JPH0431895B2 - - Google Patents

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JPH0431895B2
JPH0431895B2 JP14596284A JP14596284A JPH0431895B2 JP H0431895 B2 JPH0431895 B2 JP H0431895B2 JP 14596284 A JP14596284 A JP 14596284A JP 14596284 A JP14596284 A JP 14596284A JP H0431895 B2 JPH0431895 B2 JP H0431895B2
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cylinder
long groove
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ball
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【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 この発明は、乗用車及びトラツクなどの自動
車、オートバイ、耕うん機及び刈り取り機などの
農業用機械に備えるステアリングロツクに関す
る。
「従来の技術」 自動車には盗難防止のためにステアリングロツ
クが設けられているが、このロツクはキーを引き
抜くことによりロツク動作する構成のものが多
い。ところが、運転中にキーが振動により抜け落
ちたり、運転中に不用意にキーを引き抜いてしま
つたり、また、他人によつて引き抜かれたような
場合にはロツクが作用し操縦不能な危険状態とな
ることが想定される。
そこで、キーがON位置(運転位置)から
LOCK位置(キーの差し入れ位置)に戻し回動さ
れるときにはLOCK位置の前段でキー回動を一旦
阻止し、この阻止解除の別操作を加えない限り
LOCK位置へ回動しないようになしてある。
すなわち、キーをLOCK位置へ戻す場合にはキ
ーの回動操作と上記阻止解除操作との2操作を伴
なうようにした2モーシヨン機構を設けて上記し
た危険状態に対処している。
2モーシヨン機構は車種またはメーカーによつ
て様々な構成のものがあり、例えば、ACC位置
(アクセサリー給電位置)でキーの戻し回動を阻
止するようになし、このACC位置でシリンダー
を押し込んで阻止解除しながらキーをLOCK位置
へ回動させるように構成したものがある。
第15図はこの種のタイプの2モーシヨン機構
を備えたステアリングロツクを示し、この図にお
いて、1はシリンダーアウター、2はシリンダ
ー、3はシリンダー2の抜け止め用のEリングで
あり、これらよりなるシリンダー錠はシリンダー
2が回転軸方向(図面では縦方向)に没入移動す
るようになつている。
シリンダー2の先端面より突き出た連繋突部2
aは内孔を有するほぼ角形のもので、これはカム
体4に設けられたほぼ角形の連繋孔4aに突入し
てシリンダー2をカム体4に連結させている。な
お、連繋突部2aの先端と連繋孔4aの孔底とに
は所定の間隔が設けてあり、連繋突部2aがシリ
ンダー2の没入移動により孔内を進出する。
上記連繋突部2aの内孔と上記連繋孔4aとに
共通に設けたスプリング5はシリンダー2を常時
後退(図面では右方向へ)させるための拡圧用ス
プリングである。
カム体4はステアリングロツク用のスライダー
6を駆動させるロツク用カムである。その他、図
示する符号7はスライダー6をロツク解除位置に
保持する係止扞、8はスタータスイツチである。
この従来例では、キーをON位置からLOCK位
置へ戻し回動させる際、キー操作をACC位置で
一旦阻止させる阻止機構を有し、この阻止機構に
よる阻止がシリンダー2の没入移動によつて解除
され、その後、LOCK位置へのキー操作が許され
るようになつている。
上記阻止機構は、シリンダー2またはカム体4
などに形成されたカムとこのカムの規制部材から
なるものが多いが、その構造は各種様々であるの
で図面では省略してある。
