JP2017110388A - 取付部材の取付構造 - Google Patents

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【課題】立設する面材に取付部材を固定する取付構造において、面材の取付位置に取付部材を固定する作業を容易に行うことができる構成を提供すること。【解決手段】ハンドル取付構造90は、立設する障子20の縦框23に固定され、上方に突出する上側突出部172aを有する固定金具170と、脱衣室側プレートハンドル150に形成される開口部152に設けられ、開口部152の内側で上側突出部172aに係合する内側金具153と、内側金具153が上側突出部172aに係合した状態の固定金具170を脱衣室側プレートハンドル150に固定するイモネジ180と、を備える。【選択図】図6

Description

本発明は、立設する面材に取付部材を固定する取付構造に関する。
従来から、戸体や壁等の床面に対して立設する面材に固定部材を固定し、この固定部材を介して取付部材を面材に固定する技術が知られている。この種の技術を開示するものとして例えば特許文献1がある。特許文献1には、ドアハンドル取付け座及びドアハンドル取付構造において、取付け座本体には外表面から外側へ突出する突出片が形成され、連結部材はその内部に突出片を配置可能な内部側空間を有し、押圧子は連結部材に対して相対的に移動可能な状態で一体に取付けられる構成が開示されている。
特開2012−107392号公報
ところで、立設する面材に取付部材を固定する場合、作業者が取付部材の取付位置を調整した上でビス等の締結部材によって面材に固定する締結作業を行う必要がある。この点、特許文献1では、煩雑な位置決め作業を行うことなくドアハンドルをドアに取り付けることができるとしているものの、ドアハンドルは、係止部材によって固定されるまで連結部材の内側空間に突出片が挿入されただけの状態であるため、係止部材を固定する作業中に突出片からドアハンドルが脱落するおそれがあった。
本発明は、立設する面材に取付部材を固定する取付構造において、面材の取付位置に取付部材を固定する作業を容易に行うことができる構成を提供することを目的とする。
本発明は、立設する面材(例えば、後述の障子20の縦框23)に取付部材(例えば、後述の脱衣室側プレートハンドル150)を固定する取付構造(例えば、後述のハンドル取付構造90)であって、前記面材に固定され、上方に突出する突出部(例えば、後述の上側突出部172a)を有する固定部材(例えば、後述の固定金具170)と、前記取付部材に形成される開口部(例えば、後述の開口部152)に設けられ、前記開口部の内側で前記突出部に係合する内側係合部(内側金具153)と、前記内側係合部が前記突出部に係合した状態の前記固定部材を前記取付部材に固定する締結部材(例えば、後述のイモネジ180)と、を備える取付部材の取付構造に関する。
前記突出部は上側に向かうに従って前記面材から離れるように傾斜し、前記固定部材の下部には下側に向かうに従って前記面材から離れる傾斜部(例えば、後述の下側突出部172b)が形成され、前記締結部材は前記取付部材の下部から前記開口部の内側に位置する前記傾斜部を上方に押し込むように締結されることが好ましい。
前記突出部と前記傾斜部は、上下対称な形状に形成されることが好ましい。
本発明の立設する面材に取付部材を固定する取付構造によれば、面材の取付位置に取付部材を固定する作業を容易に行うことができる。
本発明の一実施形態に係るハンドル取付構造が適用される建具を脱衣室側から見た斜視図である。 本実施形態の浴室側プレートハンドルの分解斜視図である。 本実施形態の浴室側プレートハンドルを障子に取り付ける様子を示す斜視図である。 本実施形態の障子に固定された状態の浴室側プレートハンドルを示す断面図である。 本実施形態の脱衣室側プレートハンドルの分解斜視図である。 本実施形態の固定金具に係合された脱衣室側プレートハンドルを示す断面図である。 本実施形態の脱衣室側プレートハンドルをイモネジにより締結する様子を示す拡大断面図である。 本実施形態の締結作業後の脱衣室側プレートハンドルを下から見た斜視図である。
以下、本発明の好ましい一実施形態について、図面を参照しながら説明する。なお、本明細書において、「見付方向」とは、建物に形成された開口部に納められた建具における障子の面方向(すなわち、左右方向)を意味し、「見込方向」とは、上記障子の厚さ方向(すなわち、奥行き方向)を意味する。
