JPH04323361A - アンティック調金属面を有する眼鏡枠、およびその製造法 - Google Patents
アンティック調金属面を有する眼鏡枠、およびその製造法Info
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- JPH04323361A JPH04323361A JP9069091A JP9069091A JPH04323361A JP H04323361 A JPH04323361 A JP H04323361A JP 9069091 A JP9069091 A JP 9069091A JP 9069091 A JP9069091 A JP 9069091A JP H04323361 A JPH04323361 A JP H04323361A
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Landscapes
- Eyeglasses (AREA)
- Physical Vapour Deposition (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、アンティック(ant
ique) 調金属面を有する眼鏡枠と、その製造法に
関するものであり、上品な古びた味わいのある眼鏡枠を
工業的に量産することが可能で、国民生活の文化的向上
と眼鏡需要の拡大に役立てることができる。
ique) 調金属面を有する眼鏡枠と、その製造法に
関するものであり、上品な古びた味わいのある眼鏡枠を
工業的に量産することが可能で、国民生活の文化的向上
と眼鏡需要の拡大に役立てることができる。
【0002】
【従来の技術】眼鏡がお洒落の道具であるとの風潮が定
着して久しく、最近では新しいデザイン感覚の眼鏡ばか
りでなく、古色蒼然としたアンティックなデザインの眼
鏡も静かなブームを呼んでいる。
着して久しく、最近では新しいデザイン感覚の眼鏡ばか
りでなく、古色蒼然としたアンティックなデザインの眼
鏡も静かなブームを呼んでいる。
【0003】このような情勢から、古びた感じの眼鏡枠
を製造する加工技術が必要になってきたのであるが、従
来用いられている方法は眼鏡枠を構成する金属部品の表
面を湿式メッキ法や塗装法を組み合わせて色彩変化を持
たせようとするものであり、汗や皮脂による電蝕、頻繁
な接触による表面層の摩耗、屈曲や温度の変化による塗
装の剥離、あるいは化粧品など化学薬品類との接触によ
る腐蝕といったように耐蝕性、耐摩耗性、被膜強度、あ
るいは耐薬品性の面で難点があった。
を製造する加工技術が必要になってきたのであるが、従
来用いられている方法は眼鏡枠を構成する金属部品の表
面を湿式メッキ法や塗装法を組み合わせて色彩変化を持
たせようとするものであり、汗や皮脂による電蝕、頻繁
な接触による表面層の摩耗、屈曲や温度の変化による塗
装の剥離、あるいは化粧品など化学薬品類との接触によ
る腐蝕といったように耐蝕性、耐摩耗性、被膜強度、あ
るいは耐薬品性の面で難点があった。
【0004】本発明は、眼鏡枠にアンティック調の金属
化粧を施す従来の加工技術に前述のごとき難点があった
ことに鑑みて為されたものであり、耐蝕性、耐摩耗性、
被膜強度、および耐薬品性が優秀であり、しかも高級感
に富んだアンティック調金属面を有する眼鏡枠を提供す
ることを技術的課題とするものである。
化粧を施す従来の加工技術に前述のごとき難点があった
ことに鑑みて為されたものであり、耐蝕性、耐摩耗性、
被膜強度、および耐薬品性が優秀であり、しかも高級感
に富んだアンティック調金属面を有する眼鏡枠を提供す
ることを技術的課題とするものである。
【0005】また、本発明の他の技術的課題は、変化性
に富んだアンティック調金属面を有する眼鏡枠を工業的
に量産できる新方法を提供するにある。
に富んだアンティック調金属面を有する眼鏡枠を工業的
に量産できる新方法を提供するにある。
【0006】さらに、本発明の他の技術的課題は、燻銀
色や燻金色の深みのある強固な斑状化粧被膜を眼鏡枠金
属面に現出することができる眼鏡枠金属面のアンティッ
