JPH04330443A - 写真処理装置 - Google Patents

写真処理装置

Info

Publication number
JPH04330443A
JPH04330443A JP3051159A JP5115991A JPH04330443A JP H04330443 A JPH04330443 A JP H04330443A JP 3051159 A JP3051159 A JP 3051159A JP 5115991 A JP5115991 A JP 5115991A JP H04330443 A JPH04330443 A JP H04330443A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fluid
chamber
processing
tank
container
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3051159A
Other languages
English (en)
Inventor
Douglas O Hall
ダグラス・オリバー・ホール
Bruce R Muller
ブルース・ロバート・ミュラー
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Eastman Kodak Co
Original Assignee
Eastman Kodak Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Eastman Kodak Co filed Critical Eastman Kodak Co
Publication of JPH04330443A publication Critical patent/JPH04330443A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03DAPPARATUS FOR PROCESSING EXPOSED PHOTOGRAPHIC MATERIALS; ACCESSORIES THEREFOR
    • G03D5/00Liquid processing apparatus in which no immersion is effected; Washing apparatus in which no immersion is effected
    • G03D5/006Liquid supply by means of a split or a capillarity
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03DAPPARATUS FOR PROCESSING EXPOSED PHOTOGRAPHIC MATERIALS; ACCESSORIES THEREFOR
    • G03D3/00Liquid processing apparatus involving immersion; Washing apparatus involving immersion
    • G03D3/02Details of liquid circulation
    • G03D3/06Liquid supply; Liquid circulation outside tanks
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03DAPPARATUS FOR PROCESSING EXPOSED PHOTOGRAPHIC MATERIALS; ACCESSORIES THEREFOR
    • G03D5/00Liquid processing apparatus in which no immersion is effected; Washing apparatus in which no immersion is effected
    • G03D5/04Liquid processing apparatus in which no immersion is effected; Washing apparatus in which no immersion is effected using liquid sprays

