JPH04340617A - 入力装置 - Google Patents

入力装置

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JPH04340617A
JPH04340617A JP3141343A JP14134391A JPH04340617A JP H04340617 A JPH04340617 A JP H04340617A JP 3141343 A JP3141343 A JP 3141343A JP 14134391 A JP14134391 A JP 14134391A JP H04340617 A JPH04340617 A JP H04340617A
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JP
Japan
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input
keyboard
information
character
key
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JP3141343A
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English (en)
Inventor
Nobuo Saito
斉藤 信男
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、文書作成装置,自動
翻訳装置等を含む各種データ処理装置(コンピュータ本
体),ファイリング装置等のシステム装置に接続して使
用される光学的文字読取装置(OCR)等を用いた入力
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、データ処理装置やファイリング
装置等のシステム装置の入力装置としてはキーボードが
多用されているが、そのキーボードのキー入力操作に慣
れるのには時間がかかるという問題があった。
【0003】そこで、キーボードによるキー入力操作を
補助する入力手段として、手書きあるいは印刷した文字
や記号を光学的に読み取って入力するOCR、盤面上に
直接手書きされた文字等の筆跡を感圧センサ群等によっ
て検出し、その筆跡に該当する文字を認識して入力する
タブレット入力装置等を備えた装置が提案されている。
【0004】例えば、以下に示すような装置がある。 (1)タブレットから手書き入力された文字を認識処理
し、その認識した文字を判別してキーボードからの出力
コードと区別可能な体系の出力コードに変換し、アダプ
タを介してその出力コードとキーボードからの出力コー
ドとを統合してデータ処理装置本体へ出力する文字入力
装置(例えば、特開昭61−223974号公報参照)
【0005】(2)音声又はキーボードから情報の入力
ができる情報入力装置に手書きOCRを接続し、読みの
判らない漢字等を入力する場合、その手書きOCRによ
る手書き入力ができるようにした情報入力装置(例えば
、実開昭62−62368号公報参照)。
【0006】(3)キーボードのキー入力やパネル上の
押しボタン入力換えて、手書き入力された文字又は音声
で入力された指示を認識して、その認識結果に対応して
予め登録テーブルに登録されている処理を選択する情報
処理装置(例えば、実開昭62−187340号公報参
照)。
【0007】(4)キーの押下により文字及び数字のコ
ードを出力するキーボードと、ハンドスキャナ及びそれ
によって読み込まれたOCR文字を識別して文字及び数
字のコードを発生すると共にキーボードからの出力との
論理和を出力する文字数字認識部とを有し、キーボード
とハンドスキャナのいずれからの入力も同じ入力として
扱うようにしたパソコン入力装置(例えば、特開昭64
−50114号公報参照)。
【0008】また、OCRによって認識できなかった文
字列は、システム装置に備わる入力情報訂正機能を利用
して訂正入力できるようにした入力装置もあった。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
各装置にはそれぞれ次のような問題があった。 (1)タブレットとキーボードの文字入力ではそれぞれ
出力するコードの体系を異ならせており、出力コードを
受け取ったデータ処理装置本体がその両者の出力コード
を判別する処理を行なわなければならないために処理効
率を低下させてしまうばかりか、従来の一般的なデータ
処理装置にそのまま使用することはできない。また、そ
