JPH0431891Y2 - - Google Patents

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JPH0431891Y2
JPH0431891Y2 JP4394086U JP4394086U JPH0431891Y2 JP H0431891 Y2 JPH0431891 Y2 JP H0431891Y2 JP 4394086 U JP4394086 U JP 4394086U JP 4394086 U JP4394086 U JP 4394086U JP H0431891 Y2 JPH0431891 Y2 JP H0431891Y2
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JP
Japan
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leading arm
cross member
arm bracket
body frame
vehicle body
Prior art date
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JP4394086U
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JPS62156082U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
この考案は車体フレーム構造に関する。
【従来の技術】
従来の車体フレーム構造としては、例えば第6
図及び第7に示すようなものがある〔トヨタラン
ドクルーザー新型車解説書(昭和60年10月16日発
行)参照〕。 1はサイドメンバーで、車体フレーム2におけ
る左右両側の骨組みを前後方向にわたつて形成し
ているものである。3はクロスメンバーで、前記
左右両サイドメンバー1間に架設されるものであ
る。このクロスメンバー3の長さは両サイドメン
バー1間の距離よりも若干長く設定されており、
従つてクロスメンバー3の両端部3aは両サイド
メンバー1よりも外側へ若干出つ張ることとな
る。そして、この出つ張つた両端部3aを、予め
サイドメンバー1の側面部4に溶接固定した湾曲
ブラケツト5へ、各々ボルト6にて取付けたもの
である。このクロスメンバー3よりも若干前方の
サイドメンバー1下面にはリーデイングアームブ
ラケツト7が設けられており、このリーデイング
アームブラケツト7にサスペンシヨン8を支持す
るリーデイングアーム9の基端部が取付けられて
いる。
【考案が解決しようとする問題点】
この考案はこのような従来の技術に基づいてな
されたものであり、車体フレーム2の全体的な強
度・剛性の向上、並びにその組付作業性の向上を
更に図らんとするために、車体フレーム2におけ
るクロスメンバー3の取付個所近辺の構造を改良
したものである。
【問題点を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、この考案に係る
車体フレーム構造のリーデイングアームブラケツ
トは、左右両サイドメンバーに各々固定され、こ
の固定されたリーデイングアームブラケツトとサ
イドメンバーの両方の下面部へ、クロスメンバー
の両端部を取付けたものである。
【作用】
従つて、クロスメンバーがサイドメンバー及び
リーデイングアームブラケツトの両方に固定され
るので、クロスメンバー、リーデイングアームブ
ラケツト、サイドメンバーの三者間の取付強度が
互いに向上することとなり、車体フレームの全体
的な強度・剛性を図ることができるものである。
しかも、リーデイングアームブラケツトがクロス
メンバーを固定するブラケツト兼用となるので、
従来に比べてその分、車体フレームの組付作業性
が向上する。
【実施例】
以下この考案の好適な実施例を図面に基づいて
説明する。尚、従来と重複する説明は省略するも
のとする。 10がリーデイングアームブラケツトで、断面
「コ」の字形状をしており、それぞれ作業開口1
1,12,13を有する上面部14、側面部1
5、下面部16とから形成されている。そして、
このリーデイングアームブラケツト10の内側前
方部分には、リーデイングアーム10の取付部1
7が設けられており、この取付部17の取付穴1
8内にリーデイングアーム19基端のブツシユ2
0が嵌装・取付けされている。また、下面部16
には各々前後一対の溶接ナツト付きボルト穴2
1、とボルト穴22が左右に各々設けられてい
る。尚、サイドメンバー24の下面部25には、
前記ボルト穴22に対応する溶接ナツト付きボル
ト穴27が設けられており、クロスメンバー28
にも上記ボルト穴21,22,27に対応する4
つのボルト穴が予め設けられているものである。
また、両サイドメンバー24の内側部分に相当す
るクロスメンバー28には補強用クロスメンバー
29が上側から取付けてある。 このリーデイングアームブラケツト10は、そ
の上面部14の側縁をサイドメンバー24の上面
部30へ溶接することにより予め固定されてい
る。そして、この固定されたリーデイングアーム
ブラケツト10及びサイドメンバー24の両方の
下面部16,25へ、クロスメンバー28の両端
部28aを位置合わせした後、この両端部28a
をボルト穴21及びボルト穴22,27へ、下側
から各々ボルト31にて取付けたものである。 従つて、クロスメンバー28の両端部28a
は、サイドメンバー24及びリーデイングアーム
ブラケツト10の両方に対してボルト31止めさ
れるので、クロスメンバー28のサイドメンバー
24に対する取付強度が向上する。また、一方リ
