JPH04328847A - 集積回路のレイアウトシステム - Google Patents

集積回路のレイアウトシステム

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JPH04328847A
JPH04328847A JP3125567A JP12556791A JPH04328847A JP H04328847 A JPH04328847 A JP H04328847A JP 3125567 A JP3125567 A JP 3125567A JP 12556791 A JP12556791 A JP 12556791A JP H04328847 A JPH04328847 A JP H04328847A
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    • H01L27/0207Geometrical layout of the components, e.g. computer aided design; custom LSI, semi-custom LSI, standard cell technique
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  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
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  • Semiconductor Integrated Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、集積回路およびその設
計を支援するレイアウトシステムに利用され、特に、L
SI(大規模集積回路)の入出力機能を実現するチップ
周辺部のレイアウト方式に関する。
【0002】
【従来の技術】図15は従来の集積回路のレイアウトシ
ステムの一例の要部を示すブロック構成図である。
【0003】本従来例のレイアウトシステム60は、入
出力ブロックをチップ周辺に配置する入出力ブロック配
置手段61と、機能マクロブロック(以下、マクロブロ
ックという。)をチップの内部領域に配置するマクロブ
ロック配置手段62と、マクロブロック間と、マクロブ
ロック−入出力ブロック間との配線を行うマクロ間、マ
クロ−入出力ブロック間配線手段65とを含んでいる。
【0004】本従来例の動作は、図16に示すように、
まず、入出力ブロック配置処理を行い(ステップS31
)、次いで、マクロブロック配置処理を行い(ステップ
S32)、そして、最後に、マクロブロック間と、マク
ロブロック−入出力ブロック間の配線処理を行う(ステ
ップS33)。
【0005】このようにしてレイアウトされた実際のチ
ップレイアウトは、図17に示すように、マクロブロッ
ク35をチップ1の内部領域に、入出力ブロック36を
チップ周辺部の各辺にそれぞれ配置し、チップの四隅に
は入出力ブロックの一つであるコーナーブロック37を
配置していた。ここで、入出力ブロック36は図18に
示すように、入出力バッファ(以下、バッファという。 )38と、それに接続されたボンディングパッド(以下
、パッドという。)39とにより構成され、バッファ3
8には電源配線パタン40が含まれている。また、コー
ナーブロック37は、図19に示すように、両側に置か
れる入出力ブロックの電源配線パタン同士を接続するた
めの電源配線パタン41を含んだ構成になっている。
【0006】図20に示すように、入出力ブロック36
に含まれるパッド39は後にLSIのチップ組立時にリ
ードフレーム43とボンディング線42により接続され
るためあらかじめ定められた位置に配置しなければなら
ず、入出力ブロック36の配置においてはパッド39が
この位置を守るような位置に入出力ブロック36を配置
しなければならない。従って、特にパッド数の多いチッ
プの場合、あらかじめ横幅が充分小さい入出力ブロック
36を用意しておかなければこれらの制約を守って入出
力ブロックを配置することはできない。またチップのコ
ーナー部にはコーナーブロック37が置かれるため通常
の入出力ブロック36すなわちパッド39を配置するこ
とはできず、コーナー部の領域を有効に活用することは
できなかった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】前述したように、従来
のレイアウトシステムによりレイアウトされたLSIの
チップレイアウトは、特に、その周辺部において入出力
ブロック間の隙間、コーナー部の未使用領域など無駄な
領域が多く、特にパッド数の多いチップにおいてパッド
を置く領域が不足するなどの欠点があった。
【0008】本発明の目的は、前記の欠点を除去するこ
とにより、チップ周辺部の領域を有効に活用することが
でき、チップ面積を小さくできる集積回路およびそのレ