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Photographic Processing Devices Using Wet Methods (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は感光材料のストリップ又
はシートを処理するための写真処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術及びその問題点】写真処理装置の製造者は
写真材料の迅速で正確な処理を行えるように常に努力し
ている。このような装置は簡単に製造でき、信頼性があ
り、安価なものとすべきである。そのためには、デザイ
ンを簡略化したり、処理装置における種々の素子の物理
的な寸法を減少させる必要がある。また、処理装置の不
必要な素子の数を減少させる必要もある。これらが達成
できれば、処理装置の製造コストをかなり低下させるこ
とができる。また、処理装置に使用するモータやポンプ
の必要エネルギを減少させれば、処理装置の作動コスト
を低下させることができる。
【0003】処理装置の製造者や写真作成者は明確なコ
ントラストをもつ極めて精確な画像を得られるように努
力している。従来のラック及びタンク式の処理装置を使
用して感光材料を処理した場合は、高質画像を得るのが
困難である。ラックは、「ノイズ」といわれるような質
的欠陥を感光材料に生じさせる多数の駆動ローラを含ん
でいる。このような質的欠陥は材料上にかき傷や汚れと
して現れ、一般には、材料が処理装置の搬送機構の素子
(例えばローラ)に接触する結果として生じる。材料の
感光乳剤の不必要な感光領域も材料上の「ノイズ」とい
われる。このような不必要な感光領域は、感光材料が処
理流体中を通っている期間中に感光乳剤が高接触圧にさ
らされる結果として生じる。また、処理装置の搬送機構
の部品上に集められる過剰な処理流体が処理装置を通し
て動いている材料上に落下すると、感光乳剤内に異なる
感光感度の領域が発生してしまう。
【0004】製造コスト及び上述の欠点を最小化しよう
とする1型式の写真処理装置は、感光材料を写真的に処
理するために感光材料に流体を供給するための少なくと
も1つのノズルを有する。ノズルは材料を処理するため
に流体乱流を提供するように複雑な形状を呈するとよい
。1990年3月16日に出願された米国特許出願第4
26,349号明細書に記載された如き複雑なノズル構
造では、処理装置に高動力消費ポンプを備える必要があ
る。上記米国特許出願第426,349号明細書に記載
された如きスロットノズルは円筒状の流体流れを長くて
薄い流体流れに変換するように形作られ、また製造コス
トを大幅に増大させるような高エネルギを要求する流体
供給ポンプを必要とする。
【0005】
【発明の目的】本発明の目的は、信頼性があり、製造コ
スト及び作動コストが安価で、極めて精確な画像を短時
間で作成でき、低製造コストで高信頼性を提供したまま
感光乳剤の「ノイズ」及び不必要な感光領域をほぼ除去
できる、感光材料のストリップ又はシートを処理するた
めの処理流体を供給される写真処理装置を提供すること
である。
【0006】
【発明の構成】上記目的を達成するため、本発明の処理
装置の特徴とするところは、処理流体を保持する能力を
有する容器内に所定の高さまで処理流体を供給するため
の手段と、感光材料を通過させる室を形成する手段を有
し、容器内に保持された流体に浸される処理器とを備え
たことである。処理器は更に、少なくとも1つの入口を
有し、この入口は、流体をこの入口へ流入させ室を流通
させるような所定の流体圧力を生じさせる流体高さで容
器から室への流体の流入を許容し、これにより、感光材
料が室を通るときに感光材料を処理するための流体乱流
を室内に発生させる。
【0007】
【実施例】写真処理装置及びこれに関連する一般作動は
当業界で周知なので、以下、本発明に関連する写真処理
装置の部品について専ら説明する。しかし、図示せず説
明しなかった写真処理装置の素子については、当業界で
既知のものの中から適宜選択できることを諒解されたい
【0008】添付図面には、感光材料のストリップ又は
シート10(フィルム又は紙でよいが、以下フィルムと
して例示する)を処理するための写真処理装置を示す。 写真処理装置は処理流体18(図2)を供給される複数
個の写真処理ユニット12、14、16を有する。処理
流体18は一般には液体であり、現像液、定着液、漂白
液、水洗液、水又は感光材料の処理に使用するその他の
写真処理液でよい。上述のいくつかの処理液の腐食特性
を考慮して処理装置のいくつかの素子を耐腐食性材料で
構成すべきであることは言うまでもない。また、当業者
にとっては、特定の感光材料を処理するために必要な処
理流体の数に応じて任意数の写真処理ユニットを写真処
理装置に設け得ることは明白である。
【0009】流体18を保持するための複数個のサンプ
タンク20、22、24を写真処理ユニット12、14
、16にそれぞれ関連させる。サンプタンク20、22
、24は、図1に示すように(3つの)区分に分割した
1つの連続するタンクでもよいし、個々のタンクとして
形成してもよく、各タンク区分又は各タンクは流体18
を保持する。写真処理ユニット12、14、16は容器
31、32、33及び処理器41、42、43をそれぞ
れ有する。また、各写真処理ユニット12、14、16
に関連して、サンプタンクから容器へ流体18を供給す
るための流体供給手段が設けてある。図面を簡単にする
ため、処理ユニット12に関連する流体供給手段26の
みを示す。
【0010】フィルム10は写真処理ユニット12、1
4、16の両側に位置した複数対のニップローラ34に
