JP2002108570A - データ記憶装置及びデータ記憶方法 - Google Patents

データ記憶装置及びデータ記憶方法

Info

Publication number
JP2002108570A
JP2002108570A JP2000301700A JP2000301700A JP2002108570A JP 2002108570 A JP2002108570 A JP 2002108570A JP 2000301700 A JP2000301700 A JP 2000301700A JP 2000301700 A JP2000301700 A JP 2000301700A JP 2002108570 A JP2002108570 A JP 2002108570A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
digital data
controller
storage
command
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2000301700A
Other languages
English (en)
Inventor
Osamu Akiyama
修 秋山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Columbia Co Ltd
Original Assignee
Nippon Columbia Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Columbia Co Ltd filed Critical Nippon Columbia Co Ltd
Priority to JP2000301700A priority Critical patent/JP2002108570A/ja
Publication of JP2002108570A publication Critical patent/JP2002108570A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】データ記憶再生装置において、複数の記憶媒体
に同じデータを高速に書き込む場合、専用回路を用いな
ければならず、構成が複雑になり高価になる。 【解決手段】ディジタルデータの記憶を制御するコント
ローラを備えた複数の記憶媒体にディジタルデータを記
憶するデータ記憶装置において、複数の記憶媒体とデー
タの送受信を行うインターフェース部と、インターフェ
ースを介してコントローラへのコマンドの発行とディジ
タルデータの転送を行い複数の記憶媒体にディジタルデ
ータを記憶させる制御を行う制御部とを備え、制御部
は、第1の記憶媒体のコントローラにデータ書き込み要
求のコマンドを発行した後に第2の記憶媒体のコントロ
ーラにデータ書き込み要求のコマンドを発行し、データ
書き込み要求コマンドによるコントローラのビジー状態
が解除された記憶媒体から先にディジタルデータの転送
をする制御を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、マネージメント機
能付き記憶媒体にディジタルデータを記憶するデータ記
憶装置及びデータ記憶方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、オーディオ信号やビデオ信号等を
ディジタルデータに変換して記憶媒体に記憶し、また、
記憶媒体に記憶されたディジタルデータを再生するデー
タ記憶再生装置が種々実用化されている。ディジタルデ
ータを記憶する記憶媒体としては、記憶されたディジタ
ルデータへのランダムアクセスが可能な半導体記憶媒体
が用いられる。
【0003】半導体記憶媒体を用いたデータ記憶再生装
置は、記憶したディジタルデータに高速にアクセスする
ことが可能であるため、ディジタルデータの記憶直後に
当該記憶したディジタルデータを再生したり、複数のデ
ィジタルデータのうち、あるディジタルデータの頭出し
を頻繁に行う場合などに用いることができる。
【0004】半導体記憶媒体としては、例えば、ノート
型パーソナルコンピュータ等で広く用いられているPC
(Personal Computer)カードATA(AT Attachment)
がある。PCカードATAは、PC Card Standard Vo
l.8の規格により定められたマネージメント機能付き記
憶媒体である。
【0005】マネージメント機能付き記憶媒体とは、デ
