JP2000356096A - トンネル覆工の施工方法 - Google Patents
トンネル覆工の施工方法Info
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- JP2000356096A JP2000356096A JP11250858A JP25085899A JP2000356096A JP 2000356096 A JP2000356096 A JP 2000356096A JP 11250858 A JP11250858 A JP 11250858A JP 25085899 A JP25085899 A JP 25085899A JP 2000356096 A JP2000356096 A JP 2000356096A
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- chute
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- Lining And Supports For Tunnels (AREA)
- On-Site Construction Work That Accompanies The Preparation And Application Of Concrete (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】コンクリート中の骨材が分離するのを防止する
ことが可能なトンネル覆工の施工方法を提供する。 【解決手段】型枠17の所定の高さより下側にコンクリ
ート20を供給する場合には、コンクリート供給パイプ
30の先端に柔軟性を有する補助ホース31を取り付
け、この補助ホース31を介してコンクリート20を供
給し、所定の高さより上側にコンクリート20を供給す
る場合には、コンクリート20を供給すべき位置に上側
が開放されたシュートを配置し、このシュートの片端部
にコンクリート供給パイプを載置し、シュートを介して
コンクリートを供給することを特徴とする。
ことが可能なトンネル覆工の施工方法を提供する。 【解決手段】型枠17の所定の高さより下側にコンクリ
ート20を供給する場合には、コンクリート供給パイプ
30の先端に柔軟性を有する補助ホース31を取り付
け、この補助ホース31を介してコンクリート20を供
給し、所定の高さより上側にコンクリート20を供給す
る場合には、コンクリート20を供給すべき位置に上側
が開放されたシュートを配置し、このシュートの片端部
にコンクリート供給パイプを載置し、シュートを介して
コンクリートを供給することを特徴とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、骨材の分離を防止
可能なトンネル覆工の施工方法に関する。
可能なトンネル覆工の施工方法に関する。
【0002】
【従来の技術】トンネル覆工の施工に際しては、地山を
掘削したトンネル掘削面の内側にコンクリート型枠を設
置し、このコンクリート型枠とトンネル掘削面との間に
コンクリートを供給し、このコンクリート内でバイブレ
ータを振動させることにより、コンクリートを締め固め
るのが一般的である。
掘削したトンネル掘削面の内側にコンクリート型枠を設
置し、このコンクリート型枠とトンネル掘削面との間に
コンクリートを供給し、このコンクリート内でバイブレ
ータを振動させることにより、コンクリートを締め固め
るのが一般的である。
【0003】従来、型枠とトンネル掘削面との間にコン
クリートを供給する場合、例えばコンクリートミキサ車
などから送出されたコンクリートを比較的硬質なコンク
リート供給パイプで目的の場所まで搬送し、このコンク
リートをコンクリート型枠の窓から型枠内に落下させる
のが普通であった。
クリートを供給する場合、例えばコンクリートミキサ車
などから送出されたコンクリートを比較的硬質なコンク
リート供給パイプで目的の場所まで搬送し、このコンク
リートをコンクリート型枠の窓から型枠内に落下させる
のが普通であった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
コンクリートの供給方法では、型枠の比較的高い位置に
ある窓からコンクリートが自由落下するので、コンクリ
ート中の比重の大きな骨材がセメントから分離して一部
分に偏ってしまうという問題があった。この場合、コン
クリート表面がざらつくなどの問題が発生する。
コンクリートの供給方法では、型枠の比較的高い位置に
ある窓からコンクリートが自由落下するので、コンクリ
ート中の比重の大きな骨材がセメントから分離して一部
分に偏ってしまうという問題があった。この場合、コン
クリート表面がざらつくなどの問題が発生する。
【0005】また、コンクリートの堆積量が増加してコ
ンクリートの落下距離が短くなった場合でも、コンクリ
ート供給パイプが硬質なのでその取り扱いが面倒であ
り、作業能率が低下するという問題があった。
ンクリートの落下距離が短くなった場合でも、コンクリ
ート供給パイプが硬質なのでその取り扱いが面倒であ
り、作業能率が低下するという問題があった。
【0006】本発明は、前記事項に鑑みてなされたもの
