JPH04336023A - 食器洗い器 - Google Patents

食器洗い器

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JPH04336023A
JPH04336023A JP10704591A JP10704591A JPH04336023A JP H04336023 A JPH04336023 A JP H04336023A JP 10704591 A JP10704591 A JP 10704591A JP 10704591 A JP10704591 A JP 10704591A JP H04336023 A JPH04336023 A JP H04336023A
Authority
JP
Japan
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cleaning
washing
water
temperature
time
Prior art date
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Pending
Application number
JP10704591A
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English (en)
Inventor
Kenji Yamane
山根 憲治
Kosaku Kataoka
片岡 耕作
Tetsuo Harada
哲夫 原田
Hajime Suzuki
肇 鈴木
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、食器洗い器および食
器洗い器に乾燥機能が加えられた食器洗い乾燥機の改良
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、食器洗い乾燥機が普及しつつあり
、特に、一般家庭向けの比較的小型の食器洗い乾燥機が
各種実用化されている。従来の食器洗い乾燥機は、一般
に、洗浄槽に水を溜め、溜めた水をヒータで加熱しなが
ら食器等に勢い良くかけて巡回させ、それによって食器
等を洗浄するようになっている。
【0003】また、水温や雰囲気温度検出用の温度セン
サとしてサーミスタが洗浄槽の外底面に取付けられ、検
出された水温や雰囲気温度を予め定められた基準値と比
較して、ヒータへの通電制御を行うようにしたものも提
案されている(実開昭63−183960号公報)。こ
の公開公報に開示された構成を採用すると、ヒータに対
する不必要な通電をなくすることができ、無用なエネル
ギーの消費を防げるという利点がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来の食器
洗い乾燥機の中には、食器等の汚れ具合に応じて、たと
えば濯ぎコース、標準コース、強力洗いコース等の複数
のコースの中から所望のコースを選択できるようにされ
たものがある。しかしながら、従来の食器洗い乾燥機に
は、洗浄すべき食器等負荷量の多少に応じて洗浄時間や
洗浄内容を変化させるようにしたものは存在しない。
【0005】ところが、一般に、負荷量が少ない場合は
洗浄時間は短くてよく、しかも濯ぎも容易に行える。逆
に、負荷量が多い場合には、洗浄に要する時間も長くな
り、また、濯ぎ回数も増やさなければ十分に濯げない。 それゆえ、洗浄負荷量を考慮して洗浄時間や洗浄内容を
変化させることができれば、負荷量の多少に応じた最適
な洗浄を行うことができ、しかも省エネルギーを実現で
きることになる。
【0006】また、洗浄槽に溜める水の初期温度に応じ
ても洗浄時間は変わってくるはずである。なぜならば、
水の初期温度は、たとえば夏場は30℃、冬場は0℃と
いうふうに季節によって大きな差がある。そして、水の
初期温度が異なる場合、ヒータで加熱された水が所定温
度に達するまでの時間が異なるから、温水で洗浄を開始
するまでの時間が変わり、結局洗浄時間に差が生じるこ
とになるからである。
【0007】したがって、水の初期温度に応じても洗浄