ィジタルデータを記憶するデータ記憶部へのデータの書
き込みや読み出しを制御するコントローラを備え、外部
から入力されるコマンドに基づいて、入力されるディジ
タルデータをデータ記憶部に記憶する記憶媒体である。
マネージメント機能付き記憶媒体により、PCカードス
ロットを使用してATA(PC互換機で使われていたハ
ードディスク・インターフェースであるIDE(Integr
ated Device Electronics)をANSI(米国規格協
会)が規格化したもの)と同等のインターフェースを実
現できる。
【0006】マネージメント機能付き記憶媒体(以下、
「デバイス」という。)と、マネージメント機能付き記
憶媒体にアクセスし、ディジタルデータの書き込み及び
読み出しを行う機器(以下、「ホスト」という。)とを
接続するためには、ATAインターフェースが用いられ
る。ATAインターフェースは、ANSI specificationnu
mber X3.221の規格により定めらている。
【0007】図4は、ホストとデバイスの概略構成を説
明するための模式図である。ホスト401は、デバイス
402へのディジタルデータの書き込み及びデバイス4
02からのディジタルデータの読み出しを制御するホス
トコントローラ403と、デバイス402と接続してデ
ィジタルデータ、パラメータデータ、ステータスデータ
又はコマンド等の送受を行うATAインターフェース4
04を備えている。
【0008】デバイス402は、データを記憶するデー
タ記憶部405と、データ記憶部405へのディジタル
データの書き込み又は読み出しを制御するデバイスコン
トローラ406を備えている。デバイスコントローラ4
06は、パラメータデータやコマンドの書き込み及びス
テータスデータの読み出しが行われるレジスタ407を
備えている。
【0009】ホストコントローラ403は、ATAイン
ターフェース404を介してデバイスコントローラ40
6にアクセスし、レジスタ407へのパラメータデータ
やコマンドの書き込み及びステータスデータの読み出し
等を行い、デバイスコントローラ406にデータ記憶部
405へのディジタルデータの書き込み又はデータ記憶
部415からのディジタルデータの読み出しを行わせる
制御を行う。
【0010】ATAインターフェース404の基本動作
は、ホストコントローラ403がデバイスコントローラ
406に対してコマンドを発行(レジスタへの書き込
み)し、デバイスコントローラ406がコマンドに対応
した処理を実行することの繰り返しである。
【0011】デバイスコントローラ406は、ホストコ
ントローラ403から発行されたコマンドの実行を完了
するまでは、ホストコントローラ403から新たなコマ
ンドを受け取ることができないビジー状態となる。した
がって、ホストコントローラ403がATAインターフ
ェース404を介してデバイスコントローラ406にア
クセスする時には、まずホストコントローラ403がデ
バイスコントローラ406のレジスタ407からステー
タスデータを読み出し、ビジー状態でないことを確認す
ることが必要である。
【0012】図5は、従来のデータ記憶再生装置におけ
る1セクタ分のデータの書き込み処理の例を説明するた
めの模式図である。データの書き込みは、セクタ(51
2バイト)単位で行われ、デバイスコントローラ406
の16ビット幅のレジスタ407に対し、ホストコント
ローラ403が256回の連続した書き込みを行う。デ
バイスコントローラ406のレジスタ407には、少な
くとも512バイト分のディジタルデータを蓄積するこ
とができるデータバッファ(図示せず)が備えられてい
る。
【0013】先ず、ホストコントローラ403は、デバ
イスコントローラ406のレジスタ407からステータ
スデータを繰り返し読み出し、デバイスコントローラ4
06がビジー状態(図5において、デバイス402は、
前回のコマンドを実行中である)であるか否かを確認す
る()。
【0014】デバイスコントローラ406のビジー状態
が解除されたならば()、ホストコントローラ403
は、データ書き込みを行うセクタのアドレス及びセクタ
数等のパラメータを示すパラメータデータをレジスタ4
07に書き込む()。続いて、ホストコントローラ4
03は、レジスタ407にデータ書き込みコマンドを書
き込む()。
【0015】レジスタ407にデータ書き込みコマンド
が書き込まれると、デバイスコントローラ406は、ビ
ジー状態となり、最初の1セクタ分のディジタルデータ
