JPH0434078B2 - - Google Patents
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- JPH0434078B2 JPH0434078B2 JP63300977A JP30097788A JPH0434078B2 JP H0434078 B2 JPH0434078 B2 JP H0434078B2 JP 63300977 A JP63300977 A JP 63300977A JP 30097788 A JP30097788 A JP 30097788A JP H0434078 B2 JPH0434078 B2 JP H0434078B2
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- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 139
- 238000003303 reheating Methods 0.000 claims description 21
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 20
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 2
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 description 2
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 2
- 230000003068 static effect Effects 0.000 description 2
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 description 1
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 1
- 238000012544 monitoring process Methods 0.000 description 1
- 238000002360 preparation method Methods 0.000 description 1
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- Control For Baths (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、給湯器付自動風呂釜の湯張り制御方
法に関するものである。
法に関するものである。
給湯器付自動風呂釜の浴槽水位設定方法には、
水位スイツチ方式と水量センサー方法とが知られ
ている。
水位スイツチ方式と水量センサー方法とが知られ
ている。
前記水位スイツチ方式の長所は、浴槽中の残水
量がどのレベルにあつても、湯張り量は必要水位
で正しく止められるが、水位スイツチのユニツト
を浴槽の外側に器具と別置しなければならないた
め、施工工事が高価で煩雑化するという問題点が
ある。これに対し、水量センサー方式は、水量セ
ンサーを器具の中に取り込めるため施工工事は簡
単であるが、使用者が浴槽中の残水量を確認して
水量センサーのカウント量をいちいち修正しなけ
れば、浴槽から湯があふれたり必要水位より低か
つたりするおそれがあり、使い勝手が極めて悪い
という問題がある。
量がどのレベルにあつても、湯張り量は必要水位
で正しく止められるが、水位スイツチのユニツト
を浴槽の外側に器具と別置しなければならないた
め、施工工事が高価で煩雑化するという問題点が
ある。これに対し、水量センサー方式は、水量セ
ンサーを器具の中に取り込めるため施工工事は簡
単であるが、使用者が浴槽中の残水量を確認して
水量センサーのカウント量をいちいち修正しなけ
れば、浴槽から湯があふれたり必要水位より低か
つたりするおそれがあり、使い勝手が極めて悪い
という問題がある。