時間を変化させるようにすれば、より最適な洗浄時間で
洗浄を行うことができ、省エネルギーを実現できるとと
もに、使い勝手も良くなるであろう。この発明は、この
ような背景のもとになされたもので、より使い勝手が良
く、しかも省エネルギーを実現した食器洗い器を提供す
ることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、洗浄すべ
き食器、調理具等の洗浄負荷を収納し、洗浄用の水を溜
めるための洗浄槽と、洗浄槽内の水を巡回させて負荷を
洗浄するための洗浄手段と、洗浄時に洗浄槽に溜められ
た水を加熱するための加熱手段と、洗浄槽内の温度を検
出するための温度検出手段と、洗浄手段が洗浄を開始後
、予め定める第1タイミングと第2タイミングとでそれ
ぞれ温度検出手段の検出温度を読込み、第1タイミング
から第2タイミングに到るまでの所定時間内における洗
浄槽内の温度変化を測定する測定手段と、測定手段の測
定結果に基づいて洗浄手段の動作内容を制御する制御手
段と、を含むことを特徴とするものである。
【0009】また、第2の発明は、洗浄すべき食器、調
理具等の洗浄負荷を収納し、洗浄用の水を溜めるための
洗浄槽と、洗浄槽内の水を巡回させて負荷を洗浄するた
めの洗浄手段と、洗浄時に洗浄槽に溜められた水を加熱
するための加熱手段と、洗浄手段が洗浄を開始するとき
に、洗浄槽に溜められた水の温度を検出するための温度
検出手段と、温度検出手段の検出温度に基づいて洗浄時
間を設定する設定手段と、設定手段で設定された洗浄時
間の間、洗浄手段を予め定める内容で動作させる制御手
段と、を含むことを特徴とするものである。
【0010】
【作用】第1の発明によれば、洗浄開始後、予め定める
一定時間内に洗浄槽内の温度上昇を測定する。一定時間
内における温度上昇(温度変化勾配)は、洗浄負荷量と
反比例の関係があり、洗浄負荷量が多ければ温度変化勾
配は緩く、洗浄負荷量が少なければ温度変化勾配が急に
なる。この発明は、一定時間内における温度変化勾配を
測定し、それに基づいて負荷量を推測し、洗浄内容、具
体的にはたとえば洗浄時間および濯ぎ回数を変化させ、
洗浄負荷量に応じた最適な洗浄を行う。
【0011】第2の発明では、洗浄槽に溜めた水の初期
温度を検出し、初期温度が低い場合には相対的に長い洗
浄時間を設定し、初期温度が高い場合には相対的に短い
洗浄時間を設定することにより、最適な洗浄時間によっ
て洗浄を行う。
【0012】
【実施例】以下には、図面を参照して、この発明の具体
的な実施例について詳細に説明をする。以下の説明では
、乾燥機能を有する食器洗い乾燥機を例にとって説明す
るが、この発明は、乾燥機能のない食器洗い器にももち
ろん適用できることを予め申し述べておく。
【0013】図1は、この発明の一実施例にかかる食器
洗い乾燥機の正面図で、ドアを透かして内部が見えるよ
うに描かれている。また、図2は、この食器洗い乾燥機
の右側面から見た図解図で、内部構造が表わされている
。さらに、図3は、図2の部分拡大図で、サーミスタの
取付け構造が示されている。図1ないし図3を参照して
説明すると、この実施例にかかる食器洗い乾燥機は、本
体1内に洗浄槽2が形成されているとともに、本体1の
正面には洗浄槽2を開閉するためのドア3が備えられて
いる。ドア3の下方には電源スイッチ19、表示器10
およびモード選択キー21が備えられている。
【0014】洗浄槽2内には洗浄すべき食器4や調理具
などを並べるための食器かご5が収納されている。食器
かご5は洗浄槽2内の中央より下寄りに配置されたかご
レール6上に乗せられており、ドア3を水平状態に開成
することにより前方へ取り出し可能になっている。洗浄
槽2の底部は洗浄用の水7を溜められるようにされてい
る。また、洗浄槽2の底部には、この溜められた水7に
浸かり、水を加熱するためのヒータ8が配置されている
。さらに、洗浄槽2の底部には溜められた水7を汲み取
るための洗浄ポンプ9が設けられており、洗浄ポンプ9
で汲み取られた水はアームノズル10から上方に向かっ
て勢い良く噴射される。このアームノズル10は、かご
