JPH08221333A - Icカード装置 - Google Patents
Icカード装置Info
- Publication number
- JPH08221333A JPH08221333A JP7022452A JP2245295A JPH08221333A JP H08221333 A JPH08221333 A JP H08221333A JP 7022452 A JP7022452 A JP 7022452A JP 2245295 A JP2245295 A JP 2245295A JP H08221333 A JPH08221333 A JP H08221333A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- data
- host system
- main memory
- command
- read
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Techniques For Improving Reliability Of Storages (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 動作中の挿抜等による電源遮断があっても正
常動作するICカード装置を提供。 【構成】 ホストシステム1から送出される指令/終了
コマンドCMDに基づいて書込及び読出されるデータの
アドレスをデコード回路21が設定し、このデコード回
路21で設定されたアドレスにより、指令コマンドで書
込及び読出データをバックアップメモリ25が記憶し、
このバックアップメモリ25に記憶された書込及び読出
データによってデータ書込及び読出がメインメモリ26
で行なわれる。その後、検出回路24がホストシステム
1からの電源停止を検出した時のみ、補助電源22の供
給により、検出回路24が電源停止を検出時に終了コマ
ンドで書込及び読出が完了した書込及び読出データの
み、バックアップメモリ25にバックアップして記憶す
るよう制御回路23が制御する。
常動作するICカード装置を提供。 【構成】 ホストシステム1から送出される指令/終了
コマンドCMDに基づいて書込及び読出されるデータの
アドレスをデコード回路21が設定し、このデコード回
路21で設定されたアドレスにより、指令コマンドで書
込及び読出データをバックアップメモリ25が記憶し、
このバックアップメモリ25に記憶された書込及び読出
データによってデータ書込及び読出がメインメモリ26
で行なわれる。その後、検出回路24がホストシステム
1からの電源停止を検出した時のみ、補助電源22の供
給により、検出回路24が電源停止を検出時に終了コマ
ンドで書込及び読出が完了した書込及び読出データの
み、バックアップメモリ25にバックアップして記憶す
るよう制御回路23が制御する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ICカード装置に係
り、特に、動作中の挿抜等による電源遮断があっても正
常動作する手段を設けたICカード装置に関する。
り、特に、動作中の挿抜等による電源遮断があっても正
常動作する手段を設けたICカード装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のICカード装置は、図3に示すよ
うに、ICカード102がホストシステム1へ接続され
ている場合、電源はホストシステム1からICカード1
02のメインメモリ26などへ供給され、ホストシステ
ム1が接続されていない場合には、それに変わってメイ
ンメモリ26のデータをバックアップするために、補助
電源122がメインメモリ26へ電源を供給する。
うに、ICカード102がホストシステム1へ接続され
ている場合、電源はホストシステム1からICカード1
02のメインメモリ26などへ供給され、ホストシステ
ム1が接続されていない場合には、それに変わってメイ
ンメモリ26のデータをバックアップするために、補助
電源122がメインメモリ26へ電源を供給する。
【0003】また、従来のICカード装置は、ホストシ
ステム1から送出されるコマンドCMDとアドレスバス
MAを接続したデコード回路21を有し、アドレスバス
MAとコマンドCMDがアクセス状態となり、ホストシ
ステム1がメインメモリ26に対してデータの書込ある
いは読出を行う場合のみ、ホストシステム1からメイン
メモリ26へのアクセスを可能にする。
ステム1から送出されるコマンドCMDとアドレスバス
MAを接続したデコード回路21を有し、アドレスバス
MAとコマンドCMDがアクセス状態となり、ホストシ
ステム1がメインメモリ26に対してデータの書込ある
いは読出を行う場合のみ、ホストシステム1からメイン
メモリ26へのアクセスを可能にする。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この従来のICカード
