JPH04341088A - コンバーゼンス補正装置 - Google Patents

コンバーゼンス補正装置

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Publication number
JPH04341088A
JPH04341088A JP3142568A JP14256891A JPH04341088A JP H04341088 A JPH04341088 A JP H04341088A JP 3142568 A JP3142568 A JP 3142568A JP 14256891 A JP14256891 A JP 14256891A JP H04341088 A JPH04341088 A JP H04341088A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
convergence
rotation coil
crt
adjustment
rotation
Prior art date
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Pending
Application number
JP3142568A
Other languages
English (en)
Inventor
Makoto Yoshimura
真 吉村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Victor Company of Japan Ltd
Original Assignee
Victor Company of Japan Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Victor Company of Japan Ltd filed Critical Victor Company of Japan Ltd
Priority to JP3142568A priority Critical patent/JPH04341088A/ja
Publication of JPH04341088A publication Critical patent/JPH04341088A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Video Image Reproduction Devices For Color Tv Systems (AREA)
  • Details Of Television Scanning (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、CRT(Cathod
e−Ray tube)のコンバーゼンス補正装置にか
かり、特に多管式プロジェクションテレビジョンに使用
されるCRTにおいて地磁気によるコンバーゼンスずれ
の補正を行う場合に好適なコンバーゼンス補正装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】よく知られているように、一般的なCR
Tでは、偏向ヨークによって磁界を発生させてフレミン
グの法則により電子ビームの偏向を行っている。しかし
、この電子ビームは、地磁気に対しても同様に影響を受
けて曲げられ、コンバーゼンスずれが生ずることになる
。このため、地磁気に対するコンバーゼンス補正が一般
に行われている。たとえば、標準的な地磁気を水平方向
0ガウス,垂直方向0.3ガウスと設定し、この地磁気
によるコンバーゼンスずれ分をプロジェクションテレビ
ジョンセットの各CRTにおけるコンバーゼンス調整用
ボリューム(VR)などで調整する。この調整は通常工
場において行われ、調整後のプロジェクションテレビジ
ョンが出荷される。
【0003】ところが、プロジェクションテレビジョン
の実際の使用状態では、その設置方向によって上述した
調整磁界と設置場所における地磁気とが異なることにな
る。このため、図4に示すように、セットの配置方向に
よって上下左右,あるいは回転方向にコンバーゼンスず
れが生ずる。同図(A)は、CRTのネック方向が南北
に向いて配置された場合のコンバーゼンスずれの例で、
中心にあるG(緑)に対して、R(赤)は上又は右にず
れており、B(青)は下又は左にずれている。同図(B
)は、CRTの管軸方向が東西に向いて配置された場合
のコンバーゼンスずれの例で、中心にあるG(緑)に対
して、R(赤)は反時計方向に回転しており、B(青)
は時計方向に回転している。
【0004】特に、プロジェクションテレビジョンでは
、R(赤),G(緑),B(青)の各CRT管軸の相対
的な方向関係によっては、以上のようなずれが重畳され
るため、複雑な状況となる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ここで、同図(A)に
示す上下左右方向のコンバーゼンスずれについては、ユ
ーザーが調整できるように通常調整装置が設けられいる
。従って、それを利用すれば、コンバーゼンスずれを補
正できる。
【0006】しかしながら、同図(B)の回転方向のず
れについては、格別の調整手段が設けられていないため
、ユーザーは全く調整を行うことができない。仮にその
ずれが大きい場合、セット内部を開けて専門家による工
場調整と同様の調整を行うことも考えられるが、セット
を移動して向きが変更された場合などには、再度調整が
必要となり、完全なコンバーゼンスを得ることはできな
い。
【0007】本発明は、この点に着目したもので、プロ
ジェクションテレビジョンに含まれる複数のCRTの地