受け入れ準備を始める。デバイスコントローラ406
は、ディジタルデータを受け入れられる状態になった
時、ビジー状態を解除する。
【0016】ホストコントローラ403は、デバイスコ
ントローラ406のレジスタ407からステータスデー
タを繰り返して読み出し()、デバイスコントローラ
406のビジー状態が解除したことを確認した後
()、1セクタ分のディジタルデータをデバイスコン
トローラ406に転送し、レジスタ407に書き込む
()。
【0017】デバイスコントローラ406は、ディジタ
ルデータの転送にエラーがなければビジー状態となり、
転送されたディジタルデータをデータ記憶部405に書
き込む。データ記憶部405へのディジタルデータの書
き込みにエラーがなく、デバイスコントローラ406が
次の1セクタ分のディジタルデータを受け入れられる状
態になったらビジー状態が解除される()。
【0018】複数のセクタのディジタルデータの書き込
みを行う場合には、ホストコントローラ403は、デバ
イスコントローラ406のレジスタ407からステータ
スデータを繰り返して読み出し()、ビジー状態が解
除されたなら()、前記からまでの処理を繰り返
す。
【0019】図6は、複数のデバイスに同じディジタル
データを記憶する場合の動作を説明するための模式図で
ある。複数の記憶媒体(デバイス)を装着し、複数の記
憶媒体に対してディジタルデータの記憶や再生を行うデ
ータ記憶再生装置において、一方の記憶媒体をマスター
用デバイスとし、他方の記憶媒体をバックアップ用デバ
イスとして用いる場合がある。このようなデータ記憶再
生装置においては、入力されたディジタルデータを同時
に複数の記憶媒体に記憶させる。
【0020】ホスト401が、複数のデバイス402に
同じディジタルデータを記憶する場合、ホスト401
は、図6に示すように、上記処理を第1デバイス402
及び第2デバイス402に対して順番に行う。
【0021】すなわち、ホストコントローラ403は、
1セクタのディジタルデータを第1デバイス402及び
第2デバイス402に書き込むため、第1デバイス40
2に対してコマンド発行、ビジー状態解除待ち及びデー
タ転送を行った後、第2デバイス402に対してコマン
ド発行、ビジー状態解除待ち及びデータ転送を行う。コ
マンド発行、ビジー状態解除待ち及びデータ転送の1サ
イクルには、時間tがかかる。
【0022】そのため、ホストコントローラ403が1
セクタのディジタルデータを第1デバイス402と第2
デバイス402とに書き込むために要する時間は、2t
となる。この時間は、デバイスがn個ある場合、n倍
(n×t)となる。
【0023】デバイス402の数が増えることにより、
ホストコントローラ403が1のデバイス402に対し
て行うディジタルデータ書き込みまでの時間(コマンド
発行、ビジー状態解除待ち及びデータ転送の1サイクル
にかかる時間t)が長くなり、その結果、ホスト401
が2のデバイス402にディジタルデータを記憶させる
処理の速度が低下する。例えば、音声を録音する場合な
どリアルタイムにディジタルデータを記憶することが要
求される場合には、ディジタルデータが記憶できなくな
る虞がある。
【0024】このようなディジタルデータの記憶にかか
る処理速度の低下を防ぐ方法としては、例えば、特開平
5−325496号公報に開示されているデータ記憶方
法がある。
【0025】このデータ記憶方法では、1のデバイス内
に複数のデータ記憶部を設け、それぞれのデータ記憶部
に対する専用回路を用いて、一方のデータ記憶部へのデ
ィジタルデータの書き込みの待ち時間中に、他方のデー
タ記憶部に入力されたディジタルデータを書き込む。す
なわち、1のデバイスにおけるディジタルデータの書き
込み待ちの時間を、複数のデータ記憶部に分散させるこ
とにより、ディジタルデータの記憶にかかる処理速度を
高速化している。
【0026】この方法を、ホストと複数のデバイスとを
用いることにより、複数のデバイスへのディジタルデー
タの記憶の処理速度の高速化が可能となる。しかし、こ
の方法では、デバイス毎に専用回路が必要となるため、
回路構成が複雑となり、また、装置が高価になる。
【0027】また、このデータ記憶方法をホストと複数
のデバイス(第1デバイス及び第2デバイス)に用いた
場合、例えば、複数のデータ「A」「B」「C」からな
るディジタル列「ABC」を第1デバイスと第2デバイ
スに記憶する場合は、第1デバイスにはデータ「A」と
「C」、第2デバイスにはデータ「B」のように、それ
ぞれのデバイスに異なるデータが記憶される。
