JP3481116B2 - 半導体装置 - Google Patents

半導体装置

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JP3481116B2
JP3481116B2 JP04078598A JP4078598A JP3481116B2 JP 3481116 B2 JP3481116 B2 JP 3481116B2 JP 04078598 A JP04078598 A JP 04078598A JP 4078598 A JP4078598 A JP 4078598A JP 3481116 B2 JP3481116 B2 JP 3481116B2
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功 小椋
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  • Metal-Oxide And Bipolar Metal-Oxide Semiconductor Integrated Circuits (AREA)
  • Design And Manufacture Of Integrated Circuits (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は半導体装置に係り、
特に、マスタスライス方式の半導体集積回路装置及びそ
れを構成する基本セルの構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、セミカスタムLSIの製造方
式として、拡散工程までは共通マスクを用いて予め製造
しておき、配線層のマスクのみを変更してLSIを構成
するマスタスライス方式が広く用いられている。このマ
スタスライス方式では、LSIの設計から拡散工程まで
を画一的に処理しておき、その後の回路配線のみを品種
毎に行えばよいため、少量多品種のLSIを少ない費用
で短期間に開発することができる。
【0003】マスタスライス方式の半導体集積回路装置
は、同一構造の基本セル(単位セル)がマトリクス状ま
たは一方向に規則的に配列されたマスタと呼ばれる半導
体チップに対して、カスタマの希望する仕様に合わせた
配線層を形成することにより実現される。すなわち、基
本セル上に形成する配線層を変更することにより、各基
本セルを用いて様々な基本ゲート回路(基本論理素子)
を構成し、各基本ゲート回路を配線層によって結線する
ことで、カスタマの設計した論理回路が作成される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来のマスタスライス
方式では、基本ゲート回路(インバータ,XOR回路,
NAND回路,AND回路,NOR回路など)のみで基
本セルが構成されている。そして、基本セルからは正論
理または負論理の一方の論理信号のみが出力されるよう
になっている。
【0005】そのため、基本セルから出力された論理信
号の論理を反転する必要がある場合には、基本セルの出
力側にインバータを接続し、そのインバータを介して反
転した論理出力を得るようにしなければならなかった。
ここで、各基本セルの間のスペースが各基本セルを接続
する配線領域となる。また、インバータも1つの基本セ
ルによって構成される。従って、論理反転のためのイン
バータを構成する基本セルを設けた場合、そのインバー
タを構成する基本セルと他の基本セルとを接続するため
の配線が必要になることから、配線のネット総数が増大
する。その結果、配線のネット総数の増大に伴って配線
領域の面積も増大することから、チップ面積が増大する
ことになる。
【0006】また、複雑な論理回路中には論理反転が必
要な個所が多くあり、その個所毎にインバータを設ける
となると、使用するインバータの数は相当なものにな
る。特に、複雑な論理回路によって構成される大規模L
SIでは、配線のネット総数によってチップ面積が規定
されるため、論理反転のためのインバータを構成する基
本セルを設けることによる配線のネット総数の増大に伴
い、チップ面積の増大は甚だしいものとなる。
【0007】本発明は上記問題点を解決するためになさ
れたものであって、その目的は、チップ面積を縮小する
ことが可能な半導体装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、正負両論理の論理信号が出力可能に構成され、且つ
水平方向に延びる電源配線と垂直方向に延びる電源配線
とを有する基本セルから成ることをその要旨とする。請
求項2に記載の発明は、インバータが内蔵されて正負両
論理の論理信号が出力可能に構成され、且つ水平方向に
延びる電源配線と垂直方向に延びる電源配線とを有する
基本セルから成ることをその要旨とする。
【0009】請求項3に記載の発明は、少なくとも1つ
