JPH04326757A - 情報処理装置及びそれを用いた並列計算機システム - Google Patents

情報処理装置及びそれを用いた並列計算機システム

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JPH04326757A
JPH04326757A JP3096788A JP9678891A JPH04326757A JP H04326757 A JPH04326757 A JP H04326757A JP 3096788 A JP3096788 A JP 3096788A JP 9678891 A JP9678891 A JP 9678891A JP H04326757 A JPH04326757 A JP H04326757A
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JP
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integrated circuit
wiring
information processing
circuit device
network
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JP3096788A
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English (en)
Inventor
Kazumichi Yamamoto
山本 一道
Keiichiro Nakanishi
中西 敬一郎
Moritoshi Yasunaga
守利 安永
Tatsuya Saito
達也 斉藤
Katsunari Shibata
柴田 克成
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L2224/00Indexing scheme for arrangements for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies and methods related thereto as covered by H01L24/00
    • H01L2224/01Means for bonding being attached to, or being formed on, the surface to be connected, e.g. chip-to-package, die-attach, "first-level" interconnects; Manufacturing methods related thereto
    • H01L2224/10Bump connectors; Manufacturing methods related thereto
    • H01L2224/15Structure, shape, material or disposition of the bump connectors after the connecting process
    • H01L2224/16Structure, shape, material or disposition of the bump connectors after the connecting process of an individual bump connector
    • H01L2224/161Disposition
    • H01L2224/16135Disposition the bump connector connecting between different semiconductor or solid-state bodies, i.e. chip-to-chip
    • H01L2224/16145Disposition the bump connector connecting between different semiconductor or solid-state bodies, i.e. chip-to-chip the bodies being stacked

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  • Semiconductor Integrated Circuits (AREA)
  • Internal Circuitry In Semiconductor Integrated Circuit Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ウエーハ・スケールサ
イズの集積回路装置を利用した情報処理装置及びそれを
用いた並列計算機システムに係り、特に広いデータ転送
幅を持ったクロスバ結合網によるネットワーク機構を用
い、コンパクトでかつ高い歩留りにて実装可能な情報処
理装置及びそれを用いた並列計算機システムに関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】電子計算機に代表される情報処理装置に
おいては、今後とも、より強力な処理能力が要求されて
くると予想できる。この要求に対する1つの解は、複数
のプロセッサの並列化による列理能力の獲得で、この観
点からいわゆる並列計算機が注目を集めている。しかし
、並列計算機の現在の問題点の1つはその実装効率の低
さにある。これは、プロセッサ間を結ぶ結合網を如何に
構成するかが確立されていないことに起因するが、配線
数が莫大なものなるために、現在の実装技術では結合網
の分割などをせざるを得ず、このことにより配線長増大
などによるシステムの性能低下を招く結果となっている
【0003】一方、実装技術の面では、より大規模な集
積回路装置を実現するためにウエーハ・スケール集積回
路(Wafer Scale Integration
:WSIと略記する。)装置を用いる方法が知られてい
る。このウエーハ・スケール集積回路装置を用いて複数
のプロセッサを同一のウエーハ上に集積し、かつプロセ
ッサ間の結合網も同一ウエーハ上で行うことにより、接
続端子が不要となるため実装の負担が軽くなり、並列計
算機システム全体を分割する事なく形成することが可能
になる。よって、上記のプロセッサ間を結ぶ結合網を如
何に実装するかという問題点も解決する。しかし、ウエ
ーハ・スケール集積回路装置ではプロセス段階で発生す
る欠陥が、必ずある確率で存在するという問題点(いわ
ゆる歩留りの問題)がある。このようなウエーハ・スケ
ール集積回路装置上に高集積に回路を形成しても満足に
動作する確率が極めて低い。よって、上記欠陥を回避、
あるいは救済することが必要となり、従来から冗長な論
理回路を設計の際ウエーハ上に配置しておき、欠陥が発
見された部分を正常な予備の論理回路に置き換える方法
(いわゆるモノシリック型のウエーハ・スケール集積回
路装置)が検討されてきた。
【0004】他方、特開平2−181465 号公報に
おいては、あらかじめ良品検査の終了したチップを複数
個ウエーハ上に垂直に固定するなどして実装し、ウエー
ハとチップをあわせたシステムとして歩留りを向上させ
