JPH04322760A - 塗装用治具 - Google Patents
塗装用治具Info
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- JPH04322760A JPH04322760A JP3116571A JP11657191A JPH04322760A JP H04322760 A JPH04322760 A JP H04322760A JP 3116571 A JP3116571 A JP 3116571A JP 11657191 A JP11657191 A JP 11657191A JP H04322760 A JPH04322760 A JP H04322760A
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- jig
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- 239000011248 coating agent Substances 0.000 title abstract description 22
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- 238000010422 painting Methods 0.000 claims description 52
- 239000003973 paint Substances 0.000 claims description 27
- 238000000465 moulding Methods 0.000 abstract description 2
- NJPPVKZQTLUDBO-UHFFFAOYSA-N novaluron Chemical compound C1=C(Cl)C(OC(F)(F)C(OC(F)(F)F)F)=CC=C1NC(=O)NC(=O)C1=C(F)C=CC=C1F NJPPVKZQTLUDBO-UHFFFAOYSA-N 0.000 abstract 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 4
- 238000000034 method Methods 0.000 description 4
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- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 2
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Landscapes
- Details Or Accessories Of Spraying Plant Or Apparatus (AREA)
- Spray Control Apparatus (AREA)
- Coating Apparatus (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、合成樹脂成型品等の表
面の所望部分にのみ塗装処理を施すために用いる塗装用
治具に係り、特に成型品を塗装用治具へ容易に取り付け
ると共に、塗装後には容易に取り外すことができる塗装
用治具に関するものである。
面の所望部分にのみ塗装処理を施すために用いる塗装用
治具に係り、特に成型品を塗装用治具へ容易に取り付け
ると共に、塗装後には容易に取り外すことができる塗装
用治具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、車両用灯具の合成樹脂製のレ
ンズ等(以下「成型品」という)の表面周囲を部分的に
塗装するために、電鋳塗装マスクや金属溶射マスク等に
て成型品を部分的に覆い、その成型品の露出部分にのみ
塗装処理を行う方法が用いられている。その場合の被覆
手段としては、固定されている塗装マスク下方において
上下に昇降する受け治具に成型品を載せ、その受け治具
を上昇させて成型品を塗装マスクに合致させた後、成型
品の露出部分に塗装を施すという手段が用いられている
。このような塗装用治具としては、図8乃至図10に示
すように、塗装マスク51と、該塗装マスク51を支持
