JPH04328861A - 半導体集積回路装置及びその製造方法 - Google Patents

半導体集積回路装置及びその製造方法

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JPH04328861A
JPH04328861A JP3125529A JP12552991A JPH04328861A JP H04328861 A JPH04328861 A JP H04328861A JP 3125529 A JP3125529 A JP 3125529A JP 12552991 A JP12552991 A JP 12552991A JP H04328861 A JPH04328861 A JP H04328861A
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JP
Japan
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region
type
diffusion region
electrode
groove
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Application number
JP3125529A
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English (en)
Inventor
Hiroyuki Yoshida
博幸 吉田
Takayuki Nibuya
貴行 丹生谷
Toshiyuki Nagata
寿幸 永田
Yoichi Miyai
宮井 羊一
Yoshihiro Ogata
尾形 喜広
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Texas Instruments Japan Ltd
Original Assignee
Texas Instruments Japan Ltd
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Publication date
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L28/00Passive two-terminal components without a potential-jump or surface barrier for integrated circuits; Details thereof; Multistep manufacturing processes therefor
    • H01L28/40Capacitors
    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10BELECTRONIC MEMORY DEVICES
    • H10B12/00Dynamic random access memory [DRAM] devices
    • H10B12/01Manufacture or treatment
    • H10B12/02Manufacture or treatment for one transistor one-capacitor [1T-1C] memory cells
    • H10B12/03Making the capacitor or connections thereto
    • H10B12/038Making the capacitor or connections thereto the capacitor being in a trench in the substrate
    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10BELECTRONIC MEMORY DEVICES
    • H10B12/00Dynamic random access memory [DRAM] devices
    • H10B12/30DRAM devices comprising one-transistor - one-capacitor [1T-1C] memory cells
    • H10B12/37DRAM devices comprising one-transistor - one-capacitor [1T-1C] memory cells the capacitor being at least partially in a trench in the substrate

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  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
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  • Semiconductor Integrated Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は半導体集積回路装置、例