の基本ゲート回路にインバータを加えて構成され、且つ
水平方向に延びる電源配線と垂直方向に延びる電源配線
とを有する基本セルから成る半導体装置であって、その
基本セルからは、基本ゲート回路から出力される論理信
号に加えて、その基本ゲート回路からインバータを介し
て論理が反転された論理信号が出力可能に構成されたこ
とをその要旨とする。
【0010】従って、請求項1〜3のいずれか1項に記
載の発明によれば、論理反転のためのインバータを構成
する基本セルを設ける必要がないため、そのインバータ
を構成する基本セルと他の基本セルとを接続するための
配線も不要になることから配線のネット総数を削減する
ことができる。その結果、配線のネット総数の削減に伴
って配線領域の面積も縮小されることから、チップ面積
を縮小することができる。特に、複雑な論理回路により
構成される大規模LSIでは、配線のネット総数によっ
てチップ面積が規定されるため、配線のネット総数の削
減によりチップ面積を大幅に縮小することができる。
た、従来のように、水平方向ばかりではなく、垂直方向
にも電源配線を設けたので、配線が簡素で面積の小さな
半導体装置を提供することができる。
【0011】請求項4に記載の発明は、請求項1〜3の
いずれか1項に記載の半導体装置において、サイズの異
なる複数のトランジスタを選択組み合わせ可能に配列
し、複数のトランジスタを配列する向きをサイズ毎に異
ならせたことをその要旨とする。
【0012】このようにすれば、トランジスタのサイズ
を異ならせてあるので、回路の大きさに応じたサイズの
トランジスタを自由に選定することができる。請求項5
に記載の発明は、請求項1〜3のいずれか1項に記載の
半導体装置において、サイズの異なる複数の第1導電型
トランジスタ及びサイズの異なる複数の第2導電型トラ
ンジスタを選択組み合わせ可能に配列したことをその要
旨とする。
【0013】従って、請求項5に記載の発明によれば、
トランジスタを配列する向きを異ならせてあるので、結
線方向の自由度が増す。請求項6に記載の発明は、請求
項1〜5のいずれか1項に記載の半導体装置における基
本セルを1個または複数個配列した状態で、各基本セル
を構成するトランジスタを選択組み合わせて結線するこ
とにより、基本ゲート回路およびインバータを構成した
ことをその要旨とする。
【0014】請求項7に記載の発明は、請求項1〜6の
いずれか1項に記載の半導体装置において、前記水平方
向に延びる電源配線と垂直方向に延びる電源配線とで低
電位側用と高電位側用の配線を構成したことをその要旨
とする。
【0015】請求項8に記載の発明は、請求項1〜7の
いずれか1項に記載の半導体装置において、各トランジ
スタを結ぶ配線と、水平方向に延びる電源配線および垂
直方向に延びる電源配線とを設ける位置を2層に分け、
各トランジスタを結ぶ配線と一方の方向に延びる電源配
線とが1層目に、他方の方向に延びる電源配線が2層目
に位置するように構成したことをその要旨とする。
【0016】従って、請求項8に記載の発明によれば、
各トランジスタを結ぶ配線(例えば、基本セル間を接続
する配線)が、他方の方向に延びる電源配線とクロスす
る場合でも、この電源配線の下を通すことができ、配線
の自由度が高くなる。請求項9に記載の発明は、基板
に、第1導電型トランジスタと第2導電型トランジスタ
とからなる第1のデバイスを複数平行に配列し、前記第
1のデバイスの少なくとも一方のトランジスタのサイズ
を異ならせた第2のデバイスを複数平行に、且つ前記第
1のデバイスに対し向きを異ならせて配列し、基板の空
き領域に、前記第1のデバイスの少なくとも一方のトラ
ンジスタのサイズを前記第2のデバイスのトランジスタ
のサイズよりもさらに異ならせた第3のデバイスを複数
配列して構成され、且つ水平方向に延びる電源配線と垂
直方向に延びる電源配線とを有する基本セルのトランジ
スタを、選択組み合わせて結線することにより基本ゲー
ト回路およびインバータが構成され、その基本セルから
は、基本ゲート回路から出力される論理信号に加えて、
基本ゲート回路からインバータを介して論理が反転され
た論理信号が出力可能に構成されたことをその要旨とす
る。
【0017】従って、本発明によれば、基本ゲート回路
にインバータを加えた基本セルを構成することが可能に
なり、この基本セルによれば、基本ゲート回路のみで基
本セルを構成した場合に比べてチップ面積が増大するこ
とはない。請求項10に記載の発明は、基板に、第1導
電型トランジスタと第2導電型トランジスタとからなる
第1のデバイスを複数平行に配列し、前記第1のデバイ
スの少なくとも一方のトランジスタのサイズを異ならせ
た第2のデバイスを複数平行に、且つ前記第1のデバイ
スに対し向きを異ならせて配列し、基板の空き領域に、
前記第1のデバイスの少なくとも一方のトランジスタの
サイズを前記第2のデバイスのトランジスタのサイズよ
りもさらに異ならせた第3のデバイスを複数配列して構