であり、コンクリート中の骨材が分離するのを防止する
ことが可能であるとともに、作業能率を上げることが可
能なトンネル覆工の施工方法を提供することを目的とす
る。
であり、コンクリート中の骨材が分離するのを防止する
ことが可能であるとともに、作業能率を上げることが可
能なトンネル覆工の施工方法を提供することを目的とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は前記課題を解決
するために、以下の手段を採用した。すなわち、本発明
は、トンネルの掘削面の内側に型枠を設置し、前記型枠
に設けられた窓から前記型枠と前記トンネルの掘削面と
の間にコンクリートを供給するトンネル覆工の施工方法
において、前記型枠の所定の高さより下側に前記コンク
リートを供給する場合には、コンクリート供給パイプの
先端に柔軟性を有する補助ホースを取り付け、この補助
ホースを介して前記コンクリートを供給し、前記所定の
位置より上側に前記コンクリートを供給する場合には、
コンクリートを供給すべき位置に上側が開放されたシュ
ートを配置し、前記シュートの片端部に前記コンクリー
ト供給パイプを載置し、前記シュートを介して前記コン
クリートを供給することを特徴とする。
するために、以下の手段を採用した。すなわち、本発明
は、トンネルの掘削面の内側に型枠を設置し、前記型枠
に設けられた窓から前記型枠と前記トンネルの掘削面と
の間にコンクリートを供給するトンネル覆工の施工方法
において、前記型枠の所定の高さより下側に前記コンク
リートを供給する場合には、コンクリート供給パイプの
先端に柔軟性を有する補助ホースを取り付け、この補助
ホースを介して前記コンクリートを供給し、前記所定の
位置より上側に前記コンクリートを供給する場合には、
コンクリートを供給すべき位置に上側が開放されたシュ
ートを配置し、前記シュートの片端部に前記コンクリー
ト供給パイプを載置し、前記シュートを介して前記コン
クリートを供給することを特徴とする。
【0008】(作用)本発明のトンネル覆工の施工方法
においては、型枠内の低い位置にコンクリートを供給す
る場合には、柔軟性があって変形自在な補助ホースを介
して直接目的の場所にコンクリートを供給するので、コ
ンクリートが長い距離に亘って自由落下することがな
く、これにより、コンクリート中の骨材がセメントと分
離するのを防止できる。
においては、型枠内の低い位置にコンクリートを供給す
る場合には、柔軟性があって変形自在な補助ホースを介
して直接目的の場所にコンクリートを供給するので、コ
ンクリートが長い距離に亘って自由落下することがな
く、これにより、コンクリート中の骨材がセメントと分
離するのを防止できる。
【0009】また、比較的高い場所にコンクリートを供
給する場合には、上方が開放されたシュートを所定の位
置に配置した後、このシュートの開放側からシュートの
片端部にコンクリート供給パイプを載置するだけなの
で、作業が容易であり、作業能率が向上する。
給する場合には、上方が開放されたシュートを所定の位
置に配置した後、このシュートの開放側からシュートの
片端部にコンクリート供給パイプを載置するだけなの
で、作業が容易であり、作業能率が向上する。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るトンネル覆工
の施工方法の実施の形態を、図面を参照して詳細に説明
する。
の施工方法の実施の形態を、図面を参照して詳細に説明
する。
【0011】ここでは、説明の都合上、まず図4を参照
して本発明に係るトンネル覆工の施工方法を全体的に説
明し、その後、図1から図3を参照して、コンクリート
の供給方法について説明する。
して本発明に係るトンネル覆工の施工方法を全体的に説
明し、その後、図1から図3を参照して、コンクリート
の供給方法について説明する。
【0012】図4は、本発明に係るトンネル覆工の施工
方法を説明する図である。同図は、既に施工が終了した
コンクリート覆工10があり、このコンクリート覆工1
0に続いて次のコンクリート覆工11を施工する場合を
示している。
方法を説明する図である。同図は、既に施工が終了した
コンクリート覆工10があり、このコンクリート覆工1
0に続いて次のコンクリート覆工11を施工する場合を
示している。
【0013】ここでは、まず、掘削されたトンネルの掘
削面16の内側に、既設のコンクリート覆工10から連
続させてコンクリート覆工11用の型枠17を所定の長
さに亘って設置する。この型枠17には、コンクリート
供給、バイブレータ挿入、型枠17と掘削面16との間
の監視などのために、複数の窓18が設けられている。
削面16の内側に、既設のコンクリート覆工10から連
続させてコンクリート覆工11用の型枠17を所定の長
さに亘って設置する。この型枠17には、コンクリート
供給、バイブレータ挿入、型枠17と掘削面16との間
の監視などのために、複数の窓18が設けられている。
【0014】次に、型枠17の通路側の所定の位置に電
力供給ケーブル15用の自動巻取リール19(1個のみ
図示)を取り付ける。この自動巻取リール19は例えば
バネの張力を利用して電力供給ケーブル15を巻き取る