「発明が解決しようとする問題点」 上記した従来例では、シリンダー2の後退移動
が、シリンダー2とカム体4との間に設けたスプ
リング5の拡圧作用によつて行なわれるため、次
のような欠点がある。
(1) キーの回動操作が重くなる。
シリンダー2がスプリング5によつて常時後退
移動力を受け、その結果、Eリング3がシリンダ
ーアウター1に押し当てられている。
そのため、シリンダー2の回動にEリング3の
摩擦力に伴ないキーの回動操作が重くなる。
この種のステアリングロツクでは、START位
置に回動操作されたキーがON位置へ自動戻りす
るようになつているので、特に、自動戻り力が弱
くなるという難点がある。
(2) シリンダー2の後退移動力が弱い。
スプリング5の拡圧力を大きくするほどEリン
グ3による摩擦力が増加し、キーの回動操作が重
くなるから、スプリング5にはあまり大きい拡圧
力のものは使用できない。
このことから、シリンダー2の後退移動が円滑
に行なわれない場合がある。
(3) スプリング5の組み込みが面倒な作業とな
る。
組み込む場合には、カム体4を装置本体に内装
させた後にシリンダー錠を嵌着させるが、スプリ
ング5はシリンダー錠の組み込みと同時に連繋突
部2aの内孔と連繋孔4aとに内装させるため、
このスプリング5が組み込み難く、また、組み込
みが面倒な作業となる。
「問題点を解決するための手段」 本発明は上記したところの問題点を解決するこ
とを目的としたもので、キーを差し入れ位置へ戻
し回動させる過程でキー操作を一旦阻止し、シリ
ンダーの進退方向移動に応動して上記阻止を解除
する2モーシヨン機構を備えたステアリングロツ
クにおいて、シリンダーアウターまたはシリンダ
ーのいずれか一方には、これらの他方に向かう突
出勢力を与えると共に突出球面に制限を持たせた
剛球を設け、シリンダーアウターまたはシリンダ
ーのいずれか他方には、上記剛球がシリンダーの
非移動下に突入するようにシリンダーの回転方向
に沿つて形成した長溝と、シリンダーの移動方向
に傾斜してシリンダーの移動下に上記剛球を退動
させる上記長溝に連通した傾斜面とを形成し、シ
リンダーが上記傾斜面に対する上記剛球の押動に
より復帰移動するようにしたシリンダーの復帰移
動装置を提案する。
突出勢力を与えた上記剛球は突出球面に制限を
持たせてあり、シリンダーが非移動位置で回動す
るときには、剛球が長溝に対して突入しているが
接触しない状態にある。したがつて、シリンダー
の回動を抑制する力が作用しないから、キーの回
動操作が上記従来例に比べて!?かに軽快となる。
また、上記剛球はシリンダーが移動することに
よつて傾斜面に押接し、この押接作用によつてシ
リンダーの復帰移動が行なわれるため、シリンダ
ーの移動が滑らかとなる。
「実施例」 次に、本発明の実施例について図面に沿つて説
明する。
第1図は本発明に係るシリンダー復帰移動装置
を備えたステアリングロツクの一部切欠き側面
図、第2図は当該ステアリングロツクの一部切欠
き底面図、第3図はシリンダーの拡大斜視図、第
4図は第3図上のA−A線断面図である。
周知の通り、図示したステアリングロツクは装
置本体11の一部に設けたブラケツト11aをス
テアリングポストなどに取り付けて固着させる。
装置本体11に内装されたシリンダー12とシ
リンダーアウター13はシリンダー錠を構成して
いるが、ただ、上記シリンダー12はACC位置
で回転軸方向(図面では横方向)に没入移動する
ようになしてある。
すなわち、シリンダー12のヘツド部には周囲
に沿つた凸部12aを設け、シリンダー12に押
圧力を加えたときに上記凸部12aがシリンダー
アウター内側に凹部13aに嵌入してシリンダー
12が没する。
ただし、凹部13aは凸部12aに対して幅広
としシリンダー12が押し込まれた状態で多少回
動するようになしてある。
また、このシリンダー12の先端側には回動方
向周囲に沿つて形成した長溝12bと、この長溝
底に向つて下降する傾斜面12cとが設けてあ
る。そして、上記長溝12bはシリンダー12が
回動される範囲(LOCK位置〜START位置)の
長さ、或いは、この長さより多少長く形成し、上
記傾斜面12cはシリンダー12の没入移動方向
に沿つてその移動長に合せて形成してある。
