JPH0432260A - 半導体装置及びその配線形成方法 - Google Patents

半導体装置及びその配線形成方法

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JPH0432260A
JPH0432260A JP2138912A JP13891290A JPH0432260A JP H0432260 A JPH0432260 A JP H0432260A JP 2138912 A JP2138912 A JP 2138912A JP 13891290 A JP13891290 A JP 13891290A JP H0432260 A JPH0432260 A JP H0432260A
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polysilicon
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Takanao Hayashi
孝尚 林
Akira Uchiyama
章 内山
Takeshi Yokoyama
武 横山
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、MOS (Metal  OxideSe
miconductor)?界効果トランジスタ(以下
、MOSFETと略称することもある。)を多数有する
半導体装置と、この半導体装置に備わる配″W(ゲート
電極等の電極も含む、)を形成する際に用いて好適な配
線形成方法とに関するものである。
(従来の技術) 従来から、nチャネルMO5FET(以下、nMOSF
ETと称する。)及びpチャネル間O8FET (以下
、pMOSFETと称する。)を同一基板上に形成し相
補的に用いる0MOS(ComplementaryM
OS)半導体装置が、低消費電力であること等の点から
、広く用いられている。
このようなCMOS装冒の標準的な構成においては、p
MO5FET及びnMOSFET各々のゲート電極は、
n+ポリシリコンで共に構成される(例えば、文献■(
rVLSIテクノロジー人門」平凡社(1986,9,
1))、これは、比較的容易なプロセスで低抵抗なゲー
ト電極が得られること及び可動イオンをポリシリコン中
に容易にゲッタリング出来ること等の理由からであった
。そして、p及びnMO5FET各9のゲート電極をn
+ポリシリコンで構成した上述のようなCMOS半導体
装置においては、nMOSFETは表面チャネル型とな
り、また、pMOSFE下は、そのしきい値電圧vtを
所望の値例えば−0,7V程度に設定しようとするとチ
ャネル部Ip型に反転させる必要があることからチャネ
ルがゲート電極下の深い位置に形成されるため、いわゆ
る埋め込みチャネル型となる。
しかし、上述のようにpMOSFETが埋め込みチャネ
ル型となっているCMO3半導体装置では、その高集積
化に伴い各MOSFETが微細なものとされると、pM
OSFETにおいてパンチスルーが圧し易くなる等のい
わゆる短チヤネル効果が著しくなってしまう。従って、
CMOS半導体装冒の高集積化を進めるうえてpMOS
FETがネックとなってしまうという問題があった。
そこて、nMOSFETのゲート電極はn+ポリシリコ
ンのままとし、pMOSFETのゲート電極をp+ポリ
シリコンで構成することにより、p及びnMOSFET
共に表面チャネル型とした構成のCMOS半導体半導体
装下、異極性ゲートを有するCMO3半導体装置と称す
ることもある。)に関する研究が従来からなされていた
(例えば、文献■:アイイーディーエム(IEDM)(
1987)p、367〜370)。そして、この文献■
(こよれば、このCMOS半導体装冨は、以下のように
製造されていた。第8図(A)〜(C)は、その説明に
供する図であり文献■に掲載の工程図の一部を引用した
ものである。
先ず、第8図(A)に示すように、p型シリコン基板1
1上にNウェル13が公知の方法(こより形成され、次
に、素子分離のため(こLOCO8(Local  0
xidatj、on  of  Si1 i−c o 
n )法によりフィールド酸化膜15が形成され、次に
、例えば熱酸化等のような公知の方法によりゲート酸化
膜17が形成される(笥8図(A))。
次に、公知の成膜技術によりp型シリコン基板11上に
ノンドープのポリシリコン(図示を省略)が形成され、
その後、公知のフォトリソグラフィ技術及びエツチング
技術によりこのポリシリコンがバターニングされ、n 
M OS F E Tのゲート電極l 9とpMOSF
ET(7)ゲート電極21とが同時に形成される(M8
図(B))。
次に、第8図(8) (コ示Tヨウ1m、nMOSFE
T形成予定蒙域に刻し選択的にn型不純物としての例え
ばAs+がイオン注入される。これによりゲート′II
1.極19への不純物ドーピングと、nMO5FET側
のソース・ドレイン領域23の形成とが同時になされる
次に、今度は、第8図(C)に示すように、0MOSF
ET形成予定領域に対し選択的(こp型不純物としての
例えば8「2+がイオン注入される。
これによりゲート電極21への不純物ドーピングと、p
MOSFET側のソース・トレイン領域25の形成とが
同時になされる。この結果、異極性ゲートを有するCM
O3装冨の主要部が得られる。
上述のような異極性ゲートを有するCMO3半導体装盲
によれば、pMOSFE’Tの(〕きい値電圧Vtを合
わせ込む場合、チャネル部はnMOSFET同様に基板
の導電型と同じ導電型と出来熱もその濃度を高く設定し
て行うことが出来るのでトレインからの空乏層の拡がり
を抑制出来る。このため、バンチスルーが生じ1こくく
なる。その詳細な解析は、例えば文献■(アイ イー 