ものであり、電力供給ケーブル15の引き出し長さが長
いほど巻取力が大きくなる。自動巻取リール19は、一
般的に市販されているものを使用できるので、詳細な説
明は省略する。
力供給ケーブル15用の自動巻取リール19(1個のみ
図示)を取り付ける。この自動巻取リール19は例えば
バネの張力を利用して電力供給ケーブル15を巻き取る
ものであり、電力供給ケーブル15の引き出し長さが長
いほど巻取力が大きくなる。自動巻取リール19は、一
般的に市販されているものを使用できるので、詳細な説
明は省略する。
【0015】また、自動巻取リール19に巻かれている
電力供給ケーブル15の先端には、各種のバイブレータ
を取り付けておく。本実施の形態では、既設のコンクリ
ート覆工10の近傍で天端部付近のコンクリート20を
締め固めるための棒状バイブレータ14と、それ以外の
大部分のコンクリートを締め固めるための浮付きバイブ
レータ21を取り付けておく。
電力供給ケーブル15の先端には、各種のバイブレータ
を取り付けておく。本実施の形態では、既設のコンクリ
ート覆工10の近傍で天端部付近のコンクリート20を
締め固めるための棒状バイブレータ14と、それ以外の
大部分のコンクリートを締め固めるための浮付きバイブ
レータ21を取り付けておく。
【0016】そして、棒状バイブレータ14と浮付きバ
イブレータ21を、締め固めようとする場所の近くにあ
る窓18から挿入して所定の位置に配置する。本実施の
形態では、既設のコンクリート覆工10に最も近く、し
かも天端部付近にある窓18から棒状バイブレータ14
を挿入する。
イブレータ21を、締め固めようとする場所の近くにあ
る窓18から挿入して所定の位置に配置する。本実施の
形態では、既設のコンクリート覆工10に最も近く、し
かも天端部付近にある窓18から棒状バイブレータ14
を挿入する。
【0017】また、型枠17の天端部より少し下側の窓
18から、浮付きバイブレータ21を挿入する。本実施
の形態では、既設のコンクリート覆工10の近くには浮
付きバイブレータ21を比較的多く配置し、遠い場所に
はそれよりも少なく配置している。これは、既設のコン
クリート覆工10側からコンクリート20をより多く供
給するからである。
18から、浮付きバイブレータ21を挿入する。本実施
の形態では、既設のコンクリート覆工10の近くには浮
付きバイブレータ21を比較的多く配置し、遠い場所に
はそれよりも少なく配置している。これは、既設のコン
クリート覆工10側からコンクリート20をより多く供
給するからである。
【0018】このように、棒状バイブレータ14と、浮
付きバイブレータ21とを所定の位置に配置した後、図
1に示すように最初は下側の窓18を利用して型枠17
とトンネルの掘削面16との間にコンクリート供給パイ
プ30及び補助ホース31を挿入し、コンクリート20
の供給を行う。補助ホース31は、例えば薄いシートで
形成された柔軟性があって変形自在なホースを使用す
る。この補助ホース31は、着脱自在な締め付け金具3
2で固定しておく。
付きバイブレータ21とを所定の位置に配置した後、図
1に示すように最初は下側の窓18を利用して型枠17
とトンネルの掘削面16との間にコンクリート供給パイ
プ30及び補助ホース31を挿入し、コンクリート20
の供給を行う。補助ホース31は、例えば薄いシートで
形成された柔軟性があって変形自在なホースを使用す
る。この補助ホース31は、着脱自在な締め付け金具3
2で固定しておく。
【0019】補助ホース31は、図2にも示すように変
形自在なので、狭い場所でも挿入することができるた
め、型枠17とトンネルの掘削面16との間の任意の場
所に挿入して、目的の場所にコンクリート20を直接供
給することができる。これにより、従来のようにコンク
リート20を窓18から長い距離に亘って自由落下させ
ることにより発生する骨材の分離を防止することができ
る。
形自在なので、狭い場所でも挿入することができるた
め、型枠17とトンネルの掘削面16との間の任意の場
所に挿入して、目的の場所にコンクリート20を直接供
給することができる。これにより、従来のようにコンク
リート20を窓18から長い距離に亘って自由落下させ
ることにより発生する骨材の分離を防止することができ
る。
【0020】また、締め付け金具32に補助ホース31
を固定することができる。これにより、コンクリート2
0の堆積量が増えたときには、締め付け金具32を緩め
て上側に滑らせるだけで補助ホース31を引き上げるこ
とができ、これにより補助ホース31がコンクリート2
0中に必要以上に長く埋まって取り出せなくなるような
ことを防止できる。
を固定することができる。これにより、コンクリート2
0の堆積量が増えたときには、締め付け金具32を緩め
て上側に滑らせるだけで補助ホース31を引き上げるこ
とができ、これにより補助ホース31がコンクリート2
0中に必要以上に長く埋まって取り出せなくなるような
ことを防止できる。
【0021】ここで供給されたコンクリート20は、図
4に示すように浮付きバイブレータ21によって締め固
められる。コンクリート20の堆積量が増えるに従っ
て、浮付きバイブレータ21が浮上し、供給されたコン
