰返し使用される
ので、記録媒体に対しては高度の信頼性が要求される。
【0004】また、音声信号はディジタル信号化して高
速に処理しているため、1台のオーディオファイル装置
には同時に処理できるアナログ信号の入出力ポートを有
している。
【0005】上記のオーディオファイル装置の記録媒体
部分としてはハードディスク装置が用いられているが、
ハードディスク装置は機械製品であるので信頼性が低
く、MTBF(Mean Time Between
Failures:予測平均故障間隔)も約2年である
ため、定期的なオーバホールが必要となり、ランニング
コストが増大する。
【0006】そのため、音声や映像の記録といったリア
ルタイムなアクセスが要求される分野では、DRAM
(Dynamic Random Access Me
mory)またはSRAM(Static Rando
m Access Memory)等の高速な半導体メ
モリが使用されている。また、これらDRAMやSRA
Mは揮発性メモリであるため、電源が切断された時でも
データを保持するのにバッテリバックアップ等の処置が
必要となる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のオーデ
ィオファイル装置では、記録媒体としてDRAMやSR
AM等の高速な半導体メモリが使用されており、電源が
切断された時でもデータを保持するためにバッテリバッ
クアップ等の処置がとられている。
【0008】しかしながら、バッテリバックアップ等の
処置に用いられるバッテリもMTBFが2年程度なの
で、ハードディスク装置と同様に定期的にオーバホール
する必要がある。
【0009】DRAMやSRAM等と同様の高速な半導
体メモリとしてはフラッシュメモリがあるが、フラッシ
ュメモリに対するデータの書込みはDRAMやSRAM
等におけるデータの書込みと異なり、データを書込むべ
きメモリブロックを消去してからデータを書込む必要が
ある。
【0010】したがって、フラッシュメモリを記録媒体
として用いた場合にはまずフラッシュメモリに対して消
去動作を行わなければならないため、その消去動作が終
わるまでメモリブロックへの書込みを待たなければなら
ない。すなわち、フラッシュメモリを用いると、信頼性
が向上し、メンテナンスフリーとなるが、DRAMやS
RAMに比べて書込み時間が遅いので、フラッシュメモ
リをリアルタイムなアクセスが要求されるオーディオフ
ァイル装置に用いることは困難である。
【0011】特開昭62−123521号公報には、フ
ロッピディスク装置のデータ転送に専用のDMAとバッ
ファメモリとを持つことにより、フロッピディスク装置
のデータを転送中でもバス使用権をDMAに渡す必要が
なく、CPU(中央処理装置)が休止することなく、他
の処理を実行できるようにした技術がある。
【0012】この技術では、フロッピディスク装置の制
御に対する専用のメモリ直接アクセス装置と、そのメモ
リ直接アクセス装置からのアドレス及びCPUのアドレ
スのうちのいずれからでもアクセス可能なバッファメモ
リと、このバッファメモリとCPUとに接続されたデー
タバスと、バッファメモリとデータバスとフロッピディ
スク装置の制御装置とに接続されたローカルデータバス
とを備え、メモリ直接アクセス装置によりローカルデー
タバスを通じてフロッピディスク装置とバッファメモリ
との間でデータ転送を可能としている。
【0013】CPUとフロッピディスク装置との間でデ
ータアクセスを行う場合、フロッピディスク装置がCP
Uに対してバスリクエストを出してバスを占有し、CP
Uの動作を止めてからフロッピディスク装置と主メモリ
との間でデータアクセスを行った後にバスを解放し、バ
スを解放してからCPUが主メモリをアクセスするとい
う処理を行っている。
【0014】この処理方法ではデータアクセスを行って
いる間はCPUの動作ができないため、フロッピディス
ク装置とのデータアクセスが発生すると、そのシステム
の処理速度が低下する。
【0015】その処理速度の低下を防ぐために、フロッ
ピディスク装置とCPUとの間にどちらからでも独立し
てデータアクセスを行うことができるバッファメモリを
備えている。これによって、フロッピディスク装置とバ
