JPH04332378A - 穀物乾燥装置における運転制御方法 - Google Patents

穀物乾燥装置における運転制御方法

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JPH04332378A
JPH04332378A JP10160691A JP10160691A JPH04332378A JP H04332378 A JPH04332378 A JP H04332378A JP 10160691 A JP10160691 A JP 10160691A JP 10160691 A JP10160691 A JP 10160691A JP H04332378 A JPH04332378 A JP H04332378A
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drying
grain
grains
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drying device
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Koichi Hachitsuka
浩一 八塚
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Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、穀物乾燥装置におけ
る運転制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】複数の穀物乾燥装置を設け、これらの個
別制御盤と中央制御盤とを接続し、制御信号乃至検出各
部からの検出信号を授受しながら当該中央制御盤に配設
する各種設定スイッチ類の操作によって、穀物張り込み
・乾燥運転等を行わせる構成として、1箇所に居ながら
複数の乾燥装置の運転状況を監視しつつ、最適な乾燥調
製作業を行わせるものとしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、中央の制御
盤にて複数の乾燥装置の運転を行わせるから便利である
が、いずれの乾燥装置であるかをいちいち判断しながら
張込・乾燥・排出・停止等の運転スイッチを夫々操作す
る形態であるから、当該操作にミスを生じ易い。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記の欠点
を解消しようとするもので、穀物乾燥装置B1,B2…
を複数台併設し、これらの個別制御盤47,47…と中
央制御盤43の制御部44との間で制御信号を授受しな
がら乾燥処理を実行する穀物乾燥装置において、該制御
盤43に接続するCRT46画面には個々の乾燥装置B
1,B2…の運転状況や穀物情報を表示できる構成とし
、各部運転制御信号は指定された乾燥装置の運転状況に
応じて運転可能な操作選択部へのピック操作によって当
該CRT46画面に直接入力できるものであることを特
徴とする穀物乾燥装置における運転制御方法の構成とす
る。
【0005】
【発明の作用効果】中央制御盤43に接続するCRT4
6画面には個々の乾燥装置B1,B2…の運転状況や穀
物情報を表示でき、然も各部運転制御信号は指定された
乾燥装置の運転状況に応じて運転可能な操作選択部への
ピック操作によって当該CRT46画面に直接入力でき
るものであるから、張込・乾燥・排出・停止等の運転を
行うべき乾燥装置の選択に間違いを生じさせない。
【0006】
【実施例】この発明の一実施例を図面に基づき説明する
。図1は穀物乾燥調製装置を示し、建屋内に穀物荷受用
ピットA、このピットAの近傍には複数の穀物乾燥装置
B,B…を、次いで貯留ホッパC、籾摺装置D、計量装
置E等を配設するほか、各装置間に穀物を移送供給する
ための昇降機等を配設している。
【0007】このうち穀物乾燥装置B,B…は、図例で
は4基設けられ、いずれも次の構成である。即ち、貯留
部1と通気乾燥部2と集穀部3とを上下方向に重設した
穀物乾燥部4と、この穀物乾燥部4機枠の上部に載置し
て設ける放冷タンク5とからなり、これらは縦に長い直
方体形状に構成される。このうち、穀物乾燥部4の通気
乾燥部2は、通気性側壁にて形成される4槽の穀物流下
通路6,6…を挾んで、左右に熱風室7,7及び排風室
8,8…を形成し、吸引ファン9で吸引通風される空気
をバーナ10により熱風化して該穀物流下通路6,6…
を流下する穀物に当該熱風を作用させる構成としている