装置は、ホストシステム1がメインメモリ26に対して
書込あるいは読出している活性状態中ICカード102
に抜去が行われると、途中でアクセスが中止されて、セ
ットアップやホールドタイムなどタイミング条件の不適
合や制御信号のフローティングなどにより、メインメモ
リ26には正確なデータは記憶出来ずにデータの破壊が
起こり、ICカード102がディスク形式で使用されて
いる場合、ファイル属性データが破壊されてファイル全
体のアクセスが出来なくなり、ICカード102の抜去
時の記憶データの保証ができないという課題があった。
装置は、ホストシステム1がメインメモリ26に対して
書込あるいは読出している活性状態中ICカード102
に抜去が行われると、途中でアクセスが中止されて、セ
ットアップやホールドタイムなどタイミング条件の不適
合や制御信号のフローティングなどにより、メインメモ
リ26には正確なデータは記憶出来ずにデータの破壊が
起こり、ICカード102がディスク形式で使用されて
いる場合、ファイル属性データが破壊されてファイル全
体のアクセスが出来なくなり、ICカード102の抜去
時の記憶データの保証ができないという課題があった。
【0005】そこで、本発明の目的は、動作中の挿抜等
による電源遮断があっても正常動作するICカード装置
を提供することにある。
による電源遮断があっても正常動作するICカード装置
を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ため、本発明によるICカード装置は、データの書込及
び読出を指令/終了する指令/終了コマンドを送出して
データ処理を行なうホストシステムと、このホストシス
テムから送出される指令/終了コマンドに基づいて書込
及び読出される上記データのアドレスを設定するデコー
ド回路と、このデコード回路で設定されたアドレスによ
り、上記指令コマンドで書込及び読出データを記憶して
上記終了コマンドで上記データの書込及び読出を終了す
るバックアップメモリと、このバックアップメモリに記
憶された書込及び読出データによってデータ書込及び読
出が行なわれるメインメモリと、上記ホストシステムか
らの電源供給及び電源停止を検出するする検出回路と、
この検出回路が上記ホストシステムからの電源停止を検
出した時のみ、この検出回路と上記バックアップメモリ
とメインメモリとにバックアップ電源を供給する補助電
源と、このバックアップ電源の供給により、上記検出回
路が電源停止を検出時に上記終了コマンドで書込及び読
出が完了した上記書込及び読出データのみ、上記バック
アップメモリにバックアップして記憶するよう制御し、
かつ上記メインメモリの書込及び読出を制御する制御回
路とを備えたICカードとで構成されたことを特徴とす
る。
ため、本発明によるICカード装置は、データの書込及
び読出を指令/終了する指令/終了コマンドを送出して
データ処理を行なうホストシステムと、このホストシス
テムから送出される指令/終了コマンドに基づいて書込
及び読出される上記データのアドレスを設定するデコー
ド回路と、このデコード回路で設定されたアドレスによ
り、上記指令コマンドで書込及び読出データを記憶して
上記終了コマンドで上記データの書込及び読出を終了す
るバックアップメモリと、このバックアップメモリに記
憶された書込及び読出データによってデータ書込及び読
出が行なわれるメインメモリと、上記ホストシステムか
らの電源供給及び電源停止を検出するする検出回路と、
この検出回路が上記ホストシステムからの電源停止を検
出した時のみ、この検出回路と上記バックアップメモリ
とメインメモリとにバックアップ電源を供給する補助電
源と、このバックアップ電源の供給により、上記検出回
路が電源停止を検出時に上記終了コマンドで書込及び読
出が完了した上記書込及び読出データのみ、上記バック
アップメモリにバックアップして記憶するよう制御し、
かつ上記メインメモリの書込及び読出を制御する制御回
路とを備えたICカードとで構成されたことを特徴とす
る。
【0007】
【実施例】次に、本発明について図面を参照して説明す
る。
る。
【0008】図1は、本発明の一実施例によるICカー
ド装置のブロック構成図である。
ド装置のブロック構成図である。
【0009】図2は、本発明の一実施例によるICカー
ド装置のタイミングチャートである。
ド装置のタイミングチャートである。
【0010】本発明の一実施例によるICカード装置
は、図1に示すように、データの書込及び読出を指令/
終了する指令/終了コマンドCMDを送出してデータ処
理を行なうホストシステム1と、このホストシステム1
から送出される指令/終了コマンドCMDに基づいて書
込及び読出されるデータのアドレスを設定するデコード
回路21と,このデコード回路21で設定されたアドレ
スにより、指令コマンドで書込及び読出データを記憶し
て終了コマンドでデータの書込及び読出を終了するバッ
クアップメモリ25と,このバックアップメモリ25に
記憶された書込及び読出データによってデータ書込及び
