JPH04325383A - 自動車のフレーム構造 - Google Patents

自動車のフレーム構造

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JPH04325383A
JPH04325383A JP12237691A JP12237691A JPH04325383A JP H04325383 A JPH04325383 A JP H04325383A JP 12237691 A JP12237691 A JP 12237691A JP 12237691 A JP12237691 A JP 12237691A JP H04325383 A JPH04325383 A JP H04325383A
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JP
Japan
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cross member
front cross
side frames
frame structure
air outlet
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JP12237691A
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English (en)
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Inventor
Kenichi Onoda
小野田 謙一
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Suzuki Motor Corp
Original Assignee
Suzuki Motor Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車のフレーム構造
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の自動車のフレーム構造としては、
例えば図4に示すようなものがある。このフレーム構造
は、車体の左右両側に配設される一対のサイドフレーム
51,52を具備しており、これら左右一対のサイドフ
レーム51,52のうち、左側のサイドフレーム51を
エアクリーナ53への吸入ダクトおよび吸気騒音の発生
を抑える消音器として利用している。このため、左側の
サイドフレーム51には、エアインレットパイプ54と
エアアウトレットパイプ55とが車体の前後に一定の間
隔を置いて取付けられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来のフレーム構造では、エアインレットパイプ54
とエアアウトレットパイプ55との配置間隔がレイアウ
トの関係で短くなり、消音器として機能するのに必要な
長さをとれない場合があるので、十分な消音効果を得る
ことができないおそれがあった。また、エアインレット
パイプ54およびエアアウトレットパイプ55は、左側
のサイドフレーム51の前後に取付けられているので、
エンジンルーム内のレイアウトの自由度が少ないという
欠点があった。
【0004】本発明はこのような実状に鑑みてなされた
ものであって、その目的は、フレームを吸入ダクトおよ
び消音器として利用する場合に、エンジンルーム内のレ
イアウムの自由度を大きくし、かつ消音効果の向上を図
ることが可能な自動車のフレーム構造を提供することに
ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記従来技術の有する課
題を解決するために、本発明においては、車体の左右両
側にサイドフレームをそれぞれ配設し、これら左右一対
のサイドフレームの前端部にフロントクロスメンバを連
結し、前記左右一対のサイドフレームの少なくとも一方
と前記フロントクロスメンバとを連通させ、前記左右一
対のサイドフレームおよびフロントクロスメンバの各部
材のうち、いずれか一の部材にエアインレット部を設け
ると共に、この部材以外の一方にエアアウトレット部を
設けている。
【0006】
【作  用】本発明に係る自動車のフレーム構造では、
サイドフレームのみならずフロントクロスメンバを吸入
ダクトおよび消音器として利用しているため、エアイン
レット部とエアアウトレット部の位置を自由に選択する
ことが可能となる上、吸入ダクトに相当する部分の長さ
を必要なだけ自由にとることができる。
【0007】
【実施例】以下、本発明を図示の実施例に基づいて詳細
に説明する。
【0008】図1および図2は本発明に係る自動車のフ
レーム構造の一実施例を示したものである。図において
1は開放型の自動車であり、この自動車1の車体上部1
aは、フロントウィンドガラス2を装着するフロントレ
ール3と、このフロントレール3より車体後方に配置さ
れるロールバー4と、このロールバー4から車体後部1
bまでの間を覆うバックウィンドガラス5と、フロント
レール3の上縁部3aとロールバー4の上縁部4aとの
間に差渡して設置されるルーフ6とをそれぞれ備えてい
る。
【0009】上記ルーフ6は、車体上部1aのほぼ中央
に配設されるセンタルーフ6aと、このセンタルーフ6
aの左右両側に配設されるサイドルーフ6b,6bとの
3部分に分割されており、これらは適宜な手段によって
互いに結合されている。
【0010】一方、上記自動車1の車体前部1cにはエ
ンジンルーム7が設けられており、このエンジンルーム
7の上部には、これを開閉するフロントフード8が後部
側を中心にして回動自在に取付けられている。また、車
体下部1dの左右両側には、一対のサイドフレーム9,
10が車体前後方向に沿ってそれぞれ配設されている。 そして、エンジンルーム7内に位置するこれら左右一対
のサイドフレーム9,10の前端部には、車巾方向に延
びるフロントクロスメンバ11が連結され、さらに当該
フロントクロスメンバ11より車体後方に位置する中間
部にはセカンドクロスメンバ12が架設されている。な
お、左右一対のサイドフレーム9,10およびフロント
クロスメンバ11は、閉断面構造に形成されている。ま
た、図において13はホイールハウスである。
【0011】上記右側のサイドフレーム10の車体前方
側の上面には、図2に示す如くインレットポート14が
穿設されており、このインレットポート14にエアイン
レットパイプ15が取付けられている。エアインレット
パイプ15は、フレッシュエアを取り入れるために設け
られたエアインレット部であり、上部には防水、防塵用
のサクションパイプ16の下端が接続されている。また
、右側のサイドフレーム10の前面部とフロントクロス
メンバ11の右側後面部との接続面には、連通孔17が
設けられており、当該連通孔17を介して右側のサイド
フレーム10とフロントクロスメンバ11とが連通して
いる。
