JPH0431958A - 文書処理装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明はワープロ、パソコン等の文書処理装置、特に文
節単位で処理を行う文書処理装置に関するものである。

［従来の技術］ 従来の文書処理装置は、入力が既に確定している文章上
でカーソルを文節単位に移動するには、カーソルを移動
させる処理の中で文節の切れ目の判断を行い、その判断
結果に基づいてカーソルを目的位置に移動させている。

［発明が解決しようとしている課題］ しかしなから、上記従来例では、文節の切れ目を正確に
判断して細かいカーソル制御を行なおうとすると、文節
の切れ目を判断するためのアルゴリズムが複雑になり、
処理時間が長くなるという欠点があった。従って、不十
分なカーソル移動の機能しか備えていない装置が多かっ
た。

本発明の目的は、従来の欠点を解消し、確定文章上で文
節単位にカーソルを移動出来て、文節単位の処理を容易
にした文書処理装置を提供することにある。

［課題を解決するための手段］ この課題を解決するために、本発明の文書処理装置は、
日本語文章を入力する際に、文節変換の確定単位ごとに
画面上には表示されない特殊なデリミタ文字を文章に埋
め込む手段と、埋め込まれた前記デリミタ文字に基づい
て、各文節の先頭にカーソルを移動する手段とを備える
。

［作用］ かかる構成において、予め埋め込まれたデリミタ文字に
基づいて、各文節の先頭にカーソルを移動することによ
り、確定文章上で文節単位にカーソルを移動出来て文節
単位の処理を容易にする。

［実施例］ 以下、添付図面に従って、本発明の詳細な説明する。

第１図は本実施例の文書処理装置の構成を示すブロック
図である。

１１は日本語入力手段であり、キーボード１０から入力
された文字を日本語文字に変換する。

入力された日本語文字は文節変換手段１２により文節単
位に漢字を含んだ日本語文字列にさらに変換される。本
実施例ではこの文節変換の確定処理過程て確定文字列の
最後に表示されない特殊なデリミタ文字を付加すること
を特徴としている。１３はこの特別な処理を加えた日本
語文字列をディスク装置等の２次記憶上のファイル２０
として作成するファイル作成手段である。

一方、作成された日本語文字列を含む２次記憶上のファ
イル２０から日本語文字列を読み込み、それを利用して
カーソル移動キー１０ａの指示により文節単位のカーソ
ル移動を容易にする。

３３はファイルから日本語文字列を読み込む手段であり
、３２は読み込んだ日本語文字列内のデリミク文字をカ
ウントアツプすることによって、文字列内の文節の切れ
目のカーソルの座標位置を計算しながら日本語文字列を
表示する手段であり、３１は日本語文節単位のカーソル
移動の実現手段を表わしている。

第２図は本実施例の文書処理装置を実現するハードウェ
ア構成例を示す図である。尚、第１図と同じ参照番号は
同じ要素を示している。

２１は演算・制御用のＣＰＵ、２２はＣＰＵ２１の実行
するプログラムを格納するＲＯＭであり、本実施例では
通常のプログラムの外に特徴ある文節変換手段を実現す
る文節変換プログラム２２ａとカーソル表示位置決定手
段３２を実現するカーソル表示位置決定プログラム２２
ｂとカーソル移動手段２２ｃを実現するカーソル移動プ
ログラム２２ｃとを有している。２３は補助記憶用のＲ
ＡＭであり、入力文を記憶する入力文記憶部２３ａと、
前記文節変換プログラム２２ａで実施された仮名漢字変
換と本実施例のデリミタ文字を挿入された変換文あるい
はファイル２０から読み出された文を記憶する変換文記
憶部２２ｂと、ファイル２０から読み出された文のデリ
ミタ文字に基づいて作成された対応表記憶部２３とを有
する。２４はディスク装置であり、ファイル２０を有し
ている。２５はキーボード１０との入力インタフェース
、２６はＣＲＴ３０への出力インタフェースである。

第３図は第１図の文節変換手段１２を実現する文節変換
プログラム２２ａの動作手順を示すフローチャートであ
る。

ステップＳ３１で文節変換用のバッファに文字が入力さ
れる。ステップＳ３２はバッファの入力文字の有無をチ
エツクしている。バッファに文字か存在すればステップ
Ｓ３３て日本語文節変換を行ない、文節が確定した場合
は、ステップＳ３５て特殊なデリミタ文字を確定日本語
文字列の最後に追加する処理を行なう。確定しなかった
場合や確定をしないという指定がされた場合はステップ
Ｓ３５の処理は行なわない。ステップ３３６ては文節の
確定処理を行なう。ステップＳ３７でまだ変換していな
い文字列の有無のチエツクを行ない、未変換文字があれ
ば、再度ステップ３３３に戻って日本語文節変換を継続
する。すべて変換し終ればステップＳ３１に戻って次の
入力を待つ。

