JPH04334121A - 能動プルダウン回路 - Google Patents

能動プルダウン回路

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JPH04334121A
JPH04334121A JP3135866A JP13586691A JPH04334121A JP H04334121 A JPH04334121 A JP H04334121A JP 3135866 A JP3135866 A JP 3135866A JP 13586691 A JP13586691 A JP 13586691A JP H04334121 A JPH04334121 A JP H04334121A
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JP
Japan
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circuit
transistor
potential
resistor
pull
Prior art date
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Application number
JP3135866A
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English (en)
Inventor
Koji Matsumoto
浩二 松本
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NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
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    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03KPULSE TECHNIQUE
    • H03K19/00Logic circuits, i.e. having at least two inputs acting on one output; Inverting circuits
    • H03K19/01Modifications for accelerating switching
    • H03K19/013Modifications for accelerating switching in bipolar transistor circuits
    • H03K19/0136Modifications for accelerating switching in bipolar transistor circuits by means of a pull-up or down element

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  • Logic Circuits (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Hardware Design (AREA)
  • Computing Systems (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mathematical Physics (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はNTL(non−thr
eshold logic )回路の出力手段として使
用される能動プルダウン回路に関し、特に、安定動作を
目的とした能動プルダウン回路に関する。
【0002】
【従来の技術】ECL(emitter couple
d logic )回路は動作速度が高速であるため、
メインフレーム、LSIテスタ、計測器及びグラフィッ
ク端末等の機器に広く使用されている。このECL回路
は、接地電位と負の電源電位VEE1 (−4.5V又
は−5.2V)との間に構成される電流切替型論理回路
と、出力手段として接地電位と負の電源電位VEE2 
(−2V)との間に構成されるエミッタフォロワ回路と
を備えている。エミッタフォロワ回路は抵抗により終端
されるため、出力がHighからLowに変化したとき
の負荷駆動能力は出力がLowからHighに変化した
ときの負荷駆動能力に比して劣るという欠点がある。そ
こで、近年、負荷容量による遅延時間を改善することを
目的として、コンデンサ等を使用した能動プルダウン形
式のエミッタフォロワ回路が提案されている。また、高
速性を追求して、単純なインバータゲートとしては高速
であるNTL回路に能動プルダウン形式のエミッタフォ
ロワ回路を付加したものが提案されている(田邊等、1
990年電子情報通信学会春季全国大会、C−645 
「高速バイポーラ論理回路SPLの検討」、5−209
 頁、及び田邊等、信学技法、ED90−62,ICD
90−87「高速・低消費電力回路SPLの検討」、2
1乃至25頁)。
【0003】図6は従来の能動プルダウン回路を出力手
段として備えたNTL回路を示す回路図である。抵抗R
4 、トランジスタQ3 及び抵抗R5 は高電位側の
電源VCCと低電位側の電源VEEとの間に直列に接続
されており、トランジスタQ3 のベースには入力端子
INが接続されている。これらの抵抗R4 、トランジ
スタQ3 及び抵抗R5 により位相分割回路が構成さ
れている。また、トランジスタQ4 及び抵抗R11は
電源VCCと電源VEEとの間に直列に接続されており
、トランジスタQ4のエミッタには出力端子OUTが接
