JPH04320049A - 多層配線構造体およびその製造方法 - Google Patents

多層配線構造体およびその製造方法

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JPH04320049A
JPH04320049A JP11226291A JP11226291A JPH04320049A JP H04320049 A JPH04320049 A JP H04320049A JP 11226291 A JP11226291 A JP 11226291A JP 11226291 A JP11226291 A JP 11226291A JP H04320049 A JPH04320049 A JP H04320049A
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JP
Japan
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wiring
wiring layer
layer
metal
multilayer
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Withdrawn
Application number
JP11226291A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Ito
伊藤 裕志
Masato Kosugi
眞人 小杉
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、高集積化された多層配
線構造体およびその製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、半導体記憶装置等のLSIの高速
化、高集積化に伴い、多層配線技術がますます重要にな
っている。集積回路装置の配線を多層化することによっ
て、配線に要する基板上の面積を実質的に減少させ、高
集積化した場合でも、チップ面積がその集積度の割合で
増大するのを防ぐことができる。
【0003】また、多層化することによって、配線の長
さが長大化するのを防ぐことができ、配線中の信号の伝
送遅延を抑制することができる。従来、上記の配線中の
信号の伝送遅延を抑制する方法の一つとして、配線層を
空間を保って架橋し配線の静電容量を低減するエアブリ
ッジ配線が提案され実用化されている。
【0004】このエアブリッジ配線においては、多層配
線層間に比誘電率が3を超える層間絶縁膜を介在させる
多層配線構造体に比較すると、多層配線層間に比誘電率
が1の空気が存在することになるため、配線の静電容量
を大幅に低減することができる。このように、エアブリ
ッジ配線による多層配線は、LSIの高速化の手段とし
て極めて有効である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
エアブリッジ法による多層配線構造体においては、1種
類の金属の単一層構造または2種類以上の薄い金属の積
層構造を用いて形成していた。ところが、配線層を1種
類の金属の単一層構造で形成した場合は、配線層の機械
的強度が不十分となるため、配線層がその支持点の間で
断線するおそれがあった。また、配線層を2種類以上の
薄い金属の積層構造によって形成した場合は、必要な配
線層の機械的強度を得るためには、かなりの層数が必要
であり、製造工程数が多く、かつ、複雑になる欠点があ
って実用的ではなかった。
【0006】他方、エアブリッジ配線においては、層間
絶縁膜が存在しないために、上層配線層と下層配線層の
間で短絡が発生することがあった。したがって、本発明
は、配線層の機械的強度が大きくて断線が発生すること
なく、上層配線層と下層配線層の間で短絡が発生するこ
とがない多層配線構造体を、比較的簡単な工程により提
供し、また、配線層に断線等の接続不良箇所が存在して
いても補修することが可能な多層配線構造体の製造方法
を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明にかかる多層配線
構造体においては、配線基板と、配線基板上に形成され
た第1配線層と、第1配線層の上にエアブリッジ状に形
成された第2配線層と、第2配線層の下部に形成された
絶縁膜と、第2配線層の下部以外の残りの表面に形成さ
れた金属層とからなる構成を採用した。また、本発明に
かかる多層配線構造体の製造方法においては、配線基板
上の第1配線層の上にエアブリッジ法によって形成され
た第2配線層の下部に絶縁膜を形成する工程と、第2配
線層の下部以外の残りの表面に金属を形成する工程を含
む構成を採用した。
【0008】
【作用】図1は、本発明の多層配線構造体の原理説明図
である。この図において、1は配線基板、2は第1配線
層、3はエアブリッジ法により形成した第2配線層、4
は配線金属層絶縁用の絶縁膜、5は配線金属補強および
補修用の金属層である。
【0009】図示されたように、本発明の多層配線構造
体は、配線基板1の上に第1配線層が形成され、その上
にエアブリッジ法により第2配線層3が形成され、この
第2配線層3の下部に絶縁膜4が形成され、第2配線層
3の下部以外の残りの表面に金属層5が形成されている
。このように、第2配線層3の下部に絶縁膜4が形成さ
れているため、その下に形成される配線層との間で短絡
を生じることがない。
【0010】また、第2配線層の下部以外の残りの表面
に金属層5が形成されているため、第2配線層の機械的
強度を大きくすることができ、機械的衝撃が加わっても
変形や断線を生じる恐れがない。そしてまた、第1配線
層あるいは第2配線層に半断線状態が生じていても、金
属層5が形成されることによって補修される利点もある
。また、この多層配線構造体は、既存のフォトリソグラ
フィー技術、金属CVD法、メッキ法等の技術を適用す
ることによって、比較的簡単に製造することができる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例を説明する。図2(A
)〜(C)、図3(D)、(E)は、本発明の実施例の
製造工程説明図である。この図において、11は半導体
基板、12は第1配線層、13は有機材料膜、14はS
iO2 膜、15、17はレジスト膜、16はTi/A
u層、18は第2配線層、19は配線金属保護用の金属
層である。この工程図によって本実施例を説明する。
【0012】第1工程(図2(A)参照)半導体基板1
1上に、例えば、Ti、Auを連続的に蒸着してTi/
Au(300Å/1μm)積層膜を形成し、フォトリソ
グラフィー技術によってパターニングし第1配線層12
を形成する。その上に、例えば、ポリイミド等の有機材
料膜13を全面に例えば厚さ8000Å程度塗布する。 その上に、例えば、プラズマCVD法によりSiO2 
膜14を厚さ2000Å程度形成する。その上に、レジ
スト膜15を塗布し、パターニングし、これをマスクに
して、例えば、CF4 等のガスを用いたRIE法によ
り上層配線層と下層配線層を接続するための接続孔を形
成する。
【0013】第2工程(図2(B)参照)レジスト膜1
5を除去した後、SiO2 膜14の上と接続孔に例え
ば、スパッタ法を用いてメッキのたね金属としてTi/
Au層16を厚さ300Å/1000Å程度堆積する。 その上に形成したレジスト膜17によって第2配線層の
開口パターンを形成した後、電解メッキ法により例えば
、Au層を10000Å形成して第2配線層18を形成
する。
【0014】第3工程(図2(C)参照)レジスト膜1
7を除去した後、Arイオンを用いたイオンミリング法
によりエッチングして露出しているTi/Au層16と
SiO2 膜14を除去する。
【0015】第4工程(図3(D)参照)次いで、例え
ば、酸素プラズマ処理によりポリイミド等の有機材料膜
13を除去し、エアブリッジ配線構造体を得る。
【0016】第5工程(図3(E)参照)次に、第2配
線層18の下部以外の残りの表面に配線金属保護用の金
属層19例えば、W、Mo、Ti、Ni、Rh、Pt、
Ag、Cu層をメタルCVD法によって厚さ1000Å
程度形成する。なお、この配線金属保護用金属層19は
、電界メッキ法や無電界メッキ法によっても同様に形成
することができる。上記の実施例においては、2層の配
線について説明したが、本発明は、3層以上の多層配線
構造体についても適用でき、その場合は、第1配線層と
第2配線層は、下層配線層と上層配線層の関係に対応す
る。また、本発明は、配線基板の上に形成された第1配
線層が、層間絶縁膜を介して形成された複数層の配線層
によって構成されている場合にも同様に適用することが
できる。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
エアブリッジ法により形成した上層配線層の下部に絶縁
膜を形成したため、上層配線層と下層配線層の間の短絡
を防ぎ、また上層配線金属層の下部以外の残りの表面に
配線金属層保護用の金属層を形成したため、上層配線金
属層の機械的強度を高くすることができ、また、上層金
属層あるいは下層金属層に半断線等導通不完全な部分が
存在する場合でも、配線金属層保護用の金属層によって
補修され、信頼性が高い多層配線構造体を製造すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の多層配線構造体の原理説明図である。
【図2】(A)〜(C)は、本発明の実施例の製造工程
説明図(1)である。
【図3】(D)、(E)は、本発明の実施例の製造工程
説明図(2)である。
【符号の説明】
1  配線基板 2  第1配線層 3  エアブリッジ法により形成した第2配線層4  
配線金属層絶縁用の絶縁膜