このような従来技術の問題点を解決するため、
本発明者などは、器具設置時に、浴槽が空の状態
から希望水位に達するまでの水位(圧力)に対す
る水量の変化を測定してそのデータを制御装置に
記憶させておき、器具設定時に、前記制御装置に
記憶させたデータを使用して希望水位までの湯張
りを行なう方法を提案した(特願昭62−90658号
参照(特開昭63−259347号公報))。
本発明者などは、器具設置時に、浴槽が空の状態
から希望水位に達するまでの水位(圧力)に対す
る水量の変化を測定してそのデータを制御装置に
記憶させておき、器具設定時に、前記制御装置に
記憶させたデータを使用して希望水位までの湯張
りを行なう方法を提案した(特願昭62−90658号
参照(特開昭63−259347号公報))。
この方法によれば、施工工事が簡単で、しかも
湯張り量は残水の有無に拘らず希望とする水位で
正しく止めることができ、かつ、使用者が希望と
する湯張り水位を設定することができるという長
所がある。
湯張り量は残水の有無に拘らず希望とする水位で
正しく止めることができ、かつ、使用者が希望と
する湯張り水位を設定することができるという長
所がある。
しかしながら、上記の方法は、器具の設置時に
水位と水量のデータを制御装置に記憶させるため
に、施工業者またはサービス員が必ず試運転を行
なつてデータを記憶させるための作業が必要であ
る。
水位と水量のデータを制御装置に記憶させるため
に、施工業者またはサービス員が必ず試運転を行
なつてデータを記憶させるための作業が必要であ
る。
本発明者などは、前記の如く器具設置時に人が
水位設定を行なうのではなく、器具を設置した後
始めて自動運転を行なうと、器具自体が器具と浴
槽とを連結する循環金具の位置を検出し、その検
出位置を基準点として所望の水位を設定すること
ができる湯張り制御方法を発明した(特願昭63−
112635号参照(特開平1−285736号公報))。
水位設定を行なうのではなく、器具を設置した後
始めて自動運転を行なうと、器具自体が器具と浴
槽とを連結する循環金具の位置を検出し、その検
出位置を基準点として所望の水位を設定すること
ができる湯張り制御方法を発明した(特願昭63−
112635号参照(特開平1−285736号公報))。
なお、前記先願方法における循環金具の位置の
検出は、浴槽中に一定量の給水(湯)を行なつた
後追焚き回路を動作させ乍ら流水の有無を検出す
ることを繰返し、流水を検出した時点を循環金具
の位置として検出する方法と、追焚き回路の戻り
管を介して一定量の水(湯)を浴槽中に供給する
ことにより戻り管内のエアー抜きを行ない、その
状態で追焚き回路の往管を介して浴槽中に給水
(湯)しながら圧力センサーによる検出値の変化
を監視し、変化が生じた時点を循環金具の位置と
して検出する方法とがある。
検出は、浴槽中に一定量の給水(湯)を行なつた
後追焚き回路を動作させ乍ら流水の有無を検出す
ることを繰返し、流水を検出した時点を循環金具
の位置として検出する方法と、追焚き回路の戻り
管を介して一定量の水(湯)を浴槽中に供給する
ことにより戻り管内のエアー抜きを行ない、その
状態で追焚き回路の往管を介して浴槽中に給水
(湯)しながら圧力センサーによる検出値の変化
を監視し、変化が生じた時点を循環金具の位置と
して検出する方法とがある。
前記先願発明によれば、器具を設置した後初め
て自動運転を行なうと、器具が自動的に循環金具
の位置を検出し、その位置を基準点としてマイコ
ン制御部に記憶させるので、この循環金具の位置
を基準とする所望水位をコントローラに設定すれ
ば、その設定水位の正確な湯張りを行なうことが
できる。
て自動運転を行なうと、器具が自動的に循環金具
の位置を検出し、その位置を基準点としてマイコ
ン制御部に記憶させるので、この循環金具の位置
を基準とする所望水位をコントローラに設定すれ
ば、その設定水位の正確な湯張りを行なうことが
できる。
しかし乍ら、前記の先願発明においては、追焚
き回路の流水の有無、あるいは圧力センサーによ
る静圧の変化によつて循環金具の位置を検出し、
