JPH04334747A - エンジンの補強構造 - Google Patents

エンジンの補強構造

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JPH04334747A
JPH04334747A JP10287391A JP10287391A JPH04334747A JP H04334747 A JPH04334747 A JP H04334747A JP 10287391 A JP10287391 A JP 10287391A JP 10287391 A JP10287391 A JP 10287391A JP H04334747 A JPH04334747 A JP H04334747A
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JP
Japan
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stiffener
cylinder block
oil pan
gasket
engine
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JP10287391A
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JP2882084B2 (ja
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Tatsuya Kawakita
河北 達也
Hiroshi Arisawa
有沢 広志
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Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01MLUBRICATING OF MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; LUBRICATING INTERNAL COMBUSTION ENGINES; CRANKCASE VENTILATING
    • F01M11/00Component parts, details or accessories, not provided for in, or of interest apart from, groups F01M1/00 - F01M9/00
    • F01M11/0004Oilsumps
    • F01M2011/0062Gaskets

Landscapes

  • Cylinder Crankcases Of Internal Combustion Engines (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両等に搭載されるエ
ンジンと、このエンジンに連結されるトランスミッショ
ンケースとの間の結合剛性を向上するための補強構造に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、車両用エンジンのシリンダブ
ロックとトランスミッションケースとの連結部分の曲げ
剛性をスティフナで強化し、エンジン、トランスミッシ
ョン等駆動系の曲げ振動に起因する問題(高速こもり音
、シフトレバーのびびり音等)を改善するようにした技
術が知られている。
【0003】この種の技術として、例えば実開昭60−
157962号公報に開示された「エンジンの補強装置
」がある。この装置では、図7及び図8に示すように、
シリンダブロック31のスカート部31a下面にオイル
パン32のフランジ部32aがボルト33で締付固定さ
れている。また、シリンダブロック31の一側部(図7
の右側部)にはトランスミッションケース34が固定さ
れている。そして、前記オイルパン32のフランジ部3
2aの直下であってトランスミッションケース34側に
は、一対の補強ステー35,36と補強板39とからな
るスティフナ40が配設されている。これらの補強ステ
ー35,36及び補強板39はボルト37によってスカ
ート部31aに共締めされ、さらに同補強ステー35,
36はボルト38によってトランスミッションケース3
4に締付固定されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、前記従来技
術においては、スティフナ40とオイルパン32のフラ
ンジ部32aとがボルト37によってシリンダブロック
31のスカート部31aに共締めされる構成のため、次
のような問題が起こる。すなわち、一般に、シリンダブ
ロック31のスカート部31aとオイルパン32のフラ
ンジ部32aとの締付部分にはシール性確保のために液
状のガスケット41が塗布される。また、通常、スティ
フナ40の取付け作業はエンジンの組立後に行われる。 つまり、スティフナ40の取付け作業は、塗布されたガ
スケット41の硬化後に行われることになる。そのため
、このようにガスケット41が硬化した状態で、補強ス
テー35,36等とフランジ部32aとがスカート部3
1aに共締めされると、一旦なじんだガスケット41が
圧縮変形して歪む。その結果、ガスケット41が切れた
りオイルパン32の変形にガスケット41が追従できず
、ガスケット41とスカート部31aとの間や、ガスケ
ット41とフランジ部32aとの間に隙間が生じてシー
ル性が低下するおそれがある。
【0005】本発明は前述した事情に鑑みてなされたも
のであり、その目的はガスケットのシール性を損なうこ
となくスティフナをシリンダブロックに取付けることが
可能なエンジンの補強構造を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、エンジンのシリンダブロックのスカート部
下面にガスケットを介してオイルパンのフランジ部を締
付固定するとともに、前記シリンダブロックの一側部に
トランスミッションケースを連結し、これらのトランス
ミッションケース及びシリンダブロックの連結部分に補
強用スティフナを取付けたエンジンの補強構造において
、前記スティフナ又はスカート部に取付ボスを突設し、
前記オイルパンのフランジ部には前記取付ボスが挿通可
能な連通部を設け、前記取付ボスを連通部に挿通し前記
スカート部又はスティフナに当接させた状態で、締結部
材により前記スティフナをシリンダブロックに直接締付
けている。
【0007】
【作用】上記構成を採用したことにより、締結部材によ
ってスティフナがシリンダブロックに締付けられた状態
では、スティフナ又はスカート部に突設された取付ボス
とスカート部又はスティフナとの間でオイルパンのフラ
ンジ部が挟み込まれることがない。このため、締結部材
によるスティフナの締付けによってガスケットが圧縮変
形されることはない。
【0008】
【実施例】以下、本発明を具体化した一実施例を図1〜
図6に従って説明する。図2はエンジン1及びトランス
