JPH04320348A - 半導体装置の製造方法 - Google Patents

半導体装置の製造方法

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JPH04320348A
JPH04320348A JP8828291A JP8828291A JPH04320348A JP H04320348 A JPH04320348 A JP H04320348A JP 8828291 A JP8828291 A JP 8828291A JP 8828291 A JP8828291 A JP 8828291A JP H04320348 A JPH04320348 A JP H04320348A
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JP
Japan
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layer
resist
ion implantation
sio2
mask
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Application number
JP8828291A
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English (en)
Inventor
Toru Yamada
亨 山田
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Sumitomo Electric Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Electric Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は半導体装置の製造方法に
関し、特にパターン反転セルフアライン置換ゲートプロ
セスによる電界効果型トランジスタの製造方法に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】セルフアライン技術はLSIの集積度の
向上および性能の向上のために重要な技術である。この
セルフアライン技術として、代表的なパターン反転セル
フアラインプロセスであるSAINT(IEEE  T
rans.  ElectronDevices;ED
29,pp1772−1777,1982)が知られて
いる。
【0003】図2にSAINTの工程図を、図3にこれ
ら各工程におけるMESFETの断面図を示す。まず、
図2の工程(a)において、半絶縁性GaAs基板1に
フォトレジスト2を用いてSiをイオン注入し、n注入
層(動作層)3を形成する(図3(A))。次に工程(
b)においてプラズマCVD法によってSiN層4を形
成する。ついで、工程(c)において、下層フォトレジ
スト5,スパッタSiO2 層6および上層フォトレジ
スト層7からなる3層レジストを形成し、上層レジスト
7をマスクとしてSiO2 層6をパターニングする。 さらにO2 を用いたリアクティブイオンエッチング(
RIE)により下層レジスト5をエッチングする。この
際下層レジスト5がSiO2 層6よりアンダーカット
され、SiO2 層6が下層レジスト5よりT字状に張
り出した形状とする。上層レジスト7は下層レジスト5
のエッチングと共にエッチング除去される。工程(d)
において、SiO2 層6をマスクとしてSiイオンを
打ちこみ、n+ 層8を形成する。図3(B)に示すよ
うに、n+ 層8の端縁は鎖線9で示される位置にある
。次に工程(e)において、第2のSiO2 層10を
RFスパッタ法によって堆積する。SiO2 層10の
端縁は下層フォトレジスト5の側面に達し、従って、S
iO2 層10の間隙はn+ 層8の間隙より狭い。工
程(f)において、多層レジスト上のSiO2 層6を
リフトオフする。その結果、SiO2 層はSiN層上
にのみ存在する(図3(C))。工程(g)において、
アニーリングを行ってn層3およびn+ 層8を活性化
した後、工程(h)において、ソースおよびドレインを
形成すべき部位のSiO2 層10およびSiN層4を
開孔し、オーミック電極11,12を堆積する。さらに
、工程(i)において、ゲートを形成すべき部位のSi
N層4を開孔し、ゲート電極13を堆積して、図3(D
)に示すMESFETが作製される。n+ 層8とゲー
ト電極13との間隔は下層フォトレジスト5のアンダー
カット量によって規定される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前述したT型ダミーゲ
ートパターンをマスクとして絶縁膜を介したn+ 層イ
オン注入では、形成されるキャリアプロファイルは、表
面にピークをもち深くなるにつれて減少していくものと
なる。この領域にAuGe系オーミック電極を形成する
と表面から1,000〜2,500Å程度の深さまでシ
ンタされ、コンタクトはキャリア濃度の低いところも含
むので、オーミック電極のコンタクト抵抗低減は困難で
ある。またT字ダミーゲートの“ひさし”部分の下には
イオンが注入されないため、ソース抵抗の低減は困難で
ある。従来のFETはこれらのコンタクト抵抗を含めた
ソース抵抗が大きいため、相互コンダクタンスgm の
増大が妨げられていた。
【0005】本発明はこのような従来の問題を解決し、
相互コンダクタンスの高いFETを製造し得る方法を提
供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上述した目的を達成する
