JPH0431877Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0431877Y2 JPH0431877Y2 JP1985045898U JP4589885U JPH0431877Y2 JP H0431877 Y2 JPH0431877 Y2 JP H0431877Y2 JP 1985045898 U JP1985045898 U JP 1985045898U JP 4589885 U JP4589885 U JP 4589885U JP H0431877 Y2 JPH0431877 Y2 JP H0431877Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- stopper
- stopper plate
- bracket
- seatbelt
- support member
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 8
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 8
- XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N Iron Chemical compound [Fe] XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 2
- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 description 2
- 239000007769 metal material Substances 0.000 description 2
- 229910052742 iron Inorganic materials 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Automotive Seat Belt Assembly (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案はシートベルトの支持装置に関する。
第９図は第１従来例のシートベルトの支持装置
を示す。この支持装置は、衝突時にバツクル取付
ブラケツト１１のピン１２を相手側のノコギリ状
のノツチが設けられ又その一端をボデー１３に固
定された板金プレート１４に引掛けてシートバツ
クル１からの荷重エネルギをボデーに伝達して吸
収する構造となつているが構造が複雑な欠点があ
る。第８図に示す第２従来例はシートベルトバツ
クル１がシート２に取付けられ間接的にボデーに
固定されているが、高速での衝突時にはベルトの
ロツクが外れるおそれがある。
を示す。この支持装置は、衝突時にバツクル取付
ブラケツト１１のピン１２を相手側のノコギリ状
のノツチが設けられ又その一端をボデー１３に固
定された板金プレート１４に引掛けてシートバツ
クル１からの荷重エネルギをボデーに伝達して吸
収する構造となつているが構造が複雑な欠点があ
る。第８図に示す第２従来例はシートベルトバツ
クル１がシート２に取付けられ間接的にボデーに
固定されているが、高速での衝突時にはベルトの
ロツクが外れるおそれがある。
本考案の目的は、前記従来装置の欠点を解消し
構造をさらに簡素化し、コストダウンと安全性の
より強化をはかつたシートベルトの支持装置を提
供するにある。
構造をさらに簡素化し、コストダウンと安全性の
より強化をはかつたシートベルトの支持装置を提
供するにある。
本考案のシートベルトの支持装置は板金材の中
央部に長溝加工したストツパプレートと、板金材
に穴加工したッストツパブラケツトを長溝の係合
溝内に回転のみを係止されるように嵌合された係
合部を介して組み合わせて衝突時バツクルへの荷
重が入力したときに両者間のこじりとしめ上げに
よつて生じる摩擦力で前記荷重Ｆをストツパプレ
ート経由でボデーフロア側に逃がすようにしたの
が特徴である。
央部に長溝加工したストツパプレートと、板金材
に穴加工したッストツパブラケツトを長溝の係合
溝内に回転のみを係止されるように嵌合された係
合部を介して組み合わせて衝突時バツクルへの荷
重が入力したときに両者間のこじりとしめ上げに
よつて生じる摩擦力で前記荷重Ｆをストツパプレ
ート経由でボデーフロア側に逃がすようにしたの
が特徴である。
〔実施例〕
以下第１〜７図を参照して、本考案の一実施例
について説明する 第１図は実施例の斜視図、第２図は第１図の
矢視図、第３図は第１変形例の正面図、第４図は
第３図の矢視図、第５図はストツパブラケツト
部分の変形例を示す斜視図、第６図はストツパプ
レートの溝内にノツチ加工をした変形例の斜視
図、第７図はストツパブラケツトのピンを２本と
した変形例の斜視図である。第１〜第２図によつ
て第１実施例について説明する。
