JPH04320514A - 入力装置 - Google Patents

入力装置

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JPH04320514A
JPH04320514A JP3115650A JP11565091A JPH04320514A JP H04320514 A JPH04320514 A JP H04320514A JP 3115650 A JP3115650 A JP 3115650A JP 11565091 A JP11565091 A JP 11565091A JP H04320514 A JPH04320514 A JP H04320514A
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JP
Japan
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keyboard
kana
input
operation code
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JP3115650A
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Inventor
Kazuhiro Kawakami
和博 川上
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、文書作成装置,自動
翻訳装置等を含む各種データ処理装置(コンピュータ本
体),ファイリング装置等のシステム装置に接続して使
用される光学的文字読取装置(OCR)等を用いた入力
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、データ処理装置やファイリング
装置等のシステム装置の入力装置としてはキーボードが
多用されているが、そのキーボードのキー入力操作に慣
れるのには時間がかかるという問題があった。
【0003】そこで、キーボードによるキー入力操作を
補助する入力手段として、手書きあるいは印刷した文字
や記号を光学的に読み取って入力するOCR、盤面上に
直接手書きされた文字等の筆跡を感圧センサ群等によっ
て検出し、その筆跡に該当する文字を認識して入力する
タブレット入力装置等を備えた装置が提案されている。
【0004】例えば、以下に示すような装置がある。 (1)タブレットから手書き入力された文字を認識処理
し、その認識した文字を判別してキーボードからの出力
コードと区別可能な体系の出力コードに変換し、アダプ
タを介してその出力コードとキーボードからの出力コー
ドとを統合して制御処理本体へ出力する文字入力装置(
例えば、特開昭61−223974号公報参照)。
【0005】(2)音声又はキーボードから情報の入力
ができる情報入力装置に手書きOCRを接続し、読みの
判らない漢字等を入力する場合、その手書きOCRによ
る手書き入力ができるようにした情報入力装置(例えば
、実開昭62−62368号公報参照)。
【0006】(3)キーボードのキー入力やパネル上の
押しボタン入力換えて、手書き入力された文字又は音声
で入力された指示を認識して、その認識結果に対応して
予め登録テーブルに登録されている処理を選択する情報
処理装置(例えば、実開昭62−187340号公報参
照)。
【0007】(4)キーの押下により文字及び数字のコ
ードを出力するキーボードと、ハンドスキャナ及びそれ
によって読み込まれたOCR文字を識別して文字及び数
字のコードを発生すると共にキーボードからの出力との
論理和を出力する文字数字認識部とを有し、キーボード
とハンドスキャナのいずれからの入力も同じ入力として
扱うようにしたパソコン入力装置(例えば、特開昭64
−50114号公報参照)。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
各装置にはそれぞれ次のような問題があった。 (1)タブレットとキーボードの文字入力ではそれぞれ
出力するコードの体系を異ならせており、出力コードを
受け取った制御処理本体がその両者の出力コードを判別
する処理を行なわなければならないために処理効率を低
下させてしまうばかりか、従来の一般的なデータ処理装
置にそのまま使用することはできない。また、そのタブ
レットでは文字のみしか手書き入力できず、キーボード
のように文字以外の各種の制御情報をも入力することは
