JPH09177383A - ドアの把手取付け構造 - Google Patents

ドアの把手取付け構造

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JPH09177383A
JPH09177383A JP35063695A JP35063695A JPH09177383A JP H09177383 A JPH09177383 A JP H09177383A JP 35063695 A JP35063695 A JP 35063695A JP 35063695 A JP35063695 A JP 35063695A JP H09177383 A JPH09177383 A JP H09177383A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
door
handle mounting
handle
section
collar
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP35063695A
Other languages
English (en)
Inventor
Teruichi Mizukami
照一 水上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
HATSUPOO KAGAKU KOGYO KK
Original Assignee
HATSUPOO KAGAKU KOGYO KK
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Filing date
Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ドアの両面に一対の把手を簡易にかつ低コス
トで取り付けることができるドアの把手取付け構造を提
供する。 【解決手段】 ドア21の内外両側に一対の把手22、
23の把手取付け部24、25を同一線上に配置すると
ともに、一方の把手取付け部24とドア21との間に胴
部外周にテーパー部35を有する鼓形の係止カラー26
を介設し、該係止カラー26と他方の把手取付け部25
とをドア21とともにボルト37で共締めしてドア21
の両面に圧着し、さらに一方の把手取付け部24に設け
た中空部29を前記係止カラー26の外周に嵌脱自在に
嵌合するとともに、該把手取付け部24の外周に螺設し
た係止ねじ33を締め付けてその先端部で前記係止カラ
ー26のテーパー部35を押圧し、該係止ねじ33の先
端部に作用する押圧力の直角方向分力により一方の把手
取付け部24をドア21方向に引き寄せてドア21に圧
着するものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、建物等に用いるド
アの把手取付け構造に関し、更に詳しくは、高度の熟練
を要することなく容易に把手を取付けることが可能で、
修理、取替え等のメンテナンス等においても部材を損傷
することのない、ドアの把手取付け構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より建物などのドアの両面に把手を
取り付ける場合には、図3に示すような構造が多用され
てきた。図示の構造では、ドア1の内外両側に一対の把
手2、3の把手取付け部4、5が同一軸線上に配置され
るとともに、一方の把手取付け部4とドア1との間に固
定カラー6が介設されている。
【0003】そして、固定カラー6と他方の把手取付け
部5とは、ドア1とともに皿ボルト7で共締めされてド
ア1に圧着されている。ここで、8はドア1に穿設した
ブッシュ孔9に挿着された保護ブッシュ、10はドア1
の両面に張設された保護パッキンであり、いずれもゴ
ム、軟質プラスチック等からなっている。
【0004】さらに、一方の把手取付け部4は、その先
端部に設けた中空部11が前記固定カラー6の外周に嵌
合されるとともに、中空部11の周壁を貫通して固定カ
ラー6の周壁に半径方向に且つ等間隔に螺設された3個
の固定ねじ12を締め付けることにより、固定カラー6
を介してドア1に固定されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来の構
造においては、固定ねじ12を挿通する中空部11の周
壁の貫通孔13と、固定ねじ12が螺設される固定カラ
ー6の周壁の雌ねじ14とが互いに正確に一致していな
ければならないので、高精度の加工が要求されてコスト
高になるという問題があった。これは、貫通孔13と雌
ねじ14とが一致していないと、次のような不都合が生
じるからである。
【0006】即ち、一方の把手2を取り付ける際には、
その把手取付け部4の先端面とドア1との間に隙間が生
じないようにするために、把手取付け部4をドア1に強
く押し付けながら、固定ねじ12を締め付ける必要があ
るが、貫通孔13と雌ねじ14とが一致していないと、
固定ねじ12を無理に捩じ込むことになって、ねじ山を
損傷し、把手2の商品価値を無くすおそれがあるのみな
らず、その修復には専門技術者を必要とするので経費が
嵩むなどの問題があった。
【0007】更には、修復などのメンテナンス時に、ね
じ孔を傷つけることが多く、このため把手、固定カラー
等の部材を損傷することになり、コスト高となる憾みが
あった。
【0008】本発明は、従来の把手取付け構造を改良し
て、上述のような問題点を取り除くことを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のドアの把手取付け構造は、ドアの内外両側
に一対の把手の把手取付け部を同一軸線上に配置すると
ともに、一方の把手取付け部とドアとの間に胴部外周に
テーパー部を有する鼓形の係止カラーを介設し、該係止
カラーと他方の把手取付け部とをドアとともにボルトで
共締めしてドアの両面に圧着し、さらに一方の把手取付