成され、且つ水平方向に延びる電源配線と垂直方向に延
びる電源配線とを有する基本セルのトランジスタを、選
択組み合わせて結線することによりNOR回路およびイ
ンバータが構成され、その基本セルからは、NOR回路
から出力される論理信号に加えて、NOR回路からイン
バータを介して論理が反転された論理信号が出力可能に
構成されたことをその要旨とする。
【0018】従って、本発明によれば、基本ゲート回路
としてのNOR回路にインバータを加えて基本セルを構
成することが可能になる。そして、この基本セルによれ
ば、基本ゲート回路のみで基本セルを構成した場合に比
べてチップ面積が増大することはない。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明を具体化した一実施
形態を図面と共に説明する。図1(a)に示すように、
従来のマスタスライス方式では、基本ゲート回路102
(インバータ,XOR回路,NAND回路,AND回
路,NOR回路など)のみで基本セル1が構成されてお
り、各基本セル1からは正論理または負論理の一方のみ
の論理信号しか出力することができない。
【0020】それに対して、図1(b)に示すように、
本実施形態においては、基本ゲート回路102にインバ
ータ103を加えて基本セル1が構成されている。そし
て、各基本セル1からは、基本ゲート回路102から出
力される論理信号に加えて、その基本ゲート回路102
からインバータ103を介して論理が反転された論理信
号が出力可能に構成されている。つまり、各基本セル1
にインバータ103を内蔵することにより、各基本セル
1から正負両論理の論理信号を出力可能にしている。
【0021】従って、本実施形態によれば、論理反転の
ためのインバータを構成する基本セル1を設ける必要が
ないため、そのインバータを構成する基本セルと他の基
本セルとを接続するための配線も不要になることから配
線のネット総数を削減することができる。その結果、配
線のネット総数の削減に伴って配線領域の面積も縮小さ
れることから、チップ面積を縮小することができる。特
に、複雑な論理回路により構成される大規模LSIで
は、配線のネット総数によってチップ面積が規定される
ため、本実施形態によれば、配線のネット総数の削減に
よりチップ面積を大幅に縮小することができる。
【0022】尚、基本セル1を構成する基本ゲート回路
102は1つとは限らず、複数の基本ゲート回路102
(例えば、AND回路とNOR回路)から構成されるこ
ともある。図2に、本実施形態における基本セル1の構
造例を示す。
【0023】基本セル1は、方形状のセル基板2と、こ
のセル基板2の上部約3分の1の面積を占める第1デバ
イス領域3と、セル基板2の左下約4分の1の面積を占
める第2デバイス領域4と、セル基板2の右下約3分の
1の面積を占める第3デバイス領域5と、第1デバイス
領域3と第3デバイス領域5との間の空隙部に設けられ
た配線パターン6とから構成されている。配線パターン
6は例えばタングステンポリサイドからなる。
【0024】第1デバイス領域3には、第1PMOSト
ランジスタ群9と第1NMOSトランジスタ群10とが
設けられている。第1PMOSトランジスタ群9は、互
いに平行に図の左右方向に延びるポリシリコン製の第1
及び第2ゲート電極11,12と、第1,第2及び第3
P型ソース・ドレイン領域13,14,15とを備え
る。第1,第2及び第3P型ソース・ドレイン領域1
3,14,15は第1及び第2ゲート電極11,12の
左側領域部分によって互いに上下方向に隔てられてい
る。
【0025】また、第1NMOSトランジスタ群10
は、第1及び第2ゲート電極11,12と、第1,第2
及び第3N型ソース・ドレイン領域16,17,18と
を備える。第1,第2及び第3N型ソース・ドレイン領
域16,17,18は、第1及び第2ゲート電極11,
12の右側領域部分によって互いに上下方向に隔てられ
ている。
【0026】すなわち、第1PMOSトランジスタ群9
の2個のPMOSトランジスタと第1NMOSトランジ
スタ群10の2個のNMOSトランジスタとは、それぞ
れ1対1の関係で第1ゲート電極11または第2ゲート
電極12を共有している。さらに、第1デバイス領域3
の空隙部を有効利用するために、第1及び第2ゲート電
極11,12の中央部や端部の適宜な箇所を拡張するこ
とによりコンタクト部を形成可能な幅広部19,20,
21を形成している。
【0027】第2デバイス領域4には、第2PMOSト
ランジスタ群22と第2NMOSトランジスタ群23と
が設けられている。第1PMOSトランジスタ群22
は、互いに平行に図の上下方向に延びるポリシリコン製
の第3,第4及び第5ゲート電極24,25,26と、
第4,第5,第6及び第7P型ソース・ドレイン領域2
7,28,29,30とを備える。第4,第5,第6及
