JPH04336207A - 荒石を挽いて得られる薄板石の洗浄方法 - Google Patents

荒石を挽いて得られる薄板石の洗浄方法

Info

Publication number
JPH04336207A
JPH04336207A JP13834791A JP13834791A JPH04336207A JP H04336207 A JPH04336207 A JP H04336207A JP 13834791 A JP13834791 A JP 13834791A JP 13834791 A JP13834791 A JP 13834791A JP H04336207 A JPH04336207 A JP H04336207A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
stone
stones
rough
cleaning
sheet
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP13834791A
Other languages
English (en)
Inventor
Tetsuomi Iwamoto
哲臣 岩本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Iwamoto KK
Original Assignee
Iwamoto KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Iwamoto KK filed Critical Iwamoto KK
Priority to JP13834791A priority Critical patent/JPH04336207A/ja
Publication of JPH04336207A publication Critical patent/JPH04336207A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、荒石をガングソーで挽
いて製造した薄板石の表裏両面を人手によらないで自動
的に洗浄する方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、荒石から薄板石を製造するには、
まず荒石をガングソーの台車上に乗せ、しかる後に荒石
とガングソーの切断歯の接触部分に鉄砂と石灰等の砥粒
を水と共に供給しつつ切断歯を水平方向に往復運動させ
ることによって行なわれている。  ところで、上述の
ようなガングソーを使用して荒石から薄板石を製造する
方法の場合、例えばダイヤモンドカッターを使用する方
法に比べて鉄砂や石灰等の砥粒を使用すればよいためラ
ンニングコストが安く、しかも、同時に100枚以上も
の切断歯がセットできるため、大きな荒石でも簡単に挽
くことができるといったような利点がある。しかし、そ
の反面前述した砥粒や石粉が薄板石の表裏両面に多量に
しかも強固に付着し、加えてこれらの砥粒等は時間が経
つと固まって取れなくなってしまうため、迅速な洗浄作
業が必要とされていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな砥粒等を除去する方法として現在では、例えば作業
者が台車上の薄板石を一枚ずつ手で剥がす一方、荒石の
上に乗った別の作業者が水を吹き付けて洗い落とし、さ
らに洗浄後の薄板石を一枚ずつ台車上からクレーンにて
下すというように全くの手作業で行なわれているのが現
状であり、作業能率が著しく低いという問題点があった
。また上述のように水の吹き付けによる洗浄の場合、水
が当った個所しか砥粒等が取れないために、薄板石の全
表面をきれいに洗い流すにはかなりの時間が掛かるとい
った問題がある。さらに、薄板石を一枚ずつ手で剥がし
たり、足場の悪い石の上で作業をしなければならないた
め常に危険が伴なうといったように多くの課題がある。 それ故に本発明の目的は、これらの課題をすべて解決し
た薄板石の洗浄方法を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の、荒石を挽いて
得られる薄板石の洗浄方法は、ガングソーの台車上に荒
石を乗せ、該荒石をガングソーにセツトした複数の切断
歯により上面から垂直方向に挽くことによって複数の薄
板石を形成し、これらの薄板石を倒れないように保持し
て台車上からクレーンで吊り上げると共に、載置台まで
搬送し、該載置台の薄板石を自動剥がし装置により一枚
ずつ剥がすと共に、横に寝かせてローラコンベヤ上に乗
せ、さらにローラコンベヤにより洗浄機へ送り込んで薄
板石の表裏両面を洗浄するものである。また、所定長さ
の帯板の片面であり、かつ該帯板の長さ方向に薄板石の
厚み寸法に等しい間隔で複数の仕切片を突設して保持具
を形成し、該保持具の仕切片を荒石の切溝に挿入して薄
板石を倒れないように保持することが効果的である。
【0005】
【作用】本発明の洗浄方法によれば、荒石の挽き切りか
ら洗浄まですべて自動的に行なわれるため、従来の危険
な作業や過大な労力を要する作業が排除できて、安全に
しかも迅速に洗浄できる。また薄板石の表裏両面を高能
率にかつ全面ムラなくきれいに洗浄することが可能とな
る。
【0006】
【実施例】以下に本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1(a)〜(e)は本発明の一実施例の工程図