しかる後所望量の湯張りを行なうので、注湯を一
旦停止させて圧力を測定したり、注湯を停止させ
て追焚き回路のポンプを駆動するなどの時間を必
要とし、このため、最初の湯張りに多くの時間を
必要とするという問題がある。
き回路の流水の有無、あるいは圧力センサーによ
る静圧の変化によつて循環金具の位置を検出し、
しかる後所望量の湯張りを行なうので、注湯を一
旦停止させて圧力を測定したり、注湯を停止させ
て追焚き回路のポンプを駆動するなどの時間を必
要とし、このため、最初の湯張りに多くの時間を
必要とするという問題がある。
本発明者は、前記の如き先願発明をさらに改良
し、器具を設置した後初めて自動運転スイツチを
オンにすると、直ちに湯張りを行ない乍らその間
循環追焚き管路中に配設した圧力センサーにより
ポンプ動圧を検出し、そのポンプ動圧がほゞ一定
の時点から浴槽中の水位が循環金具より上昇する
に伴い検出圧が上昇方向に移行した時点を基準点
とし、その基準点からコントローラに設定した前
記設定水位に達したとき浴槽に対する注湯を停止
させ、前記注湯開始から停止に至るデータをマイ
コン制御部に記憶させ、そのデータに基づいて次
回以降の湯張りを制御することを発明した(特願
昭63−203076号(特開平02−052945号公報))。
し、器具を設置した後初めて自動運転スイツチを
オンにすると、直ちに湯張りを行ない乍らその間
循環追焚き管路中に配設した圧力センサーにより
ポンプ動圧を検出し、そのポンプ動圧がほゞ一定
の時点から浴槽中の水位が循環金具より上昇する
に伴い検出圧が上昇方向に移行した時点を基準点
とし、その基準点からコントローラに設定した前
記設定水位に達したとき浴槽に対する注湯を停止
させ、前記注湯開始から停止に至るデータをマイ
コン制御部に記憶させ、そのデータに基づいて次
回以降の湯張りを制御することを発明した(特願
昭63−203076号(特開平02−052945号公報))。
前記の先願発明によれば、循環追焚き管路を経
由する浴槽への注湯中にポンプ動圧を検出し、浴
槽中浴槽中の水位が循環金具より下の場合は検出
されるポンプ動圧がほゞ一定であるが、浴槽中の
水位が循環金具より上方になるとヘツド圧がポン
プ動圧にプラスされて検出圧が上昇することに着
目し、検出圧の上昇時点を基準点としたので、最
初の湯張り時間を顕著に短縮することができる。
由する浴槽への注湯中にポンプ動圧を検出し、浴
槽中浴槽中の水位が循環金具より下の場合は検出
されるポンプ動圧がほゞ一定であるが、浴槽中の
水位が循環金具より上方になるとヘツド圧がポン
プ動圧にプラスされて検出圧が上昇することに着
目し、検出圧の上昇時点を基準点としたので、最
初の湯張り時間を顕著に短縮することができる。
しかし乍ら、前記先願発明においては、ポンプ
能力の変化による圧力変化を無視していたため、
設定水位に誤差が生ずることを知つた。すなわ
ち、ポンプ搬送中の流量および圧力は、本来ポン
プへの制御がなく、かつ、配管等の抵抗が変らな
い限り一定の値を示す筈であるが、前記先願発明
を実験したところ、実際の使用下においては、温
度やポンプの運転時間などによつて搬送流量およ
び圧力が変化し、また配管抵抗も浴槽内の水位お
よびホツパの水位変化によつて変化し、このため
先願発明により得られたデータでは所望とする水
位と設定水位との間に誤差が生ずるという問題が
ある。
能力の変化による圧力変化を無視していたため、
設定水位に誤差が生ずることを知つた。すなわ
ち、ポンプ搬送中の流量および圧力は、本来ポン
プへの制御がなく、かつ、配管等の抵抗が変らな
い限り一定の値を示す筈であるが、前記先願発明
を実験したところ、実際の使用下においては、温
度やポンプの運転時間などによつて搬送流量およ
び圧力が変化し、また配管抵抗も浴槽内の水位お
よびホツパの水位変化によつて変化し、このため
先願発明により得られたデータでは所望とする水
位と設定水位との間に誤差が生ずるという問題が
ある。
本発明は前記の如き先願発明の問題点を改善
し、所望とする正確な水位の湯張りを行なうこと