ク調表面処理法を提供するにある。
色や燻金色の深みのある強固な斑状化粧被膜を眼鏡枠金
属面に現出することができる眼鏡枠金属面のアンティッ
ク調表面処理法を提供するにある。
【0007】
【課題解決のために採用した手段】本発明者が上記技術
的課題を解決するために採用した手段を、添附図面を参
照して説明すれば、次のとおりである。
的課題を解決するために採用した手段を、添附図面を参
照して説明すれば、次のとおりである。
【0008】即ち、本発明は、眼鏡枠の金属面1を凹凸
状11に形成するという金属面起伏加工手段と、当該金
属面の凹部に金属化合物被膜を斑状に層着するという特
殊被膜形成手段とを巧みに組み合わせることによって、
古色性に富んだアンティック調金属面を有する眼鏡枠を
実現した点に要旨がある。
状11に形成するという金属面起伏加工手段と、当該金
属面の凹部に金属化合物被膜を斑状に層着するという特
殊被膜形成手段とを巧みに組み合わせることによって、
古色性に富んだアンティック調金属面を有する眼鏡枠を
実現した点に要旨がある。
【0009】また、本発明は、眼鏡枠を構成する金属部
の表面を凹凸状に塑性変形せしめる金工処理と、形成さ
れた金属凹凸面にイオンプレーティング法またはスパッ
タリング法により金属化合物被膜を形成せしめる金属化
合物形成処理と、形成された金属化合物被膜を斑状に除
去せしめる斑模様形成処理、さらに要すれば、斑状に金
属化合物被膜が除去された眼鏡枠金属部の露出面に、さ
らに装飾金属をメッキして金属化合物被膜と装飾金属被
膜とで斑色模様を現出せしめるという彩色加工処理とを
逐次的に施すことによってアンティック調金属面を有す
る眼鏡枠を効率的に製造する点に製法上の要旨がある。
の表面を凹凸状に塑性変形せしめる金工処理と、形成さ
れた金属凹凸面にイオンプレーティング法またはスパッ
タリング法により金属化合物被膜を形成せしめる金属化
合物形成処理と、形成された金属化合物被膜を斑状に除
去せしめる斑模様形成処理、さらに要すれば、斑状に金
属化合物被膜が除去された眼鏡枠金属部の露出面に、さ
らに装飾金属をメッキして金属化合物被膜と装飾金属被
膜とで斑色模様を現出せしめるという彩色加工処理とを
逐次的に施すことによってアンティック調金属面を有す
る眼鏡枠を効率的に製造する点に製法上の要旨がある。
【0010】
【実施例】以下、本発明を添附図面に示す実施例に基い
て、更に詳しく説明する。なお、図1〜図3は本発明の
第1実施例品を製造するプロセスを説明する工程説明図
、図4および図5は第1実施例のものに更に金属彩色加
工を施すところの第2実施例品を製造するプロセスを説
明する付加的な工程説明図、図6〜図9は本発明の第3
実施例品を製造するプロセスを説明する工程説明図、図
10〜図13は本発明の第4実施例品を製造するプロセ
スを説明する工程説明図である。
て、更に詳しく説明する。なお、図1〜図3は本発明の
第1実施例品を製造するプロセスを説明する工程説明図
、図4および図5は第1実施例のものに更に金属彩色加
工を施すところの第2実施例品を製造するプロセスを説
明する付加的な工程説明図、図6〜図9は本発明の第3
実施例品を製造するプロセスを説明する工程説明図、図
10〜図13は本発明の第4実施例品を製造するプロセ
スを説明する工程説明図である。
【0011】実施例1について、図1〜図3に示す第1
実施例品の製造過程において、符号1はチタン系合金材
料から成る眼鏡部品1である。本実施例においては、ま
ず、このチタン系合金材料から成る眼鏡部品1の表面に
ヘアーライン加工により凹凸状の起伏面11を形成する
。
実施例品の製造過程において、符号1はチタン系合金材
料から成る眼鏡部品1である。本実施例においては、ま
ず、このチタン系合金材料から成る眼鏡部品1の表面に
ヘアーライン加工により凹凸状の起伏面11を形成する
。
【0012】つぎに、上記眼鏡部品1の起伏面11を清
浄に洗浄処理した後、前記起伏面11に対し、チタンタ
ーゲットを炭素ガスと反応させながらスパッターして当
該起伏面11に炭化チタン被膜21を形成する。こうし
て形成された炭化チタン被膜21は深みのある燻銀色を