続され、トランジスタQ4 のベースにはトランジスタ
Q3 のコレクタが接続されている。これらのトランジ
スタQ4 及び抵抗R11によりエミッタフォロワ回路
が構成されている。この場合、高電位側の出力がエミッ
タフォロワ回路を駆動することによりNTL回路が構成
されている。
【0004】能動プルダウン回路は以下に示すように構
成されている。即ち、トランジスタQ12及び抵抗R1
2は電源VCCと電源VEEとの間に直列に接続されて
おり、トランジスタQ12のベースには基準電位VB 
が入力されている。これらのトランジスタQ12、基準
電位VB 及び抵抗R12によりエミッタフォロワ形式
の基準電圧発生回路が構成されている。プルダウン用の
トランジスタQ11は出力端子OUTと電源VEEとの
間に接続されており、トランジスタQ11のベースは基
準電圧発生回路の出力端(トランジスタQ12のエミッ
タ)に接続されている。コンデンサC11は位相分割回
路の低電位側の出力端と、基準電圧発生回路の出力端及
びトランジスタQ11のベースの相互接続点との間に接
続されている。
【0005】次に、上述した従来のNTL回路の動作に
ついて説明する。先ず、入力端子INに高電位の入力信
号VIHが入力されると、抵抗R4 、トランジスタQ
3 及び抵抗R5 には電流IH (Q3 )が流れる
。この電流IH (Q3 )は下記数式1にて表される
。但し、VF (Qi )は任意のトランジスタQi 
の順方向動作電圧である。
【0006】
【数1】 IH (Q3 )=(VIH−VF (Q3 )−VE
E)/R5
【0007】次に、電流IH (Q3 )は
抵抗R4 を流れることにより電圧降下が生じ、エミッ
タフォロワ回路を介して、出力端子OUTに低電位の出
力信号VOLが出力される。この出力信号VOLは下記
数式2にて表される。
【0008】
【数2】   VOL=VCC−(VIH−VF (Q3 )−V
EE)×R4 /R5 −VF (Q4 )
【0009
】一方、入力端子INに低電位の入力信号VILが入力
されると、抵抗R4 、トランジスタQ3 及び抵抗R
5 には電流IL (Q3 )が流れる。この電流IL
 (Q3)は下記数式3にて表される。
【0010】
【数3】 IL (Q3 )=(VIL−VF (Q3 )−VE
E)/R5
【0011】ここで、IL (Q3 )はI
H (Q3 )に比して小電流であるため、抵抗R4 
における電位降下量は小さく、エミッタフォロワ回路を
介して、出力端子OUTに高電位の出力信号VOHが出
力される。この出力信号VOHは下記数式4にて表され
る。
【0012】
【数4】   VOH=VCC−(VIL−VF (Q3 )−V
EE)×R4 /R5 −VF (Q4 )
【0013
】上述のNTL回路が通常のNTL回路と異なっている
点は、能動プルダウン回路が付加されていることである
。以下、能動プルダウン回路の動作について説明する。 出力がHigh又はLowである定常時において、トラ
ンジスタQ11のベースにはトランジスタQ12、基準
電位VB 及び抵抗R12からなる基準電圧発生回路か
ら所定の電位{VB −VF (Q12)}が供給され
る。この電位{VB −VF(Q12)}はプルダウン
用のトランジスタQ11に微少電流(例えば数μA)が
流れるように設定すると最適であって、下記数式5にて
表される。
【0014】
【数5】VB −VF (Q12)−VEE≒VF (
Q11)
【0015】また、入力信号がLowからHi
ghに変化する過渡期においては、トランジスタQ3 
を介してコンデンサC11が充電される。このとき、コ
ンデンサC11の充電電流の一部がトランジスタQ11
のベース電流となり増幅されて、過渡的に大きな電流で
負荷容量を放電する。このように、NTL回路に能動プ
ルダウン回路を設けることにより、出力信号のHigh
からLowへの変化を高速化している。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の能動プルダウン回路においては、出力がHig
h又はLowである定常時にプルダウン用のトランジス
タQ11に微少電流が流れるように基準電位VB を設
定し、この基準電位VB を安定して保持することが困
難であるという問題点がある。即ち、LSIの外部から
基準電位VB を供給するか、又はLSIの内部に基準
電位発生回路を設けた場合であっても、半導体チップ上
のVB 電源用配線の電位降下又はVEE電源用配線の
電位上昇により半導体チップの全面に亘って同一電位差
を保持することが困難である。
【0017】そして、VB 電源用配線とVEE電源用
配線との間の電位差が拡大した場合は、トランジスタQ
11に常時流れる電流量が増大し、消費電力が増大する
。逆に、VB 電源用配線とVEE電源用配線との間の
電位差が縮小した場合には、定常時にトランジスタQ1
1が完全にOFF状態となり、プルダウン動作の開始が
遅れるので、出力信号がHighからLowに変化する
ときの遅延時間が増大する。
【0018】図7は図6に示すNTL回路における出力
電圧とVB −VEE電圧との関係を示すグラフ図、図
8は図6に示すNTL回路におけるプルダウン用のトラ
ンジスタQ11に流れる電流とVB −VEE電圧との
関係を示すグラフ図、図9及び図10は夫々図6に示す
NTL回路における出力立ち下がり時及び出力立ち上が
り時の出力信号とVB −VEE電圧(図中、括弧内に
示す)との関係を示す波形図である。なお、図7乃至図
10はSPICEシミュレーションにより求めた結果を
示すものであって、このシミュレーションにおいて使用
したパラメータは、R11=3.05kΩ、R12=1
0kΩ、R4 =R5 =2.15kΩ、C11=0.