。11,11…は上記穀物流下通路6,6…の各下部に
配設されて穀物を徐々に流下させるための繰出バルブで
ある。
【0008】上記各繰出バルブ11,11…からの繰出
穀物を受けて中央側に集める集穀部3の下部には移送螺
旋12を備える横移送樋13を設け、移送方向終端部側
の合わせ口14部から昇降機15に接続している。この
昇降機15は穀物乾燥部4と放冷タンク5との各機枠背
面側にあって、放冷タンク5よりもやや高い高さで立設
される。該昇降機15の内部にはバケットを所定間隔毎
に取付けた無端ベルトを上下プーリ間に巻回し、上記合
わせ口14部からの穀物等を掬い上げその上部で投げ出
し口16部に向けて投てきできる形態としている。
【0009】又この投げ出し口16部には、切替弁17
を有し、これの切替操作に伴って第1開口部イと第2開
口部ロとに選択的に供給できる構成としている。尚、第
1開口部イは、排出側端を貯留部1の天井部前後にあっ
て移送螺旋19内蔵の循環移送樋20始端側に接続する
連絡パイプ18にのぞませている。一方、第2開口部ロ
は、放冷タンク5側天井部に同形態に配設する移送螺旋
21内蔵の放冷移送樋22始端側にのぞませるものであ
る。
【0010】上記の移送螺旋19樋20及び移送螺旋2
1樋22は各タンク部の中央上部位置まで延長され、回
転拡散盤23又は24面に供給できる。前記放冷タンク
5は、前記穀物乾燥部4の貯留部1と略等容量の放冷部
25と、その下部にあって断面V型2槽状に形成され各
下方を排出移送樋26,26に形成し、順次流下する集
穀穀物を水平移送すべく排出する移送螺旋28,28を
内装している。
【0011】各排出移送樋26の底部には底弁30が設
けられ、この底弁が適宜支点まわりに回動することによ
りその底部が開放可能に構成される。この底弁30の切
替作動に伴って穀物が穀物乾燥部4の開放天井部ハを経
て穀物乾燥部4側の貯留部1内に流下可能に構成してい
る。又、これら排出移送螺旋28,28の各移送終端部
側は機枠外部に突出させ、当該突出部は機枠外面に取り
付ける受継ぎ樋31,31に受けつがせ端部側の各排出
口(図示せず)から流下案内筒部33,33を経てベル
トコンベア形態の排出コンベア34に供給される構成と
している。
【0012】尚、前記循環移送樋20の供給始端側は機
枠外部に位置して、前記連絡パイプ18下部にのぞみ得
べくホッパ32を設け、該ホッパ32接続部真下に対応
すべく該移送樋20下部側に排出口を形成し、図外開閉
弁によって開閉しうる構成とし、案内筒部35を接続し
ている。上記の左右排出移送樋26及び26の間に循環
移送樋20が位置する関係にあって、各案内筒部33,
33及び35は左右に併設状態となり、排出コンベア3
4の移送方向に沿って設けられるものである。
【0013】上記排出コンベア34は、左右に併設され
る穀物乾燥装置B1,B2…を左右に接続する状態に設
けられ、各装置機枠部の背面側と前記昇降機15との間
隔部に位置して設けられ、適宜機枠部及び昇降機15枠
部に支持取付される。39はこの排出コンベア34の下
方に平行して設けられる張込コンベアで、フライトコン
ベア又はベルトコンベア形態とされ、その箱型枠部は上
記排出コンベア34の箱型枠部に支持固定されている。 この張込コンベア39は正逆転連動可能に構成されてい
る。
【0014】上記張込コンベア39の途中部には排出口
(図示せず)を設け、これらには開閉弁(図示せず)を
配設して、複数の穀物乾燥装置B1,B2…個々の昇降
機15に案内筒40,40…を接続している。尚前記ピ
ットAからの昇降機41は、張込コンベア39へ穀物供
給可能に設けられ、排出コンベア34からの乾燥済穀物
は昇降機42を介して貯留ホッパCに供給移送される。
【0015】籾摺装置Dは公知の形態であり、脱ぷ部と
籾玄米選別部等からなる。この籾玄米選別部の玄米出口
側には玄米選別計量装置Eを配設して屑米を除去された
仕上玄米が所定重量毎に袋詰めされる構成である。43
は上記施設の適宜場所に設置される中央制御盤で、制御
部44にキーボード45、カラーCRT46、各乾燥装
置B1,B2…に配設する制御盤47,47…に接続す
るためのコンバータ48、機材を駆動すべき信号の増幅
や検出センサからの信号を受けるパワーボックス49等
からなる。カラーCRT46面にはタッチパネル50を
構成し、そのピック信号(指によりパネル50指定位置
押圧に基づいて生成する信号)はインターフェイス51
を経由して制御部44に入力される構成である。尚、タ
ッチパネル50は公知の構成で、1枚のガラスセンサか
らなり、これの両面には、均一な抵抗率の導電膜が焼き