のタブレットでは文字のみしか手書き入力できず、キー
ボードのように文字以外の各種の制御情報をも入力する
ことはできないので、完全にキーボードの代わりには使
用できない。
【0010】(2)音声入力,キーボード入力,及び手
書きOCR入力をそれぞれ別個の入力インタフェースか
ら本体に入力し、各々異なる認識処理を行なわなければ
ならないため、データ処理装置本体の構成及びプログラ
ムが複雑になり、汎用性もない。
【0011】(3)予め登録してある処理を手書き文字
入力又は音声入力によって選択することができるだけで
あり、キーボードによるキー入力の場合と同様に各種の
情報を自在に入力することはできず、特殊な用途に限ら
れる。
【0012】(4)キーボード及びハンドスキャナから
の入力がいずれも文字及び数字のコードだけでそれ以外
の制御コード等の入力ができない。また、一般のパソコ
ンやワードプロセッサ等のデータ処理装置では、キーボ
ードインタフェースから文字及び数字のコードを入力す
るようになっておらず、キーの押下位置(キーコード)
とそのオン・オフ情報を入力して、本体内でそれを文字
や数字のコード又は制御コードに変換する処理を行なっ
ているので、文字及び数字のコードを入力させるのでは
汎用性がない。
【0013】また、キーボードとハンドスキャナから出
力されるコードの論理和を出力するので、データ処理装
置本体に対して両者による同時入力が生じてしまう恐れ
がある。
【0014】このように、上述した従来の入力装置はい
ずれも、キーボードによるキー入力を主とし、OCRや
タブレット入力装置等を補助的入力装置として使用でき
るようにしたものであり、キーボード以外の入力手段を
増やすためにデータ処理装置本体側の構成が複雑化した
り処理の負担を増加し、あるいは汎用性に欠けるという
問題があった。
【0015】また、入力装置にOCRによって認識でき
なかった文字列をシステム装置の入力情報訂正手段によ
って訂正入力するための機能を持たせても、操作者がそ
の操作手順を知らないと利用できないので操作性が悪く
なるばかりでなく、入力装置にこのような機能を設ける
ためのコストが増加してしまう。
【0016】さらに、このような機能を備えていない入
力装置では、認識できなかった文字列を印刷又は手書き
し直して再度入力しなければならないので、情報入力の
効率が低下すると共に操作性が悪くなる。
【0017】この発明は上記の点に鑑みてなされたもの
であり、認識できなかった印刷又は手書きの文字等も装
置のコストを上げることなく操作者が容易に訂正入力で
きるようにすると共に、それら全ての入力情報をキーボ
ードからのキー操作入力と全く同じに扱えるようにし、
入力操作の多様性及び自在性を大幅に向上させ、且つデ
ータ処理装置本体側を何ら変更することなく使用するこ
とができる汎用性のある入力装置を提供することを目的
とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】この発明は上記の目的を
達成するため、印刷又は手書きされた文字等の情報を入
力する情報入力手段と、その手段によって入力された情
報を認識する入力情報認識手段と、その認識結果からキ
ーボード操作コードを作成してシステム装置に対応した
キーボード信号に変換するキーボード信号作成手段と、
そのキーボード信号をキーボードインタフェースを介し
てデータ処理装置等のシステム装置へ出力するキーボー
ド信号出力手段とを備えた入力装置において、入力情報
認識手段によって認識できなかった文字又は文字列をキ
ーボード上の所定(特定)のキーの押下に対応するキー
ボード信号に置き換えて出力する手段を設けたものであ
る。
【0019】また、上記情報入力手段と入力情報認識手
段とキーボード信号作成手段とキーボード信号出力手段
とを備えた入力装置において、情報入力手段から入力し
た文字が入力情報認識手段によって認識できなかった時
は、その認識できなかった文字の直前に認識できた文字
に対応するキーボード信号を出力した後、入力回路をキ
ーボードからの入力に切り換える入力切換手段を設けて
もよく、さらに、その入力切換手段は、入力情報認識手
段が入力された全ての文字又は任意の位置までの文字の
認識を終了した後にキーボードからの入力への切り換え
を行なうようにするとよい。
【0020】
【作用】この発明による入力装置は、印刷又は手書きさ
れた文字等の情報を入力して認識すると、その認識コー
ドをキーボード操作コードに変換し、さらにそのキーボ
ード操作コードをシステム装置に対応したキーボード信
号(キーコード及びそのオン・オフ信号)に変換してキ