より写真処理装置を通して搬送される。ニップローラ3
4は、普通の写真処理装置に普通に使用されているゴム
、フォーム(気泡性)ゴム等の弾性材料で形成するとよ
い。従って、ローラ34は、フィルム10が写真処理ユ
ニット12、14、16間を運行するときに、ゴムが圧
縮して圧搾作用によりフィルム10から過剰な流体18
を除去するように、組立てることができる。ニップロー
ラは任意の普通の駆動手段(図示せず)により駆動せし
められる。
【0011】写真処理ユニット14、16は写真処理ユ
ニット12と同一構造であり、従って、写真処理ユニッ
ト12についてのみ詳細に説明する。
【0012】図2を参照して写真処理ユニット12に関
連する容器31を説明する。容器31は上方タンク38
及び下方タンク40を有する。上方タンク38は、写真
処理ユニット12を組立てたときに下方タンク40の複
数個の第2オリフィス46に整合する複数個の第1オリ
フィス44を有する。第1及び第2オリフィス44、4
6は上方タンク38と下方タンク40との間での流体1
8の自由な流れを許容する。上方タンク38は複数個の
脚部47により支持された下方タンク40によって支持
される。脚部47の底部はサンプタンク20の底壁に隣
接している。もちろん、タンクを支持するために任意の
普通の支持手段を使用してもよい。
【0013】この実施例においては、処理器41は上方
タンク38と下方タンク40との間に位置する。処理器
41は、フィルム10の処理期間中に処理器41を通し
てフィルム10を通過させる流体室52を画定するよう
に位置した第1の即ち上方のアプリケータハウジング4
8及び第2の即ち下方のアプリケータハウジング50を
有する。好ましい実施例においては、上方アプリケータ
ハウジング48と下方アプリケータハウジング50との
間の距離は、フィルム10の厚さと所望の流体層の厚さ
との合計値よりも少なくとも大きくすべきである。一般
には、この距離は極めて小さい。流体18は上方アプリ
ケータハウジング48に形成した入口54を通って室5
2へ入る。この実施例においては、入口54は流体室5
2の入口端部56及び出口端部58にそれぞれ近接して
位置した2つの細長いスロットで構成されている。また
、流体18は下方アプリケータハウジング40に形成し
た入口60を通って室52へ入る。この実施例において
は、入口60は流体室52の入口端部56及び出口端部
58にそれぞれ隣接して位置した2つの細長いスロット
で構成されている。従って、処理器41についての上述
の説明から、流体18は、流体の上方層及び流体の下方
層がフィルム10の両側に形成されるような状態で、室
52へ入る。フィルムの両側の流体層は両面に感光乳剤
を備えた感光材料にとって有利である。その理由は、流
体18の上下層間でのフィルム10の懸架により、処理
中にフィルム10の感光乳剤層がかき傷を殆ど受けずに
室52内を通過できるからである。一面にのみ感光乳剤
層を有する感光材料を処理するための写真処理装置に使
用する場合は、処理器は上方アプリケータハウジング及
び下方アプリケータハウジングの両方に入口を有する必
要はない。この場合は、一方のアプリケータハウジング
にのみ入口を設ければよい。入口を細長いスロット形状
以外の形状にしてもよいこと及びアプリケータハウジン
グに任意数の入口を設けることができることを当業者な
ら理解できよう。
【0014】更に、上方タンク38は、写真処理ユニッ
ト12を組立てたときに上方アプリケータハウジング4
8の各入口スロット54に整合する下方壁に設けたスリ
ット62を有する。同様に、下方タンク40は下方アプ
リケータハウジング50の各入口スロット60に整合す
る上方壁に設けたスリット64を有する。スリット62
は上方タンク38と室52との間での流体18の流通を
許容し、スリット64は下方タンク40と室52との間
での流体の流通を許容する。従って、処理器41は容器
31内の流体18に実質上浸される。
【0015】好ましい実施例によれば、ゴム又はフォー
ム材料又は他の圧縮可能な材料で作った1以上のO−リ
ング66が上方タンク38と上方アプリケータハウジン
グ48との間に位置し、1以上のO−リング67が下方
タンク40と下方アプリケータハウジング50との間に
位置していて、流体18が写真処理ユニット12のスラ
イドを通して漏洩するのを阻止する。また、上方タンク
38は空気やごみやほこりが流体18と混合したり流体
を汚染するのを阻止するためのカバー(図示せず)を有
する。
【0016】上述のように、流体18はサンプタンク2
0から供給手段26を介して上方タンク38へ供給され
る。図1、2に示す供給手段26は上方タンク38の内
部に位置した矩形形状又は円筒形状の導管68を有する
。この実施例においては、導管68は上方タンク38の
底壁の近くに位置していて、上方タンク38内に流体層
流を発生させ、これを維持する。上方タンク38内の流
体層流は、上方タンク38内の流体18の酸化の危険性
を排除するのに望ましい。また、流体層流は同様の理由
で下方タンク40及びサンプタンク20内において発生
させるのが望ましい。
【0017】複数個の開口70(図3)を有する導管は
、導管68から開口70を通って上方タンク38へ至る
流体層流を発生させるに適したものとすべきである。 適当な導管の構成の例を図3に示す。図から明らかなよ
うに、開口70間の間隔は、流体が導管を通してポンプ
72から分配される方法に依存する。図3Aにおいて、
流体18は集中パイプ73へ供給され、次いでパイプ7
3から延びた細長いチューブ74へ供給される。この構
成においては、開口70はチューブ74の長さに沿って
等間隔で位置している。図3Bはチューブ75の端部へ
ポンピングされている流体及び等間隔でない開口70を