1pF、Tj(温度)=75℃、VCC=0V、VEE
=−2.2V、VB =(可変パラメータ)である。
【0019】この図7及び図8から明らかなように、V
B −VEE電圧が大きくなると、プルダウン用のトラ
ンジスタQ11に流れる電流が増大し、消費電力が増大
すると共に、出力信号VOH,VOLの出力電圧が低下
してしまう。
【0020】また、図9及び図10から明らかなように
、VB −VEE電圧が小さくなると、出力信号がLo
wからHighに変化するときは殆ど影響がないものの
、出力信号がHighからLowに変化するときの遅延
時間が増大する。
【0021】本発明はかかる問題点に鑑みてなされたも
のであって、プルダウン用のトランジスタに流れる定常
電流を安定化することができ、遅延時間のバラツキを小
さくすることができる能動プルダウン回路を提供するこ
とを目的とする。
【0022】
【課題を解決するための手段】本発明に係る能動プルダ
ウン回路は、第1の電源と第2の電源との間に接続され
た位相分割回路と、前記第1の電源と前記第2の電源と
の間に接続された基準電圧発生回路と、コレクタが出力
端子に接続されベースが第1の抵抗を介して前記基準電
圧発生回路の出力端に接続されエミッタが前記第1の電
源に接続された第1のトランジスタと、この第1のトラ
ンジスタのベース及び前記第1の抵抗の相互接続点と前
記位相分割回路の低電位側の出力端との間に接続された
コンデンサとを有し、前記基準電圧発生回路はコレクタ
が第2の抵抗を介して前記第2の電源に接続されベース
が第3の抵抗を介して自身のコレクタに接続されエミッ
タが前記第1の電源に接続された第2のトランジスタに
より構成されていることを特徴とする。
【0023】
【作用】本発明においては、基準電圧発生回路は第2及
び第3の抵抗を具備した第2のトランジスタにより構成
されていて、プルダウン用の第1のトランジスタはその
ベースが第1の抵抗を介して前記基準電圧発生回路の出
力端(前記第2のトランジスタのコレクタ)に接続され
ている。即ち、前記基準電圧発生回路と前記第1のトラ
ンジスタによりカレントミラー回路が構成されている。 そして、位相分割回路の低電位側の出力は前記第1のト
ランジスタのベースに接続されたコンデンサを駆動する
ようになっている。なお、前記第1及び前記第3の抵抗
は発振防止を目的として設けられている。
【0024】このように構成される能動プルダウン回路
においては、入力信号の過渡期において前記位相分割回
路の低電位側の出力により前記コンデンサが充電される
。このとき、前記コンデンサの充電電流の一部が前記第
1のトランジスタのベース電流となり増幅される。これ
により、出力端子の負荷容量が前記第1のトランジスタ
を介して引き抜かれるので、過渡的に大きな電流で負荷
容量を放電することができる。
【0025】本発明によれば、基準電圧発生回路とプル
ダウン用の第1のトランジスタとをカレントミラー回路
で一体に構成し、前記第2のトランジスタのコレクタ電
位を基準電位として使用するため、第1の電源の電位が
上昇しても、前記第1のトランジスタのベース−エミッ
タ間電圧を一定に保つことができる。これにより、プル
ダウン用の前記第1のトランジスタに流れる定常電流を
安定化することができ、遅延時間のバラツキを小さくす
ることができる。
【0026】従って、本発明に係る能動プルダウン回路
はNTL回路の出力手段として使用するのに好適であり
、特に、ECL回路及びNTL回路が同一半導体基板上
に形成されている場合、ECLレベルの信号を入力して
自身の出力を次段のECL回路に供給するNTL回路の
出力手段として使用することが好ましい。
【0027】また、本発明においては、第1の電源の電
位はECL回路の最高電位と最低電位との間の中間電位
にすることが好ましく、第2の電源の電位はECL回路
の最高電位にすることが好ましい。
【0028】
【実施例】次に、本発明の実施例について添付の図面を
参照して説明する。
【0029】図1は本発明の第1の実施例に係る能動プ
ルダウン回路を示す回路図、図2は本実施例に係る能動
プルダウン回路を備えたNTL回路を示す回路図である
。なお、本実施例に係るNTL回路の構成は、図6に示
す従来例におけるエミッタフォロワ用のトランジスタQ
4 が抵抗によって終端される替わりに、カレントミラ
ー構成のトランジスタQ1 からなる定電流源により終