ッファメモリとの間でデータアクセスを行っている間も
CPUの動作を止めなくてよいため、処理速度の低下を
防ぐことができる。
【0016】しかしながら、バッファメモリの容量がフ
ロッピディスク装置の容量に比べて小さいため、バッフ
ァメモリとフロッピディスク装置との間のデータアクセ
スが低速となり、そのデータアクセスが終了するまで中
央処理装置の動作が待たされるので、処理速度が低下し
てしまう。
【0017】また、バッファメモリとフロッピディスク
装置との間でデータアクセスを行う場合には、CPUが
フロッピディスク装置の制御を行う必要があるので、こ
れが処理速度の低下を招く要因となる。
【0018】そこで、本発明の目的は上記の問題点を解
消し、信頼性を向上することができるとともに、上位装
置における処理速度の低下を招くことなく、高速にアク
セスすることができる不揮発性メモリ装置を提供するこ
とにある。
【0019】
【課題を解決するための手段】本発明による不揮発性メ
モリ装置は、上位装置からのデータを記憶するフラッシ
ュメモリと、前記フラッシュメモリの容量と同一容量を
持ちかつ前記上位装置からのデータを前記フラッシュメ
モリに記憶する前に一時格納する格納手段と、前記フラ
ッシュメモリに記憶されたデータと前記格納手段に格納
されたデータとを比較する比較手段と、前記比較手段で
不一致が検出された時にその不一致が検出されたデータ
が記憶されている前記フラッシュメモリの領域に対する
消去処理を行ってから前記格納手段内の対応するデータ
を前記領域に書込む手段とを備えている。
【0020】本発明による不揮発性メモリ装置は、上記
の構成のほかに、電源が投入された時に前記フラッシュ
メモリの内容を前記格納手段に転送する手段を備えてい
る。
【0021】
【発明の実施の形態】まず、本発明の作用について以下
に述べる。
【0022】本発明による不揮発性メモリ装置はフラッ
シュメモリと、フラッシュメモリの容量と同じ容量のデ
ュアルポートRAM(Random Access M
emory)と、データ比較器と、CPUとを備えてお
り、ホストCPUが不揮発性メモリ装置にデータを書込
む場合、ホストCPUインタフェースであるデュアルポ
ートRAMにデータを書込む。
【0023】デュアルポートRAMにデータが書込まれ
ると、デュアルポートRAMのデータとフラッシュメモ
リのデータとを比較するデータ比較器はデータの相違を
検出する。データ比較器はデータの相違を検出すると、
その相違の検出をCPUに割込みを発生して通知する。
【0024】データ比較器からの割込みを受取ったCP
Uはデータの相違が検出されたアドレスのデータが記憶
されているフラッシュメモリのメモリブロックに対する
消去処理を行い、データの相違が検出されたアドレスの
デュアルポートRAMのデータを消去処理を行ったフラ
ッシュメモリのメモリブロックに書込んでデータの更新
を行う。これらの処理動作は不揮発性メモリ装置のCP
UがホストCPUからの制御を一切受けずに独立して行
う。
【0025】それまで電源が断となっていた不揮発性メ
モリ装置に電源が投入されると、CPUのイニシャル動
作でフラッシュメモリのデータがデュアルポートRAM
に転送され、デュアルポートRAMの内容を電源切断前
の状態とし、デュアルポートRAMの内容を不揮発性メ
モリ装置のデータとしてホストCPUに提供する。この
動作も、不揮発性メモリ装置のCPUがホストCPUか
らの制御を一切受けずに独立して行うものである。
【0026】したがって、不揮発性メモリ装置とホスト
CPUとのインタフェースとしてデュアルポートRAM
を用いることで、SRAMと同等のアクセス速度を実現
することができる。この場合、フラッシュメモリに対す
る消去処理及び書込みや読出しを不揮発性メモリ装置内
のCPUがデータ比較器からの割込みによって自動的に
行っているので、ホストCPUにおいてオーバヘッドが
全く発生せずにSRAMと同等のアクセス速度を有した
不揮発性メモリを実現することができる。
【0027】次に、本発明の一実施例について図面を参
照して説明する。図1は本発明の一実施例の構成を示す
ブロック図である。図において、不揮発性メモリ装置1
はデュアルポートRAM11と、フラッシュメモリ12
