JPH0433255Y2 - - Google Patents

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JPH0433255Y2
JPH0433255Y2 JP1987075698U JP7569887U JPH0433255Y2 JP H0433255 Y2 JPH0433255 Y2 JP H0433255Y2 JP 1987075698 U JP1987075698 U JP 1987075698U JP 7569887 U JP7569887 U JP 7569887U JP H0433255 Y2 JPH0433255 Y2 JP H0433255Y2
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tape
carrier tape
carrier
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【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、長尺なテープ本体とトツプテープと
の間に多数のチツプ部品を一定間隔に封入したキ
ヤリアテープに関するものである。
従来の技術 例えばチツプ型電子部品等のチツプ部品は、出
荷時、第12図及び第13に示す様に、エンボス
1を一定間隔毎に多数形成した透明な樹脂製のテ
ープ本体(以下ボトムテープと称す)2の上記各
エンボス1内に、一個宛収容させ、ボトムテープ
2の上面に長尺で透明な樹脂製のトツプテープ3
を接合被覆させ、例えばトツプテープ3の両側
(第13図斜線部分)を長手方向に沿つて熱圧着
によりボトムテープ2に接着して封入したキヤリ
アテープ4とされている。
上記キヤリアテープ4は、出荷前に外側から目
視検査を行い、封入したチツプ部品wに割れや欠
け等の不良を生じていないか、捺印不良を生じて
いないか、更には方向が所定方向に揃えられてい
るかどうかを検査している。そして不良品がある
と不良品を良品と交換したり、方向が異なつてい
るものは方向を整えたりして、収容した全てのチ
ツプ部品wを良品にして出荷している。
考案が解決しようとする問題点 上記キヤリアテープ4において、不良のチツプ
部品Wの交換等は、第14図乃至第16図に示す
ように、ボトムテープ2のエンボス1の適当箇所
をカツター等で切開して内部から不良のチツプ部
品Wを取り出し、良品と交換したり、方向を整え
てエンボス1内に収容させ、上記エンボス1の切
開箇所を粘着テープ5で補修して行つている。し
かし、この方法だと、エンボス1の切開に当たつ
て、エンボス1の他の部分を損傷しないように注
意深く作業する必要があり、チツプ部品Wの取り
出し及び収容においても不便であり、多大な工数
を要するのみならず、見栄が悪いという問題があ
つた。
そのため、一般には、第17図乃至第21に示
すように、上記不良のチツプ部品Wが収容された
エンボス1の前後でキヤリアテープ4を切断し
て、上記不良のチツプ部品Wをキヤリアテープ4
に収容された状態のまま除去した後、上記キヤリ
アテープ4の切断箇所を突き合わせ、トツプテー
プ3側に粘着テープ6を貼着することにより、上
記キヤリアテープ4を再び接合している。尚、上
記キヤリアテープ4は1本当たりのチツプ部品W
の収容数が決められているため、不足分は上述要
領でキヤリアテープ4を継ぎ足すことにより、チ
ツプ部品Wの収容個数を揃え、この後所定のリー
ルに巻取られた状態で出荷されている。
このようにすれば、作業性良好となるが、上記
キヤリアテープ4は、トツプテープ3側のみに粘
着テープ6を貼着することによつて接合されてい
るためこの接合部が外れやすく、取扱に注意を要
している。
また、上記キヤリアテープ4は、封入したチツプ
部品Wを使用する場合、キヤリアテープ4の一端
からトツプテープ3を剥がして開放したボトムテ
ープ2のエンボス1側から順々にチツプ部品Wを
取り出して使用し、ボトムテープ2は適宜のリー
ルによつて巻取つているため、上述の如く、トツ
プテープ3側のみの接合箇所のトツプテープ3が
剥がされると、上記ボトムテープ2は接合箇所か
ら外れてしまい、上記リールにより巻取りに不都
合を生じている。
問題点を解決するための手段 本考案は、上記問題点に鑑みてなされたもの
で、すなわち、チツプ部品を収容する多数のエン
ボスを形成したテープ本体と、そのエンボス開口
側を被覆するトツプテープから構成し、その切断
位置を粘着テープによつて再接合したものにおい
て、上記粘着テープは、長手方向に沿う切離部分
を有し、この切離部分が側縁の折返し点として前
記テープ本体とトツプテープに接着されたことを
特徴とするキヤリアテープである。