している展開可能な塗装マスク支持枠52と、前記塗装
マスク51と対向する受け治具53と、該受け治具53
を前記塗装マスク51方向に上下動させる復動装置54
とから成る塗装用治具55が提案されている。
ンズ等(以下「成型品」という)の表面周囲を部分的に
塗装するために、電鋳塗装マスクや金属溶射マスク等に
て成型品を部分的に覆い、その成型品の露出部分にのみ
塗装処理を行う方法が用いられている。その場合の被覆
手段としては、固定されている塗装マスク下方において
上下に昇降する受け治具に成型品を載せ、その受け治具
を上昇させて成型品を塗装マスクに合致させた後、成型
品の露出部分に塗装を施すという手段が用いられている
。このような塗装用治具としては、図8乃至図10に示
すように、塗装マスク51と、該塗装マスク51を支持
している展開可能な塗装マスク支持枠52と、前記塗装
マスク51と対向する受け治具53と、該受け治具53
を前記塗装マスク51方向に上下動させる復動装置54
とから成る塗装用治具55が提案されている。
【0003】この塗装用治具55は、次のような操作に
より塗装作業を行うものである。先ず、操作ハンドル5
6を持ち上げて塗装マスク支持枠52を上方かつ後方(
矢印a)へ展開し、復動装置54のレバー57も上昇(
矢印b)させることにより成型品Aを載せた受け治具5
3を下降させ(矢印c)、成型品Aを受け治具53上に
載せる。次に、展開状態にある塗装マスク支持枠52を
閉じて、受け治具53を復動装置54により上昇せしめ
成型品Aを塗装マスク51と合致させた後、この状態に
て塗装処理を施し、塗装マスク51と受け治具53とに
より被覆されず露出した部分に所望の塗装処理を施すも
のである。
より塗装作業を行うものである。先ず、操作ハンドル5
6を持ち上げて塗装マスク支持枠52を上方かつ後方(
矢印a)へ展開し、復動装置54のレバー57も上昇(
矢印b)させることにより成型品Aを載せた受け治具5
3を下降させ(矢印c)、成型品Aを受け治具53上に
載せる。次に、展開状態にある塗装マスク支持枠52を
閉じて、受け治具53を復動装置54により上昇せしめ
成型品Aを塗装マスク51と合致させた後、この状態に
て塗装処理を施し、塗装マスク51と受け治具53とに
より被覆されず露出した部分に所望の塗装処理を施すも
のである。
【0004】塗装終了後、復動装置54により成型品A
を載せた受け治具53を下降させ、塗装マスク支持枠5
2を上方へ展開し、塗装処理済の成型品Aを受け治具5
3から取り外し、全塗装作業を終了する。
を載せた受け治具53を下降させ、塗装マスク支持枠5
2を上方へ展開し、塗装処理済の成型品Aを受け治具5
3から取り外し、全塗装作業を終了する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の塗装用
治具55にあっては、受け治具53に対して、成型品A
を密着させて載置した後、更に上方から塗装マスク51
で強力に押圧固定しているため、塗装終了後に成型品A
を取り外すことが大変煩雑な操作となり、その操作に時
間がかかり過ぎるという問題を有していた。
治具55にあっては、受け治具53に対して、成型品A
を密着させて載置した後、更に上方から塗装マスク51
で強力に押圧固定しているため、塗装終了後に成型品A
を取り外すことが大変煩雑な操作となり、その操作に時
間がかかり過ぎるという問題を有していた。
【0006】また、受け治具53に成型品Aを取り付け
る際も、成型品Aの表面は後の別工程で塗装処理を施す
ことがあり、成型品Aの表面は直接作業者が手で触れな
いようにする必要性から、成型品Aの下面のみを持ちな
がら受け治具53に取り付ける作業も大変困難な作業に
なるという問題を有していた。
る際も、成型品Aの表面は後の別工程で塗装処理を施す
ことがあり、成型品Aの表面は直接作業者が手で触れな
いようにする必要性から、成型品Aの下面のみを持ちな
がら受け治具53に取り付ける作業も大変困難な作業に
なるという問題を有していた。
【0007】本発明は、上記問題に鑑みて創案されたも
のであり、受け治具が、塗装する時は一体的となり、成
型品の取り付け時及び取り外し時には分割して下降する
ことにより、受け治具に対する成型品の取り付け及び取