ができる湯張り制御方法を提供せんとするもので
ある。
し、所望とする正確な水位の湯張りを行なうこと
ができる湯張り制御方法を提供せんとするもので
ある。
本発明は、前記の如き目的を達成せんがため、
水位設定後自動運転スイツチをオンにすると、循
環追焚き管路のポンプを駆動して循環追焚き管路
を経由する浴槽への注湯を行ない、かつ、該ポン
プの搬送流量を監視して搬送流量が一定になるよ
うにポンプ能力を制御し、かくしてポンプの搬送
流量を保ちながら循環追焚き管路中に配設した圧
力センサーによりポンプ動圧を検出し、そのポン
プ動圧がほゞ一定の時点から浴槽中の水位が循環
金具より上昇するに伴い検出動圧が上昇方向に移
行した時点を基準点とし、その基準点からコント
ローラに設定した前記設定水位の高さに達したこ
とを圧力センサーが検出すると浴槽に対する注湯
を停止させ、前記注湯開始から停止に至るデータ
をマイコン制御部に記憶させ、そのデータに基づ
いて次回以降の湯張りを制御することを特徴とす
る。
水位設定後自動運転スイツチをオンにすると、循
環追焚き管路のポンプを駆動して循環追焚き管路
を経由する浴槽への注湯を行ない、かつ、該ポン
プの搬送流量を監視して搬送流量が一定になるよ
うにポンプ能力を制御し、かくしてポンプの搬送
流量を保ちながら循環追焚き管路中に配設した圧
力センサーによりポンプ動圧を検出し、そのポン
プ動圧がほゞ一定の時点から浴槽中の水位が循環
金具より上昇するに伴い検出動圧が上昇方向に移
行した時点を基準点とし、その基準点からコント
ローラに設定した前記設定水位の高さに達したこ
とを圧力センサーが検出すると浴槽に対する注湯
を停止させ、前記注湯開始から停止に至るデータ
をマイコン制御部に記憶させ、そのデータに基づ
いて次回以降の湯張りを制御することを特徴とす
る。
本発明は、前記の如く、ポンプにより搬送流量
を常に監視し、流量が変化した場合にそれが一定
になるようにポンプ能力を制御し乍らポンプ動圧
を検出するので、ポンプ動圧検出中のヘツド差に
よる圧力変化のみを正確に検出することができ、
従つて浴槽の水位を設定した正確な水位に制御す
ることができる。
を常に監視し、流量が変化した場合にそれが一定
になるようにポンプ能力を制御し乍らポンプ動圧
を検出するので、ポンプ動圧検出中のヘツド差に
よる圧力変化のみを正確に検出することができ、
従つて浴槽の水位を設定した正確な水位に制御す
ることができる。
以下、添付図面について本発明の一実施例を説
明する。
明する。
第1図はデータ書き込み時の本発明による湯張
り制御方法を示すフローチヤート、第2図はポン
プ能力および配管抵抗が一定の場合の流量と圧力
の関係を示すグラフ、第3図はポンプ能力が一定
で配管抵抗が変化した場合の流量と圧力の関係を
示すグラフ、第4図は配管抵抗が一定でポンプ能
力が変化した場合の流量と圧力の関係を示すグラ
フ、第5図は第3図と第4図を複合させたグラ
フ、第6図は本発明を適用する器具の概要を示す
水系統図である。
り制御方法を示すフローチヤート、第2図はポン
プ能力および配管抵抗が一定の場合の流量と圧力
の関係を示すグラフ、第3図はポンプ能力が一定
で配管抵抗が変化した場合の流量と圧力の関係を
示すグラフ、第4図は配管抵抗が一定でポンプ能
力が変化した場合の流量と圧力の関係を示すグラ
フ、第5図は第3図と第4図を複合させたグラ
フ、第6図は本発明を適用する器具の概要を示す
水系統図である。
本発明を説明するに先立ち、先ず器具の概要を
第6図に基づいて説明する。
第6図に基づいて説明する。
第6図において、1は器具本体であつて、給湯
用熱交換器2と風呂用熱交換器3とを内蔵してい
る。前記器具本体1から離れた位置に設置してい
る浴槽14と風呂用熱交換器3とは循環往管13
および同戻り管12を介して接続されており、そ
の戻り管12の途中に圧力センサー10、流水ス
イツチ11、電動三方弁9、ポンプ8、流量セン
サー19が配設され、さらに、前記ポンプ8およ
び電動三方弁9のバイパス管路に電磁弁6を介装
し、電磁弁6を閉じると共に電動三方弁9を循環