び第7P型ソース・ドレイン領域27,28,29,3
0は、第3〜第5ゲート電極24〜26の上側領域部分
によって互いに左右方向に隔てられている。
【0028】また、第1NMOSトランジスタ群23
は、第3〜第5ゲート電極24〜26と、第4,第5,
第6及び第7N型ソース・ドレイン領域31,32,3
3,34とを備える。第4,第5,第6及び第7N型ソ
ース・ドレイン領域31,32,33,34は、第3〜
第5ゲート電極24〜26の下側領域部分によって互い
に左右方向に隔てられている。
【0029】すなわち、第2PMOSトランジスタ群2
2の3個のPMOSトランジスタと第2NMOSトラン
ジスタ群23の3個のNMOSトランジスタとは、それ
ぞれ1対1の関係で第3ゲート電極24、第4ゲート電
極25または第5ゲート電極26を共有している。
【0030】さらに、第2デバイス領域4の空隙部を有
効利用するために、第3〜第5ゲート電極24〜26の
中央部や端部の適宜な箇所を拡張することによりコンタ
クト部を形成可能な幅広部35,36,37,38,3
9を形成している。第3デバイス領域5は、ポリシリコ
ン製の第6,第7及び第8ゲート電極40,41,42
を備える。第6ゲート電極40は、鉤状に複数箇所で屈
曲しながら延びる。第7ゲート電極41は、同じく鉤状
に複数箇所で屈曲しながら延び、第6ゲート電極40と
の間に隘路を構成するように設けられている。第8ゲー
ト電極42は、この第7ゲート電極41の端部からさら
にセル基板2の右端に沿って図の上下方向に延びてい
る。
【0031】第6ゲート電極40の一端部40aと第7
ゲート電極41の他端部41bとは互いに平行に図の上
下方向に延びている。第6ゲート電極40の他端部40
bと第7ゲート電極41の一端部41aとは互いに平行
に図の上下方向に延びている。第6及び第7ゲート電極
40,41の各一端部40a,41a同士及び各他端部
40b,41b同士は、左右方向に若干ずれる程度で、
ほぼ上下方向直線上に位置するように配置されている。
【0032】さらに、第3デバイス領域5は、第8,第
9及び第10P型ソース・ドレイン領域43,44,4
5と、第8,第9及び第10N型ソース・ドレイン領域
46,47,48と、第11及び第12P型ソース・ド
レイン領域49,50と、第11及び第12N型ソース
・ドレイン領域51,52とを有する。第8,第9及び
第10P型ソース・ドレイン領域43,44,45は、
第6ゲート電極40の他端部40bと第7ゲート電極4
1の一端部41aとによって互いに図の左右方向に隔て
られている。第8,第9及び第10N型ソース・ドレイ
ン領域46,47,48は、第6ゲート電極40の一端
部40aと第7ゲート電極41の他端部41bとによっ
て互いに図の左右方向に隔てられている。第11及び第
12P型ソース・ドレイン領域49,50は、第8ゲー
ト電極42の一端部42aによって隔てられている。第
11及び第12N型ソース・ドレイン領域51,52
は、第8ゲート電極42の他端部42bによって隔てら
れている。
【0033】そして、第6ゲート電極40の他端部40
bと、第7ゲート電極41の一端部41aと、第8,第
9及び第10P型ソース・ドレイン領域43,44,4
5と、第8ゲート電極42の一端部42aと、第11及
び第12P型ソース・ドレイン領域49,50とにより
第3PMOSトランジスタ群53が構成されている。ま
た、第6ゲート電極40の一端部40aと、第7ゲート
電極41の他端部41bと、第8,第9及び第10N型
ソース・ドレイン領域46,47,48と、第8ゲート
電極42の他端部42bと、第11及び第12N型ソー
ス・ドレイン領域51,52とにより第3NMOSトラ
ンジスタ群54が構成されている。
【0034】さらに、第3デバイス領域5の空隙部を有
効利用するために、第6〜第8ゲート電極40〜42の
中央部や端部の適宜な箇所を拡張することによりコンタ
クト部を形成可能な幅広部55,56,57を形成して
いる。そして、本実施形態における基本セル1にあって
は、第1〜第3P型ソース・ドレイン領域13〜15の
幅W1(すなわち第1PMOSトランジスタ群9のゲー
ト幅)と、第4〜第7P型ソース・ドレイン領域27〜
30の幅W2(すなわち第2PMOSトランジスタ群2
2のゲート幅)と、第8〜第12P型ソース・ドレイン
領域43〜45,49,50の幅W3(すなわち第3P
MOSトランジスタ群53のゲート幅)との比(W1:
W2:W3)が6:3:2になるように設定されてい
る。
【0035】また、第1〜第3N型ソース・ドレイン領
域16〜18の幅W4(すなわち第1NMOSトランジ
スタ群10のゲート幅)と、第4〜第7N型ソース・ド
レイン領域31〜34の幅W5(すなわち第2NMOS
トランジスタ群23のゲート幅)と、第8〜第12N型
ソース・ドレイン領域46〜48,51,52の幅W6
(すなわち第3NMOSトランジスタ群54のゲート