イーイー (IEEE)、  Vol、  ED−32
,No。
3、p、584 (1985))になされている。
また、上述の異極性ゲート構造とは別に或いはこれに加
えで、MOS F E T個々の構造を工夫をすること
で、短チヤネル効果を抑制しようと1゛ることも従来か
らなされていた。
その−例としてオフセット−構造を有するM O5FE
Tかあった。第9図(A)はこのMOSFETのゲート
長方向に沿った方向で切った概略的な断面図である。
第9図(A)において、31はシリコン基板、33はソ
ース・ドレイン領域、35はゲート酸化膜、37はゲー
ト電極、39はゲート電極37の側面に設けたサイドウ
オールである。オフセット構造を有するMOSFETに
おいでは、ソーストレイン領域33は、サイドウオール
39形成猾のイオン注入によって形成される。このため
、寅効的なゲート長l、は、サイドウオールを有しでい
ない通常のMOSFET(第9図(B)9照)のゲート
長β2に比べ長く出来るので、その分、短チヤネル効果
を抑制出来た。
ま1こ、他の例としてしDD(Li9htlyDope
d  Drain)*造を有するMOSFETかあっ1
と。第10図はこのMOSFETのゲート長方向に沿っ
て切っ1と概略的な断面図Cある。
第1o図において、31〜39は、第9図を用いて説明
したものと同じものである。また、41はソース・トレ
イン領域33の導電型と同し導電型の不純物層であって
不純物濃度かソース・トレイン領域33のそれより低く
されでいる不純物層(以下、低濃度不純物層41と称す
る。)である、このMOSFETIこおいては、サイド
ウオール39形成前にゲート電極3?をマスクとしたイ
オン注入によって低濃度不純物層41が形成され、その
鎗、サイドウオール39が形成され、その後、ソース・
トレイン領域33が形成される。
このLDD構造によれば電界緩和が図れるので、短チヤ
ネル効果と並び微細化の際にl!1111となるホット
キャリア効果を抑制出来た。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、従来の半導体装置では、各M○5FET
 (例えばp及びnMOSFET)各々のゲート電極の
膜厚は同じにされていた。
このため、例えば、ゲート電極への不純物導入及びソー
ス・トレイン領域形成のための基板への不純物導入を、
同一のイオン工程で一度に行った場合(第8図(B)又
は第8図(C)9照)、ソース・トレイン′#域に対し
ては適正な不純物プロファイルが得られても、ゲート電
極についてはその膜厚に対しこのイオン注入条件が不適
切な場合も生じてしまいゲート電極の不純物プロファイ
ルが所望のものとならない場合があるという問題点があ
った。
また、オフセット構造を有するMOSFETやLDD構
造を有するMOSFETにおいては、サイドウオールは
不可欠であるが、このサイドウオールの当該サイドウオ
ールが設けられている側!面の法線方向における幅(第
9図(A)や第10図中、Wlで示す、)は、サイドウ
オール形成時にゲート電極側面に形成する絶縁膜の膜厚
に依存する。即ちゲート電極の膜厚によって決定される
。このため、従来の半導体装置のように各M○5FET
のゲート電極膜厚が同じであると、絶w#膜の膜厚も同
じになるので各MO3FETのサイドウオール形成を同
一の異方性エツチング工程で行った場合はその幅W1が
全て同じとなってしまうという問題点があった。半導体
装置においては、場合によってはオフセット幅を一部又
は全部のMOSFETで違えたい場合があるが、従来構
造ではこれを簡易に行えない。
また、異極性ゲート電極を有するCMOS半導体装置の
場合、ゲート電極は、該当する導電型のポリシリコン電
極上に金属シリサイドが積層されたいわゆるポリサイド
構造とされる。その理由は、p及びnMOSFETのゲ
ート電極同士を接続しただけではその接続部にpn!合
が出来てしまい0M03回路が形成出来ないためこれを
金属シリサイドによって補うためであり、また、ゲート
電極の抵抗を金属シリサイドによって下げるためである
しかし、異極性ゲート電極を有するCMOS半導体装1
においてゲート電極をポリサイド構造とした場合、製造
工程中で行われる種々の熱処理工程において、一方の導
電型のポリシリコンゲート電極中のドーパントが他方の
導電型のポリシリコンゲート電極中へ、金属シリサイド
を介し拡散するという問題点が生じてしまう、このよう
な不純物の拡散は、ゲート電極とされているポリシリコ
ン中の不純物濃度を変化させるのでポリシリコンの仕事
間数を変え、しきい値電圧Vtを大幅にずらす等信頼性
上野ましくない結果を招いてしまう、異極性ゲート電極
間の金属シリサイドを介しての不純物拡散に起因するし
きい@vtのシフトについては、例えば文献(アイイー
デイエム テクニカル ダイジェスト(IEDM  T
echnical  Di9est)、 p、252 
(1986))に開示されているが、これにつき第11
図(A)及び(B)を譬照して簡単に説明する。ここで
、第11図(A)は、異極性ゲートを有するCMOSイ
ンバータの構成を概略的に示した平面図、第11図(B
)は第11図(A)のI−I線に沿ってこのCMOSイ
ンバータを切って示した断面図である。いずれの図も、
中間絶縁膜等は省略しである。また、これら図において
、5]はp型シリコン基板、53はNウェル領域、55
はフィールド酸化膜、57aはpMO,5FET側のゲ
ート酸化膜、57bはnMOSFET側のゲート酸化膜
、59はpMOSFETのゲート電極でありこの場合p
+ポリシリコン、61はnMOSFETのゲート電極で
ありこの場合n+ポリシリコン、63は両ゲート電極5
9.61の接続部、65は金属シリサイド例えばWSi
である。ざらに、特に第11図(A)において、67.
