JPS61133792A - Ｃｒｔカラ−デイスプレイの地磁気補正装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は、ＣＲＴ　（ｃａｔｈｏｄｅ　ｒａｙ　ｔｕｂ
ｅの略）カラーディスプレイに係シ、特に地磁気による
色ずれを補正するＣＲＴカラーディスプレイの地磁気補
正装置に関する。

〔発明の背景〕

カラーＣＲＴの機械的な寸法の誤差、偏向磁界の歪等に
よる色ずれを補正するものとして、特開昭５７−２１２
４９２号公報（米国特許第４４０１９２２号）に示され
るような色ずれ補正装置が知られている。

第２図に従来のＣＲＴカラーディスプレイの色ずれ補正
装置の構成図を示す。一般にＣＲＴカラーディスプレイ
の入力ビデオ信号９はビデオ増幅回路６を介してカラー
ＣＲ’Ｉ’１のカソードに印加される。また人力ビデオ
信号９から同期分離回路７で分離整形された同期信号は
、偏向回路５に加弗見られ偏向電流として水平偏向コイ
ル３と垂直偏向コイル４ｔ−駆動してラスク走査を行な
う。この：５７ｋＣＲＴカラーディスプレイの色ずれに
対する補正は、補正マグネット１００、色ずれ補正回路
２００１調柾部３００ｔ−設け、同期分離回路７の出力
を色ずれ補正回路２００に加え、この色ずれ補正回路２
００から補正マグネット１００のビームの走査に同期す
る補正信号を補正マグネット１００に印加することにニ
ジ行なっていた。

（尚、調整部３００は色ずれ補正回路２００に対して色
ずれ補正用のデータを与えるためのものである。） しかしながら、このような装置は、構成が複雑であり、
地磁気による色ずれのみを補正するものとしてはコスト
が割高になるという問題があった。

〔発明の目的〕

本発明の目的は、従来の問題点に鑑み、カラーＣＲＴの
管軸方向および垂直方向に磁界を加える簡易な構成にて
地磁気による色ずれ補正を行なうＣＲＴカラーディスプ
レイの地磁気補正装置を提供するにある。

〔発明の概要］ 本発明は、水平分力及び垂直分力Ｌすｌる地磁気に対し
、カラーＣＲＴの管軸方向及び管軸と垂直方向に補正磁
界を発生させるコイルを設け、このコイルに流す電流を
抵抗と電圧とで調整する地磁気補正回路で調整して、地
磁気を打ち消すものである。

〔発明の実施例〕

以下、本発明の一実施例上図面を用いて説明する。

第１図は、本発明にかかるＣＢ、Ｔディスプレイの地磁
気補正装置の構成図でるる。９は入力ビデオ信号、６は
ビデオ信号増幅回路、７は同期分離回路、５は偏向回路
、３は水平偏向コイル、４は垂直偏向コイル、１はイン
ライン形のカラーＣＲＴでアシこの部分はいわゆる家庭
用のテレビジョンと同様である。本発明はこれに地磁気
補正回路４００とＣＲＴの管軸方向の磁界を印加するコ
イル４０１とＣＦＬＴの管軸と垂直方向の磁界を印加す
るコイル４０２を付加したものである。コイル４０１．
４０２に流す電流は直流電流で、地磁気補正回路４００
から卯のΩされる。

次に、本発明にかかる地磁気補正装置の細部構成を説明
する前に、地磁気によるカラーＣＢＴの色ずれについて
簡単に説明する。第３図は地磁気による色ずれを示す図
である。色ずれは２つに分類され、１つは地磁気の水平
分力（＝ＣＲＴ管軸方向）磁界による色ずれＸｖであり
、１つは地磁気の垂直分力磁界による色ずれＹｖである
。実験結果によれば、日本国東京地区で色ずれ全最小に
調整したＣＲＴカラーディスプレイをアメリカ国ボスト
ン市に搬入した場合、Ｘｖ＋ＹｖＯ色ずれは、各々０．
２　ｍ程度になる。計算機端末用高精細カラーディスプ
レイにおいては、０．１ｍ程度の色ずれでも許容できる
値ではなく、上記日本国からアメリカ国へ搬入した場合
の色ずれのｔ　Ｑ、　２　ｔｍは無視できる値ではない
。このように色ずれが生ずる原因を第４図、第５図を用
いて説明する。水平分力磁界による色ずれＸｖは、イン
ライン電子銃１１の色電極が構造的に几、　Ｇ、　　Ｂ
で示す如ぐ水平方向に距離りだけ離れているため、凡の
電子ビームとＢの電子ビームの水平方向の長さがＤだけ
異ｆＬシ、地磁気水平分力（＝管軸方向磁界）により受
ける力の大きさが異なるため、地磁気の強さが変わると
表示面（位置Ｑ）で色ずれを生ずる。