ーボードインタフェースを介してデータ処理装置等のシ
ステム装置へ出力する。
【0021】そして、入力情報認識手段によって認識で
きなかった文字又は文字列はキーボード上の所定(特定
)のキーの押下に対応するキーボード信号に置き換えて
出力する。また、認識できなかった文字の直前に認識で
きた文字に対応するキーボード信号を出力した後、好ま
しくは入力された全ての文字又は任意の位置までの文字
認識を終了した後にキーボードに切り換える。
【0022】したがって、システム装置側では、印刷又
は手書きされた文字等の情報をキーボードからキー操作
によって入力された情報と全く同じに処理することがで
きるので、従来のキーボードを使用する各種データ処理
装置本体(システム装置)を何ら変更することなく、そ
のキーボードインタフェースに接続して使用することが
できる。また、入力情報認識手段によって認識できなか
った文字等を訂正するための新たな作業方法を覚えるこ
とも、そのためのマン−マシンインタフェースを入力装
置に設ける必要もない。
【0023】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面に基づいて具
体的に説明する。図5は、この発明による入力装置を使
用したデータ処理装置の外観斜視図である。
【0024】このデータ処理装置は、入力装置1がキー
ボードインタフェース(I/F)ケーブル2を介して、
文書作成機能やデータ処理機能等を備えたシステム装置
3に接続されており、その入力装置1は挿入口1aから
挿入されるシート(紙等)上に印刷又は手書きされた文
字等の情報を光学的に読み取って、それをキーボード信
号に変換処理する機能を持つ。
【0025】図1は、図5に示した入力装置1の機能構
成をシステム装置3と共に示すブロック図であり、この
入力装置1は文字入力部4,文字認識部5,キーボード
操作コード作成部6,キーボード操作コード作成情報格
納部7,キーボード信号作成部8,キーボード信号作成
情報格納部9,キーボード信号出力部10の各機能を備
えている。また、代替キー情報記憶部12,代替キーボ
ード信号指定部13,代替キーボード信号作成部14の
各機能も備えている。
【0026】文字入力部4は、シートに印刷又は手書き
された文字等の情報をスキャナによって光学的に読み取
り、その情報を二値化して文字認識部5へ送る。文字認
識部5は、文字入力部4から受け取った二値化された情
報をOCRによって文字認識処理を行ない、認識できた
時はその文字又は文字列(以下「文字等」と略称する)
の認識コードをキーボード操作コード作成部6へ送り、
認識不可の時は認識不可信号ライン11を介して代替キ
ーボード信号指定部13へ認識不可信号を送る。
【0027】キーボード操作コード作成部6は、キーボ
ード操作コード作成情報格納部7に格納されている情報
をもとにして、文字認識部5から送られた認識コードを
キーボード操作コード(キー操作に対応するコード)に
変換してキーボード信号作成部8へ送る。キーボード操
作コード作成情報格納部7は、キーボード操作コード作
成部6が参照する情報をテーブル形式で格納しており、
文字認識部5で認識できる文字等の全ての情報に対して
、それらの認識コードをインデックスとして対応させた
キーボード操作コードが登録してある。
【0028】キーボード信号作成部8は、キーボード操
作コード作成部6から送られたキーボード操作コードを
、キーボード信号作成情報格納部9に格納してある情報
をもとにしてキーボード信号(キーボード上のキー押下
時のキーコードおよびそのオン・オフ信号に相当する)
に変換してキーボード信号出力部10へ送る。キーボー
ド信号作成情報格納部9は、キーボード信号作成部8が
参照する情報を格納しており、キーボード上の各キーボ
ード操作コード(1キー入力)に対応するそれぞれのキ
ーボード信号データがテーブル形式で登録してある。
【0029】このキーボード信号データとは、例えば、
キーボードからシステム装置に対して文字「A」を入力
した場合、キーボードからはシステム装置に対してキー
ボード上のキー配列における文字「A」の物理的な位置
(キーコード)と共に、そのキーが押されたこと(オン
)と離されたこと(オフ)を示すデータを通知しており
、キーボード上の各キー単位に決められているキー押下
及び押下解除に関する通知情報をいう。
【0030】キーボード信号出力部10は、システム装
置3とキーボード間のデータの遣り取りを行なうキーボ
ードI/Fケーブル2を介して、キーボード信号作成部
8又は代替キーボード信号作成部14から受け取ったキ