69はp又はnMOSFETのアクティブ領域、71a
、71bはpMOSFETのソース−トレインコンタク
ト、73a、73bはnMOSFETのソースドレイン
コンタクト、75は電源5vと接続される配線、77は
当該CMOSインバータの出力部となる配線、79は接
地配線、81は各MO3FETのソース・ドレイン領域
である。
このような異極性ゲートを有するC M OSインバー
タの、59,61.65で構成されるゲート電極におい
で1よ、製造工程中の例えば不純物活性化のための熱処
理によって、nMOSF巳Tのn+ポリシリコンロ1中
のn型不純物(例えばAs)が金属シリサイド65を介
【ノ第11図中矢印Qで示す如<pMO5FETのp+
ポリシリコン59中へ拡散し上述のような問題点を引き
起す。
これを回避するため、第12図(A)に示すように、金
属シリサイドの、ゲート電極接続部63上に相当する部
分を寸法L11種除去し金属シリサイド!65a、65
bの二部弁に分離して両ゲート電極59.61の金属シ
リサイドによる接続をなくし、この状態で熱処理をし、
その後、分111Mされている金属シリサイド部分65
a、65bを莞12図(B)に示すように金属91によ
って接続することも行われる。しかし、このように金f
i91によって金属シリサイド部分65a、65bを接
続するためには、金属91と金属シッフ”イド部分65
a、65bとのオーバーラツプ領域の寸法L2.L3(
第12図(B) 1F照)は、マスク合わせ精度やエツ
ヂング変換差1!を考慮しある程度大きくする必要があ
り、また、金属シリサイド部分65a、85b周の間隙
L1もリングラフィの露光限界やエツチング工程の再現
性を考えある程度広くする必要がある。その結果、金属
91による接続に必要な領域の長さL4は、L4”LI
+L2+L3となり、著しく大きなものとなるため、微
細化の妨げになるという問題点があった。
この発明はこのような点に鑑みなされたものであり、従
って、この発明の目的は、上述の問題点を解決出来る構
造を有する半導体装置及びこの装置に員わる配線の形成
に用いて好適な配線形成方法を提供することにある。
(課題を解決するための手段) この目的の達成を図るため、この出願の第一発明によれ
ば、同一基板に2個以上のMOS電界効果トランジスタ
を具える半導体装置において、一部の電界効果トランジ
スタのゲート電極の膜厚を他の電界効果トランジスタの
ゲート電極の膜厚と違えてあること、または、全部のM
O5電界効果トランジスタのゲート電極の膜厚を互いに
違えてあることを特徴とする。
また、この出願の第二発明によれば、 半導体基板上側の所定領域に単結晶シリコン、ポリシリ
コン及び非晶質シリコンのいずれか1種または複数種か
ら成るシリコン層を形成する工程と、 該シリコン層を所定の形状で厚さ方向において一部除去
して該シリコン層に膜厚の異なる領域をを形成する工程
と、 該膜厚の異なる領域間の境界部に構成される段差部に構
成される側壁にシリコン酸化膜又はシリコン窒化膜から
成る側壁膜を形成する工程と、該側壁膜を含む前述のシ
リコン層上に金属層を形成しこの試料に対し熱処理して
金属シリサイドから成る配線を形成する工程とを含むこ
とを特徴とする。
なお、この第二発明の実施に当たり、前述の金属層形成
前に、前述の膜厚の異なる領域毎に異なる導電型の不純
物を導入するのが好適である。
ざらに、この第二発明の実施に当たり、前述の配線IC
MOSのpMOS及びnMOS電界効果トランジスタの
ゲート電極とするのが好適である。
(作用) 第一発明の構成によれば、以下に説明するような作用が
得られる。
■・・・ゲート電極への不純物導入及び当該MO5FE
Tのソース・ドレイン領域を形成するための基板への不
純物導入を同一イオン注入工程でかつソース・トレイン
領域形成に適正なイオン注入条件で行う方法により半導
体装置を製造する場合でも、この第一発明の構成では当
該MOSFETのゲート電極の膜厚を適正なものに這え
ることが出来るのでゲート電極の不純物プロファイルを
適正化出来る。この結果、両者の不純物プロファイルの
調整が容易になる。
■・・・ゲート電極にサイドウオールを具えるMOSF
ETにおいてはサイドウオールの幅はゲート電極の膜厚
により制御出来る。従って、同一基板に複数のMOSF
ETを具える半導体装置であって少なくとも1個以上の
MOSFETがゲート電極にサイドウオールを具えるM
OSFETとされている半導体装置にこの第一発明を適
用した場合、一部のMOSFETのみにサイドウオール
を設けること、サイドウオール幅を一部のMOSFET
においてまたは各MOSFET毎に違えることが容易に
なる。
■・・・異極性ゲートを有するCMOS半導体装置を構
成する場合、p及びnMOSFETの各々のゲート電極
の膜厚を違えておくと、これらゲート電極の接続部には
これらゲート電極の膜厚差に起因する段差を構成出来る
。さらに、この段差部の膜厚の厚い側のゲート電極側面
には従来公知の方法で容易に側壁膜が形成出来る。ここ
で、異極性ゲートを例えばポリシリコンで構成した場合
で側壁膜を含むこの異極性ゲート上に金属を形成しシリ