イアウトシステムを提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の集積回路は、チ
ップの内部領域に配置された機能マクロブロックと、こ
の機能マクロブロックの周辺に配置された入出力ブロッ
クとを含むレイアウトを有する集積回路において、前記
入出力ブロックとチップ外枠との間に配置されたボンデ
ィングパッドと、このボンディングパッドと前記入出力
ブロック間の配線とを含むレイアウトを有することを特
徴とする。
【0010】また、本発明のレイアウトシステムは、チ
ップの内部領域に機能マクロブロックを配置する機能マ
クロブロック配置手段と、この機能マクロブロックの周
辺に入出力ブロックを配置する入出力ブロック配置手段
と、前記機能ブロック間および前記機能ブロックと前記
入出力ブロックとの間の配線を行うマクロ間、マクロ−
入出力ブロック間配線手段とを備えた集積回路のレイア
ウトシステムにおいて、前記入出力ブロック配置手段は
、前記入出力ブロックからボンディングパッドを分離し
、この分離されたボンディングパッドを前記入出力ブロ
ックとチップ外枠との間に配置する手段を含み、配置さ
れた前記入出力ブロックの配置を前記機能マクロブロッ
クとの接続関係において改善する入出力ブロック配置改
善手段と、前記ボンディングパッドを対応する前記入出
力ブロックとの間の配線を行う入出力ブロック−パッド
間配線手段とを備えたことを特徴とする。
【0011】
【作用】入出力ブロックからパッドを分離し、分離され
たパッドをコーナーブロックを含む入出力ブロックとチ
ップ外枠との間に配置し、配置されたパッドと対応する
入出力ブロックとの間を配線により接続する。
【0012】従って、パッド配置位置の制約にとらわれ
ずに入出力ブロックを配置することができ、またチップ
のコーナー近辺にもパッドを配置することができ、結果
として、チップ周辺部の領域の有効活用を図り、チップ
面積を縮小することが可能となる。
【0013】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。
【0014】図1(a)および(b)は本発明のLSI
の一実施例を示すレイアウト図である。なお図1(b)
は図1(a)の部分拡大図である。
【0015】本実施例のLSIは、チップ1の内部領域
に配置されたマクロブロック2と、このマクロブロック
2の周辺に配置されたコーナーブロック4を含む入出力
ブロック3とを含むレイアウトを有するLSIにおいて
、本発明の特徴とするところの、入出力ブロック3およ
びコーナーブロック4とチップ外枠との間に配置された
パッド5と、このパッド5の端子8と入出力ブロック3
の端子7間を接続した配線6とを含むレイアウトを有し
、入出力ブロック3はパッドを有しない構成である。
【0016】図2は本発明の集積回路のレイアウトシス
テムの一実施例の要部を示すブロック構成図、および図
3はその入出力環境を示す説明図である。
【0017】図3によると、本実施例のレイアウトシス
テム60aは、デザインルールファイル50、下地ファ
イル51、パッド割当ファイル52、入出力ブロックラ
イブラリファイル53、およびマクロブロックライブラ
リファイル54からの各データと、回路接続情報55と
を入力し、レイアウトを行い、チップ全体レイアウト5
6を出力する。
【0018】そして、図2によると、本実施例のレイア
ウトシステムは、チップの周辺にコーナーブロックを含
む入出力ブロックを配置する入出力ブロック配置手段6
1と、チップの内部領域にマクロブロックを配置するマ
クロブロック配置手段62と、マクロブロック間および
マクロブロックと入出力ブロックとの間の配線を行うマ
クロ間、マクロ−入出力ブロック間配線手段65とを備
えた集積回路のレイアウトシステム60aにおいて、本
発明の特徴とするところの、入出力ブロック配置手段6
1は、入出力ブロックからパッドを分離し、この分離さ
れたパッドを入出力ブロックとチップ外枠との間に配置
する手段を含み、配置された入出力ブロックの配置をマ
クロブロックとの接続関係において改善する入出力ブロ
ック配置改善手段63と、この配置されたボンディング
パッドと対応する入出力ブロックとの間の配線を行う入
出力ブロック−パッド間配線手段64とを備えている。
【0019】次に、本実施例のレイアウトシステムの動
作について、図3〜図10を参照して説明する。ここで
、図4は全体の動作を示す流れ図、図5は入出力ブロッ
ク−パッド間配線処理を示す流れ図、図6〜図10は各
処理の詳細を示すレイアウト図である。
【0020】図4において、ステップS1の入出力ブロ
ック配置処理では、図3の入出力環境に示すように、決
められたサイズの枠内にパッド座標が記述された下地フ
ァイル51、特定のパッドに割り当てたい入出力ブロッ
クを指定したパッド割当ファイル52、入出力ブロック
ライブラリファイル53、および回路接続情報55を読
み込み入出力ブロックの初期配置を行う。図6は入出力
ブロック配置後のレイアウト図である。入出力ブロック
10および11は、パッド割当ファイル52によりそれ