呈していた。ちなみに、本実施例では、チタンターゲッ
トと炭素との反応温度を 500〜600 ℃に設定し
て行ったところから、炭化チタン被膜21の表面硬さは
ビッカース硬度で1000〜1200となっていた。
浄に洗浄処理した後、前記起伏面11に対し、チタンタ
ーゲットを炭素ガスと反応させながらスパッターして当
該起伏面11に炭化チタン被膜21を形成する。こうし
て形成された炭化チタン被膜21は深みのある燻銀色を
呈していた。ちなみに、本実施例では、チタンターゲッ
トと炭素との反応温度を 500〜600 ℃に設定し
て行ったところから、炭化チタン被膜21の表面硬さは
ビッカース硬度で1000〜1200となっていた。
【0013】そこで、燻銀色の炭化チタン被膜21が形
成された上記眼鏡部品1の凹凸面11側にバフ研磨を施
したところ、当該眼鏡部品の凹凸面11における凸部の
炭化チタン被膜が除去されて地金であるチタン及びチタ
ン系合金材料が露出し、露出した当該合金材料特有の銀
色と燻銀色の炭化チタン被膜21が程良く斑状に混ざり
合って上品で古色豊かな美しい斑模様を呈した。
成された上記眼鏡部品1の凹凸面11側にバフ研磨を施
したところ、当該眼鏡部品の凹凸面11における凸部の
炭化チタン被膜が除去されて地金であるチタン及びチタ
ン系合金材料が露出し、露出した当該合金材料特有の銀
色と燻銀色の炭化チタン被膜21が程良く斑状に混ざり
合って上品で古色豊かな美しい斑模様を呈した。
【0014】実施例2について、実施例品2は、上記第
1実施例の方法によって得た斑状模様の眼鏡部品1の凹
凸面11に対し、電解メッキ法により金(22カラット
)被膜3を形成し(図4)、然る後、バフ研磨により窒
化チタン被膜22上に付着した金被膜を除去することに
より燻金色の窒化チタン被膜22と金被膜3とが古色の
中にも豪華な金色が調和した美しい斑色模様の眼鏡部品
が得られた(図5参照)。なお、実施例2における金被
膜の除去は、窒化チタン被膜22の部分は導電性が低い
ために、当該部分に対する金被膜の接合強度が低くバフ
研磨によって簡単に行える。
1実施例の方法によって得た斑状模様の眼鏡部品1の凹
凸面11に対し、電解メッキ法により金(22カラット
)被膜3を形成し(図4)、然る後、バフ研磨により窒
化チタン被膜22上に付着した金被膜を除去することに
より燻金色の窒化チタン被膜22と金被膜3とが古色の
中にも豪華な金色が調和した美しい斑色模様の眼鏡部品
が得られた(図5参照)。なお、実施例2における金被
膜の除去は、窒化チタン被膜22の部分は導電性が低い
ために、当該部分に対する金被膜の接合強度が低くバフ
研磨によって簡単に行える。
【0015】実施例3について、図6〜図9に示す第3
実施例品の製造過程において、符号1は純チタンにより
作製された眼鏡部品1である。本実施例においては、こ
の純チタンの眼鏡部品1の表面に、プレス加工を施して
凹凸状の起伏面11を形成する。
実施例品の製造過程において、符号1は純チタンにより
作製された眼鏡部品1である。本実施例においては、こ
の純チタンの眼鏡部品1の表面に、プレス加工を施して
凹凸状の起伏面11を形成する。
【0016】つぎに、上記眼鏡部品1の起伏面11を清
浄に洗浄処理した後、前記起伏面11に電解メッキ法に
よりパラジウム被膜4を施し、ついで、このパラジウム
被膜4に対し、チタンターゲットを炭素ガスと反応させ
ながらスパッターして当該起伏面11に炭化チタン被膜
21を形成する。こうして形成された炭化チタン被膜2
1は若干黒味を帯びた燻銀色を呈していた。この第3実
施例でも、上記第1実施例の場合と同様に炭化チタン被
膜21の表面硬さはビッカース硬度で1000〜120
0となっていた。
浄に洗浄処理した後、前記起伏面11に電解メッキ法に
よりパラジウム被膜4を施し、ついで、このパラジウム
被膜4に対し、チタンターゲットを炭素ガスと反応させ
ながらスパッターして当該起伏面11に炭化チタン被膜
21を形成する。こうして形成された炭化チタン被膜2
1は若干黒味を帯びた燻銀色を呈していた。この第3実
施例でも、上記第1実施例の場合と同様に炭化チタン被