示す。当業者にとっては、導管の他の構造を採用できる
ことは明白である。所望の流体流れを維持するためには
、開口70の間隔に加えて、開口70の総面積を導管6
8の横断面積より大きくすべきである。
【0018】流体の温度を制御するための手段(図示せ
ず)をサンプタンクと容器との間で供給手段26に沿っ
た任意の位置に設けるとよい。
【0019】ポンプ72はサンプタンク20内の流体1
8に浸して配置しても、流体18の外部に配置してもよ
い。流体18が基準面の上方で所定高さに達するように
、ポンプ72は容器31内への流体18の流量を調整す
る。この実施例においては、基準面は上方タンク38の
底面に相当する。レベルセンサ(図示せず)を設けて、
流体18の所定高さを検知し、これによりポンプ72を
制御する。流体18の高さは、処理器41の室52内の
流体18の流量を決定する流体圧力を容器31内に発生
させる。
【0020】次に、図2を参照してスロット54、60
を詳細に説明する。スロット54は、上方タンク38内
の流体層流を流体室52内の均一な流体乱流に変換して
、フィルム10が室52を通るときにフィルム10を一
様に処理するように、設計されている。また、スロット
60は、下方タンク40内の流体層流を流体室52内の
均一な流体乱流に変換するように、設計されている。 この変換は流体が流れている横断面積を急激に変化させ
ることにより達成される。流体流れに関しては、流れの
断面積を変えれば流体速度が変わることが知られている
。好ましい実施例においては、スロット54、60にお
いて流れ断面積を変化させる。上方タンク38と流体室
52との間で横断面積を急激に変えると、流体の速度が
増大することにより、室52内に所望の流体乱流が発生
する。アプリケータハウジングの表面を光沢消し磨き仕
上げすると、均一な流体乱流が更に増長され、維持され
る。
【0021】流体18がスロット54を去り室52へ入
るときの流体の流量を決定するために流体力学の式を適
用できる。更に、流体力学の式により、容器31内の流
体の高さと室52内の流体乱流との関係を表すこともで
きる。流体力学の基本から、流体の流量は、流体が流れ
る横断面積及び流体速度の関数であることが判る。従っ
て、次の式を導き出すことができる。
【0022】 Q=AV=(Ha3b)/(12μL)ここに、Qは流
体の流量(立方フィート/秒)、Aはスロットの横断面
積(平方フィート)、Vは流体速度(フィート/秒)、
Hは流体の水頭高さ(ポンド/平方フィート)、aはス
ロットのギャップ(フィート)、bはスロット幅(フィ
ート)、μは流体粘度(ポンド秒/平方フィート)、L
はスロット長さ(フィート)である。室52内の流体の
流量は、上述の式において、スロットの寸法を室52の
寸法に置き換えることにより決定できる。
【0023】当業者にとっては既知であるが、システム
内の流体圧力は水平面に沿って一定である。それ故、各
スロット54を出る流体の流量は同じである。更に、上
下アプリケータハウジング48、50間の距離が容器3
1内の流体の垂直距離に比して極めて小さいので、スロ
ット54、60が同一形状であるとすれば、スロット6
0を去る流体の流量はスロット54を出る流体の流量に
等しくなる。
【0024】流体流れ経路についての上述の説明から、
スロット構造及び流体流れ経路が複雑でないため、ポン
プ72の寸法は従来の写真処理装置に合体されたポンプ
の寸法より小さくできることが判る。スロット54が直
線であり、流体18が遭遇する方向変更数が少ないため
、装置内の摩擦が少なくなりエネルギ損失も少なくなり
、これにより一層小型で低エネルギのポンプ72の使用
を可能にする。
【0025】スロット54、60を更に検討すると、好
ましい実施例におけるスロットは、ハウジング48、5
0の表面に沿って処理器41の中心の方へ流体18を導
くように形作られることが判る。このため、フィルム1
0が処理器41を通るときに新鮮な処理流体がフィルム
へ連続的に供給される。更に、スロット54、60の形
状により、室52の入口端部56及び出口端部58を通
しての流体18の漏洩が阻止され、隣接するサンプタン
ク内の処理流体の流体18による汚染が阻止される。代
わりに、流体18は上方アプリケータハウジング48の
上方ドレン80及び下方アプリケータハウジング50の
下方ドレン82を通って排出される。各上下ドレン80
、82は、これら上下ドレン80、82内への上下流体
層の流入を許容するスリット状オリフィス84、86を
それぞれ有する。オリフィス即ちスリット84、86は
、フィルム10の両側の流体圧力が等しい状態に維持さ
れるように配列されている。好ましい実施例においては
、スリット84の幅はスリット86の幅より大きい。 従って、フィルム10が室52を通るとき、フィルムの
両側の圧力が等しいため、フィルム10は直線経路から
逸れることはない。シュート88、90(図4)はドレ
ン80、82に隣接して位置し、排出された流体18を
サンプタンク20内へ案内する。シュート88、90は
、これらのシュート88、90が常に流体18で満たさ
れ、もってサンプタンク20内に流体層流を発生させサ
ンプタンク20内の流体18の酸化を防止するように、
構成されている。また、シュートは、室52内に背圧が
発生しないように、構成されている。
【0026】本実施例においては、流体18は、ポンプ
72及びサンプタンク20の底部に対面する開口を有す
る導管76を介してサンプタンク20から上方タンク3
8へ循環せしめられる。導管76は上方タンク38の導
管68と同じ構造を有する。導管76の構造は、ポンプ
72の吸引により発生するサンプタンク20内の空気渦
動(空気ファンネルフローとして参照される)を減少さ