えばダイナミックRAM(Random Access
 Memory)及びその製造方法に関するものである
【0002】
【従来技術】従来、半導体集積回路装置、例えばダイナ
ミックRAMでは、図20及び図21に示すような構造
のトレンチ型デバイスが知られている。
【0003】即ち、P−−型シリコン基板1(具体的に
は、シリコン基板に形成されたP− 型ウエル40)の
一主面に所定深さのトレンチ状の溝20が設けられ、こ
の溝20には絶縁膜25を介してN+ 型ポリシリコン
(フィールドプレート)33が充填されている。
【0004】そして、溝20の外側全面に拡散形成され
たN+ 型拡散領域23を電極として用いてキャパシタ
Cが形成されている。また、溝20の側方(図20では
右側)の表面には、N+ 型拡散領域23に連設された
N+ 型ソース領域22及びビットライン17に接続さ
れたN+ 型ドレイン領域24が所定のパターンに拡散
形成されていて、これらの間にはゲート酸化膜15を介
してワード線としてのゲート電極16が設けられ、横型
の伝達用のNチャネル絶縁ゲート電界効果トランジスタ
(トランスファゲート)Trが接続されている。
【0005】トランスファゲートは、図21のようにメ
モリセル部Aの1つのセル領域において2個設けられ、
これらに共通にビット線17を設け、かつ、各トランス
ファゲートには上記したキャパシタが夫々接続されてい
て、隣接するキャパシタの電極33−33間は連設され
た構造としてよい。なお、図中の26,27は層間絶縁
膜(例えばSiO2 膜)である。
【0006】各メモリセルは、図22に示す如くに接続
され、1トランジスタTr−1キャパシタCで構成され
、隣接するセル間ではキャパシタが共通に接地されてい
る。そして、ビットライン17から供給される電位情報
はトランジスタTrをオンさせることによってキャパシ
タに送る。キャパシタに送られた電位はそこで保持され
る。
【0007】ところが、上記のメモリセルにおいては、
キャパシタの一方の電極23はウエル40との間に溝2
0の全域に亘ってP−N接合を形成している(換言すれ
ば、電極23をP−N接合で形成している)ため、デバ
イスの高集積化を図るに際してセル間の素子分離が困難
となる。
【0008】即ち、図21に示すように、隣接するキャ
パシタC−C間にて、N+ 型拡散領域23とP− 型
ウエル40とのPN接合から拡がる空乏層41が溝20
の底部領域(ここは概してウエル40の不純物濃度が低
くなり易い。)で一点鎖線の如くに他の領域よりも早く
接し合い、いわゆるパンチスルーが生じることがある。 このパンチスルーによって、一方のセル側に保持された
電荷が他方のセル側に逃げてしまい、電荷の保持性、ひ
いてはメモリ性能を損ねてしまう。
【0009】このパンチスルーは、キャパシタC−C間
の距離を短くしようとすると生じ易く、これを防止せん
とするには上記距離を大きくとる必要があり、集積度の
向上には問題となる。
【0010】そこで、ウエル40を高濃度化して、上記
の空乏層41が延びにくくすることが必要となる。こう
した高濃度化を実現するには、図21に示した周辺回路
部BをCMOS型で構成するときその各P− 型ウエル
42、N型ウエル43の形成時に、セル側のP型ウエル
40を高濃度化する必要がある。
【0011】ここで、周辺回路部Bは公知のように、各
ウエル42,43内に、N+ 型拡散領域44,45、
ゲート酸化膜46及びポリシリコンゲート電極47から
なるNチャネル絶縁ゲート電界効果トランジスタと、P
+ 型拡散領域48,49、ゲート酸化膜50及びポリ
シリコンゲート電極51からなるPチャネル絶縁ゲート
電界効果トランジスタとが夫々設けられている。
【0012】上記したウエル40は、ウエル42,43
と同じ工程で形成されるが、各ウエル用の不純物イオン
注入を対応する表面領域に行うに際し、ウエル40用の
イオン注入のRp(最大濃度の打込み深さ)を表面から
かなり深い位置とし、この高濃度打込み領域から上方及
び下方へと不純物を拡散させて、高濃度のウエル40に
形成しなければならない。
【0013】図23には、上記したイオン注入後の拡散
によって基板深さ方向に形成されるウエル40の不純物
濃度プロフアイルを概略的に示した。これによれば、一
般に、深さ方向においては、表面から数μm程度までは
高濃度化が可能であるが、それより(図中の深さA:通
常は数μmの位置であって周辺回路部のウエル42,4
3の深さに相当)も深くなると、不純物濃度が低下し易
く、溝20の底部付近では目的濃度よりかなり低くなっ
てしまう。このため、上記したように空乏層41が延び
易く、パンチスルーが生じてしまう。
【0014】従って、溝20の底部(通常は6〜8μm
の深さ)まで一様に高濃度化することは一般に困難であ
る。そのように高濃度化するには、上記したイオン注入
量とその深さをうまく制御しなければならないが、こう
した工程制御は非常に困難である。
【0015】また、図20のデバイスでは、キャパシタ
