JPH0431768Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0431768Y2
JPH0431768Y2 JP3609987U JP3609987U JPH0431768Y2 JP H0431768 Y2 JPH0431768 Y2 JP H0431768Y2 JP 3609987 U JP3609987 U JP 3609987U JP 3609987 U JP3609987 U JP 3609987U JP H0431768 Y2 JPH0431768 Y2 JP H0431768Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vehicle
storage box
tool storage
cable drum
cable
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP3609987U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS63143009U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP3609987U priority Critical patent/JPH0431768Y2/ja
Publication of JPS63143009U publication Critical patent/JPS63143009U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0431768Y2 publication Critical patent/JPH0431768Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Electric Cable Installation (AREA)
  • Unwinding Of Filamentary Materials (AREA)
  • Body Structure For Vehicles (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、車輌の運転席後方の荷台フレーム
上に配置した左右一対の軸受装置間にケーブルド
ラムを回動可能に橋架してなるケーブル延線車に
おける道具収納箱に関する。
(従来の技術) 電柱の建て替え工事等の際に長時間の停電を避
けるために仮設給電路を設ける考えが知られてい
る。第3図に示したものは仮設給電路となるケー
ブルを巻き取つた6個のケーブルドラムを備えて
なるケーブル延線車である。第3図において1は
車体フレーム、2は車体フレーム上に固着された
荷台フレームである。3,4は前後に離隔して荷
台フレーム2に固定配設した支柱であり、夫々左
右一対ずつ設けられている。5は内方に向かつて
その凹部を形成した断面U字状の周回軌道であり
前記支柱3,4に支持されている。6はこれら支
柱3,4間を連結するブラケツトである。7は前
記両ブラケツト6のうちの一方のブラケツト6の
外側に配設した駆動装置である。この駆動装置7
は前記両ブラケツト6,6間に回動自在に軸支さ
れた中心軸8を回動駆動する。前記中心軸8はそ
の両端部であつて前記ブラケツト6より内方位置
に、中心軸8と直交すると共に60°間隔で放射状
に伸びた6本のアーム9よりなるアーム集合体の
基端部を夫々固着している。前記アーム9はその
先端から中央部にかけてガイド溝10を穿設して
いる。そして、前記支柱3,4周回軌道5、ブラ
ケツト6、中心軸8、アーム9、ガイド溝10で
軸受装置Gを形成している。11はケーブルドラ
ムであり、その中心軸が両外方に穿出しており、
前記両ガイド溝10、周回軌道5に中心軸が係合
してケーブルドラム11が橋架状態になつてい
る。したがって前記駆動装置7の駆動と共にアー
ム9が回転すると回転力がケーブルドラム11の
中心軸に伝達されてケーブルドラム11は周回軌
道5に沿つて移動するものである。そして荷台の
後端部に達したケーブルドラム11は、ケーブル
ドラム11の前記中心軸に設けたギア(図示せ
ず)を駆動装置(図示せず)によつて駆動するこ
とにより単独駆動されてケーブルの巻き取り繰り
出しがなされるものである。Aは、前記ケーブル
ドラム11の周回軌道5より前方位置で、かつ前
記ケーブルドラム11と干渉しない位置に配置さ
れた前方道具収納箱である。
(考案が解決しようとする問題点) しかしながら、この種荷台の前方位置に配置さ
れた前方道具収納箱Aは、前記ケーブルドラム1
1と干渉しないように配置する必要があることか
ら、その前後方向長さを十分に確保することがで
きず、架設給電工事に必要とする多くの道具類を
収納しきれないという問題があつた。
本考案は、工具類の収納量を多くとることがで
き、しかもケーブルドラム装置のメンテナンス作
業時には車輌の側方に十分な作業空間が得られる
ようにした新規なケーブル延線車における道具収
納箱を提供することを目的とするものである。
(問題点を解決するための手段) 上記の目的を達成するために、本考案のケーブ
ル延線車における道具収納箱は次の如く構成す
る。すなわち、 車輌の運転席後方の荷台フレーム上に配置した
左右一対の軸受装置間にケーブルドラムを回動可
能に橋架してなるケーブル延線車において、 前記左右一対の軸受装置の少なくとも一方の軸
受装置と車輌の車幅方向側縁間に車輌の前後方向
に沿つて取り付けられる道具収納箱であつて、そ
の前端部又は後端部を当該端部を中心に水平方向
に回動可能なよう前記荷台フレーム又は前記軸受
装置に取り付けると共に、その外側縁が略車輌の
車幅方向側縁に沿つた格納位置で固定する解除可
能な固定装置を当該道具収納箱と車輌の荷台フレ
ームあるいは軸受装置間に設けた構成としたもの
である。
(作用) 上記の如く構成したことにより、軸受装置と車
幅方向側縁間のスペースを利用して道具収納箱を
新たに設置することができ、従前のものに比較し
て道具類の収納量を多くすることができるのであ
る。また道具収納箱がその端部を中心に水平方向
に回動可能に取り付けられているので、軸受装置
およびケーブルドラム等のメンテナンス作業の際
に、固定装置を解除して道具収納箱を水平方向に
回動させれば、車輌の側方に十分な作業空間が得
られるのである。
(実施例) 次に本考案を、具体的一実施例に基づき説明す
る。
第1図は、本考案の一実施例を示すケーブル延
線車の平面図であり、Aは前述した荷台フレーム
2の前方位置に配設した前方道具収納箱、Bは運
転室である。Cは前述したケーブルドラム11お
よび当該ケーブルドラム11を支持する軸受装置
G等から構成されたケーブルドラム装置である。
Dは道具収納箱であつて前記したケーブルドラム
装置Cのブラケツト6と車輌の車幅方向側縁E間
に車輌の前後方向に沿つて取り付けられている。
第2図に示したものは、前記第1図における、下
側の道具収納箱Dの斜視図であり、20は、荷台
フレーム2に固定配置した支柱である。当該支柱
20の上下位置には夫々角ボス21がボルトを介
して連結固定されている。22は、前記角ボス2
1に回動自在に支持された回転円柱である。23
は、回転円柱22にその一部が溶接された回転部
材である。この回転部材23には、複数段に仕切
られた道具収納箱Dの本体24の一端が溶接され
ている。25は前記回転部材23と反対側の道具
収納箱本体24外端部に設けた止着金具であり、
その先端部中央に凹溝26を形成している。27
は、道具収納箱Dを車輌の車幅方向側縁Eに沿つ
た位置(第1図図示位置)に位置させたときに、
前記凹溝26に遊貫するボルトである。そして前
記遊貫状態でナツト28によりボルト27に対し
止着金具25が移動するのを阻止される。これら
止着金具25、凹溝26、ボルト27、ナツト2
8により固定装置29を形成している。そして、
前記道具収納箱Dは、固定装置29を解除したと
き、回転円柱22を支点として水平方向に回動す
ることができるようになつている。このため道具
収納箱Dを車輌に対し側方へ略90°回動させた状
態に位置させれば、ケーブルドラム装置Cの側方
部が開放されるので、当該道具収納箱Dに邪魔さ
れることなくケーブルドラム装置Cのケーブルド
ラム11や軸受装置Gをメンテナンスすることが
できるのである。また固定装置29により道具収
納箱Dを固定した状態では、道具収納箱Dの外側
縁が略車輌の車幅方向側縁Eに沿つた格納位置に
位置させることができるようになつている。
(考案の効果) この考案は、従前デツドスペースであつたケー
ブル延線車の軸受装置と車輌の車幅方向側縁間の
スペースに道具収納箱を設けたので、スペースの
有効活用が図れて従前のケーブル延線車に比して
多くの工事用道具を一度に運搬出来る。また道具
収納箱は、水平方向に回動することができるよう
になつているので、車輌に対し略90°側方へ回動
させれば、ケーブルドラム装置の側方部が開放さ
れケーブルドラム装置のケーブルドラムや軸受装
置のメンテナンス作業が道具収納箱Dに邪魔され
ることなく行うことができるという効果を有する
ものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のケーブル延線車における道具
収納箱の一実施例を説明する平面図、第2図は同
道具収納箱の斜視図、第3図はケーブル延線車の
側面図である。 B……運転室、2……荷台フレーム、G……軸
受装置、11……ケーブルドラム、D……道具収
納箱、29……固定装置。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 車輌の運転室後方の荷台フレーム上に配置した
    左右一対の軸受装置間にケーブルドラムを回転可
    能に橋架してなるケーブル延線車において、 前記左右一対の軸受装置の少なくとも一方の軸
    受装置と車輌の車幅方向側縁間に車輌の前後方向
    に沿つて取り付けられる道具収納箱であつて、そ
    の前端部又は後端部を当該端部を中心に水平方向
    に回動可能なよう前記荷台フレーム又は前記軸受
    装置に取り付けると共に、その外側縁が略車輌の
    車幅方向側縁に沿つた格納位置で固定する解除可
    能な固定装置を当該道具収納箱と車輌の荷台フレ
    ームあるいは軸受装置間に設けたことを特徴とす
    るケーブル延線車における道具収納箱。
JP3609987U 1987-03-11 1987-03-11 Expired JPH0431768Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3609987U JPH0431768Y2 (ja) 1987-03-11 1987-03-11

