JPH0432075Y2 - - Google Patents

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JPH0432075Y2
JPH0432075Y2 JP1988155867U JP15586788U JPH0432075Y2 JP H0432075 Y2 JPH0432075 Y2 JP H0432075Y2 JP 1988155867 U JP1988155867 U JP 1988155867U JP 15586788 U JP15586788 U JP 15586788U JP H0432075 Y2 JPH0432075 Y2 JP H0432075Y2
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JP
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hamburger
mochi
rice cake
steak
hamburger steak
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JP1988155867U
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JPH0278097U (ja
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  • Seeds, Soups, And Other Foods (AREA)
  • Cereal-Derived Products (AREA)
  • General Preparation And Processing Of Foods (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、餅とハンバーグとを組合わせた従
来にない全く新しい構造で、且つ独特の食感、風
味を有し、更に腐敗を防止して長期保存が可能な
即席餅ハンバーグに関するものである。
(従来の技術) ハンバーグとは、肉に、牛乳に浸したパンまた
はパン粉をつなぎとして加え、更に鶏卵、微塵切
りしたタマネギ等の野菜と、塩、胡椒等の調味
料、香辛料とを混練してハンバーグの生地を作
り、これを円形や小判形にまとめて少量の油で焼
き上げた料理であり、比較的安価で、柔らかな独
特の風味を持つことから一般に広く親しまれてい
る。
そして、この一般的なハンバーグの風味を生か
しながら更に旨味に工夫を施すことが望まれてお
り、例えば、おにぎりの中にハンバーグを入れた
おにぎりハンバーグ(特開昭55−118357号公報)
や、御飯の中に、調理されたハンバーグステーキ
を有するおかずを入れた軽便食品(実公昭53−
8077号公報)等が提供されている。
(考案が解決しようとする課題) しかしながら、おにぎりや御飯の中に実際に調
理されたハンバーグを入れると、ハンバーグ自信
の肉汁や油あるいはソース等がおにぎりや御飯に
染み込んで、飯粒がバラバラに崩れてしまう欠点
があり、おにぎりや御飯とハンバーグとの組合わ
せは不適切なものであつた。
また、ハンバーグをパンにて被覆する等パンと
組み合わせたものも提供されているが、同様にハ
ンバーグ自身の肉汁、油、ソース等がパンに浸透
して崩れてしまい、食感も悪くなるという欠点が
あり、しかも、特に、これがために良好な状態で
長期に保存することは不可能であつた。
そこで、この考案は、従来存した叙上の課題に
鑑み案出されたものであり、ハンバーグの風味を
生かした従来にない全く新しい食感を有し、特に
保存性に優れた即席ハンバーグを提供することを
目的とする。
(課題を解決するための手段) この考案は、所定形状の餅をハンバーグにて被
覆するか、或いは所定形状のハンバーグを餅にて
被覆するか、更には略板状に成形された餅を上下
からハンバーグにて挾むかして、餅とハンバーグ
とを組合わせ、これらのハンバーグ及び餅の露出
した全表面を固形脂肪の被膜にて被覆して形成し
たものである。
(作用) しかして、叙上のような考案にあつては、任意
形状に成形された餅がハンバーグにて被覆され、
ハンバーグを油で焼き上げるなどの調理を経て
も、ハンバーグ自身の肉汁、油、ソースは餅の中
に浸透せずに、ハンバーグと餅とが夫々の旨味を
互いに生かしながら調和される。
すなわち、餅がハンバーグに包まれて型崩れせ
ず、最初にハンバーグ、次に餅の味が口の中に広
がり、ハンバーグのサクツとした歯触りと、餅の
粘質性の歯触りとが相俟つてきわめて良好な食感
となる。
そして、これを加熱調理するに際して、ハンバ
ーグを被覆する固形脂肪の被膜が熔融し、フライ
パン等に対する油脂の塗布が不必要となり、更に