る方法(いわゆるハイブリッド型のウエーハ・スケール
集積回路装置)が提案されている。この方法は、基板上
にチップを実装する場合に比べて配線ピッチを微細化で
き、実装効率を向上させることができるなどの点で有利
であり、モノリシック型に比べてもウエーハ内に冗長な
論理回路を構成する必要がなく、高集積,高歩留りのウ
エーハ・スケール集積回路装置実現のための有効な方法
のひとつであると言える。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】特開平2−18146
5 号公報に記載された従来のハイブリッド型のウエー
ハ・スケール集積回路装置は、集積回路チップとウエー
ハ両者の信号接続をいずれかの形で行う必要があり、ワ
イヤボンディング,テープオートメイテッドボンディン
グ,微細ハンダボールを用いる方法(フリップチップ法
)等を用いて入出力信号を外部(ウエーハ)と接続する
ことになる。これらの方法の接続ピッチはチップ内のア
ルミなどの金属配線に比べて一桁以上大きく、ピン数が
多くなった場合、内部間の接続に比べて信号の授受の際
の遅延を生ずるという問題があるものの、あらかじめ良
品検査の終了した集積回路チップをウエーハ上に搭載す
ることができるため、実装効率(歩留り)及び冷却の容
易さの点などでモノリシック型のウエーハ・スケール集
積回路装置に比べて有利ではある。
【0006】しかし、特開平2−181465 号公報
には、単にハイブリッド型のウエーハ・スケール集積回
路装置の実装方法自体が示されているのみで、そのウエ
ーハ・スケール集積回路装置を用いて並列計算機を構成
すること等、具体的な適用例は示されていない。また、
特開平2−181465 号公報の中には、ウエーハ内
に従来のモノリシック型のウエーハ・スケール集積回路
装置のような冗長構成を含んだ回路を内蔵してもよい旨
の記載が認められるものの、具体的に如何なる回路を実
装するかについて全く言及されておらず、並列計算機特
有の複数のプロセッサ間を結ぶ結合網を如何に構成する
かなどという課題についても全く認識されていない。
【0007】本発明の目的は、高集積性の利点を損なわ
ず、歩留りも確保できるウエーハ・スケール集積回路装
置を利用した情報処理装置及びそれを用いた並列計算機
システムを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、第1に、少な
くともデータの記憶,演算処理,命令制御、及び入出力
制御の機能を有するプロセッサを集積した半導体集積回
路装置を複数個ウエーハ・スケール集積回路装置上に搭
載して接続し、このウエーハ・スケール集積回路装置に
プロセッサ間を結ぶ結合網を設けたものである。更に、
プロセッサ間結合網として、クロスバ結合網を用いるこ
と、プロセッサ結合網の配線を多重化し、多数決回路を
用いた冗長構成とすること等を特徴とする。
【0009】第2に、発明の観点を変えて見た場合、小
型チップであるプロセッサ等を集積した半導体集積回路
装置のいわゆる規則論理回路(メモリーなど)の部分が
小型チップ全体の面積に占める割合に比較して、大型チ
ップであるウエーハ・スケール集積回路装置のいわゆる
規則論理回路(プロセッサ結合網など)の部分が大型チ
ップ全体の面積に占める割合の方が大きいことを特徴と
する(規則論理回路については、明細書の実施例中で説
明する。)。
【0010】第3に、少なくともデータの記憶,演算処
理,命令制御、及び入出力制御の機能を有するプロセッ
サを集積した半導体集積回路装置を複数個ウエーハ・ス
ケール集積回路装置上に搭載して接続し、このウエーハ
・スケール集積回路装置にプロセッサ間を結ぶ結合網を
設け、ウエーハ・スケール集積回路装置を複数個相互に
接続する手段を設けた並列計算機システムを構成したこ
とである。
【0011】
【作用】本発明によれば、第1に、チップ分割すると著
しく集積度が低下するようなプロセッサ間結合網などを
ウエーハ・スケール集積回路上に、高集積,高歩留りで
実現することができる。逆に、プロセッサ間結合網(ク
ロスバ結合網など)のような規則論理回路全体をチップ
に分割するとピン数,配線数が大きく増加し、全体の実
装効率の低下すなわち集積度の低下に直接結びつく。一
方、並列計算機は、大きく分けると複数のプロセッサ要
素と、それらを相互に結合する結合網からなる。プロセ
ッサ要素は、プロセッサ要素自体を構成する論理的な小
区分の各々が、異なった論理的機能を持つため、欠陥救
済のために冗長に設計すると集積度が大幅に低下すると
いう特徴がある。これに対して、結合網は交換のための
スイッチとそれを結ぶ配線からなる規則論理回路であり
、全体として規則性が高いので、集積度を大幅に低下さ
せることなく欠陥救済のための冗長設計を行なうことが
出来る。
【0012】本発明によれば、クロスバ結合網などのプ
ロセッサ間結合網をウエーハ・スケール集積回路装置上
に形成することによりピン数の増加を考慮する必要がな
くなり、チップ分割に係る集積度の低下とは無関係にな
るので、ウエーハ当たりの集積度を大きく向上させるこ
とが出来る。更に、ウエーハ・スケール集積回路装置上
に冗長設計に適した結合網を配置すれば、ウエーハ・ス
ケール集積回路装置の集積度を大きく低下させることな
く、装置全体の高い歩留りを実現する事ができる。
【0013】また、並列計算機の各プロセッサの半導体
集積回路装置をウエーハ・スケール集積回路装置上に搭
載して接続する場合、ウエーハ・スケール集積回路装置
の面上に信号接続用の端子を設け、個々に作製したプロ
セッサのチップのうち良品のみをウエーハ上に微細ピッ
チで接続できるハンダバンプ接続などの技術的手段を用
いて実装するので、個々のチップに対する欠陥救済策を
とる必要が無くなる。第2に、小型チップであるプロセ
ッサ等を集積した半導体集積回路チップのいわゆる規則
論理回路(メモリーなど)の部分が小型チップ全体の面
積に占める割合に比較して、大型チップであるウエーハ
・スケール集積回路装置のいわゆる規則論理回路(プロ
セッサ結合網など)の部分が大型チップ全体の面積に占
める割合の方を大きくすることにより、大型チップ上の
回路の欠陥救済を容易化することができ、大型チップの
歩留りを向上させることができる。
【0014】第3に、ウエーハ・スケール集積回路装置
に結合網、個々に作製されるチップとしてプロセッサ要
素を用いた情報処理装置を利用し、ウエーハ1枚または
2枚以上用いて並列計算機システムを構成することがで
き、現状の並列計算機システムに比べて計算能力を維持
または向上させつつ、装置規模を著しくコンパクトにで
きる。
【0015】
【実施例】図1(a)は本発明の第1の実施例を示す概
観図であり、図1(b)は図1(a)におけるA−A′
の断面図である。
【0016】ウエーハ・スケール集積回路(Wafer
 Scale Integration)装置であるネ
ットワークWSI1の内部にはプロセッサ間の結合網で
あるクロスバネットワーク回路とその補助機能回路が形
成され、その表面に半導体集積回路装置であるプロセッ
サ・エレメント・チップ2が複数個搭載,接続されてお
り、いわゆるハイブリッド型のウエーハ・スケール集積
回路装置を利用した情報処理装置が構成されている。各