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3609987U JPH0431768Y2 (ja) 1987-03-11 1987-03-11

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63143009U JPS63143009U (ja) 1988-09-20
JPH0431768Y2 true JPH0431768Y2 (ja) 1992-07-30

Family

ID=30846194

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3609987U Expired JPH0431768Y2 (ja) 1987-03-11 1987-03-11

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0431768Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS63143009U (ja) 1988-09-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH10502601A (ja) ゴムタイヤ車輪等で走行するクレーンの車輪転向方法および装置
JPH0431768Y2 (ja)
JP3317453B2 (ja) トロリ線張替方法及び装置
JPH08151188A (ja) 方向変換式スライドクレーンおよび搬送システム
CN108819828A (zh) 共享单车回收投放运输车
JPS62290610A (ja) 倉庫用クレ−ン
JPH0343780Y2 (ja)
JP2554229Y2 (ja) 単軌条敷設用工事車
JPH0679472A (ja) スポット溶接ロボット
JP2769133B2 (ja) 送電線の作業用振り子型自走機
JP2952474B2 (ja) 車両用補助台車
CN114475191B (zh) 一种发电动力装置旋转机构及运梁车
JP3963696B2 (ja) 林業運搬車におけるウインチ支柱
CN215516421U (zh) 用于汽车配件生产的框架吊运装置
CN217758999U (zh) 拖电挖掘机
JP2555520Y2 (ja) 杭の積込装置
CN220283427U (zh) 大跨度桥梁钢箱梁施工用卷扬系统
KR20240017663A (ko) 레일용 구동모듈 및 이를 이용한 자율주행 로봇
JPH03103016A (ja) ドラム移動型マニピュレータケーブル架渉車
KR20210125270A (ko) 이동식 강체전차선의 브래킷 시스템
JPS6219421Y2 (ja)
JP2503029Y2 (ja) エレクタ装置
SU1564105A1 (ru) Башенный кран
SU1039757A1 (ru) Транспортное средство дл перевозки грузов
JPH09228646A (ja) 双方向移動台車付き仮設テント