幅)との比(W4:W5:W6)が10:4:3になる
ように設定されている。
【0036】さらに、本実施形態における基本セル1に
あっては、第1PMOSトランジスタ群9のゲート幅W
1と第1NMOSトランジスタ群10のゲート幅W4と
の比が6:5になるように設定され、第2PMOSトラ
ンジスタ群22のゲート幅W2と第2NMOSトランジ
スタ群23のゲート幅W5との比が3:2になるように
設定され、さらに第3PMOSトランジスタ群53のゲ
ート幅W3と第3NMOSトランジスタ群54のゲート
幅W6との比が4:3になるように設定されている。
【0037】すなわち、本実施形態にあっては、セル基
板1上の第1,第2,第3PMOSトランジスタ群9,
22,53のサイズを個々に異ならせ、且つ、第1,第
2,第3NMOSトランジスタ群10,23,54のサ
イズを個々に異ならせている。
【0038】また、セル基板2の下端部には図の左右方
向に延びるように低電位側電源配線7(以下、水平配線
7という)が設けられ、セル基板2の左右両端部には図
の上下方向に延びるように高電位側電源配線8(以下、
垂直配線8という)が設けられている。そして、水平配
線7および垂直配線8と各トランジスタとが結線されて
いる。尚、水平配線7は金属配線層の1層目に設けら
れ、垂直配線8は金属配線層の2層目に設けられる。ま
た、低電位側電源配線7はアース線として機能する。
【0039】図3に示すように、基本セル1は半導体基
板上にマトリックス状に配置される。この際、互いに隣
接する基本セル1はミラー配置される。図4(b)は、
図2に示す基本セル1を用いて、図4(a)に示す基本
ゲート回路102としてのNOR回路のみで基本セル1
を構成した場合の実体回路図であり、その内の配線部分
を太い実線で表したものである。尚、各トランジスタを
接続する配線は金属配線層の1層目に形成されている。
ここで、NOR回路は2つの入力信号A,BのNOR論
理をとって出力信号Cを生成する。
【0040】図5(b)は、図2に示す基本セル1を用
いて、図5(a)に示す基本ゲート回路102としての
インバータのみで基本セル1を構成した場合の実体回路
図であり、その内の配線部分を太い実線で表したもので
ある。尚、各トランジスタを接続する配線は金属配線層
の1層目に形成されている。ここで、インバータは入力
信号Dの論理を反転して出力信号Eを生成する。
【0041】図6(b)は、図2に示す基本セル1を用
いて、図6(a)に示す基本ゲート回路102としての
NOR回路にインバータ103を加えて基本セル1を構
成した場合の実体回路図であり、その内の配線部分を太
い実線で表したものである。尚、各トランジスタを接続
する配線は金属配線層の1層目に形成されている。ここ
で、NOR回路は2つの入力信号A,BのNOR論理を
とって出力信号Cを生成し、インバータは出力信号Cの
論理を反転して出力信号Eを生成する。
【0042】本実施形態における基本セル1は、以下の
通りの特徴を有する。 a)第1〜第3デバイス領域3〜5におけるトランジス
タのサイズを異ならせてあるので、基本セル1を構成す
る基本ゲート回路102およびインバータ103の駆動
能力の大きさに応じたサイズのトランジスタを自由に選
定することができる。
【0043】b)第1デバイス領域3のトランジスタ群
9,10の配列方向と、第2デバイス領域4のトランジ
スタ群22,23の配列方向とを異ならせてある(特
に、配列方向が90度異なるように設定している)。従
って、トランジスタ領域を跨がないように各トランジス
タを結線する際に配線層を変更しないで済み、配線効率
を向上できるとともに、配線長を短くすることができ
る。
【0044】c)第3デバイス領域5において、第6ゲ
ート電極40の他端部40bをゲート電極とするPMO
Sトランジスタと第7ゲート電極41の他端部41bを
ゲート電極とするNMOSトランジスタとが上下方向の
直線上にほぼずれることなく位置し、更には、第6ゲー
ト電極40の一端部40aをゲート電極とするNMOS
トランジスタと第7ゲート電極41の一端部41aをゲ
ート電極とするPMOSトランジスタとが上下方向の直
線上にほぼずれることなく位置するように、第6及び第
7ゲート電極40,41を屈曲させている。従って、こ
の部分を用いてトランスファーゲートを形成する場合、
PMOSトランジスタのソース・ドレイン領域とNMO
Sトランジスタのソース・ドレイン領域とを接続する各
配線がクロスしない。
【0045】従って、PMOSトランジスタとNMOS
トランジスタとを接続する配線を1層に形成できるとと
もに、これらの配線の長さが最短になり、トランスファ
ーゲート自身の回路面積を縮小でき、半導体集積回路の
省面積化に寄与できる。 d)配線ライン6を設けたり、各ゲート電極の中央部や
端部にコンタクト用幅広部を設けているので、セル内の
空き領域を有効に活用しつつ、結線位置の自由度が増