サイド化を行うと、シリサイド化は側壁膜上では起きず
異極性ゲート上のみで起こる。従って、側壁膜上の金属
lIIを除去すると、p及びnMOSFETは金属シリ
サイドによっては接続されない状態となる。
また、この出願の第二発明の配線形成方法によれば、シ
リコン層の段差部に設けたシリコン酸化膜上においては
金属シリサイドが形成されないことを利用して金属シリ
サイドのバターニングを行うことが出来る。
(寅施例) 以下、同一基板に2個以上のMO3電界効果トランジス
タを具える半導体装’a1fr、pMOSFET及びn
MOSFET!具えるCMOSインバータとした例によ
り、案施例の説明を行う。
先ず、第1英施例として、pMOSFET及びnMOS
FET各々のゲート電極の膜厚を違えてあり然もnMO
SF E T、f+<L DD構造を有スルM○5FE
TであるCMOSインバータの例を説明する。
第1図(A) 〜(D)は、第1実7i1j例(7)C
MOSインバータの構造説明に供する図であり、特に第
1図(A)はこのインバータを基板上方がら見て概略的
に示した平面図、第1図(B)〜(D)は、該インバー
タを第1図(A)のn−n線、■−■線またIV−IV
線に沿って切って概略的に示した断面図である。
第1図(A)〜(D)において、101はp型シリコン
基板、103はNウェル、105はフィールド酸化膜、
107a、107bはpM。
5FETのソース・トレイン領域、109a。
109bはnMOSFETのソース・トレイン領域、1
11a、l1lbはnMOSFETのLDD構造に係る
低濃度不純物層、113(はゲート酸化膜である。ざら
に、115はpMOSFETのゲート電極でありこの場
合はp+ポリシリコンで構成してあり、ざらに117は
nMOSFETのゲート電極でありこの場合はpMOS
FETのゲート電極より膜厚が厚いn+型のポリシリコ
ンで構成しである。さらに、119はnMOSFETの
ゲート電極117側面に備わる側壁膜である。
この第1実施例のCMOSインバータにおいては、nM
OSFETのゲート電極117の膜厚をpMOSFET
のゲート電極115より厚くしであることにより、nM
OSFETのゲート電極117のみに側壁膜の形成が可
能になる。このことの理解を容易にするために第1図を
用いて説明したCMOSインバータの製造方法につき以
下説明する。
1法 第2図(A)〜(1)、第3図(A)〜(I)及び第4
図(A)〜(I)は、第1英施例のCM○Sインバータ
の製造方法の説明(こ供する図である、特に、第2図(
△)〜(I)は製造進度に応0インバータの様子を第1
図(B)と同様な位1の断面図により示した工程図、第
3図(A)〜(I)は第1図(C)と同様な位置の断面
図により示した工程図、第4図(A)〜(I)は第1図
(D)と同様な位1の断面図により示し1と工程図であ
る。
先ず、公知のフォトリングラフィ技術及びエツチング技
術によりp型シリコン基板101(以下、基板101と
略称することもある。)のpチャネル領域にNウェル1
03を形成する。次に、公知の素子分離法によりこの基
板101の所定領域にフィールド酸化膜105を形成す
る(第2図〜篤4図の各(ハ)図)。
次に、例えば熱酸化法によりゲート−酸化膜113を形
成する。次に、公知の成膜方法によりゲート酸化膜形成
済みの基板101上に例えば膜厚が450nmのノンド
ープのポリシリコン層121を形成する(第2図〜茎4
図の各(8)図)。
次に、ノンドープのポリシリコン層121の、nMOS
FET形成予定領域に対応する領域上にレジスト層12
3を形成し、その猪、ノンドープのポリシリコン層12
1の、レジス[〜層123から露出している領域を公知
のエツチング方法により250nmエツチングする(第
2図〜第4図の各(C)図)。
次に、公知のフォト・リングラフィ技術及びエツチング
技術によりノンドープのポリシリコン121をゲート電
極形状にバターニングする。これにより、pMO5FE
T側においては膜厚が200n iT!でノンドープ状
態のポリシリコンゲート電極1;5aが得られ、nMO
SFET側においでは膜厚が450nmでノンドープ状
態のポリシリコンゲート電極117aが得られる(第2
図〜第4図の各CD)図)。
次に、基板101のnMOSFET形成予定領域以外の
領域をレジスト(図示せず)で覆った竣、この予定領域
にn型不純物としての例えばリン(P)を例えば表面濃
度が3.0X10’acm−’となるよう(こイオン注
入し、低濃度不純物層111a、111b!形成する(
第2図〜第4図の各(E)図)、低濃度不純物層形成の
ためのイオン注入の際にはnMOSFET側のノンドー
プ状態のゲート電極117aにもリンが注入されるが、
ここでのイオン注入量はソース・トレイン形成時のそれ
に比べ非常に少いので無視出来る。
次に、イオン注入用のマスクとしで用いたレジストを除
去iノ、その後、例えばCVD法により基板101上側
前面に例えば5IO2膜125をゲート電極を埋め込む
ことが出来る程度の膜厚に堆積させる(第2図〜第4図
の各(F)図)。得られた5in2膜]25の基板面の
法線方向の厚みは、膜厚が厚いゲート電極(この場合は
