JPH0354846Y2 - - Google Patents

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JPH0354846Y2
JPH0354846Y2 JP1985089515U JP8951585U JPH0354846Y2 JP H0354846 Y2 JPH0354846 Y2 JP H0354846Y2 JP 1985089515 U JP1985089515 U JP 1985089515U JP 8951585 U JP8951585 U JP 8951585U JP H0354846 Y2 JPH0354846 Y2 JP H0354846Y2
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JP
Japan
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flange
hole
grinding wheel
grindstone
washer
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JP1985089515U
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JPS61205759U (ja
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  • Constituent Portions Of Griding Lathes, Driving, Sensing And Control (AREA)
  • Polishing Bodies And Polishing Tools (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、工作機械の砥石フランジを砥石軸に
着脱するための急速交換装置に関する。
従来技術 工作機械、特に研削盤の砥石の交換は、砥石を
予め砥石フランジに装置しておき、その砥石フラ
ンジを砥石軸にボルト締めして行われる。従来こ
の砥石交換は、締付けボルトを何回か回して、締
付けボルトを砥石軸から完全に外して始めて砥石
フランジを砥石軸から外すことができる。この不
便を解消したものに実公昭57−30045号公報が知
られている。このものは被締着体と一体の案内部
材に取付軸に直角な係合溝が形成されている。ま
た締付ナツトは被締着体案内部材の穴より小径で
2個所に鍔部が形成されている。そして係合溝と
鍔部の間にかけてC形中間座金が挿入されて、中
間座金を介して締付ナツトで被締着体が固定され
る。締付ナツトをゆるめ中間座金を引き抜くこと
によつて被締付は取外される。また締付けボルト
が単独に外れないように砥石フランジに繋止する
構造となつているものもある。
考案が解決しようとする問題点 先のものは砥石交換時、砥石フランジを砥石軸
端に締付けているボルトを何回か回して砥石軸端
よりボルトを完全に外してから、砥石を装置した
砥石フランジを着脱していたので、ボルトを緩め
る時間、締込む時間はどんなに早くても数十秒を
要していた。特に小径砥石を使用する場合は砥石
の消耗も早く、頻繁に交換するため、その交換時
間は無視できないものであつた。実公昭57−
30045号のものは中間座金を引抜く煩わしい動作
をともなううえ紛失の恐れがある。また砥石軸と
砥石フランジはそれぞれテーパで確実に装置され
るため締付けボルトを外しただけでは両者は容易
に外れない欠点があつた。
問題点を解決するための手段 砥石フランジを砥石軸に緊定する締付けボルト
を僅か緩めるだけで砥石フランジを着脱可能とす
るため、砥石フランジ5には軸と直角な四角穴2
bを貫通して設け、締付けボルト25には途中に
フランジ27を設け、締付けボルト25に挿通す
る座金は四角穴20に遊装可能な厚みの小判形と
し、ボルト頭部が通過する大径穴28とボルトの
首部のみが挿入する小径穴29よりなるだるま形
穴を設け、四角穴内のピン21,22でだるま形
穴の大径穴28の止まる位置を決めるようになし
たものである。
実施例 以下本考案の実施例を図面にもとづき説明す
る。第1図は本装置の主要断面図を示したもの
で、砥石軸1は砥石台3に装着された外筒2に軸
承されその先端は外筒2より突出し、テーパ部4
を形成し、砥石フランジ5のテーパ穴6と確実に
緊定されるようになつている。また砥石軸1の反
対側の軸端は図示しない駆動源と係合し、砥石7
を回転させている。砥石7は、その中心穴9を砥
石フランジ5の小径部14上を摺動可能に嵌装さ
れた砥石押え8の小径部11と砥石フランジ5の
別の小径部10とにより両方から支持され、且砥
石7の両側を砥石フランジ5と砥石押え8との各
大径部の側面12,13により両方から挟まれ
て、砥石フランジ5に予め機外にて緊定される。
このように砥石7を砥石フランジ5に装着した状
態で砥石交換を行う。なお砥石押え8の砥石7と
反対側の側面15にはバランスコマ17と、それ
を支持するリング16とが取付けられている。砥
石フランジ5には、前述のように砥石軸端のテー
パ部4と嵌合するテーパ穴6を有し、それに続い
て穴18が削設され、その穴18の端部の少し手
前に穴18の軸15と直角に径方向では穴18の
直径よりやゝ大きく、軸方向では後述の座金19
の厚みよりやゝ大きい四角穴20が砥石フランジ
5の小径部14を貫通して刻設されている。
この四角穴20には座金19が遊装され、砥石
フランジ5の小径部14の外周から四角穴20と
は直角に2本のピン21,22が四角穴20の内
方に向けて僅か突出して固定されており、座金1
9の両側面に小径穴29側より大径穴28のほゞ
中心位置迄刻設された溝23,24に係合して座
金19が大径穴28を上にしたときその穴中心が
砥石フランジ中心と一致するよう位置決めしてい
る。第2図において、座金19には、砥石フラン
ジ5と砥石軸1とを固定するボルト25の中心に
位置するとボルト25の頭部が通過できる程度の
大径穴28と、それに連続して、ボルト首部26
より僅かに大きい小径穴29とでなるだるま形の
穴が削設されている。座金19には、前述のよう
に左右の側面にそれぞれ溝23,24が刻設さ
れ、この溝23,24にはピン22,23が係合
し、フランジ5から座金19が外れないようにす
るとともに、上下に移動でき、第2図のように位
置した時は、ボルト25の頭部とフランジ27と
の間のボルト首部26に小径穴29が挿入し、ボ
ルト25の軸方向と係合する。したがつて第2図
の座金19の位置では締付けボルト25を締める
と、砥石フランジ5は砥石軸1と、それぞれのテ
ーパ部6と4とで確実に緊定され逆に締付けボル
ト25を緩めると、砥石フランジ5と砥石軸1と