磁気による回転方向のコンバーゼンスずれを良好に補正
することができるコンバーゼンス補正装置を提供するこ
とを、その目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、ブロジェクシ
ョンテレビジョンに含まれる複数のCRTにおける地磁
気による回転方向のコンバーゼンスずれを補正するコン
バーゼンス補正装置において、補正対象のCRTの管軸
周囲に巻回されたローテーションコイルと、このローテ
ーションコイルに通電量,通電方向を制御して通電を行
うローテーションコイル通電部と、補正時に調整用パタ
ーンを各CRTに表示するための調整用パターン発生部
とを備えたことを特徴とする。
【0009】
【作用】本発明によれば、補正時には、調整用パターン
発生部から調整用パターンが発生出力され、これが表示
される。ここで、CRTのローテーションコイルに通電
が行われると、その管軸方向に磁界が発生する。このた
め、調整用パターンは回転するようになる。地磁気によ
る回転方向のコンバーゼンスずれは、ローテーションコ
イルに対する通電量,通電方向を調整することによって
行われる。
【0010】
【実施例】以下、本発明によるコンバーゼンス補正装置
の一実施例について、添付図面を参照しながら説明する
。図1には、本実施例の主要構成のうち、CRT1系統
が示されている。同図において、R,G,Bのいずれか
の映像信号は、映像検波,映像増幅などを行う映像再生
部10に入力されるようになっている。この映像再生部
10には十字パターン発生部12が接続されており、こ
の十字パターン発生部12にはコンバーゼンス調整用テ
スト用のスイッチ14が設けられている。
【0011】映像再生部10の出力側は、適宜のソケッ
ト基板を介してCRT16の入力側に接続されている。 このCRT16には、周知のようにコンバーゼンスヨー
ク18,偏向ヨーク20が各々設けられている。更に、
本実施例では、偏向ヨーク20の前部,すなわち画面側
に、適宜のボビンにコイルが巻回されたローテーション
コイル22が設けられている。このローテーションコイ
ル22には、ローテーションコイル通電部24が接続さ
れている。
【0012】図2には、プロジェクションテレビジョン
における3個のCRTが示されており、同図中R及びB
のCRT16R,16Bについてローテーションコイル
22及びローテーションコイル通電部24が設けられて
いる。なお、十字パターン発生部12はCRT16R,
16G,16Bのいずれにも設けられており、スイッチ
14は各CRT共通に設けられている。各CRT16R
,16G,16Bにおける画像は、投影光学系25R,
25G,25Bを各々介してスクリーン26に投影され
るようになっている。
【0013】以上の各部のうち、十字パターン発生部1
2は、スイッチ14がオンとなったときにユーザークロ
スの十字パターンを発生出力するためのものである。次
に、ローテーションコイル通電部24は、たとえば図3
に示すような構成となっている。まず、同図(A)は、
トランジスタを利用したものである。ボリューム30は
、駆動用の電源+VE,−VEに各々接続されており、
それらの間の電圧値が抵抗32を介してNPN型のトラ
ンジスタ34,PNP型のトランジスタ36のベースに
各々印加されるようになっている。トランジスタ34の
コレクタは電源+VEに接続されており、そのエミッタ
はトランジスタ36のエミッタ及び抵抗38に接続され
ている。また、トランジスタ36のコレクタは、電源−
VEに接続されている。抵抗38は、ローテーションコ
イル22を介してアースに接続されている。
【0014】ボリューム30から出力されるベース電圧
が+の場合は、トランジスタ34が導通する。このため
、電源+VEからトランジスタ34,抵抗38を介して
ローテーションコイル22に電流が流れる(矢印F1)
。逆に、ベース電圧が−の場合はトランジスタ36が導
通する。このため、アースからローテーションコイル2
2,抵抗38,トランジスタ36の方向に電流が流れる
(矢印F2)。つまり、ボリューム30の操作により、
ローテーションコイル22に逆方向に電流が流れるよう
になっており、その電流の値も制御できるようになって
いる。
【0015】同図(B)には、他の構成例が示されてお
り、電源+VE,−VEに接続されたボリューム40の
出力側が抵抗42を介してローテーションコイル22に
接続されている。これによっても、ボリューム40の操
作により、ローテーションコイル22に対する同様の通
電制御を行うことができる。
【0016】次に、以上のように構成された実施例の動
作について説明する。適宜位置に配置されたプロジェク
ションテレビジョンにおける上下左右方向のコンバーゼ
ンスずれは、上述したように従来からある調整装置によ
ってユーザーにより調整される。次に、回転方向のコン
バーゼンスずれがある場合、ユーザーはスイッチ14を
オンとする。これにより、十字パターン発生部12から
調整用の十字パターンが出力され、これが映像再生部1
0によってCRT16に表示される。これによって、プ
ロジェクションテレビジョンのスクリーン26には、R
,G,Bの十字パターン26R,26G,26Bが各々
表示される。
【0017】この状態で、ローテーションコイル通電部
24におけるボリューム30又は40を操作すると、ロ
ーテーションコイル22に矢印F1又はF2方向に電流
が流れるようになる。すると、CRT16R,16Bで
は、その管軸方向に磁界が発生する。CRT内に流れる
電子ビームは、ローテーションコイル22によって発生
した磁界の影響を受け、CRTセンター位置からはずれ