ゲート電極117a)の側面部分において最も厚くなる
(第2図(E)及び笥4図(F)に日で示す部分譬照)
次に、異方性エツチング技術1こより5iOzF112
5をエツチングする。この際、S i O2l1125
の、膜厚が厚いゲート電極]17aの側面にある部分は
、膜厚が薄いゲート電極115aの側面にある5iO2
tllが全てエツチングされた後においても残存し側V
膜119となる。この結果、nMOSFET側のゲート
電極117aにのみ側壁膜119を形成することが出来
る(第2図(G)、第4図CG)’)。
次に、基板101のpMOSFET形成予定領域以外の
領域をレジスト(図示せず)で覆った徒、この予定慶域
にn型不純物としての例えばBF2イオンを高濃度に(
例えば加速電圧を50KeVとしドーズ量% 1. O
x 10I5cm−2とした条件で)注入しp至高濃度
拡散層即ちpMOSFET側ソース・ドレイン領域10
7a、107b178形成する。また、このn型不純物
のイオン注入の際には、ノンドープポリシリコンゲート
電極115aにもn型不純物が同時に注入されるので、
p十型ポリシリコンから成るゲート電極115が同時に
得られる(第2図〜第4図の各(H))。
次に、pMOSFET側ソース・ドレイン領域形成時の
イオン注入マスクとしたレジストを除去し、今度は、基
板101のnMO5FET形成予定領域以外の領域をレ
ジスト(図示せず)で覆う、その後、この予定領域にn
型不純物としての例えばAsイオンを高濃度に(例えば
加速電圧を50KeVとしドーズjl!5. Ox 1
0 ”c m−2とした条件で)注入しn型高濃度拡散
層即ち0MOSFET側ソース・トレイン領域109a
109bを形成する。また、このn型不純物のイオン注
入の際には、ノンドープポリシリコンゲート電極117
aにもn型不純物が同時に注入されるので、n十型ポリ
シリコンから成るゲート電極117が同時に得られる(
第2図〜第4図の各CI)図)。
このような手順により第1図に示した第1案施例の半導
体装置が得られる。
なお、その後は、図示は省略するが、従来公知の通り、
中間絶縁膜の形成、この中間絶縁膜へのコンタクホール
形成、各種配線形成を行う。
なお、上述の第1実施例は、0MOSFETのゲート電
極をp+ポリシリコンで構成し、nMOSFETのゲー
ト電極tn+ポリシリコンで構成したいわゆる異極性ゲ
ート構造を有する例であったが、所望のMOS F E
 Tにのみ側壁膜を設けるという目的のみを考える場合
は、ゲート電極は異極性ゲート構造に限られないことは
明らかである。
また、上述の第1実施例はCMOS半導体装置の例であ
ったが、同一基板に同一導電型のMOSFETを多数具
えた半導体装置についてこれらMOSFETのうちの所
望のMOSFETのゲート電極のみに側壁膜を設けたい
場合にもこの発明を適用出来ることは明らかである。
また、この発明は、同一基板にMO3FETlF!。
3個以上具える半導体装置において、サイドウオール幅
が異なる3種類以上のMOSFETを構成したい場合等
にも適用出来る。この場合は、ゲート電極の膜厚が違う
3種類以上のMOSFETを具える半導体装置が構成さ
れることになる。
次に、第2!ji施例として、0MOSFET及びnM
OSFET各々のゲート電極の膜厚を違えてあり然もこ
れらゲート電極は異極性ゲート構造でかつポリシリコン
及び金属シリサイドで構成されたCMOSインバータの
例を説明する。
M5図は、その説明に供する断面図であり、このM2実
施例のCMOSインバータを第1図(A)のI−I線に
相当する位置で切って概略的に示した断面図である。こ
こで、第5図においては、篤1図を用いて説明した構成
成分と同様な構成成分は同一の番号を付して示しである
。また、以下の説明においては、第1図を用いて既に説
明した構成成分についての説明を省略する場合もある。
この第2英施例のCMOSインバータにおいては、0M
OSFETのゲート電極131をp+ポリシリコン11
5及びこの上に積層された金属シリサイド133で構成
してあり、また、nMOSFETのゲート電極135を
、p+ポリシリコン115とは膜厚が異なる(この寅施
例の場合はp1ポリシリコ115より膜厚が厚い)n+
ポリシリコン117及びこの上に積層された金属シリサ
イド133で構成しである。金属シリサイド133とし
ては、従来公知の種々のもの例えばタングステンシリサ
イド(WSi)、チタンシリサイド(TiSi2)等を
挙げることが出来る。
ざらに、この第2英施例のCMOSインバータでは、p
MOSFET及びnMOSFET闇において、p+ポリ
シリコン115及びn+ポリシリコンを互いの側面同士
によって接続してこれらポリシリコン115,117の
接続部137にこれらポリシリコン115.117の膜
厚差による段差部を構成しである。そして、この段差部
139におゆる膜厚が厚い側のポリシリコン(この場合
はn+ポリシリコン117)の側壁(こ側壁膜]41を
設けである。
ざらに、この第2英施例のCMOSインバータでは、側
壁膜141部分上において0MOSFETの金属シリサ
イド及びnMOSFETの金属シリサイドを非接触状態
としである。