す。
【0046】特に、各ゲート電極の中央部に幅広部1
9,20,35〜37,56を設けることにより、従来
にも増してコンタクトの選択枝が広がる。 e)第1〜第3デバイス領域3〜5の各領域において、
PMOSトランジスタとNMOSトランジスタとのゲー
ト電極を共有させているので、結線時に金属配線を用い
て接続する必要がなく、その分配線領域に自由度が生じ
る。
【0047】f)水平方向ばかりではなく、水平配線7
と垂直配線8とで低電位側用と高電位側用の配線を構成
している。従って、本実施形態のようにトランジスタの
向きが90度異なる基本セル1にあっては、水平配線7
または垂直配線8と各トランジスタとを接続する配線の
長さを最短化できる。
【0048】g)各配線を設ける位置を、絶縁膜を介し
た2層に分け、前記各トランジスタを結ぶ配線及び水平
配線7が1層目に、垂直配線8が2層目に位置するよう
に構成している。これにより、前記各トランジスタを結
ぶ配線(例えば、基本セル間を接続する配線)が、垂直
配線8をクロスする場合でも、これら垂直配線8の下を
通すことができ、配線の自由度が高くなる。
【0049】h)回路として使用しないゲート電極は、
そのまま配線の一部として使用することができる。 i)図6(b)に示すように基本ゲート回路102(N
OR回路)にインバータ103を加えて構成した基本セ
ル1のセル基板2の面積は、図4(a)に示す基本ゲー
ト回路102のみで構成した基本セル1のセル基板2の
面積と同じである。つまり、図2に示す基本セル1を用
いれば、各トランジスタを接続する配線を変更するだけ
で、1つの基本セル1に基本ゲート回路102(NOR
回路)とインバータ103とを組み込むことができる。
従って、図2に示す基本セル1を用いれば、基本ゲート
回路102にインバータ103を加えて基本セル1を構
成した場合(図6(b))でも、基本ゲート回路102
のみで基本セル1を構成した場合(図4(b))に比べ
てチップ面積が増大することはない。
【0050】尚、上記実施形態は以下のように変更して
もよく、その場合でも同様の作用および効果を得ること
ができる。 [1]低電位側電源配線7および高電位側電源配線8を
設ける位置は、それぞれセルの下端部や左端部に限定さ
れるものではなく、上端部や右端部であってもよく、要
は、両者の延びる向きが異なって(好ましくは90度)
いればよい。
【0051】[2]第1〜第3デバイス領域3〜5にお
いて、各領域のトランジスタのサイズを異ならせたが、
各領域内のトランジスタのサイズ(ゲート幅)の比(W
1:W4、W2:W5、W3:W6)をそれぞれ任意の
値に変更してもよい。 [3]上記実施形態ではトランジスタのサイズを異なら
せる手段として、トランジスタのゲート幅Wを変化させ
たが、ゲート長Lを変化させても良く、また、双方を変
化させても良い。
【0052】[4]上記実施形態では基本ゲート回路1
02としてのNOR回路にインバータ103を加えて基
本セル1を構成した例を示したが、これに限定するもの
ではなく、どのような基本ゲート回路102(例えば、
インバータ、NAND回路、AND回路、OR回路、A
ND−NOR回路、OR−NAND回路、排他的論理和
回路(Exclusive-OR 回路) 、排他的否定論理和回路
(Exclusive-NOR回路)など)にインバータ103を加
えて基本セル1を構成した例に適用してもよい。
【0053】[5]上記実施形態ではMOSトランジス
タによって基本セル1を構成した例を示したが、バイポ
ーラトランジスタによって基本セル1を構成した例に適
用してもよい。 以上、各実施形態について説明したが、各実施形態から
把握できる請求項以外の技術的思想について、以下にそ
れらの効果と共に記載する。
【0054】(1)前記トランジスタをサイズ毎に複数
設けた請求項4に記載の半導体装置。 (2)前記トランジスタはMOSトランジスタである請
求項4または上記(1)に記載の半導体装置。
【0055】(3)前記少なくとも一方の導電型のトラ
ンジスタを配列する向きをサイズ毎に異ならせた請求項
4または請求項5に記載の半導体装置。このようにすれ
ば、トランジスタを配列する向きを異ならせてあるの
で、結線方向の自由度が増す。
【0056】(4)前記少なくとも一方の導電型のトラ
ンジスタをサイズ毎に複数設けた請求項4,5,上記
(3)のいずれかに記載の半導体装置。 (5)前記複数のトランジスタの異なる導電型の2つの
トランジスタのゲートラインを共通化したことを特徴と
する請求項4,5,上記(3),(4)のいずれかに記
載の半導体装置。
【0057】(6)第1導電型トランジスタ及び第2導
電型トランジスタからなるデバイスを少なくとも2組有
し、このデバイス群のうちの少なくとも2組のデバイス
における一方のデバイスの第1導電型トランジスタと他
方のデバイスの第2導電型トランジスタとがほぼ上下ま