け部に設けた中空部を前記係止カラーの外周に嵌脱自在
に嵌合するとともに、該把手取付け部の外周に螺設した
係止ねじを締めつけてその先端部に前記係止カラーのテ
ーパー部を押圧し、該係止ねじの先端部に作用する押圧
力の直角方向分力により一方の把手取付け部をドア方向
に引き寄せてドアに圧着するものである。
【0010】
【作用】上記構成の本発明において、一方の把手取付け
部に螺設した係止ねじを締め付けて、その先端部により
係止カラーのテーパー部を押圧すると、係止ねじの押圧
点に押圧力の直角方向分力が発生し、該直角方向分力
は、係止ねじをテーパー部の小径部方向、即ちドア方向
に押し進める。そのため、一方の把手取付け部は、係止
ねじを介してドア方向に引き寄せられ、自然にドアに圧
着される。なお、他方の把手取付け部は、予め別途ボル
トによりドアに圧着されている。上記の如くして、ドア
の内外両面に一対の把手が取り付けられることになる。
【0011】
【実施例】以下、本願考案の実施例を図面に基づいて説
明する。図1は、本発明の一実施例を示すドアの把手取
付け構造の要部断面図である。本実施例では、図示のよ
うに、ドア21の内外両側に一対の把手22、23の把
手取付け部24、25が同一軸線上に配置されるととも
に、一方の把手取付け部24とドア21との間に係止カ
ラー26が介設されている。
【0012】ドア21は、建物等に用いる木製ドア、ガ
ラス性ドア、アルミ枠ドア等である。把手22、23
は、ガラス、金属、木材等からなる棒状体の端部に把手
取付け部24、25が形成されてなるものである。
【0013】一方の把手取付け部24は、一方の把手2
2の先端部に冠着された有底円筒状のカプラー27と、
把手22の先端部中心に埋設された円筒状の鬼目ナット
28とから形成されている。カプラー27は、鋼、ステ
ンレス、真鍮、硬質プラスチック等からなり、その中空
部29の周壁に複数個の雌ねじ30が半径方向に且つ等
間隔に該設されており、底部が鬼目ナット28の雌ねじ
31に螺設された皿ボルト32により把手22の先端部
に固定されいる。雌ねじ30には、係止ねじ33が螺設
されている。
【0014】他方の把手取付け部25は、把手23の先
端部に冠着された円盤状の端金34と、把手23の先端
部中心に埋設された鬼目ナット28とから形成されてい
る。
【0015】係止カラー26は、鋼、ステンレス、真
鍮、硬質プラスチック等からなる鼓形のカラーで、胴部
外周にテーパー部35を有するとともに、中心部に皿ボ
ルト孔36が穿設されている。
【0016】上記構造において、ドア21の両面に一対
の把手22、23を取り付けるには、まず係止カラー2
6の皿ボルト孔36に皿ボルト37を挿通して他方の把
手取付け部25に埋設した鬼目ナット28の雌ねじ31
に螺合せしめ、係止カラー26、端金34及び他方の把
手23をドア21とともに皿ボルト37で共締めする。
これにより、他方の把手23は端金34を介してドア2
1に圧着されるとともに、係止カラー26もドア21に
圧着される。ここに、38はドア21に穿設したブッシ
ュ孔39に挿入された保護ブッシュ、40はドア21の
両面に張設された保護パッキンで、いずれもゴム、軟質
プラスチック等からなっている。
【0017】次に、一方の把手22に冠着されたカプラ
ー27の中空部29を係止カラー26の外周に嵌脱自在
に嵌合するとともに、カプラー27の係止ねじ33を締
め付けてその先端部で係止カラー26のテーパー部35
を押圧する。これにより、係止ねじ33の先端部に押圧
力の直角方向分力が作用し、係止ねじ33を介してカプ
ラー27をテーパー部35の小径部方向、即ちドア21
の方向に押し進める。そのため、一方の把手22は、ド
ア21の方向に引き寄せられ、自然にドア21に圧着さ
れる。かくして、ドア21の両面に一対の把手22、2
3を容易に取り付けることができる。
【0018】図2は、本発明の他の実施例を示すドアの
把手取付け構造の要部断面図である。本実施例では、図
示のように、図1の実施例におけるカプラー27を小形
化して一方の把手22の先端部中心に埋設するととも
に、他方の把手23の端金34を省略したこと以外は、
図1の実施例と同じ構成になっている。したがって、把
手22、23のドア21への取付け作業は、図1の実施
例と同じ要領で行なうことができる。
【0019】本実施例における把手22、23は、それ
らの外部に部品類が出ないので、把手全体の外観がすっ
きりし、美観に優れている。
【0020】
【発明の効果】本発明の把手取付け構造は、上述のよう
に構成されているので以下の如き数多くの利点を有す
る。
【0021】(1)カプラーの係止ねじで係止カラーの
テーパー部を押圧するだけで一方の把手をドアに圧着で
きるように構成したので、係止ねじを螺設する雌ねじの
加工に従来のような高精度を必要とせず、そのためにね
じ山を損傷するようなこともない。
【0022】(2)一方の把手は、係止ねじを締め付け
るだけで自然に且つ必ずドアに圧着されるので、一方の
把手の取付けが極めて容易で、高度な熟練を全く必要と
しない。
【0023】(3)以上の結果、加工作業及び把手取付
け作業に、大幅なコスト低減と飛躍的な生産性向上を図
ることができる。 (4)修理、取替え等のメンテナンス時に、ねじ部を傷
めることがなく、従って、ねじ部を有する各部材を損傷
することなく脱着、取替え等が可能で、極めて経済的で
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すドアの把手取付け構造
の要部断面図である。
【図2】本発明の他の実施例を示すドアの把手取付け構
造の要部断面図である。
【図3】従来のドアの把手取付け構造の一例を示す要部
断面図である。
【符号の説明】
21 ドア 22 一方の把手 23 他方の把手 24 一方の把手取付け部 25 他方の把手取付け部 26 係止カラー 29 中空部 33 係止ねじ 35 テーパー部 37 (皿)ボルト