るほどフレミング左手の法則によって回転方向の力を受
ける。このため、R,Bについては、ラスタ全体がCR
Tセンターを軸として回転することになる。なお、回転
方向は、ローテーションコイル22に対する通電の方向
によって、時計方向,反時計方向のいずれにもなる。
【0018】従って、ローテーションコイル通電部24
におけるボリューム30又は40を操作することによっ
てR及びBの十字パターンが回転し、Gの十字パターン
とのずれが調整される。これによって、回転方向のコン
バーゼンスずれも補正され、上述した上下左右方向の調
整とともに、地磁気に対するコンバーゼンス補正が良好
に行われたことになる。この補正は、ローテーションコ
イル通電部24におけるボリューム30,40を操作す
ることによって行い得るので、専門家を必要とすること
なくユーザーが極めて簡単に行うことができる。
【0019】なお、本発明は、何ら上記実施例に限定さ
れるものではなく、同様の作用を奏するように種々設計
変更したものも含まれる。たとえば、上記実施例では、
Gを基準としてR,Bにローテーションコイルを設ける
ようにしたが、いずれを基準にするかは任意であり、全
部のCRTにローテーションコイルを設けるようにして
もよい。ローテーションコイルのCRTにおける取付位
置も、偏向ヨーク近傍からCRTフェースプレートに至
る適宜位置としてよい。また、コンバーゼンス補正用の
パターンとして十字パターンを用いたが、それ以外のパ
ターンでもよい。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によるコン
バーゼンス補正装置によれば、プロジェクションテレビ
ジョンに含まれる複数のCRTに地磁気によって生ずる
回転方向のコンバーゼンスずれを、調整用パターンを表
示するとともに、これをローテーションコイルに通電を
行うことによって回転させるようにしたので、地磁気に
よる回転方向のコンバーゼンスずれを、簡便に良好な精
度で補正することができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるコンバーゼンス補正装置の一実施
例の主要部分を示す構成図である。
【図2】プロジェクションテレビジョンにおける概略の
CRT配置を示す説明図である。
【図3】前記実施例におけるローテーションコイル通電
部の構成例を示す回路図である。
【図4】地磁気によるコンバーゼンスずれを示す説明図
である。
【符号の説明】
10…映像再生部、12…十字パターン発生部(調整用
パターン発生部)、14…スイッチ、16,16R,1
6G,16B…CRT、18…コンバーゼンスヨーク、
20…偏向ヨーク、22…ローテーションコイル、24
…ローテーションコイル通電部、26…スクリーン、2
6R,26G,26B…十字パターン(調整用パターン
)、30,40…ボリューム、32,38,42…抵抗
、34,36…トランジスタ、F1,F2…電流の方向
、+VE,−VE…電源。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  ブロジェクションテレビジョンに含ま
    れる複数のCRTにおける地磁気による回転方向のコン
    バーゼンスずれを補正するコンバーゼンス補正装置にお
    いて、補正対象のCRTの管軸周囲に巻回されたローテ
    ーションコイルと、このローテーションコイルに通電量
    ,通電方向を制御して通電を行うローテーションコイル
    通電部と、補正時に調整用パターンを各CRTに表示す
    るための調整用パターン発生部とを備えたことを特徴と
    するコンバーゼンス補正装置。
JP3142568A 1991-05-17 1991-05-17 コンバーゼンス補正装置 Pending JPH04341088A (ja)

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JP3142568A JPH04341088A (ja) 1991-05-17 1991-05-17 コンバーゼンス補正装置

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JP3142568A JPH04341088A (ja) 1991-05-17 1991-05-17 コンバーゼンス補正装置

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JPH04341088A true JPH04341088A (ja) 1992-11-27

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JP3142568A Pending JPH04341088A (ja) 1991-05-17 1991-05-17 コンバーゼンス補正装置

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01171380A (ja) * 1987-12-25 1989-07-06 Matsushita Electric Ind Co Ltd 自動スタテイックコンバーゼンス補正装置

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01171380A (ja) * 1987-12-25 1989-07-06 Matsushita Electric Ind Co Ltd 自動スタテイックコンバーゼンス補正装置

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