たは左右方向に位置するように配列した構造を有するこ
とを特徴とした請求項4,5,上記(1)〜(5)のい
ずれかに記載の半導体装置。
【0058】(7)基板に、第1導電型トランジスタと
第2導電型トランジスタとからなる第1のデバイスを複
数平行に配列し、前記第1のデバイスの少なくとも一方
のトランジスタのサイズを異ならせた第2のデバイスを
複数平行に、且つ前記第1のデバイスに対し向きを異な
らせて配列し、基板の空き領域に、前記第1のデバイス
の少なくとも一方のトランジスタのサイズを前記第2の
デバイスのトランジスタのサイズよりもさらに異ならせ
た第3のデバイスを複数配列した半導体装置。
【0059】(8)前記第3のデバイス群を、第1導電
型トランジスタ及び第2導電型トランジスタからなるデ
バイスを少なくとも2組有し、このデバイス群のうちの
少なくとも2組のデバイスにおける一方のデバイスの第
1導電型トランジスタと他方のデバイスの第2導電型ト
ランジスタとがほぼ上下または左右方向に位置するよう
に配列した構造としたことを特徴とする上記(7)に記
載の半導体装置。
【0060】このように、上記(6)〜(8)のように
すれば、例えば、P型トランジスタとNMOSトランジ
スタとからなるトランスファーゲートを形成する場合、
P型トランジスタとN型トランジスタとを接続する配線
がクロスしない。従って、P型トランジスタとN型トラ
ンジスタとを接続する配線の長さが最短になる。
【0061】(9)前記各デバイスにおけるトランジス
タのゲートラインを共通化した上記(6)〜(8)のい
ずれかに記載の半導体装置。このようにすれば、第1導
電型トランジスタと第2導電型トランジスタとのゲート
電極を共有させているので、結線時に金属配線を用いて
接続する必要がなく、その分配線領域に自由度が生じ
る。
【0062】(10)前記複数のトランジスタ間の空隙
部に配線ラインを形成した請求項4,5,上記(1)〜
(9)のいずれかに記載の半導体装置。このようにすれ
ば、結線時に配線ラインを使用することにより、金属配
線を用いて接続する必要がなくなり、その分配線領域に
自由度が生じる。
【0063】(11)水平端と垂直端とに電源配線を設
けた請求項4,5,上記(1)〜(10)のいずれかに
記載の半導体装置。このようにすれば、従来のように、
水平方向ばかりではなく、垂直方向にも電源配線を設け
たので、トランジスタの配列向きが異なるものにおいて
は、電源配線と各トランジスタとを接続する配線の長さ
を最短化できる。
【0064】(12)前記各電源配線を設ける位置を2
層に分け、一方の電源配線を1層目に、他方の電源配線
を2層目に位置させた上記(11)に記載の半導体装
置。このようにすれば、各電源配線を設ける位置を2層
に分け、一方の電源配線が1層目に、他方の電源配線が
2層目に位置するようにすることにより、各トランジス
タを結ぶ配線を基板の多くの箇所から引き出すことがで
き、配線の自由度が高くなる。
【0065】(13)前記トランジスタのゲートにコン
タクト部形成可能な幅広部を設けた請求項4,5,上記
(1)〜(12)のいずれかに記載の半導体装置。この
ようにすれば、各ゲート電極の中央部や端部にコンタク
ト用幅広部を設けているので、セル内の空き領域を有効
に活用しつつ、結線位置の自由度が増す。特に、各ゲー
ト電極の中央部にも幅広部を設けることにより、従来に
も増してコンタクトの選択枝が広がる。
【0066】(14)前記トランジスタのサイズは、ゲ
ート幅及びゲート長の少なくとも一方を変化させること
により異ならせた請求項4,5,上記(1)〜(13)
のいずれかに記載の半導体装置。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を具体化した一実施形態を説明するため
の説明図。
【図2】一実施形態の基本セルの構造を示した平面図。
【図3】一実施形態の基本セルの構造を示した平面図。
【図4】図4(a)は一実施形態を説明するための回路
図。図4(b)は一実施形態を説明するための実体回路
図。
【図5】図5(a)は一実施形態を説明するための回路
図。図5(b)は一実施形態を説明するための実体回路
図。
【図6】図6(a)は一実施形態を説明するための回路
図。図6(b)は一実施形態を説明するための実体回路
図。
【符号の説明】
1…基本セル 2…セル基板 6…配線パターン(配線ライン) 7…低電位側電源配線 8…高電位側電源配線 9,22,53…第1,第2,第3P型トランジスタ群 10,23,54…第1,第2,第3N型トランジスタ
群 11,12,24〜26,40〜42…ゲート電極 102…基本ゲート回路 103…インバータ
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 21/82 H01L 21/822 H01L 27/04 H01L 27/118

