JPH04338757A - ネガ型感光性組成物 - Google Patents

ネガ型感光性組成物

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JPH04338757A
JPH04338757A JP3110547A JP11054791A JPH04338757A JP H04338757 A JPH04338757 A JP H04338757A JP 3110547 A JP3110547 A JP 3110547A JP 11054791 A JP11054791 A JP 11054791A JP H04338757 A JPH04338757 A JP H04338757A
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落合 為一
Noriaki Takahashi
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、一般に輻射線に感応す
るネガ型感光性組成物に関するものであり、さらに詳し
くは、半導体集積回路を作成するネガ型フォトレジスト
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】半導体集積回路の高集積度化は、一般に
言われるように、3年間に4倍のスピードで進行し、例
えばダイナミックランダムアクセスメモリーを例に取れ
ば、現在では4Mビットの記憶容量を持つものが本格生
産されている。集積回路の生産に不可欠のフォトリソグ
ラフィー技術に対する要求も年々厳しくなってきている
。例えば、4MビットDRAMの生産には、0.8μm
レベルのリソグラフィー技術が必要とされ、更に高集積
度化が進んだ16M,64MDRAMにおいては、それ
ぞれ0.5μm,0.3μmレベルのリソグラフィーが
必要とされると予想されている。したがってハーフミク
ロンリソグラフィーに対応できるレジストの開発が切望
されていた。
【0003】フォトリソグラフィーに使用されるレジス
トとして、環化ゴムと架橋剤としてビスアジドを使用す
るネガ型レジストは周知である。しかしながらこの系は
現像に有機溶剤を必要とするため、現像時に膨張が起こ
り、画像の解像力は3μm程度が限界であり、高集積度
のデバイスを製造するには不適当である。また、現像に
用いる有機溶剤は環境上、健康上の面、或は、引火性の
点で問題が多い。
【0004】更に、ナフトキノンジアジドとアルカリ可
溶性ノボラック樹脂からなるポジ型レジストも周知であ
る。しかしながらこの系は、300nm以下に大きな吸
収があり、短波長露光を行うとパターンプロフィールが
著しく劣化する欠点がある。従って350nm程度以上
の波長で露光せざるを得ず、従って解像力に限界が生じ
ハーフミクロンリソグラフィーには対応できないでいた
【0005】従って、現時点においてより高い解像力を
得るためには、低圧水銀灯やエキシマーレーザー等を光
源とするディープUV領域の光を用いて露光を行なうか
、レチクルに改良を加えた位相シフト法を用いてi線(
366nm)またはディープUVで露光を行なう方法が
考えられ、位相シフト法にはネガ型レジストがポジ型レ
ジストより適している。
【0006】一方、特開昭62−164045号公報に
は、酸硬化性樹脂と光酸発生剤であるハロゲン化有機化
合物を有するネガ型フォトレジスト組成物が記載されて
おり、ハロゲン化有機化合物として例えばトリス(2,
3−ジブロモプロピル)イソシアヌレート等が記載され
ている。しかしながら、かかる光酸発生剤ではレジスト
液保存安定性、感度あるいは解像性が十分でなく、良好
なレジスト組成物が得られない。
【0007】又、一般にハロゲン化有機化合物が光によ
り分解して酸を発生させる事は知られている。J.KO
SAR著「ライト  センシティブシステムズ」にはハ
ロゲン化有機化合物を用いた画像形成材料が記載されて
いる。また、特公昭54−23574号公報には、ハロ
ゲン化有機化合物と酸性条件下で熱硬化し得る樹脂を含
む感光性組成物が記載されている。たしかに多くのハロ
ゲン化有機化合物は光で酸が発生して酸による架橋剤の
架橋反応を起こすが、ハロゲン化有機化合物の多くは、
感光性組成物の光酸発生剤成分として使用した場合、得
られる感光性組成物は塗布溶剤除去のためのプリベーク
または露光後の加熱などにより未露光部まで架橋してし
まったり、また解像性が悪くハ−フミクロンリソグラフ
ィー用の目的には使用できない。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、前記