一方、第５図に示すようにセル７コンバーゼンス受像管
には、電子銃１１の先端にマグネチックシャント１２（
磁界減衰）とマグネチックエンハンサ−１３（磁界強ｙ
４）と呼ばれる龜極片が設けられ、垂直偏向磁界の垂直
分布に対しビームの周辺部のずれを補正しているが、地
磁気垂直分力（二〇几Ｔの管軸と垂直方向磁界）は、マ
グネチックシャント１２とマグネチックエンハンサ−１
３に作用して、中心電子ビームと両端電子ビームの偏向
感度全変化させ、色ずれＹｖｔ−生ずる要因となる。

次に、本発明にかかる地磁気補正装置の細部構成につい
て第６図を用いて説明する。前述のように、色ずれの原
因となる地磁気の強さは、ＣＲＴカラーディスプレイの
設置位置（例えば、アメリカ国）が定まれば、直流磁界
として一定値である。

従って地磁気水平分力に対しては、ＣＲＴの管軸方向に
コイル４０１を設け、これに電流を流して補正磁界Ｈを
発生させることにより地磁気水平分力を打ち消す。また
地磁気垂直分力に対しては、ＣＲＴの管軸と垂直方向に
コイル４０２ｔ−設け、これに電流を流して補正磁界ｖ
２発生させることによシ地磁気垂直分力を打ち消す。尚
、絶対値を零にして、地磁気の変化分を打ち消してもよ
い。

また、コイル４０１に流す電流は、地磁気補正回路４０
０の抵抗４０３と電圧４０４によシ調整し、同じくコイ
ル４０２１１？：流す電流は、抵抗４０５と電圧４０６
によシ調整する。このように簡単な構成で地磁気による
色ずれを補正することができる。

本発明の他の実施例を第７図に示す。本実施例の動作原
理は、前記実施例と同じであるが補正磁界Ｈは、ＣＲＴ
表示面外周に設置されている消磁（デガウス）コイル５
００を共用することにより発生させ、かつ補正磁界ｖを
水平偏向コイル３に直流電流を重畳させることによシ発
生させる点に特徴がある。補正磁界Ｈ，Ｖを発生させる
ための電流は第７図に示すように、コイル４０１（変流
電圧成分を除去する）と、抵抗４０３、電圧４０４、及
びコイル４０２（交流電圧成分＝水平偏向成分を除去す
る）、抵抗４０５、電圧４０６によシ調整する。尚、５
０１は電流制限抵抗器５０１でめ、９．５０２は消磁（
デガウス）スイッチである。

また、偏向回路５の内容の詳細は略す。

本実施例によれば、地磁気補正用のコイル４０１゜４０
２を他のコイルと共用させることができ、更に構造が簡
単で安価なＣＲＴディスプレイの地磁気補正装置を提供
することができる。

色ずれを簡易な構成にて補正することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明にかかるＣＲＴディスプレイの地磁気補
正装置の構成図、第２図は従来のＣＲＴディスプレイの
色ずれ補正装置の構成図、第３図は地磁気による色ずれ
を示す図、第４図は地磁気の水平分力による色ずれを説
明する図、第５図は地磁気の垂直分力による色ずれを説
明する図、第６図は本発明にかかる地磁気補正装置の細
部構成図、第７図は本発明の他の実施例を示す図である
。 ４００・・・地磁気補正回路、４０１・・・地磁気水平
分力補正用コイル、４０２・・・地磁気垂直分力補正用
穿３図 第４図 藻５　図 （α） ヌ　６　図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、カラーＣＲＴの管軸方向にかかる地磁気水平分力を
   打ち消す補正磁界を発生させる第１のコイルと、該カラ
   ーＣＲＴの管軸と垂直方向にかかる地磁気垂直分力を打
   ち消す補正磁界を発生させる第２のコイルと、第１及び
   第２のコイルに流す電流を調整する地磁気補正回路とを
   具備することを特徴とするＣＲＴカラーディスプレイの
   地磁気補正装置。 ２、前記第１のコイルは、カラーＣＲＴ表示面外周に設
   置されている消磁コイルと共用させ、該消磁コイルに直
   流電流を流して補正磁界を発生させることを特徴とする
   特許請求の範囲第１項記載のＣＲＴカラーディスプレイ
   の地磁気補正装置。 ３、前記第２のコイルは、カラーＣＲＴに設置されてい
   る水平偏向コイルと共用させ、該水平偏向コイルに直流
   電流を重畳させて補正磁界を発生させることを特徴とす
   る特許請求の範囲第１項記載のＣＲＴカラーディスプレ
   イの地磁気補正装置。