JPH04327023A - 軸受 - Google Patents
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- JPH04327023A JPH04327023A JP11905091A JP11905091A JPH04327023A JP H04327023 A JPH04327023 A JP H04327023A JP 11905091 A JP11905091 A JP 11905091A JP 11905091 A JP11905091 A JP 11905091A JP H04327023 A JPH04327023 A JP H04327023A
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- 239000011347 resin Substances 0.000 claims abstract description 17
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- Sliding-Contact Bearings (AREA)
- Mounting Of Bearings Or Others (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はロボットのような産業機
械などの装置で使用するスラストおよびラジアル方向荷
重用の合成樹脂製軸受に関するものである。
械などの装置で使用するスラストおよびラジアル方向荷
重用の合成樹脂製軸受に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、スラストおよびラジアル方向
荷重用の軸受としては,第5図及び第6図に示すような
軸受が良く知られている。第5図を参照して従来のスラ
ストおよびラジアル方向荷重用の軸受の構成を簡単に説
明すると50は本体であり,この本体には内面を円錐状
とした環状体51が固定されており,また,軸54の外
周には円錐環53が固着されていて,これら環状体51
と円錐環53との間にベアリングメタル52が配置され
ている。このように構成された軸受はスラストおよびラ
ジアル方向の荷重用として利用されている。
荷重用の軸受としては,第5図及び第6図に示すような
軸受が良く知られている。第5図を参照して従来のスラ
ストおよびラジアル方向荷重用の軸受の構成を簡単に説
明すると50は本体であり,この本体には内面を円錐状
とした環状体51が固定されており,また,軸54の外
周には円錐環53が固着されていて,これら環状体51
と円錐環53との間にベアリングメタル52が配置され
ている。このように構成された軸受はスラストおよびラ
ジアル方向の荷重用として利用されている。
【0003】また,第6図を参照して他の従来例のスラ
ストおよびラジアル方向荷重用の軸受の構成を説明する
と,この軸受は内外の環状軌道輪61,62の一端をそ
れぞれ湾曲形成して互いが対応した軌道部64,65を
構成し,この軌道部にボールベアリングを配置して軸受
を構成している。このように構成された軸受も上記従来
例のものと同様にスラストおよびラジアル方向の荷重用
軸受として利用されている。
ストおよびラジアル方向荷重用の軸受の構成を説明する
と,この軸受は内外の環状軌道輪61,62の一端をそ
れぞれ湾曲形成して互いが対応した軌道部64,65を
構成し,この軌道部にボールベアリングを配置して軸受
を構成している。このように構成された軸受も上記従来
例のものと同様にスラストおよびラジアル方向の荷重用
軸受として利用されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記い
ずれの軸受にあっても、ベアリングメタルが金属製であ
ることから錆を防止し滑りを良くするために、適度な潤
滑オイルを必要としており,このため,軸受の管理が面
倒であったり、潤滑オイルが周辺の空気中に飛散したり
(オイルミスト)して周囲の雰囲気が汚れるなどの問題
点があった。また,ベアリングを支持する環状体も金属
製であるため,軸受そのものの重量がおおきくなり,装
置の軽量化の点で問題があった。そこで,本発明では,
軸受の摺動部材として、最近開発された耐熱性、耐摩耗
性、潤滑性に優れた合成樹脂材料(コプナ樹脂と呼ばれ
ている縮合多環芳香族樹脂やポリイミド樹脂等の熱硬化
性樹脂)を使用することにより、軽量でありながら管理
面での手間が掛からない軸受を提案し,上記軸受の問題