である。まず荒石1を図1(a)のようにガングソー2
の台車3上に置かれた木又はコンクリート棒4の上に乗
せた後、図1(b)のようにガングソー2の複数の切断
歯5を荒石1の上面に当てて水平方向の往復運動を行な
わせると共に、その切断歯5部分に鉄砂と石灰等の砥粒
を水と共に供給しつつ挽くことによって薄板石6を製造
する。なお、この場合荒石1の上面と下面をあらかじめ
ダイヤモンドカッター又はワイヤソー等で切断して平担
面としておくことでガングソー2の複数の切断歯5が荒
石1の上面に均一に当たることになるため最初から早い
スピードで挽くことができ、かつ力のバランスが良く真
すぐに挽くことができて品質の優れた薄板石6が製造で
きる。
【0007】次に、ガングソー2から台車3を引き出し
て図1(c)のように荒石1の長手方向の両端に図2に
示すような方形状の支持枠体7を装着すると共に、保持
具8によって各薄板石6が倒れないように保持する。こ
の保持具8は図3に示すように所定長さ(例えば300
〜600mm)の金属製帯板8aの片面であり、かつ該
帯板8aの長さ方向に薄板石6の厚み寸法に等しい間隔
で複数の仕切片8bを突設して形成される。そして、保
持具8の仕切片8bを図4に示すように荒石1の切溝す
なわち各薄板石6の間に挿入させる。これによって各薄
板石6は倒れたりずれを起こすことなく確固と保持され
ることになる。このように保持具8によって各薄板石6
を倒れないように保持した状態で支持枠体7をクレーン
で吊り上げて図1(d)に示すように載置台9まで搬送
した後、支持枠体7及び保持具8を取外す。なお、保持
具8を使用することによって支持枠体7が荒石1より大
きくても載置台9まで安定した状態で搬送することがで
きる。このため支持枠体7をあらかじめ大きく形成して
おけば大きさの異なるすべての荒石に共通して使用可能
となる。この際に荒石の大きさが異なってもバランスよ
く吊り上げることができるようにフック7aを位置を違
えて複数設けておくことが好ましい。また上述のような
支持枠体7を使用することによって荒石をワイヤで縛る
というような面倒な作業が不要となって作業能率の向上
を図ることができる。
【0008】次に、載置台9に置かれた各薄板石6を自
動剥がし装置10によって一枚ずつ剥がしながら横に寝
かせて図1(e)のようにローラコンベヤ11上に乗せ
、洗浄機12へ送り込む。自動剥がし装置10は、例え
ば図5に示すように移動台車101と、該移動台車10
1の前端に軸102によって傾動可能に取付けられた台
盤103と、該台盤103を傾動させるシリンダ装置1
04とを備え、台盤103の上面にはローラー105と
、真空ポンプに気密的に接続する複数個の吸盤106が
設けられている。この自動剥がし装置10は、図1(d
)実線のようにシリンダ装置104のシリンダを伸ばし
て台盤103をほぼ垂直に起立させた状態で移動台車1
01を同図鎖線のように前進させ、最前部の薄板石6を
吸盤106の吸引作用により台盤103上に保持させつ
つ移動台車101を後退させるもので、これによって薄
板石6を一枚ずつ剥がす。そして、図1(e)のように
シリンダ装置104のシリンダを引いて台盤103を水
平状態とした後、吸盤106の吸引を解除して薄板石6
をローラコンベヤ11上に乗せ、洗浄機12へ送り込む
ものである。
【0009】洗浄機12は、例えば図6に示すように門
型の台枠121にモータによって回転する上下一対のロ
ール状ブラシ122、122がローラコンベヤ11を挟
んで上下に配設されており、水を噴射させつつロール状
ブラシ122、122を回転させることによって薄板石
6の表裏両面に付着している砥粒等を洗い落として洗浄
するものである。なお、前記上下一対のロール状ブラシ
122、122は、板厚やブラシの摩耗等に合せて間隔
を調節できるように上下方向へ移動可能にして置くこと
が好ましい。また洗浄後の薄板石6は図示しないが自動
剥がし装置と同じような装置を使用して別の載置台に立
て並べ保管するようにすればよい。
【0010】
【発明の効果】以上のように、本発明の薄板石の洗浄方
法は、ガングソーによって複数の薄板石に挽き切られた
荒石を台車上からクレーンで吊り上げて載置台まで搬送
すると共に、自動剥がし装置によって薄板石を一枚ずつ
剥がしながら洗浄機へ送り込んで洗浄するようにしたも
のであるから、ほとんど人手を必要とすることなく安全
かつ迅速に薄板石の洗浄を行なうことができる上、作業
の能率向上並びに省力化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の工程図を示すもので、(a
)は荒石を台車上に乗せた状態の側面図、(b)は荒石
を挽く状態の側面図、(c)は荒石に支持枠体を装着し
てクレーンで吊り上げる状態の側面図、(d)は荒石を
載置台上に置いた状態の側面図、(e)は載置台から一
枚ずつ薄板石を移送して洗浄する状態を示す側面図であ
る。
【図2】支持枠体の斜視図である。
【図3】保持具の斜視図である。
【図4】保持具の使用状態を示す斜視図である。
【図5】自動剥がし装置の斜視図である。
【図6】洗浄機の斜視図である。
【符号の説明】
1    荒石 2    ガングソー 3    台車 5    切断歯 6    薄板石 8    保持具 9    載置台 10  自動剥がし装置 11  ローラコンベヤ 12  洗浄機