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ドアの内外両側に一対の把手の把手取付
    け部を同一軸線上に配置するとともに、一方の把手取付
    け部とドアとの間に胴部外周にテーパー部を有する鼓形
    の係止カラーを介設し、該係止カラーと他方の把手取付
    け部とをドアとともにボルトで共締めしてドアの両面に
    圧着し、さらに一方の把手取付け部に設けた中空部を前
    記係止カラーの外周に嵌脱自在に嵌合するとともに、該
    把手取付け部の外周に螺設した係止ねじを締めつけてそ
    の先端部で前記係止カラーのテーパー部を押圧し、該係
    止ねじの先端部に作用する押圧力の直角方向分力により
    一方の把手取付け部をドア方向に引き寄せてドアに圧着
    することを特徴とするドアの把手取付け構造。
JP35063695A 1995-12-22 1995-12-22 ドアの把手取付け構造 Withdrawn JPH09177383A (ja)

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JP35063695A JPH09177383A (ja) 1995-12-22 1995-12-22 ドアの把手取付け構造

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JPH09177383A true JPH09177383A (ja) 1997-07-08

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JP (1) JPH09177383A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09324562A (ja) * 1996-06-04 1997-12-16 Maruki Kinzoku Kk 取っ手の取付構造
JP2002154065A (ja) * 2000-11-20 2002-05-28 Makita Corp 電動工具
US7219394B2 (en) * 2004-12-27 2007-05-22 Pauli Wu Door push bar structure
JP2010255298A (ja) * 2009-04-24 2010-11-11 Miwa Lock Co Ltd 面付錠の取付構造
JP2012107392A (ja) * 2010-11-15 2012-06-07 West Inx Ltd ドアハンドル取付け座及びドアハンドル取付け構造
JP2017110388A (ja) * 2015-12-16 2017-06-22 株式会社Lixil 取付部材の取付構造

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Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20030304