点の解決を図ろうとするものである。
ずれの軸受にあっても、ベアリングメタルが金属製であ
ることから錆を防止し滑りを良くするために、適度な潤
滑オイルを必要としており,このため,軸受の管理が面
倒であったり、潤滑オイルが周辺の空気中に飛散したり
(オイルミスト)して周囲の雰囲気が汚れるなどの問題
点があった。また,ベアリングを支持する環状体も金属
製であるため,軸受そのものの重量がおおきくなり,装
置の軽量化の点で問題があった。そこで,本発明では,
軸受の摺動部材として、最近開発された耐熱性、耐摩耗
性、潤滑性に優れた合成樹脂材料(コプナ樹脂と呼ばれ
ている縮合多環芳香族樹脂やポリイミド樹脂等の熱硬化
性樹脂)を使用することにより、軽量でありながら管理
面での手間が掛からない軸受を提案し,上記軸受の問題
点の解決を図ろうとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】前述した技術課題を達成
するために本発明が講じた技術手段は、第1ハウジング
および第2ハウジングとによって形成された円環状の軌
道に無給油潤滑性の高い熱硬化性樹脂からなる摺動部材
を配置して軸受を構成することにある。
するために本発明が講じた技術手段は、第1ハウジング
および第2ハウジングとによって形成された円環状の軌
道に無給油潤滑性の高い熱硬化性樹脂からなる摺動部材
を配置して軸受を構成することにある。
【0006】
【作用】本発明では、摺動部材として無給油潤滑性の高
い熱硬化性樹脂を採用したため、滑りの良い軸受を構成
することができるとともに,摺動部材が合成樹脂である
ため全体として軽量の軸受を構成することができる。ま
た、潤滑オイルが不要であるため軸受周辺の雰囲気を汚
すことがない。
い熱硬化性樹脂を採用したため、滑りの良い軸受を構成
することができるとともに,摺動部材が合成樹脂である
ため全体として軽量の軸受を構成することができる。ま
た、潤滑オイルが不要であるため軸受周辺の雰囲気を汚
すことがない。
【0007】
【実施例】以下本発明の好ましい実施例について説明す
る。第1図は本発明に係る実施例としての軸受の平面図
および断面図,第2図は同軸受の組立工程図である。第
1、2図において、軸受は適度な強度を有する合成樹脂
製の第1のハウジング1と適度な強度を有する合成樹脂
の第2のハウジング3及び両ハウジングの間に配置され
た無給油潤滑性の高い熱硬化性樹脂からなる摺動部材2
とから構成されている。図2において、第1のハウジン
グ1は円筒状部材の一端部に外方に延びるフランジ11
を有した断面ハット型をしており,このフランジ11の
端部には後述の第2ハウジング3の内周面に形成された
溝部32に係合する係合突起12が形成されており、さ
らに,第1のハウジング1の前記フランジ11とは反対
側の外周面端部には,後述の第2ハウジング3の一端部
から内方に突出したフランジ31の端部に形成された係
合突起33が係合する溝13が形成されている。この第
1のハウジングは合成樹脂により一体成形品として構成
されている。
る。第1図は本発明に係る実施例としての軸受の平面図
および断面図,第2図は同軸受の組立工程図である。第
1、2図において、軸受は適度な強度を有する合成樹脂
製の第1のハウジング1と適度な強度を有する合成樹脂
の第2のハウジング3及び両ハウジングの間に配置され
た無給油潤滑性の高い熱硬化性樹脂からなる摺動部材2
とから構成されている。図2において、第1のハウジン
グ1は円筒状部材の一端部に外方に延びるフランジ11
を有した断面ハット型をしており,このフランジ11の
端部には後述の第2ハウジング3の内周面に形成された
溝部32に係合する係合突起12が形成されており、さ
らに,第1のハウジング1の前記フランジ11とは反対
側の外周面端部には,後述の第2ハウジング3の一端部
から内方に突出したフランジ31の端部に形成された係
合突起33が係合する溝13が形成されている。この第
1のハウジングは合成樹脂により一体成形品として構成
されている。
【0008】一方,第2ハウジング3は円筒状の本体の
一端部から内方に突出したフランジ31を有しておりこ
のフランジ31の端部には前記第1ハウジングの外周面
端部に形成された溝13に係合する係合突起33が形成
されている。さらに,第2ハウジング3の前記フランジ
31とは反対側の内周面には第1ハウジングのフランジ
11端部に形成された係合部12が係合する溝部32が
形成されている。この第2のハウジング3は合成樹脂に
より一体成形品として構成されている。前記第1ハウジ