従来技術の問題点を解決しディープUV領域の光を用い
ても露光でき、しかも位相シフト法用にも有用なハ−フ
ミクロンリソグラフィーに対応できる保存性、感度、解
像性の良好なレジストを提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明者等は、上記目的
を達成すべく種々検討を重ねた結果、アルカリ可溶性樹
脂、特定の光酸発生剤および架橋剤を組み合わせたレジ
スト組成物は露光後アルカリ水で現像することにより、
非膨潤、高解像力のパターンプロフィールを得ることが
できる高性能のネガ型フォトレジスト組成物であるとの
知見を得た。本発明は、かかる知見を基に完成されたも
のであり、その要旨は、アルカリ可溶性樹脂、光酸発生
剤および酸性条件下で作用するアルカリ可溶性樹脂の架
橋剤を含有するネガ型感光性組成物において、該光酸発
生剤がハロゲン化スルホラン誘導体であることを特徴と
するネガ型感光性組成物に存する。
【0010】以下本発明を詳細に説明する。本発明で用
いられるアルカリ可溶性樹脂としては特に限定されない
が、フェノール性水酸基を持つものが好ましい。かかる
樹脂の例としては、フェノール、クレゾール、エチルフ
ェノール、t−ブチルフェノール、キシレノール、ナフ
トール、1,4−ジヒドロキシベンゼン、1,3−ジヒ
ドロキシベンゼン等のヒドロキシ芳香族化合物をホルム
アルデヒド、アセトアルデヒド、ベンズアルデヒド、フ
ルフラール等のアルデヒドで縮重合させたノボラック樹
脂、メチル基、エチル基等の低級アルキル基がベンゼン
環又はビニル基に置換していてもよいビニルフェノール
誘導体の重合体、即ち低級アルキル基等の置換基を有し
ていてもよいポリビニルフェノール誘導体、N−(p−
ヒドロキシフェニル)マレイミドポリマー等が挙げられ
る。中でも低級アルキル基で置換されていてもよいポリ
ビニルフェノール誘導体またはクレゾールとホルムアル
デヒドとの重縮合物が好ましい。
【0011】架橋剤としては、酸存在下にアルカリ可溶
性樹脂と架橋反応をする化合物であれば特に限定されな
いが、例えば特開昭59−113435号,特開昭60
−263143号,特開昭62−164045号各公報
に引用されている化合物、A.knop,L.A.Pi
lato著  Phenolic  Resins記載
の化合物等が挙げられる。
【0012】具体的には、1分子中に下記式 [i]で
表される基を2以上有する化合物及び1分子中に下記式
 [ii] で表される基を1以上有する化合物が挙げ
られる。
【0013】
【化1】
【0014】(式 [i]  及び [ii] 中Q及
びQ′は夫々独立に水素又はC1 〜C4 アルキル基
を示す)架橋剤としては、更に具体的には例えば下記式
 [iii]〜[vii] で示される化合物が挙げら
れる。
【0015】
【化2】
【0016】尚、上記式 [iii]〜[vii] に
於て、Q1 〜Q13は夫々独立に水素原子又はアルキ
ル基を表し、Aは置換されていてもよいアルキル基、ア
ルケニル基、アリール基又は5〜6員の芳香族複素環基
を表わし、Bは水素原子又は−CH2 OQ14を表わ
し、Q14はアルキル基を表わし、Uは2価の有機基を
表わし、D1 〜D4 は夫々独立して水素原子又は−
CH2OQ15を表わし、Q15はアルキル基を表わし
、nは0又は1を表わす。但し、D1 〜D4 の少な
くとも2つは水素原子ではない。
【0017】本発明では特に、光酸発生剤としてハロゲ
ン化スルホラン誘導体を用いることに特徴を有する。本
発明におけるハロゲン化スルホラン誘導体は好ましくは
式〔I〕で表される。
【0018】
【化3】
【0019】(式中R1 〜R8 は夫々独立に水素原
子、低級アルキル基、ハロゲン原子を表わすが少なくと
も1個はハロゲン原子である。)ハロゲン原子としては
、塩素、臭素、ヨウ素等が挙げられるが、中でも臭素が
好ましい。又、R1 〜R8 の少なくとも2個以上が
ハロゲン原子である事が感度の点で好ましい。
【0020】R1 〜R8 で表される低級アルキル基
としてはメチル基、エチル基、n−プロピル基、iso
−プロピル基、n−ブチル基、tert−ブチル基等の
C1 〜C4 のアルキル基が挙げられる。R1 〜R
8 は水素原子又はハロゲン原子であるのが好ましい。 特に好適なハロゲン化スルホラン誘導体としては、2,
3−ジブロモスルホランが挙げられる。
【0021】本発明のフォトレジスト組成物におけるア
ルカリ可溶性樹脂、光酸発生剤および架橋剤の割合は、
アルカリ可溶性樹脂100重量部に対し光酸発生剤0.