加熱側に切替えると、戻り管12−電動三方弁9
−ポンプ8−熱交換器3−往管13よりなる循環
追焚き管路が形成されるように構成されている。
なお、15は温度検出用サーミスタである。
用熱交換器2と風呂用熱交換器3とを内蔵してい
る。前記器具本体1から離れた位置に設置してい
る浴槽14と風呂用熱交換器3とは循環往管13
および同戻り管12を介して接続されており、そ
の戻り管12の途中に圧力センサー10、流水ス
イツチ11、電動三方弁9、ポンプ8、流量セン
サー19が配設され、さらに、前記ポンプ8およ
び電動三方弁9のバイパス管路に電磁弁6を介装
し、電磁弁6を閉じると共に電動三方弁9を循環
加熱側に切替えると、戻り管12−電動三方弁9
−ポンプ8−熱交換器3−往管13よりなる循環
追焚き管路が形成されるように構成されている。
なお、15は温度検出用サーミスタである。
給湯用熱交換器2には給水管16および給湯管
17が接続されており、その給水管16の途中に
水量センサー4を設けて給湯管路を構成し、この
給湯管路を分岐管18によつてホツパー7に導
き、この分岐管18の出口に電磁弁5を設置して
いる。ホツパー7の下部は、前記電動三方弁9に
接続されていて、電動三方弁9を給湯側に切替え
ると共にポンプ8を駆動することにより、給湯用
熱交換器2により加熱された湯を循環往管13と
戻り管12を経て浴槽14中に給湯し得るように
構成されている。
17が接続されており、その給水管16の途中に
水量センサー4を設けて給湯管路を構成し、この
給湯管路を分岐管18によつてホツパー7に導
き、この分岐管18の出口に電磁弁5を設置して
いる。ホツパー7の下部は、前記電動三方弁9に
接続されていて、電動三方弁9を給湯側に切替え
ると共にポンプ8を駆動することにより、給湯用
熱交換器2により加熱された湯を循環往管13と
戻り管12を経て浴槽14中に給湯し得るように
構成されている。
なお、この種の自動風呂釜は、図には示してい
ないが、マイコン制御部とそのマイコン制御部に
対するコントローラとを具備し、そのマイコン制
御部に水量センサー4、圧力センサー10、流水
スイツチ11、サーミスタ15、流量センサー1
9などの信号を入力し、それらの信号に基づい
て、電磁弁5,6の開閉、電動三方弁9の切替
え、ポンプ8の駆動ならびに図示を省略したバー
ナの制御を行なうものであるが、これらの技術は
周知であるので、その詳細な説明は省略する。
ないが、マイコン制御部とそのマイコン制御部に
対するコントローラとを具備し、そのマイコン制
御部に水量センサー4、圧力センサー10、流水
スイツチ11、サーミスタ15、流量センサー1
9などの信号を入力し、それらの信号に基づい
て、電磁弁5,6の開閉、電動三方弁9の切替
え、ポンプ8の駆動ならびに図示を省略したバー
ナの制御を行なうものであるが、これらの技術は
周知であるので、その詳細な説明は省略する。
次に、上記の構成よりなる器具を用いた本発明
の湯張り制御方法を説明する。
の湯張り制御方法を説明する。
本発明においては、浴槽の循環金具14aの位
置を基準として、その基準金具から何cmの高さま
で湯張りするのかの希望水位PRをコントローラ
(図示せず)に設定する。次にコントローラの自
動運転スイツチをオンすると、第1図に示すよう
に、先ず浴槽の基準水位のデータがマイコン制御
部に入力されているかどうかを判断し、器具設置
後の最初の使用であるから当然データがないと判
断され、電動三方弁9を追焚き回路に切替えると
共にポンプ8を駆動し、その状態で流水スイツチ
11がオンしているか否かを検出する。これは本
発明による湯張り制御の前段階であつて、念のた
め設けた工程である。
置を基準として、その基準金具から何cmの高さま
で湯張りするのかの希望水位PRをコントローラ
(図示せず)に設定する。次にコントローラの自
動運転スイツチをオンすると、第1図に示すよう
に、先ず浴槽の基準水位のデータがマイコン制御
部に入力されているかどうかを判断し、器具設置
後の最初の使用であるから当然データがないと判
断され、電動三方弁9を追焚き回路に切替えると