ミッションケース6の正面図、図1は図2のA−A線方
向の拡大断面図である。エンジン1のシリンダブロック
2の下部にはスカート部2aが一体に設けられている。 スカート部2aの下端面には、ガスケット3を介してオ
イルパン4のフランジ部4aが重ね合わされ、このフラ
ンジ部4aは多数本のボルト5によってスカート部2a
に締付固定されている。本実施例ではこのガスケット3
としてFIPG(Formed  in  Place
  Gasket)が用いられている。FIPGは液状
のガスケットであり、例えば常温加硫型のシリコーンゴ
ムシール剤が挙げられる。この液状のガスケット3は紙
、コルク、ゴム等の成形ガスケットに比べシール効果が
大きく、しかも種々の形状に対応可能である。
【0009】一方、前記シリンダブロック2の一側部(
図2の右側部)には、トランスミッションを内蔵したト
ランスミッションケース6がボルト等によって連結され
ている。このトランスミッションケース6の下部はシリ
ンダブロック2から下方へ若干突出している。前記シリ
ンダブロック2におけるスカート部2aの一側下部とト
ランスミッションケース6下部とはスティフナ7で連結
され、このスティフナ7によってシリンダブロック2と
トランスミッションケース6との連結部分の結合剛性が
高められている。このスティフナ7は、前記オイルパン
4の一側部を下側から覆うように湾曲形成された本体部
7aと、その本体部7aの上縁に一体形成されたシリン
ダブロック側取付部7bと、同じく本体部7aの一側縁
に一体形成されたトランスミッションケース側取付部7
cとからなる。そして、このトランスミッションケース
側取付部7cはボルト8でトランスミッションケース6
に締付固定されている。
【0010】ところで、スティフナ7のシリンダブロッ
ク側取付部7bは次のようにしてシリンダブロック2に
取付けられている。すなわち、図1及び図3に示すよう
に、シリンダブロック側取付部7bには上方へ突出する
取付ボス9が一体形成されている。この取付ボス9の高
さは、前記ガスケット3の厚みにオイルパン4のフラン
ジ部4aの板厚を加えた厚みよりも高く設定されている
【0011】また、オイルパン4のフランジ部4aには
、前記取付ボス9の挿通可能な連通部としての挿通孔1
0が透設されている(図4,5参照)。ここで、取付ボ
ス9の形状は円柱状、角柱状等、特に限定されないが、
その取付ボス9よりもオイルパン4の挿通孔10を大き
く形成する必要がある。そして、この挿通孔10に前記
取付ボス9を挿通し、かつ、その取付ボス9上面を前記
スカート部2a下面に当接させた状態で、締結部材とし
てのボルト11によって前記スティフナ7をシリンダブ
ロック2に直接締付けている。
【0012】なお、図4における一点鎖線は、液状ガス
ケット3が塗布されたシールラインLを示している。本
実施例ではこのシールラインLをボルト11の締付部分
でエンジン1の内方(図4の下方)へ大きく湾曲させて
いる。これは、スティフナ7の取付けによってエンジン
1の全幅が拡大するのを防止するためである。そのため
に、本実施例ではボルト11の締付位置、挿通孔10の
位置等をエンジン1の内方に設定するとともに、対応す
るシリンダブロック2の一部を同内方へ膨出させて、前
記のようにシールラインLを内方へ湾曲させている。
【0013】前記のように構成された本実施例において
は、スティフナ7の取付ボス9とシリンダブロック2の
スカート部2aとの間にオイルパン4のフランジ部4a
が挟み込まれておらず、しかも、同フランジ部4aから
スティフナ7のシリンダブロック側取付部7bが下方へ
離間している。このため、ガスケット3が加硫及び硬化
したエンジン組立後に、シリンダブロック2にスティフ
ナ7が取付けられるにもかかわらず、ボルト11による
スティフナ7の締付けによってガスケット3が圧縮され
ることはない。
【0014】従って、スティフナ40とオイルパン32
のフランジ部32aとをボルト37によってシリンダブ
ロック31のスカート部31aに共締めした従来技術と
は異なり、本実施例によれば、一旦なじんだガスケット
3をスティフナ7の取付けによって歪ませることがない
。その結果、ガスケット3が切れたりオイルパン4の変
形にガスケット3が追従できなかったりすることがなく
、ガスケット3とスカート部2aとの間や、ガスケット
3とフランジ部4aとの間に隙間を生じさせてシール性
を損なうことがない。
【0015】また、本実施例では前記のように、液状ガ
スケット3のシールラインLをエンジン1の内方へ寄せ
ることにより、スティフナ7の取付けに基づくエンジン
1の全幅の拡大を防止した。これにより、現行のエンジ
ン製造ラインでそのままスティフナ7を取付けることが
できるばかりでなく、同エンジン1の車両への搭載も容
易となる。
【0016】なお、本発明は前記実施例の構成に限定さ
れるものではなく、例えば、取付ボス9をシリンダブロ
ック2側に設けたり、同取付ボス9や挿通孔10の数、
形状等を適宜変更したりする等、発明の趣旨から逸脱し
ない範囲で任意に変更してもよい。また、前記実施例で
はオイルパン4のフランジ部4aに連通部として挿通孔
10を透設したが、この挿通孔10を切欠きに変更して
もよい。
【0017】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、ス
ティフナ又はスカート部に取付ボスを突設し、オイルパ
ンのフランジ部には前記取付ボスが挿通可能な連通部を
設け、前記取付ボスを連通部に挿通し前記スカート部又
はスティフナに当接させた状態で、締結部材により前記
スティフナをシリンダブロックに直接締付けたので、ス
カート部下面とフランジ部との間のガスケットのシール
性を損なうことなく、スティフナをシリンダブロックに
取付けることができるという優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を具体化した一実施例を示し、図2のA
−A線方向の拡大断面図である。
【図2】一実施例のエンジンのシリンダブロックとトラ
ンスミッションケースとの連結部分をスティフナで補強
した状態を示す正面図である。
【図3】図1のB−B線方向の断面図である。
【図4】一実施例のスティフナの取付部分を示し、図6
のC部を拡大して示す図である。
【図5】一実施例のシリンダブロックとトランスミッシ
ョンケースとの連結部分をスティフナで補強する前の状
態を示す底面図である。
【図6】一実施例のシリンダブロックとトランスミッシ
ョンケースとの連結部分をスティフナで補強した状態を
示す底面図である。
【図7】従来のエンジンの補強構造を示す部分斜視図で
ある。
【図8】従来のスティフナの取付部分の拡大断面図であ
る。
【符号の説明】
1…エンジン、2…シリンダブロック、2a…スカート
部、3…ガスケット、4…オイルパン、4a…フランジ
部、6…トランスミッションケース、7…スティフナ、
9…取付ボス、10…連通部としての挿通孔、11…締
結部材としてのボルト