レール6の下方に水平方向に配置された長手のノズルで
、長さ方向中央部を中心にモータ11によって回転され
るようになっている。それゆえ、洗浄時には上述したよ
うに洗浄ポンプ9で汲み上げられた水7がアームノズル
10から上方へ勢い良く噴射されるが、この場合におい
て、アームノズル10はモータ11によって回転される
ので、アームノズル10から上方へ噴射される水は、そ
の上方に配置された食器4等に万遍なくかかり、良好に
食器4等を洗浄できる。
【0015】洗浄槽2の背面上部には注水口13が形成
されており、注水口13には給水管14が連結されてい
る。また、給水管14には給水弁15が介在されている
。この給水管14には図外の給水ホースがつながれてい
る。そして、給水弁15が開かれると給水ホースからの
水が給水管14を通り給水口13から洗浄槽2内に注が
れる。
【0016】また、洗浄槽2に溜められる水の量が一定
になるように監視するためのフロートスイッチ12が設
けられている。フロートスイッチ12は水7の水面高さ
を検出し、水面が所定の高さになったときにたとえばオ
ン状態に切換わるスイッチである。さらに、洗浄槽2の
底部には排水ポンプ16を介して排水パイプ17が連結
されている。排水ポンプ16および排水パイプ17は、
その名の通り、洗浄槽2内に溜まった水を排水するとき
に使用するためのものである。
【0017】洗浄槽2の外底面には温度検出手段として
のサーミスタ18が取付けられている。この実施例では
、図3に示すように、洗浄槽2の底面板が内方へ凹まさ
れ、その凹まされた外底面にサーミスタ18が配置され
ている。もちろん、サーミスタ18の取付け構造はこの
ような構造以外であってもよい。大切なことは、サーミ
スタ18が洗浄槽2内の温度、特に水7に関する温度を
検出できるようになっていればよい。したがって、サー
ミスタ18は洗浄槽2の外底面ではなく内底面に設けら
れていても構わない。
【0018】図4は、この食器洗い乾燥機の電気関係の
構成を表わすブロック図である。上述した電源スイッチ
19,モード選択キー21等のキー群、サーミスタ18
およびフロートスイッチ12の信号は制御部22へ与え
られる。制御部22はたとえばマイクロコンピュータメ
モリならびに必要な電源回路および電気回路等で構成さ
れており、与えられる信号に基づいて所定の制御を行う
。そして、制御信号は、前述したヒータ8、洗浄ポンプ
9、排水ポンプ16、給水弁15、表示器20および報
知ブザー24等へ与えられ、これらの動作が制御される
【0019】図5および図6は、上記制御部22が行う
制御動作の一例を表わすフローチャートである。次に、
図1、図2および図4を参照しながら、図5および図6
の流れに従って、制御部22が実行する制御動作の一例
について説明をする。食器かご5に洗浄する食器4等が
並べられ、ドア3が閉められた後、電源スイッチ19が
オンされると、制御部22は制御動作を開始し、まず給
水弁15を開放する(ステップS1)。給水弁が開放さ
れると給水管14を通り給水口13から洗浄槽2内に水
が供給される。供給された水は洗浄槽2の下部に溜まり
、その水位が予め定める水位に達するとフロートスイッ
チ12がオンする。制御部22は、フロートスイッチ1
2からのオン信号入力を判別すると(ステップS2)、
給水弁15を閉成し(ステップS3)、給水を停止させ
る。
【0020】次いで、サーミスタ18から与えられる水
温T1が読込まれ(ステップS4)、ヒータ8および洗
浄ポンプ9がオンされて洗浄が開始される(ステップS
5)。そして、予め設定された測定時間t0が経過する
と(ステップS6)、再びサーミスタ18で検出された
水温T2が読込まれる(ステップS7)。そして、ステ
ップS4で読込まれた水温T1と、ステップS7で読込
まれた水温T2との温度差に基づいて負荷量が算出され
る(ステップS8)。負荷量の算出は、たとえば予め記
憶されている温度変化勾配と負荷量との関係グラフまた
は関係データに基づいて行われる。この実施例では、説
明をわかりやすくするために、負荷量が小、負荷量が中