できないので、完全にキーボードの代わりには使用でき
ない。
【0009】(2)音声入力,キーボード入力,及び手
書きOCR入力をそれぞれ別個の入力インタフェースか
ら本体に入力し、各々異なる認識処理を行なわなければ
ならないため、データ処理装置本体の構成及びプログラ
ムが複雑になり、汎用性もない。
【0010】(3)予め登録してある処理を手書き文字
入力又は音声入力によって選択することができるだけで
あり、キーボードによるキー入力の場合と同様に各種の
情報を自在に入力することはできず、特殊な用途に限ら
れる。
【0011】(4)キーボード及びハンドスキャナから
の入力がいずれも文字及び数字のコードだけでそれ以外
の制御コード等の入力ができない。また、一般のパソコ
ンやワードプロセッサ等のデータ処理装置では、キーボ
ードインタフェースから文字及び数字のコードを入力す
るようになっておらず、キーの押下位置(キーコード)
とそのオン・オフ情報を入力して、本体内でそれを文字
や数字のコード又は制御コードに変換する処理を行なっ
ているので、文字及び数字のコードを入力させるのでは
汎用性がない。
【0012】また、キーボードとハンドスキャナから出
力されるコードの論理和を出力するので、データ処理装
置本体に対して両者による同時入力が生じてしまう恐れ
がある。
【0013】このように、上述した従来の入力装置はい
ずれも、キーボードによるキー入力を主とし、OCRや
タブレット入力装置等を補助的入力装置として使用でき
るようにしたものであり、キーボード以外の入力手段を
増やすためにデータ処理装置本体側の構成が複雑化した
り処理の負担を増加し、あるいは汎用性に欠けるという
問題があった。
【0014】また、情報入力の際に漢字表記がわからな
い時、そのかな文字列を入力してシステム装置の日本語
エディタ等によって相当する漢字に修正しなければなら
ないので、情報の入力の時に操作者が思考を中断させら
れたり、漢字への修正の作業に手間がかかってしまう。
【0015】この発明は上記の点に鑑みてなされたもの
であり、OCRやタブレットによる印刷又は手書きのか
な文字を漢字に変換させる操作指示も入力できるように
すると共に、それら全ての入力情報をキーボードからの
キー操作入力と全く同じに扱えるようにし、入力操作の
多様性及び自在性を大幅に向上させ、且つデータ処理装
置本体側を何ら変更することなく使用することができる
汎用性のある入力装置を提供することを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】この発明は上記の目的を
達成するため、印刷又は手書きされた文字等の情報を入
力する情報入力手段と、その手段によって入力された情
報を認識する入力情報認識手段と、その認識結果からキ
ーボード操作コードを作成するキーボード操作コード作
成手段と、そのキーボード操作コードをシステム装置に
対応したキーボード信号に変換するキーボード信号作成
手段と、そのキーボード信号をキーボードインタフェー
スを介してデータ処理装置等のシステム装置へ出力する
キーボード信号出力手段と、入力情報認識手段がかな漢
字変換の始めと終りを示す2つの特殊マークを認識した
時、かな漢字変換操作コードを作成して、それを2つの
特殊マークの間のかな文字列に対してキーボード操作コ
ード作成手段によって作成されるキーボード操作コード
に付加させるかな漢字変換操作コード作成手段とを備え
た入力装置を提供する。
【0017】また、上述の情報入力手段と入力情報認識
手段とキーボード操作コード作成手段とキーボード信号
作成手段とキーボード信号出力手段と、情報入力手段か
ら入力される印刷又は手書きされた文字等の情報に対し
てマーキングされた領域を認識するマーカ認識手段と、
その手段の認識によってかな漢字変換操作コードを作成
して、それを認識された領域内のかな文字列に対してキ
ーボード操作コード作成手段によって作成されるキーボ
ード操作コードに付加させるかな漢字変換操作コード作
成手段とを備えた入力装置も提供する。
【0018】
【作用】この発明による入力装置は、印刷又は手書きさ
れた文字等の情報を入力して認識すると、その認識コー
ドをキーボード操作コードに変換し、さらにそのキーボ
ード操作コードをシステム装置に対応したキーボード信
号(キーコード及びそのオン・オフ信号)に変換してキ
ーボードインタフェースを介してデータ処理装置等のシ
ステム装置へ出力する。そして、入力情報認識手段によ