膜21の表面硬さはビッカース硬度で1000〜120
0となっていた。
【0017】そこで、炭化チタン被膜21が形成された
上記眼鏡部品1の凹凸面11側に、バフ研磨を施したと
ころ、当該眼鏡部品の凹凸面11における凸部の炭化チ
タン被膜が除去されてパラジウム被膜4が露出し、露出
した当該パラジウム特有の白色と上記炭化チタン被膜2
1の黒味を帯びた色調とが程良く斑状に混ざり合って上
品で古色豊かな美しいコントラストの斑模様を呈した。
上記眼鏡部品1の凹凸面11側に、バフ研磨を施したと
ころ、当該眼鏡部品の凹凸面11における凸部の炭化チ
タン被膜が除去されてパラジウム被膜4が露出し、露出
した当該パラジウム特有の白色と上記炭化チタン被膜2
1の黒味を帯びた色調とが程良く斑状に混ざり合って上
品で古色豊かな美しいコントラストの斑模様を呈した。
【0018】第4実施例について、実施例品4は、ハイ
ニッケル合金製の眼鏡部品1に凹凸面を形成し、その上
にパラジウム被膜4を施し(図10)、ついでこのパラ
ジウム被膜4に対し、電解メッキ法により金(22カラ
ット)被膜3を形成し(図11)、然る後、この金被膜
3の上にチタンターゲットを窒素ガスと反応させながら
スパッターして当該起伏面11に窒化チタン被膜22を
形成する。こうして形成された窒化チタン被膜22は深
みのある燻金色を呈していた。なお、この第4実施例で
も、上記第1実施例の場合と同様に窒化チタン被膜22
の表面硬さはビッカース硬度で1000〜1200とな
っていた。
ニッケル合金製の眼鏡部品1に凹凸面を形成し、その上
にパラジウム被膜4を施し(図10)、ついでこのパラ
ジウム被膜4に対し、電解メッキ法により金(22カラ
ット)被膜3を形成し(図11)、然る後、この金被膜
3の上にチタンターゲットを窒素ガスと反応させながら
スパッターして当該起伏面11に窒化チタン被膜22を
形成する。こうして形成された窒化チタン被膜22は深
みのある燻金色を呈していた。なお、この第4実施例で
も、上記第1実施例の場合と同様に窒化チタン被膜22
の表面硬さはビッカース硬度で1000〜1200とな
っていた。
【0019】そこで、最上層の窒化チタン被膜22に対
して、バフ研磨を施したところ、当該眼鏡部品の凹凸面
11における凸部の窒化チタン被膜が除去されて次層の
金被膜3が露出し、露出した金特有の金色と燻金色の窒
化チタン被膜22とが古色の中にも豪華な金色が調和し
た美しい斑色模様の眼鏡部品が得られた(図13参照)
。
して、バフ研磨を施したところ、当該眼鏡部品の凹凸面
11における凸部の窒化チタン被膜が除去されて次層の
金被膜3が露出し、露出した金特有の金色と燻金色の窒
化チタン被膜22とが古色の中にも豪華な金色が調和し
た美しい斑色模様の眼鏡部品が得られた(図13参照)
。
【0020】本発明の実施例の技術内容は概ね上記のと
おりであるが、本発明は前述の実施例に限定されるもの
では決してなく、「特許請求の範囲」の記載内において
種々変形が可能であることはいうまでもなく、眼鏡枠を
構成する金属部品の素材についても、チタンやチタン系
合金に限られるものではなく、従来眼鏡枠の素材に使用
されている種々の材料(例えば、洋白、ステンレス、モ
ネルなど)を採択することが可能である。
おりであるが、本発明は前述の実施例に限定されるもの
では決してなく、「特許請求の範囲」の記載内において
種々変形が可能であることはいうまでもなく、眼鏡枠を
構成する金属部品の素材についても、チタンやチタン系
合金に限られるものではなく、従来眼鏡枠の素材に使用
されている種々の材料(例えば、洋白、ステンレス、モ
ネルなど)を採択することが可能である。
【0021】また、イオンプレーティングやスパッタリ
ングに使用する金属ターゲットにしても、また反応ガス
についても、製品製作上の要請に応じて適宜取捨選択が
可能である。
ングに使用する金属ターゲットにしても、また反応ガス
についても、製品製作上の要請に応じて適宜取捨選択が
可能である。
【0022】
【発明の効果】以上、実施例をもって説明したとおり、
本発明を適用して得たアンティック調金属面を有する眼
鏡枠にあっては、その化粧面が塗装法を利用してのアン