せ、サンプタンク20内の流体18の酸化を減少させる
ようなものとすべきである。
【0027】サンプタンク内の流体はバッチ法や有限容
積法(図示せず)の如き既知の方法により循環させるこ
とができる。バッチ法は所定量の流体をサンプタンクへ
供給する方法である。流体が品質処理されたフィルム又
は紙をもはや提供しなくなるまで、流体は連続的に循環
せしめられる。次いで、流体は廃液領域へ廃棄され、サ
ンプタンクには新鮮な流体を供給する。
【0028】有限容積法は流体をサンプタンクへ常に追
加しサンプタンクから流体を常に排出する方法である。 一般には、オーバーフローパイプをサンプタンクに合体
してタンクからの有限容積の流体の排出を許容する。本
発明に関連して、流体を補充するための任意の既知の装
置を使用できる。
【0029】次に、図面を参照して写真処理装置の作動
を説明する。
【0030】補充流体のためのバッチ法や有限容積法又
は循環流体のための他の既知の方法を使用して、写真処
理ユニット12に関連するサンプタンク20へ処理流体
18を供給する。次いで、流体は、サンプタンク20の
導管76、ポンプ72及び上方タンク38の導管68を
経て、サンプタンク20から上方タンク38へ流入する
。上方タンク38と下方タンク40との間では流体は自
由に流れることができる。流体高さセンサは、特定の感
光材料を写真的に処理するに必要な流体18の所定の高
さを検知し、次いで流体18の流れを調整するようにポ
ンプ72を規制する。
【0031】ニップローラ34がフィルム10の前縁を
挟持し、写真処理ユニット12を通してフィルム10を
案内するように、フィルム10を写真処理装置へ挿入す
る。フィルム10が処理器41を通っている間に、流動
する流体によりフィルム10を処理する。流体18はス
ロット54、60を介して室52内へ流入し、フィルム
10へ供給される。流体の流量により、鮮明な画像及び
高コントラストを与える写真処理済みフィルム又は紙を
製造するのに必要な均一の乱流及び流体せん断率が提供
される。次いで、流体18はドレン80、82を介して
サンプタンク20内へ排出される。
【0032】ニップローラ34はフィルムを写真処理ユ
ニット14へ案内する。ニップローラ34はまた、フィ
ルム10から過剰な流体18を除去する。写真処理ユニ
ット14、16は写真処理ユニット12と同様の態様で
作動する。
【0033】本発明を具体化した写真処理装置を使用し
て、感光材料の両側に均一の流体流れを発生させこれを
維持することにより、感光材料の品質が大幅に向上する
ことは明らかである。均一な流体乱流を発生させるよう
な流体の高さを利用することにより、低エネルギポンプ
を使用することが可能となり、従って、写真処理ユニッ
トに低価格のポンプを使用することができる。更に、処
理時間も減少する。
【0034】本発明の第2実施例(図示せず)において
は、写真処理ユニットは処理流体を保持するための容器
を有する。処理ユニットは更に、上記好ましい実施例の
処理器と同じ構造の処理器を有し、この処理器は流体に
実際に浸される。処理器の入口端部及び出口端部は容器
に合体した入口スロット及び出口スロットに隣接して位
置し、これにより感光材料は写真処理のためにスロット
を通って搬送できる。上記好ましい実施例における流体
乱流と同様の均一な流体乱流が形成され維持される。こ
の実施例に関連して説明せず上記好ましい実施例の関連
して説明した他の素子は、この実施例にも使用できる。 更に、これらの素子は上記好ましい実施例に関連して説
明したものと同じ構成とすることができる。写真処理ユ
ニットを通る感光材料は上記好ましい実施例におけると
同様の方法で処理される。
【0035】本発明の第3実施例においては、写真処理
ユニットは実質上2つの部分から組立てられる。第1の
部分は上方アプリケータハウジング48と同様の構成の
上方アプリケータハウジングを有し、このハウジングは
処理流体を保持できる上方タンクの一体部分として形成
される。第2の部分は下方アプリケータハウジング50
と同様の構成の下方アプリケータハウジングを有し、こ
のハウジングは下方タンクの一体部分として形成される
。第1及び第2部分は、これらの部分間で流体が自由に
流通できるように、組立てられる。更に、第1及び第2
部分は、これらの部分のアプリケータハウジング部分に
より流体室が画定されるように、組立てられる。上記好
ましい実施例における流体乱流と同様の均一な流体乱流
が形成され維持される。この写真処理ユニットは更に、
上記好ましい実施例に関連して既述したものと同様のサ
ンプタンクから容器へ流体を供給する手段を有する。こ
の写真処理ユニットを通る感光材料は上記好ましい実施
例におけると同様の方法で処理される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る写真処理装置の立面図である。
【図2】写真処理ユニットの断面立面図である。
【図3】種々の導管の例を示す図で、図3Aは導管の好
ましい実施例を示し、図3Bは導管の別の実施例を示す
図である。
【図4】シュートの構成を示す、図1の4ー4線におけ
る断面図である。
【符号の説明】
10  フィルム(感光材料) 12、14、16  写真処理ユニット18  処理流
体 20、22、24  サンプタンク 26  流体供給手段 31、32、33  容器 38  上方タンク 40  下方タンク 41、42、43  処理器 44  入口オリフィス 46  出口オリフィス 48  上方アプリケータハウジング 50  下方アプリケータハウジング 52  流体室 54  入口 56  入口端部 58  出口端部 62、64  スリット 68、76  導管 70  開口 72  ポンプ

