JPH04322014A - 接着シ−ト - Google Patents

接着シ−ト

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Publication number
JPH04322014A
JPH04322014A JP9065891A JP9065891A JPH04322014A JP H04322014 A JPH04322014 A JP H04322014A JP 9065891 A JP9065891 A JP 9065891A JP 9065891 A JP9065891 A JP 9065891A JP H04322014 A JPH04322014 A JP H04322014A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sheet
adhesive sheet
resin
field
small holes
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9065891A
Other languages
English (en)
Inventor
Yuji Nishioka
西岡 裕二
Hideyuki Isobe
磯部 英幸
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Corp
Original Assignee
NipponDenso Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NipponDenso Co Ltd filed Critical NipponDenso Co Ltd
Priority to JP9065891A priority Critical patent/JPH04322014A/ja
Publication of JPH04322014A publication Critical patent/JPH04322014A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Landscapes

  • Insulating Bodies (AREA)
  • Insulation, Fastening Of Motor, Generator Windings (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電気絶縁性をもつ接着
シ−トに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の直流電動機などにおいて、界磁コ
イルを界磁コアに巻装した後、界磁コアをヨ−クにボル
トなどで締結して界磁子を構成している。この時、界磁
コア及びヨ−クと界磁コイルとの間に1ミリ程度の厚さ
の接着テ−プを介在させて界磁コイルを界磁コア及びヨ
−クに接着し、界磁コイルが振動するのを防止し、かつ
、上記締結によるストレスが界磁コイル特にその一部に
集中して界磁コイルの絶縁が劣化するのを防止している
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た接着テ−プは電気絶縁性のテ−プに樹脂をコ−ティン
グしたものであって、1mm程度の厚さとなると相当の
剛性をもつようになり、必要な形状に成形することが容
易でない。更に、加熱して樹脂を溶融させて界磁コア及
びヨ−クと界磁コイルとを接着す場合に、溶融樹脂が流
れ出してしまうという問題があった。
【0004】本発明は上記問題点に鑑みなされたもので
あり、成形性及び溶融樹脂保持性に優れた接着シートを
提供することをその目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の接着シ−トは、
樹脂含浸可能な電気絶縁性のシ−ト部と該シ−ト部に含
浸される可溶性の樹脂部とからなり、接着物間に密接し
た状態で前記樹脂部を溶融して前記被接着物に接着され
る電気絶縁性の接着シ−トにおいて、前記シ−ト部に多
数の小孔が開口されていることを特徴としている。
【0006】好ましい態様において、接着シ−トは、そ
れぞれ前記樹脂部が含浸され互いに積層される複数層の
前記シ−ト部からなり、かつ、各層の前記各小孔の位置
は面方向にずれている。
【0007】
【作用及び発明の効果】接着シ−トを所定形状に変形し
て被接着物に密接させた状態で、例えば加熱などにより
樹脂部を溶融させ、その後、固化させると、接着シ−ト
は樹脂部により被接着物に接着される。特に本発明では
シ−ト部に多数の小孔が開口されているので、接着シ−
トの厚さが増加しても可曲性(可撓性)を良好に維持す
ることができ、接着シ−トを容易に希望形状に屈曲する
ことができる。また、前記小孔は溶融した樹脂を貯溜す
る機能を有するので、溶融樹脂が外部に流出するのを防
止することができる。
【0008】
【実施例】本発明の接着シ−トの一実施例を図1に示す
。この接着シ−ト3は、それぞれ多数の小孔31が打ち
抜かれた2層のシート部32と、各層のシ−ト部32に
それぞれ塗布含浸された樹脂部33とからなる。シート
部32は、厚さ0.1mmの絶縁紙(商品名ノ−メック
ス)からなり、小孔31の直径は3mmとされている。
【0009】樹脂部33は、未重合乃至半重合のエポキ
シ樹脂を含む樹脂液をシ−ト部32に塗布含浸して形成
されており、この樹脂液が乾燥する前に各層のシ−ト部
32を積層して各層のシ−ト部を相互に接着している。 ここで、各層の小孔31は互いに完全に重ならないよう