ってかな漢字変換の始めと終りを示す2つの特殊マーク
を認識すると、かな漢字変換操作コードを作成してその
2つのマーク間のかな文字列に付加させたり、マーカ認
識手段が印刷又は手書きされた文字等の情報に対してマ
ーキングされた領域を認識すると、その領域内のかな文
字列に対してかな漢字変換操作コードを作成して付加さ
せたりするので、かな漢字変換操作の指示も入力できる
【0019】したがって、システム装置側では、印刷又
は手書きされた文字等の情報が文字でも文字以外のかな
文字列を漢字に変換させる操作指示でも、キーボードか
らキー操作によって入力された情報と全く同じに処理す
ることができるので、従来のキーボードを使用する各種
データ処理装置本体(システム装置)を何ら変更するこ
となく、そのキーボードインタフェースに接続して使用
することができる。
【0020】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面に基づいて具
体的に説明する。図2は、この発明による入力装置を使
用したデータ処理装置の外観斜視図である。
【0021】このデータ処理装置は、入力装置1がキー
ボードインタフェース(I/F)ケーブル2を介して文
書作成機能やデータ処理機能等を備えたシステム装置3
に接続されている。
【0022】その入力装置1は、上面の操作パネル4に
図3に示すような変換キー5,無変換キー6,前候補選
択キー7,次候補選択キー8,及び実行キー9を備えて
いて、シート(紙等)上に印刷又は手書きされた文字等
の情報やかな漢字変換の始めと終りを示す2つの特殊マ
ーク(図8参照)等を光学的に読み取って、それをキー
ボード信号に変換処理する機能を持つ。
【0023】図1は、図2に示した入力装置1の機能構
成をシステム装置3と共に示すブロック図であり、この
入力装置1は文字入力部10,文字認識部11,かな漢
字変換操作コード作成部12,キーボード操作コード作
成部13,キーボード信号作成部14,変換操作切換部
15,変換操作部16,及びキーボード信号出力部17
を備えている。
【0024】文字入力部10は、シートに印刷又は手書
きされた文字等の情報及びかな漢字変換の始めと終りを
示す2つの特殊マークの情報等をスキャナによって光学
的に読み取り、その情報を二値化して文字認識部11へ
送る。
【0025】文字認識部11は、文字入力部10から受
け取った二値化された情報をOCRによって文字認識処
理を行ない、その認識結果が文字等ならキーボード操作
コード作成部13へ送る。また、予めかな漢字変換の始
めと終りを示す2つの特殊マークが登録されており、認
識の結果がそのかな漢字変換の始めと終りを示す2つの
特殊マークならかな漢字変換操作コード作成部12へ送
る。
【0026】かな漢字変換操作コード作成部12は、か
な漢字変換の始めと終りを示す2つの特殊マークに該当
するキーボード操作情報を検索し、それに対応するキー
ボード操作コードを作成してキーボード操作コード作成
部13へ送る。
【0027】キーボード操作コード作成部13は、内部
のキーボード操作コード作成情報格納部に格納されてい
る情報をもとにして、文字認識部11から送られた文字
等の情報をキーボード操作コード(キー操作に対応する
コード)に変換してキーボード信号作成部14へ送る。
【0028】また、キーボード操作コード作成部13は
、文字認識部11からかな漢字変換の始めと終りを示す
2つの特殊マークの間の文字列の情報が送られた時には
、その文字列をキーボード操作コードに変換し、かな漢
字変換操作コード作成部12から送られた2つの特殊マ
ークに対応するキーボード操作コードを付加してキーボ
ード信号作成部14へ送る。
【0029】このキーボード操作コード作成部13は、
内部のキーボード操作コード作成情報格納部にキーボー
ド操作コード作成部13が参照する情報をテーブル形式
で格納しており、文字認識部11で認識できる文字等の
全ての情報に対して、それらをインデックスとして対応
させたキーボード操作コードを登録してある。
【0030】キーボード信号作成部14は、キーボード
操作コード作成部13から送られたキーボード操作コー
ドを、内部のキーボード信号作成情報格納部に格納して
ある情報をもとにして、キーボード信号(キーボード上
のキー押下時のキーコードおよびそのオン・オフ信号に
相当する)に変換して変換操作切換部15へ送る。
【0031】そのキーボード信号作成情報格納部には、
キーボード上の各キーボード操作コード(1キー入力)