ために、本発明においては、図1に示す一具体例のよう
に、半導体基板の表面に動作層を形成する工程,この動
作層上に第1のレジスト層,ドライエッチングに対する
耐性が第1のレジスト層より大きい第2のレジスト層お
よびSiO2 層からなる積層を形成する工程,SiO
2 層をパターニングし、パターニングされたSiO2
 層をマスクとして第1および第2のレジストを反応性
イオンエッチングする工程,SiO2 膜をマスクとし
て半導体基板に第1のイオン注入を行う工程,SiO2
 膜を除去する工程,反応性イオンエッチング後の第2
のレジストをマスクとして半導体基板に第1のイオン注
入より低い加速電圧で第2のイオン注入を行う工程,半
導体基板上および反応性イオンエッチング後の第1およ
び第2のレジスト上に絶縁層を形成する工程および第1
および第2のレジストを除去する工程を有する。
【0007】
【作用】本発明においては、それぞれの断面幅が順次に
広くなるように第1のレジスト層,第2のレジスト層お
よびSiO2 層からなる積層を基板表面に直接形成し
、SiO2 層をマスクとして第1のn+ 層イオン注
入を行うことによってまず基板中深くにピークを持つキ
ャリアの分布を得ることができ、オーミック電極のコン
タクト抵抗を低減させる。さらにSiO2 層を除去し
、第2のレジスト層をマスクとして第1のイオン注入よ
り低い加速電圧で第2のイオン注入を行うことによって
、ゲート電極の近くまでイオンを注入し、ソース抵抗を
低減し、相互コンダクタンスgm を高めることができ
る。
【0008】
【実施例】以下に図1を参照して本発明の実施例を説明
する。
【0009】まず、図1(A)に示すように、GaAs
基板1に例えばSiイオンを注入し、動作層3となるイ
オン注入層を形成した後、第1のレジスト層14および
この第1のレジスト層よりO2 によるドライエッチン
グに対する耐性の高い第2のレジスト層15を積層し、
さらにSiO2 膜6をRFマグネトロンスパッタリン
グによって堆積し、その上に上層レジスト7を積層し、
パターニングした。
【0010】次に図1(B)に示すようにCF4 とH
2 の混合ガスによるRIEによって、上層レジスト7
のパターンに従ってSiO2 膜6をエッチングした。
【0011】さらに図2(C)に示すように、O2 ガ
スによるRIEによって第2のレジスト層15および第
1のレジスト層14をエッチングした。この時、SiO
2 膜6の下部の2層のレジスト14,15は耐O2 
ドライエッチング性が異なるため、図示するように下層
のレジスト14が大きく削られた状態の、かさの部分の
幅が異なる二重のT字型ダミーゲートが形成された。上
層レジスト7は同時に除去された。
【0012】この状態で、適切な洗浄を行った後、図1
(D)に示すように、第1のイオン注入(例えばSiイ
オンの注入)を、例えば加速電圧120keV,ドーズ
3.0×1013cm−2の条件で行って、第1のn+
 層16を形成した。イオンは基板表面に直接注入され
るので、第1のn+ 層16は基板深くまで形成された
【0013】次に図1(E)に示すように緩衝フッ酸を
用いて二重のT字型ダミーゲートの幅の広い部分である
最上部のSiO2 膜を除去しかさの幅を挾くした後、
図1(F)に示すように第2のイオン注入(例えばSi
イオンの注入)を、例えば加速電圧50keV,ドーズ
1×1013cm−2の条件で行って、第2のn+ 層
17を形成した。Siイオンは第1のレジスト層14の
側壁近傍まで注入された。この結果、注入層がゲート電
極近くまで接近した。
【0014】その後、図1(G)に示すようにRFマグ
ネトロンスパッタリングによってSiO2 層18を全
面に形成した。
【0015】図1(H)に示すようにレジスト14およ
び15の側面に付着したSiO2 を緩衝フッ酸で除去
し、さらにリフトオフによって、図1(I)に示す反転
パターンを得た。
【0016】この状態でキャップ層を設け、あるいは設
けずに800℃25分間アニールして注入されたイオン
を活性化させた。そしてSiO2 層18に開口してソ
ースおよびドレイン領域にオーミック電極を、動作層3
上にゲート極を形成してFETを作製した。
【0017】このFETは、第1のn+ 層が基板深く
まで形成されるのでオーミックコンタクトが改善され、
かつ第2のn+ 層がゲート電極に接近して形成される
のでソース抵抗が低減され、高い相互コンダクタンスを
示した。
【0018】本発明がGaAs以外の他の半導体にも適
用できること、導電体型が実施例と逆の導電体型であっ
ても支障ないことは言うまでもない。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る電界
効果型トランジスタの製造方法によれば、オーミック電
極のコンタクト抵抗を低減でき、かつソース抵抗を低減
できるので、相互コンダクタンスgm の高いFETを
作製することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す図である。
【図2】従来例の工程図である。
【図3】従来例を説明する断面図である。
【符号の説明】
1  GaAs基板 2  レジスト 3  動作層 4  SiN層 5  レジスト 6  SiO2 層 7  レジスト 8  n+ イオン注入層 10  SiO2 層 11  ソース電極 12  ドレイン電極 13  ゲート電極 14  第1のレジスト 15  第2のレジスト 16  第1のn+ 注入層 17  第2のn+ 注入層 18  SiO2 層