を離反する方向に働く。次に座金19の大径穴2
8が締付けボルト25の頭部はこの大径穴28を
通り抜けることができるので、砥石フランジ5を
砥石軸1より完全に外すことができる。なお座金
19の両側の溝23,24の一端において、ピン
21,22が接触した時、座金19の大径穴28
の中心は、砥石フランジ5の中心と一致するよう
溝23,24は刻設されている。
作 用 砥石7を装着した砥石フランジ5を砥石軸1に
取付けるには、まづ砥石フランジ5を第2図と同
じ状態にすると、座金19は重力で下に移動し、
大径穴28の中心は、砥石フランジ5の中心と一
致する。この状態で、砥石軸1にフランジ5を装
入し大径穴28がボルト25の頭部を通過したと
ころで砥石フランジ5を180°回すと座金19は重
力で移動し、小径穴29がボルト25のボルト径
部26に嵌り込み、締付けボルト25を締める
と、砥石フランジ5は四角穴20との係合部を介
して砥石軸1側へ寄せられ、遂にはそれぞれのテ
ーパ同志が密着し、確実に緊定される。
砥石交換のため砥石軸1より砥石フランジ5を
外す場合は、締付けボルト25を緩めると、締付
けボルト25のフランジ部27の側面が座君19
と接し、なおも締付けボルト25を緩めると、座
金19の側面が四角穴20に当接して砥石フラン
ジ5を、砥石軸1から外す方向に力が加わり、遂
には、砥石フランジ5と砥石軸1のテーパ部6,
4が外れるので、その時、砥石フランジ5を第2
図の位置の状態にすると、座金19は下に移動
し、大径穴28が、砥石フランジ5の中心に来る
ため、締付けボルト25の頭部が通過可能とな
り、砥石フランジ5を砥石軸1から外すことがで
きる。なお座金19は自身でバランスのとれた形
状としてあるため、着脱を繰返してもアンバラン
スとなることはない。
効 果 以上詳述したようにだるま形穴を有する座金を
砥石フランジに軸と直角方向の四角穴に挿通しだ
るま形穴の大径穴を通過できる頭部を有し途中に
フランジを有する締付けボルトと組合わせたの
で、砥石を装着した砥石フランジを砥石軸に着脱
する時、その締付けボルトを何回も回して砥石軸
より完全に外すことなく、数回回すだけで可能と
なり砥石交換時の労力と時間は大巾に減少でき
る。特に小径砥石を使用する場合、専用機では、
砥石交換が1日当り10回以上にもなり、また汎用
機でも加工物の材質に適合する砥石と交換するこ
とも容易となり、労力と時間、及び研削能率に寄
与すること大である。また締付けボルトは常に砥
石軸に取付いているので、砥石軸のボルト穴にゴ
ミが入ることもなく、締付けボルトを臨ませるた
めの面倒もない。座金の両側の溝と、砥石フラン
ジの2本のピンにより、座金の動きを規制し、砥
石フランジから座金が外れないようにしたため、
座金をなくすこともなく、又、座金の上下移動端
において、大径穴の中心が重力により自動的にフ
ランジの中心に位置するようにしたので、座金を
移動する手間も省くことができ、作業がやりやす
くなつた。
【図面の簡単な説明】
第1図は本装置の主要断面図、第2図は、第1
図のA−A線視図である。 1……砥石軸、5……砥石フランジ、7……砥
石、19……座金、20……四角穴、21,22
……ピン、23,24……溝、25……締付けボ
ルト、28……大径穴、29……小径穴。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. テーパ穴と反対側のボス部の端面近くに締付け
    ボルト挿通穴の軸心と直角に該挿通穴より大きな
    四角穴を貫通して設けた砥石フランジと、ボルト
    頭部と首部となる間隙をおいてフランジ部を設け
    て前記砥石フランジを砥石軸に締付ける締付けボ
    ルトと、前記砥石フランジに刻設した四角穴に遊
    装され前記締付けボルトの頭部が通過可能な大径
    穴と前記締付けボルトの首部のみが通過可能な小
    径穴とでなるだるま形穴とを有するとともに長手
    方向の両側面に行き止りの溝を刻設した小判形座
    金と、前記砥石フランジの四角穴の両側より内方
    に向けて突設され前記小判形座金の溝に挿入され
    てだるま形穴を垂直方向としたときその大径穴の
    中心を前記砥石フランジ中心と一致させるピンと
    を備えてなることを特徴とする砥石フランジの急
    速交換装置。
JP1985089515U 1985-06-13 1985-06-13 Expired JPH0354846Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1985089515U JPH0354846Y2 (ja) 1985-06-13 1985-06-13

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JP1985089515U JPH0354846Y2 (ja) 1985-06-13 1985-06-13

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JPS61205759U JPS61205759U (ja) 1986-12-25
JPH0354846Y2 true JPH0354846Y2 (ja) 1991-12-04

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JP1985089515U Expired JPH0354846Y2 (ja) 1985-06-13 1985-06-13

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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Citations (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5730045U (ja) * 1980-07-28 1982-02-17

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JPS5898162U (ja) * 1981-12-25 1983-07-04 日本レヂボン株式会社 スポンジ「と」石の装着装置

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JPS5730045U (ja) * 1980-07-28 1982-02-17

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JPS61205759U (ja) 1986-12-25

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