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  エンジンのシリンダブロックのスカー
    ト部下面にガスケットを介してオイルパンのフランジ部
    を締付固定するとともに、前記シリンダブロックの一側
    部にトランスミッションケースを連結し、これらのトラ
    ンスミッションケース及びシリンダブロックの連結部分
    に補強用スティフナを取付けたエンジンの補強構造にお
    いて、前記スティフナ又はスカート部に取付ボスを突設
    し、前記オイルパンのフランジ部には前記取付ボスが挿
    通可能な連通部を設け、前記取付ボスを連通部に挿通し
    前記スカート部又はスティフナに当接させた状態で、締
    結部材により前記スティフナをシリンダブロックに直接
    締付けたことを特徴とするエンジンの補強構造。
JP3102873A 1991-05-08 1991-05-08 エンジンの補強構造 Expired - Lifetime JP2882084B2 (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013204471A (ja) * 2012-03-27 2013-10-07 Mitsubishi Motors Corp シリンダブロック構造
CN111305927A (zh) * 2018-12-11 2020-06-19 丰田自动车株式会社 更换推荐装置和方法、以及存储更换推荐程序的存储介质

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DE102019132357B4 (de) 2018-12-11 2023-01-19 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Wechselempfehlungsvorrichtung, wechselempfehlungsverfahren und nicht-transitorisches speichermedium mit gespeichertem wechselempfehlungsprogramm

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