について説明する 第１図は実施例の斜視図、第２図は第１図の
矢視図、第３図は第１変形例の正面図、第４図は
第３図の矢視図、第５図はストツパブラケツト
部分の変形例を示す斜視図、第６図はストツパプ
レートの溝内にノツチ加工をした変形例の斜視
図、第７図はストツパブラケツトのピンを２本と
した変形例の斜視図である。第１〜第２図によつ
て第１実施例について説明する。
シートベルトの支持方法としては、従来はシー
トベルトよりの荷重を座席のフレームを介してボ
デーフロアに間接的に伝達していたが、本考案の
実施では衝突時のシートベルトよりの荷重をスト
ツパブラケツト５とストツパプレート６を介して
直接的にボデーフロアに伝達してこれを吸入し、
シートベルトの支持をより確実にするようにした
ものである。
トベルトよりの荷重を座席のフレームを介してボ
デーフロアに間接的に伝達していたが、本考案の
実施では衝突時のシートベルトよりの荷重をスト
ツパブラケツト５とストツパプレート６を介して
直接的にボデーフロアに伝達してこれを吸入し、
シートベルトの支持をより確実にするようにした
ものである。
ストツパプレート６は細長い板金製であり、そ
のセンタに沿つて係合溝即ち長溝８が穿設され、
さらにストツパプレート６の後方はボデーフロア
に固定されている。ストツパブラケツト５は第２
図に示すように２枚の鉄板を曲げて上下で固定
し、ストツパプレート６と同一断面形の角穴状に
形成し、その角穴内にはストツパプレート６が挿
入されている。又ストツパブラケツト５の中央部
に設けられたピン穴部とストツパプレート６の長
溝部８には一辺が長溝部の幅と同一の角型断面の
ピン即ち係合部１０を差し込んで組み立てられて
いる。このストツパブラケツト５はブラケツト７
を介してシートのアツパレール４に固定されて、
又このストツパブラケツト５の上部に形成された
挟持部材５ａにはシートベルトのタングが差し込
まれるシートベルトバツクル１がねじ止めされて
いる。
のセンタに沿つて係合溝即ち長溝８が穿設され、
さらにストツパプレート６の後方はボデーフロア
に固定されている。ストツパブラケツト５は第２
図に示すように２枚の鉄板を曲げて上下で固定
し、ストツパプレート６と同一断面形の角穴状に
形成し、その角穴内にはストツパプレート６が挿
入されている。又ストツパブラケツト５の中央部
に設けられたピン穴部とストツパプレート６の長
溝部８には一辺が長溝部の幅と同一の角型断面の
ピン即ち係合部１０を差し込んで組み立てられて
いる。このストツパブラケツト５はブラケツト７
を介してシートのアツパレール４に固定されて、
又このストツパブラケツト５の上部に形成された
挟持部材５ａにはシートベルトのタングが差し込
まれるシートベルトバツクル１がねじ止めされて
いる。
次に前記実記実施例の作用について説明する。
第１図で衝突時の衝撃力Ｆが安全ベルトよりシ
ートベルトバツクル１に働くとストツパブラケツ
ト５は角形のピン１０のまわりに矢印Ｔ方向のモ
ーメントとうける為角形ピン１０もストツパプレ
ート６の長溝８内で回転しようとするが、ストツ
パプレート６の上下面はストツパブラケツト５で
囲まれているため拡がることが出来ない。従つて
角形ピン１０はこじられ締め上げられて長溝面に
強い力で押し付けられる。この部分で発生する摩
擦力によつて、シートベルトより作用する衝撃力
をストツパプレート６を介してボデーフロアに伝
達しエネルギを吸収する。
ートベルトバツクル１に働くとストツパブラケツ
ト５は角形のピン１０のまわりに矢印Ｔ方向のモ
ーメントとうける為角形ピン１０もストツパプレ
ート６の長溝８内で回転しようとするが、ストツ
パプレート６の上下面はストツパブラケツト５で
囲まれているため拡がることが出来ない。従つて
角形ピン１０はこじられ締め上げられて長溝面に
強い力で押し付けられる。この部分で発生する摩
擦力によつて、シートベルトより作用する衝撃力
をストツパプレート６を介してボデーフロアに伝
達しエネルギを吸収する。
第３〜４図は本考案の第２実施例でストツパブ
ラケツト５が一枚板より成形されている点が異る
が、その作用効果は第１実施例と同様である。第
５図はストツパブラケツト５の変形例、第６図は
ストツパプレート６の長溝８にノツチ加工した変
形例で該部に発生する摩擦力の拡大をねらつたも
の、第７図はストツパブラケツト５とストツパプ
レート６に挿入されるピンを２個にして丸形ピン
に変更した変形例で以上の第５〜７図の変形例の
作用効果は第１実施例と同様である。
ラケツト５が一枚板より成形されている点が異る
が、その作用効果は第１実施例と同様である。第
５図はストツパブラケツト５の変形例、第６図は
ストツパプレート６の長溝８にノツチ加工した変
形例で該部に発生する摩擦力の拡大をねらつたも
の、第７図はストツパブラケツト５とストツパプ
レート６に挿入されるピンを２個にして丸形ピン
に変更した変形例で以上の第５〜７図の変形例の
作用効果は第１実施例と同様である。