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  半導体基板上に、ドライエッチングに
    対する耐性が互いに異なる2層のレジストとその上部に
    形成された障壁層とからなる積層を形成する工程と、該
    積層をパターニングする工程と、該パターニングされた
    障壁層をマスクとして第1のイオン注入を行う工程と、
    前記障壁層を除去する工程と、残された前記パターニン
    グされたレジストをマスクとして第2のイオン注入を行
    う工程とを有することを特徴とする半導体装置の製造方
    法。
  2. 【請求項2】  前記積層形成工程は前記半導体基板の
    表面に動作層を形成する工程の後に行われ、前記2層の
    レジストは下層の第1レジストとドライエッチングに対
    する耐性が該第1レジストより大きい上層の第2レジス
    トとからなり、前記障壁層はSiO2 膜からなり、前
    記積層のパターニングは反応性イオンエッチングによっ
    て行われ、前記第2のイオン注入は前記第1のイオン注
    入により低い加速電圧によって行われることを特徴とす
    る請求項1に記載の半導体装置の製造方法。
  3. 【請求項3】  半導体基板の表面に動作層を形成する
    工程,該動作層上に第1のレジスト層,ドライエッチン
    グに対する耐性が該第1のレジスト層より大きい第2の
    レジスト層およびSiO2 層からなる積層を形成する
    工程,前記SiO2 層をパターニングする工程,パタ
    ーニングされた該SiO2 層をマスクとして前記第1
    および第2のレジストを反応性イオンエッチングする工
    程,前記SiO2 膜をマスクとして前記半導体基板に
    第1のイオン注入を行う工程,前記SiO2 膜を除去
    する工程,前記第2のレジストをマスクとして前記半導
    体基板に前記第1のイオン注入より低い加速電圧で第2
    のイオン注入を行う工程,前記半導体基板上および前記
    第1のレジストと第2のレジスト上に絶縁層を形成する
    工程および前記第1および第2のレジストを除去する工
    程を有することを特徴とする半導体装置の製造方法。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0613190A2 (en) * 1993-02-22 1994-08-31 Sumitomo Electric Industries, Ltd. Schottky junction type field effect transistor and method of manufacturing the same

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0613190A2 (en) * 1993-02-22 1994-08-31 Sumitomo Electric Industries, Ltd. Schottky junction type field effect transistor and method of manufacturing the same
EP0613190A3 (en) * 1993-02-22 1995-04-12 Sumitomo Electric Industries Schottky-type field effect transistor and its manufacturing method.

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