クリート20が残らず浮付きバイブレータ21によって
締め固められるようになる。
4に示すように浮付きバイブレータ21によって締め固
められる。コンクリート20の堆積量が増えるに従っ
て、浮付きバイブレータ21が浮上し、供給されたコン
クリート20が残らず浮付きバイブレータ21によって
締め固められるようになる。
【0022】このようにして、コンクリート20をある
程度の高さ、本実施の形態では型枠11の水平中心付近
まで供給した後、図4に示すように今度は水平中心より
上側の窓18からコンクリート供給シュート35を利用
してコンクリート20を供給する。
程度の高さ、本実施の形態では型枠11の水平中心付近
まで供給した後、図4に示すように今度は水平中心より
上側の窓18からコンクリート供給シュート35を利用
してコンクリート20を供給する。
【0023】このコンクリート供給シュート35は、図
3にも示すように例えば塩化ビニール製で内径がコンク
リート供給パイプ30より少し大きいパイプをほぼ中心
から2分割したものであり、上部側が開放されている。
3にも示すように例えば塩化ビニール製で内径がコンク
リート供給パイプ30より少し大きいパイプをほぼ中心
から2分割したものであり、上部側が開放されている。
【0024】このコンクリート供給シュート35は、例
えばその両端をワイヤ36で吊り上げることにより所定
の位置に配置することができる。コンクリート供給シュ
ート35は軽量であり、しかもその片端部にコンクリー
ト供給パイプ30を載置するだけで所定の位置にコンク
リート20を供給することができ、コンクリート供給パ
イプ30に特別な接続継手などを使って接続する必要が
ないので、作業能率が大幅に向上する。そして、コンク
リート20が型枠11の天端部付近まで堆積されたとき
には、棒状バイブレータ14を操作して、締固め作業を
行う。
えばその両端をワイヤ36で吊り上げることにより所定
の位置に配置することができる。コンクリート供給シュ
ート35は軽量であり、しかもその片端部にコンクリー
ト供給パイプ30を載置するだけで所定の位置にコンク
リート20を供給することができ、コンクリート供給パ
イプ30に特別な接続継手などを使って接続する必要が
ないので、作業能率が大幅に向上する。そして、コンク
リート20が型枠11の天端部付近まで堆積されたとき
には、棒状バイブレータ14を操作して、締固め作業を
行う。
【0025】このように、本発明に係るトンネル覆工の
施工方法においては、型枠17の所定の高さより低い位
置にコンクリート20を供給する場合には、柔軟性のあ
る補助ホース31(図1)をコンクリート供給パイプ3
0の先端に取り付けて行うので、補助ホース31の先端
をトンネル底面又は堆積されたコンクリート20の表面
に近づけて、目的の場所に直接コンクリート20を供給
することができ、これにより、コンクリート20を高所
から落下させることにより発生するコンクリート骨材の
分離を防止することができる。
施工方法においては、型枠17の所定の高さより低い位
置にコンクリート20を供給する場合には、柔軟性のあ
る補助ホース31(図1)をコンクリート供給パイプ3
0の先端に取り付けて行うので、補助ホース31の先端
をトンネル底面又は堆積されたコンクリート20の表面
に近づけて、目的の場所に直接コンクリート20を供給
することができ、これにより、コンクリート20を高所
から落下させることにより発生するコンクリート骨材の
分離を防止することができる。
【0026】また、型枠17の所定の高さ以上にコンク
リート20を供給する場合には、上部側が開放されたコ
ンクリート供給シュート35を使用し、このコンクリー
ト供給シュート35にコンクリート供給パイプ30を載
置するだけで済むので、さらに作業能率を向上させるこ
とができる。
リート20を供給する場合には、上部側が開放されたコ
ンクリート供給シュート35を使用し、このコンクリー
ト供給シュート35にコンクリート供給パイプ30を載
置するだけで済むので、さらに作業能率を向上させるこ
とができる。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のトンネル
覆工の施工方法によれば、型枠の低い場所にコンクリー
トを供給する場合には、柔軟性が有り変形自在な補助ホ
ースを使用して目的の場所に直接コンクリートを供給す
ることができるので、コンクリートを高所から自由落下
させた場合に発生する骨材の分離を防止することができ
る。
覆工の施工方法によれば、型枠の低い場所にコンクリー
トを供給する場合には、柔軟性が有り変形自在な補助ホ
ースを使用して目的の場所に直接コンクリートを供給す
ることができるので、コンクリートを高所から自由落下
させた場合に発生する骨材の分離を防止することができ
る。
【0028】また、比較的高い位置にコンクリートを供
給する場合には、上方が開放されたシュートを使用する
ので、コンクリート供給パイプをこのシュートに載置す
るだけで済むため作業が容易であり、作業能率を大幅に
上げることができる
給する場合には、上方が開放されたシュートを使用する
ので、コンクリート供給パイプをこのシュートに載置す
るだけで済むため作業が容易であり、作業能率を大幅に