プロセッサ・エレメント・チップ2はネットワークWS
I1のプロセッサ間の結合網であるクロスバネットワー
ク回路を介して任意のプロセッサ・エレメント・チップ
2と通信することができる。
【0017】ここで、プロセッサ間結合網としては、ク
ロスバネットワークのみならず、接続関係が固定的な静
的網(単一段結合網である完全網,星状網,鎖状網,環
状網,木状網,格子網など)、及び接続要求に応じて接
続関係が動的に変化し得る動的網(クロスバ網,clo
s網,オメガ網,など)等、種々なものが考えられる。 動的網は、スイッチ網などとも呼ばれ、各スイッチを適
宜制御することによってプロセッサ間を動的に変化させ
て結合するものである。本発明の実施例としては、動的
網の一つであるクロスバ結合網(ネットワーク)を用い
た例で説明するが、各種結合網の適用が可能である。
【0018】ネットワークWSI1の表面にはプロセッ
サ・エレメント・チップ2を接続するためのハンダバン
プ電極3がそれらのチップの端子に対応した位置に形成
される。ネットワークWSI1の内部にはクロスバネッ
トワーク配線のための縦方向グローバル配線4,横方向
グローバル配線5がそれぞれ別の層に形成されたクロス
バネットワーク回路が構成されている。その下の層には
2層の配線層と拡散層があり、クロスバスイッチを構成
するセレクタ回路6,入出力用バッファメモリー回路7
等の必要な補助機能回路が形成されている。また、各層
間を接続するためにスルーホール層を利用した垂直配線
8が形成される。
【0019】ここで、ネットワークWSI1の縦方向グ
ローバル配線4,横方向グローバル配線5,セレクタ回
路6などは、図2〜図4などにて後述するように、スイ
ッチとそれらを結ぶ配線群からなっており、規則性の高
いいわゆる規則論理回路を構成している。本明細書中で
は、この「規則論理回路」を機能単位の繰り返し性があ
るものという意味で用いており、より一般的に言えば、
少なくとも1つ以上の回路素子と、それらを結ぶ少なく
とも1本以上の配線とからなる、あるまとまった論理的
機能を提供する論理回路単位が複数集合しているとき、
論理回路単位内部における、回路素子間の相対的位置関
係と、それら回路素子を結ぶ配線間の相対的位置関係と
が、論理回路単位間において、同一であることを特徴と
する論理回路単位の集合(例えば、マトリクス状に配置
されたメモリーセルのようなもの)を指す。ネットワー
クWSI1は大部分が上記の規則論理回路で構成されて
いると言える。
【0020】本実施例によるネットワークWSI1は、
例えば寸法100mm角のCMOSによるWSIとして
構成する。そのネットワークWSI1は、最下層に能動
素子を形成するための拡散層、その上の2層は主に回路
を形成するための互いに交差する方向の金属配線層、更
にその上の2層に主に回路間を結線するための互いに交
差する長距離配線用の金属配線層、及びこれら層間を接
続するスルーホール層とから成っている。また、ネット
ワークWSI1の表面には集積回路装置であるプロセッ
サ・エレメント・チップを接続するためのハンダバンプ
電極端子3が、チップの端子に対応した位置に形成され
る。本実施例におけるネットワークWSI1は、集積回
路装置であるプロセッサ・エレメント・チップが搭載さ
れて覆い隠される部分にもプロセッサ間の結合網である
クロスバネットワーク回路とその補助機能回路のための
回路,配線を形成している。ネットワークWSI1はそ
の機能として、転送幅81ビット,交換する入出力数共
に30のプロセッサ間の結合網としてのクロスバネット
ワークを提供するものである。
【0021】プロセッサ・エレメント・チップ2は記憶
,演算処理,命令制御,記憶制御,ネットワーク制御等
の機能を有する、例えば寸法15mm角のCMOS集積
回路装置として構成する。具体的には、命令を記憶する
ROM,主にデータを記憶するRAM 、これらを制御
する回路からなる記憶制御部,命令により演算を行うA
LU等の回路からなる演算回路部,演算時に用いられ一
時的にデータ等を記憶するレジスタ・ファイル部,プロ
セッサ外部とのデータの入出力を行う入出力制御回路部
,命令によりこれらの各回路部を制御する制御部と、各
回路部間を結合するバス等を備えている。このようなプ
ロセッサの構成におけるROM,RAMの部分は、多数
のメモリーセルがマトリックス状に配置されており、こ
の部分も先に述べたいわゆる規則論理回路を構成してい
る。 但し、プロセッサ・エレメント・チップ2においては、
この規則論理回路の占める面積よりも、記憶制御部,演
算回路部,レジスタファイル部,入出力制御回路部等を
構成する規則性の高くない不規則論理回路の占める面積
の方が大きい。本実施例では、このプロセッサ・エレメ
ント・チップ2をネットワークWSI1上に30個用意
する。
【0022】これらプロセッサ・エレメント・チップ2
は図14(a)にその断面を示すように、ネットワーク
WSI1上にベア・チップ実装され、全ての信号端子,
電源端子はWSI表面のハンダバンプ電極端子3に接続
される(フリップチップ法)。なお、プロセッサ・エレ
メント・チップ2の接続方法として図14(b)に示す
ように、ワイヤー・ボンディング21を用いたワイヤー
・ボンディング法(尚、22はボンディング・パッドで
ある)、同図(c)に示すように、テープ・オートメー
テッド・ボンディング(TAB)リード23を用いたT
AB法を用いることもできる。また、必要に応じてプロ
セッサ・エレメント・チップ2をパッケージしたうえで
ネットワークWSI1上に実装することも可能である。
【0023】図2はネットワークWSI1上におけるプ
ロセッサ間の結合網としてのクロスバネットワークの構
成を示す図で、複数のプロセッサ・エレメント・チップ
のうち一例として4個のプロセッサ・エレメント・チッ
プ2,2a,2bを接続した4入力4出力のクロスバネ
ットワークの例を示す。
【0024】プロセッサ・エレメント・チップ2,2a
,2bは、入出力用バッファメモリー回路7,横方向配
線束10aを介して、対応した縦方向配線束9,9aに
各々接続される。セレクタ回路6,6bは縦方向配線束
9,9aの全てと交わるように配置され、その入力端子
数は同図に於ける例の場合、81×4(転送幅×プロセ
ッサ・エレメント・チップ個数)=324本で、各々の
入力端子は縦方向配線束9,9aの全てに接続されてい
る。セレクタ回路6,6bの出力は横方向配線束10b
を介して各入出力用バッファメモリー回路7へ接続され
る。プロセッサ・エレメント・チップ2,2a,2bの
入力信号,出力信号は各々データ信号,コントロール信
号,パリティ信号合わせて81ビットの幅を持っている
。横方向配線束10a,10b及び縦方向配線束9,9
bは各々81ビットの幅を持つ。横方向配線束10a,
10bは図1に於ける横方向グローバル配線5の一部と
して機能し、縦方向配線束9,9aは図1に於ける縦方
向グローバル配線4の一部として機能している。
【0025】同図を用いて通信元プロセッサ・エレメン
ト・チップ2aから通信先プロセッサ・エレメント・チ
ップ2bへの通信動作の説明をする。通信元のプロセッ
サ・エレメント・チップ2aからの81ビットの出力信