に対応するそれぞれのキーボード信号データをテーブル
形式で登録してある。
【0032】このキーボード信号データとは、例えば、
キーボードからシステム装置に対して文字「A」を入力
した場合、キーボードからはシステム装置に対してキー
ボード上のキー配列における文字「A」の物理的な位置
(キーコード)と共に、そのキーが押されたこと(オン
)と離されたこと(オフ)を示すデータを通知しており
、キーボード上の各キー単位に決められているキー押下
及び押下解除に関する通知情報をいう。
【0033】また、このキーボード信号データには、か
な漢字変換の始め(かな漢字変換モードを起動させる)
と終り(かな文字列を漢字変換させる)のキー操作に対
応するキーボード信号もある。
【0034】変換操作切換部15は、文字等の情報のキ
ーボード信号と、かな漢字変換の始め及びかな文字列の
キーボード信号はそのままキーボード信号出力部17へ
送り、かな漢字変換の終りのキーボード信号を受け取る
と、変換操作部16へ制御を移行する。
【0035】変換操作部16は、図3に示した操作パネ
ルの各キー5〜9の押下によって、それらに対応する各
キーボード信号(変換,無変換,前候補選択,次候補選
択,実行)をキーボード信号出力部17へ送る。
【0036】キーボード信号出力部17は、システム装
置3とキーボード間のデータの遣取りを行なうキーボー
ドI/Fケーブル2を介して、変換操作切換部15又は
変換操作部16から受け取ったキーボード信号データを
システム装置3へ出力する。
【0037】図4はキーボード操作コード作成部13に
おけるキーボード操作コード作成情報の格納フォーマッ
トの一例を示す図、図5はキーボード信号作成部14に
おけるキーボード信号作成情報の格納フォーマットの一
例を示す図である。
【0038】キーボード操作コード作成情報は認識用デ
ータとキーボード操作データからなり、認識用データは
キーボード上の各キーに対応する文字や記号等の情報(
例えば、「0」「A」「ア」等)であり、キーボード操
作データは、それらの各情報を入力するためのキーボー
ド操作の情報である。
【0039】例えば、認識用データ「0」に対応する‘
0’を入力するキーボード操作データは、操作データ制
御情報としてキー操作数=2(2回のキー操作が必要で
あることを示す)と、‘英数’キーの操作を示すキーボ
ード信号作成情報で‘英数’キーを指すポインタと、‘
0’キーの操作を示すキーボード信号作成情報で‘0’
キーを指すポインタとからなる。
【0040】あるいは、認識用データ「ア」に対応する
‘ア’を入力するキーボード操作データは、操作データ
制御情報としてキー操作数=2と、‘カタカナ’キーの
操作を示すキーボード信号作成情報で‘カタカナ’キー
を指すポインタと、‘3’キーの操作を示すキーボード
信号作成情報で‘3’キーを示すポインタ(‘ア’のキ
ーは‘3’のキーを兼用しているので)とからなる。
【0041】また、キーボード信号作成情報は、図5に
示すように各キーの押下時と解放時のキーボード信号か
らなる。
【0042】次に、図1に示した入力装置1の各部間の
作用について説明する。まず、文字等の情報を入力する
場合について説明する。文字認識部10は、認識した文
字に対する結果としてキーボード操作コード作成情報格
納部内にある該当文字に対応したキーボード操作データ
を指すポインタを出力する。
【0043】このキーボード操作データは、図6に示す
ように操作データ制御情報としてのキー操作数と操作デ
ータとしてのキーの操作情報を持ち、そのキー操作数と
は、認識した文字を実際にキーボードから入力する場合
のキー操作回数であり、操作データとは、入力操作手順
に相当し、キーの操作(入力キーの種類)を入力順にキ
ー操作数だけ並べてある。また、キーの操作情報には、
キーボード信号作成情報格納部に格納されている該当キ
ーを指すポインタが設定されている。
【0044】キーボード操作コード作成部13は、文字
認識部11からポインタを受け取ると、そのポインタに
対応すキー操作数と操作データとを取り出し、キー操作
数だけ操作データから順にキーの操作情報(キーボード
信号作成情報へのポインタ)を入力してキーボード信号
作成部14へ出力する。
【0045】キーボード信号作成部14は、キーボード
操作コード作成部13からのポインタによって該当する
キーのコードとその押下及び解放を示すキーボード信号
を順次変換操作切換部15を介してキーボード信号出力