ーデイングアームブラケツト10もサイドメンバ
ー24及びクロスメンバー28の両方へ取付けら
れることになるので十分な固定強度を得ることが
でき、リーデイングアーム19の基端側を確実に
支持することができる。また、リーデイングアー
ムブラケツト10をサイドメンバー24の長手方
向に沿つて固定しているので、このリーデイング
アームブラケツト10がサイドメンバー24の補
強部材となり、前記クロスメンバー28とあいま
つて、車体フレーム32の全体的な強度・剛性の
向上を図れるものである。更に、サイドメンバー
24にリーデイングアームブラケツト10を固定
するだけで、リーデイングアーム19とクロスメ
ンバー28の両方の取付を行うことができるの
で、従来のようにリーデイングアーム19用及び
クロスメンバー28用の取付ブラケツトを別々に
設ける必要がなく、車体フレーム32全体の組付
作業性が格段と向上するものである。 第5図はこの考案の他の実施例を示すものであ
る。この実施例におけるリーデイングアームブラ
ケツト33は、サイドメンバー34に溶接固定さ
れる上面部35と、リーデイングアーム用の取付
穴36を有する縦壁部37と、溶接ナツト付きボ
ルト穴38を設けた下面部39と、から形成され
ている。予め4つのボルト穴を設けたクロスメン
バー40を、サイドメンバー34に固定されてい
るこのリーデイングアームブラケツト33の溶接
ナツト付きボルト穴38と、サイドメンバー34
の下面部41に設けた溶接ナツト付きボルト穴4
2へ、ボルト43にて取付けるものである。その
他の構成及び作用効果は先の実施例と同様につき
重複説明を省略する。
【効果】
この考案に係る車体フレーム構造は以上説明し
てきた如き内容のものであつて、クロスメンバー
の取付強度向上は元より車体フレームの全体的な
強度・剛性の向上が図れるので、車体フレーム全
体がねじれ等の外力に対して強くなり、またリー
デイングアームの取付けも確実となるので、サス
ペンシヨンが安定し走行性が向上するという効果
がある。 また、サイドメンバーにリーデイングアームブ
ラケツトを固定するだけで、リーデイングアーム
とクロスメンバーの両方の取付を行うことができ
るので、従来のようにリーデイングアーム用及び
クロスメンバー用の取付ブラケツトを別々に設け
る必要がなく、その分車体フレーム全体の組付作
業性が向上するという効果もある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例に係る車体フレー
ム構造を示す斜視図、第2図は第1図中のリーデ
イングアームブラケツトの内側部分を示す斜視
図、第3図は第1図中矢示方向から見た平面
図、第4図は第1図中矢示方向から見た側面
図、第5図はこの考案の他の実施例を示す第1図
相当の斜視図、第6図はこの考案の従来例を示す
車体フレームの全体斜視図、そして第7図は第6
図中の矢示部を示す拡大図である。 1,24,34……サイドメンバー、2,32
……車体フレーム、3,28,40……クロスメ
ンバー、3a,28a……クロスメンバーの両端
部、6,31,43……ボルト、7,10,33
……リーデイングアームブラケツト、8……サス
ペンシヨン、9,19……リーデイングアーム、
16,39……下面部(リーデイングアームブラ
ケツトの)、25,41……下面部(サイドメン
バーの)。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 左右の両サイドメンバー間に架設されるクロス
    メンバーと、サスペンシヨン支持用のリーデイン
    グアームをサイドメンバーに取付けるためのリー
    デイングアームブラケツトと、を備える車体フレ
    ーム構造において、 上記リーデイングアームブラケツトは左右両サ
    イドメンバーに各々固定され、この固定されたリ
    ーデイングアームブラケツトとサイドメンバーの
    両方の下面部へ、クロスメンバーの両端部を取付
    けたことを特徴とする車体フレーム構造。
JP4394086U 1986-03-27 1986-03-27 Expired JPH0431891Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4394086U JPH0431891Y2 (ja) 1986-03-27 1986-03-27

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4394086U JPH0431891Y2 (ja) 1986-03-27 1986-03-27

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62156082U JPS62156082U (ja) 1987-10-03
JPH0431891Y2 true JPH0431891Y2 (ja) 1992-07-30

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ID=30861275

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JP4394086U Expired JPH0431891Y2 (ja) 1986-03-27 1986-03-27

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JPS62156082U (ja) 1987-10-03

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