なお、9MOSFETの金属シリサイド及びnMOSF
ETの金属シリサイドは、金属シリサイド同士では非接
触状態ということであり、寅際の装置構成においては、
互いは例えば金属等によって電気的に接続()である。
このような接続例としでは、例えば次のようなものがあ
る。
第6図(A)は、接続例の一例を基板101上方から見
た平面図により示したものであり、p及びnMOSFE
T各々の金属シワサイド133の互いが近接する端部部
分133a、133b及び側壁膜141上に金属配線1
51を設けて金属シリサイド133間を接続した例であ
る。
また、第6図(8)は、接続例の他の例を第6図(A)
同様な平面図により示した図である。この例は、p及び
nMO5FET各々の金属シリサイド133の互いが近
接する端部部分133a。
133b!それぞれ引き出してその引き出し部において
金属配線]5]によって金属シリサイド間を接続した例
である。
この第2芙施例の半導体装置は、p及びnM。
5FETのゲート電極の膜厚を互いに違えであるのでそ
の膜厚差により生じる段差部139に微細な側壁膜14
111j単に形成出来る。そして、この側壁膜141を
用い金属シリサイドを分離出来るという効果が得られる
。このことの理解を容易にするために第5図及び第6図
を用いで説明したCMOSインバータの製造方法につき
以下説明する。
第7図(A)〜()−1)は、第29!:施例のCMO
Sインバータの製造方法の説明に供する図であり、特に
第二発明の配線形成方法を適用してゲート電極を形成す
る工程をその製造進度に応じ第5図に対応する位置での
断面図により示した工程図である。
先ず、p型シリコン基板101に、Nウェル]03、フ
ィールド酸化膜105、ゲート酸化膜113、ゲート電
極の一構成成分となるノンドープポリシリコン層121
を第1実施例の製法と同様な製法で形成する(第2図(
A)及び(B)参照)、ここでは、ゲート酸化1111
3はその膜厚が5〜20nm程度になるように形成し、
ノンドープポリシリコン層121はその膜厚が100〜
500nm程度になるように形成しでいる。
次に、ノンドープポリシリコン121上に、このシリコ
ン層121のpMOSFET用のゲート電極とされる領
域を覆うレジスト層171を形成し、その徒、このレジ
スト層171をマスクとしノンドープポリシリコン層]
21にn型不純物としての例えばP又はAsh例えば1
0 ”c m−2〜10 ”c rrr2程度のドーズ
■で5主入する。これによりノンドープシリコン層12
1は、その部がn+ポリシリコン]21bになる(第7
図(A))。
次に、レジスト層171を除去し、その徒、今度は、n
+ポリシリコン部分121b上にレジスト層173を形
成する。そして、このレジスト層173をマスクとしノ
ンドープポリシリコン層121にn型不純物としての例
えばBF2を例えば10140 m−2〜10 ”Cm
−2程度のドーズ■で注入する。これによりノンドープ
シリコン層121は、その一部がp+ポリシリコン12
]aになる(第7図(B))。
次に、レジスト層173をそのままエツチングマスクと
して用い、p+ポリシリコン部分を厚さ方向に一部エッ
チングし段差部139を得る(第7図(C))。なお、
このエツチング量は、側壁膜141(第5図を照)をど
の程度の大きざとするか等を考慮しで決定する。
次に、レジスト層173を除去後、今度は、p+ポリシ
リコン部分121a及びn+ポリシリコン部分121b
上に、ゲート電極パターニング用レジスト層(図示せず
)を形成しこれをマスクとしてこれらポリシリコンをバ
ターニングし9MOSFETのゲート電極115及びn
MOSFETのゲート電極117を形成する(第7図(
D))。
次に、公知の方法によりpMOSFET側のソース・ト
レイン領域及びnMOSFET側のソース・トレイン領
域をそれぞれ形成する(図示せず)。
次に、公知の成膜方法により基板101上側全面にシリ
コン酸化膜175を形成する。(第7図(E))、シリ
コン酸化111175の膜厚は、段差部139!埋め込
むことが出来る程度にするのが好適である。
次に、異方性エツチング技術により、シリコン酸化11
1175をp十及びn+ポリシリコンゲート電極115
,117表面が露出するまでエツチングする。このエツ
チングにおいでは、ゲート電極の側面にあるシリコン酸
化膜は残り側壁膜が形成される。第7図(F)において
は、p÷及びn◆ポリシリコンゲート電極115,11
7の接続部の段差部139に構成される側壁膜141の
み図示し、ゲート電極の他の側面に形成される側壁膜に
ついての図示は省略している。
次に、側!11141形成済み基板上全面に、ポリシリ
コンのシリサイド化が可能な金属例えばチタン177を
例えば50〜1100n程度の膜厚に公知の成膜方法に
より形成する(第7図(G))。
次に、チタン成膜済み試料1Fr650℃程度の温度で
アニールして金属シリサイド(この場合はチタンシリサ
イド)133を形成する。シリサイド化の反応は、側9
!!141上では起こらずゲート電極とされているポリ
シリコン上及びトレイン領域等とされているシリコン基
板上のみで起こる(第7図(H))。