り外しを迅速に行うことができる塗装用治具を提供する
ことを目的とするものである。
のであり、受け治具が、塗装する時は一体的となり、成
型品の取り付け時及び取り外し時には分割して下降する
ことにより、受け治具に対する成型品の取り付け及び取
り外しを迅速に行うことができる塗装用治具を提供する
ことを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係る塗装用治具は、塗装マスク支持枠と、
該塗装マスク支持枠に対向する位置にある受け治具と、
該受け治具を上下動させる復動装置とから成る塗装用治
具であって、前記塗装マスクは、成型品を隠蔽するもの
であり、前記塗装マスク支持枠に取り付けられて成るも
のであり、前記塗装マスク支持枠は、その枠体の長手方
向に揺動自在に取り付けたハンドルの操作により基台に
対して展開可能に成るものであり、前記受け治具は、複
数個に分割して成り、復動装置によりそれぞれの所望の
高さ位置に上下動するものであり、前記復動装置は、伸
長又は曲折するように構成したリンク機構にステイを立
設し、該ステイの上下動操作に連動してリンク機構の上
部に固設した前記受け治具を上下動させるものであるこ
とを要旨とするものである。
に、本発明に係る塗装用治具は、塗装マスク支持枠と、
該塗装マスク支持枠に対向する位置にある受け治具と、
該受け治具を上下動させる復動装置とから成る塗装用治
具であって、前記塗装マスクは、成型品を隠蔽するもの
であり、前記塗装マスク支持枠に取り付けられて成るも
のであり、前記塗装マスク支持枠は、その枠体の長手方
向に揺動自在に取り付けたハンドルの操作により基台に
対して展開可能に成るものであり、前記受け治具は、複
数個に分割して成り、復動装置によりそれぞれの所望の
高さ位置に上下動するものであり、前記復動装置は、伸
長又は曲折するように構成したリンク機構にステイを立
設し、該ステイの上下動操作に連動してリンク機構の上
部に固設した前記受け治具を上下動させるものであるこ
とを要旨とするものである。
【0009】
【作用】上記構成によれば、ハンドルを握持して塗装マ
スク支持枠を上方かつ後方へ展開し、このハンドルを握
持したままで、受け治具上に成型品を載せ、ハンドルを
下方手前へ下降させると、塗装マスク支持枠に取り付け
られた塗装マスクは受け治具上方へ下降し、水平位置に
維持される。次に、傾斜しているステイを下方へ押し下
げると、このステイ基部を支持しているリンク機構は伸
長し、受け治具を上昇させる。而して、上記塗装マスク
との間に成型品を隠蔽し、この状態のままその成型品の
露出部分に塗装処理を施すことができる。
スク支持枠を上方かつ後方へ展開し、このハンドルを握
持したままで、受け治具上に成型品を載せ、ハンドルを
下方手前へ下降させると、塗装マスク支持枠に取り付け
られた塗装マスクは受け治具上方へ下降し、水平位置に
維持される。次に、傾斜しているステイを下方へ押し下
げると、このステイ基部を支持しているリンク機構は伸
長し、受け治具を上昇させる。而して、上記塗装マスク
との間に成型品を隠蔽し、この状態のままその成型品の
露出部分に塗装処理を施すことができる。
【0010】次に、塗装処理が終了したら、ハンドルを
上方へ展開して成型品から塗装マスクを離脱させ、横倒
しているステイを上方へ持ち上げるとリンク機構は曲折
し、受け治具が下降する。このとき受け治具は、分割さ
れた受け治具の内側部分が、外側部分より深く下降して
いるため、成型品の下面に空間が生じ、この空間に作業
者は手を入れて成型品を容易に取り出すことができる。
上方へ展開して成型品から塗装マスクを離脱させ、横倒
しているステイを上方へ持ち上げるとリンク機構は曲折
し、受け治具が下降する。このとき受け治具は、分割さ
れた受け治具の内側部分が、外側部分より深く下降して
いるため、成型品の下面に空間が生じ、この空間に作業
者は手を入れて成型品を容易に取り出すことができる。
【0011】
【実施例】以下、本発明に係る塗装用治具の好適な実施
例を図面に従って説明する。図1乃至図3は、本発明に
係る塗装用治具を示すものである。図面において、1は
塗装用治具の基台であり、2は、塗装マスク3を着脱自
在に担持する略四角形状に構成した塗装マスク支持枠で
ある。この塗装マスク支持枠2の一辺2aは、基台1に