固形脂肪の被膜で外気が遮断されて腐敗すること
なく良好に保存される。
また、任意形状に成形されたハンバーグを餅で
被覆し、餅の表面を固形脂肪の被膜にて被覆する
と、同様に、ハンバーグと餅との夫々の旨味が調
和されると共に、固形脂肪の被膜で外気が遮断さ
れて腐敗することがない。しかも、ハンバーグ及
びハンバーグの肉汁、油、ソース等が餅で被覆さ
れて、旨味、香り等を逃がさず良好な状態で保存
される。
更に、略板状に成形された餅を、上下からハン
バーグで挾むと共に、ハンバーグ及び餅の露出し
た全表面を固形脂肪の被膜にて被覆すると、サン
ドイツチ状の簡易な構成でハンバーグと餅の夫々
の旨味が調和されると共に、全表面を覆う固形脂
肪の被膜で外気が遮断されて腐敗することがな
い。
(実施例) 以下、図面を参照してこの考案の実施例を説明
する。
図において示される符号1は略円盤状に成形さ
れた餅であり、この餅1は表面はハンバーグ2に
て覆われるよう形成されている。
すなわち、牛肉、豚肉等の挽き肉と微塵切りし
たタマネギ等の野菜に、パン粉、牛乳と食塩、砂
糖等の調味料と、胡椒等の香辛料とを混ぜ合わせ
て成形したハンバーグ生地で餅1を被覆し、これ
を低温油中に適当時間浸漬して調理と共に加熱殺
菌処理を行ない、餅1を被覆したハンバーグ2を
形成するものである。
そして、ハンバーグ2の表面には固形脂肪の被
膜3が被覆されており、この被膜3は、熔融状態
の固形脂肪中にハンバーグ2を瞬間的に浸漬する
ことにより、ハンバーグ2の全表面に熔融状態の
固形脂肪を付着せしめ、それを固化せしめること
で形成することができる。
ところで、このハンバーグ2は、好みに応じて
挽き肉、野菜、パン粉、牛乳、各種調味料及び香
辛料等の量または種類の選択、或いはその形状を
適宜自由にできることは勿論である。
また、餅1を適宜大きさに複数形成し、ハンバ
ーグ2にこれらの餅1が全て被覆されるように、
ハンバーグ2の中に餅1を夫々充填するものであ
つてもよい。こうすることで粘質性を有する餅1
が食べ易くなり、口の中でハンバーグ2と一層調
和するものとなる。しかも、第3図に示す如く、
餅1を一口大の球形に成形し、ハンバーグ2内に
ほぼ均一の間隔で配置されるよう充填しておけ
ば、ハンバーグ2の球面状の滑らかな表面によ
り、口当たり、歯触りが頗る良好になると共に、
常時餅1とハンバーグ2とがほぼ均一の量で口の
中に広がり、夫々の旨味が程良く調和して独特の
風味を引き出すものとなる。
そして、図示は省略したが、餅1の全てをハン
バーグで被覆するものでなくてもよく、例えば、
丸棒状に成型した餅1をハンバーグ2にて簀巻状
に被覆して餅1の両端面が露出するものであつて
もよい。
また、第4図に示す如く、ハンバーグ2を餅1
で被覆することもできる。しかして、上述した如
く挽き肉、野菜、パン粉、牛乳、各種調味料及び
香辛料を混練して成形したハンバーグ生地を適宜
加熱調理して形成されたハンバーグ2表面に、餅
1を被覆して成形するものである。そして、餅1
の表面は固形脂肪の被膜3にて被覆されており、
この被膜3は、熔融状態の固形脂肪中にハンバー
グ2が被覆された餅1を瞬間的に浸漬すること
で、餅1の全表面に熔融状態の固形脂肪を付着せ
しめ、これを固化せしめることで形成するもので
ある。
尚、図示は省略したが、この場合も、ハンバー
グ2の全てを餅1で被覆するものでなくてもよ
く、例えば、丸棒状に成型したハンバーグ2を餅
1にて簀巻状に被覆してハンバーグ2の両端面が
露出するものであつてもよい。
更に第5図に示す如く、餅1を略板状に成形
し、この餅1の上下から、同様に略板状に成形さ
れたハンバーグ2にて挾んで形成することもでき
る。この場合、餅1とハンバーグ2との厚みを薄
く成形しておくと夫々が重ね易くなり、その形成
が一層容易なものとなる。そして、ハンバーグ2
及び餅1の露出した全表面には、同様に、固形脂
肪の被膜3が被覆され、この被膜3は、餅1を間
に挾んだハンバーグ2を熔融状態の固形脂肪中に
瞬間的に浸漬することにより、全表面に熔融状態
の固形脂肪を付着せしめ、それを固化せしめるこ
とで形成するものである。
(考案の効果) 従つて、この考案によれば、所定形状の餅1を
ハンバーグ2にて被覆したから、一口でハンバー
グ2と餅1との旨味を同時に楽しむこのができ
る。すなわち、最初にハンバーグ2、次に餅1の
味が口の中に広がり、ハンバーグ2の芳醇な味わ
いとサクツとした歯触り、餅1のねつとりした粘
質性の歯触りとが相俟つて従来にない独特の風味
の良好な食感となる。しかも、餅1はハンバーグ
2に包まれており、熱を加えても型崩れせず、更
には、ハンバーグ2自身の肉汁、油、ソース等は
餅1の中には浸透しないから、餅1とハンバーグ
2とは夫々の旨味を損なうことなく適度にその味