05〜20重量部、好ましくは0.1〜10重量部、ま
た架橋剤はアルカリ可溶性樹脂100重量部に対し1〜
50重量部、好ましくは5〜30重量部の割合で用いら
れる本発明のフォトレジスト組成物は、ディープUV領
域の光、例えば低圧水銀灯を光源とする254nmの光
や、エキシマーレーザー等を光源とする157nm、1
93nm、222nm、249nmの光による露光に好
適に使用できる。
【0022】更に、本発明の光酸発生剤は、分光増感が
容易であり、長波長分光増感剤と組合せて、ディープU
V領域から、高圧水銀灯のi線(366nm),g線(
436nm)にまで感光領域を広げることが可能である
。増感剤としては分光増感効果のある化合物であれば特
に限定はないが、好ましくは、フェノチアジン誘導体が
挙げられる。フェノチアジン誘導体としてはフェノチア
ジン、C1 〜C4 低級アルキル基で置換されたフェ
ノチアジン等が挙げられる。本発明のネガ型感光性組成
物は分光増感剤を配合することによりi線(366nm
)を用いた位相シフト法用レジストとしてきわめて有用
である。分光増感剤の使用量は、アルカリ可溶性樹脂1
00重量部に対し0.05〜20重量部、好ましくは0
.1〜10重量部である。
【0023】本発明の組成物は通常溶媒に溶解して使用
されるが、溶媒としては樹脂及び感光剤に対して十分な
溶解度を持ち、良好な塗膜性を与える溶媒であれば特に
制限はなく、例えば、メチルセロソルブ、エチルセロソ
ルブ、メチルセロソルブアセテート、エチルセロソルブ
アセテート等のセロソルブ系溶媒、プロピレングリコー
ルモノエチルエーテル、プロピレングリコールモノブチ
ルエーテル、プロピレングリコールモノメチルエーテル
アセテート、ジプロピレングリコールジメチルエーテル
、プロピレングリコールモノエチルエーテルアセテート
等のプロピレングリコール系溶媒、酢酸ブチル、酢酸ア
ミル、酪酸エチル、酪酸ブチル、ジエチルオキサレート
、ピルビン酸エチル、エチル−2−ヒドロキシ−ブチレ
ート、2−メチルアセトアセテート、乳酸メチル、乳酸
エチル等のエステル系溶媒、ヘプタノール、ヘキサノー
ル、ジアセトンアルコール、フルフリルアルコールなど
のアルコール系溶媒、シクロヘキサノン、メチルアミル
ケトンなどのケトン系溶媒、メチルフェニルエーテル、
ジエチレングリコールジメチルエーテル等のエーテル系
溶媒、ジメチルフォルムアミド、N−メチルピロリドン
等の高極性溶媒、あるいはこれらの混合溶媒、さらには
芳香族炭化水素を添加した混合溶媒等が挙げられる。溶
媒の使用割合は、固形分の総量に対し重量比として1〜
20倍の範囲である。
【0024】本発明のネガ型感光性組成物は、以下に述
べるような塗布、露光、露光後加熱(ポストエクスポー
ジャーベイク;PEB)、現像の各工程を経て、フォト
レジストとして使用される。塗布には通常スピンコータ
ーが使用され、膜厚としては0.5ミクロン〜2ミクロ
ン程度が適当である。
【0025】露光には、ディープUV領域の光、例えば
低圧水銀灯を光源とする254nmの光や、エキシマー
レーザー等を光源とする157nm,193nm,22
2nm,249nmの光が好適に使用される。更に、分
光増感剤を併用することにより高圧水銀灯の366nm
,436nmの光などにも適用可能である。露光の際の
光は単色光でなくブロードであってもよい。またフェー
ズシフト法用レジストとしても好適である。
【0026】露光後加熱(PEB)の条件はホットプレ
ートを用い、90〜140℃、1分〜10分程度の条件
が好適に使用される。ホットプレートのかわりにコンベ
