JPH04317374A - SiCデバイスの電極形成方法 - Google Patents
SiCデバイスの電極形成方法Info
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- JPH04317374A JPH04317374A JP3111195A JP11119591A JPH04317374A JP H04317374 A JPH04317374 A JP H04317374A JP 3111195 A JP3111195 A JP 3111195A JP 11119591 A JP11119591 A JP 11119591A JP H04317374 A JPH04317374 A JP H04317374A
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- electrode
- type sic
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- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 claims abstract description 9
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- 238000001704 evaporation Methods 0.000 abstract description 4
- 230000008020 evaporation Effects 0.000 abstract description 3
- 239000000758 substrate Substances 0.000 description 10
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- XKRFYHLGVUSROY-UHFFFAOYSA-N Argon Chemical compound [Ar] XKRFYHLGVUSROY-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 6
- 229910052786 argon Inorganic materials 0.000 description 3
- 239000007789 gas Substances 0.000 description 3
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- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
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Landscapes
- Led Devices (AREA)
- Electrodes Of Semiconductors (AREA)
- Junction Field-Effect Transistors (AREA)
- Insulated Gate Type Field-Effect Transistor (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、SiC発光ダイオー
ド、SiC MOS FET、SiC MES
FET、SiCバイポーラトランジスタ、SiCダイ
オード等のSiCデバイスの電極形成方法に関する。
ド、SiC MOS FET、SiC MES
FET、SiCバイポーラトランジスタ、SiCダイ
オード等のSiCデバイスの電極形成方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のSiCデバイスの電極は、月刊
Semiconductor World 19
86.11 SiC半導体への応用とその最近動向.
P.46に記載されている他、図6または図7に示すよ
うなものがある。
Semiconductor World 19
86.11 SiC半導体への応用とその最近動向.
P.46に記載されている他、図6または図7に示すよ
うなものがある。
【0003】図3は、SiC発光ダイオードを示してい
る。
る。
【0004】このSiC発光ダイオードは、次のように
して作製される。まず、N形SiC基板31の主面にN
形SiCエピタキシャル層32およびP形SiCエピタ
キシャル層33を形成する。
して作製される。まず、N形SiC基板31の主面にN
形SiCエピタキシャル層32およびP形SiCエピタ
キシャル層33を形成する。
【0005】次に、P形SiCエピタキシャル層33上
面にP形電極としてSi層34およびAl層35を電子
ビーム蒸着によって順次形成するとともにN形SiC基
板31の他の面にN形電極としてNi層36およびAu
層37を電子ビーム蒸着によって順次形成し、熱処理を
施すことによりそれぞれオーミック電極を形成する。
面にP形電極としてSi層34およびAl層35を電子
ビーム蒸着によって順次形成するとともにN形SiC基
板31の他の面にN形電極としてNi層36およびAu
層37を電子ビーム蒸着によって順次形成し、熱処理を
施すことによりそれぞれオーミック電極を形成する。
【0006】図4は、他のSiC発光ダイオードを示し
ている。
ている。
【0007】このSiC発光ダイオードは、次のように
して作製される。まず、N形SiC基板41の主面にN