付けられ、画面に指で軽くタッチ(ピック)することに
より入力されるものである。
【0016】中央制御盤43は、張込・乾燥・穀物移動
・排出・籾摺・停止等の通常運転操作機能、運転状態・
個々の乾燥装置状態・顧客状態等をモニター表示する機
能、データ管理機能等を有する。尚、乾燥装置B1,B
2…個々の運転条件設定、例えば張込量,仕上げ水分値
等、は当該乾燥装置個々の制御盤に設けられる設定スイ
ッチ操作による。
【0017】図7はピック操作可能な上記CRT46画
面の一例を示すもので、荷受昇降機a、NO.1〜NO
.4の乾燥装置b1〜b4、籾タンクc、籾摺機d、張
込及び排出コンベアe,fの夫々レイアウトをグラフィ
ック表示し、その下部には操作スイッチg及び異常内容
の文字表示部hを設けてある。夫々の乾燥装置b1,b
2…は放冷部と貯留乾燥部とに上下に仕切られ、穀物収
容の有無を色分けできる構成である。例えば、表示色と
して穀物無しでは黒、乾燥前は緑、乾燥中は赤紫、乾燥
済は白の如くである。更に収容穀物の状態はその水分値
、穀温及び乾燥温度等を数値表示して表わす構成である
【0018】穀物乾燥装置B1,B2…個々に設ける前
記制御盤47は、乾燥部4及び放冷タンク5夫々に張込
・乾燥(又は通風)・移動・排出・停止の各スイッチ5
2,53,54,55,56、及び57,58,59,
60,61を配設する。これら各スイッチの上部には現
在実行中であることを点灯によって報知するモニタラン
プ62,62…、及び運転状態の移行の許可乃至禁止を
消灯,点灯切替によって報知するモニタランプ63,6
3…を設けている。
【0019】制御盤47は、上記のスイッチのほか、穀
物種類・設定水分,張込量等の乾燥条件を設定しうる各
操作スイッチ64,65,66を有する。67はシング
ル/ダブル設定スイッチで、シングル設定では貯留部1
に張り込まれた穀物を乾燥部2から昇降機15,開口部
イを通過して貯留部1に戻されるよう標準作業を行うも
のであるのに対し、ダブル設定では放冷タンク5にも生
穀物を張り込み、該放冷タンク5を含めて調質室に構成
するもので、切替弁17は第2開口部開放型とし、底弁
30,30は回動して構成される。
【0020】上例の作用について説明する。圃場で収穫
した穀物、例えば籾をトラック等で搬送し、ピットAに
投入する。中央制御盤43のカラーCRT46画面から
張込開始を指示し、張込先乾燥装置、顧客の名称、穀物
の種類を夫々入力する。尚、張込先乾燥装置は、基本パ
ターン画面のうちからグラフィック表示された穀物乾燥
装置のいずれかの空き乾燥部を選択してピック操作する
ことによって行い(図8)、顧客及び穀物名称は50音
かな文字表示のうちから順次ピック操作することによっ
て行う。又、これらの設定操作が終わると張込開始につ
いて「YES」あるいは「NO」の確認表示に代わり、
「YES」をピック操作することによって作業開始する
。張込開始信号はパワーボックス49を介して、張込昇
降機41、張込コンベア39、等の駆動モータ(図示せ
ず)用起動信号を出力させる。及び指定された乾燥装置
(図例ではNo.1)の昇降機15はコンバータ48を
介して出力される制御部47からの駆動指令によって起
動される。
【0021】こうしてピットA内に荷受された穀物は昇
降機41で揚上され張込コンベア39始端側に供給され
る。張込完了すると、次には乾燥作業に移行する。この
ときは基本パターン画面に戻されて穀物張込有りのとき
は先のカラー表示に基づいて表示されているCRT46
画面のピック操作によって乾燥すべき乾燥装置bを選択
する。するとその乾燥装置に張り込まれている穀物の設
定状態確認画面が表示される。即ち、穀物種類,張込量
,設定水分,乾燥速度等々であるが、これら条件の変更
を要するときは、本件実施例では個々の乾燥装置B1,
B2…に備えられる制御部47,47…においてこれを
行う。乾燥許可のときは画面表示の「乾燥」スイッチ部
をピック操作し乾燥実行の指令を行う(図9)。 尚、この際張込運転は実行不可であるから画面表示から
消え、実行可能な運転状態のみ表示しうる構成として、
誤操作を防止している。各条件が整うと確認を促す画面
に切り替わり、張込と同様、「YES」又は「NO」の
選択を行なう。乾燥運転信号がコンバータ49を通じて
当該乾燥装置の制御部に入力され、バーナ6の燃焼信号
、回転各部の起動信号等乾燥に必要な信号を出力するも
のである。
【0022】乾燥・循環調質の工程を繰り返すうち、予
め設定した仕上水分値に達し、乾燥終了するものである
。こうして仕上られた穀物乾燥装置の貯留部1内の穀物