部17へ出力する。そして、キーボード信号出力部17
は、キーボードI/Fケーブル2を介してシステム装置
3へそのキーボード信号を出力する。
【0046】次に、図7のフローチャートによって入力
装置1によるかな漢字変換の始めと終りを示す2つの特
殊マーク(図8に示す)を含む情報を入力する場合の処
理について説明する。
【0047】文字入力部10によって入力した文字列を
文字認識部11で認識し、それが文字等の情報ならその
ままキーボード操作コード作成部13でキーボード操作
コードを作成するが、それがかな漢字変換の始めを示す
特殊マークならかな漢字変換操作コード作成部12でか
な漢字変換を起動させるキーボード操作コードを作成す
る。
【0048】キーボード操作コード作成部13は、その
かな漢字変換の始めを示す特殊マークの後に続くかな文
字列のキーボード操作コードを作成し、その先頭にかな
漢字変換を起動させるキーボード操作コードを付加して
キーボード信号作成部14へ送る。
【0049】すると、キーボード信号作成部14はキー
ボード操作コード作成部13から送られるキーボード操
作コードからキーボード信号を作成し、キーボード信号
出力部17を介してシステム装置3へ出力し、システム
装置3ではかな漢字変換を起動させる。
【0050】次に、文字認識部10がかな漢字変換の終
りを示す特殊マークを認識すると、そのキーボード信号
である変換信号を変換操作切換部15を介してシステム
装置3へ出力する。それによってシステム装置3ではか
な漢字変換を起動した後に入力された文字列を漢字の第
1候補文字に変換する。
【0051】その後、操作者によって図3に示した操作
パネル4の前候補選択キー7,次候補選択キー8等が操
作されると、そのキーに対応するキーボード信号を作成
して出力し、変換結果を修正して変換キー5が操作され
た時にそれを確定することができる。
【0052】なお、入力した文字列を認識した結果、そ
れがかな漢字変換の始め又は終りを示す特殊マークでな
い場合は、その文字列の各キーボード信号を作成してシ
ステム装置3へ出力する。
【0053】次に、この入力装置1によって実際に情報
を入力する際の手順について説明する。ここでは、図8
に示すようなかな漢字変換開始マーク18とかな漢字変
換終了マーク19をかな漢字変換の始めと終りを示す2
つの特殊マークとしている。
【0054】例えば、操作者は図9に示すような原稿2
0上のかな漢字変換させたいかな文字列「にんしき」の
直前にかな漢字変換開始マーク18を、直後にかな漢字
変換終了マーク19を記入し、その原稿20を入力装置
1にセットして実行キー9を押す。
【0055】すると、入力装置1はその原稿の画像を順
次読み取ってシステム装置3へ送出する。それによって
、システム装置3は入力した文字を図2に示すように順
次その表示画面3aに表示する。そして、かな漢字変換
開始マーク18と終了マーク19とその間のかな文字列
「にんしき」が読み取られると、システム装置3では図
2中に矢示Aで示すように、そのかな文字「にんしき」
を第1候補の漢字「認識」に変換して仮表示する。 ここで、操作者がその変換結果で良いと判断して所定時
間操作パネル4(図3)を操作しなければ、かな漢字変
換した漢字「認識」が確定する。
【0056】もし、同じ読みの他の漢字に変更したい場
合には、操作パネル4の前候補選択キー7又は次候補選
択キー8を押すと表示画面の漢字「認識」がその押下毎
に他の漢字変換候補に変わる。また、かな漢字変換させ
たくない場合は、無変換キー6を押せばかな文字列「に
んしき」が仮表示の漢字「認識」に変わって表示される
【0057】なお、上述した実施例では、かな漢字変換
の始めと終りを示す2つの特殊マークを予め登録してあ
る入力装置について説明したが、この特殊マークを操作
者が任意に設定できるようにしてもよい。
【0058】以下、この実施例の入力装置における効果
を列挙する。まず、マン−マシンインタフェースの向上
に関するものとして、 (1)キー配列を覚えなくてもよいので入力が容易にな
る。 (2)キー操作の熟練が不要になる。 (3)不慣れなキーボードを使用しなくても、手書き入
力等によって文字だけでなく、かな漢字変換操作の制御
情報をも入力可能なため、操作性が向上する。
【0059】(4)文字等を間違えて入力しない限り誤
入力の恐れがない。 (5)日常使用する業務プログラム起動のような、一連
の操作情報を印刷したカードを読み取らせて装置を起動