、負荷量が大の3種類に区別されているが、負荷量は、
もっと細かく場合分けされてもよい。
【0021】負荷量算出の結果、負荷量が小の場合には
(ステップS9でYES)、定める洗浄時間t1が経過
したか否かが判別され(ステップS10)、経過するま
で洗浄が継続される。ステップS10においてYESの
場合、すなわち洗浄時間が設定時間t1を超えた場合に
は、ヒータ8および洗浄ポンプ9がオフされ(ステップ
S11)、排水ポンプ16がオンされて排水が行われる
(ステップS12)。
【0022】次いで、給水弁15が開放さて給水が行わ
れ(ステップS13)、濯ぎ1という1回だけの濯ぎが
行われる(ステップS14)。このように、負荷量が小
の場合には、設定時間t1の間洗浄が行われ、かつ、1
回だけ濯ぎが行われる。一方、ステップS9において、
負荷量が小ではないと判別された場合には、ステップS
15において、負荷量が中か否かの判別がされる。そし
て、負荷量が中と判別された場合には(ステップS15
でYES)、設定時間t2が経過したか否かの判別がさ
れる(ステップS16)。ここに、設定時間t2は、前
述した設定時間t1よりも相対的に長い時間であり、t
1<t2の関係になっている。そして設定時間t2の経
過まで洗浄が続けられる。
【0023】洗浄時間が設定時間t2を経過した場合に
は、ヒータ8および洗浄ポンプ9がオフされ(ステップ
S17)、排水ポンプ16が作動されて排水が行われ(
ステップS18)、次いで給水弁15が開放されて給水
が行われ(ステップS19)、濯ぎ1および濯ぎ2とい
う2回の濯ぎが実行される(ステップS20,S21)
【0024】他方、ステップS15において負荷量は中
でないと判別された場合には、負荷量は大のはずである
から、最も長い設定時間t3(>t2>t1)の間洗浄
が行われる。すなわち、設定時間t3が経過したか否か
の判別がされ(ステップS22)、経過するまで洗浄が
続行され、洗浄時間t3が経過した場合には、ヒータ8
および洗浄ポンプ9がオフされ(ステップS23)、排
水がされ(ステップS24)、給水がされ(ステップS
25)、その後、濯ぎ1、濯ぎ2、濯ぎ3という3回の
濯ぎが実行される(ステップS26,S27,S28)
【0025】なお、この実施例では、負荷量の判断順に
ついて、負荷量が小か、負荷量が中か、と判断していく
ので、もし何らかの原因で負荷量の判断を誤っても、か
かる場合には、必ず最も長い洗浄設定時間の洗浄が行わ
れ、かつ、3回の濯ぎが実行されるので、結果的に、洗
浄槽2内の食器4等がきれいに洗浄され、実用上何ら問
題はない。
【0026】各負荷量に応じて、それぞれ、設定洗浄時
間および所定回数の濯ぎが終わると、共通的に、加熱濯
ぎが実行される。すなわち、ヒータ8に通電がされ、濯
ぎが実行される(ステップS29)。そして、排水ポン
プ16がオンされて洗浄槽2内の水がすべて排水され(
ステップS30)、その後ヒータ8に所定時間通電がさ
れ、食器4等の乾燥が行われる(ステップS31)。 なお、ステップS31におけるヒータ8への通電に際し
ては、サーミスタ18によって洗浄槽2内の雰囲気温度
が検知され、温度が上がりすぎないように、必要に応じ
てヒータ8のオンオフがされる。
【0027】そして食器4等の乾燥が終わると運転が停
止される(ステップS32)。以上の制御における時間
の経過と洗浄槽2内の温度変化との関係を表わすグラフ
を図7に示す。図7において、実線は負荷量が小の場合
、破線は負荷量が中の場合、一点鎖線は負荷量が大の場
合である。なお、上述の制御では、負荷量が小,中,大
であることに応じて、それぞれ、洗浄時間t1,t2,
t3を設定し、設定された洗浄時間が経過するまで洗浄
を行っているが、次のようにしてもよい。すなわち、洗
浄槽2に供給される水の初期温度がたとえば20℃で一
定であると仮定した場合、洗浄槽2内の水をたとえば6
0℃まで上昇させるのに要する時間は、負荷量が、小、
中、大の場合、その負荷量に比例して、短い、中くらい
、長いというように変化する。したがって、洗浄時間を
設定する代わりにサーミスタ18によって検出される水