と、データ比較器13と、CPU14とを備えている。
【0028】デュアルポートRAM11はその容量がフ
ラッシュメモリ12の容量と同じ容量となっており、ホ
ストCPU2から通常のRAMと同様に任意にリード/
ライトが行われる。
【0029】データ比較器13はCPU14から入力さ
れる比較開始(COMP START)信号がアクティ
ブになると、比較(COMP)中アンサをアクティブに
し、デュアルポートRAM11に記憶されているデータ
とフラッシュメモリ12に記憶されているデータとを先
頭アドレスから最終アドレスまで順次比較する動作を行
う。
【0030】データ比較器13は上記の比較動作でデー
タの不一致を検出すると、CPU14に対して割込み
(INT:interrupt)信号をアクティブにす
ることで通知し、比較動作を一時中断して比較中アンサ
をインアクティブにする。データ比較器13はCPU1
4からの比較開始信号が再度アクティブになるまで比較
動作を中断したままとなる。
【0031】CPU14はデータ比較器13からの割込
み信号がアクティブになり、比較中アンサがインアクテ
ィブになると、どのアドレスのデータで不一致が検出さ
れたのかを見るためにアドレスリード(ADD REA
D)信号をアクティブとし、データ比較器13からアド
レス信号を読出す。
【0032】CPU14はデュアルポートRAM11の
データとフラッシュメモリ12のデータとを一致させる
ために、フラッシュメモリ12に書込まれているデータ
を更新する作業を開始する。
【0033】フラッシュメモリ12はデータを書込む前
に書込み場所(メモリブロック)を消去しなければなら
ず、消去の単位は通常数Kワードの単位である。そのた
め、CPU14はデータ比較器13から入力されたアド
レスが含まれるフラッシュメモリ12の数Kワードの消
去ブロックを消去する。
【0034】次に、CPU14は消去ブロックの範囲の
データをデュアルポートRAM11から読出し、そのデ
ータをフラッシュメモリ12に書込んで消去ブロック内
のデータをデュアルポートRAM11のデータと同一に
する。CPU14はフラッシュメモリ12のデータを更
新すると、データ比較器13への比較開始信号をアクテ
ィブにしてデータ比較動作を再開させる。
【0035】一方、不揮発性メモリ装置1の電源が断と
なっている状態から電源が投入されて立ち上げられる
と、CPU14はフラッシュメモリ12の全データをデ
ュアルポートRAM11に転送し、デュアルポートRA
M11の内容を電源が切断される前の状態に復旧する。
【0036】図2は図1のデータ比較器13の構成を示
すブロック図である。図において、データ比較器13は
シーケンサ21と、アドレスカウンタ22と、3ステー
トバッファ23,24と、データラッチ25,26と、
コンパレータ27と、Dフリップフロップ(以下、DF
/Fとする)28,29とから構成されている。
【0037】シーケンサ21はデータ比較器13の動作
シーケンスを作り出し、アドレスカウンタ22はデュア
ルポートRAM11及びフラッシュメモリ12へのアド
レスを生成する。
【0038】3ステートバッファ23,24はアドレス
カウンタ22から出力されるアドレスやデュアルポート
RAM11及びフラッシュメモリ12に出力するチップ
セレクト(CS)、及びリード,ライト信号等の制御信
号をバスに出力する。
【0039】データラッチ25,26はデュアルポート
RAM11及びフラッシュメモリ12から出力されたデ
ータをラッチし、コンパレータ27はデータラッチ2
5,26にラッチされたデータを比較する。
【0040】Dフリップフロップ28はコンパレータ2
7から出力されるデータ不一致信号をラッチし、Dフリ
ップフロップ29はCPU14からデータ比較器13に
出力される比較開始信号をラッチする。
【0041】図3は図1のデータ比較器13の動作を示
すシーケンスチャートである。これら図1〜図3を用い
てデータ比較器13の動作について説明する。
【0042】CPU14から入力される比較開始信号が
アクティブになると、DF/F29はその比較開始信号
をラッチし、CPU14及びシーケンサ21への比較中
アンサをアクティブとする。