形SiCエピタキシャル層42およびP形SiCエピタ
キシャル層43を形成する。
して作製される。まず、N形SiC基板41の主面にN
形SiCエピタキシャル層42およびP形SiCエピタ
キシャル層43を形成する。
【0008】次に、P形SiCエピタキシャル層43上
面にP形電極としてTi層44およびAl層45を電子
ビーム蒸着によって順次形成するとともにN形SiC基
板41の他の面にN形電極としてNi層46およびAu
層47を電子ビーム蒸着によって順次形成し、熱処理を
施すことによりそれぞれオーミック電極を形成する。
面にP形電極としてTi層44およびAl層45を電子
ビーム蒸着によって順次形成するとともにN形SiC基
板41の他の面にN形電極としてNi層46およびAu
層47を電子ビーム蒸着によって順次形成し、熱処理を
施すことによりそれぞれオーミック電極を形成する。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】図3のP形電極構造で
は、電極とSiCとの界面における反応が極めて激しく
、結晶性の低下や、LEDの光学的特性の経時変化が発
生する。さらにボールアップ等の形状変化も著しい。
は、電極とSiCとの界面における反応が極めて激しく
、結晶性の低下や、LEDの光学的特性の経時変化が発
生する。さらにボールアップ等の形状変化も著しい。
【0010】図4のP形電極構造では結晶性の低下や発
光特性、電気特性での問題はないが、900〜1000
℃の熱処理時にAl層45が蒸発し、オーミック性を低
下することがある。
光特性、電気特性での問題はないが、900〜1000
℃の熱処理時にAl層45が蒸発し、オーミック性を低
下することがある。
【0011】この発明は、光学的特性の経時変化および
形状変化の発生を防止できるとともに熱処理時にAlの
蒸発を防止でき、SiCデバイスの特性および信頼性の
向上化が図れるSiCデバイスの電極形成方法を提供す
ることを目的とする。
形状変化の発生を防止できるとともに熱処理時にAlの
蒸発を防止でき、SiCデバイスの特性および信頼性の
向上化が図れるSiCデバイスの電極形成方法を提供す
ることを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】この発明によるSiCデ
バイスの電極形成方法は、P形SiC表面にTa層、T
i層およびAl層を、P形SiC表面からTa層、Ti
層およびAl層の順またはTi層、Ta層およびAl層
の順に順次形成したのち熱処理を施すことにより、P形
オーミック電極を形成すること特徴とする。
バイスの電極形成方法は、P形SiC表面にTa層、T
i層およびAl層を、P形SiC表面からTa層、Ti
層およびAl層の順またはTi層、Ta層およびAl層
の順に順次形成したのち熱処理を施すことにより、P形
オーミック電極を形成すること特徴とする。
【0013】
【作用】P形SiC表面にTa層、Ti層およびAl層
を、P形SiC表面からTa層、Ti層およびAl層の
順に順次形成した場合、熱処理を施すことにより、Al
がTiおよびTaと反応し、SiC表面に到達し、オー
ミック性を有するとともに、Taと反応したAlは、融
点が高温化し、形状変化も極めて少ない。
を、P形SiC表面からTa層、Ti層およびAl層の
順に順次形成した場合、熱処理を施すことにより、Al
がTiおよびTaと反応し、SiC表面に到達し、オー
ミック性を有するとともに、Taと反応したAlは、融
点が高温化し、形状変化も極めて少ない。
【0014】P形SiC表面にTa層、Ti層およびA
l層を、P形SiC表面からTi層、Ta層およびAl
層の順に順次形成した場合も同様である。
l層を、P形SiC表面からTi層、Ta層およびAl
層の順に順次形成した場合も同様である。
【0015】
【実施例】以下、図1および図2を参照して、この発明
を発光ダイオードに適用した場合の実施例について説明
する。
を発光ダイオードに適用した場合の実施例について説明
する。
【0016】図1は、SiC発光ダイオードの製造工程
を示している。
を示している。
【0017】まず、N形SiC基板1上面にN形SiC
エピタキシャル層2およびP形SiCエピタキシャル層
3を順次形成して、SiCウェハを作成する(図1(a
))。
エピタキシャル層2およびP形SiCエピタキシャル層
3を順次形成して、SiCウェハを作成する(図1(a
))。
【0018】次に、SiCウェハのP形SiCエピタキ
シャル層3上面にP形電極として層厚0.3μmのTa
層4、層厚0.02μmのTi層5および層厚0.5μ
mのAl層6を、電子ビーム蒸着により順次形成する(
図1(b))。
シャル層3上面にP形電極として層厚0.3μmのTa
層4、層厚0.02μmのTi層5および層厚0.5μ
mのAl層6を、電子ビーム蒸着により順次形成する(
図1(b))。
【0019】次に、SiCウェハのN形基板1下面にN
形電極として層厚0.4μmのNi層7、層厚1.0μ
mのAu層8を、電子ビーム蒸着により形成し、950
℃のアルゴンガスまたは真空中で熱処理を施す(図1(
c))。これにより、P形、N形それぞれのオーミック
電極が形成される。
形電極として層厚0.4μmのNi層7、層厚1.0μ
mのAu層8を、電子ビーム蒸着により形成し、950
℃のアルゴンガスまたは真空中で熱処理を施す(図1(
c))。これにより、P形、N形それぞれのオーミック
電極が形成される。
【0020】さらに、P形オーミック電極上に層厚0.
