JP2785976B2 - 食器洗い機 - Google Patents

食器洗い機

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JP2785976B2 JP28008689A JP28008689A JP2785976B2 JP 2785976 B2 JP2785976 B2 JP 2785976B2 JP 28008689 A JP28008689 A JP 28008689A JP 28008689 A JP28008689 A JP 28008689A JP 2785976 B2 JP2785976 B2 JP 2785976B2
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、食器等を洗う食器洗い機、特にその異常報
知の動作に関するものである。
従来の技術 従来の食器洗い機は、第3図に示すような構成であっ
た。第4図はそのブロック図を示す。第3図および第4
図において、1は洗い、すすぎ、乾燥のプログラムを制
御する制御手段、2は洗い、すすぎ、に使用する水を供
給する給水手段、3は洗浄槽内の水位を検知する水位検
知手段、4は制御手段1をスタートさせるスタート手
段、5は洗浄槽内の水を排出する排水手段、6は洗浄す
るために洗浄水を循環させる洗浄手段、7は洗浄や乾燥
時槽内を暖める加熱手段、8は洗浄槽10内や洗浄水の温
度を検知する温度検知手段、9はスタート手段4の受付
時や食器洗い機の異常時報知する報知手段である。11は
洗浄手段6からの洗浄水を食器にあてるためのノズル
で、洗浄槽10内に配設されており、食器かごに収納され
て洗浄槽10内に収容された食器類を洗浄する。
次にその動作を第2図を用いて説明する。ステップ18
で、スタート手段4の信号により制御手段1は排水手段
5を動作させ、洗浄槽10内の残水を排水する。ステップ
19で、給水手段2を動作させ、洗浄槽10内に水を供給
し、ステップ20で、水位検知手段3の信号により一定水
位になるまで給水する。ステップ21で、加熱手段7と洗
浄手段6により洗浄水を加熱しながら循環させ、ノズル
11から噴射し食器を洗う。ステップ22で、温度検知手段
8の検知温度が60℃未満かを判断し、60℃以上であれ
ば、ステップ23で、20分経過かを判断する。経過すれば
ステップ24で、排水手段5を動作させ、洗浄水を排水す
る。次にステップ25で、給水、排水、すすぎ(洗浄手段
6のみ動作)をくり返し、ステップ26で、加熱手段7と
洗浄手段6で、洗浄水を加熱しながら循環させ、ノズル
11から噴射し加熱すすぎを行う。次に、すすぎ終了後ス
テップ27で、加熱手段7の断続運転を行い、洗浄槽10内
を暖め食器についている水滴を乾燥させるものである。
以上が一般的な食器洗い機の動作である。しかしなが
ら洗浄や加熱すすぎ工程にて、加熱手段7の異常の場
合、ステップ22で60℃未満であり、ステップ28で60分経
過かを判断し、経過すればステップ29で負荷をすべて停
止し、報知手段8を動作させ(以下湯沸し異常とい
う)、使用者に知らせるものである。
発明が解決しようとする課題 このような従来の食器洗い機では、異常を報知するま
での時間を洗浄水が低温時でもカバーするため非常に長
いという問題があった。
本発明は、上記問題を解決するもので、洗浄スタート
時の洗浄水の温度により湯沸かし異常を報知する時間を
短縮することのできる食器洗い機を提供することを目的
とするものである。
課題を解決するための手段 上記課題を解決するために、本発明の食器洗い機は、
食器類を食器かごに納めて収納し洗浄水を貯溜する洗浄
槽と前記洗浄槽内に洗浄水を供給する給水手段と、洗浄
槽内の水位を検知する水位検知手段と、洗浄水により食
器を洗う洗浄手段と、異常時に報知する報知手段、洗浄
槽内や洗浄水の温度を検知する温度検知手段と、前記水
位検知手段と温度検知手段の信号の入力で、給水手段と
加熱手段と洗浄手段と報知手段を制御し、洗浄スタート
時の洗浄水の温度により湯沸かし異常を検知するまでの
時間を変化させて制御する制御手段を備えたものであ
る。
作用 上記構成により洗浄スタート時の洗浄水の温度により
湯沸かし異常を検知するまでの時間を変化させるので、
加熱手段の異常での異常報知するまでの時間を短縮で
き、早く報知することができる。
実施例 以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。
なお食器洗い機の基本構成は、従来と同じであるため、
同一符号を付しその説明を省略する。
第1図は本発明の一実施例の食器洗い機の制御手段の
制御フロー図である。第1図において、ステップ30で、
給水手段2を動作させ、ステップ31で水位検知手段3が
検知するまで洗浄槽10内に洗浄水を供給する。ステップ
32で、加熱手段7と洗浄手段6を動作させ洗浄する。ス
テップ33で、温度検知手段8の信号により洗浄水温度を
検知する。ステップ34で、洗浄水温度が60℃未満かを判
断し、60℃未満であればステップ35で、5℃未満であれ
ばステップ36で、60分経過したかどうかを判断する。ス
テップ37で、5℃〜15℃であればステップ38で、50分経
過したか判断する。ステップ39で、15℃〜25℃であれば
ステップ40で、40分経過したか判断する。25℃以上であ
ればステップ41で、30分経過したか判断する。次にステ
ップ42,43で、5分経過時点で洗浄スタート時点の温度
から2℃以下か以上か判断し、以上であればステップ33
に戻り以上動作をくり返す。ステップ34で、60℃を検知
すればステップ44で20分経過したかどうかを判断する。
20分経過してなければステップ33に戻る。20分経過すれ
ば次工程に移行する。
次に、ステップ36,38,40,41で、時間経過すれば、ま
たステップ43で洗浄スタート時の温度より2℃以下の場
合ステップ45で、負荷を停止し、報知手段9を動作させ
異常を知らせる。
発明の効果 以上のように本発明によれば、洗浄工程のスタート時
の洗浄水の温度を検知し、湯沸かし異常を報知するまで
の時間を短縮することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例における食器洗い機のフロー
チャート、第2図は従来の食器洗い機の制御フローチャ
ート、第3図は食器洗い機の断面図、第4図は同食器洗
い機の要部ブロック図である。 1……制御手段、2……給水手段、3……水位検知手
段、4……スタート手段、5……排水手段、6……洗浄
手段、7……加熱手段、8……温度検知手段、9……報
知手段、10……洗浄槽、11……ノズル。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】食器類を食器かごに納めて収納し洗浄水を
    貯留する洗浄槽と、前記洗浄槽内に洗浄水を供給する給
    水手段と、洗浄槽内の水位を検知する水位検知手段と、
    洗浄槽内の水を排水する排水手段と、洗浄水により食器
    を洗う洗浄手段と、異常時に報知する報知手段と、洗浄
    槽内や洗浄水の温度を検知する温度検知手段と、前記水
    位検知手段と温度検知手段の信号の入力で、給水手段と
    加熱手段と洗浄手段と報知手段を制御し、洗浄スタート
    時の洗浄水の温度により湯沸かし異常を報知するまでの
    時間を変化させて制御する制御手段を備えた食器洗い
    機。
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