の拡散領域23の形成するP−N接合の面積が大きいた
め、α線によるソフトエラーの問題も生じ易い。
【0016】即ち、図示は省略しているが、このメモリ
のパッケージ材等に微量含まれている放射性元素から放
出されたα線(He核)が基板のウエル40内に入ると
、バルク中でキャリア(特に電子)を発生し、これが上
記のキャパシタ(具体的にはN+ 型拡散領域23)に
集められ、そこに蓄積されていた電荷と結合して放電を
生じさせる。この結果、キャパシタの“H”レベルを“
L”レベルに変化させ、誤動作の原因となってしまう。
【0017】他方、上記の如き素子間の分離及びα線耐
性を向上させるデバイスとして、図24に示したスタッ
ク・イン・トレンチ型と称されるセルが考えられている
【0018】このスタック・イン・トレンチ型ダイナミ
ックRAMセルによれば、トレンチ状の溝20の壁面に
はその上部を残して絶縁膜(SiO2 膜)54を全周
に形成し、この絶縁膜のない上部(図24の右側)にト
ランスファゲートTrのソース領域22に連設してN+
 型拡散領域53を形成している。
【0019】そして、N+ 型拡散領域53は絶縁膜5
4の壁面上に被着されたキャパシタ用N+ 型ポリシリ
コン電極63に接続されている。この場合、拡散領域5
3はポリシリコン電極63からの不純物のオートドーピ
ングによって形成されたものである。
【0020】キャパシタCは、N+ 型ポリシリコン電
極63−SiO2 膜65−N+ 型ポリシリコン電極
66によって構成されている。その他の構成は図20の
ものと同様である。
【0021】このセルの場合、絶縁膜54によってセル
間の電荷のリークを防止可能であり、素子間分離を一応
行うことはできる。また、拡散領域53は溝20の上部
にのみ形成されているので、P型ウエル40との間のP
−N接合の面積が大幅に小さくなっており、α線が侵入
してバルク内にキャリアが発生しても拡散領域53に集
められる量が減少し、ソフトエラーが生じ難くなる。
【0022】しかしながら、このセルを検討したところ
、特に、キャパシタ電極63とトランスファゲートTr
のソース領域22との接続が工程上難しく、これによっ
て素子間分離に支障が生じ易いことが分かった。このこ
とを図25〜図26で説明する。
【0023】図25は、SiO2 膜2及び67上のナ
イトライド膜68をマスクしてP− 型ウエル40にト
レンチ状の溝20をドライエッチング技術で形成し、更
に全面にフォトレジスト69を被着した後にこれをエッ
チバック技術で処理し、溝20内にのみフォトレジスト
69を選択的に残し、次いでフォトレジスト69及びナ
イトライド膜68をマスクにして溝20の上部の絶縁膜
54aを一点鎖線のように選択的に除去した状態を示し
ている。
【0024】ところが、絶縁膜54を除去するにあたり
、図24で示したようにソース領域22の側の部分のみ
を除去するのが必要であるのに、溝20の深さ方向での
絶縁膜エッチングの制御性が悪いため、溝20の上部の
他の周辺領域の絶縁膜54bも一点鎖線の如くに除去さ
れてしまうことがある。
【0025】この状態では、次工程において図26のよ
うに、N+ 型ポリシリコン63を被着したとき、上記
の除去領域に露出したシリコン層(ウエル)40にポリ
シリコン層63からN型不純物がオートドーピングされ
、本来必要なN+ 型拡散領域53だけでなく、他の領
域にもN+ 型拡散領域70が形成されてしまう。
【0026】こうした拡散領域70は溝20の全周にお
いて拡散領域53に連続して形成されるため、図21に
おいて特に隣接セルのキャパシタ間の距離を短くしたと
きに、拡散領域70−ウエル40のP−N接合から拡が
る空乏層が隣接キャパシタ間で接触し合うことがある。
【0027】これでは、空乏層を介して一方のキャパシ
タ(即ち、拡散領域70、換言すればポリシリコン電極
63)中の蓄積電荷が他方のキャパシタ側へ放出され、
既述したと同様に素子間の分離が不可能となることがあ
る。従って、図25で示した絶縁膜54のエッチングを
精度良く(欠除部54bが生じないように)コントロー
ルする必要がある。
【0028】これに対し、拡散領域70の如き不所望な
領域の形成を避けるために、図27に示すように、図2
5で述べた工程において、フォトレジスト69を全面に
被着した後、仮想線22で示すソース領域側のみを露光
光71で選択的に露光し、露光部分を現像後にエッチン
グで除去する。そして、残ったフォトレジスト69をマ
スクにして、一点鎖線54aの如くに絶縁膜を部分的に
エッチングで除去する。
【0029】このようにすれば、絶縁膜54の除去部分
54aのみから、図26の工程でN型不純物をポリシリ
コン層63からオートドーピングし、仮想線53で示す
N+ 型拡散領域を形成することはできる。
【0030】しかしながら、図27のように露光処理で
フォトレジスト69を選択除去するに際し、その露光の
程度は溝20の深さ方向において一定とはならず、露光
の制御性が悪いことが分かった。即ち、フォトレジスト
69は通常は塗布技術によって塗布するために、その塗
布性(従って、下地に対する密着性や塗布厚)が均一と
はならず、結果的に例えば露光の程度が不十分なときは