一方、上記シリンダーアウター13にはその内
面より突出して上記長溝12bに突入する剛球1
4が設けてある。
この剛球14にはスプリング15の拡圧力によ
つて常時突出勢力を与えてあるが、ただ、一定以
上の球面が突出しないように抑制してある。
第8図はシリンダー12とシリンダーアウター
13の部分的な拡大図であり、この図より分かる
ように上記剛球14の突出口を僅か縮小形成し、
剛球14が突出口より抜け出ないようにして球面
の突出量を制限している。
剛球14の突出球面を制限することにより、こ
の剛球14が上記長溝12bに対して非接触の状
態で突入するようになし得る。すなわち、上記長
溝12bの溝底は球面に接しないような深さと
し、溝幅は球面に接しないように広げてある。
次に、シリンダー12の先端部にはEリング1
6をもつて取り付けたリング板17が設けてあ
り、このリング板17にはその周囲部分よりシリ
ンダーアウター13の外方に延びた細長いばね板
17aが一体形成してある。
ばね板17aはその先方部分が斜状形成してあ
り、この先方部分によつて後述するストツパーが
押し上げられる。
上記したリング板17はシリンダー12の先端
部より突き出た連繋突部12dの基部に遊嵌して
あり、また、そのばね板17aの両側がシリンダ
ーアウター13に設けたストツパー取り付け用の
並行壁13bによつて囲われていることから、この
リング板17はシリンダー12の回動力を受けること
なく、シリンダー12の横方向移動にのみ従動す
る。
なお、リング板17とそのばね板17aは剛体
などの非弾性材で構成してもよく、また、ばね板
17aに相当する部分は丸棒、角棒として形成し
てもよい。
シリンダー12より突き出た連繋突部12dは
ほぼ角形のもので、これはカム板18に設けたほ
ぼ角形の連繋孔18aに嵌入させてシリンダー1
2をカム体18に連結させてある。連繋突部12
dの先端と連繋孔18aの孔底との間隔はシリン
ダー12を没入移動させたとき連繋突部12dが
進出する空間である。
上記カム体18は装置本体11に回転自在に内
装されており、その両側面がカム形成されてい
る。すなわち、カム体18の一側(図面では右
側)が第5図に示す如く、ほぼ半円形の凹部18
bと、この凹部領域のほぼ中央に設けた係止凸部
18cとよりなるカム形状をなしている。形状凸
部18cは図面より分かるように、直径方向に沿
つた一面と直径方向に比較して傾斜した他面とを
有している。
以下に詳述する通り、キーの進み回動に当つて
は上記他面が先行面となり、キーの戻し回動に際
しては上記一面が先行面となる。
先端を上記カムの凹部18bに進出させたスト
ツパー19は並行壁13bに支軸20をもつて旋
回自在に軸支されており、その一側に係架したス
プリング21の拡圧作用により時計方向の旋回勢
力が与えてある。
このストツパー19には切込斜部が形成してあ
り、この斜部には上記したばね板17aの先方部
分が当接される。
上記カム体18の他面(図面では左側)はステ
アリングロツク用のカム形状をなし、このカムに
よつてスライダー22を駆動する。このような構
成からなるステアリングロツク機構は周知である
から説明を省略する。
その他、図示する符号23は係止扞、24はス
タータスイツチであり、これらの各部材は上記し
た従来例のものと同じである。
次に、第6図〜第10図に示した動作過程図を
参照しながら上記ステアリングロツクの動作につ
いて説明する。
先ず、エンジンを始動させる場合には、周知の
ようにキーをシリンダー錠に差し入れ、このキー
をLOCK位置から、ACC、ON、STARTの各位
置に向かつて進み回動させる。この回動操作にお
いてはシリンダー12の長溝12bが剛球14に
対して接触することなく回動し、また、カム体1
8の係止凸部18cがストツパー19の先端を押
し退けて回動し、キーがON位置にある場合には
第6図aの状態となつている。
エンジンを停止させる場合には、キーをON位
置からLOCK位置に向つて戻し回動させるが、キ
ーがACC位置まで回動されたとき、カム体18
の係止凸部18cがストツパー19の先端に突き
当たるため、キーの戻し回動が阻止される。第6
図bはこの動作段階を示している。