作 用 本考案に係るキヤリアテープは、テープ本体並
びにトツプテープの両方に粘着テープが貼着され
て接合一体化されているにもかかわらず、上記粘
着テープはテープ本体からトツプテープにかけて
粘着されているから作業工数が少なく、しかも、
チツプ部品取り出し時にテープ本体からトツプテ
ープを引き剥がす際には、上記粘着テープがミシ
ン目等の切離部分から破断するから上記トツプテ
ープの引き剥がしは容易である。
実施例 第1図乃至第11図は、本考案に係るキヤリア
テープの一実施例を示すもので、第12図並びに
第13、第17乃至第21と対応する部分には同
一参照番号を附して説明を省略する。
本考案に係るキヤリアテープは、中央部の幅方
向に切離部分、例えばミシン目を形成した粘着テ
ープによつて接合されていることを特徴としてお
り、以下詳細に説明する。
粘着テープ10は、図示するように、中央部を
幅狭に形成し、幅狭部11の略中央部分には幅方
向にミシン目12を形成してある。そして粘着シ
ート10の両端は、一方が幅方向に細長く、他方
が正方形に近い四角形状に形成されており、上記
細長い四角形状の端部13は、トツプテープ3
に、正方形に近い形状の端部14はボトムテープ
2に貼着される。ここで、上記粘着シート10に
おける端部13の幅は上記ボトムテープ2に形成
したエンボス1の配設ピツチと同等以下であり、
他方の端部14の幅は、ボトムテープ2における
エンボス1間の間隔と同等以下に設定されてい
る。
また、上記粘着テープ10の幅狭部11並びに
幅狭部11のミシン目12は、後述するようにボ
トムテープ2からのトツプテープ3の引き剥がし
時の便宜のために設けられたものであり、上記幅
狭部11におけるミシン目12を形成した部分の
破断強度は、ボトムテープ2からのトツプテープ
3の剥離強度と同等以下に設定される。
以下に、上記粘着テープ10によるキヤリアテ
ープ4の接合要領を第4図乃至第10図を参照し
ながら説明する。
先ず、キヤリアテープ4のエンボス1内に収容
されたチツプ部品Wの目視検査を行い、不良品が
見つかると、第4図並びに第5図に示すように、
この不良のチツプ部品Wが収容されているエンボ
ス1の前後で上記キヤリアテープ4を斜めに切断
して、良品のチツプ部品Wが収容されたキヤリア
テープ4aから不良のチツプ部品Wが収容された
キヤリアテープ4bを分離し、上記不良のチツプ
部品Wを、エンボス1内に収容した状態で、キヤ
リアテープ4bごと除去する。このとき、上記キ
ヤリアテープ4の切断間隔は、キヤリアテープ4
におけるエンボス1の配設ピツチと同一であり、
上記両切断箇所は互いに平行となつている。
次に、不良のチツプ部品Wを除去した後、第6
図に示すように良品のチツプ部品Wが収容された
キヤリアテープ4aの端面同士を突き合わせる。
次に、上記キヤリアテープ4aの突き合わせ部
分に、上述の粘着テープ10を貼付け、上記キヤ
リアテープ4同士を接着して一体化する。
このとき、上記粘着テープ10のミシン目12
を、上記キヤリアテープ4の一側縁に位置させた
状態で、このミシン目12に沿つて上記粘着テー
プ10を折り曲げることにより、細長い四角形状
の端部13はキヤリアテープ4のトツプテープ3
に、正方形に近い形状の端部14はボトムテープ
2のエンボス1,1間に貼付けられる。
そして、キヤリアテープ4に不良のチツプ部品
Wが発見される毎に上記作業を繰り返し、キヤリ
アテープ4についてのチツプ部品Wの不足分は、
良品のチツプ部品Wが収容された他のキヤリアテ
ープ4aを上述要領で継ぎ足すことによつて補つ
て、所定のチツプ部品Wを収容したキヤリアテー
プ4を作製する。そして、このキヤリアテープ4
を所定のリールに巻取つた状態で出荷する。
以上のようにして接合したキヤリアテープ4
は、表裏両面、即ち、ボトムテープ2とトツプテ
ープ3とに粘着テープ10が貼着されているた
め、上記接合強度は高く、取り扱いが楽になる。
そして、上記トツプテープ3の接合部分は、上
記粘着テープ10によつて接合一体化されてお
り、また、上述の如く、粘着テープ10の幅狭部
11にはミシン目12が形成されているため、上
記キヤリアテープ4に封入したチツプ部品Wを取
り出すために、キヤリアテープ4の一端からトツ
プテープ3を引き剥がす場合、第11図に示すよ
うに上記粘着テープ10の幅狭部11は、ミシン
目12に沿つて破断して上記トツプテープ3をキ
ヤリアテープ4から容易に引き剥がすことがで
き、また、ボトムテープ2は、上記粘着テープ1
0の端部14によつて接合一体化されているた
め、上記チツプ部品W取り出し後、所定のリール
(図示せず)に連続して容易に巻取ることができ
る。
尚、上記実施例においては、粘着テープ10の
両端13,14の形状を互いに異ならせて形成し