立設した支持材1aに揺動自在に枢着し、該枢着部分を
回動中心にして、塗装マスク支持枠2を上下方向へ展開
させる。塗装マスク3は、成型品Aの表面周囲を部分的
に塗装処理を施すために、成型品Aを部分的に覆い、そ
の成型品Aの露出部分にのみ塗装を行う治具であり、成
型品A表面と略同形状をしたものである。塗装マスク3
は、塗装を繰り返して使用されるものであるため塗料が
厚く付着しやすいので、汚れた時には別に用意してある
同形の塗装マスク3と容易に取り替えて、塗装能率を高
めている。また、後述する受け治具5と共に、成型品の
形状に合わせて、両者を取り替えてあらゆる形状の成型
品に対応できるようになっている。
例を図面に従って説明する。図1乃至図3は、本発明に
係る塗装用治具を示すものである。図面において、1は
塗装用治具の基台であり、2は、塗装マスク3を着脱自
在に担持する略四角形状に構成した塗装マスク支持枠で
ある。この塗装マスク支持枠2の一辺2aは、基台1に
立設した支持材1aに揺動自在に枢着し、該枢着部分を
回動中心にして、塗装マスク支持枠2を上下方向へ展開
させる。塗装マスク3は、成型品Aの表面周囲を部分的
に塗装処理を施すために、成型品Aを部分的に覆い、そ
の成型品Aの露出部分にのみ塗装を行う治具であり、成
型品A表面と略同形状をしたものである。塗装マスク3
は、塗装を繰り返して使用されるものであるため塗料が
厚く付着しやすいので、汚れた時には別に用意してある
同形の塗装マスク3と容易に取り替えて、塗装能率を高
めている。また、後述する受け治具5と共に、成型品の
形状に合わせて、両者を取り替えてあらゆる形状の成型
品に対応できるようになっている。
【0012】図2及び図3は、復動装置を示すものであ
る。4は、受け治具5及びこの受け治具5を支持する受
け治具台6を、上記塗装マスク3方向へリンク機構7に
より上下動させる復動装置である。リンク機構7は、第
一リンク8と第二リンク9、リンク接続具10及びリン
ク受具11,12とから成るものであり、第一リンク8
は受け治具台6側に固定されているリンク受具11と、
また、第二リンク9は基台1の底板側に固定されている
リンク受具12と揺動自在に連結されている。13,1
3は、受け治具台6を支えるシリンダであり、受け治具
5及び受け治具台6を正確に垂直方向へ上下動させる作
用を奏するものである。また、14,14は、上記シリ
ンダ13,13の外側に立設したガイドレールである。 リンク機構7の第二リンク9基部には、この第二リンク
9と直角にステイ15が取り付けてある。本実施例では
、このステイ15は上記リンク機構7が伸長して垂直状
態にあるときに横倒状態にあり(図3参照)、リンク機
構7が曲折した状態では傾斜状態に成るように第二リン
ク9に取り付けてある(図4参照)。
る。4は、受け治具5及びこの受け治具5を支持する受
け治具台6を、上記塗装マスク3方向へリンク機構7に
より上下動させる復動装置である。リンク機構7は、第
一リンク8と第二リンク9、リンク接続具10及びリン
ク受具11,12とから成るものであり、第一リンク8
は受け治具台6側に固定されているリンク受具11と、
また、第二リンク9は基台1の底板側に固定されている
リンク受具12と揺動自在に連結されている。13,1
3は、受け治具台6を支えるシリンダであり、受け治具
5及び受け治具台6を正確に垂直方向へ上下動させる作
用を奏するものである。また、14,14は、上記シリ
ンダ13,13の外側に立設したガイドレールである。 リンク機構7の第二リンク9基部には、この第二リンク
9と直角にステイ15が取り付けてある。本実施例では
、このステイ15は上記リンク機構7が伸長して垂直状
態にあるときに横倒状態にあり(図3参照)、リンク機
構7が曲折した状態では傾斜状態に成るように第二リン
ク9に取り付けてある(図4参照)。
【0013】図4は、ステイを示すものである。塗装マ
スク支持枠2の枠体2bには、ハンドル17の基部17
aを枠体2bの長手方向に対して揺動自在に取り付けて
ある。このハンドル17基部17aには、鉤状レバー1
8が固設してある。21は、支持部材1bに突設したス
トッパであり、塗装マスク支持枠2の浮き上がりを防止
する作用を奏するものである。22は、鉤状レバー18
のストッパ21に当接して、係止作用の微調節をする調