端される点が異なるので、図1及び図2において図6と
同一物には同一符号を付してその部分の詳細な説明は省
略する。
【0030】能動プルダウン回路は以下に示すように構
成されている。即ち、抵抗R4 、トランジスタQ3 
及び抵抗R5 は高電位側の電源VCCと低電位側の電
源VEEとの間に直列に接続されており、トランジスタ
Q3 のベースには入力端子INが接続されている。こ
れらの抵抗R4 、トランジスタQ3 及び抵抗R5 
により位相分割回路が構成されている。抵抗R2 及び
トランジスタQ2 は電源VCCと電源VEEとの間に
直列に接続されている。このトランジスタQ2 のベー
スは抵抗R3 を介して自身のコレクタに接続されてい
る。このように抵抗R2,R3 を具備したトランジス
タQ2 により基準電圧発生回路が構成されている。プ
ルダウン用のトランジスタQ1 はそのコレクタが出力
端子OUTに接続され、そのエミッタが電源VEEに接
続され、そのベースが抵抗R1 を介して基準電圧発生
回路の出力端(トランジスタQ2 のコレクタ)に接続
されている。これにより、トランジスタQ1 と基準電
圧発生回路とがカレントミラー回路を構成する。なお、
抵抗R1 ,R3 は発振防止を目的として設けたもの
である。コンデンサC1 はトランジスタQ1 のベー
ス及び抵抗R1 の相互接続点と、位相分割回路の低電
位側の出力端(トランジスタQ3 のエミッタ)との間
に接続されていて、位相分割回路の低電位側の出力がコ
ンデンサC1 を駆動する。
【0031】而して、電源VCCと出力端子OUTとの
間にトランジスタQ4 を接続し、このトランジスタQ
4 のベースをトランジスタQ3 のコレクタに接続す
ることにより、本実施例に係る能動プルダウン回路を備
えたNTLのインバータ回路を構成することができる。
【0032】次に、上述した能動プルダウン回路の動作
について説明する。なお、NTL回路としての動作は、
エミッタフォロワ用のトランジスタQ4 がカレントミ
ラー回路で構成されたトランジスタQ1 の定電流源に
より終端されて動作すること以外は従来のものと同一で
あるので省略する。
【0033】この場合、入力端子INへの入力信号がL
owからHighに変化する過渡期においては、トラン
ジスタQ3 を介してコンデンサC1 が充電される。 このとき、コンデンサC1 の充電電流の一部がトラン
ジスタQ1 のベース電流となり増幅される。これによ
り、出力端子OUTの負荷容量がトランジスタQ1 を
介して引き抜かれるので、過渡的に大きな電流で負荷容
量を放電することができる。
【0034】本実施例によれば、基準電圧発生回路とプ
ルダウン用のトランジスタQ1 とをカレントミラー回
路で一体に構成し、トランジスタQ2 のコレクタ電位
を基準電位として使用するため、VEE電源用配線の電
位上昇に拘らず、トランジスタQ1のベース−エミッタ
間電圧を一定に保つことができる。これにより、プルダ
ウン用のトランジスタQ1 に流れる定常電流を安定化
することができ、遅延時間のバラツキを小さくすること
ができる。
【0035】図3は本発明の第2の実施例に係る能動プ
ルダウン回路を備えたNTL回路を示す回路図である。 なお、本実施例は第1の実施例とは異なって複数個のプ
ルダウン用のトランジスタを設けたものであるので、図
3において図2と同一物には同一符号を付してその部分
の詳細な説明は省略する。
【0036】即ち、トランジスタQ21,Q31はトラ
ンジスタQ1 と並列に接続されており、トランジスタ
Q1 ,Q21,Q31のベースは抵抗R1 を介して
トランジスタQ2 のコレクタに接続されている。
【0037】本実施例によれば、3個のトランジスタQ
1 ,Q21,Q31からなるプルダウン用のトランジ
スタ群を並列に接続しているため、このトランジスタ群
に流れる電流の合計を第1の実施例と同一にした場合、
トランジスタQ2 の電流値を第1の実施例に比して1
/3に低減することができる。従って、消費電力の低減
が可能である。
【0038】図4及び図5は夫々従来のNTL回路(図
6参照)及び第1の実施例に係るNTL回路(図2参照
)における出力立ち下がり時の遅延時間とVEE電圧と
の関係を示す波形図である。なお、図4及び図5はSP
ICEシミュレーションにより求めた結果を示すもので
あって、このシミュレーションにおいて使用したパラメ