Claims (10)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 正負両論理の論理信号が出力可能に構成
    され、且つ水平方向に延びる電源配線と垂直方向に延び
    る電源配線とを有する基本セルから成る半導体装置。
  2. 【請求項2】 インバータが内蔵されて正負両論理の論
    理信号が出力可能に構成され、且つ水平方向に延びる電
    源配線と垂直方向に延びる電源配線とを有する基本セル
    から成る半導体装置。
  3. 【請求項3】 少なくとも1つの基本ゲート回路にイン
    バータを加えて構成され、且つ水平方向に延びる電源配
    線と垂直方向に延びる電源配線とを有する基本セルから
    成る半導体装置であって、その基本セルからは、基本ゲ
    ート回路から出力される論理信号に加えて、その基本ゲ
    ート回路からインバータを介して論理が反転された論理
    信号が出力可能に構成されたことを特徴とする半導体装
    置。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれか1項に記載の半
    導体装置において、サイズの異なる複数のトランジスタ
    を選択組み合わせ可能に配列し、複数のトランジスタを
    配列する向きをサイズ毎に異ならせた半導体装置。
  5. 【請求項5】 請求項1〜3のいずれか1項に記載の半
    導体装置において、サイズの異なる複数の第1導電型ト
    ランジスタ及びサイズの異なる複数の第2導電型トラン
    ジスタを選択組み合わせ可能に配列した半導体装置。
  6. 【請求項6】 請求項1〜5のいずれか1項に記載の半
    導体装置における基本セルを1個または複数個配列した
    状態で、各基本セルを構成するトランジスタを選択組み
    合わせて結線することにより、基本ゲート回路およびイ
    ンバータを構成した半導体装置。
  7. 【請求項7】 請求項1〜6のいずれか1項に記載の半
    導体装置において、前記水平方向に延びる電源配線と垂
    直方向に延びる電源配線とで低電位側用と高電位側用の
    配線を構成した半導体装置。
  8. 【請求項8】 請求項1〜7のいずれか1項に記載の半
    導体装置において、各トランジスタを結ぶ配線と、前記
    水平方向に延びる電源配線および垂直方向に延びる電源
    配線とを設ける位置を2層に分け、各トランジスタを結
    ぶ配線と一方の方向に延びる電源配線とが1層目に、他
    方の方向に延びる電源配線が2層目に位置するように構
    成した半導体装置
  9. 【請求項9】 基板に、第1導電型トランジスタと第2
    導電型トランジスタとからなる第1のデバイスを複数平
    行に配列し、前記第1のデバイスの少なくとも一方のト
    ランジスタのサイズを異ならせた第2のデバイスを複数
    平行に、且つ前記第1のデバイスに対し向きを異ならせ
    て配列し、基板の空き領域に、前記第1のデバイスの少
    なくとも一方のトランジスタのサイズを前記第2のデバ
    イスのトランジスタのサイズよりもさらに異ならせた第
    3のデバイスを複数配列して構成され、且つ水平方向に
    延びる電源配線と垂直方向に延びる電源配線とを有する
    基本セルのトランジスタを、選択組み合わせて結線する
    ことにより基本ゲート回路およびインバータが構成さ
    れ、その基本セルからは、基本ゲート回路から出力され
    る論理信号に加えて、基本ゲート回路からインバータを
    介して論理が反転された論理信号が出力可能に構成され
    たことを特徴とする半導体装置。
  10. 【請求項10】 基板に、第1導電型トランジスタと第
    2導電型トランジスタとからなる第1のデバイスを複数
    平行に配列し、前記第1のデバイスの少なくとも一方の
    トランジスタのサイズを異ならせた第2のデバイスを複
    数平行に、且つ前記第1のデバイスに対し向きを異なら
    せて配列し、基板の空き領域に、前記第1のデバイスの
    少なくとも一方のトランジスタのサイズを前記第2のデ
    バイスのトランジスタのサイズよりもさらに異ならせた
    第3のデバイスを複数配列して構成され、且つ水平方向
    に延びる電源配線と垂直方向に延びる電源配線とを有す
    基本セルのトランジスタを、選択組み合わせて結線す
    ることによりNOR回路およびインバータが構成され、
    その基本セルからは、NOR回路から出力される論理信
    号に加えて、NOR回路からインバータを介して論理が
    反転された論理信号が出力可能に構成されたことを特徴
    とする半導体装置。
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