、絶縁膜54の除去領域54aが設計値よりも小さくな
り、かつナイトライド膜68下のSiO2 67のアン
ダーカットが進行することがある。
【0031】この結果、図26のようにポリシリコン層
63を被着してオートドーピングさせて形成するN+ 
型領域53が小さくなり、また上記アンダーカット部分
に入り込んだポリシリコンが次のエッチング工程(図2
4に示す如き形状にするためのエッチング)でも除去さ
れずに残ってしまう。
【0032】そして、この残ったポリンシリコン層の表
面上には図28で26aで示す酸化膜が成長することに
なるが、この酸化膜26aは比較的厚いためにソース領
域22の形成時の注入イオン72を注入し難くし、従っ
て得られたソース領域22は設計サイズよりも小さくな
り、上記のN+ 型領域53との接触が不十分となるこ
とがある。これではトランスファゲートからキャパシタ
電極63への電荷の供給を良好に行えないことがある。
【0033】
【発明の目的】本発明の目的は、素子間分離を確実に行
えると共に、そのための工程制御も容易であり、かつ、
α線耐性が十分であり、また電界効果トランジスタ素子
とキャパシタとの接続も確実となる半導体集積回路装置
及びその製造方法を提供することにある。
【0034】
【発明の構成】即ち、本発明は、半導体基体の一主面に
形成された溝の壁面においてその上部以外の領域に形成
された絶縁膜と、前記上部の周囲にて前記一主面に形成
された第1の不純物拡散領域と、この第1の不純物拡散
領域に連設されて前記一主面に形成された第2の不純物
拡散領域と、前記第1の不純物拡散領域に連設されて前
記絶縁膜の壁面上に形成された第1の電極と、この第1
の電極の壁面上に形成された誘電体膜を介して形成され
た第2の電極と、少なくとも前記第1及び第2の不純物
拡散領域を含みかつ前記溝の中間深さ位置の深さまで形
成され、かつその深さ位置の下部の領域よりも高濃度で
あって前記第1及び第2の不純物拡散領域とは逆導電型
の半導体層とを夫々有し、前記第2の不純物拡散領域を
構成部分とする電界効果トランジスタ素子が前記一主面
に設けられ、前記第1の電極と前記誘電体膜と前記第2
の電極とによってキャパシタが構成されている半導体集
積回路装置に係るものである。また、本発明は、半導体
基体の一主面側に高濃度の半導体層を形成する工程と、
この高濃度の半導体層よりも深い溝を前記一主面に形成
する工程と、この溝の壁面に絶縁膜を形成する工程と、
この絶縁膜のうち前記溝の上部全周囲を除去する工程と
、この除去部分から前記高濃度の半導体層に不純物を拡
散して前記高濃度の半導体層とは逆導電型の第1の不純
物拡散領域を形成する工程と、この第1の不純物拡散領
域に前記溝の上部で接続された第1の電極を前記絶縁膜
上に形成する工程と、前記第1の電極上に誘電体膜を形
成する工程と、この誘電体膜上に第2の電極を形成する
工程と、前記一主面にて前記第1の不純物拡散領域に連
設された電界効果トランジスタ構成部分としての第2の
不純物拡散領域を形成する工程とを有する半導体集積回
路装置の製造方法も提供するものである。
【0035】
【実施例】以下、本発明の実施例を説明する。
【0036】図1〜図3は、本発明の第1の実施例によ
るダイナミックRAM(例えば64メガビット用)を示
すものである。
【0037】このダイナミックRAMによれば、そのメ
モリセルは、Nチャネル絶縁ゲート電界効果トランジス
タからなるトランスファゲートTr1 と、このトラン
スファゲートのソース領域22に接続されたキャパシタ
C1 とによる1トランジスタ−1キャパシタ構造から
構成され、隣接するセル間ではキャパシタC1 が共通
に接地されている。
【0038】そして、メモリセルは、P−−型半導体基
板81の一主面に形成されたトレンチ状の溝20の壁面
においてその上部全周囲以外の領域に形成された絶縁膜
54と、前記上部の周囲にて前記一主面にリング状に形
成されたN+ 型不純物拡散領域53と、この不純物拡
散領域53に連設されて前記一主面に形成されたN+ 
型ソース領域22とを有していて、トランスファゲート
Tr1 が拡散領域53によってキャパシタC1 に接
続されている。
【0039】キャパシタC1 は、N+ 型不純物拡散
領域53に連設されて絶縁膜54の壁面上に形成された
N+ 型ポリシリコン電極63と、このポリシリコン電
極63の壁面上に形成された誘電体膜(SiO2 膜)
65を介して形成された第2のN+ 型ポリシリコン電
極66とによって構成されている。
【0040】そして、N+ 型拡散領域53と22(こ
れらは深さ例えば 0.3〜 0.4μmに形成。)と
を完全に含んだ状態で溝20の中間深さ位置(例えば表
面から2〜3μmの深さ位置)まで、高濃度のP型半導
体層(ウエル)80が形成されている。この半導体層8
0は、その下部の領域(即ち、P−−型基板81)より
も高濃度であって、N+ 型拡散領域53とは逆導電型
となっている。
【0041】半導体層80は、後述するように空乏層の
拡がりを抑えてセルの素子間分離のために必須不可欠で
あり、その濃度は1×1017〜3×1017個/cm
