JPH04304398A - 車体部品の塗装方法および塗装用治具 - Google Patents

車体部品の塗装方法および塗装用治具

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JPH04304398A
JPH04304398A JP6981991A JP6981991A JPH04304398A JP H04304398 A JPH04304398 A JP H04304398A JP 6981991 A JP6981991 A JP 6981991A JP 6981991 A JP6981991 A JP 6981991A JP H04304398 A JPH04304398 A JP H04304398A
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Mikio Kobayashi
幹男 小林
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車の車体と一緒に
焼付塗装を行う車体部品の塗装方法およびその塗装用治
具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の車体部品の塗装方法では、例えば
サンルーフにルーフパネルを嵌め込む式の自動車車体の
塗装においては、図7に示すように、ルーフパネル31
は車体1とは別体に切り離され、車体1後方に取付けら
れた塗装用治具30により、車体1との間に一定の間隔
を有するとともに、車体のルーフ2面からかなり下方に
離間した位置で略水平状態に支持されて塗装されていた
。そして、塗装工程後の乾燥工程及び検査工程でも、ル
ーフパネル31は略水平状態に支持されたまま各工程が
なされていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述のよう
な車体部品の塗装方法では、ルーフとルーフパネルとは
上下方向にかなり離間した位置に配置されているので、
塗装ノズルからの距離が大きく相違することとなり、塗
装工程においてルーフとルーフパネルとの色合い及び色
彩に差異が生じてしまい、外観品質上問題を生じていた
【0004】そこで、本発明は、車体に取付けられた塗
装用治具を、車体部品を略水平姿勢でかつルーフと略同
一高さに支持するように構成し、もって上述した課題を
解決した車体部品の塗装方法を提供することを目的とす
るものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、本願の第1の発明は、車体に塗装用治具を介して車
体部品を取付け塗装する車体部品の塗装方法において、
塗装工程では前記車体部品を前記塗装用治具を介して略
水平姿勢で、かつ前記車体部品の上面と前記車体のルー
フ面とが略同一高さとなるよう支持し、乾燥工程及びこ
れに続く検査工程では前記車体部品を前記塗装用治具を
介して前傾姿勢に支持してなること、を特徴とする。ま
た、本願の第2の発明は、車体に着脱自在に取り付けら
れ、車体とともに塗装される車体部品を載置,固定する
車体部品の塗装用治具において、車体部品を載置,固定
する保持部と、この保持部を傾倒自在に支持する支持部
材と、前記保持部が所定角度以上に傾倒しないように規
制する規制部材と、前記支持部材を前記車体に取り付け
る固定部材と、を有し、前記保持部に保持された車体部
品を水平姿勢または前傾姿勢に切り替え可能に支持し、
かつ前記車体部品が水平姿勢時には前記車体部品の上面
と前記車体のルーフ面とが略同一高さとなるように前記
固定部材を前記車体に取り付けてなること、を特徴とす
るものである。
【0006】
【作用】上述構成に基づき、先ず、車体部品を塗装用治
具の保持部により保持する。塗装工程では、塗装用治具
を切換え操作し、車体部品を略水平姿勢でかつこの車体
部品の上面と車体のルーフ面とが略同一高さとなるよう
支持して、塗装を行う。そして、乾燥工程及びこれに続
く検査工程では、塗装用治具を切換え操作し、車体部品
を前傾姿勢に支持して、各工程が行われる。
【0007】
【実施例】以下、図面に沿って、本発明による実施例に
ついて説明する。図1は、本発明の塗装用治具の一例で
ある。この塗装用治具5は、正面視にて断面コの字形の
左右締付け用ブロック7、7を有しており、この締付け
用ブロック7、7の上面板7a、7aと下面板7b、7
bの間には後述する左右フランジ部4、4が挿通されて
いる。この上面板7aには螺子部材8が挿通・螺合され
ている。この螺子部材8を締めると、フランジ部4に締
付け用ブロック7が締付けられると共に、螺子部材8を
緩めると、フランジ部4から締付け用ブロック7が離脱