が調和される。
そして、このハンバーグ2の表面は、固形脂肪
の被膜3にて被覆して形成したから、これを加熱
調理するに際して、ハンバーグ2を被覆する固形
脂肪の被膜3が熔融するため、フライパン等に対
する油脂の塗布が全く不必要となると共に、この
固形脂肪の被膜3で外気が遮断されるから、酸化
が防止されて腐敗することなく良好に保存でき
る。
また、所定形状のハンバーグ2を餅1にて被覆
したことで、同様に餅1とハンバーグ2とが調和
した独特の良好な食感となると共に、ハンバーグ
2及びハンバーグ2の肉汁、油、ソース等が餅1
に包まれて、その芳醇な旨味、香り等を逃がすこ
となく、良好な状態を保ち、一層の旨味を引き出
すことができる。しかも、このハンバーグ2を被
覆した餅1の表面は、固形脂肪の被膜3にて被覆
して形成したから、加熱調理に際して、同様にフ
ライパン等に対する油脂の塗布が全く不必要であ
ると共に、外気が遮断され、腐敗することなく良
好に保存できる。
そして、略板状に成形された餅1を、上下から
ハンバーグ2にて挾んだことにより、その製造が
極めて容易となり、同様の餅1とハンバーグ2と
の調和した旨味を一層手軽に味わうことができ
る。すなわち、加工が容易であるから大量生産で
き、その調理も素早くできるので、いわゆるフア
ーストフードとしても最適なものとなる。この場
合も同様に、ハンバーグ2及び餅1の露出した全
表面を固形脂肪の被膜3にて被覆して形成したか
ら、加熱調理に際して、フライパン等に対する油
脂の塗布が全く不必要であると共に、外気が遮断
され、腐敗することなく良好に保存できる。
ところで、このように餅1とハンバーグ2とを
組合わせることで、栄養価、ボリユームの点も優
れたものとなり、主食としても充分供することが
できると共に、良好な状態で長期に保存すること
ができ、短時間の加熱調理にて食することができ
る即席用の食品として供することができる。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の実施例を示すもので、第1図
は一部切欠斜視図、第2図は側断面図、第3図乃
至第5図は夫々他の実施例を示し、第3図は球形
状の複数の餅をハンバーグにて被覆した状態での
断面図、第4図はハンバーグを餅で被覆した状態
での断面図、第5図は餅を上下のハンバーグにて
挾んだ状態での断面図である。 1……餅、2……ハンバーグ、3……被膜。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 所定形状の餅をハンバーグにて被覆するか、或
    いは所定形状のハンバーグを餅にて被覆するか、
    更には略板状に成形された餅を上下からハンバー
    グにて挾むかして、餅とハンバーグとを組合わ
    せ、これらのハンバーグ及び餅の露出した全表面
    を固形脂肪の被膜にて被覆して形成したことを特
    徴とする即席餅ハンバーグ。
JP1988155867U 1988-11-30 1988-11-30 Expired JPH0432075Y2 (ja)

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JP1988155867U JPH0432075Y2 (ja) 1988-11-30 1988-11-30

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JPH0278097U JPH0278097U (ja) 1990-06-15
JPH0432075Y2 true JPH0432075Y2 (ja) 1992-07-31

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ID=31433878

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS538077U (ja) * 1976-07-05 1978-01-24
JPS62138154A (ja) * 1985-12-11 1987-06-20 Daiichi Daiko:Kk 餅米加工食品の製造方法

Family Cites Families (1)

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JPS57154989U (ja) * 1981-03-20 1982-09-29

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JPH0278097U (ja) 1990-06-15

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