【0028】第1デバイスと第2デバイスのそれぞれに
データ列「ABC」を記憶する場合には、ホストは、そ
れぞれのデバイスに同じデータ列「ABC」を記憶しな
ければならないため、ディジタルデータの記憶の処理速
度は遅くなる。
【0029】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、専用回路を
用いずに簡易で安価な回路構成により、複数の記憶媒体
に同じデータを高速に書き込むことが可能なデータ記憶
装置およびデータ記憶方法を提供することを目的として
いる。
【0030】
【課題を解決するための手段】本願の請求項1記載の発
明は、ディジタルデータの記憶を制御するコントローラ
を備えた複数の記憶媒体にディジタルデータを記憶する
データ記憶装置において、複数の記憶媒体とデータの送
受信を行うインターフェース部と、該インターフェース
を介して前記コントローラへのコマンドの発行とディジ
タルデータの転送を行い複数の記憶媒体にディジタルデ
ータを記憶させる制御を行う制御部とを備え、前記制御
部は、第1の記憶媒体のコントローラにデータ書き込み
要求のコマンドを発行した後に第2の記憶媒体のコント
ローラにデータ書き込み要求のコマンドを発行し、前記
データ書き込み要求コマンドによるコントローラのビジ
ー状態が解除された記憶媒体から先にディジタルデータ
の転送をする制御を行うことを特徴とする。
【0031】本願の請求項2記載の発明は、複数の記憶
媒体にディジタルデータを記憶するデータ記憶方法にお
いて、第1の記憶媒体にデータ書き込み要求コマンドを
発行する第1コマンド発行ステップと、該第1コマンド
発行ステップの後に第2の記憶媒体にデータ書き込み要
求コマンドを発行する第2コマンド発行ステップと、前
記データ書き込み要求コマンドによるビジー状態が解除
されたか否かを監視する第1ビジー状態解除監視ステッ
プと、ビジー状態が先に解除された記憶媒体にディジタ
ルデータを転送する第1データ転送ステップと、ディジ
タルデータの転送を行っていない記憶媒体のビジー状態
が解除されたか否かを監視する第2ビジー状態監視ステ
ップと、ビジー状態が後に解除された記憶媒体にディジ
タルデータを転送する第2データ転送ステップとを備え
たことを特徴とする。
【0032】
【発明の実施の形態】図1は、本発明のデータ記憶装置
の一実施例の概略構成を示す模式図である。本実施例に
おいては、記憶媒体としてPCカードATAを用いてオ
ーディオ信号を記憶する場合を例として説明する。
【0033】図1において、データ記憶装置101は、
オーディオ入力部102、オーディオ出力部103、操
作部104、表示部105、記憶部106、制御部10
7、PCカードインターフェース108を備えている。
【0034】データ記憶装置101は、第1PCカード
109及び第2PCカード110を装着し、第1PCカ
ード109及び第2PCカード110にディジタルデー
タを記憶する。本実施例では、2のPCカードにディジ
タルデータを記憶する構成について説明するが、それに
限定されず、3以上のPCカードにディジタルデータを
記憶する構成であってもよい。
【0035】第1PCカード109及び第2PCカード
は、マネージメント機能付き記憶媒体であり、例えば、
PCカードATA等である。
【0036】オーディオ入力部102は、アンプ(図示
せず)、アナログ/ディジタルコンバータ(図示せ
ず)、シリアル/パラレル変換器(図示せず)等を備え
る。オーディオ入力部102は、外部から入力したアナ
ログオーディオ信号を、アンプを介してアナログ/ディ
ジタルコンバータに入力し、アナログ/ディジタルコン
バータによりシリアルディジタルデータに変換し、シリ
アル/パラレル変換器によりシリアルディジタルデータ
からパラレルディジタルデータに変換した後、制御部1
07に出力する。
【0037】オーディオ出力部103は、パラレル/シ
リアル変換器(図示せず)、ディジタル/アナログコン
バータ(図示せず)、アンプ(図示せず)等を備える。
オーディオ出力部103は、制御部107から入力され
たパラレルディジタルデータをパラレル/シリアル変換
器によりシリアルディジタルデータに変換し、ディジタ
ル/アナログコンバータによりシリアルディジタルデー
タからアナログオーディオ信号に変換し、アンプを介し
て外部に出力する。
【0038】操作部104は、複数の操作ボタン等を備
え、ユーザの操作に基づいて、記憶開始、記憶停止、再
生開始、再生停止等の指示を示す指示信号を制御部10