ータは以下に示す通りである。即ち、図2のNTL回路
の場合は、R1 =R2 =R3 =10kΩ、R4 
=R5 =2.15kΩ、C1 =0.1pF、Tj(
温度)=75℃、VCC=0V、VEE=−2.1/−
2.2/−2.3Vであり、図4のNTL回路の場合に
は、R11=3.05kΩ、R12=10kΩ、R4 
=R5 =2.15kΩ、C11=0.1pF、Tj(
温度)=75℃、VCC=0V、VEE=−2.1/−
2.2/−2.3V、VB =−0.7Vである。
【0039】この図4及び図5から明らかなように、第
1の実施例に係るNTL回路においては、VEE電圧が
変化しても遅延時間の変化は少ない。一方、従来のNT
L回路においては、VEE電圧が上昇してVB −VE
E電圧が小さくなると、遅延時間が著しく増大する。
【0040】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、基
準電圧発生回路とプルダウン用の第1のトランジスタと
をカレントミラー回路で一体に構成し、第2のトランジ
スタのコレクタ電位を基準電位として使用するから、従
来の基準電位用の電源が不要であり、第1の電源の電位
が上昇しても、前記第1のトランジスタのベース−エミ
ッタ間電圧を一定に保つことができる。これにより、プ
ルダウン用の前記第1のトランジスタに流れる定常電流
を安定化することができ、遅延時間のバラツキを小さく
することができる。従って、本発明に係る能動プルダウ
ン回路はNTL回路の出力手段として使用するのに好適
である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例に係る能動プルダウン回
路を示す回路図である。
【図2】第1の実施例に係る能動プルダウン回路を備え
たNTL回路を示す回路図である。
【図3】本発明の第2の実施例に係る能動プルダウン回
路を備えたNTL回路を示す回路図である。
【図4】従来のNTL回路における出力立ち下がり時の
遅延時間とVEE電圧との関係を示す波形図である。
【図5】第1の実施例に係るNTL回路における出力立
ち下がり時の遅延時間とVEE電圧との関係を示す波形
図である。
【図6】従来の能動プルダウン回路を備えたNTL回路
を示す回路図である。
【図7】図6に示すNTL回路における出力電圧とVB
 −VEE電圧との関係を示すグラフ図である。
【図8】図6に示すNTL回路におけるプルダウン用の
トランジスタに流れる電流とVB −VEE電圧との関
係を示すグラフ図である。
【図9】図6に示すNTL回路における出力立ち下がり
時の出力信号とVB −VEE電圧との関係を示す波形
図である。
【図10】図6に示すNTL回路における出力立ち上が
り時の出力信号とVB −VEE電圧との関係を示す波
形図である。
【符号の説明】
Q1 ,Q2 ,Q3 ,Q4 ,Q11,Q12,Q
21,Q31;トランジスタ C1 ,C11;コンデンサ R1 ,R2 ,R3 ,R4 ,R5 ,R11,R
12;抵抗IN;入力端子 OUT;出力端子

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  第1の電源と第2の電源との間に接続
    された位相分割回路と、前記第1の電源と前記第2の電
    源との間に接続された基準電圧発生回路と、コレクタが
    出力端子に接続されベースが第1の抵抗を介して前記基
    準電圧発生回路の出力端に接続されエミッタが前記第1
    の電源に接続された第1のトランジスタと、この第1の
    トランジスタのベース及び前記第1の抵抗の相互接続点
    と前記位相分割回路の低電位側の出力端との間に接続さ
    れたコンデンサとを有し、前記基準電圧発生回路はコレ
    クタが第2の抵抗を介して前記第2の電源に接続されベ
    ースが第3の抵抗を介して自身のコレクタに接続されエ
    ミッタが前記第1の電源に接続された第2のトランジス
    タにより構成されていることを特徴とする能動プルダウ
    ン回路。
JP3135866A 1991-05-09 1991-05-09 能動プルダウン回路 Pending JPH04334121A (ja)

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