共にポンプ8を駆動し、その状態で流水スイツチ
11がオンしているか否かを検出する。これは本
発明による湯張り制御の前段階であつて、念のた
め設けた工程である。
かくして流水スイツチ11がオフしていること
を検知すると、ポンプ8を一旦停止させ、電動三
方弁9を注湯側に切替えると共に電磁弁5,6を
開き、ポンプ8を駆動して給湯用熱交換器2によ
り加熱した湯を浴槽中に供給する。すなわち、熱
交換器2により加熱された湯は一旦ホツパー7で
受け、ポンプ8の駆動により循環往管13と同戻
り管12との2経路で浴槽14中に注湯する。
を検知すると、ポンプ8を一旦停止させ、電動三
方弁9を注湯側に切替えると共に電磁弁5,6を
開き、ポンプ8を駆動して給湯用熱交換器2によ
り加熱した湯を浴槽中に供給する。すなわち、熱
交換器2により加熱された湯は一旦ホツパー7で
受け、ポンプ8の駆動により循環往管13と同戻
り管12との2経路で浴槽14中に注湯する。
このようにして注湯すると、ポンプ能力と配管
抵抗とが一定の場合は、第2図に示すように流量
Q1とポンプ動圧P1とが一定の筈である。ところ
がホツパー7内の水位が変化すると第3図に示す
ように配管抵抗も変化し、これによりポンプ能力
は不変であるが流量が変化し、その結果ポンプ動
圧も変化する。また、ポンプの能力は周囲の温度
や運転時間によつて変化するので、配管抵抗は一
定であつても第4図に示すように流量およびポン
プ動圧が変化する。実際には第5図に示すよう
に、第3図と第4図とが複合されたものとなる。
抵抗とが一定の場合は、第2図に示すように流量
Q1とポンプ動圧P1とが一定の筈である。ところ
がホツパー7内の水位が変化すると第3図に示す
ように配管抵抗も変化し、これによりポンプ能力
は不変であるが流量が変化し、その結果ポンプ動
圧も変化する。また、ポンプの能力は周囲の温度
や運転時間によつて変化するので、配管抵抗は一
定であつても第4図に示すように流量およびポン
プ動圧が変化する。実際には第5図に示すよう
に、第3図と第4図とが複合されたものとなる。
本発明は、先願発明と同様に、注湯と同時に圧
力センサー10によりポンプ動圧を検出し、浴槽
の水位が循環金具14aより下の場合にはポンプ
動圧のみであるので水位が循環金具14aに達す
るまではほぼ一定であるが、水位が循環金具14
aより上になつてくるとポンプ動圧と循環金具よ
り上方の水位に基づくヘツド圧がプラスされて上
昇する点をとらえ、前記圧力センサーの検出値が
ほぼ一定の状態から上昇し始めた時点を基準点と
して検出し、その基準点からコントローラに設定
した希望水位まで浴槽に対する注湯を行なうもの
であるが、前記の如く、配管抵抗の変化およびポ
ンプ能力の変化によりポンプ動圧が変化するの
で、コントローラに設定した希望水位に浴槽内の
水位を正しく制御することは不可能となる。
力センサー10によりポンプ動圧を検出し、浴槽
の水位が循環金具14aより下の場合にはポンプ
動圧のみであるので水位が循環金具14aに達す
るまではほぼ一定であるが、水位が循環金具14
aより上になつてくるとポンプ動圧と循環金具よ
り上方の水位に基づくヘツド圧がプラスされて上
昇する点をとらえ、前記圧力センサーの検出値が
ほぼ一定の状態から上昇し始めた時点を基準点と
して検出し、その基準点からコントローラに設定
した希望水位まで浴槽に対する注湯を行なうもの
であるが、前記の如く、配管抵抗の変化およびポ
ンプ能力の変化によりポンプ動圧が変化するの
で、コントローラに設定した希望水位に浴槽内の
水位を正しく制御することは不可能となる。
ここにおいて、本発明は、第1図に示す如く、
注湯を開始すると、先ず流量センサー19により
浴槽に対する注湯量を検出し、それが一定である
かどうかを判断させる。そして、一定でないとき
には、ポンプ能力をアツプあるいはダウンさせて
一定流量になるように制御する。このようにして
ポンプによる搬送流量が常に一定の値を保つよう
に制御すると、配管抵抗の変化やポンプ能力の変
化があつても、ポンプ搬送中の圧力を常に一定に
保つことができるようになり、圧力センサー10