3 に設定されている。P−−型基板81の濃度は1×
1016個/cm3 程度である。そして、この半導体
層80は、その濃度と深さから、工程の初期段階のイオ
ン注入を制御性良く行うことのできる方法で形成可能で
ある。
【0042】本例のメモリセルによれば、上記のP型半
導体層80を形成することによって、絶縁膜54の上部
の全周にN+ 型拡散領域53(図1の左側の領域53
は図26で述べた領域70に対応するものである。)が
存在していても、P型半導体層80との間のP−N接合
から延びる空乏層91は抑えられ、かつ、下部は絶縁膜
54の存在によって空乏層の接触によるパンチスルーは
発生することがない(図3参照)。
【0043】この結果、隣接したセル間でキャパシタC
1 −C1間が空乏層によって結ばれて一方の蓄積電荷
が他方へ逃げるといった不所望な事態を防止することが
でき、素子間分離が確実となる。これは、上記の高濃度
P型半導体層80と絶縁膜54との組み合わせによって
効果的に実現されるから、セル間の距離を可能な限り短
縮でき、64メガビット用等の高集積化にとって有利で
ある。
【0044】また、絶縁膜54を溝20の上部以外の広
範囲の領域に設けているので、N+ 型領域53及び2
2とP型半導体層80とのP−N接合の面積が小さくな
り、既述したα線の侵入によるキャリアで蓄積電荷が放
電を起こすこともなく、ソフトエラーの防止を実現でき
る。
【0045】更に、後述する製造工程から明らかなよう
に、P型半導体層80は高濃度ではあるが表面から数μ
mの深さにしか形成しないため、工程初期のイオン注入
の制御が容易となり、素子分離のための高濃度半導体層
80の形成時の工程制御が容易となる。
【0046】これに加えて、図27で述べた如き方法で
絶縁膜54をエッチングするのではなく、むしろ図25
で述べた如き方法を活用して絶縁膜54の上部全周をエ
ッチングで除去して工程を容易にする一方、ソース領域
22側の拡散領域53を十分に形成し、ソース領域22
との接続を確実に実現できるようにしている。なお、メ
モリセル部の接続関係は図22で示したものと同様であ
る。
【0047】次に、本例のデバイスの製造方法を図4〜
図17について説明する。
【0048】工程の初期段階では、図4のように、まず
周辺回路部BにおけるN型ウエル43を形成するための
N型不純物(例えばAs)のイオン打込みを不純物濃度
1×1016個/cm3 のP−−型半導体基板81に
対して行った後、局部的に酸化膜90を成長させる。こ
の際、他の領域はマスク材(図示省略)で覆っておく。
【0049】こうしてN型不純物打込み領域43aを形
成してから、上記マスク材を除去し、更に酸化膜90を
マスクにして全面にP型不純物(例えばボロン)91を
打込み、酸化膜90のない領域にP型不純物打込み領域
(メモリセル部Aでは80a、周辺回路部Bでは42a
)を形成する。
【0050】次いで図5において、92で示すように周
辺回路部Bをマスク材で覆った状態で再度P型不純物(
例えばボロン)93をイオン注入し、メモリセル部Aに
のみP型不純物を再び打込む。この結果、メモリセル部
AのP型不純物打込み領域80aの不純物濃度は42a
よりも高濃度であって、上述したP型ウエル80に必要
な1×1017〜3×1017個/cm3 の濃度が得
られるようにドーズ量が設定される。
【0051】次いで図6のように、上記の酸化膜90の
除去後に、公知の如くナイトライド膜94をマスクとし
たLOCOS(Local Oxidation of
 Silicon)法により素子分離用のフィールド酸
化膜2を選択的に成長させる(図中の95はSiO2 
膜)。このとき、上記した各注入不純物が基板81中に
所定深さまで拡散し、メモリセル部には高濃度P型ウエ
ル80が2〜3μmの深さに形成され、また周辺回路部
にはP− 型ウエル42、N型ウエル43が夫々2〜3
μmの深さに形成される。
【0052】次いで図7のように、表面のナイトライド
膜94を一旦除去し、再度ナイトライド膜96を被着し
、これを所定パターンにエッチングした後、ナイトライ
ド膜96をマスクにして基板81をエッチングする。こ
れによって、メモリセル部において、基板81に深さ6
〜8μmのトレンチ状の溝20を形成する。
【0053】次いで図8のように、メモリセル部では、
CVD(化学的気相成長法)又は熱酸化法によって溝2
0の壁面に厚さ1000Å程度のSiO2 膜54を夫
々形成する。図8も含めて以下の図では単位の領域のみ
を示すが、他の領域も同様に処理される。
【0054】次いで図9のように、一点鎖線のレベルま
でフォトレジスト97を塗布した後、これをエッチバッ
ク技術でエッチングし、溝20内にのみ溝上部以外の下
部領域にフォトレジスト97を残す。
【0055】次いで図10のように、フォトレジスト9
7及びナイトライド膜96をマスクにしてSiO2 膜
54ををエッチングし、SiO2 膜54の上部(溝2
0の上部全周)を除去し、欠除部54a,54bを形成
する。これによって、これらの欠除部にはウエル80の
面が露出し、またSiO2 膜95及び2の一部もエッ
チングされる。