させるような定形入力操作を容易に行なえる。 (6)障害者でも容易に文字等の入力を行なえるように
なる。
【0060】また、ハード面に関して、(7)すべての
入力情報がキーボードI/Fからキーボード信号で入力
されるため、システム装置側で入力手段に応じて異なる
認識処理を行なうような負荷の増加がない。 (8)一般のキーボードを使用するほとんどのデータ処
理装置にそのまま使用でき、汎用性がある。
【0061】(9)操作性を低下させることなく小型化
を容易にできる。 (10)ファイリング装置に適用すれば、ファイリング
処理の際にイメージではなくコードで入力できるためデ
ータ量が少なくて済み、システム装置におけるメモリ等
の資源を有効に活用することができる。
【0062】次に、図10乃至図12によってこの発明
の第2実施例について説明する。この第2実施例におけ
る入力装置の外観は図2に示した入力装置1と同様であ
るが、その内部構成が若干異なる。
【0063】図10は、その内部構成を示す機能ブロッ
ク図であり、図1と共通する部分には同一符号を付して
その説明を省略する。
【0064】この入力装置1′には、文字入力部10に
よって入力された文字等の情報に対して、例えば図11
に22,23で示すように、カラーマーカ等によってマ
ーキングされた領域を認識し、その領域内のかな文字列
を抽出して文字認識部11へ送り、かな漢字変換操作コ
ード作成部12へかな漢字変換操作コードを作成させる
指示を送るマーカ認識部21が設けられている。
【0065】すなわち、図12のフローチャートに示す
ように、文字入力部10によって文字列を入力し、マー
カ認識部11がマーキングされた領域を認識すると、か
な漢字変換操作コード作成部12によってかな漢字変換
モードを起動させてかな漢字変換を操作するためのかな
漢字変換操作コードを作成してキーボード操作コード作
成部13へ送る。
【0066】さらに、マーカ認識部11は認識したマー
キングの領域内のかな文字列を抽出して文字認識部11
へ送り、文字認識部11はそのかな文字列を認識してキ
ーボード操作コード作成部13へ送る。
【0067】次に、キーボード操作コード作成部13は
、文字認識部11から送られたかな文字列をキーボード
操作コードに変換し、それにかな漢字変換操作コード作
成部12から送られたかな漢字変換操作コードを付加し
てキーボード信号作成部14へ送る。
【0068】すると、キーボード信号作成部14はキー
ボード操作コード作成部13から送られるキーボード操
作コードからキーボード信号を作成し、キーボード信号
出力部17を介してシステム装置3へ出力し、システム
装置3ではかな漢字変換を起動させる。以後の処理は、
前述の実施例(図7)と同じである。
【0069】この実施例におけるマーキングは、図11
に示したように原稿上の漢字に変換したいかな文字列を
手書き等で丸く囲んだり(マーキング22)、矩形で囲
んだり(マーキング23)すればよく、マーカを使用す
れば原稿の文字列中にかな漢字変換のための特殊マーク
を記入しなくてもよいので、かな漢字変換させたいかな
文字列を容易に指定でき、文章作成の効率が一層向上す
る。
【0070】このように、第1実施例では文章作成中に
漢字を忘れてしまった場合などに、そのかな文字列とそ
の文字列の前後に特殊マークを記入するだけでシステム
装置へかな漢字変換操作の指示が行なえるようになり、
思考を中断せずに文章作成に専念することができる。
【0071】また、第2実施例ではかな漢字変換させた
いかな文字列の領域にマーキングを施せばよいので便利
であり、原稿をプリントした後にもその原稿中の原文に
修正を加えなくても容易にかな漢字変換させたいかな文
字列を指定できる。
【0072】
【発明の効果】以上説明してきたように、この発明の入
力装置によれば、印刷又は手書きされた情報を入力する
情報入力手段による文字等の情報およびかな漢字変換情
報を、キーボードからのキー操作入力と同じキーボード
信号にしてシステム装置に入力させることができるので
、一般のキーボードを使用する各種データ処理装置等に
そのまま接続して使用でき、入力手段の多様性及び自在
性が増すので、マン−マシンインタフェースを向上させ
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明による入力装置の第1実施例の機能構
成をシステム装置3と共に示すブロック図である。
【図2】この発明による入力装置を使用したデータ処理
装置の外観の一例を示す斜視図である。