により浴槽内の正しい水位を検出してデータ入力
を開始し、圧力センサーの検出値がほぼ一定の状
態から上昇し始めた時点を基準点として検出し、
その基準点からコントローラに設定した希望水位
になるまで圧力センサーの出力を検出しながら浴
槽に対する注湯を引続いて行ない、圧力センサー
が前記希望水位を検出した時点で電磁弁5,6を
閉じると共にポンプ8を停止させる。
注湯を開始すると、先ず流量センサー19により
浴槽に対する注湯量を検出し、それが一定である
かどうかを判断させる。そして、一定でないとき
には、ポンプ能力をアツプあるいはダウンさせて
一定流量になるように制御する。このようにして
ポンプによる搬送流量が常に一定の値を保つよう
に制御すると、配管抵抗の変化やポンプ能力の変
化があつても、ポンプ搬送中の圧力を常に一定に
保つことができるようになり、圧力センサー10
により浴槽内の正しい水位を検出してデータ入力
を開始し、圧力センサーの検出値がほぼ一定の状
態から上昇し始めた時点を基準点として検出し、
その基準点からコントローラに設定した希望水位
になるまで圧力センサーの出力を検出しながら浴
槽に対する注湯を引続いて行ない、圧力センサー
が前記希望水位を検出した時点で電磁弁5,6を
閉じると共にポンプ8を停止させる。
前記注湯中の圧力センサーの出力は、マイコン
制御部により処理することによつてきれいなグラ
フとすることができ、さらに、前記の如く、電磁
弁6を閉じると共にポンプ8を停止させると、戻
り管12内は浴槽の水位検出用の圧力管となつて
圧力センサー10により浴槽水位の静圧を検出す
ることができ、ポンプの動圧分をシフトさせた浴
槽水位に対する圧力と水量のグラフを得ることが
できる。かくして得られたデータを制御部に記憶
させて2回目以降の運転にそなえ、次いで常法に
従つて第1図の後段に示すように追焚き回路に切
替え、最終設定温度になるまで追焚きして自動運
転の一連の動作を終了する。
制御部により処理することによつてきれいなグラ
フとすることができ、さらに、前記の如く、電磁
弁6を閉じると共にポンプ8を停止させると、戻
り管12内は浴槽の水位検出用の圧力管となつて
圧力センサー10により浴槽水位の静圧を検出す
ることができ、ポンプの動圧分をシフトさせた浴
槽水位に対する圧力と水量のグラフを得ることが
できる。かくして得られたデータを制御部に記憶
させて2回目以降の運転にそなえ、次いで常法に
従つて第1図の後段に示すように追焚き回路に切
替え、最終設定温度になるまで追焚きして自動運
転の一連の動作を終了する。
以上述べたように、本発明によれば、運転の当
初から浴槽に対し連続的に注湯して最初の湯張り
所要時間を短縮すると共に、ポンプ動圧を測定す
るにも拘らず、コントローラに設定した正しい水
位に自動湯張りすることができる効果がある。
初から浴槽に対し連続的に注湯して最初の湯張り
所要時間を短縮すると共に、ポンプ動圧を測定す
るにも拘らず、コントローラに設定した正しい水
位に自動湯張りすることができる効果がある。
第1図はデータ書き込み時の本発明による湯張
り制御方法を示すフローチヤート、第2図はポン
プ能力および配管抵抗が一定の場合の流量と圧力
の関係を示すグラフ、第3図はポンプ能力が一定
で配管抵抗が変化した場合の流量と圧力の関係を
示すグラフ、第4図は配管抵抗が一定でポンプ能
力が変化した場合の流量と圧力の関係を示すグラ
フ、第5図は第3図と第4図を複合させたグラ
フ、第6図は本発明を適用する器具の概要を示す
水系統図である。 1……器具、2……給湯用熱交換器、3……追
焚用熱交換器、5,6……電磁弁、7……ホツパ
ー、8……ポンプ、9……電動バルブ、10……
圧力センサー、11……流水スイツチ、12……
循環戻り管、13……循環往管、14……浴槽、
15……サーミスタ。19……流量センサー。
り制御方法を示すフローチヤート、第2図はポン
プ能力および配管抵抗が一定の場合の流量と圧力
の関係を示すグラフ、第3図はポンプ能力が一定
で配管抵抗が変化した場合の流量と圧力の関係を