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  感光材料のストリップ又はシート(1
    0)を処理するための処理流体(18)を供給されるユ
    ニット(12、14、16)を有する写真処理装置にお
    いて、処理流体を保持するための容器(31、32、3
    3)と;少なくとも1つの入口(54)を有し、前記容
    器内の処理流体に浸されるようになっており、感光材料
    の通過を許容する室(52)を形成する手段を有する処
    理器(41、42、43)と;前記感光材料が前記室を
    通って通過するときに同感光材料を処理するために同室
    内に流体乱流を生じさせるように処理流体を前記容器か
    ら同室内へ流入させるべく、所定の流体圧力を前記入口
    において発生させるため、同容器内に所定の高さまで処
    理流体を供給する手段(26)と;を備えたことを特徴
    とする写真処理装置。
  2. 【請求項2】  前記容器が、感光材料の通過を許容す
    る入口オリフィス(44)及び出口オリフィス(46)
    を有することを特徴とする請求項1の写真処理装置。
  3. 【請求項3】  前記室(52)が入口端部(56)及
    び出口端部(58)を有し、前記容器の前記入口オリフ
    ィス(44)及び出口オリフィス(46)が同室の同入
    口端部及び出口端部に隣接していることを特徴とする請
    求項2の写真処理装置。
  4. 【請求項4】  感光材料のストリップ又はシート(1
    0)を処理する処理流体(18)を供給されるようにな
    された写真処理装置において、処理流体を保持するため
    のサンプタンク(20、22、24)と;感光材料の通
    過を許容する入口オリフィス(44)及び出口オリフィ
    ス(46)を有し、前記サンプタンクから処理流体を受
    取るための容器(31、32、33)と;入口端部(5
    6)及び出口端部(58)を有し感光材料の通過を許容
    するための細長い流体室(52)を間に画定する第1ア
    プリケータハウジング(48)及び第2アプリケータハ
    ウジング(50)を有し、同入口端部及び出口端部を前
    記入口オリフィス及び出口オリフィスに隣接させた状態
    で前記容器内の処理流体に浸されるようになった処理器
    (41、42、43)と;処理器上に所定の流体圧力を
    発生させるため前記容器内に所定の高さまで処理流体を
    供給する流体供給手段(26)と;を備え、前記第1及
    び第2アプリケータハウジングは、前記感光材料が前記
    流体室を通るときに感光材料を処理するために感光材料
    の両側に流体乱流を生じさせるように、前記容器から前
    記流体室内への処理流体の流入を許容する少なくとも1
    つの開口(54)を有することを特徴とする写真処理装
    置。
  5. 【請求項5】  前記容器が第1オリフィス(44)を
    有する上方タンク(38)と、第2オリフィス(46)
    を有する下方タンク(40)とを備え;処理流体が同上
    方タンクと下方タンクとの間で自由に流れるように、前
    記処理器が同上方タンクと下方タンクとの中間に位置し
    かつ同第1オリフィスが同第2オリフィスの近傍に位置
    することを特徴とする請求項4の写真処理装置。
  6. 【請求項6】  前記上方タンクが、前記第1アプリケ
    ータハウジングの開口を通しての同上方タンクから前記
    流体室への処理流体の流入を許容する少なくとも1つの
    スリット(62)を有し;前記下方タンクが、前記第2
    アプリケータハウジングの開口を通しての同下方タンク
    から同流体室への処理流体の流入を許容する少なくとも
    1つのスリット(64)を有することを特徴とする請求
    項5の写真処理装置。
  7. 【請求項7】  前記流体供給手段が、複数個の開口(
    70)を有し前記上方タンク内の処理流体に浸されるよ
    うになった第1導管(68)と;複数個の開口を有し前
    記サンプタンク内の処理流体に浸されるようになった第
    2導管(76)と;同第1導管と第2導管との間に位置
    し、同サンプタンクから同上方タンクへ処理流体を供給
    するポンプ(72)と;を備えたことを特徴とする請求
    項4、5又は6の写真処理装置。
JP3051159A 1990-03-16 1991-03-15 写真処理装置 Pending JPH04330443A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US07/495,671 US4994840A (en) 1990-03-16 1990-03-16 Apparatus for processing photosensitive material
US495671 1990-03-16