図1は、本発明の一実施形態に係るハンドル取付構造90が適用される建具1を脱衣室側から見た斜視図である。なお、図1の矢印は、障子20が閉鎖位置から開放位置に移動する向きを示しており、障子20が移動途中にあることが示されている。
図1に示すように、本実施形態の建具1は、枠体10と、枠体10の内側で見付方向に移動可能な障子20と、枠体10に取り付けられるスロープ100と、を備える。
枠体10は、建物としてのユニットバス(図示省略)に形成される開口部に設けられる。ユニットバスの内側には防水パン及び浴槽(図示省略)等が設けられる浴室空間が形成される。ユニットバスの開口部は、浴室内とユニットバスの外側の脱衣室(浴室外)を接続する出入口となる。
本実施形態の枠体10は、上枠11と、下枠12と、左右それぞれに配置される縦枠15と、方立(図示省略)と、によって矩形の枠組みとして形成される。方立は、上枠11、下枠12及び左右の縦枠15によって囲まれた枠内を2つの空間に区画しており、方立によって分割された一側の空間にはパネル17が固定される。
本実施形態では、パネル17の脱衣室側の面に戸袋19が形成されている。枠体10の内側において、方立を挟んでパネル17の反対側の開口部分はユーザが浴室と脱衣室を行き来する通路となる。本実施形態の下枠12は、浴室内の防水パン2の床面よりも上方に突出しており、この下枠12にスロープ100が取り付けられる。
障子20は、開口部分を閉じる閉鎖位置と、戸袋に納まって開口部分を開く開放位置と、の間をスライド可能に枠体10によって略垂直に支持される。本実施形態の障子20は、上框21と、下框22と、左右それぞれに配置される縦框23と、により矩形に枠組みされた框25と、框25の内側に固定されるガラス26と、を備える。なお、框25の内側に固定される面材は、ガラスに限らず、樹脂製のものやアルミと樹脂の複合面材でも良く、事情に応じて適宜変更できる。
戸先側の縦框23の浴室側の面には浴室側プレートハンドル50が設けられ、脱衣室側の面には脱衣室側プレートハンドル150が設けられる。浴室側プレートハンドル50及び脱衣室側プレートハンドル150は、何れも高さ方向の略中央部に位置している。また、戸先側の縦框23における脱衣室側プレートハンドル150の上方にはサムターン60が取り付けられている。
本実施形態の浴室側プレートハンドル50及び脱衣室側プレートハンドル150は、略同じ形状で構成され、縦框23への取付位置も対応している。戸先側の縦框23に取り付けられる浴室側プレートハンドル50及び脱衣室側プレートハンドル150を取り付けるためのハンドル取付構造90の構成について説明する。
まず、浴室側プレートハンドル50について説明する。図2は、本実施形態の浴室側プレートハンドル50の分解斜視図である。図2に示すように、浴室側プレートハンドル50は、ハンドル本体部51と、パッキン部材55と、を備える。
ハンドル本体部51は、アルミで形成される中実の押出し材であり、その形状が上下方向に細長い板状になっている。ハンドル本体部51における縦框23に取り付ける側の面には複数のネジ孔52が形成される。本実施形態では、上部2箇所と下部2箇所の計4箇所のネジ孔52が形成される。
パッキン部材55は、弾性変形可能な材料により、ハンドル本体部51の取付側の略全面を覆うシート状に形成される。パッキン部材55には、ネジ孔52の位置に応じて矩形の貫通孔56が上下2箇所に形成される。
次に、浴室側プレートハンドル50の取付作業について説明する。図3は、本実施形態の浴室側プレートハンドル50を障子20に取り付ける様子を示す斜視図である。図4は、本実施形態の障子20に固定された状態の浴室側プレートハンドル50を示す断面図である。なお、図4では障子20に固定前の脱衣室側プレートハンドル150についても図示されている。
図3及び図4に示すように、縦框23の脱衣室側の面には固定金具170が上下二箇所に設けられる。固定金具170は、後述するように、脱衣室側プレートハンドル150を固定するための固定部材であり、真鍮により構成される。
上下2箇所の固定金具170は、同じ形状に形成される。固定金具170には、見込方向に貫通する取付孔171が複数箇所形成される。本実施形態では、上下に並んだ二箇所の取付孔171が固定金具170に形成される。