次に、未反応のチタンを例えば硫酸と過酸化水素水との
混合液等により除去する。この結果、金属シリサイド1
33は、側壁膜141上部分において分離される0次に
、シリサイド化を確英にするために、この試料を今度は
900 ”C程度の温度で再びアニールする。このよう
な処理を終えると、第5図に示す第2夾施例のCMOS
インバータが得られる。
なお、その徒は、図示は省略するが、従来公知の通り、
中間絶縁膜の形成、この中間絶縁膜へのコンタクホール
形成、各種配線形成を行う。
罵7図を用いて説明した方法によれば、p十及びn+ポ
リシリコゲート電極115,117の接続部に構成され
る段差部139に形成した側V膜を用い金属シリサイド
の分離をセルファライン的に行えるので、金属シリサイ
ドの分離部の幅を非常に微細なものと出来、分離部を再
現性良く形成出来る。
なお、上述した第2実施例の半導体装置の製造方法の説
明においては、nMOSFET(又はnMOSFET)
のゲート電極への不純物注入と、ソース・トレイン形成
のための基板への不純物注入とを別々の工程で行ってい
るが、ゲート電極及びソース・ドレイン領域への不純物
注入は同一工程で行っても勿論良い。
また、上述した罵25i!施例の半導体装置の製造方法
の説明においては側tli141の形成にシリコン酸化
llIを用いていたが、側壁膜の形成にシリコン窒化W
1ヲ用いても良い。
また、上述においては、第二発明の配線形成方法をpM
OSFETの異極性ゲートを形成する場合に適用した例
により英施例の説明を行っていたが、この配線形成方法
は、これにのみ適用出来るわけではなく、金属シリサイ
ドの配線のバターニングに広く適用出来ることは明らか
である。
(発明の効果) 上述した説明からも明らかなように、この出願の第一発
明によれば、同一基板に2個以上のMOSFETを臭え
る半導体装置において、一部または全部のMOSFET
のゲート電極の膜厚を他のMOSFETのゲート電極の
膜厚と違えである。
このため、 ■・・・ゲート電極への不純物導入及び当該MOSFE
Tのソース・トレイン領域を形成するための基板への不
純物導入を同一イオン注入工程でかつソース・トレイン
領域形成に適正なイオン注入条件で行う方法により半導
体装tlFr製造する場合でも、当該MO5FETのゲ
ート電極の膜厚を当該ゲート電極の不純物プロファイル
が適正となるような膜厚に予め出来るので、ゲート電極
及びソース・トレイン領域両者の不純物プロファイルが
適正なMOSFETを具える半導体装置が提供できる。
■・・・ゲート電極にサイドウオールを具えるMOSF
ETにおいてはサイドウオールの幅はゲート電極の膜厚
により制御出来る。従って、この第一発明の構成によれ
ば、一部のMOSFETのみがサイドウオールを具えて
いる半導体装置、又は、サイドウオール幅が一部のMO
SFETにおいでまたは各MOSFET毎に這っている
半導体装置を容易に提供出来る。
■・・・異極性ゲートを有するCMO3半導体装置にこ
の第一発明を適用する場合、p及びnMOsFETの各
々のゲート電極の膜厚を違える構成と出来る。このため
、p及びnMOsFETの各々のゲート電極の接続部に
構成される段差部に側壁膜を設けこの側壁膜上には金属
シリサイドが出来ないことを利用してゲート電極の金属
シリサイドの分離が出来る。
また、この出願の第二発明の配線形成方法によれば、シ
リコン層の段差部に設けたシリコン酸化膜又はシリコン
冨化膜上においては金属シリサイドが形成されないこと
を利用して金属シリサイドのバターニングを行う、ここ
で、この段差部のシリコン酸化膜又はシリコン盲化膜は
、ホトマスク等を用いたリングラフィ等を用い形成する
のではなくこれら膜を成膜後翼方性エツチング等により
セルファライン的に再現良く形成出来る。従って、金属
シリサイド分離幅(第12図中Ll)は、従来ではりソ
グラフィ技術の露光限界等から0.4μm以上は必要で
あったのに対し、この発明では露光限界等の制約を受け
ないのでより微細に出来る。このため、金属シリサイド
18:接続する際に必要な面積も小さくて済む、従って
、例えば篤6図(B)に示したように配線部を引き出す
こと等が出来るので配線パターン設計の自由度を挙げる
こと等も可能になる。
【図面の簡単な説明】
第1図(A)〜(D)は、第1実施例の半導体装置の構
造説明に供する図、 第2図(A)〜(1)、第3図(A)〜(I)及び第4
図(A)〜(I)は、第1実施例の半導体装置の製造工
程図、 第5図は、第2英施例の半導体装置の構造説明に供する
図、 笥6図(A)及び(B)は、非接触状態の金属シリサイ
ド間の接続例を示す図、 第7図(A)〜(H)は、第2英施例の半導体装置の主
にゲート電極形成工程を示す図、第8図、第9図及び第
10図は、従来技術の説明に供する図、 第11図及び第12図は、従来技術の問題点の説明に供
する図である。 101−” p型シリコン基板 103−・・Nウェル 105−・フィールド酸化膜 107a、107b−p107b−pのソース・ドレイ
ン領域。 109a、109b−n109b−nのソース・トレイ
ン領域 111a、  111b=低不低不純物層113−・・