ーボード信号データをシステム装置3へ出力する。
【0031】代替キー情報記憶部12は、文字等が認識
不可の時に使用するキーボード上の所定のキーに対応す
るキー操作情報を格納している。代替キーボード信号指
定部13は、文字認識部5から認識不可信号を受け取る
とそれをトリガーにして、代替キー情報記憶部12に記
憶されているキー操作情報を読み出して代替キーボード
信号作成部14へ送る。代替キーボード信号作成部14
は、そのキー操作情報によってキーボード上の所定のキ
ーの押下に対応するキーボード信号を作成してキーボー
ド信号出力部10へ出力する。
【0032】図2はキーボード操作コード作成情報の格
納フォーマットの一例を示す図、図3はキーボード信号
作成情報の格納フォーマットの一例を示す図である。キ
ーボード操作コード作成情報は、図2に示すように認識
用データとキーボード操作データからなり、認識用デー
タはキーボード上の各キーに対応する文字や記号等の情
報(例えば、「0」「A」「ア」等)であり、キーボー
ド操作データは、それらの各情報を入力するためのキー
ボード操作の情報である。
【0033】たとえば、認識用データ「0」に対応する
‘0’を入力するキーボード操作データは、操作データ
制御情報としてキー操作数=2(2回のキー操作が必要
であることをしめす)と、‘英数’キーの操作を示すキ
ーボード信号作成情報で‘英数’キーを指すポインタと
、‘0’キーの操作を示すキーボード信号作成情報で‘
0’キーを指すポインタとからなる。
【0034】また、認識用データ「ア」に対応する‘ア
’を入力するキーボード操作データは、操作データ制御
情報としてキー操作数=2と、‘カタカナ’キーの操作
を示すキーボード信号作成情報で‘カタカナ’キーを指
すポインタと、‘3’キーの操作を示すキーボード信号
作成情報で‘3’キーを示すポインタ(‘ア’のキーは
‘3’のキーを兼用しているので)とからなる。
【0035】また、キーボード信号作成情報は、図3に
示すように各キーの押下時と解放時のキーボード信号か
らなる。
【0036】次に、図1に示した入力装置1の各部間の
作用について説明する。まず、文字認識部5は認識した
文字等に対する結果としてキーボード操作コード作成情
報格納部7内にある該当文字に対応したキーボード操作
データを指すポインタを出力する。
【0037】キーボード操作データは、図4に示すよう
に操作データ制御情報としてのキー操作数と、操作デー
タとしてのキーの操作情報を持ち、そのキー操作数とは
認識した文字を実際にキーボードから入力する場合のキ
ー操作回数であり、操作データとは、入力操作手順に相
当し、キーの操作(入力キーの種類)を入力順にキー操
作数だけ並べてある。また、キーの操作情報には、キー
ボード信号作成情報格納部9に格納されている該当キー
を指すポインタが設定されている。
【0038】キーボード操作コード作成部6は、文字認
識部5からポインタを受け取ると、そのポインタに対応
すキー操作数と操作データとを取り出し、キー操作数だ
け操作データから順にキーの操作情報(キーボード信号
作成情報へのポインタ)を入力してキーボード信号作成
部8へ出力する。
【0039】キーボード信号作成部8は、キーボード操
作コード作成部6からのポインタによって該当するキー
のコードとその押下及び解放を示すキーボード信号を順
次キーボード信号出力部10へ出力する。
【0040】一方、文字認識部5が入力された文字等を
認識不可とした時、代替キーボード信号指定部13へ認
識不可信号を送る。すると、代替キーボード信号指定部
13は代替キー情報記憶部12からキー操作情報を読み
出して代替キーボード信号作成部14へ送り、代替キー
ボード信号作成部14はそのキー操作情報に対応するキ
ーボード信号を作成してキーボード信号出力部10へ出
力する。
【0041】こうして、キーボード信号出力部10は、
キーボード信号作成部8又は代替キーボード信号作成部
14からキーボード信号を受け取ると、キーボードI/
Fケーブル2を介してシステム装置3へそのキーボード
信号を出力する。
【0042】次に、図6のフローチャートによって入力
装置1による情報入力の処理について説明する。まず、
文字入力部4から文字を入力すると文字認識部5へ送り
、文字認識部5はその文字の認識の処理を行なってキー
ボード操作コード作成部6にポインタを送る。
【0043】そのポインタを受け取ったキーボード操作
コード作成部6は、そのポインタの指す該当データをキ
ーボード作成コード情報からキー操作数Ktを得て、キ
ーの操作の取り出し数Knを0に設定する。このキー操