【0043】シーケンサ21はDF/F29から比較中
アンサが入力されると、カウンタリセット(COUNT
ER RESET)信号をアドレスカウンタ22に出力
し、アドレスカウンタ22から出力されるアドレスを0
にする。
【0044】このカウンタリセット信号は前回のアドレ
スがフラッシュメモリ12の最終アドレスであった場合
にのみ出力される。前回のアドレスがフラッシュメモリ
12の最終アドレスでなかった場合、シーケンサ21は
アドレスカウンタ22にカウントアップ(COUNT
UP)信号を出力する。
【0045】その後に、シーケンサ21は3ステートバ
ッファ23へのアウトプットイネーブル(OUTPUT
ENABLE)信号と、デュアルポートチップセレク
ト(DPCS)信号と、デュアルポートリード(DP
READ)信号とをアクティブにしてデュアルポートR
AM11からアドレス0のデータを読出し、デュアルポ
ートRAM11から読出したデータをデュアルポートラ
ッチトリガ(DP LATCH TRIG)信号でデー
タラッチ25にラッチする。
【0046】また、シーケンサ21は3ステートバッフ
ァ23へのアウトプットイネーブル信号と、フラッシュ
メモリチップセレクト(FMCS)信号と、フラッシュ
メモリリード(FM READ)信号とをアクティブに
してフラッシュメモリ12からアドレス0のデータを読
出し、フラッシュメモリ12から読出したデータをフラ
ッシュメモリラッチトリガ(FM LATCH TRI
G)信号でデータラッチ26にラッチする。
【0047】シーケンサ21は割込みラッチトリガ(I
NT LATCH TRIG)信号をDF/F28に出
力し、コンパレータ27においてデータラッチ25にラ
ッチされたデュアルポートRAM11からのデータとデ
ータラッチ26にラッチされたフラッシュメモリ12か
らのデータとを比較した結果であるデータ不一致信号
(A≠B)をDF/F28にラッチし、DF/F28か
らCPU14及びシーケンサ21に割込み信号を出力す
る。
【0048】コンパレータ27においてデータラッチ2
5にラッチされたデュアルポートRAM11からのデー
タとデータラッチ26にラッチされたフラッシュメモリ
12からのデータとの一致が検出されると、DF/F2
8からの割込み信号がインアクティブなので、シーケン
サ21はアドレスカウンタ22にカウントアップ信号を
出力して処理を続行する。
【0049】一方、コンパレータ27においてデータラ
ッチ25にラッチされたデュアルポートRAM11から
のデータとデータラッチ26にラッチされたフラッシュ
メモリ12からのデータとの不一致が検出されると、D
F/F28からの割込み信号がアクティブとなるので、
シーケンサ21は比較中リセット(COMP中RESE
T)信号をDF/F29に出力し、DF/F29からの
比較中アンサをインアクティブにする。これ以降、シー
ケンサ21はCPU14からの比較開始信号が再度アク
ティブとなるまで動作を中断する。
【0050】DF/F28からの割込み信号がアクティ
ブになると、CPU14はアドレスリード信号をアクテ
ィブとし、データ比較器13のアドレスカウンタ22の
値を読出し、コンパレータ27で不一致が検出されたア
ドレスを知る。
【0051】CPU14はこのアドレスが含まれるフラ
ッシュメモリ12の消去ブロックを算出し、算出した消
去ブロックを消去するための消去コマンドをフラッシュ
メモリ12に対して出力する。
【0052】フラッシュメモリ12において消去ブロッ
クの消去が終了すると、CPU14はその消去ブロック
に対応するデュアルポートRAM11のデータを読出
し、そのデータをフラッシュメモリ12に書込んでデュ
アルポートRAM11のデータとフラッシュメモリ12
のデータとを一致させる。
【0053】CPU14はフラッシュメモリ12のデー
タを更新すると、データ比較器13への比較開始信号を
再度アクティブとし、データ比較器13の処理を続行さ
せる。この場合、シーケンサ21はアドレスカウンタ2
2にカウントアップ信号を出力して処理を続行する。
【0054】このように、デュアルポートRAM11に
データが書込まれた時にデュアルポートRAM11のデ
ータとフラッシュメモリ12のデータとをデータ比較器