に配置されている。次に、この積層された接着シ−トの
使用例を図3に基づいて説明する。
【0010】図3はバッテリフォ−クリフト駆動用の直
流直巻モ−タの界磁子を図示しており、この界磁子は、
円筒状のヨ−ク4と、該ヨ−ク4の内周面に等間隔に固
定された4個の界磁コア5と、界磁コア5に巻装された
界磁コイル2と、界磁コイル2を接着するためのスペ−
サ30とを備えている。1個の界磁コアを拡大し、かつ
界磁コイル2を省略した状態を図4に示す。
【0011】界磁コア5は、部分内周面50を有する鍔
部51と、鍔部51の外周側から放射方向に突出する本
体部52とからなり、界磁コア5は本体部52の部分外
周面53がヨ−ク4の内周面41に密接した状態でボル
ト6によりヨ−ク4に締結されている。なお、円弧42
はヨ−ク4の段差面を示す。スペ−サ30は、図4に示
すように、接着シ−ト3を略コの字形状に屈曲して成形
されており、その外面はヨ−ク4の内周面、界磁コア5
の本体部52の側面、及び、界磁コア5の鍔部51の部
分外周面に接着されている。そして、スペ−サ30の内
面は界磁コイル2の3面に接着されており、これにより
、界磁コイル2はヨ−ク4及び界磁コア5に固接された
状態となっている。
【0012】次に、この界磁子の組立を説明する。まず
、図1の接着シ−ト3をコの字状に曲げてスペ−サ30
を成形する。この時、スペーサ30は小孔31により曲
げ剛性が低減されており、通常では予備加熱してなけれ
ば屈曲できないものが、この場合には予備加熱なしに容
易に曲げることができる。
【0013】次に、このスペ−サ30を界磁コイル2に
嵌めた状態で界磁コイル2を界磁コア5に嵌着し、次に
、界磁コア5をボルト6によりヨ−ク4の内周面41に
締結する。その後、この組立られた界磁子を炉中で加熱
し、樹脂部33を溶融、重合し、その後、冷却固化して
界磁コイル2の固着が終了する。この時、溶融した樹脂
部33は小孔31に保持されて、外部へ流出しない。
【0014】したがってこの実施例によれば、屈曲性と
溶融樹脂の保持性に富んだ界磁コイル絶縁、固定用のス
ペ−サを実現することができ、界磁子製造工程が簡単と
なる。なお上記した実施例では、小孔31は丸穴である
が、図2に示すような長穴でもよく、その形状は問わな
い。
【0015】また、樹脂部33はシ−ト部32に塗布し
て含浸しているが、樹脂部33はシ−ト部32の内部に
充分含浸されずにその表面部にコ−ティングされた状態
でも使用することができる。また、本実施例の接着シ−
ト3は、例えばマグネットリレ−のコイルに巻かれた後
、加熱溶融によりコイルを一体化する樹脂含浸の絶縁テ
−プなど、電気絶縁性と接着性と成形性とを要求される
用途に広く実用することができる。
【0016】更に、この接着シ−ト3のシ−ト部32と
しては、絶縁紙、不織紙、織布形状を有することができ
、素材としては、ガラス繊維テ−プなども採用すること
ができる。更にこの実施例では、小孔31が各層におい
て重ならないように配置されているので、溶融して小孔
31に流入した樹脂液がこの小孔31から再流出するの
を低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の接着シ−トの一実施例を示す斜視図、
【図2】本発明の接着シ−トの他の実施例を示す斜視図
【図3】  バッテリフォ−クリフト駆動用の直流直巻
モ−タの界磁子を示す正面図、
【図4】図3の界磁子の部分拡大正面図、
【符号の説明】
3は接着シ−ト、31は小孔、32はシ−ト部、33は
樹脂部、

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】樹脂含浸可能な電気絶縁性のシ−ト部と該
    シ−ト部に含浸される可溶性の樹脂部とからなり、接着
    物間に密接した状態で前記樹脂部を溶融して前記被接着
    物に接着される電気絶縁性の接着シ−トにおいて、前記
    シ−ト部に多数の小孔が開口されていることを特徴とす
    る接着シ−ト。
  2. 【請求項2】それぞれ前記樹脂部が含浸され互いに積層
    される複数層の前記シ−ト部からなり、かつ、各層の前
    記各小孔の位置は面方向にずれている請求項1記載の接
    着シ−ト。
JP9065891A 1991-04-22 1991-04-22 接着シ−ト Pending JPH04322014A (ja)

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JP9065891A JPH04322014A (ja) 1991-04-22 1991-04-22 接着シ−ト

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ID=14004631

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009278778A (ja) * 2008-05-14 2009-11-26 Seiko Instruments Inc ステータコア、ステータおよびモータ

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JP2009278778A (ja) * 2008-05-14 2009-11-26 Seiko Instruments Inc ステータコア、ステータおよびモータ

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