作数Ktとキーの操作の取り出し数Knを比較して、等
しければ入力完了か否かを判断してYESなら終了する
が、NOなら再び文字入力部4による文字入力処理を繰
り返す。
【0044】一方、KtとKnが等しくなければ、キー
ボード信号作成部8によってKnに1を加算して操作デ
ータからKn番目のキーの操作を得て、それが指すポイ
ンタでキーボード信号作成情報から押下時キーボード信
号を得て、キーボード信号出力部10によってキーボー
ド信号を出力する。
【0045】さらに、Kn番目のキーの操作が指すポイ
ンタでキーボード信号作成情報から解放時キーボード信
号を得て、キーボード信号出力部10によって出力する
と、KtとKnを比較する処理に戻り、KtとKnが等
しくなるまで処理を繰り返す。
【0046】次に、図7のブロック図によってさらにこ
の入力装置1における実際の文字入力の処理例について
説明する。ここでは、カタカナ「ア」を入力する場合に
ついて説明する。文字入力部4がシートに記入されたカ
タカナ「ア」を読み取って文字認識部5へ送ると、文字
認識部5は、カタカナ「ア」を認識してキーボード操作
作成情報の認識用データ「ア」を指すポインタをキーボ
ード操作コード作成部6へ送る。
【0047】すると、キーボード操作コード作成部6は
、キーボード操作コード作成情報格納部7に格納されて
いる情報中の認識用データ「ア」に対応するキーボード
操作データとしてキーの操作回数のデータも含んで、‘
カタカナ’キーの操作および‘3’キーの操作のポイン
タをキーボード信号作成部8へ送る。
【0048】キーボード信号作成部8では、そのポイン
タによってキーボード信号作成情報格納部9に格納され
ている情報内の‘カタカナ’キー押下時のキーボード信
号と‘カタカナ’キー解放時のキーボード信号、及び‘
3’キー押下時のキーボード信号と‘3’キー解放時の
キーボード信号をキーボード信号出力部10へ出力する
【0049】一方、入力した文字等が認識不可の時は、
図8のフローチャートに示すような処理を行なう(図6
の説明と重複する部分についてはその説明を省略する)
。すなわち、入力された文字等が文字認識部5で認識不
可だった時は、代替キー情報記憶部12の代替キー情報
(キー操作情報)に対応するキーボード信号を作成して
システム装置3へ送出する。
【0050】次に、図9乃至図13によって入力した文
字等の表示例について説明する。ここでは、図9に示す
ように原稿に手書きされた英文字「RICH」を入力し
て、そのうちの文字「C」が認識できなかった場合につ
いて説明する。
【0051】まず、文字「R」を抽出して認識するとそ
れに相当するキーボード信号をシステム装置3に出力し
、システム装置3はそれによって図10に示すように表
示画面15に文字「R」を表示する。さらに、文字「I
」を抽出して認識するとそれに相当するキーボード信号
をシステム装置3に出力し、システム装置3はそれによ
って図11に示すように表示画面15に文字「I」を表
示する。
【0052】次に、文字「C」を抽出したがクセ字で認
識できなかったとすると、予め設定しておいたキーボー
ド上の所定のキーの押下に対応するキーボード信号をシ
ステム装置3に出力し、システム装置3は図12に示す
ようにその所定のキーに相当するマーク16(この例で
は「★」)を表示画面15に表示する。その後、文字「
H」についても抽出して認識するとそれに相当するキー
ボード信号をシステム装置3に出力し、システム装置3
はそれによって図13に示すように表示画面15に文字
「H」を表示する。そして、所定のキーに相当するマー
ク16が表示された文字「C」については、システム装
置3に備わる通常のワープロ機能やエディタ機能等によ
って訂正して入力することができる。
【0053】このようにして、キー入力以外の手段によ
って入力された文字等の情報をキーボードからキー入力
されたかのようにキーボード信号としてシステム装置に
出力するが、その際に認識できなかった文字等に対して
も、所定のキーボード信号を出力する。したがって、シ
ステム装置側では、キーボード以外からの入力情報もキ
ーボードからのキー操作入力と同じデータとして処理す
ることができる。
【0054】以下、この実施例の入力装置1における効
果を列挙する。まず、マン−マシンインタフェースの向
上に関するものとして、 (1)キー配列を覚えなくてもよいので入力が容易にな
る。 (2)キー操作の熟練が不要になる。 (3)不慣れなキーボードを使用しなくても、手書き入
力等によって文字だけでなく、各種制御情報(例えば、