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  ガングソーの台車上に荒石を乗せ、該
    荒石をガングソーにセツトした複数の切断歯により上面
    から垂直方向に挽くことによって複数の薄板石を形成し
    、これらの薄板石を倒れないように保持して台車上から
    クレーンで吊り上げると共に、載置台まで搬送し、該載
    置台の薄板石を自動剥がし装置により一枚ずつ剥がすと
    共に、横に寝かせてローラコンベヤ上に乗せ、さらにロ
    ーラコンベヤにより洗浄機へ送り込んで薄板石の表裏両
    面を洗浄することを特徴とする薄板石の洗浄方法。
  2. 【請求項2】  所定長さの帯板の片面であり、かつ該
    帯板の長さ方向に薄板石の厚み寸法に等しい間隔で複数
    の仕切片を突設して保持具を形成し、該保持具の仕切片
    を荒石の切溝に挿入して薄板石を倒れないように保持す
    ることを特徴とする請求項1の荒石を挽いて得られる薄
    板石の洗浄方法。
JP13834791A 1991-05-13 1991-05-13 荒石を挽いて得られる薄板石の洗浄方法 Pending JPH04336207A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13834791A JPH04336207A (ja) 1991-05-13 1991-05-13 荒石を挽いて得られる薄板石の洗浄方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13834791A JPH04336207A (ja) 1991-05-13 1991-05-13 荒石を挽いて得られる薄板石の洗浄方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH04336207A true JPH04336207A (ja) 1992-11-24

Family

ID=15219803

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13834791A Pending JPH04336207A (ja) 1991-05-13 1991-05-13 荒石を挽いて得られる薄板石の洗浄方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH04336207A (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5060718A (ja) * 1973-09-27 1975-05-24
JPS6111440A (ja) * 1984-06-27 1986-01-18 Nippon Soken Inc 内燃機関の出力変動測定方法

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5060718A (ja) * 1973-09-27 1975-05-24
JPS6111440A (ja) * 1984-06-27 1986-01-18 Nippon Soken Inc 内燃機関の出力変動測定方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4721743B2 (ja) 半導体ブロックの保持装置
CN201518660U (zh) 蜜脾蜡盖电动切割机
TWI327132B (ja)
JPH04336207A (ja) 荒石を挽いて得られる薄板石の洗浄方法
JP2009142974A (ja) ワーク加工面のバリ取り装置
CN210848550U (zh) 一种切割刀片自处理的切割装置
JPH0752147A (ja) 石材のスライシング方法およびそのための装置
JPH06208979A (ja) 半導体ウェーハの製造システム
JP2765307B2 (ja) マルチワイヤソーによる切断方法
CN208019555U (zh) 一种铝制品切边机
JP3716541B2 (ja) ウェーハ接着剤除去装置
JP2005041155A (ja) 薄膜材料加工装置
JP2551229B2 (ja) マルチワイヤソーによる切断方法およびその装置
CN220499418U (zh) 一种木地板的切边装置
CN218018987U (zh) 一种圆木带锯自动开片机
JP2917262B2 (ja) 半導体ウェーハの洗浄・乾燥装置
CN214291067U (zh) 一种五金加工用铁棒除锈及定位切割装置
CN217621478U (zh) 一种石材连续切割防尘的桥式切割机
CN209999498U (zh) 一种高效切砖机
CN215999892U (zh) 一种高效磨床
CN214055922U (zh) 路缘石的加工装置
CN210305971U (zh) 一种数控直条切割机切割平台
CN218488674U (zh) 一种青石板加工用高压冲洗装置
JP3910358B2 (ja) 固定砥粒ワイヤ工具のクリーニング装置
JP2003170398A (ja) 氷塊の切断方法及び切断装置