読出が行なわれるメインメモリ26と,ホストシステム
1からの電源供給及び電源停止を検出するする検出回路
24と,この検出回路24がホストシステム1からの電
源停止を検出した時のみ、この検出回路24とバックア
ップメモリ25とメインメモリ26とにバックアップ電
源を供給する補助電源22と,このバックアップ電源の
供給により、検出回路24が電源停止を検出時に終了コ
マンドで書込及び読出が完了した書込及び読出データの
み、バックアップメモリ25にバックアップして記憶す
るよう制御し、かつメインメモリ26の書込及び読出を
制御する制御回路23とを備えたICカード2とで構成
される。
は、図1に示すように、データの書込及び読出を指令/
終了する指令/終了コマンドCMDを送出してデータ処
理を行なうホストシステム1と、このホストシステム1
から送出される指令/終了コマンドCMDに基づいて書
込及び読出されるデータのアドレスを設定するデコード
回路21と,このデコード回路21で設定されたアドレ
スにより、指令コマンドで書込及び読出データを記憶し
て終了コマンドでデータの書込及び読出を終了するバッ
クアップメモリ25と,このバックアップメモリ25に
記憶された書込及び読出データによってデータ書込及び
読出が行なわれるメインメモリ26と,ホストシステム
1からの電源供給及び電源停止を検出するする検出回路
24と,この検出回路24がホストシステム1からの電
源停止を検出した時のみ、この検出回路24とバックア
ップメモリ25とメインメモリ26とにバックアップ電
源を供給する補助電源22と,このバックアップ電源の
供給により、検出回路24が電源停止を検出時に終了コ
マンドで書込及び読出が完了した書込及び読出データの
み、バックアップメモリ25にバックアップして記憶す
るよう制御し、かつメインメモリ26の書込及び読出を
制御する制御回路23とを備えたICカード2とで構成
される。
【0011】次に、本発明の一実施例によるICカード
装置の動作を、図面を参照して説明する。
装置の動作を、図面を参照して説明する。
【0012】本発明の一実施例によるICカード装置の
動作は、図1に示すように、ホストシステム1からメイ
ンメモリ26へのデータの書込動作は、まず、ホストシ
ステム1が送出するコマンドCMDによってアドレスバ
スMAをデコード回路21で解析させ、ホストシステム
1がメインメモリ26への書込動作を開始することを検
知し、デコード回路21が書込動作信号(反転WC)を
制御回路23に送出させる。
動作は、図1に示すように、ホストシステム1からメイ
ンメモリ26へのデータの書込動作は、まず、ホストシ
ステム1が送出するコマンドCMDによってアドレスバ
スMAをデコード回路21で解析させ、ホストシステム
1がメインメモリ26への書込動作を開始することを検
知し、デコード回路21が書込動作信号(反転WC)を
制御回路23に送出させる。
【0013】その後、制御回路23は、ホストシステム
1からアドレスバスMA及びデータバスMDを介して送
出されるメインメモリ26への書込データのアドレス値
及びデータ値をバックアップメモリ25に書込むため
に、バックアップメモリ25にアドレスセレクト信号
(反転ACE)及びデータセレクト信号(反転DCE)
を送出し、バックアップメモリ25を活性状態にした後
に書込信号(反転BWE)を送出する。
1からアドレスバスMA及びデータバスMDを介して送
出されるメインメモリ26への書込データのアドレス値
及びデータ値をバックアップメモリ25に書込むため
に、バックアップメモリ25にアドレスセレクト信号
(反転ACE)及びデータセレクト信号(反転DCE)
を送出し、バックアップメモリ25を活性状態にした後
に書込信号(反転BWE)を送出する。
【0014】これにより、ホストシステム1からアドレ
スバスMAとデータバスMDを介して送出されたアドレ
ス値及びデータ値がバックアップメモリ25に書込ま
れ、制御回路23はメインメモリ26へセレクト信号
(反転CE)及び書込信号(反転WE)を送出せずに、
メインメモリ26を非活性状態としてメインメモリ26
へのデータの書込は行わない。
スバスMAとデータバスMDを介して送出されたアドレ
ス値及びデータ値がバックアップメモリ25に書込ま
れ、制御回路23はメインメモリ26へセレクト信号
(反転CE)及び書込信号(反転WE)を送出せずに、
メインメモリ26を非活性状態としてメインメモリ26
へのデータの書込は行わない。
【0015】また、ホストシステム1からバックアップ
メモリ25へアドレス値及びデータ値の書込が完了する
と、制御回路23はホストシステム1に対してビジー信
号(反転BUSY)を送出し、ICカード2が内部処理
実行中で新しいデータの受け入れが不可能であることを
知らせ、ホストシステム1からのデータアクセスを拒否
し、制御回路23がバックアップメモリ25へアドレス
セレクト信号(反転ACE)及びデータセレクト信号
(反転DCE)を送出し、バックアップメモリ25を活