ティック化粧と異なって、母材金属との結合力が極めて
強く高度の耐摩耗性と秀れた被膜強度を実現できる。更
に、耐蝕性と耐薬品性が従来法に比して格段に秀れた金
属化合物被膜あるいは装飾金属被膜が形成されるので、
表面コート処理なども不用になった上、金属化合物ある
いは装飾金属独自の非常な高級感を呈し得るのである。
本発明を適用して得たアンティック調金属面を有する眼
鏡枠にあっては、その化粧面が塗装法を利用してのアン
ティック化粧と異なって、母材金属との結合力が極めて
強く高度の耐摩耗性と秀れた被膜強度を実現できる。更
に、耐蝕性と耐薬品性が従来法に比して格段に秀れた金
属化合物被膜あるいは装飾金属被膜が形成されるので、
表面コート処理なども不用になった上、金属化合物ある
いは装飾金属独自の非常な高級感を呈し得るのである。
【0023】また、本発明方法は、眼鏡枠金属面を凹凸
状に加工して、そのうえにイオンプレーティング法また
はスパッタリング法によって金属化合物被膜を形成して
前記凹凸面に沿って金属化合物被膜を斑状に除去するだ
けで古色に富んだアンティック調の斑模様を頗る能率的
に形成できるので、工業的量産性の面で非常に有利であ
り、また燻銀色や燻金色の深みのある強固な斑状化粧被
膜を簡単に現出することができるので、眼鏡枠のデザイ
ンを大幅に豊富化することが可能である。
状に加工して、そのうえにイオンプレーティング法また
はスパッタリング法によって金属化合物被膜を形成して
前記凹凸面に沿って金属化合物被膜を斑状に除去するだ
けで古色に富んだアンティック調の斑模様を頗る能率的
に形成できるので、工業的量産性の面で非常に有利であ
り、また燻銀色や燻金色の深みのある強固な斑状化粧被
膜を簡単に現出することができるので、眼鏡枠のデザイ
ンを大幅に豊富化することが可能である。
【図1】本発明の第1実施例品を製造するプロセスの第
1段階を示す説明図である。
1段階を示す説明図である。
【図2】本発明の第1実施例品を製造するプロセスの第
2段階を示す説明図である。
2段階を示す説明図である。
【図3】本発明の第1実施例品を製造するプロセスの第
3段階を示す説明図である。
3段階を示す説明図である。
【図4】本発明の第2実施例を製造するプロセスの第4
段階を示す説明図である。なお、第2実施例における第
1段階〜第3段階の製造プロセスは省略する。
段階を示す説明図である。なお、第2実施例における第
1段階〜第3段階の製造プロセスは省略する。
【図5】本発明の第2実施例を製造するプロセスの第5
段階を示す説明図である。
段階を示す説明図である。
【図6】本発明の第3実施例品を製造するプロセスの第
1段階を示す説明図である。
1段階を示す説明図である。
【図7】本発明の第3実施例品を製造するプロセスの第
2段階を示す説明図である。
2段階を示す説明図である。
【図8】本発明の第3実施例品を製造するプロセスの第
3段階を示す説明図である。
3段階を示す説明図である。
【図9】本発明の第3実施例品を製造するプロセスの第
4段階を示す説明図である。
4段階を示す説明図である。
【図10】本発明の第4実施例品を製造するプロセスの
第1段階を示す説明図である。
第1段階を示す説明図である。
【図11】本発明の第4実施例品を製造するプロセスの
第2段階を示す説明図である。
第2段階を示す説明図である。
【図12】本発明の第4実施例品を製造するプロセスの
第3段階を示す説明図である。
第3段階を示す説明図である。
【図13】本発明の第4実施例品を製造するプロセスの
第4段階を示す説明図である。
第4段階を示す説明図である。
1 眼鏡部品
21 炭化チタン被膜
22 窒化チタン被膜
3 装飾金属被膜
4 下地メッキ
11 金属凹凸面
Claims (7)
- 【請求項1】 眼鏡枠の金属面が凹凸状に形成され、
かつ、当該金属面の凹部に金属化合物被膜が斑状に層着
されて古ぼけた斑模様を呈していることを特徴としたア
ンティック調金属面を有する眼鏡枠。 - 【請求項2】 凹凸状金属面の凹部には金属化合物被
膜が層着されていると共に同金属面の凸部には装飾金属
メッキ被膜が層着されている請求項1記載の、アンティ