節ネジである。
スク支持枠2の枠体2bには、ハンドル17の基部17
aを枠体2bの長手方向に対して揺動自在に取り付けて
ある。このハンドル17基部17aには、鉤状レバー1
8が固設してある。21は、支持部材1bに突設したス
トッパであり、塗装マスク支持枠2の浮き上がりを防止
する作用を奏するものである。22は、鉤状レバー18
のストッパ21に当接して、係止作用の微調節をする調
節ネジである。
【0014】図5乃至図7は、三分割された受け治具及
び受け治具台を示すものである。本発明は、受け治具5
及び受け治具台6は三分割されたものを用いている。三
分割された受け治具5及び受け治具台6を二段階の所望
高さH位置に上下動させるものであり、本実施例では、
ガイドレール14,14に支持される受け治具5b,c
及び受け治具台6b,c部分は、リンク機構7及びシリ
ンダ13,13により支持される受け治具5a及び受け
治具台6a部分より下方へ下降しない範囲で上下動する
ようにガイドレール14,14にストッパ(図示してい
ない)を設けてある。分割された受け治具5間に形成さ
れる空間の高さHは、成型品Aの形状に応じてガイドレ
ール14のストッパの取付位置を調節することにより自
由に変更することができる。
び受け治具台を示すものである。本発明は、受け治具5
及び受け治具台6は三分割されたものを用いている。三
分割された受け治具5及び受け治具台6を二段階の所望
高さH位置に上下動させるものであり、本実施例では、
ガイドレール14,14に支持される受け治具5b,c
及び受け治具台6b,c部分は、リンク機構7及びシリ
ンダ13,13により支持される受け治具5a及び受け
治具台6a部分より下方へ下降しない範囲で上下動する
ようにガイドレール14,14にストッパ(図示してい
ない)を設けてある。分割された受け治具5間に形成さ
れる空間の高さHは、成型品Aの形状に応じてガイドレ
ール14のストッパの取付位置を調節することにより自
由に変更することができる。
【0015】次に、本発明に係る塗装用治具を用いて塗
装処理する工程と共に、この塗装用治具の各部の機能を
説明する。先ず、作業者は、ハンドル17を握持し、こ
のハンドル17を上方へ持ち上げて、塗装マスク支持枠
2を上方かつ後方へ展開する。作業者はこのハンドル1
7を握持したままで、受け治具5上に車両用灯具のレン
ズ等の成型品Aを載せ、ハンドル17を下方手前へ下降
させて、塗装マスク支持枠2に取り付けられた塗装マス
ク3を、受け治具5上方へ下降させる。次に、ハンドル
17を下降させると、基台1に立設した支持材1bの上
部に、塗装マスク支持枠2が当接し、鉤状レバー18は
ストッパ21に係止され塗装マスク支持枠2が上方へ浮
き上がることを阻止する。一方、傾斜しているステイ1
5を押し下げると、このステイ15基部を支持している
リンク機構7が起立しながら伸長して、受け治具台6及
び受け治具5を上昇させて上記塗装マスク3と間の成型
品Aを隠蔽し、この状態のままその成型品Aの露出部分
に塗装処理を施すことができる。
装処理する工程と共に、この塗装用治具の各部の機能を
説明する。先ず、作業者は、ハンドル17を握持し、こ
のハンドル17を上方へ持ち上げて、塗装マスク支持枠
2を上方かつ後方へ展開する。作業者はこのハンドル1
7を握持したままで、受け治具5上に車両用灯具のレン
ズ等の成型品Aを載せ、ハンドル17を下方手前へ下降
させて、塗装マスク支持枠2に取り付けられた塗装マス
ク3を、受け治具5上方へ下降させる。次に、ハンドル
17を下降させると、基台1に立設した支持材1bの上
部に、塗装マスク支持枠2が当接し、鉤状レバー18は
ストッパ21に係止され塗装マスク支持枠2が上方へ浮
き上がることを阻止する。一方、傾斜しているステイ1
5を押し下げると、このステイ15基部を支持している
リンク機構7が起立しながら伸長して、受け治具台6及
び受け治具5を上昇させて上記塗装マスク3と間の成型
品Aを隠蔽し、この状態のままその成型品Aの露出部分
に塗装処理を施すことができる。
【0016】塗装処理が終了したら、ハンドル17を上
方へ持ち上げて、成型品Aから塗装マスク3を離脱させ
る。次にステイ15を引き上げ、リンク機構7を曲折さ
せて受け治具5を下降させ、成型品Aを取り外す。この