温がたとえば60℃に達するまで洗浄を続行し、水温が
60℃に達した時に洗浄を停止し、水温が60℃に達す
る迄に要した時間に応じてその後の濯ぎ回数を1回だけ
にするか、2回にするかまたは3回にするか変化させる
ようにしてもよい。
【0028】さて、図8は、前述した制御部22(図4
参照)の他の制御動作を表わすフローチャートである。 図8に示す制御では、制御部22が洗浄槽2に供給され
る水の初期温度に応じて洗浄時間を変化させている。次
に、図1、図2および図4を参照しつつ、図8の流れに
沿ってこの制御内容を説明する。
【0029】制御が開始されると、制御部22によって
給水弁15が開放され(ステップS51)、洗浄槽2に
給水が開始されて、フロートスイッチ12がオンになる
と(ステップS52)、給水弁15が閉成され、給水が
停止される(ステップS53)。次いで、サーミスタ1
8の検出出力に基づいて洗浄槽2に供給された水の初期
温度T0が検出され(ステップS54)、初期水温T0
に基づいて洗浄時間txが設定され(ステップS55)
、設定された洗浄時間tx表示器20に表示される(ス
テップS56)。ステップS55における洗浄時間tx
の設定は、たとえば、予め種々の初期水温とそれに対す
る洗浄時間が決められてメモリに記憶されており、メモ
リの記憶内容に基づいて、検出された初期水温T0に対
する洗浄時間txが選択されることによりなされる。
【0030】それゆえ、予めメモリに設定しておく初期
水温と洗浄時間との関係を豊富にしておけば、この食器
洗い乾燥機に供給される水がたとえ湯沸器から供給され
る初期水温60℃の湯であった場合でも、適切な洗浄時
間を設定することが可能である。この場合において、設
定表示される洗浄時間txは、初期水温に応じた正確な
時間であるから、ユーザはその時間を確認することによ
り、いつ頃洗浄が終了するのかを正確につかめ使い勝手
が良い。
【0031】なお、この表示器20に設定される洗浄時
間txは、後述する乾燥行程(ステップS70)が開始
されるまで、すなわち乾燥行程を含まない時間であって
もよいし、あるいは乾燥行程を含む時間としてもよい。 また、それらいずれの表示を行うかを選択できるような
構成にしてもよい。次に、ヒータ8および洗浄ポンプ9
がオンされ(ステップS57)、時間tが計時され(ス
テップS58)、洗浄時間txが0になったか否かが判
別され(ステップS59)、0になっていなければ残り
時間tx−tが求められてそれが表示器20に表示され
(ステップS60)、ステップS58へ戻る。
【0032】そして、洗浄時間txが0になったことが
判別されると(ステップS59でYES)、ヒータ8お
よび洗浄ポンプ9がオフされ(ステップS61)、次い
で、排水ポンプ16がオンされて(ステップS62)、
半分排水が行われる(ステップS63)。洗浄槽2の水
が半分排水されると排水ポンプ16がオフされ(ステッ
プS64)、濯ぎ1、濯ぎ2、濯ぎ3および濯ぎ4とい
う4回の濯ぎ行程が実行される(ステップS65,S6
6,S67,S68)。
【0033】そして、洗浄槽2の水はすべて排水され(
ステップS69)、ヒータ8に所定時間の通電が行われ
て乾燥が行われ(ステップS70)、運転が停止される
(ステップS71)。図9は、図8の制御動作をグラフ
にしたものであり、横軸に時間、縦軸に水温が表わされ
ており、グラフは洗浄槽2内の水温変化を表わしている
。この図9から、初期水温が低い場合は相対的に洗浄時
間が長く、初期水温が高い場合は相対的に洗浄時間が短
くてすむことがわかる。
【0034】なお、図8に示す制御においても、洗浄時
間を時間で管理するのに代えて、洗浄槽2内の水温変化
で管理するようにできる場合がある。すなわち、たとえ
ば、洗浄に必要な最低条件が、水温30℃以上の水で1
5分洗浄ということであれば、ヒータ8の発熱容量を適
当に選び、30℃の水を60℃に上げるのに15分かか
るように設定しておけば、冬場において初期水温0℃の
水が供給された場合でも、夏場において初期水温30℃
の水が供給された場合でも、サーミスタ18によって検