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  配線基板と、該配線基板上に形成され
    た第1配線層と、該第1配線層の上にエアブリッジ状に
    形成された第2配線層と、該第2配線層の下部に形成さ
    れた絶縁膜と、該第2配線層の下部以外の残りの表面に
    形成された金属層とからなることを特徴とする多層配線
    構造体。
  2. 【請求項2】  配線基板上に第1配線層を形成し、該
    第1配線層上にエアブリッジ法により第2配線層を形成
    する方法において、該第2配線層の下部に絶縁膜を形成
    する工程と、該第2配線層の下部以外の残りの表面に金
    属層を形成する工程を含むことを特徴とする多層配線構
    造体の製造方法。
  3. 【請求項3】  第2配線層の下部以外の残りの表面に
    金属層を形成する工程として、メタルCVD法を用いる
    ことを特徴とする請求項2記載の多層配線構造体の製造
    方法。
  4. 【請求項4】  第2配線層の下部以外の残りの表面に
    金属層を形成する工程として、電解メッキ法を用いるこ
    とを特徴とする請求項2記載の多層配線構造体の製造方
    法。
  5. 【請求項5】  第2配線層の下部以外の残りの表面に
    金属層を形成する工程として、無電解メッキ法を用いる
    ことを特徴とする請求項2記載の多層配線構造体の製造
    方法。
JP11226291A 1991-04-18 1991-04-18 多層配線構造体およびその製造方法 Withdrawn JPH04320049A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5413962A (en) * 1994-07-15 1995-05-09 United Microelectronics Corporation Multi-level conductor process in VLSI fabrication utilizing an air bridge
JP2012104647A (ja) * 2010-11-10 2012-05-31 Fujitsu Ltd 配線基板の製造方法及び配線基板

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