【0056】ついで図11のように、CVDによって全
面にN+ 型(PやAsをドープした)ポリシリコン層
63を堆積させる。そしてアニールを施すことにより、
上記の欠除部54a,54bからウエル80内にポリシ
リコン層63中のN型不純物をオートドーピングし、N
+ 型不純物拡散領域53を溝20の上部においてリン
グ状に形成する。
【0057】次いで図12のように、ポリシリコン層6
3を異方性エッチング技術(RIE)によってエッチン
グし、溝20の内壁上(但し、最底部は除く。)にのみ
ポリシリコン層63をほぼ筒状に残す。
【0058】次いで図13のように、ナイトライド膜9
6をエッチングで除去した後、CVDによって全面に(
溝20内も含めて)一様にSiO2 膜65を成長させ
る。
【0059】次いで図14のように、CVDで全面にN
+ 型(PやAsをドープした)ポリシリコン層66を
堆積させる。そして、溝20上においてフォトレジスト
98を所定パターンに形成する。
【0060】次いで、フォトレジスト98をマスクにし
てポリシリコン層66をエッチングし、図15のように
ポリシリコン層66を所定パターンに残す。
【0061】次いで、表面のSiO2 膜95をエッチ
ングで除去した後、熱酸化法によって、ウエル80の表
面にゲート酸化膜(SiO2 膜)15、及びポリシリ
コン層66の表面に比較的厚めのSiO2 膜26を成
長させる。なお、この際、ウエル80が高濃度であるか
ら、ウエル80の表面には予めトランスファゲートのし
きい値電圧制御用にN型不純物(例えばAs)を少量打
込んでおくのが望ましい。
【0062】次いで、常法によって、3層目のN+ 型
(PやAsをドープした)ポリシリコン層をCVDで堆
積させ、これをエッチングして図16に示したポリシリ
コンゲート電極16を形成する。
【0063】そして次に、周辺回路部はフォトレジスト
マスクで被覆し、図17のように、N型不純物(P又は
As)のイオン99を照射し、ゲート電極16をマスク
にしてウエル80中にソース及びドレイン領域用のイオ
ン打込みを行い、N+ 型ソース領域22とビットライ
ン(ドレイン領域)24をセルフアライン(自己整合的
)に形成する。 この際、ソース領域22はN+ 型領域53と部分的に
オーバーラップして形成され、両者間の接続は十分とな
る。
【0064】次いで、図1に示したSiO2 膜27の
被着、エッチングによるコンタクトホールの形成、更に
はアルミニウムの被着、エッチングによるビット線17
の形成を行い、メモリセル部Aの各素子の形成を終了す
る。
【0065】次いで、周辺回路部Bの素子形成工程に入
るが、これは常法に基づいて行えばよい。即ち、メモリ
セル部Aをマスク材で被覆した状態で、図7の周辺回路
部において表面のフォトレジスト及び酸化膜(フィール
ドSiO2 膜2以外のもの)を除去し、熱酸化法でゲ
ート酸化膜105 を形成した後、4層目のポリシリコ
ン層をCVDで一様に堆積させる。
【0066】次いで、ポリシリコン層を所定パターンに
エッチングして各ポリシリコンゲート電極47,51を
各ウエル42,43上に夫々形成する。
【0067】次いで、一方のウエル(例えば43)上を
フォトレジストで被覆してN型不純物(例えばAs)を
打込んでN+ 型拡散領域44,45をセルフアライン
に形成する。また、上記フォトレジストを除去した後、
今度は他方のウエル(例えば42)上をフォトレジスト
で被覆し、P型不純物(例えばボロン)を打込んでP+
 型拡散領域48,49をセルフアラインに形成する。 それ以降の工程は説明を省略する。
【0068】こうしてメモリセル部Aと周辺回路部Bを
作成し、本発明に基づくダイナミックRAM  ICを
完成させる。
【0069】上記した製造方法によれば、高濃度のP型
ウエル80は深さ2〜3μmと通常のウエルと同程度の
深さに形成されるため、図4及び図5で示したイオン注
入工程を行えばウエル80全体を目的とする高濃度に設
定でき(図23参照)、図21に示した如き深いウエル
40の形成に必要なイオン注入(バルク内への一定深さ
へのイオン打込み)を行う必要は全くなく、かつ、イオ
ン注入後の拡散の制御性も良好となる。
【0070】このような通常の深さのウエル80は既述
したようにN+ 型領域53が素子間に存在していても
、そこからの空乏層の延びを抑える作用があり、また絶
縁膜54による絶縁作用で、素子間でのパンチスルーを
効果的に防止できる。
【0071】従って、上記の製造工程、特に図10の絶
縁膜54の上部エッチングをむしろ積極的に行い、リン
グ状にその欠除部54a,54bを生じさせても、次の
工程で形成されるN+ 型拡散領域53は上記の理由か
ら素子間分離には全く支障がないものとなる。これによ
って、絶縁膜54のエッチングを余裕を以て行えると共
に、図27で述べた如きマスクパターンとエッチングは
不要であり、図11,図12,更には図17で示したよ
うにN+ 型拡散領域53を十分に形成でき、かつ、ソ
ース領域22も十分にオーバーラップして形成できるこ
とになる。
【0072】この結果、キャパシタC1 とトランスフ
ァゲートTr1 との接続を確実に実現することができ
る。