号は入出力バッファメモリー回路7を介して横方向配線
束10aを通り、縦方向配線束9aに出力される。この
出力信号に含まれるコントロール信号によって、通信先
のプロセッサ・エレメント・チップ2bに対応したセレ
クタ回路6bが動作する。セレクタ回路6bは、通信元
プロセッサ・エレメント・チップ2aからの信号を選択
し横方向配線束10bに出力する。このセレクタ回路6
bの信号は入出力用バッファメモリー回路7を介して通
信先プロセッサ・エレメント・チップ2bに与えられ、
通信動作が完了する。同様にして、プロセッサ・エレメ
ント・チップ2a及び2b以外の任意の2つのプロセッ
サ・エレメント・チップ2の対が、プロセッサ・エレメ
ント・チップ2→入出力用バッファメモリー回路7→横
方向配線束10a→縦方向配線束9→セレクタ回路6→
横方向配線束10b→入出力用バッファメモリー回路7
→プロセッサ・エレメント・チップ2のルートで複数同
時に通信を行なうことができる。
【0026】ここで、クロスバネットワークを用いてプ
ロセッサ・エレメント・チップ間を相互に接続する構成
の概念を図3を用いて説明する。図3も、4個のプロセ
ッサ・エレメント・チップ2i,2j,2k,2lを接
続する4入力4出力クロスバネットワークの例を示して
いる(ここで、図1,図2と、図3とで符号を使いわけ
ているが大きな意味の違いはない。例えばプロセッサ・
エレメント・チップ2,2a,2bとプロセッサ・エレ
メント・チップ2i,2j,2k,2lは、双方とも集
積回路装置であるプロセッサ・エレメント・チップであ
ることには相違がないが、図2においては特定の2aと
2bとが通信を行うことを明確にするために2aと2b
という符号を用い、それら以外のプロセッサ・エレメン
ト・チップの符号を単に2とし、図3においては4つの
プロセッサ・エレメント・チップを対等なものとして扱
うため、それぞれを一般的なプロセッサ・エレメント・
チップという意味で2i,2j,2k,2lという符号
を用いたにすぎない。その他の符号の意味も同様である
。)。
【0027】プロセッサ・エレメント・チップ2i,2
j,2k,2lの各々からは多ビットの出力信号が並列
に出力され、出力データ線束101, 102,103
,104に接続されている。出力データ線束101,1
02,103,104は各々、クロスバネットワーク1
00へ入力される縦方向配線束9i,9j,9k,9l
に接続される。クロスバネットワーク100は16個の
多ビットデータ線接続スイッチ111,112,113
,114,121,122,123,124,131,
132,133,134,141,142,143,1
44から構成される。ここで、多ビットデータ線接続ス
イッチとは、並列な複数本の信号線の各々を全て同期さ
せて接続、あるいは切断することの可能なスィッチであ
る。 クロスバネットワーク100の出力は、プロセッサ・エ
レメント・チップの入力データ線束105,106,1
07,108を通して、各々プロセッサ・エレメント・
チップ2i,2j,2k,2lへ接続される。
【0028】同図を用いてクロスバネットワークをセレ
クタ回路6の集合として構成出来ることを説明する。ク
ロスバネットワーク100を構成する多ビットデータ線
接続スイッチにおいて、横に並んだ4つの多ビットデー
タ線接続スイッチ、例えば111,121,131,1
41は同時には最大でも1つのスイッチしか接続状態に
なれない。なぜなら、2つ以上のスイッチが同時に接続
状態になると、データの衝突状態が発生し、意味の無い
信号が出力されるからである。次に、この横に並んだ4
つのスイッチを一つのグループとしてとらえ、このグル
ープの機能を考える。同時には最大でも1つのスイッチ
しか接続状態にならないのであるので、このグループの
出力は、接続状態のスイッチの対応しているプロセッサ
・エレメント・チップの出力信号であるか、または全て
のスイッチが切断された状態のいずれかである。グルー
プのこのような機能はクロスバネットワークに接続され
たプロセッサ・エレメント・チップの出力信号のうち、
任意の1つを選択するという、セレクタの機能であるこ
とが分かる。つまり、このグループはセレクタ回路であ
る。このようなセレクタ回路6を4個用意し、その各入
力に対してプロセッサ・エレメント・チップの出力を各
々接続すれば、クロスバネットワーク100を構成する
ことが出来る。このように、クロスバネットワーク10
0はセレクタ回路6の集合として構成することが出来る
【0029】図4は、クロスバネットワーク100を構
成するセレクタ回路6の具体的な構成の1例を示す回路
図である。
【0030】同図は、例として4入力1出力のセレクタ
回路6の回路図を示す。セレクタ回路6は、入力,出力
ともに複数本の並列な配線で構成されているので、多ビ
ット構成のセレクタ回路になっている。
【0031】第1ビットのセレクタ回路201は、各プ
ロセッサ・エレメント・チップからの入力信号の第1ビ
ット目の信号線211,212,213,214の内か
ら、セレクタ制御器200に従って1つを選択し、出力
の第1ビット信号線231に出力する。同様に第2ビッ
トのセレクタ回路202,第3ビットのセレクタ回路2
03が用意され、以下繰り返し最終ビットのセレクタ回
路281まで用意される。セレクタ制御器200はセレ
クト信号線221,222,223,224の内のひと
つに信号を出力することによって、各ビットのセレクタ
回路に対して選択すべき信号を指示する。各入力信号と
それに対応したセレクト信号は2入力AND回路240
に入力され、4つのAND回路240の出力は4入力O
R回路241に入力され、選択された1つの信号が出力
される。このようにして、選択された入力信号の第1ビ
ット目がセレクタ出力の第1ビット信号線231に出力
され、以下同様に第2ビット目が出力の第2ビット信号
線232に、第3ビット目が出力の第3ビット信号線2
33に、以下繰り返して最終ビットが出力の最終ビット
信号線311に出力される。以上のように、多ビット構
成のセレクタ回路6を具体的に構成する回路が示される
【0032】図5は通信を行っている1組のプロセッサ
・エレメント・チップ2a,2bの対を示す図で、同図
を用いて前記通信動作の説明を補足する。
【0033】2つのプロセッサ・エレメント・チップ2
a,2b間の通信はおよそ前記に示したように行なわれ
るが、通信要求の衝突することも考えられる。つまり、
希望する通信先のプロセッサ・エレメント・チップ2b
が他のプロセッサ・エレメント・チップ2と通信中であ
る、といった状態である。通信要求の衝突を避けるには
、通信元プロセッサ・エレメント・チップ2aがセレク
タ回路6bの状態を把握しなければならない。この目的
のために、セレクタ回路6bから縦方向配線束9a,横
方向配線束10aに沿ってこれらの信号伝達方向とは逆
の信号伝達方向を持った逆方向配線11を設ける。縦方
向配線束9aを通してセレクタ回路6bに通信要求が出
されたとき、セレクタ回路6bが動作中であるなら、セ
レクタ回路6bは逆方向配線11を用いて通信元プロセ
ッサ・エレメント・チップ2aに動作中を示す信号を与
える。通信元プロセッサ・エレメント・チップ2aはこ