【図3】図2に示す入力装置1の操作パネル4の拡大平
面図である。
【図4】図1のキーボードコード作成部13におけるキ
ーボード操作コード作成情報の格納フォーマットの一例
を示す説明図である。
【図5】図1のキーボード信号作成部14におけるキー
ボード信号作成情報の格納フォーマットの一例を示す説
明図である。
【図6】図1のキーボードコード作成部13におけるキ
ーボード操作コード作成テーブルの格納フォーマットの
一例を示す説明図である。
【図7】図1に示した入力装置1の情報入力処理を示す
フローチャートである。
【図8】第1実施例で使用するかな漢字変換の始めと終
りを示す2つの特殊マークの一例を示す説明図である。
【図9】同じくそのかな漢字変換の始めと終りを示す2
つの特殊マークを記入した原稿の一例を示す説明図であ
る。
【図10】この発明による入力装置の第2実施例の機能
構成をシステム装置3と共に示すブロック図である。
【図11】第2実施例で使用するかな漢字変換したい文
字列に対するマーキングの例を示す説明図である。
【図12】図2の入力装置による情報入力処理を示すフ
ローチャートである。
【符号の説明】
1,1′  入力装置 2  キーボードインタフェース(I/F)ケーブル3
  システム装置      4  操作パネル   
       5  変換キー 6  無変換キー        7  前候補選択キ
ー      8  次候補選択キー 9  実行キー          10  文字入力
部        11  文字認識部 12  かな漢字変換操作コード作成部13  キーボ
ード操作コード作成部 14  キーボード信号作成部           
 15  変換操作切換部 16  変換操作部                
      17  キーボード信号出力部 18  かな漢字変換開始マーク          
19  かな漢字変換終了マーク 21  マーカ認識部               
     22,23  マーキング

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  印刷又は手書きされた文字等の情報を
    入力する情報入力手段と、該手段によって入力された情
    報を認識する入力情報認識手段と、その認識結果からキ
    ーボード操作コードを作成するキーボード操作コード作
    成手段と、そのキーボード操作コードをシステム装置に
    対応したキーボード信号に変換するキーボード信号作成
    手段と、そのキーボード信号をキーボードインタフェー
    スを介してデータ処理装置等のシステム装置へ出力する
    キーボード信号出力手段と、前記入力情報認識手段がか
    な漢字変換の始めと終りを示す2つの特殊マークを認識
    した時、かな漢字変換操作コードを作成して、それを前
    記2つの特殊マークの間のかな文字列に対して前記キー
    ボード操作コード作成手段によって作成されるキーボー
    ド操作コードに付加させるかな漢字変換操作コード作成
    手段とを備えたことを特徴とする入力装置。
  2. 【請求項2】  印刷又は手書きされた文字等の情報を
    入力する情報入力手段と、該手段によって入力された情
    報を認識する入力情報認識手段と、その認識結果からキ
    ーボード操作コードを作成するキーボード操作コード作
    成手段と、そのキーボード操作コードをシステム装置に
    対応したキーボード信号に変換するキーボード信号作成
    手段と、そのキーボード信号をキーボードインタフェー
    スを介してデータ処理装置等のシステム装置へ出力する
    キーボード信号出力手段と、前記情報入力手段から入力
    される印刷又は手書きされた文字等の情報に対してマー
    キングされた領域を認識するマーカ認識手段と、該手段
    の認識によってかな漢字変換操作コードを作成して、そ
    れを認識された領域内のかな文字列に対して前記キーボ
    ード操作コード作成手段によって作成されるキーボード
    操作コードに付加させるかな漢字変換操作コード作成手
    段とを備えたことを特徴とする入力装置。
JP3115650A 1991-04-19 1991-04-19 入力装置 Pending JPH04320514A (ja)

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