とき三分割された受け治具の内側部分5aは、外側部分
5b,4cよりH高さだけ下に下降しているので、成型
品A下方に空間部分が生じ、作業者はこの空間に手を入
れて成型品Aを容易に取り出すことができる。なお、本
実施例では、受け治具の内側5aを外側部分5b,4c
より低く下降するように構成してあるが、成型品Aを容
易に取り扱うことができるものであれば、本実施例とは
逆に受け治具の外側部分5b,4cを内側部分5aより
低く下降するように構成することもできる。
方へ持ち上げて、成型品Aから塗装マスク3を離脱させ
る。次にステイ15を引き上げ、リンク機構7を曲折さ
せて受け治具5を下降させ、成型品Aを取り外す。この
とき三分割された受け治具の内側部分5aは、外側部分
5b,4cよりH高さだけ下に下降しているので、成型
品A下方に空間部分が生じ、作業者はこの空間に手を入
れて成型品Aを容易に取り出すことができる。なお、本
実施例では、受け治具の内側5aを外側部分5b,4c
より低く下降するように構成してあるが、成型品Aを容
易に取り扱うことができるものであれば、本実施例とは
逆に受け治具の外側部分5b,4cを内側部分5aより
低く下降するように構成することもできる。
【0017】また、本発明における復動装置としては、
2つに曲折するリンク機構を構成したものを使用してい
るが、ステイの傾倒及び起立操作をするこにより上下動
作するものであれば、パンタグラフその他の機構のもの
であっても、本発明と同様な作用効果を奏することは勿
論である。更に、上記の実施例とは逆に塗装マスクを下
側の復動装置に構成し、受け治具を展開可能に構成して
も本発明の目的の範囲内で同様な作用効果を奏すること
は勿論である。
2つに曲折するリンク機構を構成したものを使用してい
るが、ステイの傾倒及び起立操作をするこにより上下動
作するものであれば、パンタグラフその他の機構のもの
であっても、本発明と同様な作用効果を奏することは勿
論である。更に、上記の実施例とは逆に塗装マスクを下
側の復動装置に構成し、受け治具を展開可能に構成して
も本発明の目的の範囲内で同様な作用効果を奏すること
は勿論である。
【0018】
【発明の効果】本発明に係る塗装用治具は、以上のよう
に構成したから、受け治具が分割し、分割された受け治
具の内側部分が外側部分より深く下降し、成型品の下面
に空間が生じ、この空間に作業者は手を入れることがで
きるため、この成型品の塗装面に作業者の手が触れるこ
となく、その成型品を容易に取り出すことができる。ま
た、成型品の表面に作業者の手が触れることなく、その
成型品を受け治具に取り付けることができるため、塗装
処理後の成型品の塗膜面の品質の向上を図ると共に、そ
の塗装の作業効率を高めることができる等の優れた特徴
を有するものであり、本発明実施による効果は極めて大
きい。
に構成したから、受け治具が分割し、分割された受け治
具の内側部分が外側部分より深く下降し、成型品の下面
に空間が生じ、この空間に作業者は手を入れることがで
きるため、この成型品の塗装面に作業者の手が触れるこ
となく、その成型品を容易に取り出すことができる。ま
た、成型品の表面に作業者の手が触れることなく、その
成型品を受け治具に取り付けることができるため、塗装
処理後の成型品の塗膜面の品質の向上を図ると共に、そ
の塗装の作業効率を高めることができる等の優れた特徴
を有するものであり、本発明実施による効果は極めて大
きい。
【図1】本発明に係る塗装用治具を示す側断面図である
。
。
【図2】復動装置を示す拡大正面図である。
【図3】復動装置を示す拡大側面図である。
【図4】ハンドル及びステイを示す要部拡大図である。
【図5】受け治具に成型品を載せて塗装マスクを合致さ
せた状態を示す要部正面図である。
せた状態を示す要部正面図である。
【図6】受け治具から塗装マスクを外した状態を示す要
部正面図である。
部正面図である。
【図7】分割した受け治具を二段階に下降させて成型品
を取り外す状態を示す要部正面図である。
を取り外す状態を示す要部正面図である。
【図8】従来の塗装用治具を示す側断面図である。
【図9】従来の塗装用治具の塗装マスク支持枠を展開し
た状態を示す斜視図である。
た状態を示す斜視図である。
【図10】従来の塗装用治具の塗装マスク支持枠を受け
