JPH04333774A - コンクリート振動装置 - Google Patents

コンクリート振動装置

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JPH04333774A
JPH04333774A JP13159491A JP13159491A JPH04333774A JP H04333774 A JPH04333774 A JP H04333774A JP 13159491 A JP13159491 A JP 13159491A JP 13159491 A JP13159491 A JP 13159491A JP H04333774 A JPH04333774 A JP H04333774A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
concrete
vibrator
vibration
separators
tubular body
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP13159491A
Other languages
English (en)
Inventor
Jun Nomura
潤 野村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Obayashi Corp
Original Assignee
Obayashi Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Obayashi Corp filed Critical Obayashi Corp
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Publication of JPH04333774A publication Critical patent/JPH04333774A/ja
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  • On-Site Construction Work That Accompanies The Preparation And Application Of Concrete (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、打設コンクリートの
締固めのため、バイブレータを打設コンクリート中に上
方から挿入して振動させるようにしたコンクリート振動
装置に係わり、特に壁、柱等の打設コンクリートを下部
から上部まで均一に締固めることができるコンクリート
振動装置に関する。
【0002】
【従来の技術】コンクリート構造物の構築では、型枠内
に打設されたコンクリートにバイブレータにより振動を
与えて締固めることが行なわれており、例えば特開平1
−244074号(E04G  21/02)あるいは
特開平2−20766号(E04G  21/06)公
報に提案されているように、打設コンクリート10の上
部から棒状のバイブレータ1を挿入して、その打設コン
クリート10を直接加振することが行なわれている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記提案
にあっては、スラブ上から型枠8内に吊下げられる棒状
のバイブレータ1が、この型枠8へ充填中のコンクリー
ト10の流れに押されて斜めに傾けられることがあり、
このためコンクリート10の充填の進行に伴って引上げ
る際、型枠8を貫通して多数配列されているセパレータ
9,…に、そのバイブレータ1が引掛って抜けなくなる
恐れがあるので、深く挿入することができず、高々スラ
ブ下2m程度までしか締固めできないという問題点があ
った。また、バイブレータ1が型枠8内に吊下げられて
見えなくなるので、打設コンクリート10へのバイブレ
ータ1の挿入深さを判断するのが難しく、このため同一
深さで長時間加振してしまい、打設コンクリート10の
分離を生じる可能性があるという問題点もあった。
【0004】このときに、棒状のバイブレータ1による
締固めを、型枠8の上部へ充填されるコンクリート10
に対してのみ行なうようにすれば、バイブレータ1をス
ラブ上から型枠8内へあまり深くは吊下げなくてよいの
で、セパレータ9,…に引掛ることを防止できる。この
場合型枠8の下部に対しては、直接的に締固めできない
ので、図3に示すように、木槌110等によりいわゆる
たたきを行なうか、型枠外振バイブレータ100を型枠
8の外側面に装着して打設コンクリート10を型枠8を
介して間接的に加振することで締固めを行なうが、効率
が悪いため、型枠8の両側から加振してやる必要が生じ
ることがあるばかりでなく、コンクリート10の充填状
況を的確に把握することが困難なので、加振のタイミン
グや加振時間等を適切に設定することが難しく、コンク
リート品質にバラツキが生じることがあるという問題点
があった。
【0005】本発明は上記のような問題点に鑑みてなさ
れたものであり、その目的は、バイブレータを型枠の下
部にまで深く吊下げた場合でも、打設コンクリートに対
するバイブレータの挿入状態を的確に把握できるととも
に、引上げる際セパレータに引掛ることを防止でき、打
設コンクリートの締固めを型枠の上下深さにかかわらず
確実かつ均一に行なえるコンクリート振動装置を提供す
ることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明は、打設コンクリート中に吊下げて挿入され、締
固めのため当該打設コンクリートを加振する棒状のバイ
ブレータを備えたコンクリート振動装置において、上記
バイブレータによる加振を起動させるため該バイブレー
タに設けられてコンクリートを検知する加振起動用セン
サと、上記バイブレータを吊下げるための吊下げ索を囲
繞するように配設されるとともに、上記バイブレータと
の合計長さがセパレータの上下間隔よりも長くなるよう
に上記バイブレータに連続して一体的に設けられた、剛
性を有する管状体と、吊下げ索の巻上げを起動させるた
め上記管状体の部位に設けられてコンクリートを検知す
る巻上げ起動用センサとを備えたことを特徴とする。
【0007】
【作用】本発明の作用について述べると、バイブレータ
の上部には剛性を有する管状体が吊下げ索を囲んでバイ
ブレータに連続して設けられ、バイブレータと管状体と
の両者による全長がセパレータの上下間隔以上となるよ
うにしたので、型枠内で充填中のコンクリート流に押さ
れても、バイブレータおよび管状体は上下2本のセパレ
ータに当接し、そのセパレータ間に斜めに流されて挟ま
ることがない。
【0008】また、加振起動用センサがバイブレータの
上部でコンクリートの検知を行ない、巻上げ起動用セン
サがその上方の管状体部位でコンクリートの検知を行な
うので、打設コンクリートに対するバイブレータの挿入
長さを的確に把握できる。そして、上記両センサの検知
によりコンクリートの充填(打設)時には、打設コンク
リートの中にバイブレータがその上部まで完全に挿入さ
れた時点で加振が起動され、コンクリートの充填が進ん
で上方の巻上げ起動用センサに達した時点で吊下げ索の
巻上げが起動されてバイブレータが引上げられる。した
がって、打設コンクリートに対するバイブレータによる
加振およびその引上げのタイミングと打設コンクリート