の信号を参照して通信を開始するか、否かを決める。 このように逆方向配線11を用いて通信衝突を回避する
ことが可能になる。
【0034】ひとつの通信元プロセッサ・エレメント・
チップ2aに対応する、全セレクタ回路からの逆方向配
線11は図5に示すように通信元プロセッサ・エレメン
ト・チップ2aに1本の配線として接続される。
【0035】なお、この逆方向配線11を2本以上用意
し、プロセッサ・エレメント・チップ2aに対し、セレ
クタ回路6bの状態をより詳しく報告することも可能で
ある。
【0036】図6(a)は図2の縦方向配線束9,9a
、横方向配線束10a,10b等に適用されて配線の歩
留りを大きく向上させる3重化多数決回路配線ブロック
を示す図であり、1ビット,1段分の回路を示す。同図
(b)は比較のために示す1つの多数決回路を用いた従
来の3重化配線ブロックであり、同様に1ビット,1段
分の回路を示す。
【0037】同図(a)に於て、冗長信号用配線14a
,14b,14cは、論理的には同一の情報を伝達する
。3入力多数決回路12a,12b,12cの各々に対
する入力信号は冗長信号分配用配線13a,13b,1
3cを通して与えられる。各多数決回路12a,12b
,12cの出力は各々次の段の冗長信号用配線14a,
14b,14cに与えられる。同図(b)に於て、冗長
信号用配線14a,14b,14cは3入力多数決回路
12に接続され、3入力多数決回路12の出力は3つに
分配され次の段の冗長信号用配線14a,14b,14
cに与えられる。
【0038】多数決回路12aの第1の入力には冗長信
号用配線14aが結線され、第2の入力には冗長信号用
配線14bから分岐した冗長信号分配用配線13bが結
線され、第3の入力には冗長信号用配線14cから分岐
した冗長信号分配用配線13cが結線される。多数決回
路12bの第1の入力には冗長信号用配線14bが結線
され、第2の入力には冗長信号用配線14aから分岐し
た冗長信号分配用配線13aが結線され、第3の入力に
は冗長信号用配線14cから分岐した冗長信号分配用配
線13cが結線される。多数決回路12cの第1の入力
には冗長信号用配線14cが結線され、第2の入力には
冗長信号用配線14aから分岐した冗長信号分配用配線
13aが結線され、第3の入力には冗長信号用配線14
bから分岐した冗長信号分配用配線13bが結線される
【0039】この3重化多数決回路配線ブロックの入力
,出力のみに注目してみれば、3本の配線が並行して並
んでいるものと論理的な変わりはない。しかし、冗長信
号用配線14a,14b,14cのうち任意の1本が何
らかの故障を起こし、あるいは欠陥を有し、誤った信号
を伝える場合でも3つの多数決回路12a,12b,1
2cの各出力は正しい信号を出力するという特徴がある
。本明細書中では、この効果を3重化多数決回路配線ブ
ロックの欠陥救済効果と呼ぶ。後述する図7に3重化多
数決回路配線ブロックを多段に結線する3重化多数決回
路配線を示す。なお、本明細書中では多数決回路12a
,冗長信号用配線14aをまとめて3重化多数決回路配
線ブロックのa系配線,多数決回路12b,冗長信号用
配線14bを同様にb系配線,多数決回路12c,冗長
信号用配線14cを同様にc系配線と呼び、また、冗長
信号分配用配線13a,13b,13cを3本ひとまと
めにして拡散配線と呼ぶ。
【0040】図7は上記3重化多数決回路配線ブロック
を複数用いた3重化多数決回路配線を示す図であり、同
図(a),同図(b)とも1ビット,多段分の回路を示
す。同図(a)に示すように、ファンアウト回路15a
は伝達したい信号を3本の冗長信号用配線14へ分配す
る。冗長信号分配線用配線13は拡散配線で、3つの3
入力多数決回路12へ結線される。これら3つの多数決
回路12の3本の出力は各々次の段の冗長信号用配線1
4に結線される。この様に図6で示した3重化多数決回
路配線ブロックを多段に結線し3重化多数決回路配線を
形成する。同図(b)のファンアウト回路15bは同図
に於ける、上下2方向,合計6本の冗長信号用配線に信
号を分配する。それぞれの方向に於て同図(a)と同様
に3重化多数決回路配線を形成する。
【0041】図11に3重化多数決回路配線、従来の3
重化配線、及び冗長設計しない単なる配線の各方法によ
ってクロスバネットワークの縦方向配線束9を,接続す
るプロセッサ・エレメント・チップ数分形成した場合の
各方法の歩留りの比較のグラフを示す。転送データ幅8
1ビット,総配線長100mm,分割ブロック段数6段
(多数決回路を使用する場合)の縦方向配線束9を、接
続するプロセッサ・エレメント・チップ数分構成した場
合の歩留りを示す。同図の横軸は接続するプロセッサ・
エレメント・チップ数で、縦軸は縦方向配線全体での歩
留りを示す。欠陥が一様に分布するものとし、欠陥密度
は1平方cmあたり1欠陥として試算した。接続するプ
ロセッサ・エレメント・チップ数が30個の場合、3重
化多数決回路配線による方法が98%以上の歩留りとな
り外の方法に比較して極めて優れていることが分かる。
【0042】図8は上記3重化多数決回路配線ブロック
を用いて多ビットの配線束の構成方法を説明する図であ
り、多ビット1段分の回路を示す。
【0043】3重化多数決回路配線ブロックを横方向に
並べることにより多ビット、すなわち本実施例では81
ビット分の3重化多数決回路配線ブロックを構成してい
る。第1ビットの3重化多数決回路配線のa系配線の隣
に第2ビットのa系配線を配置し、以下同様に第81ビ
ットのa系配線まで配置する。その隣には第1ビットの
b系配線を配置し、その隣に第2ビットのb系配線を配
置し、以下同様に第81ビットのb系配線まで配置する
。その隣には第1ビットのc系配線を配置し、その隣に
第2ビットのc系配線を配置し、以下同様に第81ビッ
トのc系配線まで配置する。そして、各a系配線,b系
配線,c系配線を各々拡散配線で結線する。ここで12
a,12b,12cは3入力多数決回路、13は拡張配
線(冗長信号分配用配線),14a,14b,14cは
冗長信号用配線である。
【0044】以上のように3重化多数決回路配線を組み
合せることにより、あるビットに対応するa系配線,b
系配線,c系配線を離して配置することが出来る。本実
施例では多数決回路12を7μmピッチで連続に配置す
るため、冗長信号用配線14も同ピッチで配置される。 この時、a系配線,b系配線,c系配線の各間の距離は
7μm×(81−1)=560μm程度になる。ネット
ワークWSI1のプロセス時、特に試作段階では大きさ
が7μmを越える比較的大きな欠陥の発生が考えられる
。 もし3系の冗長信号用配線を隣合わせて配置するとこの
様な欠陥に対しての欠陥救済効果は発揮されないが、上
記のように3系の配線を離して配置することにより上記
の比較的大きな欠陥に対しても本来の欠陥救済効果が得
られる。本明細書中では、この配線レイアウト方法を、
レイアウト法1と呼ぶ。レイアウト法1では、1つのプ
ロセッサ・エレメント・チップ2の出力に対応したビッ
ト分、つまり本実施例では81ビット分を1グループと
してひとつの配線ブロックとしており、クロスバ全体で
は、プロセッサ・エレメント・チップ2の総数分の配線
ブロックが横に並ぶことになる。