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH04330443A true JPH04330443A (ja) 1992-11-18

Family

ID=23969547

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3051159A Pending JPH04330443A (ja) 1990-03-16 1991-03-15 写真処理装置

Country Status (4)

Country Link
US (1) US4994840A (ja)
EP (1) EP0446768B1 (ja)
JP (1) JPH04330443A (ja)
DE (1) DE69104874T2 (ja)

Families Citing this family (24)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4989028A (en) * 1989-10-25 1991-01-29 Eastman Kodak Company Apparatus for processing light sensitive material
US5093678A (en) * 1990-12-17 1992-03-03 Eastman Kodak Company Processor with laminar fluid flow wick
US5059997A (en) * 1990-12-17 1991-10-22 Eastman Kodak Company Apparatus for processing photosensitive material
US5239327A (en) * 1990-12-28 1993-08-24 Eastman Kodak Company Processor for light sensitive material
US5196878A (en) * 1991-09-27 1993-03-23 Eastman Kodak Company Processor for photosensitive material
US5189455A (en) * 1991-10-07 1993-02-23 Eastman Kodak Company Processor having means for indicating an error in an operating condition
US5270762A (en) * 1992-03-02 1993-12-14 Eastman Kodak Company Slot impingement for a photographic processing apparatus
US5289224A (en) * 1992-05-18 1994-02-22 Eastman Kodak Company Processing apparatus
US5317359A (en) * 1992-10-02 1994-05-31 Eastman Kodak Company Apparatus for processing photosensitive material
US5335039A (en) * 1992-10-02 1994-08-02 Eastman Kodak Company Apparatus for processing photosensitive material
US5280318A (en) * 1992-10-02 1994-01-18 Eastman Kodak Company Apparatus for processing photosensitive material
US5313241A (en) * 1992-11-25 1994-05-17 Eastman Kodak Company Processor diagnostics using switch settings
US5357307A (en) * 1992-11-25 1994-10-18 Eastman Kodak Company Apparatus for processing photosensitive material
US5302996A (en) * 1992-11-25 1994-04-12 Eastman Kodak Company Apparatus for processing photosensitive material
US5452043A (en) * 1993-02-19 1995-09-19 Eastman Kodak Company Rack and a tank for a photographic low volume thin tank insert for a rack and a tank photographic processing apparatus
US5379087A (en) * 1993-04-27 1995-01-03 Eastman Kodak Company Processing apparatus
US5313242A (en) * 1993-04-27 1994-05-17 Eastman Kodak Company Thru-wall web processing apparatus
US5452044A (en) * 1993-04-27 1995-09-19 Eastman Kodak Company Processing apparatus
US5353088A (en) * 1993-05-03 1994-10-04 Eastman Kodak Company Automatic tray processor
US5355190A (en) * 1993-05-03 1994-10-11 Eastman Kodak Company Slot impingement for an automatic tray processor
US5400106A (en) * 1993-05-03 1995-03-21 Eastman Kodak Company Automatic tray processor
US5398094A (en) * 1993-05-03 1995-03-14 Eastman Kodak Company Slot impingement for an automatic tray processor
US5407790A (en) * 1994-02-04 1995-04-18 Eastman Kodak Company Radiographic system for orthopedic imaging
US9723743B2 (en) * 2015-10-19 2017-08-01 San Diego Gas & Electric Company Electrical service interface system