可能なように構成されている。
【0008】また、図1、図2及び図3に示すように、
このブロック7、7にはそれぞれ下支持棒9、9の基端
部が固定されており、この下支持棒9、9の上端にはそ
れぞれ軸受部材10、10が固設されており、この軸受
部材10、10は軸受部材連結棒11で連結されている
。そして、軸受部材10、10にはそれぞれ位置規制板
12、12が前方に向けて延設されており、この位置規
制板12、12の中央部位には前方斜め上方に向けて第
一の規制部材13、13が立設されており、位置規制板
12、12の前端には前方斜め上方に向けて第二の規制
部材14、14が立設されている。
【0009】また、前記軸受部材10、10の後方部位
には一体となった上支持棒16の下方両端部16a、1
6aが回動可能に軸支されており、この下方両端部16
a、16aにはそれぞれ係合部材17、17が固定され
ている。そして、前記軸受部材10、10の側方後端に
はそれぞれストッパ19、19が固設されており、この
ストッパ19、19に前記係合部材17、17が当接し
て上支持棒16の後方への回動が阻止されるように構成
されている。
【0010】また、上支持棒16の側面視にて略中央部
位にはサポート20、20が前方に向けて取付けられて
おり、このサポート20、20にはそれぞれ位置規制棒
21、21の上端が回動可能に支持されている。この位
置規制棒21、21の下端21a、21aは、前記第一
の規制部材13、13に当接して上支持棒16を略垂直
姿勢とすると共に、前記第二の規制部材14、14に当
接して上支持棒16を前傾姿勢とする。更に、この位置
規制棒の下端21a、21aは、第一の規制部材13、
13に当接した状態から、前方上方へ回動させて、第一
の規制部材13、13への当接が解除され得るように構
成されている。
【0011】また、上支持棒16の正面視で中央上端に
はガイド部材22が固設されており、このガイド部材2
2には平面視T形のワーク保持部材23、23が車体左
右方向に摺動可能に挿通・支持されている。このワーク
保持部材23の先端両端部にはワーク支持用ピン体25
、25が固定されている。そして、図4及び図5に示す
ように、ワーク保持部材23、23をそれぞれ車体の外
側方向に摺動させて伸長させることにより、ルーフパネ
ル27の孔部にワーク支持用ピン体25、25、25、
25を係合させてルーフパネル27を固定するように構
成されている。そして、締付け用ブロック7、7、下支
持棒9、9、軸受部材10、10、位置規制板12、1
2、位置規制棒21、21、軸受部材連結棒11、上支
持棒16、ガイド部材22、及びワーク保持部材23、
23等から前記塗装用治具5が構成されている。
【0012】また、図5に示すように、車体1は上方に
ルーフ2を有しており、このルーフ2の前端下方にはフ
ロントウインド開口3が配置されている。このフロント
ウインド開口3の左右側方には左右フランジ部4、4が
設けられており、このフランジ部4、4の下方部位には
前記塗装用治具5が着脱可能かつ上下に調整可能に取付
けられている。そして、締付け用ブロック7、7のフラ
ンジ部4、4への取付位置を調整することにより、ルー
フパネル27が略水平状態に載置された状態でルーフパ
ネル27の上面とルーフ面とが略同一高さとなるように
構成されている。
【0013】次に、以上のような構成からなる本発明の
車体部品の塗装方法の作用を説明する。先ず、ワーク保
持部材23、23をそれぞれ車体の外側方向に伸長させ
て、ルーフパネル27の孔部にワーク支持用ピン体25
、25、25、25を係合させてルーフパネル27を固
定する。位置規制棒21、21の下端21a、21aを
第一の規制部材13、13に当接させると、上支持棒1
6の前方への回動が阻止されると共に、係合部材17、
17がストッパ19、19に当接して上支持棒16の後
方への回動が阻止され、上支持棒16は略垂直の姿勢に
保持され、同時に、ワーク保持部材23、23上に係合
・載置されたルーフパネル27は略水平状態となる。更
に、この状態で、締付け用ブロック7、7のフランジ部
4、4への取付け位置を調整することにより、このルー
フパネル27の上面とルーフ面とは略同一高さとなる。
【0014】そして、図6に示すように、前処理・電着
工程、中塗塗装工程、及び上塗塗装工程においては、塗
装用治具5によりルーフパネル27を略水平姿勢でかつ
ルーフパネル27の上面とルーフ面とが略同一高さとな
るよう支持する。
【0015】また、位置規制棒21の下端21aを第二
の規制部材14に当接させると、上支持棒16の前方へ
の回動が阻止されると共に、ガイド部材22、ワーク保
持部材23、23及びルーフパネル27等の重量により
、上支持棒16は前傾姿勢に保持されて、同時にワーク