への挿入長さを一定にすることができる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例を、添付図面を参照し
ながら説明する。図1は、本発明によるコンクリート振
動装置の好適な一実施例の要部を示す一部破断側面図、
図2は本発明による打設コンクリートの締固めを示す側
断面図である。
【0010】このコンクリート振動装置は基本的には、
打設コンクリートの締固めのため、棒状のバイブレータ
1を、打設コンクリートの中に上方から挿入して振動さ
せるものであり、バイブレータ1による加振を起動させ
るための加振起動用センサ2と、バイブレータ1の上部
に連続して設けられる、塩化ビニールパイプあるいは鉄
パイプ等の曲げ剛性を有する部材で構成された管状体3
と、吊下げ索4の巻上げを起動させるための巻上げ起動
用センサ5とを備えて構成されている。
【0011】バイブレータ1に一端が接続された吊下げ
索4は、図2に示すように、他端が巻取装置6に連結さ
れており、その巻取装置6によって吊下げ索4の巻上げ
,巻下げが行なわれるようになっている。そして、この
吊下げ索4に沿ってバイブレータ1等の電源系,制御系
配線を収容するケーブル7が延ばされている。ケーブル
7には、キャブタイヤケーブル等の耐久性に優れたケー
ブルを使用するのが一般的である。また、バイブレータ
1の吊下げは、必ずしも専用の吊下げ索4による必要は
なく、上記のケーブル7に所要の引張耐力を有するもの
を使用すれば、吊下げ索4を省略することができる。
【0012】バイブレータ1には、その上部に管状体3
が吊下げ索4およびケーブル7を囲むように連続的かつ
一体的に設けられており、両者の接続部位近傍に加振起
動用センサ2が配設されている。また、加振起動用セン
サ2の上方、管状体3の略中間部位には巻上げ起動用セ
ンサ5が配設されている。
【0013】加振起動用センサ2および巻上げ起動用セ
ンサ5は、いずれもコンクリートを検知するいわゆるコ
ンクリートセンサであり、コンクリートと接触時に検知
信号を送出するようになっている。加振起動用センサ2
がコンクリートを検知したときは、その検知信号により
バイブレータ1を起動させて、コンクリートの加振を開
始するようになっており、一方巻上げ起動用センサ5が
コンクリートを検知したときは、その検知信号により巻
取装置6を起動させて、吊下げ索4を巻上げるようにな
っている。
【0014】図2(A),(B)は、本発明による打設
コンクリート10の締固めの状況を(A)から(B)と
順次に示す。
【0015】図2(A)に示すように、バイブレータ1
と管状体3との合計長さLは、型枠8を貫通して多数配
列されているセパレータ9,…の上下間隔よりも長くな
るように設定されており、このために、管状体3の長さ
は適宜選定される。このように、バイブレータ1とこれ
に連続して一体的に設けられている管状体3との合計長
さLがセパレータ9,…の上下間隔以上に長く設定され
ているので、型枠8内で充填中のコンクリート10の流
れに押されてもバイブレータ1および管状体3は上下2
本のセパレータ9,9に当接し、セパレータ間に斜めに
流されて挟まることがない。したがって、バイブレータ
1を引上げる際、それがセパレータ9,…に引掛ること
を防止できる。
【0016】コンクリート10の充填(打設)では、図
2(A)に示すように、まずバイブレータ1を型枠8内
の最下部まで吊下げ、この後コンクリート10を型枠8
内に充填する。コンクリート10の充填が進んで当該コ
ンクリート10の中にバイブレータ1がその上部まで完
全に挿入された状態となった時点で、加振起動用センサ
2がコンクリート10を検知し、バイブレータ1が起動
されてコンクリート10の加振が行なわれる。そして、
コンクリート10の充填がさらに進んでコンクリート1
0が上方の巻上げ起動用センサ5にまで達すると、巻上
げ起動用センサ5がコンクリート10を検知し、巻取装
置6が起動されて吊下げ索4の巻上げが行なわれ、図2
(B)に示すように、バイブレータ1が引上げられる。 このときの吊下げ索4の巻上げ長さは、バイブレータ1
の引上げ高さが一定となるように一定長さを巻上げるよ
うにしている。なお、この巻上げ長さは、巻上げ時間を
調節することによって設定してもよい。コンクリート1
0の充填が進行している間は、一定高さだけ引上げたバ
イブレータ1が充填されるコンクリート10によって再
び埋没することになるので、コンクリート10を加振す
る動作と、バイブレータ1を引上げる動作とが交互にく
り返されることになる。
【0017】このように、加振起動用センサ2がバイブ
レータ1の上部でコンクリート10の検知を行ない、巻
上げ起動用センサ5がその上方の管状体3の部位でコン
クリート10の検知を行なうので、バイブレータ1のコ
ンクリート10への挿入長さと加振タイミングとを一定
に保つことができる。そして、コンクリート10の充填
中は、コンクリート10を加振する動作と、バイブレー
タ1を引上げる動作とが交互にくり返されることになる
ので、打設コンクリート10に対するバイブレータ1に
よる加振およびバイブレータ1の引上げが確実かつ安定
して行なわれる。
【0018】すなわちこのような構成によれば、バイブ
レータ1を型枠8の下部まで吊下げた場合でも、打設コ
ンクリート10に対するバイブレータ1の挿入状況を加
振起動用センサ2と巻上げ起動用センサ5とにより的確
に把握できるとともに、管状体3をバイブレータ1の上
端部に連続して一体的に設け、バイブレータ1および管
状体3の合計長さLをセパレータ9,…の上下間隔より
も長くなるようにしたことにより、バイブレータ1を引
上げる際セパレータ9,…に引掛る恐れがない。したが
って、型枠8の上下深さにかかわらず打設コンクリート
10の締固めを確実かつ均一に行なえ、施工の簡易化お
よびコンクリート品質の向上を図ることができる。
【0019】
【発明の効果】以上実施例で詳細に説明したように、本
発明にかかるコンクリート振動装置によれば、バイブレ
ータの上端部に剛性を有する管状体を連続して一体的に
設け、両者の合計長さがセパレータの上下間隔よりも長
くなるようにしたので、型枠内で充填中のコンクリート
流に押されても、バイブレータおよび管状体が上下2本
のセパレータに当接してセパレータ間に斜めに流されて
挟まることがなく、バイブレータを型枠の下部にまで深
く吊下げた場合でも、引上げる際セパレータに引掛る恐
れがない。そして、加振起動用センサと巻上げ起動用セ
ンサとがバイブレータの上端部近傍と管状体の略中間部
位とで各々コンクリートを検知するので、打設コンクリ
ートに対するバイブレータの挿入深さを的確に把握でき
る。したがって、打設コンクリートに対してバイブレー
タによる加振およびその引上げが常に所定の深さおよび
タイミングで確実かつ安定して行なわれることになり、
型枠の上下深さにかかわらず打設コンクリートの締固め
を確実かつ均一に行なえ、施工の簡易化およびコンクリ
ート品質の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の要部を示す一部破断側面図
である。
【図2】本発明による打設コンクリートの締固めを示す
側断面図である。
【図3】打設コンクリートの締固めの従来例を示す側断
面図である。
【符号の説明】
1    バイブレータ 2    加振起動用センサ 3    管状体 4    吊下げ索 5    巻上げ起動用センサ 10    コンクリート