ンションオーブンを用いても良い。この場合は通常ホッ
トプレートを使用した場合より長い時間が必要とされる
。そして、現像液には、水酸化カリウム、炭酸ナトリウ
ム、ケイ酸ナトリウム、メタケイ酸ナトリウム、アンモ
ニア水等の無機アルカリ類、エチルアミン、n−プロピ
ルアミン等の第一級アミン類、ジエチルアミン、ジ−n
−プロピルアミン等の第二級アミン、トリエチルアミン
、トリメチルアミン等の第3級アミン類、テトラメチル
アンモニウムヒドロキシド、トリメチルヒドロキシエチ
ルアンモニウムハイドロキシド等の第4級アンモニウム
塩の水溶液よりなるアルカリ現像液が好適に使用される
。現像液には必要に応じて、アルコール、界面活性剤等
を添加して使用することもある。
【0027】なお、フォトレジスト溶液、現像液は、使
用に際しろ過して不溶分を除去して使用される。本発明
のネガ型感光性組成物は、超LSIの製造のみならず、
一般のIC製造用、さらにはマスク製造用、平板、凹版
、凸版等の作成、プリント配線作成の為のフォトレジス
ト、ソルダーレジスト、レリーフ像や画像複製などの画
像形成、光硬化のインク、塗料、接着剤等に利用できる
。特に超LSI等の半導体製造用フォトレジストとして
有用である。
【0028】
【実施例】次に実施例を挙げて本発明を更に詳しく説明
するが、本発明はその要旨を越えない限り実施例により
制約は受けない。 実施例1 重量平均分子量5100のポリビニルフェノール20g
、架橋剤としてヘキサメトキシメチルメラミン4g及び
光酸発生剤として2,3−ジブロモスルホラン0.57
gを乳酸エチル70gに溶解し、0.2ミクロンのテフ
ロン製濾紙を用いて精密ろ過し、フォトレジスト組成物
を調製した。このフォトレジスト組成物を直径4インチ
のシリコンウエハ上に、スピンコーティング装置(ミカ
サ製1H−2D)を用いて、1.0ミクロンの厚さに塗
布し、ホットプレート上で100℃、70秒間乾燥した
。これをエキシマーレーザー縮小投影露光装置を用いて
露光量を変化させて露光した後、ホットプレート上で1
10℃、90秒間加熱した(PEB)。その後1.23
%テトラメチルアンモニウムハイドロオキサイト水溶液
で70秒現像する事によりネガ型画像を形成した。得ら
れたレジストパターンを走査型電子顕微鏡(明石製作所
製)で観察して解像性および最適露光量を求めた。結果
を表1に記したが非常に解像性にもすぐれたものであり
、最適露光量も実用的な範囲であり感度が良好であり、
未露光部溶解速度も充分大きく、現像性は良好であった
。またレジスト液保存安定性(室温3カ月保存)も良好
であった。 実施例2 実施例1に於て、架橋剤をN,N′−ジメトキシメチル
サクシナミドに代えた以外は同様にしてフォトレジスト
組成物を調製し、同様に評価を行った。結果を表1に示
したが、実施例1と同様解像性、現像性とも良好で、最
適露光量も実用的なものであった。 比較例1〜5 実施例1に於て光酸発生剤として2,3−ジブロモスル
ホランの代わりに1,10−ジブロモデカン(比較例1
:特開昭62−164045号記載の光酸発生剤)、ト
リス(2,3−ジブロモプロピル)イソシアヌレート(
比較例2:特開昭62−164045号記載の光酸発生
剤)、1,1,3,3−テトラブロモアセトン(比較例
3)、ジフェニルヨウドニウムトリフレート(比較例4
)、トルエンスルホン酸のo−ニトロベンジルアルコー
ルエステル(比較例5)をそれぞれ0.57g添加した
以外は実施例1と同様にして評価を行なった。結果を表
1に記したが、感度が不良、保存安定性不良あるいは現