また、固定金具170は、該固定金具170の中央を通り水平方向に延びる仮想的な直線Lを対称軸とする線対称な形状となっている(図4参照)。より具体的には、固定金具170の上部には、上側に向かうに従って縦框23から離れるように傾斜する上側突出部172aが形成される。固定金具170の上部に形成される上側突出部172aは、後述する脱衣室側プレートハンドル150を係合する部分となる。また、固定金具170の下部には、下側に向かうに従って縦框23から離れるように傾斜する下側突出部172bが形成される。
浴室側プレートハンドル50は、見込方向において縦框23を挟んで固定金具170の反対側に固定される。縦框23には見込方向に貫通する固定孔231が形成されている(図3参照)。浴室側プレートハンドル50を締結するためのビス175は、固定金具170の取付孔171及び縦框23の固定孔231を挿通した状態で浴室側プレートハンドル50のネジ孔52に螺合される。このように、浴室側プレートハンドル50及び固定金具170を締結するビス175が共通となっている。そして、本実施形態では、合計4本のビス175によって浴室側プレートハンドル50が縦框23に固定されている。
ビス175の締結によって浴室側プレートハンドル50が縦框23の浴室側面に密着する。この状態ではビス175の先端及び浴室側プレートハンドル50のネジ孔52も外部から見えない位置となり、継ぎ目や締結箇所が見えない意匠が実現されている。
上述の通り、浴室側プレートハンドル50の縦框23側の面には、シート状のパッキン部材55が設けられており、パッキン部材55が縦框23及びハンドル本体部51のそれぞれの接触面のばらつきを吸収し、浴室側プレートハンドル50と縦框23の間の隙間を埋めるように変形する。これにより、隙間から光が漏れたり、水が入り込んだりする事態も効果的に防止される。
次に、脱衣室側プレートハンドル150について説明する。図5は、本実施形態の脱衣室側プレートハンドル150の分解斜視図である。図6は、本実施形態の固定金具170に係合された脱衣室側プレートハンドル150を示す断面図である。
図5に示すように、脱衣室側プレートハンドル150は、ハンドル本体部151と、内側金具153と、ビス154と、パッキン部材155と、を備える。
ハンドル本体部151は、アルミで形成される中実の押出し材であり、その形状が上下方向に細長い板状になっている。ハンドル本体部151における縦框23に取り付ける側の面には開口部152が上下2箇所に形成される。
本実施形態のハンドル本体部151の下部には、後述するイモネジ180を締結するための締結孔181が形成される。締結孔181は、ハンドル本体部151の下部を上下方向に貫通しており、脱衣室側プレートハンドル150が係合された状態において下側の開口部152と外部を連通している。
内側金具153は、上下2箇所の開口部152にそれぞれ固定される。内側金具153は、固定金具170に係合する部材であり、真鍮により構成される。内側金具153には、見込方向に貫通し、ビス154が挿通される取付孔157が形成される。内側金具153は、ビス154により開口部152の内側に固定される。本実施形態では、内側金具153の取付位置は、開口部152における縦框23と対向する面の上部となっている。
本実施形態の内側金具153は、その下部に縦框23に近づくにつれて下がるように傾斜する傾斜部158が形成される。内側金具153の傾斜部158は、上述の固定金具170の上側突出部172aに対応する形状となっている。
パッキン部材155は、弾性変形可能な材料により、ハンドル本体部151の取付側の略全面を覆うシート状に形成される。パッキン部材155には、開口部152の位置に応じて矩形の貫通孔156が上下2箇所に形成される。
脱衣室側プレートハンドル150に設けられるパッキン部材155は、浴室側プレートハンドル50のパッキン部材55と同じ形状のものが用いられており、部品共通化が達成されている。本実施形態では、パッキン部材55の貫通孔56及びパッキン部材155の貫通孔156が、浴室側プレートハンドル50のネジ孔52と脱衣室側プレートハンドル150のパッキン部材155の開口部152のそれぞれの位置に対応するように構成されている。
作業者は、固定金具170及び浴室側プレートハンドル50を障子20に固定した後、脱衣室側プレートハンドル150を把持し、上下の開口部152の内側金具153と上下の固定金具170をそれぞれ係合する(図4参照)。
図6に示すように、内側金具153の傾斜部158と、固定金具170の上側突出部172aの傾斜面が面接触し、脱衣室側プレートハンドル150が上下の固定金具170によって支持された状態となり、これによって脱衣室側プレートハンドル150が縦框23に仮固定される。