【0045】これに対し、3重化多数決回路配線を組み
合わせる方法は同じだが、全てのプロセッサ・エレメン
ト・チップ2からの出力全ビット分を1つの配線ブロッ
クとする方法を本明細書中ではレイアウト法2と呼ぶ。 この方法によると、本実施例では81×30(接続する
プロセッサ・エレメント・チップ数)=2430本のa
系配線の隣に同数のb系配線、その隣に同数のc系配線
を配置し各々を拡散配線で結線することになる。この場
合、拡散配線の配線長は最低でも7μm×(2430−
1)=17mmにもなり、3重化多数決回路配線ブロッ
ク全体の歩留りを低下させる原因となる。
【0046】また、上記の比較的大きな欠陥を回避する
ためには、各拡散配線間、つまり冗長信号分配用配線1
3間も可能な限り大きなピッチで配置する方法が望まし
く、本明細書中ではこの方法を分散法と呼ぶ。これに対
し、拡散配線を可能な限り小さなピッチで配置する方法
を同様に集中法と呼ぶ。両者を比較した場合、分散法の
方は拡散配線の配線長増加を招くのでやや歩留りが低下
するが、上記のような比較的大きな欠陥が発生し易い場
合には有利であるから、試作段階での設計に取り入れる
べきである。プロセスが安定し製品製造の段階での設計
には集中法を取り入れるとよい。
【0047】図12にレイアウト法1(集中法),レイ
アウト法1(分散法),レイアウト法2のそれぞの方法
で、転送データ幅81ビット,総配線長100mm,分
割ブロック段数6段の縦方向配線束9を、接続するプロ
セッサ・エレメント・チップ数分構成した場合の歩留り
を示す。同図の横軸は接続するプロセッサ・エレメント
・チップ数で、縦軸は縦方向配線全体での歩留りを示す
。 欠陥が一様に分布するものとし、欠陥密度は1平方cm
あたり1欠陥として試算した。接続するプロセッサ・エ
レメント・チップ数が30個の場合、レイアウト法1で
は分散法でも、98%以上の歩留りとなり配線配置法と
して優れていることが分かる。
【0048】本実施例によれば、第1の効果として実装
効率の向上があり、転送幅81ビット,接続プロセッサ
・エレメント・チップ数30個のクロスバ結合網を利用
した並列計算機システムをコンパクト(100ミリ角)
に実装することができる。第2の効果としてWSIを利
用した装置としての高歩留りの実現が挙げられる。
【0049】第1の効果を具体的に説明する。通常の論
理回路に比較して、ゲート数に対するピン数,配線数が
多いクロスバ結合網回路は、チップに分割して実装した
場合、システムの総ピン数がチップ数の1/2乗に比例
して増加する。総ピン数の増加は全体の実装面積の増加
を招く。
【0050】図9にクロスバ結合網をチップに分割して
実装した場合の模式図を示す。ここでは、クロスバ結合
網の入力,出力信号のみを対象にしている。全体を同一
規模のクロスバ・スイッチ・チップ16a,16を用い
て構成する。信号入力ピン17に対する入力信号19は
、接続用配線18を通して横方向に並んでいる隣のクロ
スバ・スイッチ・チップ16の信号入力ピン17に与え
られる。一方、信号出力ピン20からの出力信号は、接
続用配線18を通して縦方に並んでいるクロスバ・スイ
ッチ・チップ16の出力信号ピン20に接続される。 同様にして全ての入力端子,出力端子を結線する。クロ
スバ・スイッチ・チップ16aの図で内部の3入力3出
力クロスバ・スイッチの様子がわかる。この様に、同図
の例では3入力3出力のクロスバ・スイッチ・チップ1
6を用いて全体のクロスバ結合網を分割している。なお
、ここで注意することは実際のクロスバ・スイッチ・チ
ップでは、コントロール信号や電源のための端子が存在
するので、端子数は同図のクロスバ・スイッチ・チップ
16よりも多くなることである。
【0051】図10は、以上のようなチップ分割構成を
仮定して、30入力30出力つまりクロスバ・スイッチ
数900個のクロスバ交換網をチップ分割した場合の総
ピン数及びチップあたりのピン数を示すグラフである。 但し、ここで言う1クロスバ・スイッチの転送幅は81
ビット(パラレル)である。
【0052】同図横軸(a)にチップ数を、(b)には
チップあたりのクロスバ・スイッチ数を、縦軸(c)に
システム総ピン数を、(d)にチップあたりのピン数を
示す。
【0053】500ピンの信号入出力端子を使用できる
クロスバ・スイッチ・チップをパッケージにいれ、この
パッケージを用いてクロスバ結合網を構成した場合、全
体のチップ数は100個、チップあたりのクロスバ・ス
イッチ数は9個、システムの総ピン数は約50000ピ
ンとなることがわかる。これに対し、本実施例のネット
ワークWSI1は同図横軸(a)のチップ数が1の場合
に対応し、システムの総ピン数は約5000ピンとなり
、実装効率向上効果が確認できる。
【0054】次に、第2の効果を具体的に説明する。従
来、WSIを利用したシステムでは全ての回路をWSI
上に形成する、いわゆるモノリシック型が殆どであった
。WSI利用のシステムを設計する場合、なんらかの欠
陥救済対策が必要になるが、モノリシック型ではこの欠
陥救済対策に非常な努力が払われている。これに対し、
本実施例では欠陥対策のための冗長設計を行なうと集積
度が大きく低下するプロセッサ・エレメント・チップ部
分をチップとして個別に作製し、良品のみをWSI上に
搭載,接続する方法を用いたためプロセッサ・エレメン
ト・チップ部分の歩留りを100%と考えることができ
る。よって、装置全体の歩留りはネットワークWSI1
の歩留りで決まる。WSI上に欠陥救済対策の容易な、
繰り返し性の高いクロスバネットワーク論理回路を形成
し、加えて、図11,図12でその効果を説明した3重
化多数決回路配線をレイアウト法1によって配置したの
でネットワークWSI1の歩留りは従来のWSIに比べ
て高く、このため装置全体の歩留りも高い。
【0055】図13にネットワークWSI1のウエーハ
歩留りのグラフを示す。本明細書中に於て、ウエーハ歩
留りとはウエーハ・スケール集積回路の良品率であると
する。
【0056】すなわち、無限に製作し続けた場合に全体
に占める良品の割合のことである。
【0057】同図横軸はウエーハ上に搭載,接続するプ
ロセッサ・エレメント・チップ数、縦軸はウエーハ歩留
りを表わす。同図(a)は、1つのクロスバ・スイッチ
の転送データ幅が81ビットの場合、同図(b)は同4
5ビットの場合、同図(c)は同27ビットの場合であ
る。
【0058】ウエーハ歩留りの計算法を簡単に説明する
。欠陥は一様に分布するものとし、欠陥密度は1平方c
mあたり1欠陥とする。本実施例のWSIは多層構造だ
が、ここで言う1欠陥は全ての層に対して影響を及ぼす
とする。改訂集積回路工学(2)(柳井,永田:コロナ
社)p.215の式(12.3)によれば、集積回路上
のある領域の面積をA、欠陥密度をλとすれば、その領
域の歩留りYは、 Y=exp(−λ×A) となる。
【0059】ある領域内で回路が多数決回路を用いて3
重化されている場合、その領域の歩留りYm は次のよ
うに計算される。この領域の面積1/3の小領域の歩留
りをYb とすると、 Yb =exp(−λ×A/3) Ym =Yb3+3Yb2(1−Yb)となる。
【0060】本実施例では、クロスバ交換網のための3
重化多数決回路配線がほとんどの面積を占める。まず、