ぞれパッド12および13に接続されるように指定され
ているので、それらのパッドに近接した位置に配置され
る。その他の入出力ブロックは特に指定が無いため残り
のパッドにそれぞれ対応した位置に配置される。
【0021】次に、ステップS2のマクロブロック配置
処理では、マクロブロックをマクロブロックライブラリ
ファイル54より参照し入出力ブロックで囲まれた枠内
に配置する。この際各マクロブロックの配置位置は回路
接続情報55を参照し接続関係の強いマクロ同士が近接
するように決定される。図7はマクロブロック配置後の
レイアウト図であり、枠14内が配置されたマクロブロ
ックである。
【0022】次に、ステップS3の入出力ブロック配置
改善処理では、既に初期配置されている入出力ブロック
をマクロブロックとの接続関係により配置改善する。図
8はこの配置改善処理の例である。入出力ブロック15
はマクロブロック18と、入出力ブロック16はマクロ
ブロック17とそれぞれ接続関係があるため、これら二
つの入出力ブロック15と16とを入れ換えることによ
って配置を改善する。この時点で入出力ブロックの配置
座標が確定し同時に入出力ブロックとパッドの対応関係
が確定する。
【0023】次に、ステップS4の入出力ブロック−パ
ッド間配線処理では、入出力ブロックとそれに対応した
パッドとの間を接続する配線を生成する。図5はこの配
線処理の詳細な流れ図である。ステップS11の配線パ
タン決定処理では、入出力ブロックとパッドの位置関係
により配線の形態、引出し方向を決定する。図9はこの
決定処理の例であるが、パッド19は対応する入出力ブ
ロック21に対し左側にあるのでパッド19の右方向か
ら引出し、さらに上方向に折れ曲がり入出力ブロック2
1に到達する配線パタンが選択される。またパッド20
は入出力ブロック22と縦方向に揃った位置にあるので
パッド20の上方向から垂直に入出力ブロック22に到
達するパタンが選択される。
【0024】次に、ステップS12の端子設定処理では
、ステップS11で決定された配線の引出し辺に端子を
設定する。この際配線幅、最小配線間隔等のデザインル
ールをデザインルールファイル50より読み込む。図1
0はその処理例を示すレイアウト図である。図10にお
いて、パッド23はその右辺より配線を引き出すのでパ
ッド23の右辺上端から配線幅wの1/2下側に端子2
7を設定する。入出力ブロック25に関しては、パッド
23に最も近い下辺左端より配線幅w+配線間最小間隔
sの1/2右側に端子28を設定する。一方、パッド2
4と入出力ブロック26はそれぞれの上辺、下辺の同一
x座標位置に端子29および30を設定する。その後、
ステップS13の配線処理で設定した端子間を結ぶ配線
を生成する。このとき、配線領域が不足する場合は入出
力ブロックのみを移動し、パッドは最初に下地ファイル
51で与えられた位置に固定して扱う。図1(a)は配
線処理後のレイアウト例であり、入出力ブロック3は配
線6によりコーナーブロック4近辺のパッド5に接続さ
れている。図1(b)は特定の入出力ブロック3aとパ
ッド5aについて記述したものであり、端子設定処理で
あらかじめ決められた端子7および8間を配線6aで接
続している。
【0025】次に、ステップS5のマクロ間、マクロ−
入出力ブロック間配線処理では、従来のシステムと同様
にマクロ間とマクロ−入出力ブロック間の配線を行うが
、このとき、入出力ブロック位置は動かさないように固
定して配線を生成する。このようにして、図3に示され
るような最終的なチップ全体レイアウト56を得る。
【0026】以上の実施例の説明においては、パッドの
位置は一たん配置されたら動かすことができない固定的
配置としたが、パッドの配置位置を入出力ブロックとの
関係において、ある程度可変可能であれば、配線処理を
より合理的に行うことができる。以下、このような処理
手段を入出力ブロック−パッド間配線手段が含む場合に
ついて説明する。
【0027】図11はそれを適用したシステムの入出力
環境を示す説明図、および図12はその入出力ブロック
−パッド間配線処理手段の動作を示す流れ図である。図
12においては、図5に対してパッド配置改善処理(ス
テップS22)が追加されており、また、図11におい
ては、図3に対して下地ファイル51aの内容が異なっ
ている点を除き、他は同様である。図11の下地ファイ
ル51aにおけるパッドの配置座標は、図3の下地ファ
イル51とは異なり初期配置の座標と移動可能な範囲が
それぞれのパッドに関して記述されている。
【0028】図13は入出力ブロック31とパッド32
の位置関係を示したもので、33は現在の配置座標のま
まで予想される配線パタン、34はパッド32の移動可
能な可動範囲を示している。図12のステップS22で
のパッド配置改善処理は、ステップS21の配線パタン
決定処理においてパッドと入出力ブロックの位置関係か
ら図13に示すような折れ曲がった配線パタン33が予
想される場合、パッド32をその可動範囲34内で移動