また、上記の戻し回動では、シリンダー12の
長溝12bが剛球14に対して接触することなく
戻り回動し、キーがACC位置まで戻り回動され
たとき、剛球14が傾斜面12cの降下位置に対
向するようになる。第8図はこの動作段階におけ
る傾斜面12cと剛球14との位置関係を示して
いる。
上記の動作段階でシリンダー12を没入移動さ
せると、第6図c及び第7図に示す如く、ストツ
パー19がばね板17aによつて押し上げられ、
カム体18の係止が解かれる。一方、剛球14は
傾斜面12cによつて押し戻され、第9図に示す
ように後退する。
これより、シリンダー12を没入移動させたま
までキーを僅か戻し回動させれば、第6図dに示
した通り、カム体18の係止凸部18cがストツ
パー先端を通過する。このとき、傾斜面12cも
回動するが、剛球14は傾斜面領域をはみ出な
い。即ち、没入移動状態でのシリンダー12の回
動範囲はシリンダー12及びシリンダーアウター
13に設けた凹凸部12a,13aによつて定め
てあり、この回動範囲でのシリンダー12の回動
によつては剛球14が傾斜面領域をはみ出ること
がないように構成してある。
上記の動作状態では剛球14が傾斜面12cの
高所部分に位置しており、剛球14の突出勢力と
傾斜面12cとの力学作用によつてシリンダー1
2に対する復帰力が働いている。
したがつて、シリンダー12の没入移動力を解
放させれば、シリンダー12が直ちに浮動復帰す
るから、その後はキーをLOCK位置まで戻し回動
させる。
なお、このシリンダー12の復帰移動に連れ
て、ストツパー19が第1図に示す状態に復動
し、剛球14が長溝12bに再び突入する。この
場合、傾斜面12cの降下位置が長溝幅のほぼ中
央にあるので、剛球14が長溝12bの幅方向中
央に対向するようになる。
上記した通り、エンジンを停止させる場合に
は、キーの戻し回動操作とシリンダー12の押し
込み操作との2モーシヨンとなる。
なお、キーの回動にしたがつてスタータスイツ
チ24が動作し、また、ステアリングロツク装置
が動作するが、このようなことは周知であるから
説明を省略する。
また、本発明を実施するに際しては、第11図
及び第12図に示す通り、傾斜面12cの降下位
置に当る長溝底を一段高くしたり、第13図及び
第14図に示す如く、長溝12bの底縁より傾斜
面12cを設けるようにしてもよい。
ただし、長溝12bの底縁より傾斜面12cを
設けた場合には、シリンダー12の復帰移動にか
かわらず剛球14が長溝12bの幅方向中央に対
向せず、第14図に示す状態となる。しかし、そ
の後にシリンダー12を戻し回動させたとき、傾
斜面12cの側壁12c′が剛球14を押し出すよ
うに作用するから、剛球14が長溝12bの幅方
向中央に対向するまでシリンダー12が後退す
る。更に、本発明を実施するに際しては、剛球1
4を装置本体11に設けるようになしてもよく、
或いは、長溝12b及び傾斜面12cをシリンダ
ーアウター13側に、突出勢力を有する剛球14
をシリンダー12側に設けても同様の効果を得
る。
2モーシヨン機構を解除させるためにシリンダ
ー12を引き出す構成のものは、傾斜面12cの
傾斜方向を上記とは逆に形成し、この傾斜面を長
溝12bに対して上記とは反対側に設ければよ
い。
上記した実施例では、シリンダー12を没入移
動させたまま僅か戻し回動させて2モーシヨン機
構の解除を行なう構成としたが、一時的にシリン
ダー12を没入移動させるだけでその解除を図る
べく実施し得る。
このように実施するには、カム体18の連結部
に機械的な遊びを設け、このカム体18がシリン
ダー12に対して多少独立回動するようになす。
この実施例によれば、シリンダー12が没入移
動されて第7図の動作状態となつたとき、カム体
18がロツク用のスライダー24の復帰力を受け
て機械的な遊び分だけ独立回動し、係止凸部18
cがストツパー先端を通過する。したがつて、没
入移動させたシリンダー12を直ちに復帰移動さ
せ、続いてキーをLOCK位置に戻し回動させるこ
とができる。
上記した各実施例では、ACC位置で2モーシ
ヨン機構を動作させるようにしたが、シリンダー
12及びシリンダーアウター13に設けた凹凸部