治具側へ下降させた状態を示す斜視図である。
治具側へ下降させた状態を示す斜視図である。
1 基台
2 塗装マスク支持枠
3 塗装マスク
4 復動装置
5 受け治具
5a 受け治具(内側)
5b 受け治具(外側)
5c 受け治具(外側)
7 リンク機構
15 ステイ
17 ハンドル
Claims (1)
- 【請求項1】 塗装マスク支持枠と、該塗装マスク支
持枠に対向する位置にある受け治具と、該受け治具を上
下動させる復動装置とから成る塗装用治具であって、前
記塗装マスクは、成型品を隠蔽するものであり、前記塗
装マスク支持枠に取り付けられて成るものであり、前記
塗装マスク支持枠は、その枠体の長手方向に揺動自在に
取り付けたハンドルの操作により基台に対して展開可能
に成るものであり、前記受け治具は、複数個に分割して
成り、復動装置によりそれぞれの所望の高さ位置に上下
動するものであり、前記復動装置は、伸長又は曲折する
ように構成したリンク機構にステイを立設し、該ステイ
の上下操作に連動してリンク機構の上部に固設した前記
受け治具を上下動させるものであることを特徴とする塗
装用治具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3116571A JP2681715B2 (ja) | 1991-04-22 | 1991-04-22 | 塗装用治具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP3116571A JP2681715B2 (ja) | 1991-04-22 | 1991-04-22 | 塗装用治具 |
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Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04322760A true JPH04322760A (ja) | 1992-11-12 |
JP2681715B2 JP2681715B2 (ja) | 1997-11-26 |
Family
ID=14690409
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3116571A Expired - Lifetime JP2681715B2 (ja) | 1991-04-22 | 1991-04-22 | 塗装用治具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2681715B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB2352659A (en) * | 1999-08-04 | 2001-02-07 | Koito Mfg Co Ltd | Paint mask apparatus |
GB2352991A (en) * | 1999-08-09 | 2001-02-14 | Koito Mfg Co Ltd | Paint mask apparatus |
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-
1991
- 1991-04-22 JP JP3116571A patent/JP2681715B2/ja not_active Expired - Lifetime
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US6299687B1 (en) | 1999-08-09 | 2001-10-09 | Koito Manufacturing Co., Ltd. | Paint mask apparatus |
GB2352991B (en) * | 1999-08-09 | 2001-10-10 | Koito Mfg Co Ltd | Paint mask apparatus |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2681715B2 (ja) | 1997-11-26 |
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