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02124570A (ja) * 1988-06-27 1990-05-11 Konica Corp 感光材料処理装置

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3192846A (en) * 1961-08-22 1965-07-06 Itek Corp Data processing apparatus
US3372630A (en) * 1965-06-04 1968-03-12 Houston Schmidt Ltd Apparatus for processing light sensitive film
BE759790A (nl) * 1969-12-12 1971-06-03 Agfa Gevaert Nv Ontwikkelmachine voor fotografische materialen
BE795122A (nl) * 1972-02-21 1973-08-08 Agfa Gevaert Nv Behandelingsapparaat voor fotografisch materiaal
US3988756A (en) * 1974-01-29 1976-10-26 Agfa-Gevaert, A.G. Apparatus for processing webs of photographic material
US4128326A (en) * 1977-06-02 1978-12-05 Astro Engineering Co. Chemical dispensing system
DE3535980C1 (de) * 1985-10-09 1986-11-20 Agfa-Gevaert Ag, 5090 Leverkusen Vorrichtung zur Nassbehandlung fotografischer Schichttraeger
US4758857A (en) * 1986-04-03 1988-07-19 Nix Company, Ltd. Automatic film developing machine
US4989028A (en) * 1989-10-25 1991-01-29 Eastman Kodak Company Apparatus for processing light sensitive material

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02124570A (ja) * 1988-06-27 1990-05-11 Konica Corp 感光材料処理装置

Also Published As

Publication number Publication date
EP0446768B1 (en) 1994-11-02
EP0446768A2 (en) 1991-09-18
DE69104874D1 (de) 1994-12-08
EP0446768A3 (en) 1992-04-08
DE69104874T2 (de) 1995-06-08
US4994840A (en) 1991-02-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH04330443A (ja) 写真処理装置
US5357307A (en) Apparatus for processing photosensitive material
US4989028A (en) Apparatus for processing light sensitive material
US5059997A (en) Apparatus for processing photosensitive material
JPH0749556A (ja) 織物面のチャネルを有する感光材処理装置
JP2928093B2 (ja) モジュラー処理チャネルを有する感光材処理装置
JP2928091B2 (ja) 感光材料処理装置
US5093678A (en) Processor with laminar fluid flow wick
JP2928090B2 (ja) 感光材処理装置
US5418591A (en) Counter cross flow for an automatic tray processor
JP2700471B2 (ja) 写真感光材料の処理槽
JPH07175194A (ja) 写真液体処理ステーション
US5317359A (en) Apparatus for processing photosensitive material
JPH01267648A (ja) 感光材料処理装置および感光材料処理方法
JP2592912Y2 (ja) フイルム処理液の逆流防止装置
JPH04281452A (ja) 感光材料処理装置
JPH03192256A (ja) 感光材料水洗装置
JPH10301250A (ja) 写真処理装置
JPH09304904A (ja) 補充装置
JP2002148774A (ja) 写真材料の処理
JPH09319055A (ja) ハロゲン化銀写真感光材料処理装置