は、放冷タンク5に排出する「移動」の場合と直接機外
排出コンベア34に排出する「排出」とに選択できる。 即ち、当該乾燥に用いた貯留部上の放冷タンクが空のと
きは基本パターン画面から「移動」をピックする。 乾燥装置の制御部に信号が出力され、切替弁17切替モ
ータ(図示せず)駆動、及び昇降機15等循環系モータ
の駆動信号が出力される。こうして乾燥部にて乾燥仕上
げされた穀物は、上部の放冷タンク5に移されて穀温冷
却がはかれる。尚、穀物を直ちに機外排出する必要があ
るときは、基本パターン画面の「排出」を選択するとよ
い。パワーボックス49に入力された信号は排出コンベ
ア34起動の信号、及び排出螺旋28,28起動信号等
を出し、排出穀物は籾摺用貯留ホッパC乃至籾摺装置D
に移動される。
【0023】上記のように、CRT46画面について、
基本パターン画面では張込・乾燥等運転対象の乾燥部乃
至放冷タンクをピック操作で選択し、次いでこの運転状
態はその下方の文字表示部hから選択されるものである
が、「停止」の表示については、現在運転中の運転状態
を「停止」制御する構成とし、即ち、乾燥部b1につい
て張込運転を選択しているときは「張込停止」の旨表示
する構成として操作の容易化をはかっている(図10)
。尚、キャンセルスイッチを設けて設定をキャンセルで
きる形態としてもよい。又、他の運転状態、例えば乾燥
運転・排出運転・移動運転についても同様であり、夫々
「乾燥停止」,「排出停止」,「移動停止」を表示する
ものである。又各部共停止の場合には基本パターンには
張込・乾燥・移動・排出・停止のいずれかから選択でき
る構成でよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】システム全体正面図である。
【図2】穀物乾燥装置の正断面図である。
【図3】穀物乾燥装置の側面図である。
【図4】穀物乾燥装置の背面図である。
【図5】穀物乾燥装置一部の分解斜視図である。
【図6】制御ブロック図である。
【図7】CRT画面表示部である。
【図8】CRT画面の表示一例を示す図である。
【図9】CRT画面の表示一例を示す図である。
【図10】CRT画面の表示一例を示す図である。
【図11】乾燥装置個別の制御盤正面図である。
【符号の説明】
A  荷受用ピット      B1,B2  穀物乾
燥装置  C  貯留ホッパ D  籾摺装置          E  計量装置 
           1  貯留部 2  通気乾燥部        3  集穀部   
           4  穀物乾燥部 5  放冷タンク        6,6  穀物流下
通路    7,7  熱風室 8,8  排風室        9  吸引ファン 
       10  バーナ 13  横移送樋        15  昇降機  
          17  切替弁 イ  第1開口部        ロ  第2開口部 
       20  循環移送樋 22  放冷移送樋      25  放冷部   
         26,26  排出移送樋 30  底弁            31,31  
受継ぎ樋33,33  流下案内筒  34  排出コ
ンベア    35  案内筒 39  張込コンベア    43  中央制御盤  
      44  制御部 46  カラーCRT    47,47  個別制御
盤  50  タッチパネル

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  穀物乾燥装置B1,B2…を複数台併
    設し、これらの個別制御盤47,47…と中央制御盤4
    3の制御部44との間で制御信号を授受しながら乾燥処
    理を実行する穀物乾燥装置において、該制御盤43に接
    続するCRT46画面には個々の乾燥装置B1,B2…
    の運転状況や穀物情報を表示できる構成とし、各部運転
    制御信号は指定された乾燥装置の運転状況に応じて運転
    可能な操作選択部へのピック操作によって当該CRT4
    6画面に直接入力できるものであることを特徴とする穀
    物乾燥装置における運転制御方法。
  2. 【請求項2】  請求項1に記載の運転制御方法におい
    て、操作選択部を各種運転停止機能に構成し、運転状態
    に応じて停止すべき対象への停止信号出力及び停止すべ
    き対象の表示を行わせる穀物乾燥装置における運転制御
    方法。
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