性状態にして保持されたアドレス値及びデータ値を各々
アドレスバスMA及びデータバスMDを介し、メインメ
モリ26に送出させる。
メモリ25へアドレス値及びデータ値の書込が完了する
と、制御回路23はホストシステム1に対してビジー信
号(反転BUSY)を送出し、ICカード2が内部処理
実行中で新しいデータの受け入れが不可能であることを
知らせ、ホストシステム1からのデータアクセスを拒否
し、制御回路23がバックアップメモリ25へアドレス
セレクト信号(反転ACE)及びデータセレクト信号
(反転DCE)を送出し、バックアップメモリ25を活
性状態にして保持されたアドレス値及びデータ値を各々
アドレスバスMA及びデータバスMDを介し、メインメ
モリ26に送出させる。
【0016】さらに、制御回路23は、メインメモリ2
6へセレクト信号(反転CE)を送出して、メインメモ
リ26を活性状態にした後、書込信号(反転WE)を送
出してバックアップメモリ25から送出されるアドレス
値及びデータ値により、メインメモリ26にデータを書
込し、バックアップメモリ25からメインメモリ26へ
のデータの書込が完了すると、制御回路23はホストシ
ステム1に対して送出したビジー信号(反転BUSY)
を解除し、ホストシステム1からのデータの受け入れが
可能になったことを知らせ、次のデータのアクセスを許
可してホストシステム1からメインメモリ26へのデー
タの書込が完了する。
6へセレクト信号(反転CE)を送出して、メインメモ
リ26を活性状態にした後、書込信号(反転WE)を送
出してバックアップメモリ25から送出されるアドレス
値及びデータ値により、メインメモリ26にデータを書
込し、バックアップメモリ25からメインメモリ26へ
のデータの書込が完了すると、制御回路23はホストシ
ステム1に対して送出したビジー信号(反転BUSY)
を解除し、ホストシステム1からのデータの受け入れが
可能になったことを知らせ、次のデータのアクセスを許
可してホストシステム1からメインメモリ26へのデー
タの書込が完了する。
【0017】次に、メインメモリ26からホストシステ
ム1へのデータの読出動作について説明する。
ム1へのデータの読出動作について説明する。
【0018】まず、ホストシスステム1が送出するコマ
ンドCMDによってアドレスバスをデコード回路21が
解析し、メインメモリ26からホストシステム1への読
出動作を開始することを検知して読出動作信号(反転R
C)を制御回路23へ送出させ、制御回路23はホスト
システム1からアドレスバスMAを介して送出されるメ
インメモリ2の読出データのアドレス値を、バックアッ
プメモリ25に書込むためにバックアップメモリ25へ
アドレスセレクト信号(反転ACE)を送出し、バック
アップメモリ25を活性状態にした後に書込信号(反転
BWE)を送出する。
ンドCMDによってアドレスバスをデコード回路21が
解析し、メインメモリ26からホストシステム1への読
出動作を開始することを検知して読出動作信号(反転R
C)を制御回路23へ送出させ、制御回路23はホスト
システム1からアドレスバスMAを介して送出されるメ
インメモリ2の読出データのアドレス値を、バックアッ
プメモリ25に書込むためにバックアップメモリ25へ
アドレスセレクト信号(反転ACE)を送出し、バック
アップメモリ25を活性状態にした後に書込信号(反転
BWE)を送出する。
【0019】これにより、ホストシステム1からアドレ
スバスMAを介して送出されたアドレス値がバックアッ
プメモリ25に書込まれ、制御回路23はメインメモリ
26へセレクト信号(反転CE)を送出せずに、メイン
メモリ26を非活性状態としてメインメモリ26のデー
タの読出は行わない。
スバスMAを介して送出されたアドレス値がバックアッ
プメモリ25に書込まれ、制御回路23はメインメモリ
26へセレクト信号(反転CE)を送出せずに、メイン
メモリ26を非活性状態としてメインメモリ26のデー
タの読出は行わない。
【0020】続いて、制御回路23は、バックアップメ
モリ25へアドレスセレクト信号(反転ACE)を送出
し、バックアップメモリ25を活性状態にして保持され
たアドレス値を、アドレスバスMAを介してメインメモ
リ26に送出させる。
モリ25へアドレスセレクト信号(反転ACE)を送出
し、バックアップメモリ25を活性状態にして保持され
たアドレス値を、アドレスバスMAを介してメインメモ
リ26に送出させる。
【0021】さらに、制御回路23は、メインメモリ2
6へセレクト信号(反転CE)を送出して、メインメモ
リ26を活性状態にした後、読出信号(反転OE)を送
出してバックアップメモリ25から送出されたアドレス
値により、メインメモリ26のデータをデータバスMD
を介してホストシステム1に送出させ、メインメモリ2
6からホストシステム1へのデータの読出が完了する。
6へセレクト信号(反転CE)を送出して、メインメモ
リ26を活性状態にした後、読出信号(反転OE)を送
