JPH0432212Y2 - - Google Patents

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JPH0432212Y2
JPH0432212Y2 JP14582586U JP14582586U JPH0432212Y2 JP H0432212 Y2 JPH0432212 Y2 JP H0432212Y2 JP 14582586 U JP14582586 U JP 14582586U JP 14582586 U JP14582586 U JP 14582586U JP H0432212 Y2 JPH0432212 Y2 JP H0432212Y2
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JP
Japan
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grinding wheel
auxiliary sleeve
shaft
tightening member
tapered
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JP14582586U
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JPS6353660U (ja
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  • Milling Processes (AREA)
  • Constituent Portions Of Griding Lathes, Driving, Sensing And Control (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は、迅速に被締着体を支持軸に着脱固
定する装置、例えば砥石車のフランジを砥石軸に
着脱固定する装置に関する。
[従来の技術] 従来の被締着体を支持軸に着脱固定する装置、
例えば砥石車のフランジを砥石軸に着脱固定する
装置は、第3図に示すような構造であつて、砥石
軸に対し砥石車3、即ち砥石車フランジ4を着脱
するためには、砥石軸先端のテーパ軸1の端部に
螺合した締付部材9′を完全に取外さなければな
らなかつた。
そうして、上記のように締付部材の完全な取外
しを避け作業の迅速化を計るために第4図に示す
ようなC型座金16付砥石車フランジを用いた砥
石車フランジ着脱固定装置もあつたが、この型式
は、普通の形状(第3図)とは異つた図示のよう
に円筒部が長くなつた特別の形状の砥石車フラン
ジ4″が必要である。
(第3,4図において、第1図と同一部分は同
一符号を付す。) [考案が解決しようとする問題点] そこで、この考案は、第3図に示すような既存
の普通の形状の砥石車フランジをそのまま用い
て、しかもC型座金を適用し、砥石車、即ち砥石
車フランジを砥石軸に対して迅速に着脱するよう
にして構造の着脱固定装置を提供するものであ
る。
[問題点を解決するための手段] この考案による着脱固定装置は、例えば、第3
図に示された普通の砥石車フランジのテーパ孔と
砥石軸先端のテーパ軸のテーパ面との固い嵌合を
緩めるために抜取り工具が螺入される砥石車フラ
ンジ先端のねじ孔を利用して、そこに補助スリー
ブが螺着され、砥石車フランジのテーパ孔の小径
部及び補助スリーブの中空孔の内径より外径が小
さく且つ円周溝が設けられた締付部材がテーパ軸
端部に螺合され、円周溝の小径部に嵌合する凹欠
部を有するC型座金が補助スリーブの端面とテー
パ軸端に螺合する締付部材の段面との間に挿入さ
れている。
[作用] 上記の砥石車フランジの取付固定装置におい
て、砥石軸先端のテーパ軸に嵌合され砥石車フラ
ンジと、砥石フランジ先端のねじ孔に螺合された
補助スリーブと、補助スリーブ端面に接して装着
されたC型座金とが軸線方向に並び、テーパ軸端
部に螺合した締付部材の締付けによりその三者が
テーパ軸のテーパ面と締付部材の円周溝の段面と
の間に挟まれて締付けられる。かくして、砥石車
フランジ、即ち砥石車は、砥石軸に取付固定され
る。
砥石車フランジの取外しにおいては、締付部材
は少し緩められ、締付部材の円周溝の段面と補助
スリーブの端面との間が少しあけられ、C型座金
は抜取られ得る。すると、補助スリーブの中空孔
及び砥石車フランジのテーパ孔の小径部は、締付
部材の最大径部より大きいから、砥石車フラン
ジ、即ち砥石車はそのまま砥石軸より抜取られ
る。
[実施例] この考案の実施例を図面に従つて説明する。
第1図において、砥石軸先端はテーパ軸1とな
つており、更にテーパ軸1の先端は、テーパ軸1
の先細小径部より更に小径の雄ねじ部2となつて
いる。他方、砥石車3には砥石車フランジ4が取
付けられている。砥石車フランジ4の中心孔の一
方は、テーパ軸1に嵌合するテーパ孔5となり、
他端口には、砥石車フランジのテーパ孔5と砥石
軸先端のテーパ軸1のテーパ面との固い嵌合を緩
めるために抜取り工具が螺入される雌ねじ部6が
形成されている。
その雌ねじ部6には、補助スリーブ7が螺着さ
れ得て、螺着されたときの補助スリーブ7の中空
孔8は、砥石車フランジ4のテーパ孔5に同軸線
上で続き、テーパ軸1先端の雄ねじ部2の外周面
との間には間〓が構成される。
締付部材9は、最大外径が砥石車フランジ4の
テーパ孔5の小径部及び補助スリーブ7の中空孔
8の内径より小さく、一端にはテーパ軸1先端の
雄ねじ部2に螺合するねじ穴10が設けられ、他
端には締付工具と係合する頭部11が形成されて
いる。頭部11の内側には円周溝12が設けら
れ、段面13と小径部14とを形成している。
補助スリーブ7の外端面には、締付部材9の小
径部14の外径と幅が等しい案内部材15が固着
されている。
補助スリーブ7と締付部材9とに共同作用する
C型座金16は、締付部材9の円周溝12の小径