ック調金属面を有する眼鏡枠。 - 【請求項3】 凹凸金属面の凸部に層着されている装
飾金属メッキ被膜が、金色系金属にて組成されている請
求項1又は2記載の、アンティック調金属面を有する眼
鏡枠。 - 【請求項4】 眼鏡枠を構成する金属部の表面を凹凸
状に形成した後、この金属凹凸面にイオンプレーティン
グ法またはスパッタリング法により金属化合物被膜を形
成し、ついで、この金属化合物被膜を斑状に除去するこ
とを特徴としたアンティック調金属面を有する眼鏡枠の
製造法。 - 【請求項5】 金属化合物被膜が斑状に除去された眼
鏡枠金属部の表面に、さらに装飾金属をメッキしたのち
、前記金属化合物被膜上に付着した装飾金属を除去して
金属化合物被膜と装飾金属被膜とにより斑色模様を現出
せしめる請求項4記載の、アンティック調金属面を有す
る眼鏡枠の製造法。 - 【請求項6】 眼鏡枠を構成する金属部の表面を凹凸
状に形成した後、この金属凹凸面に装飾金属をメッキす
ると共に、さらに該装飾金属メッキ被膜の上にイオンプ
レーティング法又はスパッタリング法により金属化合物
被膜を形成し、ついで、この金属化合物被膜を斑状に除
去して前記装飾メッキ被膜を斑状に露出せしめることを
特徴としたアンティック調金属面を有する眼鏡枠の製造
法。 - 【請求項7】 眼鏡枠を構成する金属部の表面を凹凸
状に形成した後、この金属凹凸面に下地メッキを施した
うえで、当該下地メッキ被膜の上から金色系の装飾金属
をメッキする請求項6記載の、アンティック調金属面を
有する眼鏡枠の製造法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9069091A JPH04323361A (ja) | 1991-04-22 | 1991-04-22 | アンティック調金属面を有する眼鏡枠、およびその製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9069091A JPH04323361A (ja) | 1991-04-22 | 1991-04-22 | アンティック調金属面を有する眼鏡枠、およびその製造法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04323361A true JPH04323361A (ja) | 1992-11-12 |
Family
ID=14005528
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9069091A Pending JPH04323361A (ja) | 1991-04-22 | 1991-04-22 | アンティック調金属面を有する眼鏡枠、およびその製造法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04323361A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015034312A (ja) * | 2013-08-07 | 2015-02-19 | トーヨーエイテック株式会社 | 低摩擦なコーティング膜及び摺動部材 |
JP2020103752A (ja) * | 2018-12-28 | 2020-07-09 | 株式会社レーベン | 台所用器具及びその装飾処理方法 |
-
1991
- 1991-04-22 JP JP9069091A patent/JPH04323361A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015034312A (ja) * | 2013-08-07 | 2015-02-19 | トーヨーエイテック株式会社 | 低摩擦なコーティング膜及び摺動部材 |
JP2020103752A (ja) * | 2018-12-28 | 2020-07-09 | 株式会社レーベン | 台所用器具及びその装飾処理方法 |
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