図6(a)に示す、1ビット1段分の3重化多数決回路
配線ブロックの歩留りαを求める。1ビット1段分の3
重化多数決回路配線ブロックの面積の1/3をsとし、
面積sの小領域の歩留りをYs とすると、Ys =e
xp(−λ×s) α=Ys3+3Ys3(1−Yb) となる。
【0061】縦方向配線束9の3重化多数決回路配線に
使用される3重化多数決回路配線ブロックのウエーハ全
体での総数をNbv、横方向配線束10a,10bの3
重化多数決回路配線に使用れる3重化多数決回路配線ブ
ロックのウエーハ全体での総数をNbhとすれば、縦方
向の3重化多数決回路配線、横方向の3重化多数決回路
配線各々の歩留りYmv,Ymhは、
【0062】
【数1】
【0063】となる。YmvとYmhの積をもってウエ
ーハ歩留りとしている。
【0064】図13によれば、転送幅が81ビット、接
続するプロセッサ・エレメント・チップ数が30個の場
合ウエーハ歩留りが約90%となる。ところで、試作、
または製品生成時にはロットとして有限枚数のウエーハ
が投入される。投入枚数に占める良品ウエーハ枚数の割
合を、本明細書中ではロット歩留りと呼ぶ。ロット歩留
りは、投入枚数が約30〜50枚以上の場合は正規分布
近似で、それ以下の場合は2項分布近似で予測できる。 ウエーハ歩留りが90%、1ロット投入枚数が10枚の
場合、ロット歩留りは約50%となる。
【0065】図15は本発明の第2の実施例を示す図で
あり、プロセッサ・エレメント・チップ2をネツトワー
クWSI1上に実装したときプロセッサ・エレメント・
チップ2によって覆われるネットワークWSI1上の部
分に汎用メモリー回路24を併設する例である。図中の
他の記号は図1と同様である。
【0066】汎用メモリー回路24をプロセッサ・エレ
メント・チップ2の主記憶装置として利用すればその分
プロセッサ・エレメント・チップ2上の面積を他の回路
に譲ることができる。また、入出力用バッファメモリー
回路7に近設する事ができるので両者間でのデータのや
り取りを容易に行なうことができ、このことによりプロ
セッサ・エレメント・チップ2を介さず汎用メモリー回
路24と入出力用バッファメモリー回路7間でダイレク
ト・メモリー・アクセス法による情報転送を行なうこと
もできる。また、汎用メモリー回路24は一般のメモリ
ー回路同様、欠陥救済のために冗長に構成する事が容易
なので、ウエーハ上に配置する回路として適している。 尚、汎用メモリー回路24は先に述べたいわゆる規則論
理回路である。
【0067】図16は本発明の第3の実施例を示す図で
あり、ネットワークWSI1上に実装する集積回路装置
の一部にプロセッサ・エレメント・チップ2ではなく高
機能メモリーチップ25を用いた例である。図中の他の
記号は図1と同様である。
【0068】高機能メモリーチップ25はメモリー回路
部分,メモリー制御回路部分,ネットワーク制御回路部
分からなる。メモリー回路部分は例えば容量1Mバイト
のランダム・アクセス・メモリーから成る。メモリー制
御回路部分はメモリー回路部分への情報入出力の制御及
びメモリー回路部分の管理を行なう。ネットワーク制御
回路部分はネットワークWSI1上の入出力用バッフア
メモリー回路7と高機能メモリーチップ25のメモリー
制御回路部分を制御してネットワークWSI1上のクロ
スバ結合網との通信を行なう。
【0069】高機能メモリーチップ25は各プロセッサ
・エレメント・チップ2からアクセス可能な共有メモリ
ーとして使用できる。尚、メモリーチップ25のメモリ
ー回路部分はいわゆる規則論理回路である。
【0070】また、上記のネットワーク制御回路はプロ
セッサ・エレメント・チップ2の中に設けてもよい。
【0071】以上のように、WSIを利用した並列演算
機構がコンパクトに、しかも歩留り良く提供されるが、
このようなウエーハ程度の大きさの情報処理装置を複数
枚相互に接続して用いることにより、高集積並列計算機
システムを構成することができる。そのシステム全体は
、従来の並列プロセッサのように専用の計算機室を必要
とするような大きさではなく、通常の事務室に設置可能
あるいは事務机上に乗せることのできる大きさで、科学
技術計算,高速グラフィック処理等の分野において、現
在のスーパーコンピュータ程度の計算能力を得ることが
できる。また、現在のスーパーコンピュータに比べては
るかに低価格で市場に提供することができる。
【0072】
【発明の効果】本発明によれば、WSIを利用した並列
計算機構を、コンパクトにしかも歩留り良く実現する情
報処理装置及び並列計算機システムを提供することが出
来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示す概観図とその断面
図である。
【図2】クロスバネットワークの構成を示す図である。
【図3】クロスバネットワークを用いてプロセッサ・エ
レメント・チップ間を相互に接続する構成の概念を説明
する図である。
【図4】セレクタ回路の回路図である。
【図5】プロセッサ・エレメント・チップの対を示す図
である。
【図6】3重化多数決回路配線ブロックを示す図である
【図7】3重化多数決回路配線ブロックを複数用いた3
重化多数決回路配線を示す図である。
【図8】3重化多数決回路配線ブロックを用いて多ビッ
トの配線束の構成方法を説明する図である。
【図9】クロスバ結合網をチップに分割して実装した場
合の模式図である。
【図10】クロスバ結合網のチップ分割によるピン数増
大を示す図である。
【図11】従来例と比較した本発明の冗長配線構成法の
優位性を示す図である。
【図12】本発明による冗長配線構成法の比較を示す図
である。
【図13】本発明の第1の実施例の効果を説明する図で
ある。
【図14】各種チップ接続方法を示す図である。
【図15】本発明の第2の実施例を示す図である。
【図16】本発明の第3の実施例を示す図である。
【符号の説明】
1…ネットワークWSI、2…プロセッサ・エレメント
・チップ、3…ハンダバンプ電極、4…縦方向グローバ
ル配線、5…横方向グローバル配線、6…セレクタ回路
、7…入出力用バッファメモリー回路、8…垂直配線、
9…縦方向配線束、10…横方向配線束、11…逆方向
配線、12…3入力多数決回路、13…冗長信号分配用
配線、14…冗長信号用配線、15…ファンアウト配線
、16…クロスバ・スイッチ・チップ、17…信号入力
ピン、18…接続用配線、19…入力信号、20…信号
出力ピン、21…ワイヤー・ボンディング・リード、2
2…ボンディング・パッド、23…TABリード、24
…汎用メモリー回路、25…高機能メモリーチップ。

Claims (24)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】少なくともデータの記憶,演算処理,命令
    制御、及び入出力制御の機能を有するプロセッサを集積
    した半導体集積回路装置を複数個ウエーハ・スケール集
    積回路装置上に搭載して接続し、上記ウエーハスケール
    集積回路装置に上記プロセッサ間を結ぶ結合網を構成す
    る論理回路を設けたことを特徴とする情報処理装置。
  2. 【請求項2】上記プロセッサ間結合網が、多段結合網で