7に出力する。
【0039】表示部105は、発行ダイオード等の発光
素子や液晶等を備え、記憶又は再生の処理状況を示すス
テータス情報やエラー情報等の表示を行う。
【0040】記憶部106は、ROM(Read Only Memo
ry)(図示せず)及びRAM(Random Access Memory)
(図示せず)を備えている。ROMは、制御部107が
行う処理のプログラムが格納されている。RAMは、制
御部107が用いる作業領域である。
【0041】制御部107は、記憶部106に記憶され
ているプログラムを読み出し、当該プログラムに基づい
て、オーディオデータへの圧縮・伸張やエンコード・デ
コード等の信号処理や、第1PCカード109及び第2
PCカード110へのディジタルデータの記憶や再生の
処理を行う。第1PCカード109及び第2PCカード
110へのディジタルデータの記憶や再生の処理は、第
1PCカード109及び第2PCカード110が備えて
いるレジスタ(図示せず)への、パラメータデータやコ
マンドの書き込み、ステータスデータの読み出し、ディ
ジタルデータの書き込みや読み出し等により行われる。
【0042】PCカードインターフェース108は、制
御部107が第1PCカード109及び第2PCカード
110に直接アクセスし、レジスタへのディジタルデー
タの書き込みや読み出し、パラメータデータやコマンド
の書き込み、ステータスデータの読み出し等を行うため
のインターフェースである。
【0043】データ記憶装置101において、オーディ
オ信号をPCカードに記憶する場合の動作について説明
する。オーディオ入力部102にアナログオーディオ信
号が入力されると、オーディオ入力部102は、アナロ
グオーディオ信号をディジタルデータに変換する。制御
部107は、オーディオ入力部102から入力されるデ
ィジタルデータの信号処理を行った後、記憶部106の
RAMに一時記憶する。
【0044】制御部107は、記憶部106のRAMに
予め定められたデータ量(1セクタ分のデータ量)が蓄
積するまでディジタルデータを記憶する。前記RAMに
1セクタ分のディジタルデータが蓄積された後、制御部
107は、PCカードインターフェース108を介して
第1PCカード109又は第2PCカード110に送
り、1セクタ分のディジタルデータを第1PCカード1
09又は第2PCカード110に書き込む。
【0045】データ記憶装置101において、PCカー
ドに記憶されたオーディオ信号を再生する場合の動作に
ついて説明する。操作部104から再生開始の指示信号
が入力されると、制御部107は、PCカードインター
フェース3を介して第1PCカード109又は第2PC
カード110に記憶されたディジタルデータを読み出
し、記憶部106のRAMに一時記憶する。
【0046】制御部107は、RAMからディジタルデ
ータを読み出して信号処理を行い、一定の転送レートを
保つようにオーディオ出力部103に出力する。オーデ
ィオ出力部103は、制御部107から入力されたディ
ジタルデータをアナログオーディオ信号に変換し出力す
る。
【0047】ディジタルデータの記憶又は再生の指示
は、ユーザが操作部104を用いて行い、データ記憶又
はデータ再生の処理に伴うステータス情報やエラー情報
等は、表示部105により表示される。
【0048】図2は、本実施例のデータ記憶装置におい
て複数のPCカードに同じディジタルデータを書き込む
動作を説明するための模式図である。ここで、制御部1
07をホスト107とし、第1PCカード109を第1
デバイス109とし、第2PCカード110を第2デバ
イス110として説明する。
【0049】ホスト107は、第1デバイス109及び
第2デバイス110に対してパラメータデータを書き込
み、データ書き込み要求コマンドを発行(レジスタへの
書き込み)する。すなわち、ホスト107は、第1デバ
イス109にデータ書き込み要求コマンドを発行した
後、すぐに第2デバイス110にパラメータデータの書
き込みとデータ書き込み要求コマンドの発行を行う。
【0050】第1デバイス109は、ホスト107から
データ書き込み要求コマンドを受け取った後、1セクタ
分のディジタルデータを受け入れるため準備を開始す
る。この時、第1デバイス109は、ビジー状態とな
る。
【0051】また、ホスト107が第1デバイス109
にデータ書き込み要求コマンドを発行した後、すぐに第
2デバイス110にパラメータデータの書き込みとデー
タ書き込み要求コマンドの発行を行うと、第2デバイス