本考案は以上のように構成されており、本考案
によれば、ウケビング支持部材に引張荷重が加わ
ると、ストツパブラケツト自体の回転にともな
い、係合部がッストツパプレートの係合溝を押し
拡げるように係合し、かつストツパブラケツトの
挟持部材がストツパプレートをその上下外面方向
から締めつけるため、ウエビング支持部材に加わ
る荷重が直ちに車体側へ伝達される。これによ
り、部品点数も少なくかつ信頼性の高い装置を提
供できる。
によれば、ウケビング支持部材に引張荷重が加わ
ると、ストツパブラケツト自体の回転にともな
い、係合部がッストツパプレートの係合溝を押し
拡げるように係合し、かつストツパブラケツトの
挟持部材がストツパプレートをその上下外面方向
から締めつけるため、ウエビング支持部材に加わ
る荷重が直ちに車体側へ伝達される。これによ
り、部品点数も少なくかつ信頼性の高い装置を提
供できる。
第１図は第１実施例の斜視図、第２図は第１図
の矢視図、第３図は第１変形例の正面図、第４
図は第３図の矢視図、第５図はストツパブラケ
ツト部分の第２変形例を示す斜視図、第６図はス
トツパプレートの溝内にノツチ加工をした変形例
の斜視図、第７図はストツパブラケツトのピンを
２本とした変形例の斜視図、第８図は第１従来例
の正面図、第９図は第２従来例の概略説明図であ
る。 １……ウエビング支持部材（シートベルトバツ
クル）、２……シートクツシヨン、５……ストツ
パブラケツト、６……ストツパプレート、８……
係合溝、１０……係合部。
の矢視図、第３図は第１変形例の正面図、第４
図は第３図の矢視図、第５図はストツパブラケ
ツト部分の第２変形例を示す斜視図、第６図はス
トツパプレートの溝内にノツチ加工をした変形例
の斜視図、第７図はストツパブラケツトのピンを
２本とした変形例の斜視図、第８図は第１従来例
の正面図、第９図は第２従来例の概略説明図であ
る。 １……ウエビング支持部材（シートベルトバツ
クル）、２……シートクツシヨン、５……ストツ
パブラケツト、６……ストツパプレート、８……
係合溝、１０……係合部。
Claims (1)
- シートクツシヨンの側方で車両の前後方向に延
在しその中心線に沿つて係合溝を設け、後端部が
ポデーフロアに固定されたストツパプレートと；
シートクツシヨンの側部に設けられシートクツシ
ヨンと共に前後動するウエビング支持部材と、同
ウエビング支持部材に連結されると共に、上記ス
トツパプレートに該プレートの上下外面との間に
間隙を存して遊嵌された挟持部材と、上記ストツ
パプレートの係合溝内に同溝の上下面との間に間
隙を存して嵌合された係合部とを有するストツパ
ブラケツトとを備え、該ストツパブラケツトは、
上記ウエビング支持部材に引張荷重が加わつたと
き同ストツパブラケツト自体が回転可能にされて
上記係合部がストツパプレートの係合溝と係合す
ると共に上記挟持部材がストツパプレートの上下
外面方向から締めつけることによつて上記荷重を
車体に伝達するように構成されたことを特徴とす
るシートベルトの支持装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1985045898U JPH0431877Y2 (ja) | 1985-03-30 | 1985-03-30 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1985045898U JPH0431877Y2 (ja) | 1985-03-30 | 1985-03-30 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61163763U JPS61163763U (ja) | 1986-10-11 |
| JPH0431877Y2 true JPH0431877Y2 (ja) | 1992-07-30 |
Family
ID=30559793
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1985045898U Expired JPH0431877Y2 (ja) | 1985-03-30 | 1985-03-30 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0431877Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS61117054U (ja) * | 1985-01-08 | 1986-07-24 |
-
1985
- 1985-03-30 JP JP1985045898U patent/JPH0431877Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61163763U (ja) | 1986-10-11 |
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