    あることを特徴とする請求項1記載の情報処理装置。
  3. 【請求項3】上記多段結合網が、クロスバ結合網である
    ことを特徴とする請求項2記載の情報処理装置。
  4. 【請求項4】上記プロセッサ間結合網が、単一段結合網
    であることを特徴とする請求項1記載の情報処理装置。
  5. 【請求項5】上記半導体集積回路装置をウエーハ・スケ
    ール集積回路装置上に搭載して接続するのに、ワイヤー
    ボンディングを用いたことを特徴とする請求項1記載の
    情報処理装置。
  6. 【請求項6】上記半導体集積回路装置をウエーハ・スケ
    ール集積回路装置上に搭載して接続するのに、微細ハン
    ダボールを用いたことを特徴とする請求項1記載の情報
    処理装置。
  7. 【請求項7】上記半導体集積回路装置をウエーハ・スケ
    ール集積回路装置上に搭載して接続するのに、テープ・
    オートメーティド・ボンディング・リードを用いたこと
    を特徴とする請求項1記載の情報処理装置。
  8. 【請求項8】上記半導体集積回路装置をウエーハ・スケ
    ール集積回路装置上に搭載して接続するのに、ベアチッ
    プ実装を用いたことを特徴とする請求項1,5〜7いず
    れかに記載の情報処理装置。
  9. 【請求項9】上記半導体集積回路装置をウエーハ・スケ
    ール集積回路装置上に搭載して接続するのに、上記半導
    体集積回路装置をパッケージして実装することを特徴と
    する請求項1記載の情報処理装置。
  10. 【請求項10】上記半導体集積回路装置に履われる上記
    ウエーハ・スケール集積回路の該当部分にも、能動素子
    及び配線を含む論理回路を形成したことを特徴とする請
    求項1記載の情報処理装置。
  11. 【請求項11】上記プロセッサを集積した半導体集積回
    路装置内に、上記プロセッサ間結合網の制御機能を備え
    たことを特徴とする請求項1記載の情報処理装置。
  12. 【請求項12】上記ウエーハ・スケール集積回路装置に
    、メモリー回路を備えたことを特徴とする請求項1記載
    の情報処理装置。
  13. 【請求項13】上記メモリー回路には、上記プロセッサ
    を集積した半導体集積回路装置と上記ウエーハ・スケー
    ル集積回路装置との信号入出力に用いられる情報を蓄え
    ることを特徴とする請求項12記載の情報処理装置。
  14. 【請求項14】上記ウエーハ・スケール集積回路装置上
    に上記プロセッサ以外のメモリー回路を集積した半導体
    集積回路装置を搭載して接続したことを特徴とする請求
    項1記載の情報処理装置。
  15. 【請求項15】上記メモリー回路を集積した半導体集積
    回路装置が、メモリー制御回路及び上記プロセッサ間結
    合網を制御するネットワーク制御回路のうち少なくとも
    いずれか一方を備えたことを特徴とする請求項14記載
    の情報処理装置。
  16. 【請求項16】上記ウエーハ・スケール集積回路装置の
    プロセッサ間結合網において、同一信号を伝送するn本
    (但し、nは3以上の整数値)の多重化配線と、上記n
    本の入力を有する多数決回路をn個設け、各多数決回路
    の入力に各配線を各々接続し、各多数決回路から1本ず
    つ、合計n本の出力を得る配線ブロックを構成し、この
    配線ブロックを多段に直列接続してn重化した多重化配
    線群構造を形成することを特徴とする請求項1記載の情
    報処理装置。
  17. 【請求項17】上記ウエーハ・スケール集積回路装置の
    プロセッサ間結合網において、プロセッサ間結合網とし
    てクロスバ結合網を用い、クロスバスイッチを構成する
    セレクタ回路群を上記多重化配線群下部の能動回路領域
    に形成し、上記多重化配線の各々を各々のセレクタへの
    入力とし、各セレクタの出力は上記多重化配線群の並ん
    でいる方向と直交する方向に引き出されることを特徴と
    する請求項16記載の情報処理装置。
  18. 【請求項18】上記多重化配線群に並列に配置され、上
    記多重化配線群とは逆の信号伝達方向を持った信号配線
    を併設する請求項16記載の情報処理装置。
  19. 【請求項19】大型チップ上にその大型チップに比べて
    面積が小さい小型チップを少なくとも1個搭載する大規
    模集積回路を用いた情報処理装置において、上記小型チ
    ップの規則論理回路の部分が上記小型チップ全体の面積
    に占める割合に比較して、上記大型チップの規則論理回
    路の部分が上記大型チツプ全体の面積に占める割合の方
    が大きいことを特徴とする情報処理装置。
  20. 【請求項20】上記大型チップの規則論理回路は、機能
    単位のレイアウト及び配線を含め同一形状の繰り返しと
    なっていることを特徴とする請求項19記載の情報処理
    装置。
  21. 【請求項21】上記小型チップは、規則論理回路の部分
    及び不規則論理回路の部分の混成であることを特徴とす
    る請求項19記載の情報処理装置。
  22. 【請求項22】上記大型チップの規則論理回路は、結合
    網の論理回路で構成されていることを特徴とする請求項
    19記載の情報処理装置。
  23. 【請求項23】少なくともデータの記憶,演算処理,命
    令制御、及び入出力制御の機能を有するプロセッサを集
    積した半導体集積回路装置を複数個ウエーハ・スケール
    集積回路装置上に搭載して接続し、上記ウエーハ・スケ
    ール集積回路装置に上記プロセッサ間を結ぶ結合網を設
    け、上記ウエーハ・スケール集積回路装置を複数個相互
    に接続する手段を設けたことを特徴とする並列計算機シ
    ステム。
  24. 【請求項24】クロスバ結合網を形成したウエーハ・ス
    ケール集積回路装置上に、少なくともデータの記憶,演
    算処理,命令制御、及び入出力制御の機能を有するプロ
    セッサを集積した半導体集積回路装置を搭載して接続し
    、上記ウエーハ・スケール集積回路装置を複数個相互に
    接続する並列計算機システムであって、同一信号を伝送
    するn本(但し、nは3以上の整数値)の多重化配線と
    、上記n本の入力を有する多数決回路をn個設け、各多
    数決回路の入力に上記各配線を各々接続し、各多数決回
    路からn本の出力を得る配線ブロックを構成し、この配
    線ブロックを多段に直列接続してn重化した多重化配線
    群構造を用い、上記ウエーハ・スケール集積回路装置に
    クロスバスイッチを構成するセレクタ回路群を上記多重
    化配線群下部の能動回路領域に形成し、上記多重化配線
    の各々を各々のセレクタへの入力とし、各セレクタの出
    力は上記多重化配線群の並んでいる方向と直交する方向
    に引き出す構成のセレクタを用いることを特徴とする並
    列計算機システム。
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