図7は、本実施形態の脱衣室側プレートハンドル150を締結部材としてのイモネジ180により締結する様子を示す拡大断面図である。図7に示すように、脱衣室側プレートハンドル150を障子20に仮固定した後に、六角レンチ185を用いてイモネジ180を締結孔181に締結する。
本実施形態の締結孔181は、その位置が固定金具170の下側突出部172bに対応位する位置に設定されている。締結孔181に螺合されるイモネジ180は、その先端部が下側突出部172bの傾斜面に接触する。イモネジ180は、螺合されるにつれて上方に移動し、下側突出部172bの傾斜面によって見込方向の縦框23側にガイドされる。図7の矢印に示すように、イモネジ180が見込方向の縦框23側に押し込まれる力を受けることにより、ハンドル本体部151が縦框23側に押し付けられ、脱衣室側プレートハンドル150が縦框23に密着した状態となる。
また、本実施形態では、脱衣室側プレートハンドル150の縦框23側の面には、シート状のパッキン部材155が設けられており、パッキン部材155が縦框23及びハンドル本体部151のそれぞれの接触面のばらつきを吸収し、脱衣室側プレートハンドル150と縦框23の間の隙間を埋めるように変形する。イモネジ180を介して脱衣室側プレートハンドル150を縦框23に押し込む力と、パッキン部材155の弾性力により、脱衣室側プレートハンドル150と縦框23の間は密着し、脱衣室側プレートハンドル150と縦框23の間の隙間から光が漏れたり、水が入り込んだりする事態がより一層効果的に防止される。
本実施形態では、イモネジ180の締結作業後にネジ緩み止め剤を塗布し、ネジの脱落を防止している。これにより、イモネジ180緩みによって脱衣室側プレートハンドル150と縦框23の間にガタが生じる事態も防止される。
図8は、本実施形態の締結作業後の脱衣室側プレートハンドル150を下から見た斜視図である。図8に示すように、イモネジ180が最後まで締結されるとイモネジ180の端面と、ハンドル本体部151の端面と、が略面一のような状態となる。脱衣室側プレートハンドル150の下面は、下から覗き込まなければ見えない位置である。従って、締結作業後にイモネジ180の締結箇所が目立つこともなく、締結箇所や継ぎ目のない意匠性の優れたデザインを本実施形態により実現できる。
以上説明した本実施形態のハンドル取付構造90によれば、以下のような効果を奏する。即ち、本実施形態のハンドル取付構造90は、立設する障子20の縦框23に固定され、上方に突出する上側突出部172aを有する固定金具170と、脱衣室側プレートハンドル150に形成される開口部152に設けられ、開口部152の内側で上側突出部172aに係合する内側金具153と、内側金具153が上側突出部172aに係合した状態の固定金具170を脱衣室側プレートハンドル150に固定するイモネジ180と、を備える。
これにより、縦框23に脱衣室側プレートハンドル150を仮固定できるので、障子20の縦框23に固定するイモネジ180の締結作業を速やか、かつ、正確に行うことができる。例えば、本実施形態の脱衣室側プレートハンドル150は中実の押出し材であり、中空のものに比較して重量が重くなっている。このように取付部材の重量が重いような場合でも、本実施形態の構成によれば、締結作業で作業者が脱衣室側プレートハンドル150の重量を支える必要がなくなる上、仮固定により適切な取付位置となるので位置調整に煩わされることもなく、脱衣室側プレートハンドル150の取付作業を効率的に行うことができる。
また、本実施形態では、上側突出部172aは上側に向かうに従って障子20の縦框23から離れるように傾斜し、固定金具170の下部には下側に向かうに従って障子20の縦框23から離れる傾斜部としての下側突出部172bが形成される。イモネジ180は、脱衣室側プレートハンドル150の下部から開口部152の内側に位置する下側突出部172bの傾斜面を上方に押し込むように締結される。
これにより、上側突出部172aの傾斜により脱衣室側プレートハンドル150を適切な位置に速やかに誘導できる。また、イモネジ180は、締結作業の過程で、その先端が上方に進むにつれて下側突出部172bによって縦框23(見込方向の浴室)側に押されるようにガイドされる。イモネジ180が縦框23側に移動しようとする力は締結孔181の内側面を通じてハンドル本体部151を縦框23側に押し付けるように作用する(図7の矢印参照)。また、固定金具170は、上側突出部172aの傾斜部分では内側金具153に係合しており、下部で締結されるイモネジ180とともに上下方向でも脱衣室側プレートハンドル150が挟み込まれた状態となり、縦框23からの脱衣室側プレートハンドル150の脱落を確実に防止できる。本実施形態では、固定金具170の上側突出部172aの傾斜面と、内側金具153の傾斜部158の傾斜面と、が面接触しており、イモネジ180の締結とともに強固な固定が実現されている。