半角,倍角,改行,改頁,変換等)をも、文字の組み合
わせや記号,マーク等によって素早く入力することがで
きる。
【0055】(4)文字等を間違えて入力しない限り誤
入力の恐れがない。 (5)日常使用する業務プログラム起動のような、一連
の操作情報を印刷したカードを読み取らせて装置を起動
させるような定形入力操作を容易に行なえる。 (6)障害者でも容易に文字等の入力を行なえるように
なる。
【0056】また、ハード面に関して、(7)すべての
入力情報がキーボードI/Fからキーボード信号で入力
されるため、システム装置側で入力手段に応じて異なる
認識処理を行なうような負荷の増加がない。 (8)一般のキーボードを使用するほとんどのデータ処
理装置にそのまま使用でき、汎用性がある。 (9)操作性を低下させることなく小型化を容易にでき
る。 (10)ファイリング装置に適用すれば、ファイリング
処理の際にイメージではなくコードで入力できるためデ
ータ量が少なくて済み、システム装置におけるメモリ等
の資源を有効に活用することができる。
【0057】さらに、 (11)認識不可の文字等のために入力処理を中断する
ことがない。 (12)認識不可の文字等の見分けも容易であり、それ
をシステム装置で稼動する既存のソフトウェアによるワ
ープロやエディタ機能等によって容易に訂正できる。 (13)OCRによる入力装置に認識不可の文字等を訂
正するための表示器や入力キー等のマン−マシンインタ
フェースを設けなくてもよいので低コストで実現できる
【0058】次に、この発明による入力装置の他の実施
例について説明する。図14はこの実施例の入力装置1
′とそれを使用するシステム装置3の外観斜視図、図1
5は図14に示した入力装置1′の機能構成をシステム
装置3と共に示すブロック図であり、図1及び図5と共
通する部分には同一符号を付してその説明は省略する。
【0059】この実施例では、キーボード17がキーボ
ードI/Fケーブル18を介して入力装置1′に接続さ
れており、この入力装置1′の新たな機能として、図1
5に示すように入力切換制御部19と切換部20が、前
述の入力装置1の機能に追加されている。但し、この例
では代替キー情報記憶部12,代替キーボード信号設定
部13,及び代替キーボード信号作成部14は設けてい
ない。
【0060】その入力切換制御部19は、文字認識部5
へ文字認識の一時停止及びその解除を指示する信号を、
切換部20へキーボード17からのキー入力に切り換え
る指示信号をそれぞれ送出する。切換部20は、キーボ
ード信号出力部10又はキーボード17から送出される
キーボード信号のいずれか一方をシステム装置3へ送出
する切り換えの処理等を行なう。
【0061】次に、図15に示した入力装置1′の各部
間の作用について説明する。文字入力部4から入力され
た文字等が文字認識部5によって認識不可の時、文字認
識部5は信号線22を介して認識不可信号を入力切換制
御部19へ送出し、信号線21から文字認識の一時停止
信号及び解除信号によって文字認識の処理を一時停止及
びその解除を行なう。
【0062】入力切換制御部19は、文字認識部5から
認識不可信号を受け取ると信号線21を介して文字認識
部5へ文字認識を一時停止させる信号を送ると共に、信
号線23を介して切換部20へ切換信号を送り、切換部
20から信号線24を介して訂正入力と切換の完了を示
す信号を受け取ると、文字認識部5へ文字認識の一時停
止解除の信号を送る。
【0063】切換部20は、通常はキーボード信号出力
部10からのキーボード信号をケーブル2を介してシス
テム装置3へ送出し、入力切換制御部19から切換信号
を受け取るとキーボード17からのキー入力に切り換え
る入力切換処理を行ない、キーボード17から訂正入力
がされたことを検知すると入力切換制御部19へそれを
知らせる信号を送ると共に、再びキーボード信号出力部
10からの入力に切り換える処理を行なう。
【0064】次に、図16のブロック図によってこの入
力装置1′における実際の文字入力の処理例について説
明するが、図7の説明と共通する部分の説明は省略する
。つまり、文字認識部5で認識不可の時はキーボード1
7からの訂正入力に切り換えてキーボード17からのキ
ー入力を切換部20がシステム装置3へ送出すると共に
、その間の文字認識部5による文字認識処理を中断する
。そして、その訂正入力が終了すると再びキーボード信
号出力部10からの入力に切り換えると共に文字認識処
理を再開させて、切換部20によってキーボード信号出
力部10からのキーボード信号をシステム装置3へ送出
する。
【0065】さらに、この入力装置1′における文字等