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  打設コンクリート中に吊下げて挿入さ
    れ、締固めのため当該打設コンクリートを加振する棒状
    のバイブレータを備えたコンクリート振動装置において
    、上記バイブレータによる加振を起動させるため該バイ
    ブレータに設けられてコンクリートを検知する加振起動
    用センサと、上記バイブレータを吊下げるための吊下げ
    索を囲繞するように配設されるとともに、上記バイブレ
    ータとの合計長さがセパレータの上下間隔よりも長くな
    るように上記バイブレータに連続して一体的に設けられ
    た、剛性を有する管状体と、吊下げ索の巻上げを起動さ
    せるため上記管状体の部位に設けられてコンクリートを
    検知する巻上げ起動用センサと、を備えたことを特徴と
    するコンクリート振動装置。
JP13159491A 1991-05-08 1991-05-08 コンクリート振動装置 Pending JPH04333774A (ja)

Priority Applications (1)

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JP13159491A JPH04333774A (ja) 1991-05-08 1991-05-08 コンクリート振動装置

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JP13159491A JPH04333774A (ja) 1991-05-08 1991-05-08 コンクリート振動装置

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JPH04333774A true JPH04333774A (ja) 1992-11-20

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ID=15061710

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JP13159491A Pending JPH04333774A (ja) 1991-05-08 1991-05-08 コンクリート振動装置

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JP (1) JPH04333774A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110043041A (zh) * 2019-03-18 2019-07-23 五冶集团上海有限公司 一种辅助式振动器
JP2020101038A (ja) * 2018-12-25 2020-07-02 戸田建設株式会社 打設コンクリートの加振装置及び加振方法

Cited By (3)

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