ングのフランジ部11の係合部12を第2ハウジングの
溝32に,ハウジングまたは係合部12を撓ませながら
係合させ,また,第2ハウジングのフランジ部31の係
合部33を前記と同様の方法で第1ハウジングの溝13
に係合させて前記第1ハウジングと第2ハウジングとを
組み合わせる。この時、第1図に示すように第1ハウジ
ングと第2ハウジングを組み合わせた状態でそれぞれの
端部で段差が形成されるように、両ハウジングのフラン
ジ部の厚さTまたは長さLおよび係合部と係合溝との関
係が決定されている。これにより、ハウジング上面、下
面からの力を第1、第2ハウジングが同時に受けないよ
うにすることができる。また、両ハウジングの係合部は
必要に応じて組みつけ精度を向上させると軸受けシール
としての機能を持たせることができる。このようにして
組み立てたハウジング間には円環状の軌道としての空隙
が形成され,この空隙に後述する摺動部材を配置し軸受
を形成する。
一端部から内方に突出したフランジ31を有しておりこ
のフランジ31の端部には前記第1ハウジングの外周面
端部に形成された溝13に係合する係合突起33が形成
されている。さらに,第2ハウジング3の前記フランジ
31とは反対側の内周面には第1ハウジングのフランジ
11端部に形成された係合部12が係合する溝部32が
形成されている。この第2のハウジング3は合成樹脂に
より一体成形品として構成されている。前記第1ハウジ
ングのフランジ部11の係合部12を第2ハウジングの
溝32に,ハウジングまたは係合部12を撓ませながら
係合させ,また,第2ハウジングのフランジ部31の係
合部33を前記と同様の方法で第1ハウジングの溝13
に係合させて前記第1ハウジングと第2ハウジングとを
組み合わせる。この時、第1図に示すように第1ハウジ
ングと第2ハウジングを組み合わせた状態でそれぞれの
端部で段差が形成されるように、両ハウジングのフラン
ジ部の厚さTまたは長さLおよび係合部と係合溝との関
係が決定されている。これにより、ハウジング上面、下
面からの力を第1、第2ハウジングが同時に受けないよ
うにすることができる。また、両ハウジングの係合部は
必要に応じて組みつけ精度を向上させると軸受けシール
としての機能を持たせることができる。このようにして
組み立てたハウジング間には円環状の軌道としての空隙
が形成され,この空隙に後述する摺動部材を配置し軸受
を形成する。
【0009】前記第1,第2ハウジング1,3の空隙部
に配置される摺動部材2は、最近開発された耐熱性、耐
摩耗性、潤滑性に優れた合成樹脂材料,商品名でSKレ
ジンLと呼ばれている熱硬化性の縮合多環芳香族樹脂(
一般にコプナ樹脂と呼ばれている)やポリイミド樹脂等
の熱硬化性樹脂で成形されたものであり,特にこの樹脂
は極めて高い潤滑性と耐摩耗性を有している。このため
,第1,第2ハウジング間に配置された摺動部材は第1
ハウジング,第2ハウジングから受けるスラスト荷重や
ラジアル荷重に耐えながら優れた潤滑性を発揮する。
に配置される摺動部材2は、最近開発された耐熱性、耐
摩耗性、潤滑性に優れた合成樹脂材料,商品名でSKレ
ジンLと呼ばれている熱硬化性の縮合多環芳香族樹脂(
一般にコプナ樹脂と呼ばれている)やポリイミド樹脂等
の熱硬化性樹脂で成形されたものであり,特にこの樹脂
は極めて高い潤滑性と耐摩耗性を有している。このため
,第1,第2ハウジング間に配置された摺動部材は第1
ハウジング,第2ハウジングから受けるスラスト荷重や
ラジアル荷重に耐えながら優れた潤滑性を発揮する。
【0010】以上の構成の軸受は,第1ハウジング,第
2ハウジングの何れか一方を固定側に他方を回転側に固
定し、前記回転側を回転させると,両ハウジングの間に
配置された摺動部材により,極めて滑らかな回転性能を
得ることができる。
2ハウジングの何れか一方を固定側に他方を回転側に固
定し、前記回転側を回転させると,両ハウジングの間に
配置された摺動部材により,極めて滑らかな回転性能を
得ることができる。
【0011】なお,上記軸受は第1ハウジングと第2ハ
ウジングとを合成樹脂で成形したものを使用したが,こ
のハウジングは一方を金属,他方を合成樹脂,または両
方とも金属で構成することもでき,その組み合わせは使
用する部位や条件などによって適宜選択することが可能
である。特にハウジングにPPS等の耐熱(200℃以
上)、かつ、耐薬品性の高い樹脂を使用すると熱水中や
薬品中等の過酷な雰囲気中でも使用可能な無給油、高潤
滑の軽量軸受を構成することができる。また,第3、4