させて、図14に示すような直線的な配線パタン33a
にすることが可能であれば、そのようにパッドを移動さ
せる処理を行う。これにより入出力ブロック−パッド間
の折れ曲がり配線を減らし配線領域の増加を防止する。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、LSI
のレイアウトに通常用いられる入出力ブロックからパッ
ドを分離し、入出力ブロックとパッド間を配線で接続す
る方式をとることによって、パッド配置位置の制約にと
らわれずに入出力ブロックを配置することができ、また
チップのコーナー近辺にもパッドを配置することが可能
となるため、チップ周辺部の領域を有効に活用すること
ができ、チップ面積を縮小できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の集積回路の一実施例を示すレイアウト
図。
【図2】本発明のレイアウトシステムの一実施例の要部
を示すブロック構成図。
【図3】その入出力環境を示す説明図。
【図4】その全体の動作を示す流れ図。
【図5】その入出力ブロック−パッド間配線処理を示す
流れ図。
【図6】その入出力ブロック配置処理の詳細を示すレイ
アウト図。
【図7】そのマクロブロック配置処理の詳細を示すレイ
アウト図。
【図8】その入出力ブロック配置改善処理の詳細を示す
レイアウト図。
【図9】その配線処理の詳細を示すレイアウト図。
【図10】その端子設定処理の詳細を示すレイアウト図
【図11】本発明のレイアウトシステムの一実施例の他
の入力環境を示す説明図。
【図12】その入出力ブロック−パッド間配線処理を示
す流れ図。
【図13】その配線改善処理の詳細を示すレイアウト図
【図14】その配線改善処理の詳細を示すレイアウト図
【図15】従来例のレイアウトシステムの要部を示すブ
ロック構成図。
【図16】その動作を示す流れ図。
【図17】従来の集積回路の一例を示すレイアウト図。
【図18】その入出力ブロックの一例を示すレイアウト
図。
【図19】そのコーナーブロックの一例を示すレイアウ
ト図。
【図20】そのチップ組立時を説明するためのレイアウ
ト図。
【符号の説明】
1  チップ 2、17、18、35  マクロブロック3、3a、1
0、11、15、16、21、22、25、26、31
、36  入出力ブロック4、37  コーナーブロッ
ク 5、5a、12、13、19、20、23、24、32
、39  パッド6、6a配線 7、8、27〜30  端子 14  枠 33、33a  配線パタン 34  可動範囲 38  バッファ 40、41  電源配線パタン 42  ボンディング線 43  リードフレーム 50  デザインルールファイル 51、51a  下地ファイル 52  パッド割当ファイル 53  入出力ブロックライブラリファイル54  マ
クロブロックライブラリファイル55  回線接続情報 56  チップ全体レイアウト 60、60a  レイアウトシステム 61  入出力ブロック配置手段 62  マクロブロック配置手段 63  入出力ブロック配置改善手段 64  入出力ブロック−パッド間配線手段65  マ
クロ間、マクロ−入出力ブロック間配線手段S1〜S5
、S11〜S13、S21〜S24、S31〜S33 
 ステップ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  チップの内部領域に配置された機能マ
    クロブロックと、この機能マクロブロックの周辺に配置
    された入出力ブロックとを含むレイアウトを有する集積
    回路において、前記入出力ブロックとチップ外枠との間
    に配置されたボンディングパッドと、このボンディング
    パッドと前記入出力ブロック間の配線とを含むレイアウ
    トを有することを特徴とする集積回路。
  2. 【請求項2】  チップの内部領域に機能マクロブロッ
    クを配置する機能マクロブロック配置手段と、この機能
    マクロブロックの周辺に入出力ブロックを配置する入出
    力ブロック配置手段と、前記機能ブロック間および前記
    機能ブロックと前記入出力ブロックとの間の配線を行う
    マクロ間、マクロ−入出力ブロック間配線手段とを備え
    た集積回路のレイアウトシステムにおいて、前記入出力
    ブロック配置手段は、前記入出力ブロックからボンディ
    ングパッドを分離し、この分離されたボンディングパッ
    ドを前記入出力ブロックとチップ外枠との間に配置する
    手段を含み、配置された前記入出力ブロックの配置を前
    記機能マクロブロックとの接続関係において改善する入
    出力ブロック配置改善手段と、前記ボンディングパッド
    を対応する前記入出力ブロックとの間の配線を行う入出
    力ブロック−パッド間配線手段とを備えたことを特徴と
    するレイアウトシステム。
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