110は、ホスト107からデータ書き込み要求コマン
ドを受け取った後、1セクタ分のディジタルデータを受
け入れるため準備を開始する。この時、第2デバイス1
09は、ビジー状態となる。
【0052】第1デバイス109及び第2デバイス11
0にデータ書き込み要求コマンドを発行した後、ホスト
107は、第1デバイス109のビジー状態解除待ちの
状態になる。第1デバイス109のディジタルデータの
受け入れ準備が完了し、ビジー状態が解除されると、ホ
スト107は、第1デバイス109にディジタルデータ
を転送する。
【0053】第1デバイス109は、ホスト107から
転送されてきたディジタルデータをデータ記憶部に書き
込む。
【0054】一方、ホスト107は、第1デバイス10
9にディジタルデータの転送を行った後、第2デバイス
のビジー状態解除待ちの状態になる。第2デバイス11
0のディジタルデータの受け入れ準備が完了し、ビジー
状態が解除されると、ホスト107は、第2デバイス1
10にディジタルデータを転送する。
【0055】第2デバイス110は、ホスト107から
転送されてきたディジタルデータをデータ記憶部に書き
込む。
【0056】ここで、ホスト107は、第1デバイス1
09にデータ書き込み要求コマンドを発行した直後に、
第2デバイス110に対してパラメータデータの書き込
みとデータ書き込み要求コマンドの発行を行う。ホスト
107が第1デバイスのビジー状態解除待ち及びディジ
タルデータの転送を行っているときに、第2デバイス1
10は、ディジタルデータの受け入れ準備を行う。この
ため、ホスト107の第2デバイス110のビジー状態
解除待ちの時間は、第1デバイス109のビジー状態解
除待ちの時間より短い。
【0057】以上のように、ホスト107が第1デバイ
ス109及び第2デバイス110へのディジタルデータ
の書き込みまでに要する全体の時間(コマンド発行、ビ
ジー状態解除待ち及びデータ転送)は、図2に示すよう
に「2×t」より短くなる。
【0058】したがって、図6に示すような、第1デバ
イスへのディジタルデータの書き込み処理に続けて第2
デバイスへのディジタルデータの書き込み処理を行う場
合に比べて、短い時間で第1デバイス109及び第2デ
バイス110にディジタルデータの書き込みを行うこと
ができる。
【0059】本実施例のデータ記憶装置において複数の
デバイスに同じディジタルデータを記憶させる場合に、
ホスト107における第1デバイス109及び第2デバ
イス110へのディジタルデータの記憶方法の動作を詳
細に説明する。図3は、本発明のデータ記憶方法の一実
施例を説明するためのフローチャートである。
【0060】第1デバイス109及び第2デバイス11
0へのディジタルデータの同時記憶は、ユーザが操作部
104を用いて記憶開始の指示を入力することにより開
始する。
【0061】ホスト107は、第1デバイス109にデ
ータ書き込みを行うセクタのアドレス及びセクタ数等の
パラメータデータの書き込みとデータ書き込み要求コマ
ンドの発行を行い(ステップ301)、続いて第2デバ
イス110にデータ書き込みを行うセクタのアドレス及
びセクタ数等のパラメータデータの書き込みとデータ書
き込み要求コマンドの発行を行う(ステップ302)。
【0062】ホスト107は、第1デバイス109と第
2デバイス110のビジー状態を交互に監視する(ステ
ップ303、ステップ307)。
【0063】第1デバイス109のビジー状態が先に解
除された場合(ステップ303)、ホスト107はステ
ップ304からステップ306までの処理を行い、第2
デバイス109のビジー状態が先に解除された場合(ス
テップ307)、ホスト107はステップ308からス
テップ310までの処理を行う。
【0064】第1デバイス109のビジー状態が先に解
除された場合(ステップ303)、ホスト107は、ま
ず第1デバイス109に1セクタ分のディジタルデータ
を転送し(ステップ304)、引き続き第2デバイス1
10のビジー状態の解除を監視する(ステップ30
5)。
【0065】第2デバイス110のビジー状態が解除さ
れた場合(ステップ305)、ホスト107は、第2デ
バイス110に1セクタ分のディジタルデータを転送し
(ステップ306)、ステップ311以降の処理を行
う。
【0066】一方、第1デバイス109のビジー状態が
解除されず(ステップ303)、第2デバイス110の
ビジー状態が先に解除された場合(ステップ307)、
ホスト107は、まず第2デバイス110に1セクタ分