この処理後のファイル２０に格納されるデータ例が第６
Ｂ図に示されている。

第４図は第１図のカーソル表示位置決定手段３２を実現
するカーソル表示位置決定プログラム２２ｂの動作手順
を示すフローチャートである。

まず、ステップＳ４１で表示する日本語文字列を２次記
憶上のファイル２０から読み込み、ステップＳ４２で表
示の必要性のチエツクを行なっている。ステップＳ４３
で前記第６Ｂ図のようなデータからデリミタ文字に基づ
いて表示する文字列の文節の切れ目を、表示画面上での
行とカラムの組による座標位置に変換し、ステップＳ４
４で表示文字列と座標位置との第７図に示すような対応
表を作成する。ステップＳ４３゜Ｓ４４の処理が終了し
た文字列はステップＳ４５で第６Ａ図のように表示され
る。

第５図は第１図のカーソル移動手段３１を実現するカー
ソル移動プログラムの動作手順を示すフローチャートで
ある。

ステップＳ５１でキーホードから１文字読み込み、ステ
ップＳ５２でキーボード１０から文節単位のカーソル移
動キー１０ａが入力されたかどうかのチエツクを行って
いる。入力された文字が文節単位のカーソル移動キー１
０ａなら、ステップＳ５３において、第４図のステップ
Ｓ４４で作成した第７図の対応表を順にサーチして、ス
テップＳ５４で画面の座標位置に基づいたカーソル移動
処理を行なう。人力文字が文節単位のカーソル移動キー
１０ａである間は、上記処理を継続する。

尚、本実施例では第３図のフローチャート第４図の文節
の切れ目の座標位置決定のフローチャート、第４図のス
テップＳ４４で作成した対応表の利用の１つである第５
図のカーソル移動のフローチャートを示したが、この利
用方法は他にも考えられる。例えば、作成した日本語文
章を修正する場合において、ある文節を再変換する場合
において、再変換する文字列の範囲を使用者がわざわざ
指定する必要がなくなるという利点もある。

要するに本発明はその趣旨を逸脱しない範囲で、種々に
変形して実施することが可能である。

［発明の効果］ 本発明により、確定文章上で文節単位にカーソルを移動
出来て、文節単位の処理を容易にした文書処理装置を提
供できる。

すなわち、日本語文字列の文節単位でのカーソル移動が
スムーズに行なえるという優れた効果が得られる。また
、文字列を修正する場合も自動的に再変換範囲を決定す
ることも可能である。

【図面の簡単な説明】

第１図は本実施例の文書処理装置の構成を示すブロック
図、 第２図は本実施例の文書処理装置を実現するハードウェ
ア構成例を示す図、 第３図は本実施例のデリミタ文字埋め込み処理のフロー
チャート、 第４図、第５図はそれぞれ本実施例の文節の切れ目の座
標位置の対応表作成、作成した対応表を利用して文節単
位のカーソル移動方法を説明したフローチャート、 第６Ａ図、第６Ｂ図は文節の区切りと実際の日本語文字
列の対応を示した図、 第７図は第４図で作成される対応表と実際の表示画面の
対応を示した図である。 図中、１０・・・キーホード、１１・・・日本語入力手
段、１２・・・文節変換手段、１３・・・ファイル作成
手段、３０・・・ＣＲＴ、３１・・・カーソル移動手段
、３２・・・カーソル表示位置決定手段、３３・・・フ
ァイル読み込み手段、２０・・・ファイル、２１・・・
ＣＰＵ、２２・・・ＲＯＭ、２３・・・ＲＡＭ、２４・
・・ディスク装置、２５・・・入力インタフェース、２
６・・・出力インタフェースである。 第 ４図 第 図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 　日本語文章を入力する際に、文節変換の確定単位ごと
   に画面上には表示されない特殊なデリミタ文字を文章に
   埋め込む手段と、 埋め込まれた前記デリミタ文字に基づいて、各文節の先
   頭にカーソルを移動する手段とを備えることを特徴とす
   る文書処理装置。