図に示すような形状の軸受として構成することもでき種
々の機械に組み込むことも可能である。特に第3図に示
すものはハウジングの一方を省略し軸そのもので一方の
ハウジングの機能をもたるようにしており,部品点数を
少なくすることができる。また,摺動部材を従来のニー
ドルベアリングのニードル状に形成することも可能であ
る。さらに第1ハウジングと第2ハウジングとの係合部
は設計条件や使用場所によってどちらか一方だけでも充
分な場合があり、こうすることによってハウジング形状
が簡略化されコストの低減をはかることができる。
ウジングとを合成樹脂で成形したものを使用したが,こ
のハウジングは一方を金属,他方を合成樹脂,または両
方とも金属で構成することもでき,その組み合わせは使
用する部位や条件などによって適宜選択することが可能
である。特にハウジングにPPS等の耐熱(200℃以
上)、かつ、耐薬品性の高い樹脂を使用すると熱水中や
薬品中等の過酷な雰囲気中でも使用可能な無給油、高潤
滑の軽量軸受を構成することができる。また,第3、4
図に示すような形状の軸受として構成することもでき種
々の機械に組み込むことも可能である。特に第3図に示
すものはハウジングの一方を省略し軸そのもので一方の
ハウジングの機能をもたるようにしており,部品点数を
少なくすることができる。また,摺動部材を従来のニー
ドルベアリングのニードル状に形成することも可能であ
る。さらに第1ハウジングと第2ハウジングとの係合部
は設計条件や使用場所によってどちらか一方だけでも充
分な場合があり、こうすることによってハウジング形状
が簡略化されコストの低減をはかることができる。
【0012】以上の構成を有する軸受は次のようにして
組立てられる。第1ハウジングと第2ハウジングとの間
に摺動部材を入れ続いて第1ハウジングと第2ハウジン
グとを組み立てて軸受が完成する。このようにして組み
立てられた軸受は第1ハウジング,第2ハウジングの何
れか一方を固定側に他方を回転側に固定することにより
,極めて滑らかな回転性能を得ることができる。なお、
ハウジングや摺動部材の形状や数は上記したものに限ら
ず、本発明の特徴を逸脱することなく、他の色々な形で
実施することができる。
組立てられる。第1ハウジングと第2ハウジングとの間
に摺動部材を入れ続いて第1ハウジングと第2ハウジン
グとを組み立てて軸受が完成する。このようにして組み
立てられた軸受は第1ハウジング,第2ハウジングの何
れか一方を固定側に他方を回転側に固定することにより
,極めて滑らかな回転性能を得ることができる。なお、
ハウジングや摺動部材の形状や数は上記したものに限ら
ず、本発明の特徴を逸脱することなく、他の色々な形で
実施することができる。
【0013】
【発明の効果】以上詳細に説明した如く本発明によれば
、軸受をきわめて軽量にかつ簡単に構成することができ
,特に潤滑油を必要としないため,各種の機器に簡単に
採用することができる。さらに,ハウジングを合成樹脂
で構成すればより一層の軽量化を図ることができる。 また,軸受部材を潤滑性の高い熱硬化性の樹脂で構成し
,この軸受部材をハウジングで支持するようにしたため
,組みつけ時の精度が多少悪くても軸受としての機能を
充分に発揮することができる。逆にハウジングの組みつ
け精度を高めるとシール性の良い軸受とすることができ
る。さらに、ハウジングと軸受部材との摩擦が小さいた
め,省エネルギーの点でも優れた軸受である。また、ハ
ウジングにPPS等の耐熱(200℃以上)、かつ、耐
薬品性の高い樹脂を使用すると熱水中や薬品中等の過酷
な雰囲気中でも使用可能な無給油、高潤滑の軽量軸受を
構成することができる、さらに潤滑オイルが不要である
ため、潤滑オイルが飛散すること(オイルミスト)によ
って生じる軸受周辺の雰囲気の汚染を防止できる等々の
優れた効果を奏することができる。
、軸受をきわめて軽量にかつ簡単に構成することができ
,特に潤滑油を必要としないため,各種の機器に簡単に
採用することができる。さらに,ハウジングを合成樹脂
で構成すればより一層の軽量化を図ることができる。 また,軸受部材を潤滑性の高い熱硬化性の樹脂で構成し
,この軸受部材をハウジングで支持するようにしたため
,組みつけ時の精度が多少悪くても軸受としての機能を
充分に発揮することができる。逆にハウジングの組みつ
け精度を高めるとシール性の良い軸受とすることができ
る。さらに、ハウジングと軸受部材との摩擦が小さいた
め,省エネルギーの点でも優れた軸受である。また、ハ
ウジングにPPS等の耐熱(200℃以上)、かつ、耐