上げることができる
【図1】本発明に係るトンネル覆工の施工方法で使用す
る補助ホースを示す図である。
る補助ホースを示す図である。
【図2】本発明に係るトンネル覆工の施工方法で使用す
る補助ホースを示す図である。
る補助ホースを示す図である。
【図3】本発明に係るトンネル覆工の施工方法で使用す
るコンクリート供給シュートを示す図である。
るコンクリート供給シュートを示す図である。
【図4】本発明に係るトンネル覆工の施工方法を説明す
る図である。
る図である。
16 トンネルの掘削面 17 型枠 20 コンクリート 30 コンクリート供給パイプ 31 補助ホース 35 コンクリート供給シュート
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 北川 勉 岐阜県本巣郡真正町一四条144番地岐阜工 業株式会社内 (72)発明者 稲川 雪久 岐阜県本巣郡真正町一四条144番地岐阜工 業株式会社内 Fターム(参考) 2D055 BB02 DA01 KC03 2E172 CA17 CA19 DB13
Claims (1)
- 【請求項1】 トンネルの掘削面の内側に型枠を設置
し、前記型枠に設けられた窓から前記型枠と前記トンネ
ルの掘削面との間にコンクリートを供給するトンネル覆
工の施工方法において、 前記型枠の所定の高さより下側に前記コンクリートを供
給する場合には、コンクリート供給パイプの先端に柔軟
性を有する補助ホースを取り付け、この補助ホースを介
してコンクリートを供給し、 前記所定の高さより上側に前記コンクリートを供給する
場合には、コンクリートを供給すべき位置に上側が開放
されたシュートを配置し、前記シュートの片端部に前記
コンクリート供給パイプを載置し、前記シュートを介し
て前記コンクリートを供給することを特徴とするトンネ
ル覆工の施工方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11250858A JP2000356096A (ja) | 1999-04-14 | 1999-09-03 | トンネル覆工の施工方法 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11-107232 | 1999-04-14 | ||
JP10723299 | 1999-04-14 | ||
JP11250858A JP2000356096A (ja) | 1999-04-14 | 1999-09-03 | トンネル覆工の施工方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000356096A true JP2000356096A (ja) | 2000-12-26 |
Family
ID=26447271
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11250858A Pending JP2000356096A (ja) | 1999-04-14 | 1999-09-03 | トンネル覆工の施工方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000356096A (ja) |
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100447112B1 (ko) * | 2002-03-29 | 2004-09-10 | (주) 선구엔지니어링 | 곡면 패널을 이용한 터널 굴착면의 숏크리트 공법 |
JP2006241714A (ja) * | 2005-02-28 | 2006-09-14 | Gifu Kogyo Co Ltd | コンクリート打設用型枠 |
JP2012117301A (ja) * | 2010-12-01 | 2012-06-21 | Taisei Corp | コンクリート打設設備およびコンクリート打設方法 |
JP2012255282A (ja) * | 2011-06-08 | 2012-12-27 | Ohbayashi Corp | 覆工コンクリート打設装置及び方法 |
CN103032082A (zh) * | 2012-12-14 | 2013-04-10 | 中铁隧道集团一处有限公司 | 隧道衬砌台车分料机构 |
WO2013104238A1 (zh) * | 2012-01-09 | 2013-07-18 | 中联重科股份有限公司 | 混凝土泵送设备及其浇注施工用末端软管 |
JP2015014190A (ja) * | 2014-09-18 | 2015-01-22 | 大成建設株式会社 | コンクリート打設設備およびコンクリート打設方法 |
JP2020122296A (ja) * | 2019-01-29 | 2020-08-13 | 株式会社奥村組 | 配管内残コンクリート除去方法 |
-
1999
- 1999-09-03 JP JP11250858A patent/JP2000356096A/ja active Pending
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