出してバックアップメモリ25から送出されたアドレス
値により、メインメモリ26のデータをデータバスMD
を介してホストシステム1に送出させ、メインメモリ2
6からホストシステム1へのデータの読出が完了する。
【0022】次に、ホストシステム1からICカード2
のデータをアクセスをしている最中に、ホストシステム
1の電源遮断またはICカード2の抜去があった場合の
動作について説明する。
のデータをアクセスをしている最中に、ホストシステム
1の電源遮断またはICカード2の抜去があった場合の
動作について説明する。
【0023】ホストシステム1からの電源供給が行われ
なくなった場合、すなわちホストシステム1の電源遮断
またはICカード2の抜去があった場合に、補助電源2
2は自動的にメインメモリ26、制御回路23、バック
アップメモリ25及び検出回路24に電源供給してバッ
クアップし、かつ検出回路24が制御回路23にバック
アップ検知信号(反転LOB)を送出する。
なくなった場合、すなわちホストシステム1の電源遮断
またはICカード2の抜去があった場合に、補助電源2
2は自動的にメインメモリ26、制御回路23、バック
アップメモリ25及び検出回路24に電源供給してバッ
クアップし、かつ検出回路24が制御回路23にバック
アップ検知信号(反転LOB)を送出する。
【0024】ホストシステム1からメインメモリ26へ
のデータの書込動作をしている場合、第1の状態とし
て、ホストシステム1から送出されるアドレス値及びデ
ータ値がバックアップメモリ25へ書込が完了していな
い状態で、ホストシステム1からの電源供給が行われな
くなったことを検出回路24が検知すると、制御回路2
3が動作を中止してメインメモリ26へのデータの書込
動作を行わず、メインメモリ26を非活性状態に保つ。
のデータの書込動作をしている場合、第1の状態とし
て、ホストシステム1から送出されるアドレス値及びデ
ータ値がバックアップメモリ25へ書込が完了していな
い状態で、ホストシステム1からの電源供給が行われな
くなったことを検出回路24が検知すると、制御回路2
3が動作を中止してメインメモリ26へのデータの書込
動作を行わず、メインメモリ26を非活性状態に保つ。
【0025】一方、第2の状態として、ホストシステム
1から送出されるアドレス値及びデータ値がバックアッ
プメモリ26へ書込が完了した状態で、ホストシステム
1からの電源供給が行われなくなったことを検出回路2
4が検知すると、制御回路23がメインメモリ26への
データの書込動作を継続するように制御して完了する。
1から送出されるアドレス値及びデータ値がバックアッ
プメモリ26へ書込が完了した状態で、ホストシステム
1からの電源供給が行われなくなったことを検出回路2
4が検知すると、制御回路23がメインメモリ26への
データの書込動作を継続するように制御して完了する。
【0026】また、メインメモリ26からホストシステ
ム1へのデータの読出動作をしている場合、第1の状態
として、ホストシステム1から送出されるアドレス値が
バックアップメモリ25へ書込が完了していない状態
で、ホストシステム1からの電源供給が行われなくなっ
たことを検出回路24が検知すると、制御回路23が動
作を中止してメインメモリ26からのデータの読出動作
を行わず、メインメモリ26を非活性状態に保つ。
ム1へのデータの読出動作をしている場合、第1の状態
として、ホストシステム1から送出されるアドレス値が
バックアップメモリ25へ書込が完了していない状態
で、ホストシステム1からの電源供給が行われなくなっ
たことを検出回路24が検知すると、制御回路23が動
作を中止してメインメモリ26からのデータの読出動作
を行わず、メインメモリ26を非活性状態に保つ。
【0027】他方、第2の状態として、ホストシステム
1から送出されるアドレス値がバックアップメモリ26
へ書込が完了した状態で、ホストシステム1からの電源
供給が行われなくなったことを検出回路24が検知する
と、制御回路23が動作を継続してメインメモリ2から
のデータの読出動作を継続するように制御し、完了す
る。
1から送出されるアドレス値がバックアップメモリ26
へ書込が完了した状態で、ホストシステム1からの電源
供給が行われなくなったことを検出回路24が検知する
と、制御回路23が動作を継続してメインメモリ2から
のデータの読出動作を継続するように制御し、完了す
る。
【0028】ただし、このデータの読出動作は、ホスト
システム1の電源遮断またはICカード2の抜去がされ
た後に行われるため、ホストシステム1にデータ送出は
行われず、メインメモリ26の記憶データの破壊を防止
するとともに読出動作を中断させないためのダミーサイ
クルとなる。
システム1の電源遮断またはICカード2の抜去がされ
た後に行われるため、ホストシステム1にデータ送出は
行われず、メインメモリ26の記憶データの破壊を防止
するとともに読出動作を中断させないためのダミーサイ