薬品性の高い樹脂を使用すると熱水中や薬品中等の過酷
な雰囲気中でも使用可能な無給油、高潤滑の軽量軸受を
構成することができる、さらに潤滑オイルが不要である
ため、潤滑オイルが飛散すること(オイルミスト)によ
って生じる軸受周辺の雰囲気の汚染を防止できる等々の
優れた効果を奏することができる。
【図1】本発明の第1実施例に係る軸受の平面図および
断面図である。
断面図である。
【図2】本発明の第1実施例に係る軸受の組立工程図で
ある。
ある。
【図3】本発明の第2実施例に係る軸受の断面図である
。
。
【図4】本発明の第3実施例に係る軸受の断面図である
。
。
【図5】従来例としての軸受の断面図である。
【図6】従来例としての軸受の断面図である。
1 第1ハウジング
11 フランジ
12 係合突起
13 溝
2 摺動部材
3 第2ハウジング
31 フランジ
32 溝
33 係合突起
Claims (2)
- 【請求項1】第1ハウジングおよび第2ハウジングとに
よって形成された円環状の軌道に無給油潤滑性の高い熱
硬化性樹脂からなる摺動部材を配置したことを特徴とす
る軸受。 - 【請求項2】前記第1ハウジングおよび第2ハウジング
はどちらか一方のハウジングに形成した係合爪を他方の
ハウジングに形成した溝内に係合することによって組み
立てられていることを特徴とする特許請求の範囲第1項
に記載の軸受。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11905091A JPH04327023A (ja) | 1991-04-24 | 1991-04-24 | 軸受 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11905091A JPH04327023A (ja) | 1991-04-24 | 1991-04-24 | 軸受 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04327023A true JPH04327023A (ja) | 1992-11-16 |
Family
ID=14751668
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11905091A Withdrawn JPH04327023A (ja) | 1991-04-24 | 1991-04-24 | 軸受 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04327023A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH08128442A (ja) * | 1994-10-31 | 1996-05-21 | Olympus Optical Co Ltd | 精密機械の軸支装置 |
JPWO2006035487A1 (ja) * | 2004-09-27 | 2008-05-15 | キッコーマン株式会社 | 回転円板式製麹装置の軸受構造 |
JP2009014089A (ja) * | 2007-07-04 | 2009-01-22 | Aisin Seiki Co Ltd | トルク変動吸収装置 |
-
1991
- 1991-04-24 JP JP11905091A patent/JPH04327023A/ja not_active Withdrawn
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH08128442A (ja) * | 1994-10-31 | 1996-05-21 | Olympus Optical Co Ltd | 精密機械の軸支装置 |
JPWO2006035487A1 (ja) * | 2004-09-27 | 2008-05-15 | キッコーマン株式会社 | 回転円板式製麹装置の軸受構造 |
JP4726799B2 (ja) * | 2004-09-27 | 2011-07-20 | キッコーマン株式会社 | 回転円板式製麹装置 |
JP2009014089A (ja) * | 2007-07-04 | 2009-01-22 | Aisin Seiki Co Ltd | トルク変動吸収装置 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
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