のディジタルデータを転送し(ステップ308)、引き
続き第1デバイス109のビジー状態の解除を監視する
(ステップ309)。
【0067】第1デバイス109のビジー状態が解除さ
れた場合(ステップ309)、ホスト107は、第1デ
バイス109に1セクタ分のディジタルデータを転送し
(ステップ310)、ステップ311以降の処理を行
う。
【0068】第1デバイス109及び第2デバイス11
0の双方に1セクタ分のディジタルデータを転送し終わ
った後、ホスト107は、全セクタのディジタルデータ
を転送し終わったか否かを確認する(ステップ31
1)。
【0069】まだ全セクタのディジタルデータの転送が
完了していない場合(ステップ311)、ステップ30
3以降の処理を続行し、全セクタのディジタルデータの
転送が完了している場合、ディジタルデータの書き込み
の処理を終了する。
【0070】
【発明の効果】本発明によれば、専用回路を用いずに簡
易で安価な回路構成により、複数の記憶媒体に同じデー
タを高速に書き込むことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のデータ記憶再生装置の一実施例の概略
構成を示す模式図。
【図2】本実施例のデータ記憶再生装置において複数の
PCカードに同じディジタルデータを書き込む動作を説
明するための模式図。
【図3】本発明のデータ記憶方法の一実施例を説明する
ためのフローチャート。
【図4】ホストとデバイスの概略構成を説明するための
模式図。
【図5】1セクタ分のデータの書き込み処理の例を説明
するための模式図。
【図6】複数のデバイスに同じディジタルデータを記憶
する場合の動作を説明するための模式図。
【符号の説明】
101・・・データ記憶再生装置、102・・・オーデ
ィオ入力部、103・・・オーディオ出力部、104・
・・操作部、105・・・表示部、106・・・記憶
部、107・・・制御部(ホスト)、108・・・PC
カードインターフェース、109・・・第1PCカード
(第1デバイス)、110・・・第2PCカード(第2
デバイス)。 401・・・ホスト、402・・・デバイス、403・
・・ホストコントローラ、404・・・ATAインター
フェース、405・・・データ記憶部、406・・・デ
バイスコントローラ、407・・・レジスタ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ディジタルデータの記憶を制御するコント
    ローラを備えた複数の記憶媒体にディジタルデータを記
    憶するデータ記憶装置において、複数の記憶媒体とデー
    タの送受信を行うインターフェース部と、該インターフ
    ェースを介して前記コントローラへのコマンドの発行と
    ディジタルデータの転送を行い複数の記憶媒体にディジ
    タルデータを記憶させる制御を行う制御部とを備え、前
    記制御部は、第1の記憶媒体のコントローラにデータ書
    き込み要求のコマンドを発行した後に第2の記憶媒体の
    コントローラにデータ書き込み要求のコマンドを発行
    し、前記データ書き込み要求コマンドによるコントロー
    ラのビジー状態が解除された記憶媒体へ先にディジタル
    データの転送をする制御を行うことを特徴とするデータ
    記憶装置。
  2. 【請求項2】複数の記憶媒体にディジタルデータを記憶
    するデータ記憶方法において、第1の記憶媒体にデータ
    書き込み要求コマンドを発行する第1コマンド発行ステ
    ップと、該第1コマンド発行ステップの後に第2の記憶
    媒体にデータ書き込み要求コマンドを発行する第2コマ
    ンド発行ステップと、前記データ書き込み要求コマンド
    によるビジー状態が解除されたか否かを監視する第1ビ
    ジー状態解除監視ステップと、ビジー状態が先に解除さ
    れた記憶媒体にディジタルデータを転送する第1データ
    転送ステップと、ディジタルデータの転送を行っていな
    い記憶媒体のビジー状態が解除されたか否かを監視する
    第2ビジー状態監視ステップと、ビジー状態が後に解除
    された記憶媒体にディジタルデータを転送する第2デー
    タ転送ステップとを備えたことを特徴とするデータ記憶
    方法。