クルとなる。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のICカー
ド装置によれば、ホストシステムがICカードをアクセ
スしている活性状態中に、ホストシステムの電源遮断や
ICカードの抜去が行われても、アクセス前のデータが
確実にメインメモリへ保持されるため、記憶データの破
壊を防止し、かつディスク形式で使用の場合、ファイル
属性データの破壊によるファイルアクセス不能を防止す
る効果がある。
ド装置によれば、ホストシステムがICカードをアクセ
スしている活性状態中に、ホストシステムの電源遮断や
ICカードの抜去が行われても、アクセス前のデータが
確実にメインメモリへ保持されるため、記憶データの破
壊を防止し、かつディスク形式で使用の場合、ファイル
属性データの破壊によるファイルアクセス不能を防止す
る効果がある。
【図1】本発明の一実施例によるICカード装置のブロ
ック構成図である。
ック構成図である。
【図2】本発明の一実施例によるICカード装置のタイ
ミングチャートである。
ミングチャートである。
【図3】従来のICカード装置のブロック構成図であ
る。
る。
1 ホストシステム 2,102 ICカード 21 デコード回路 22,122 補助電源 23 制御回路 24 検出回路 25 バックアップメモリ 26 メインメモリ
Claims (1)
- 【請求項1】 データの書込及び読出を指令/終了する
指令/終了コマンドを送出してデータ処理を行なうホス
トシステムと、 このホストシステムから送出される指令/終了コマンド
に基づいて書込及び読出される上記データのアドレスを
設定するデコード回路と、このデコード回路で設定され
たアドレスにより、上記指令コマンドで書込及び読出デ
ータを記憶して上記終了コマンドで上記データの書込及
び読出を終了するバックアップメモリと、このバックア
ップメモリに記憶された書込及び読出データによってデ
ータ書込及び読出が行なわれるメインメモリと、上記ホ
ストシステムからの電源供給及び電源停止を検出するす
る検出回路と、この検出回路が上記ホストシステムから
の電源停止を検出した時のみ、この検出回路と上記バッ
クアップメモリとメインメモリとにバックアップ電源を
供給する補助電源と、このバックアップ電源の供給によ
り、上記検出回路が電源停止を検出時に上記終了コマン
ドで書込及び読出が完了した上記書込及び読出データの
み、上記バックアップメモリにバックアップして記憶す
るよう制御し、かつ上記メインメモリの書込及び読出を
制御する制御回路とを備えたICカードとで構成された
ことを特徴とするICカード装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7022452A JPH08221333A (ja) | 1995-02-10 | 1995-02-10 | Icカード装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7022452A JPH08221333A (ja) | 1995-02-10 | 1995-02-10 | Icカード装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08221333A true JPH08221333A (ja) | 1996-08-30 |
Family
ID=12083113
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7022452A Pending JPH08221333A (ja) | 1995-02-10 | 1995-02-10 | Icカード装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08221333A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100498520B1 (ko) * | 1997-02-28 | 2005-11-22 | 소니 가부시끼 가이샤 | 정보처리방법및정보처리장치 |
JP2008269635A (ja) * | 2008-06-02 | 2008-11-06 | Renesas Technology Corp | 半導体処理装置 |
-
1995
- 1995-02-10 JP JP7022452A patent/JPH08221333A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100498520B1 (ko) * | 1997-02-28 | 2005-11-22 | 소니 가부시끼 가이샤 | 정보처리방법및정보처리장치 |
JP2008269635A (ja) * | 2008-06-02 | 2008-11-06 | Renesas Technology Corp | 半導体処理装置 |
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