13で比較し、その比較でデータの相違を検出した時に
ホストCPU2とは独立に動作するCPU14に割込み
を発生し、CPU14によりフラッシュメモリ12のメ
モリブロックに対する消去処理とそのメモリブロックの
データの更新とを行うことによって、SRAMと同等の
アクセス速度を実現することができる。
【0055】この場合、フラッシュメモリ12に対する
消去処理及び書込みや読出しを不揮発性メモリ装置1内
のCPU14がデータ比較器13からの割込みによって
自動的に行っているので、ホストCPU2においてオー
バヘッドが全く発生せずにSRAMと同等のアクセス速
度を有した不揮発性メモリを実現することができる。
【0056】また、それまで電源が断となっていた不揮
発性メモリ装置1に電源が投入されると、CPU14の
イニシャル動作でフラッシュメモリ12のデータをデュ
アルポートRAM11に転送することによって、デュア
ルポートRAM11の内容を電源切断前の状態とするこ
とができ、デュアルポートRAM11の内容を不揮発性
メモリ装置1のデータとしてホストCPU2に提供する
ことができる。
【0057】よって、信頼性を向上することができると
ともに、上位装置(ホストCPU2)における処理速度
の低下を招くことなく、不揮発性メモリ装置1を高速に
アクセスすることができる。
【0058】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、上
位装置からのデータを記憶するフラッシュメモリの容量
と同一容量を持ちかつ上位装置からのデータをフラッシ
ュメモリに記憶する前に一時格納するデュアルポートR
AMを設け、フラッシュメモリに記憶されたデータとデ
ュアルポートRAMに格納されたデータとの比較で不一
致が検出された時にその不一致が検出されたデータが記
憶されているフラッシュメモリの領域に対する消去処理
を行ってからデュアルポートRAMの対応するデータを
その領域に書込むことによって、信頼性を向上すること
ができるとともに、上位装置における処理速度の低下を
招くことなく、高速にアクセスすることができるという
効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の構成を示すブロック図であ
る。
【図2】図1のデータ比較器の構成を示すブロック図で
ある。
【図3】図1のデータ比較器の動作を示すシーケンスチ
ャートである。
【符号の説明】
1 不揮発性メモリ装置 2 ホストCPU 11 デュアルポートRAM 12 フラッシュメモリ 13 データ比較器 14 CPU 21 シーケンサ 22 アドレスカウンタ 23,24 3ステートバッファ 25,26 データラッチ 27 コンパレータ 28,29 Dフリップフロップ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上位装置からのデータを記憶するフラッ
    シュメモリと、前記フラッシュメモリの容量と同一容量
    を持ちかつ前記上位装置からのデータを前記フラッシュ
    メモリに記憶する前に一時格納する格納手段と、前記フ
    ラッシュメモリに記憶されたデータと前記格納手段に格
    納されたデータとを比較する比較手段と、前記比較手段
    で不一致が検出された時にその不一致が検出されたデー
    タが記憶されている前記フラッシュメモリの領域に対す
    る消去処理を行ってから前記格納手段内の対応するデー
    タを前記領域に書込む手段とを有することを特徴とする
    不揮発性メモリ装置。
  2. 【請求項2】 電源が投入された時に前記フラッシュメ
    モリの内容を前記格納手段に転送する手段を含むことを
    特徴とする請求項1記載の不揮発性メモリ装置。
  3. 【請求項3】 前記格納手段は、複数の入出力ポートを
    含む書込み読出し自在のランダムアクセスメモリからな
    ることを特徴とする請求項1または請求項2記載の不揮
    発性メモリ装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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