JP2000301700A 2000-10-02 2000-10-02 データ記憶装置及びデータ記憶方法 Withdrawn JP2002108570A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000301700A JP2002108570A (ja) 2000-10-02 2000-10-02 データ記憶装置及びデータ記憶方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000301700A JP2002108570A (ja) 2000-10-02 2000-10-02 データ記憶装置及びデータ記憶方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002108570A true JP2002108570A (ja) 2002-04-12

Family

ID=18783187

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000301700A Withdrawn JP2002108570A (ja) 2000-10-02 2000-10-02 データ記憶装置及びデータ記憶方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002108570A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8516074B2 (en) 2009-12-01 2013-08-20 Vantrix Corporation System and methods for efficient media delivery using cache

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8516074B2 (en) 2009-12-01 2013-08-20 Vantrix Corporation System and methods for efficient media delivery using cache

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH06110617A (ja) ディスク制御方法
US7447853B2 (en) Data copy device
KR100659915B1 (ko) 데이터 전송 방법 및 장치
JP2002108570A (ja) データ記憶装置及びデータ記憶方法
JP2002183675A (ja) データ記録媒体の制御装置とその方法、データ記録装置および制御装置
JPH0793101A (ja) データバックアップ装置
JP4513054B2 (ja) 情報端末
JP3024686B2 (ja) 記憶サブシステム
JPH0798633A (ja) 情報記憶媒体利用システム
US20050265075A1 (en) Recording method with processing units and apparatus using the same
JP2009289238A (ja) データ処理システム及びストレージ制御方法
JPH0143332B2 (ja)
JP2004086439A (ja) データ記録・再生装置およびそのハード・ディスク・ドライブに対するデータ読み書き制御方法
KR100792282B1 (ko) 디지털 컨버젼스 디스크에 기록되는 데이터의 기록 상황표시방법 및 디지털 컨버젼스 디스크 플레이어
KR100744053B1 (ko) 명령 예약 기능을 갖는 데이터 재생장치 및 그 제어방법
JP2826780B2 (ja) データ転送方法
JPH04341237A (ja) 記録・再生装置
JPH06124218A (ja) ディスク内容破壊要因推定支援方法およびディスク内容破壊要因推定支援機能を持つ情報処理システム
JPH08179894A (ja) メモリシステム及びディスク記録再生装置に適用されるメモリシステム
JPH0567022A (ja) 高速データアクセス方式
JPH05119931A (ja) 情報記憶装置
JP2001283515A (ja) 光ディスクコントローラー
JPH08263220A (ja) データ入出力装置
JPS62134859A (ja) 外部記憶制御回路
KR20030016996A (ko) 절전모드 수행에 따른 동작상태를 표시하는디지털컨버젼스디스크 플레이어 및 그 제어방법

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20071204