出される水温が60℃になったときに洗浄を停止するよ
うにすることができる。そして、初期水温が0℃〜30
℃のいずれであっても、その水温が設定水温である60
℃に達するまでの時間を容易に推測できるから、その推
測時間から洗浄時間を割り出し、それを洗浄時間として
表示器20に表示させればよい。
【0035】
【発明の効果】この発明は、以上のように構成されてお
り、洗浄に要する時間が適切で、エネルギーを有効に活
用でき、使い勝手の良い食器洗い器や食器洗い乾燥機を
提供することができる。また、第1の発明によれば、洗
浄負荷量の多少に応じて洗浄時間が変化され、洗浄負荷
量に応じた最適な時間だけ洗浄が行われるので、電気エ
ネルギーや水を有効に活用でき、しかも必要最低限の時
間で食器等の洗浄が行える。
【0036】また、第2の発明によれば、季節の変化等
により食器洗い器に供給される水の初期水温が変わって
も、それに合わせて洗浄時間が変化され、必要最小限の
時間で洗浄が行われる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例にかかる食器洗い乾燥機の
正面図で、ドア部分が透かして描かれた図である。
【図2】この発明の一実施例を右側面から見たときの内
部構造を表わす図解図である。
【図3】サーミスタ18の取付け構造を説明するための
部分拡大図である。
【図4】この発明の一実施例にかかる食器洗い乾燥機の
電気関係の構成を示すブロックである。
【図5】制御部22における制御処理の一例を表わすフ
ローチャートである。
【図6】制御部22における制御処理の一例を表わすフ
ローチャートである。
【図7】図5および図6に示す制御処理の内容を表わす
グラフである。
【図8】制御部22による制御処理の他の例を表わすフ
ローチャートである。
【図9】図8における制御処理の内容を表わすグラフで
ある。
【符号の説明】
2      洗浄槽 7      洗浄用の水 8      ヒータ 9      洗浄ポンプ 18    サーミスタ 20    表示器

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】洗浄すべき食器、調理具等の洗浄負荷を収
    納し、洗浄用の水を溜めるための洗浄槽と、洗浄槽内の
    水を巡回させて負荷を洗浄するための洗浄手段と、洗浄
    時に洗浄槽に溜められた水を加熱するための加熱手段と
    、洗浄槽内の温度を検出するための温度検出手段と、洗
    浄手段が洗浄を開始後、予め定める第1タイミングと第
    2タイミングとでそれぞれ温度検出手段の検出温度を読
    込み、第1タイミングから第2タイミングに到るまでの
    所定時間内における洗浄槽内の温度変化を測定する測定
    手段と、測定手段の測定結果に基づいて洗浄手段の動作
    内容を制御する制御手段と、を含むことを特徴とする食
    器洗い器。
  2. 【請求項2】洗浄すべき食器、調理具等の洗浄負荷を収
    納し、洗浄用の水を溜めるための洗浄槽と、洗浄槽内の
    水を巡回させて負荷を洗浄するための洗浄手段と、洗浄
    時に洗浄槽に溜められた水を加熱するための加熱手段と
    、洗浄手段が洗浄を開始するときに、洗浄槽に溜められ
    た水の温度を検出するための温度検出手段と、温度検出
    手段の検出温度に基づいて洗浄時間を設定する設定手段
    と、設定手段で設定された洗浄時間の間、洗浄手段を予
    め定める内容で動作させる制御手段と、を含むことを特
    徴とする食器洗い器。
JP10704591A 1991-05-13 1991-05-13 食器洗い器 Pending JPH04336023A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008183190A (ja) * 2007-01-30 2008-08-14 Mitsubishi Electric Corp 食器洗浄機

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