【0073】図18及び図19は、本発明の第2の実施
例を示すものである。
【0074】この例の場合、上述した実施例とは異なり
、半導体基板として不純物濃度1×1017〜5×10
17個/cm3 のN型基板101 を使用している。 そして、メモリセル部Aでは、素子間分離のための高濃
度P型ウエル80(不純物濃度は1×1017〜3×1
017個/cm3 )は当初は破線で示す深さレベルま
で拡散させるが、N型基板101からのN型不純物(例
えばAs)の上方への拡散によってウエル80と基板1
01 との間には、不純物濃度がウエル80より低い低
濃度のP− 型半導体層100 が形成されることにな
る。その他は、既述した実施例と同様の構成からなって
いる。
【0075】このように、本例による構造は、基板10
1 としてN型のものを使用しているので、メモリセル
部と周辺回路部の各Nチャネル絶縁ゲート電界効果トラ
ンジスタを形成している各ウエル80と42とに別々の
ウエル電位を供給でき、特に周辺回路部のトランジスタ
の応答速度を向上させることができる。
【0076】即ち、メモリセル部では素子間分離のため
に一般にバックバイアス電圧をウエル80に加えるため
、そこでのトランジスタのしきい値電圧は上昇し易いが
、こうしたバックバイアスとは別個のウエル電位を周辺
回路部のウエル42に与えることができるから、周辺回
路部でのトランジスタのしきい値電圧は上昇せず、低め
に抑え、応答性を高く保持することができるのである。
【0077】これは、図19に示すように、基板101
 がN型であるため、ウエル80及び42と基板101
 との間が絶縁可能となっているからである。仮に、基
板がP型であれば、ウエル80と42が電気的につなが
ってしまい、ウエル80と42とが共通の電位となり、
ウエル80にバックバイアス電圧を与えるとこれと同電
位がウエル42にも加わり、周辺回路部でのトランジス
タのしきい値を上昇させ易くなる。これを防ごうとする
と、周辺回路部ではチャネル領域での不純物濃度をコン
トロールする必要がある。
【0078】なお、本例のデバイスは、上記以外は既述
のデバイスと同様の構造を有しているので素子間分離を
容易に行え、α線耐性も良好であり、各領域の接続が確
実なものとなる。
【0079】以上、本発明を実施例について説明したが
、上述の実施例は本発明の技術的思想に基づいて種々変
形可能である。例えば、上述の絶縁膜54や65等はS
iO2 以外の材質で形成したり、或いはSiO2と他
の絶縁膜との複合層で構成してもよい。
【0080】また、この絶縁膜54の上部のエッチング
条件やその欠除領域のサイズ、その他の各部分の形成方
法やサイズ等は種々に変化させてよい。
【0081】高濃度P型領域(ウエル)80の濃度コン
トロール、深さ制御は上述したものに限定されることは
なく、要は少なくともN+ 型拡散領域53を含むよう
な深さであって空乏層が延びにくい濃度であれば様々に
選択してよい。但し、溝20よりは浅くしないとウエル
拡散の制御性が悪くなるので、適切に深さ位置を決める
必要がある。
【0082】この高濃度領域80は必ずしもウエル拡散
によらなくても他の拡散技術やエピタキシャル技術によ
って形成することもできる。
【0083】上述のポリシリコン電極63,66等の材
質や形成方法も変更してよい。また、上述の各半導体領
域の導電型は上述したものとは逆の導電型に変換するこ
と(例えばP型ウエルをN型ウエルにすること)も可能
である。周辺回路部はCMOS型には限定されない。
【0084】本発明は高集積度のダイナミックRAMを
はじめ、上述した構造を有する他の半導体集積回路素子
にも勿論適用可能である。
【0085】
【発明の作用効果】本発明は上述したように、少なくと
も第1及び第2の不純物拡散領域を含む深さ位置まで高
濃度の逆導電型半導体層を形成しているので、それらの
両領域間のP−N接合から延びる空乏層は抑えられ、か
つ溝の下部では絶縁膜を設けたために空乏層は発生する
ことはない。
【0086】この結果、隣接した素子間において、キャ
パシタ間で空乏層の接触によりパンチスルーが発生する
といった不所望な事態を防止することができ、素子間分
離が確実となる。
【0087】また、絶縁膜を溝上部以外に設けているの
で、第1及び第2の不純物拡散領域と高濃度領域とのP
−N接合の面積が小さくなり、α線の侵入によるキャリ
アで蓄積電荷が放電を起こすこともなく、ソフトエラー
の防止を実現できる。
【0088】そして、高濃度半導体層は溝より浅く形成
されているので、その領域を形成するための工程初期の
イオン注入の制御が容易となり、素子分離のための高濃
度半導体層の形成時の工程制御が容易となる。
【0089】更に、絶縁膜の上部の全周を除去して第1
の半導体領域を形成しても素子間分離に支障はないので
、絶縁膜のエッチング工程が容易になると同時に、第1
の半導体領域を十分に形成でき、トランジスタ素子との
接続が確実となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例によるダイナミックRA
Mのメモリセルの断面図(図2のI−I線断面図)であ