部14の外径及び案内部材15の幅と同寸法幅の
凹欠部17が形成されており、補助スリーブ7の
外径と同寸法の外径となつている。
この考案による砥石車フランジ着脱固定装置
は、上記の各部材から構成されており、第1図
は、砥石車が砥石軸に取付けられている状態を示
す。
砥石車フランジ4のテーパ孔5が砥石軸先端の
テーパ軸1に嵌合され、補助スリーブ7が砥石車
フランジ4の雌ねじ部6に、締付部材9のねじ穴
10がテーパ軸1の雄ねじ部2に夫々螺着されて
いる。締付部材9の円周溝12にはC型座金16
が挿込まれ、その凹欠部17が円周溝12の小径
部14及び補助スリーブ7外周面の案内部材15
に嵌合している。
そうして、締付部材9の頭部11に締付工具が
係合されて、締付部材9がねじ込まれることによ
り、砥石車フランジ4、補助スリーブ7及びC型
座金16が軸線方向に並んで一体となつてテーパ
軸1のテーパ面と締付部材9の円周溝12の段面
13との間に挟まれて締付られ、砥石車フランジ
4はテーパ軸1に、即ち砥石車は砥石軸に取付固
定されている。
取付固定されている砥石車を砥石軸から取外す
場合は、締付部材9の頭部11に締付工具を係合
して操作し、締付部材9のねじ穴10を少し緩め
る。すると、C型座金16を半径方向に抜取る間
〓が生じ、C型座金16は抜取られる。
すると、締付部材9の外径が、その頭部11も
含めて砥石車フランジ4のテーパ孔5の小径部1
4及び補助スリーブ7の中空孔8の内径より小さ
いから、砥石車フランジ4は、そのままテーパ軸
1から抜取ることができる。もし、砥石車フラン
ジ4のテーパ孔5と砥石軸先端のテーパ軸1のテ
ーパ面との嵌合が固い場合には、補助スリーブ7
を砥石車フランジ4の雌ねじ部6から外し、そこ
への抜取り工具の螺入操作で嵌合を緩める。
砥石車の砥石軸への取付固定は、補助スリーブ
7が雌ねじ部6に螺着されたままか、又は螺着さ
れてから砥石車フランジ4のテーパ孔5を雄ねじ
部2に締付部材9が少し緩められて螺着されたま
まのテーパ軸1に嵌合する。次いで、C型座金1
6の凹欠部17を締付部材9の円周溝12の小径
部14及び補助スリーブ7外端面の案内部材15
に嵌合させてC型座金16の両面が締付部材9頭
部11下の円周溝12の段面13と補助スリーブ
7の外端面との間に挟まれるように挿込む。、そ
れから、締付部材9の頭部11に締付工具を係合
させて、締付部材9のねじ穴10をテーパ軸1の
雄ねじ部2にねじ込んで、砥石車を軸に取付固定
する。
なお、実施例においては支持軸がテーパ軸であ
るが、段付軸でもよりことが明らかである。
[考案の効果] この考案による迅速着脱固定装置は、C型座金
を用いることによつて、締付部材を支持軸から取
外すことなく、被締着体を迅速に支持軸に対し着
脱し得るのであつて、しかもその座金の使用に
は、普通の取付フランジの抜取工具取付ねじ孔を
利用して補助スリーブを取付けるのみで、そのた
めの特別の構造の取付フランジを要しない。特
に、通常の砥石車フランジの砥石車を砥石軸に対
して迅速に着脱固定するのには、好適である。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この考案の実施例の砥石車着脱固定
装置の部分断面正面図、第2図は、第1図の部分
側面図、第3図及び第4図は、従来技術の砥石車
着脱固定装置の部分断面正面図である。 1……テーパ軸、2……雄ねじ部、3……砥石
車、4,4″……砥石車フランジ、5……テーパ
孔、6……雌ねじ部、7……補助スリーブ、8…
…中空孔、9,9′……締付部材、10……ねじ
穴、11……頭部、12……円周溝、13……段
面、14……小径部、15……案内部材、16…
…C型座金、17……凹欠部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 支持軸に対して取付孔を有する被締着体を着脱
    固定する装置であつて、中空孔を有しそれが被締
    着体の取付孔と同軸線に続くよう被締着体に取付
    られた補助スリーブと、円周溝が設けられ被締着
    体の取付孔及び補助スリーブの中空孔の内径より
    小径で補助スリーブの中空孔に挿入されて支持軸
    端部に螺合される締付部材と、締付部材に設けら
    れた円周溝の小径部に嵌合する凹欠部を有し円周
    溝の段面と補助スリーブの端面とに挟持され得る
    C型座金とから構成された被締着体の迅速着脱固
    定装置。
JP14582586U 1986-09-25 1986-09-25 Expired JPH0432212Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14582586U JPH0432212Y2 (ja) 1986-09-25 1986-09-25

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14582586U JPH0432212Y2 (ja) 1986-09-25 1986-09-25

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6353660U JPS6353660U (ja) 1988-04-11
JPH0432212Y2 true JPH0432212Y2 (ja) 1992-08-03

Family

ID=31057712

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JP14582586U Expired JPH0432212Y2 (ja) 1986-09-25 1986-09-25

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JPS6353660U (ja) 1988-04-11

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