また、本実施形態では、上側突出部172aと下側突出部172bは、上下対称な形状に形成される。
これにより、上下の向きを気にすることなく障子20の縦框23に固定金具170を速やかに取り付けることができる。また、本実施形態のように、複数の固定金具170を用いる場合であって、締結部材としてのイモネジ180が1箇所のみ締結されるような場合であっても、上下2箇所の固定金具170に同じ形状のものを用いることができる。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明は、上述の実施形態に制限されるものではなく、適宜変更が可能である。
上記実施形態では、固定金具170が上下方向に2箇所並列配置される構成であるが、この構成に限定されない。長手方向が水平方向になっているプレートハンドルの取付構造に適用することもできる。例えば、上記実施形態の固定金具を水平方向に2箇所配置し、該固定金具に応じて開口部が形成されたプレートハンドルを左右二箇所で係合する構成とすることができる。
上記実施形態では、長尺中実のプレートハンドルを例に説明したが、この構成についても適宜変更できる。中空のバーハンドル、樹脂で成形されるバーハンドル、手で掴む部分が形成される略U字状のハンドル、片持ち式の取っ手等にも本発明の取付構造は適用できる。
上記実施形態では、固定金具170が2箇所設けられる構成であるが、固定金具が複数の構成に限定されるわけではなく、取付部材の形状や大きさに応じて固定金具を1箇所にしたり、3箇所に変更したりすることもできる。
更に、本発明は、上記実施形態のプレートハンドルや取っ手に限定されるわけではなく、戸体や壁面に取り付けられる手すりやタオルハンガー等にも適用できる。タオルハンガーに本発明を適用した一例について説明する。上記実施形態の固定金具に相当し、同様の形状の固定部材を樹脂により構成し、該固定部材を水平方向に並ぶように2箇所壁面に配置する。タオルハンガーは、タオルをかける軸状部材と、該軸状部材の両端に配置され、該固定部材の形状に応じて開口部及び開口部に設けられた内側係合部が設けられる連結部材と、を有する。この連結部材の下側には、締結部材を締結する締結孔が形成される。タオルハンガーの取付作業は、まず、左右の固定部材のそれぞれに左右の連結部材をそれぞれ係止する。次に、連結部材の締結孔に締結部材を締結し、タオルハンガーを壁面に固定する。この構成においても、締結孔は外部から見え難い下側に隠れるので意匠性も向上させつつ、取付作業を効率化することができる。
このように、本発明は、上記実施形態の構成に限定されず、立設する面材に取付部材を取り付ける種々の取付構造に適用できる。
20 障子(面材)
90 ハンドル取付構造(取付構造)
150 脱衣室側プレートハンドル(取付部材)
152 開口部
153 内側金具(内側係合部)
170 固定金具(固定部材)
172a 上側突出部(突出部)
172b 下側突出部(傾斜部)
180 イモネジ(締結部材)

Claims (3)

  1. 立設する面材に取付部材を固定する取付構造であって、
    前記面材に固定され、上方に突出する突出部を有する固定部材と、
    前記取付部材に形成される開口部に設けられ、前記開口部の内側で前記突出部に係合する内側係合部と、
    前記内側係合部が前記突出部に係合した状態の前記固定部材を前記取付部材に固定する締結部材と、
    を備える取付部材の取付構造。
  2. 前記突出部は上側に向かうに従って前記面材から離れるように傾斜し、
    前記固定部材の下部には下側に向かうに従って前記面材から離れる傾斜部が形成され、
    前記締結部材は前記取付部材の下部から前記開口部の内側に位置する前記傾斜部を上方に押し込むように締結される請求項1に記載の取付部材の取付構造。
  3. 前記突出部と前記傾斜部は、上下対称な形状に形成される請求項2に記載の取付部材の取付構造。
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