像不可能であった。
【0029】
【表1】
【0030】実施例3 重量平均分子量5100のポリビニルフェノール20g
、架橋剤としてヘキサメトキシメチルメラミン4g、分
光増感剤としてフェノチアジン1g及び光酸発生剤とし
て2,3−ジブロモスルホラン1gをエチルセロソルブ
アセテート60gに溶解し、0.2ミクロンのテフロン
製濾紙を用いて精密ろ過し、フォトレジスト組成物を得
た。
【0031】このフォトレジスト組成物を実施例1と同
様にシリコンウエハー上に塗布し、ホットプレート上で
110℃、70秒間乾燥した。これをi線縮小投影露光
装置を用いて露光量を変化させて露光した後、ホットプ
レート上で110℃、60秒間加熱した(PEB)。そ
の後、2.38%テトラメチルアンモニウムハイドロオ
キサイド水溶液で60秒間現像することによりネガ型画
像を形成した。得られたレジストパターンは実施例1と
同様にして解像性および最適露光量を求めた。結果を表
2に示したが、解像性および感度は良好であった。 実施例4 実施例3に於てポリビニルフェノールのかわりに重量平
均分子量5000のノボラック樹脂(m−クレゾール:
p−クレゾール=7:3)を用いた以外同様にしてフォ
トレジスト組成物を調整し、同様に評価をおこなった。 結果を表2に示したが、解像性および感度は良好であっ
た。 比較例6〜7 実施例3において酸発生剤をトリス(トリクロロメチル
)−s−トリアジン(比較例6)、α,α,α′,α′
−テトラブロモ−p−キシレン(比較例7)に変えて、
フォトレジスト組成物を調整し、実施例3と同様に評価
をおこなったところ良好な解像性、感度を有するものは
無かった。
【0032】
【表2】
【0033】
【発明の効果】本発明のネガ型感光性組成物は、高感度
でしかも乾燥、露光後加熱等における加熱によっても未
露光部のレジスト膜現像性の良好なレジスト組成物であ
り、ディープUV領域の波長の光を用いて露光すること
により、光解像力のリソグラフィーが極めて短時間で可
能となり、極めて有用である。又、増感剤を併用するこ
とによりi線、g線まで感光領域を広げることも可能で
ある。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  アルカリ可溶性樹脂、光酸発生剤およ
    び酸性条件で作用するアルカリ可溶性樹脂の架橋剤を含
    有してなるネガ型感光性組成物において、該光酸発生剤
    がハロゲン化スルホラン誘導体であることを特徴とする
    ネガ型感光性組成物。
  2. 【請求項2】  分光増感剤を含有してなることを特徴
    とする請求項1記載のネガ型感光性組成物。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05224421A (ja) * 1991-09-26 1993-09-03 Internatl Business Mach Corp <Ibm> 塩基性で現像しうるネガチブフォトレジストおよびその使用
KR100557553B1 (ko) * 2001-06-29 2006-03-03 주식회사 하이닉스반도체 포토레지스트 단량체, 그의 중합체 및 이를 함유하는포토레지스트 조성물
EP2180467A1 (en) 2003-06-27 2010-04-28 Fujifilm Corporation Photon-mode recording method

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