JP2002136068A - スロットレスモータのコイル位置決め方法 - Google Patents

スロットレスモータのコイル位置決め方法

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JP2002136068A
JP2002136068A JP2000320939A JP2000320939A JP2002136068A JP 2002136068 A JP2002136068 A JP 2002136068A JP 2000320939 A JP2000320939 A JP 2000320939A JP 2000320939 A JP2000320939 A JP 2000320939A JP 2002136068 A JP2002136068 A JP 2002136068A
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JP
Japan
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coil
positioning
bobbin
stator core
peripheral surface
Prior art date
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Pending
Application number
JP2000320939A
Other languages
English (en)
Inventor
Takahiro Fukagawa
孝浩 深川
Takeshi Miyamoto
宮本  剛
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Yaskawa Electric Corp
Original Assignee
Yaskawa Electric Corp
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Publication date
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  • Iron Core Of Rotating Electric Machines (AREA)
  • Insulation, Fastening Of Motor, Generator Windings (AREA)
  • Manufacture Of Motors, Generators (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 高精度で、かつ組立が簡単で工数がかから
ず、さらにモールド時にコイルが変形することがないス
ロットレスモータのコイル位置決め方法を提供する。 【解決手段】 ステータコア1の内周面に集中巻した空
芯状のコイル3を装着するとともに、これらを樹脂でモ
ールドまたは含浸させてなるスロットレスモータのコイ
ル位置決め方法において、コイル3をボビン2に巻装す
るとともに、ボビン2に設けた位置決め凹部2bを、ス
テータコア1の内周面に設けた位置決め凸部1aに嵌合
させて位置決めする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はスロットレスモータ
のコイル位置決め方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のスロットレスモータのコイル位置
決め方法を図4に示す。図4において、11は電磁鋼板
からなる薄い鉄心を積層して構成したステータコア、1
2は前記ステータコアの内周面に固定する絶縁接着シー
ト、13は前記絶縁接着シート12の内周面に接着固定
する集中巻した空芯状のコイル、14は外周面に前記コ
イル13の空芯部13aに嵌合する凸部14aを有する
位置決め治具である。集中巻した空芯状のコイル13
を、空芯部13aを基準にして位置決め治具14で位置
決めし、ガラスプリプレグなどの絶縁接着シート12や
接着剤によりステータコア11に固定した後、位置決め
治具14から取り外して図示しない樹脂でモールドを行
っていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来技術においては、次のような問題があった。 (1) 寸法的に不安定要素のある空芯状のコイルの影響で
治具による高精度の位置決めに限界があり、モータ特性
に影響を及ぼすおそれがある。 (2) 治具を用いるため組立が面倒で工数がかかる。 (3) コイルの形状が空芯状であるため、ステータコアと
の固定後、樹脂モールド時に、樹脂圧によりコイルが変
形するおそれがある。 本発明はこのような問題を解消するためになされたもの
で、高精度で、かつ組立が簡単で工数がかからず、さら
にモールド時にコイルが変形することがないスロットレ
スモータのコイル位置決め方法を提供することを目的と
するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記問題を解決するた
め、本発明は、ステータコアの内周面に集中巻した空芯
状のコイルを装着するとともに、これらを樹脂でモール
ドまたは含浸させてなるスロットレスモータのコイル位
置決め方法において、前記コイルをボビンに巻装すると
ともに、前記ボビンに設けた位置決め凹部を、前記ステ
ータコアの内周面に設けた位置決め凸部に嵌合させて位
置決めするようにしたものである。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図に基づ
いて説明する。図1は本発明の実施例を示すもので、
(a)はボビンの斜視図、(b)はボビンにコイルを巻
装した状態を示す斜視図である。図2は本発明の実施例
を示すステータコアの斜視図である。図3は本発明の実
施例を示すステータの正断面図である。図において、1
は電磁鋼板からなる薄い鉄心を積層して構成したステー
タコア、1aはステータコア1の内周面に、周方向に等
間隔に複数個、かつ軸方向に複数個形成した位置決め凸
部である。前記位置決め凸部1aは、例えばステータコ
ア1を構成する鉄心の一部をプレス抜きする際に鉄心の
内周面に凸部を設けて形成するようにしている。2は絶
縁を兼ねた巻枠としてのボビンで、外周面2aに前記ス
テータコア1の位置決め凸部1aに対向する位置に位置
決め凹部2bを形成している。3は前記ボビン2に集中
巻で巻装した空芯状のコイルである。まず、図1
(a)、(b)に示すように、コイル位置決め凹部2b
を有するボビン2に直接コイル3を巻装する。次に、コ
イル3を巻装したボビン2を、図2に示すステータコア
1に設けられた位置決め凸部1aに、前記ボビン2の位
置決め凹部2bを嵌合させて、図3に示すように固定す
る。ボビン2のステータコア1からの抜け防止は、位置
決め凸部1aと位置決め凹部2bの嵌合を強くしたり、
位置決め凸部1aと位置決め凹部2bに係合部を形成す
ることにより容易に可能である。これにより、治具を用
いることなくステータコア1に対するコイル3の位置決
めと固定が同時になされる。また、コイル3の位置決め
については、ステータコア1とボビン2を高精度に製作
することが容易で、かつ樹脂も型成形で高精度にモール
ドすることが容易であるので、従来の治具による位置決
めに比べて、精度は格段に向上する。さらに本発明にお
いては、従来用いられていたステータコア1とコイル3
間の絶縁接着シートが不要となるので、工数を削減する
ことができる。また、コイル3には、位置決め後の樹脂
モールドの際に樹脂圧がかかるが、巻装したコイル3の
内周部にボビン2があるため、コイル3の変形を防止す
ることができる。さらに、モータトルク発生時にコイル
3には回転方向の力が作用するが、ステータコア1の位
置決め凸部1aをボビン2の位置決め凹部2bに嵌合し
ているので、モータトルク発生時のコイル3のまわり止
めをも行うことができる。
【0006】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、高
精度で、かつ組立が簡単で工数がかからず、さらにモー
ルド時にコイルが変形することがない。またモータトル
ク発生時のコイルのまわり止めをも行うことができると
いう効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示すもので、(a)はボビン
の斜視図、(b)はボビンにコイルを巻装した状態を示
す斜視図である。
【図2】本発明の実施例を示すステータコアの斜視図で
ある。
【図3】本発明の実施例を示すステータの正断面図であ
る。
【図4】従来技術を示す分解斜視図である。
【符号の説明】
1 ステータコア、 1a 位置決め凸部、 2 ボビン、 2a 外周面、 2b 位置決め凹部、 3 コイル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H02K 3/46 H02K 3/46 B 3/47 3/47 15/04 15/04 C 15/10 15/10 15/12 15/12 D E Fターム(参考) 5H002 AA07 AA08 AC08 AE00 5H604 AA05 AA08 BB01 BB14 CC01 CC05 CC12 DB01 PB03 QA03 5H615 AA01 BB01 BB14 PP01 PP07 PP17 QQ02 QQ19 RR01 SS05 SS10 SS19 SS41 SS44 TT04 TT26

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ステータコアの内周面に集中巻した空芯
    状のコイルを装着するとともに、これらを樹脂でモール
    ドまたは含浸させてなるスロットレスモータのコイル位
    置決め方法において、 前記コイルをボビンに巻装するとともに、前記ボビンに
    設けた位置決め凹部を、前記ステータコアの内周面に設
    けた位置決め凸部に嵌合させて位置決めすることを特徴
    とするスロットレスモータのコイル位置決め方法。
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