たが、本考案においては両端13,14は同一形
状であつてもよい。
考案の効果 以上説明したように、本考案に係るキヤリアテ
ープは、再接合に際して長手方向幅方向に沿う切
離部分を有する粘着テープを用い、この粘着テー
プを、上記切離部分をキヤリアテープの側縁に位
置させた状態で、テープ本体からトツプテープに
かけて接着したものであるから、テープ本体並び
にトツプテープの両方に上記粘着テープが貼着さ
れていることにより上記キヤリアテープの接合強
度が高く、取り扱いが容易であるにもかかわら
ず、キヤリアテープの接合一体化における作業性
良好であり、しかも、チツプ部品取り出し時にテ
ープ本体からトツプテープを引き剥がす際には、
上記粘着テープは切離部分から簡単に破断するた
め、上記トツプテープの引き剥がしが容易であ
り、非常に実用性良好である。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第11図は、本考案に係るキヤリア
テープの一実施例を示すもので、第1図は、キヤ
リアテープのエンボス側からの全体斜視図、第2
図は第1図の裏面側からの全体斜視図、第3図は
粘着テープの平面図、第4図乃至第8図は、上記
キヤリアテープの接合作業時における各状態での
平面図、第9図は、上記キヤリアテープの接合箇
所の裏面側平面図、第10図は、第9図の側面
図、第11図はチツプ部品使用時におけるキヤリ
アテープの全体斜視図である。第12並びに第1
3図はキヤリアテープの一例を示すもので、第1
2図は縦断側面図、第13図は第12図の平面図
である。第14図乃至第16図は、上記キヤリア
テープに収容されたチツプ部品が不良であつた場
合の交換要領を説明するための各作業工程での要
部拡大側面図である。第17図乃至第20図は、
不良のチツプ部品の除去作業の他の例を示す各作
業工程での平面図、第21図は第20図の側面図
である。 W……チツプ部品、1……エンボス、2……テ
ープ本体(ボトムテープ)、3……トツプテープ、
4……キヤリアテープ、10……粘着テープ、1
2……切離部分(ミシン目)。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 チツプ部品を収容する多数のエンボスを形成し
    たテープ本体と、そのエンボス開口側を被覆する
    トツプテープから構成し、その切断位置を粘着テ
    ープによつて最接合したものにおいて、 上記粘着テープは、長手方向に沿う切離部分を
    有し、この切離部分が側縁の折返し点として前記
    テープ本体とトツプテープに接着されたことを特
    徴とするキヤリアテープ。
JP1987075698U 1987-05-19 1987-05-19 Expired JPH0433255Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987075698U JPH0433255Y2 (ja) 1987-05-19 1987-05-19

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987075698U JPH0433255Y2 (ja) 1987-05-19 1987-05-19

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Publication Number Publication Date
JPS63183068U JPS63183068U (ja) 1988-11-25
JPH0433255Y2 true JPH0433255Y2 (ja) 1992-08-10

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ID=30922086

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JP1987075698U Expired JPH0433255Y2 (ja) 1987-05-19 1987-05-19

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5753985B2 (ja) * 2012-10-29 2015-07-22 パナソニックIpマネジメント株式会社 テープ連結方法及びテープ連結具

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60179100A (ja) * 1984-02-28 1985-09-12 松下電器産業株式会社 乾燥機置き台

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