【0012】一方、上記フロントクロスメンバ11の左
側後面部であって、左側のサイドフレーム9との接続部
より車体内方に位置する箇所には、図2に示す如くアウ
トレットポート18が穿設されており、このアウトレッ
トポート18にエアアウトレットパイプ19が取付けら
れている。エアアウトレットパイプ19は、フレッシュ
エアをエアクリーナ20に供給するために設けられたエ
アアウトレット部であり、後端部にはエアクリーナ20
が接続されている。
【0013】しかして、本実施例のフレーム構造におい
ては、右側のサイドフレーム10上のエアインレットパ
イプ15から吸入されたフレッシュエアは、図2の矢印
に示すように右側のサイドフレーム10の内部を通り、
連通孔17を経てフロントクロスメンバ11に流れる。 そして、このフレッシュエアはフロントクロスメンバ1
1の内部を通り、エアアウトレットパイプ19を流れて
エアクリーナ20に供給される。
【0014】すなわち、本実施例のフレーム構造によれ
ば、右側のサイドフレーム10にエアインレットパイプ
15を取付けると共に、フロントクロスメンバ11にア
ウトレットパイプ19を取付けているため、フレームを
吸入ダクトおよび消音器として利用する場合のレイアウ
トの自由度が大きくとれるようになる。
【0015】図3は本発明に係る自動車のフレーム構造
の他の実施例を示したもので、左側のサイドフレーム9
の車体前方側の上面にはアウトレットポート18が穿設
されている。そして、このアウトレットポート18には
、エアアウトレットパイプ19が取付けられており、当
該エアアウトレットパイプ19の上部には図示しないエ
アクリーナが接続されている。また、左側のサイドフレ
ーム9の前面部とフロントクロスメンバ11の左側後面
部との接続面には、連通孔27が設けられており、当該
連通孔27を介して左側のサイドフレーム9とフロント
クロスメンバ11とが連通している。その他の構成は上
記実施例と同様である。
【0016】しかして、本実施例のフレーム構造におい
ては、右側のサイドフレーム10上のエアインレットパ
イプ15から吸入されたフレッシュエアは、図3の矢印
に示すように右側のサイドフレーム10の内部を通り、
連通孔17を経てフロントクロスメンバ11に流れる。 そして、このフレッシュエアはフロントクロスメンバ1
1の内部を通り、連通孔27を経て左側のサイドフレー
ム9に流れ、当該左側のサイドフレーム9上のエアアウ
トレットパイプ19より図示しないエアクリーナに供給
される。
【0017】すなわち、本実施例のフレーム構造によれ
ば、右側のサイドフレーム10にエアインレットパイプ
15を取付けるとともに、左側のサイドフレーム9にア
ウトレットパイプ19を取付けているため、上記実施例
よりもさらに吸入ダクト部分の長さを大きくとれ、消音
効果をより一層高めることができる。
【0018】以上、本発明の実施例につき述べたが、本
発明は既述の実施例に限定されるものではなく、本発明
の技術的思想に基づいて各種の変形および変更が可能で
ある。
【0019】例えば、既述の実施例においては、右側の
サイドフレーム10にエアインレットパイプ15を取付
け、フロントクロスメンバ11又は左側のサイドフレー
ム9にエアアウトレットパイプ19を取付けたが、この
逆の配置で取付けても同様の作用効果を奏する。また、
エアインレットパイプ15やエアアウトレットパイプ1
9は、左右一対のサイドフレーム9,10およびフロン
トクロスメンバ11のどの面に取付けてもよい。さらに
、エア吸入特性上、サイドフレーム9,10の一方は閉
塞してもよい。
【0020】
【発明の効果】上述の如く、本発明に係る自動車のフレ
ーム構造は、左右一対のサイドフレームの前端部にフロ
ントクロスメンバを連結し、これら左右一対のサイドフ
レームの少なくとも一方と前記フロントクロスメンバと
を連通させ、前記左右一対のサイドフレームおよびフロ
ントクロスメンバの各部材のうち、いずれか一の部材に
エアインレット部を設けると共に、この部材以外の一方
にエアアウトレット部を設けたので、フレームを吸入ダ
クトおよび消音器として利用する場合に、エアインレッ
ト部とエアアウトレット部の位置を自由に選択すること
ができると共に、エアクリーナまでの吸入ダクト部の長
さを十分に確保できる。したがって、本発明のフレーム
構造によれば、エンジンルーム内のレイアウトの自由度
が増し、吸気騒音の消音効果を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るフレーム構造を適用し
た自動車を示す斜視図である。
【図2】エアインレットパイプおよびエアアウトレット
パイプを取付けた状態のサイドフレームおよびフロント
クロスメンバを示す斜視図である。
【図3】他の実施例に係るフレーム構造を示すものであ
って、エアインレットパイプおよびエアアウトレットパ
イプを取付けた状態のサイドフレームおよびフロントク
ロスメンバの斜視図である。
【図4】従来の自動車のフレーム構造を示すものであっ
て、エアインレットパイプおよびエアアウトレットパイ
プを取付けた状態のサイドフレームの斜視図である。
【符号の説明】
1  自動車 9,10  サイドフレーム 11  フロントクロスメンバ 14  インレットポート 15  エアインレットパイプ 17,27  連通孔 18  アウトレットポート 19  エアアウトレットパイプ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  車体の左右両側にサイドフレームをそ
    れぞれ配設し、これら左右一対のサイドフレームの前端
    部にフロントクロスメンバを連結し、前記左右一対のサ
    イドフレームの少なくとも一方と前記フロントクロスメ
    ンバとを連通させ、前記左右一対のサイドフレームおよ
    びフロントクロスメンバの各部材のうち、いずれか一の
    部材にエアインレット部を設けると共に、この部材以外
    の一方にエアアウトレット部を設けたことを特徴とする
    自動車のフレーム構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006117224A (ja) * 2004-09-21 2006-05-11 Toyota Motor Corp 車両前部構造

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006117224A (ja) * 2004-09-21 2006-05-11 Toyota Motor Corp 車両前部構造
US7850228B2 (en) 2004-09-21 2010-12-14 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Vehicle front structure

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