の情報入力の切換処理を図17のフローチャートによっ
て説明するが、図8と重複する部分についての説明は省
略する。文字入力部4から順次文字等の情報が入力され
て文字認識部5へ送られ、その送られた情報が文字認識
部5において認識不可の文字と判定された場合、入力切
換制御部19によって文字認識部5の文字認識処理を一
時停止させ、切換部20へ指示を送る。
【0066】すると、切換部20はシステム装置3への
信号経路をキーボード信号出力部10からキーボード1
7による入力に切り換え、この状態でキー入力を監視す
る。ここで、キー入力による訂正入力がされると、再び
システム装置3への信号経路をキーボード17による入
力からキーボード信号出力部10に切り換え、訂正入力
と信号の切り換えの完了を示す信号を入力切換制御部1
9へ送る。
【0067】そして、入力切換制御部19は文字認識部
5へ文字認識の一時停止を解除する指示信号を送り、そ
れを受け取った文字認識部5は文字入力部4からの情報
の文字認識を再開する。すなわち、入力した文字が認識
できなかった時は、その認識できなかった文字の直前に
認識できた文字に対応するキーボード信号を送出して表
示させた後、キーボード17からのキー入力に切り換え
て認識不可の文字毎に訂正入力ができるようにする。
【0068】次に、この実施例における入力した文字等
の表示例について説明するが、図9で示した手書きの英
文字「RICH」を入力して、そのうちの文字「C」が
認識できなかった場合について説明する。まず、文字「
R」と「I」を順次抽出して認識すると、それぞれ図1
0及び図11に示した例と同様にシステム装置3の表示
画面15にそれらの文字「R」と「I」が表示される。
【0069】次に、文字「C」を抽出してそれを認識で
きなかったとすると、キーボード17からのキー入力待
ちになり、ここで操作者によって訂正入力として文字「
C」のキー入力がされると、図18に示すように表示画
面15に文字「C」が表示される。そして、引き続き文
字「H」が抽出されて認識されると、図19に示すよう
にキー入力された文字「C」に続いて文字「H」が表示
される。したがって、認識できなかった文字等はそのつ
どキーボード17からのキー入力によって入力できる。
【0070】この実施例によれば、入力された文字等が
認識不可の場合にキーボードによるキー入力によって訂
正することができるので、情報入力が中断することなく
スムーズに行なえ、入力装置側に訂正入力のための特別
な操作手段を設ける必要がない。
【0071】なお、上述の実施例では認識不可が発生す
ると直ちにその文字の訂正入力ができるようにしたが、
入力された文字が認識できなくても入力された全ての文
字の認識を終了した後、又は入力された任意の位置まで
の文字を認識した後に、キーボード17からのキー入力
待ちに切り換えるようにしてもよい。
【0072】その際の表示と操作については、例えば図
9乃至図13で説明したように、認識できなかった文字
に対しては所定のキーに相当するマーク(例えば「★」
)を仮表示しておき、その後の認識できた文字を所定の
位置(例えば行末あるいは文末)まで表示してから、キ
ーボード17からの入力に切り換えて、「★」等のマー
クで仮表示した部分の文字をキー入力によって訂正入力
可能にし、操作者によってその訂正入力がされたら再び
文字認識処理を再開するようにすることもできる。
【0073】また、原稿上の文字等を順次読み取り、そ
の認識できなかった文字については上述のように特定の
マークを仮表示して全ての文字等を表示した後、仮表示
の部分の文字をキーボードからのキー入力によって順次
訂正するようにしてもよい。このようにすれば、表示画
面に認識できなかった文字の前後の文字が表示されてい
るので、その前後の文字から操作者は訂正する文字を判
断することが容易になり、殆ど原稿を参照しなくても訂
正入力できる。
【0074】
【発明の効果】以上説明してきたように、この発明の入
力装置によれば、印刷又は手書きされた文字等による入
力情報を、キーボードからのキー操作入力と同じキーボ
ード信号にしてシステム装置に入力させることができる
ので、一般のキーボードを使用する各種データ処理装置
等にそのまま接続して使用でき、入力手段の多様性及び
自在性が増すので、マン−マシンインタフェースを向上
させることができる。
【0075】また、認識できなかった印刷又は手書きの
文字等を、通常のキーボードからのキー入力によって容
易に手早く入力することができ、確実な情報入力が可能
になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例である入力装置1の機能構
成をデータ処理装置と共に示すブロック図である。
【図2】キーボード操作コード作成情報の格納フォーマ
ットの一例を示す図である。
【図3】キーボード信号作成情報の格納フォーマットの
一例を示す図である。
【図4】キーボード操作データの格納フォーマットの一
例を示す図である。
【図5】この発明の一実施例による入力装置を使用した
データ処理装置の外観斜視図である。
【図6】同じくその入力装置の情報入力処理について示
すフローチャートである。
【図7】同じくその入力装置による実際の文字入力処理
例について説明するためのブロック図である。
【図8】同じく情報入力の処理を示すフローチャートで
ある。
【図9】この入力装置に読み取らせる原稿の一例を示す
説明図である。
【図10】図9に示す原稿上の文字を読み取らせた時の
システム装置の表示画面における表示例を示す図である
【図11】同じくその文字を読み取らせた時の表示例を
示す図である。
【図12】さらに同じくその文字を読み取らせた時の表
示例を示す図である。
【図13】同じくその文字を読み取らせた時の表示例を
示す図である。
【図14】この発明の他の実施例による入力装置を使用
したデータ処理装置の外観斜視図である。
【図15】図14に示す入力装置1′の機能構成をデー
タ処理装置と共に示すブロック図である。
【図16】同じくこの実施例の入力装置による実際の文
字入力処理例について説明するためのブロック図である
【図17】この実施例における文字等の情報入力の処理
を示すフローチャートである。
【図18】その文字を読み取らせた時の表示例を示す図
である。
【図19】さらにその文字を読み取らせた時の表示例を
示す図である。
【符号の説明】
1,1′  入力装置 2,18  キーボードインタフェース(I/F)ケー
ブル 3  システム装置              4 
 文字入力部5  文字認識部           
     6  キーボード操作コード作成部 7  キーボード操作コード作成情報格納部8  キー
ボード信号作成部      9  キーボード信号作
成情報格納部 10  キーボード信号出力部    11  認識不
可信号ライン 12  代替キー情報記憶部      13  代替
キーボード信号指定部 14  代替キーボード信号作成部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  印刷又は手書きされた文字等の情報を
    入力する情報入力手段と、該手段によって入力された情
    報を認識する入力情報認識手段と、その認識結果からキ
    ーボード操作コードを作成してシステム装置に対応した
    キーボード信号に変換するキーボード信号作成手段と、
    そのキーボード信号をキーボードインタフェースを介し
    てデータ処理装置等のシステム装置へ出力するキーボー
    ド信号出力手段とを備えた入力装置において、前記入力
    情報認識手段によって認識できなかった文字又は文字列
    をキーボード上の所定のキーの押下に対応するキーボー
    ド信号に置き換えて出力する手段を設けたことを特徴と
    する入力装置。
  2. 【請求項2】  印刷又は手書きされた文字等の情報を
    入力する情報入力手段と、該手段によって入力された情
    報を認識する入力情報認識手段と、その認識結果からキ
    ーボード操作コードを作成してシステム装置に対応した
    キーボード信号に変換するキーボード信号作成手段と、
    そのキーボード信号をキーボードインタフェースを介し
    てデータ処理装置等のシステム装置へ出力するキーボー
    ド信号出力手段とを備えた入力装置において、前記情報
    入力手段から入力した文字が前記入力情報認識手段によ
    って認識できなかった時は、該認識できなかった文字の
    直前に認識できた文字に対応するキーボード信号を出力
    した後、入力回路をキーボードからの入力に切り換える
    入力切換手段を設けたことを特徴とする入力装置。
  3. 【請求項3】  請求項2記載の入力装置において、入
    力切換手段は、入力情報認識手段が入力された全ての文
    字又は任意の位置までの文字の認識を終了した後に前記
    キーボードからの入力への切り換えを行なうようにした
    ことを特徴とする入力装置。
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