1μmのTi層9、層厚0.2μmのPt層10および
層厚1.0μmのAu層11を電子ビーム蒸着により形
成し、400℃アルゴンガスまたは真空中で熱処理を施
すことによって、SiC発光ダイオードが得られる(図
1(d))。
1μmのTi層9、層厚0.2μmのPt層10および
層厚1.0μmのAu層11を電子ビーム蒸着により形
成し、400℃アルゴンガスまたは真空中で熱処理を施
すことによって、SiC発光ダイオードが得られる(図
1(d))。
【0021】図2は、この発明の他の実施例を示してい
る。
る。
【0022】このSiC発光ダイオードは、次のように
して製造される。まず、N形基板21上面にN形SiC
エピタキシャル層22およびP形SiCエピタキシャル
層23を順次形成して、SiCウェハを作成する。
して製造される。まず、N形基板21上面にN形SiC
エピタキシャル層22およびP形SiCエピタキシャル
層23を順次形成して、SiCウェハを作成する。
【0023】次に、SiCウェハのP形SiCエピタキ
シャル層23上面にP形電極として層厚0.02μmの
Ti層24、層厚0.3μmのTa層25および層厚0
.5μmのAl層26を、電子ビーム蒸着により順次形
成する。
シャル層23上面にP形電極として層厚0.02μmの
Ti層24、層厚0.3μmのTa層25および層厚0
.5μmのAl層26を、電子ビーム蒸着により順次形
成する。
【0024】次に、SiCウェハのN形基板1下面にN
形電極として層厚0.4μmのNi層7、層厚1.0μ
mのAu層8を、電子ビーム蒸着により形成し、950
℃のアルゴンガスまたは真空中で熱処理を施すことによ
り、P形、N形それぞれのオーミック電極が形成される
。
形電極として層厚0.4μmのNi層7、層厚1.0μ
mのAu層8を、電子ビーム蒸着により形成し、950
℃のアルゴンガスまたは真空中で熱処理を施すことによ
り、P形、N形それぞれのオーミック電極が形成される
。
【0025】上記実施例によれば、P形オーミック電極
とSiCウェハとの界面における反応が低減し、発光ダ
イオードの光学的特性の経時変化が防止できるとともに
、ボールアップ等の電極形状の変化が防止できる。また
、900〜1000℃での熱処理によっても、Alの蒸
発量が低減されるので、安定したオーミック性が得られ
ることになる。
とSiCウェハとの界面における反応が低減し、発光ダ
イオードの光学的特性の経時変化が防止できるとともに
、ボールアップ等の電極形状の変化が防止できる。また
、900〜1000℃での熱処理によっても、Alの蒸
発量が低減されるので、安定したオーミック性が得られ
ることになる。
【0026】上記実施例では、SiC発光ダイオードを
例に挙げて述べたが、この発明は、SiCMOS F
ET、SiC MES FET、SiCバイポーラ
トランジスタ、SiCダイオード等の電子デバイスにも
適用することができる。
例に挙げて述べたが、この発明は、SiCMOS F
ET、SiC MES FET、SiCバイポーラ
トランジスタ、SiCダイオード等の電子デバイスにも
適用することができる。
【0027】
【発明の効果】この発明によれば、光学的特性の経時変
化および形状変化の発生を防止できるとともに熱処理時
にAlの蒸発を防止でき、SiCデバイスの特性および
信頼性の向上化が図れる。
化および形状変化の発生を防止できるとともに熱処理時
にAlの蒸発を防止でき、SiCデバイスの特性および
信頼性の向上化が図れる。
【図1】この発明の実施例を示すSiC発光ダイオード
の製造工程を示す工程図である。
の製造工程を示す工程図である。
【図2】この発明の他の実施例を示す断面図である。
【図3】従来例を示す断面図である。
【図4】他の従来例を示す断面図である。
1 N形SiC基板
2 N形SiCエピタキシャル層
3 P形SiCエピタキシャル層
4 Ta層
5 Ti層
6 Al層
21 N形SiC基板
22 N形SiCエピタキシャル層
23 P形SiCエピタキシャル層
24 Ti層
25 Ta層
26 Al層
Claims (1)
- 【請求項1】 P形SiC表面にTa層、Ti層およ
びAl層を、P形SiC表面からTa層、Ti層および
Al層の順またはTi層、Ta層およびAl層の順に順
次形成したのち熱処理を施すことにより、P形オーミッ
ク電極を形成すること特徴とするSiCデバイスの電極
形成方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3111195A JPH04317374A (ja) | 1991-04-16 | 1991-04-16 | SiCデバイスの電極形成方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3111195A JPH04317374A (ja) | 1991-04-16 | 1991-04-16 | SiCデバイスの電極形成方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04317374A true JPH04317374A (ja) | 1992-11-09 |
Family
ID=14554909
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3111195A Pending JPH04317374A (ja) | 1991-04-16 | 1991-04-16 | SiCデバイスの電極形成方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04317374A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5789311A (en) * | 1994-09-26 | 1998-08-04 | Fuji Electric Co., Ltd. | Manufacturing method of SiC Schottky diode |
US5929523A (en) * | 1996-03-07 | 1999-07-27 | 3C Semiconductor Corporation | Os rectifying Schottky and ohmic junction and W/WC/TiC ohmic contacts on SiC |
US6388272B1 (en) | 1996-03-07 | 2002-05-14 | Caldus Semiconductor, Inc. | W/WC/TAC ohmic and rectifying contacts on SiC |
KR100563264B1 (ko) * | 1998-12-21 | 2006-05-25 | 재단법인 포항산업과학연구원 | 내구성이 향상된 탄성표면파 필터의 전극제조방법 |
-
1991
- 1991-04-16 JP JP3111195A patent/JPH04317374A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5789311A (en) * | 1994-09-26 | 1998-08-04 | Fuji Electric Co., Ltd. | Manufacturing method of SiC Schottky diode |
US5929523A (en) * | 1996-03-07 | 1999-07-27 | 3C Semiconductor Corporation | Os rectifying Schottky and ohmic junction and W/WC/TiC ohmic contacts on SiC |
US6388272B1 (en) | 1996-03-07 | 2002-05-14 | Caldus Semiconductor, Inc. | W/WC/TAC ohmic and rectifying contacts on SiC |
KR100563264B1 (ko) * | 1998-12-21 | 2006-05-25 | 재단법인 포항산업과학연구원 | 내구성이 향상된 탄성표면파 필터의 전극제조방법 |
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