示すグラフ、第4図は配管抵抗が一定でポンプ能
力が変化した場合の流量と圧力の関係を示すグラ
フ、第5図は第3図と第4図を複合させたグラ
フ、第6図は本発明を適用する器具の概要を示す
水系統図である。 1……器具、2……給湯用熱交換器、3……追
焚用熱交換器、5,6……電磁弁、7……ホツパ
ー、8……ポンプ、9……電動バルブ、10……
圧力センサー、11……流水スイツチ、12……
循環戻り管、13……循環往管、14……浴槽、
15……サーミスタ。19……流量センサー。
Claims (1)
- 1 器具本体からホツパーおよび循環追焚き管路
を経由して浴槽への湯張りを行ない、かつ、浴槽
中の水位を循環追焚き管路中に配設した圧力セン
サーにより検出して設定水位で湯張りを自動停止
せしめる如くなした給湯器付自動風呂釜におい
て、コントローラによる水位設定を、循環金具の
位置を基準としてその位置からの高さにより指定
し、該水位設定後自動運転スイツチをオンにする
と、循環追焚き管路のポンプを駆動して循環追焚
き管路を経由する浴槽への注湯を行ない、かつ、
該ポンプの搬送流量を監視して搬送流量が一定に
なるようにポンプ能力を制御し、かくしてポンプ
搬送流量を一定に保ちながら循環追焚き管路中に
配設した圧力センサーによりポンプ動圧を検出
し、そのポンプ動圧がほゞ一定の時点から浴槽中
の水位が循環金具より上昇するに伴い検出動圧が
上昇方向に移行した時点を基準点とし、その基準
点からコントローラに設定した前記設定水位の高
さに達したことを圧力センサーが検出すると浴槽
に対する注湯を停止させ、前記注湯開始から停止
に至るポンプ動圧を含むデータをマイコン制御部
に記憶させ、そのデータに基づいて次回以降の湯
張りを制御することを特徴とする給湯器付自動風
呂釜の湯張り制御方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63300977A JPH02150657A (ja) | 1988-11-30 | 1988-11-30 | 給湯器付自動風呂釜の湯張り制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63300977A JPH02150657A (ja) | 1988-11-30 | 1988-11-30 | 給湯器付自動風呂釜の湯張り制御方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02150657A JPH02150657A (ja) | 1990-06-08 |
JPH0434078B2 true JPH0434078B2 (ja) | 1992-06-04 |
Family
ID=17891353
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63300977A Granted JPH02150657A (ja) | 1988-11-30 | 1988-11-30 | 給湯器付自動風呂釜の湯張り制御方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH02150657A (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007327725A (ja) * | 2006-06-09 | 2007-12-20 | Hitachi Appliances Inc | ヒートポンプ式給湯機 |
-
1988
- 1988-11-30 JP JP63300977A patent/JPH02150657A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH02150657A (ja) | 1990-06-08 |
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Legal Events
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