【図2】同メモリセルの平面図である。
【図3】同メモリセルを組み込んだRAM  ICの要
部断面図である。
【図4】同RAM  ICの製造方法の一段階を示す要
部断面図である。
【図5】同RAM  ICの製造方法の一段階を示す要
部断面図である。
【図6】同RAM  ICの製造方法の一段階を示す要
部断面図である。
【図7】同RAM  ICの製造方法の一段階を示す要
部断面図である。
【図8】同RAM  ICの製造方法の一段階をメモリ
セルについて示す断面図である。
【図9】同RAM  ICの製造方法の一段階をメモリ
セルについて示す断面図である。
【図10】同RAM  ICの製造方法の一段階をメモ
リセルについて示す断面図である。
【図11】同RAM  ICの製造方法の一段階をメモ
リセルについて示す断面図である。
【図12】同RAM  ICの製造方法の一段階をメモ
リセルについて示す断面図である。
【図13】同RAM  ICの製造方法の一段階をメモ
リセルについて示す断面図である。
【図14】同RAM  ICの製造方法の一段階をメモ
リセルについて示す断面図である。
【図15】同RAM  ICの製造方法の一段階をメモ
リセルについて示す断面図である。
【図16】同RAM  ICの製造方法の一段階をメモ
リセルについて示す断面図である。
【図17】同RAM  ICの製造方法の一段階をメモ
リセルについて示す断面図である。
【図18】本発明の第2の実施例によるダイナミックR
AMのメモリセルの断面図である。
【図19】同メモリセルを組み込んだRAM  ICの
要部断面図である。
【図20】従来例によるダイナミックRAMのメモリセ
ルの断面図である。
【図21】同メモリセルを組み込んだRAM  ICの
要部断面図である。
【図22】同メモリセルの等価回路図である。
【図23】深さ方向での不純物濃度プロフアイルである
【図24】同RAM  ICの製造方法の一段階をメモ
リセルについて示す断面図である。
【図25】同RAM  ICの製造方法の一段階をメモ
リセルについて示す断面図である。
【図26】同RAM  ICの製造方法の一段階をメモ
リセルについて示す断面図である。
【図27】同RAM  ICの製造方法の一段階をメモ
リセルについて示す断面図である。
【図28】同RAM  ICの製造方法の一段階をメモ
リセルについて示す断面図である。
【符号の説明】
16    ポリシリコンゲート電極 20    トレンチ状の溝 22    N+ 型ソース領域 24    N+ 型ドレイン領域 26,27    層間絶縁膜 53    N+ 型拡散領域 54    絶縁膜 63,66    ポリシリコン電極 65    誘電体膜 80    高濃度P型ウエル 81,101     基板 91    空乏層 Tr1     トランスファゲート C1     キャパシタ A    メモリセル部 B    周辺回路部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  半導体基体の一主面に形成された溝の
    壁面においてその上部以外の領域に形成された絶縁膜と
    、前記上部の周囲にて前記一主面に形成された第1の不
    純物拡散領域と、この第1の不純物拡散領域に連設され
    て前記一主面に形成された第2の不純物拡散領域と、前
    記第1の不純物拡散領域に連設されて前記絶縁膜の壁面
    上に形成された第1の電極と、この第1の電極の壁面上
    に形成された誘電体膜を介して形成された第2の電極と
    、少なくとも前記第1及び第2の不純物拡散領域を含み
    かつ前記溝の中間深さ位置の深さまで形成され、かつそ
    の深さ位置の下部の領域よりも高濃度であって前記第1
    及び第2の不純物拡散領域とは逆導電型の半導体層とを
    夫々有し、前記第2の不純物拡散領域を構成部分とする
    電界効果トランジスタ素子が前記一主面に設けられ、前
    記第1の電極と前記誘電体膜と前記第2の電極とによっ
    てキャパシタが構成されている半導体集積回路装置。
  2. 【請求項2】  半導体基体の一主面側に高濃度の半導
    体層を形成する工程と、この高濃度の半導体層よりも深
    い溝を前記一主面に形成する工程と、この溝の壁面に絶
    縁膜を形成する工程と、この絶縁膜のうち前記溝の上部
    全周囲を除去する工程と、この除去部分から前記高濃度
    の半導体層に不純物を拡散して前記高濃度の半導体層と
    は逆導電型の第1の不純物拡散領域を形成する工程と、
    この第1の不純物拡散領域に前記溝の上部で接続された
    第1の電極を前記絶縁膜上に形成する工程と、前記第1
    の電極上に誘電体膜を形成する工程と、この誘電体膜上
    に第2の電極を形成する工程と、前記一主面にて前記第
    1の不純物拡散領域に連設された電界効果トランジスタ
    構成部分としての第2の不純物拡散領域を形成する工程
    とを有する半導体集積回路装置の製造方法。
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