12a,13a、シリンダー12に形成した傾斜
面12c、カム体18の係止凸部18cなどの配
置を適当に変更すれば、LOCK位置〜ON位置の
任意の位置で動作する2モーシヨン機構を構成し
得る。
「発明の効果」 上記した通り、本発明に係るシリンダーの復帰
移動装置によれば、シリンダーの非移動下では剛
球が長溝に対して接触しないように突入している
から、キーの進み回動及び戻し回動が極めて軽
く、また、2モーシヨン機構の解除のために移動
させたシリンダーは剛球と傾斜面との力学作用に
よつて復帰移動するので、その移動が迅速に行な
われる。
更に、剛球とこれに突出勢力を与えるスプリン
グはシリンダー錠に装備され、シリンダー錠と共
に装置本体に組み付けることができ、従来製品に
比べて組み付け作業が容易となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るシリンダー復帰移動装置
を備えたステアリングロツクの一部切欠き側面
図、第2図は当該ステアリングロツクの一部切欠
き底面図、第3図はシリンダーの拡大斜視図、第
4図は第3図上のA−A線断面図、第5図はカム
体の正面図、第6図a〜dは動作状態を示すカム
体の正面図、第7図は動作状態を示す第1図同様
の一部切欠き側面図、第8図〜第10図は動作状
態を示すシリンダーとシリンダーアウターの部分
的な拡大断面図、第11図は他の実施例を示すシ
リンダーとシリンダーアウターの部分的な拡大断
面図、第12図は当該実施例におけるシリンダー
の部分的な輪切り拡大断面図、第13図及び第1
4図は他の実施例を示すシリンダーとシリンダー
アウターの部分的な拡大断面図、第15図は従来
例を示すステアリングロツクの一部切欠き側面図
である。 11……装置本体、12……シリンダー、12
b……長溝、12c……傾斜面、12d……連繋
突部、13……シリンダーアウター、14……剛
球、16……Eリング、17……リング板、17
a……ばね板、18……カム体、18a……連繋
孔、18b……凹部、18c……係止凸部、19
……ストツパー。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 キーを差し入れ位置へ戻し回動させる過程で
    キー操作を一旦阻止し、シリンダーの進退方向移
    動に応動して上記阻止を解除する2モーシヨン機
    構を備えたステアリングロツクにおいて、シリン
    ダーアウターまたはシリンダーのいずれか一方に
    は、これらの他方に向かう突出勢力を与えると共
    に突出球面に制限を持たせた剛球を設け、シリン
    ダーアウターまたはシリンダーのいずれか他方に
    は、上記剛球がシリンダーの非移動下に突入する
    ようにシリンダーの回転方向に沿つて形成した長
    溝と、シリンダーの移動方向に傾斜してシリンダ
    ーの移動下に上記剛球を退動させる上記長溝に連
    通した傾斜面とを形成し、シリンダーが上記傾斜
    面に対する上記剛球の押動により復帰移動するよ
    うにしたシリンダーの復帰移動装置。 2 上記剛球をシリンダーアウター内面より突出
    させ、上記剛球に対向する長溝と傾斜面とをシリ
    ンダー周囲に形成してなる特許請求の範囲第1項
    に記載したシリンダーの復帰移動装置。 3 シリンダーの回動にかかわらず、上記剛球が
    上記長溝に対して接触しないように突入する構成
    の特許請求の範囲第1項に記載したシリンダーの
    復帰移動装置。 4 上記傾斜面の降下位置が上記長溝の底幅ほぼ
    中央となるように定めた特許請求の範囲第1項に
    記載したシリンダーの復帰移動装置。 5 上記傾斜面が連通する部分に当る長溝底を僅
    か隆起させてなる特許請求の範囲第1項に記載し
    たシリンダーの復帰移動装置。
JP14596284A 1984-07-16 1984-07-16 ステアリングロツク用シリンダ−の復帰移動装置 Granted JPS6124651A (ja)

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