ゲート酸化膜 115−・・pMOSFETのゲート電極(p◆ポリシ
リコン) 117−nMOsFETのゲート電極(n◆ポリシリコ
ン) 119−・・側壁膜 121−・・ノンドープのポリシリコン層123−・・
レジスト層 115a、  117a−・・ノンドープ状態のポリシ
リコンゲート電極 125=S io21IIi 131−pMOSFETのゲート電極 133−・・金属シリサイド 135−nMOsFETのゲート電極 137−・・両ゲート電極の接続部 139−・・段差部、   141−・・側壁膜151
−・・金属配線 133a、133b−p及びnMOsFETの金属シリ
サイドの端郡部分 21a・−p+ポリシリコン部分 21b・−n+ポリシリコン部分 71.173−−レジスト層 75−・・シリコン酸化膜 77−・チタン。 特 許 出 願 人 沖電気工業株式会社 第1英施例の半導体製画の製造工程図(II−II線断
面による)第2図 J J + l l J !A・ 第1寅施例の半導体装置の製造工程図(II−II線断
面による)第2図 pMOSFET nMOSFET 第5 図 賊 非接触状態の金属シワサイド闇の接続例を示す口笛6図 + J j” ン3 ↓ IBF・ 従来技術の説明に供する図 第S図 ■ 口 + 、2 、−一一一 従来技術の説明に供する図 第9図 従来技術の説明に供する図 第1O図

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)同一基板に2個以上のMOS電界効果トランジス
    タを具える半導体装置において、 一部の電界効果トランジスタのゲート電極の膜厚を他の
    電界効果トランジスタのゲート電極の膜厚と違えてある
    こと、または、全部のMOS電界効果トランジスタのゲ
    ート電極の膜厚を互いに違えてあることを特徴とする半
    導体装置。
  2. (2)請求項1に記載の半導体装置において、一部の又
    は全部のMOS電界効果トランジスタのゲート電極の側
    壁に側壁膜を設けてあることを特徴とする半導体装置。
  3. (3)請求項2に記載の半導体装置において、前記側壁
    膜の、当該側壁膜が設けられている側壁面の法線方向に
    おける幅を、当該側壁膜が設けられているゲート電極の
    膜厚に応じて違えてあることを特徴とする半導体装置。
  4. (4)請求項1に記載の半導体装置において、前記2個
    以上のMOS電界効果トランジスタとしてpMOS及び
    nMOS電界効果トランジスタを含み、 前記pMOS電界効果トランジスタのゲート電極を、p
    型ポリシリコン及びこの上に積層された金属シリサイド
    で少なくとも構成してあり、前記nMOS電界効果トラ
    ンジスタのゲート電極を、前記p型ポリシリコンとは膜
    厚が異なるn型ポリシリコン及びこの上に積層された金
    属シリサイドで少なくとも構成してあり、 少なくとも1組のpMOS及びnMOS電界効果トラン
    ジスタ間において、前記p型ポリシリコン及びn型ポリ
    シリコンを互いの側面同士によって接続してこれらポリ
    シリコンの接続部にこれらポリシリコンの膜厚差による
    段差を構成してあり、 該段差部における膜厚が厚い側のポリシリコンの側壁に
    側壁膜を設けてあり、 該側壁膜部分上において前記pMOS電界効果トランジ
    スタの金属シリサイド及びnMOS電界効果トランジス
    タの金属シリサイドを非接触状態としてあること を特徴とする半導体装置。
  5. (5)請求項4に記載の半導体装置において、非接触状
    態とされた前記pMOS電界効果トランジスタの金属シ
    リサイド及びnMOS電界効果トランジスタの金属シリ
    サイド間を、該金属シリサイドとは異種の導電性材料で
    接続してあることを特徴とする半導体装置。
  6. (6)半導体基板上側に単結晶シリコン、ポリシリコン
    及び非晶質シリコンのいずれか1種または複数種から成
    るシリコン層を形成する工程と、該シリコン層を所定の
    形状で厚さ方向において一部除去して該シリコン層に膜
    厚の異なる領域をを形成する工程と、 該膜厚の異なる領域間の境界部に構成される段差部に構
    成される側壁にシリコン酸化膜又はシリコン窒化膜から
    成る側壁膜を形成する工程と、該側壁膜を含む前記シリ
    コン層上に金属層を形成しこの試料に対し熱処理して金
    属シリサイドから成る配線を形成する工程とを含むこと を特徴とする配線形成方法。
  7. (7)請求項6に記載の配線形成方法において、前記金
    属層形成前に、前記膜厚の異なる領域毎に異なる導電型
    の不純物を導入することを特徴とする配線形成方法。
  8. (8)請求項6に記載の配線形成方法において、前記配
    線がCMOSのpMOS及びnMOS電界効果トランジ
    スタのゲート電極であることを特徴とする配線形成方法
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