保持部材23、23上に係合・載置されたルーフパネル
27も前傾姿勢に保持される。そして、図5に示すよう
に、電着乾燥炉、中塗乾燥炉、上塗乾燥炉及び各乾燥炉
の後の第一、第二、第三の検査工程においては、塗装用
治具5によりルーフパネル27を前傾姿勢に支持する。
【0016】従って、先ずルーフパネル27を略水平姿
勢にして、前処理・電着工程を経て、ルーフパネル27
を前傾姿勢に切換え、電着乾燥炉及び第一の検査工程を
終える。第一の検査工程終了後、ルーフパネル27を水
平姿勢に切換えて、中塗塗装工程を経て、ルーフパネル
27を前傾姿勢に切換え、中塗乾燥炉及び第二の検査工
程を終える。そして、第二の検査工程終了後、ルーフパ
ネル27を水平姿勢に切換えて、上塗塗装工程を経て、
ルーフパネル27を前傾姿勢に切換え、上塗乾燥炉及び
第三の検査工程を終える。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
塗装工程では、塗装用治具を切換え操作して、車体部品
を略水平姿勢でかつこの車体部品の上面と車体のルーフ
面とが略同一高さとなるよう支持するので、車体部品及
びルーフは同一色合い及び色彩で塗装され、色合い及び
色彩に差異が生じることはなく、外観品質を向上させる
ことができる。
【0018】また、乾燥工程及びこれに続く検査工程で
は、塗装用治具を切換え操作して、車体部品を前傾姿勢
に支持するので、乾燥時に車体部品にダスト及びゴミが
付着するのを防止することができると共に、検査時に検
査員が車体部品を容易に検査することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による塗装用治具の側面図である。
【図2】本発明による塗装用治具の正面図である。
【図3】本発明による塗装用治具の部分斜視図である。
【図4】本発明による塗装用治具を車体に適用した状態
を示す側面図である。
【図5】本発明による塗装用治具を車体に適用した状態
を示す正面図である。
【図6】塗装ラインの全体構成を示すブロック図である
【図7】従来の塗装用治具を車体へ取付けた状態を示す
概略側面図である。
【符号の説明】
1    車体 2    ルーフ 5    塗装用治具 7    締付け用ブロック 9    下支持棒 10  軸受部材 12  位置規制板 13  第一の規制部材 14  第二の規制部材 16  上支持棒(支持部材) 21  位置規制棒 23  ワーク保持部材(保持部) 27  ルーフパネル(車体部品)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  車体に塗装用治具を介して車体部品を
    取付け塗装する車体部品の塗装方法において、塗装工程
    では前記車体部品を前記塗装用治具を介して略水平姿勢
    で、かつ前記車体部品の上面と前記車体のルーフ面とが
    略同一高さとなるよう支持し、乾燥工程及びこれに続く
    検査工程では前記車体部品を前記塗装用治具を介して前
    傾姿勢に支持してなること、を特徴とする車体部品の塗
    装方法。
  2. 【請求項2】  車体に着脱自在に取り付けられ、車体
    とともに塗装される車体部品を載置,固定する車体部品
    の塗装用治具において、車体部品を載置,固定する保持
    部と、この保持部を傾倒自在に支持する支持部材と、前
    記保持部が所定角度以上に傾倒しないように規制する規
    制部材と、前記支持部材を前記車体に取り付ける固定部
    材と、を有し、前記保持部に保持された車体部品を水平
    姿勢または前傾姿勢に切り替え可能に支持し、かつ前記
    車体部品が水平姿勢時には前記車体部品の上面と前記車
    体のルーフ面とが略同一高さとなるように前記固定部材
    を前記車体に取り付けてなること、を特徴とする車体部
    品の塗装用治具。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107866346A (zh) * 2017-12-20 2018-04-03 苏州宝特威机电有限公司 一种涂装用辅助装置
CN107890966A (zh) * 2017-12-20 2018-04-10 苏州宝特威机电有限公司 一种汽车涂装用装置

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CN107866346A (zh) * 2017-12-20 2018-04-03 苏州宝特威机电有限公司 一种涂装用辅助装置
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