JPH04316868A - 熱転写記録装置 - Google Patents

熱転写記録装置

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Publication number
JPH04316868A
JPH04316868A JP8539891A JP8539891A JPH04316868A JP H04316868 A JPH04316868 A JP H04316868A JP 8539891 A JP8539891 A JP 8539891A JP 8539891 A JP8539891 A JP 8539891A JP H04316868 A JPH04316868 A JP H04316868A
Authority
JP
Japan
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drum
motor
drums
gear
platen roller
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP8539891A
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English (en)
Inventor
Fumio Takeda
文夫 武田
Tatsunari Sato
佐藤 達成
Hideki Tanaka
秀樹 田中
Tsutomu Omine
大嶺 勉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Koki Holdings Co Ltd
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Hitachi Koki Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd, Hitachi Koki Co Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP8539891A priority Critical patent/JPH04316868A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プラテンローラの両側
に軸支された両ドラムの駆動機構に係り、特に記録媒体
の変形を防止し高精度記録を行うのに好適な熱転写記録
装置に関する
【0002】。
【従来の技術】従来の熱転写記録装置においては、例え
ば特開平1−290470号公報に記載のように、一個
のモータで駆動し、途中伝達系を二系統に分岐し、左右
両ドラムを各々同一方向、同一周速となるように駆動し
ていた。また、両ドラムの反プラテン側に各々ドラム軸
と同心で回転可能に支持されたプーリホルダを設け、そ
のプーリホルダのドラム外径より大径部の周上に複数個
のプーリを回転可能に設け、そのプーリを用いてエンド
レスベルトの背面を一部の開口空間を残して、ドラム外
周に巻き付けて張架していた。さらに給排紙時には各プ
ーリホルダのボス部に設けたギヤと噛み合う回転ギヤと
固定ギヤを設けたギヤ軸をスライドさせて固定ギヤと噛
み合わせることにより、各々プ−リホルダをロックし、
ドラム軸を回転させると、両側のプーリホルダは回転せ
ずドラム外周とベルト背面が順次接触しながら移動し、
給紙カセットより記録媒体が送られてくると、ベルトの
開口部より両ドラム外周上に順次ベルト背面で記録媒体
を押圧挟持しながら取り込んでいく。
【0003】また記録時は、プーリホルダのボス部に設
けたギヤと噛み合うギヤ軸を逆にスライドさせて回転ギ
ヤと噛み合わせることにより、モ−タの回転をドラムと
同一方向、同一回転速度で伝達可能とし、記録媒体はド
ラム外周にゴムベルトによって押圧挟持された状態で回
転する。なお、プラテンローラと対向する位置に設けら
れた感熱記録ヘッドにより、インクフィルムを介して記
録媒体はプラテンローラ上で押圧され、ドラムの回転と
共に感熱記録ヘッドの発熱により転写記録されるように
なっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の熱転写記録装置
にあっては、上記公知技術でプ−リホルダボス部のギヤ
と噛み合うギヤ軸の切り換えに問題があるため、次に示
す改良を行ったが各ギヤ間のバックラッシの総和分だけ
ドラム間にねじれを生じドラム外周に固定された記録媒
体にねじれによる変形を生じた。すなわち、一方のドラ
ムを1個のモータで駆動し、ドラム内部に設けた伝達機
構でプラテンローラをドラムと同一方向、同一周速とな
る速比で駆動し、更にプラテンローラの他軸端において
同様に他方ドラム内に設けた伝達機構で駆動側ドラムと
同一方向、同一周速となる速比で、他方ドラムを駆動し
た。また、両ドラムの軸方向外側に各々ドラム軸と同心
で回転可能に支持されたプーリホルダを設け、そのプー
リホルダのドラムより外周上に設けられた複数個の回転
支持されたプーリで、エンドレスベルトを一部の開口空
間を残して、ドラム外周にベルト背面を巻き付けて張架
し、給排紙時は、プーリホルダのボス部に設けたワンウ
ェイクラッチがフリーとなる方向に設定しており、その
プーリホルダ外周と噛み合うギヤ軸をロックすることに
より、ドラム軸を回転させると、プーリホルダは回転せ
ずドラム外周とベルト背面が順次接触しながら移動し、
給紙カセットより、記録媒体が送られてくると、ベルト
の開口部よりドラム外周上に順次ベルト背面で記録媒体
を押圧挟持しながら取り込んでいくようにした。また、
記録時はドラム軸を給排紙時と逆方向に駆動することに
よりプーリホルダのボス部に設けたワンウェイクラッチ
の作用で、ドラムと同期してプーリホルダが回転し、記
録媒体はドラム外周にゴムベルトによって押圧挟持され
た状態で回転する。その時プーリホルダ外周と噛み合う
ギヤ軸は、ロックを解除されるため従動する。なお、プ
ラテンローラと対向する位置に設けられた感熱記録ヘッ
ドにより、インクフィルムを介して記録媒体はプラテン
ローラ上で押圧され、ドラムの回転と共に感熱記録ヘッ
ドの発熱により転写記録される。記録媒体を巻き付けて
固定する一対のドラムが、左右別部材であって、プラテ
ンローラを介して伝達機構によって一方のドラムから他
方のドラムを回転させており、記録媒体をドラム外周へ
取り込む給紙、及び排紙動作時のドラム回転方向に対し
、記録時は、ドラムの回転方向を逆に切換えることで、
プーリホルダの回転及び固定の切換えを行えるようにし
た。この構造にすることにより、給排紙動作と記録動作
におけるプ−リホルダの駆動の切り換えがスム−スに行
えるようになった。しかし、そのために給紙が完了した
状態では、伝達系のバックラッシが一方に寄って回転す
るため記録媒体は左右両ドラムの外周に変形を生じるこ
となく巻き付けられているが、記録時はドラムを逆方向
に回転させるため伝達系のバックラッシが逆方向に移動
し、各ギヤ間のバックラッシの総和分だけドラム間にね
じれを生じドラム外周に固定された記録媒体にねじれに
よる変形を生ずるため、記録パターンによっては色ずれ
やインクフィルムのシワの問題が発生した。
【0005】本発明の目的はは、左右両ドラムを各々駆
動する2組のモータと伝達機構とを設け、給排紙時に一
方のドラム側から駆動するのに対し、記録時には、他方
のドラム側からを駆動することで、左右ドラム間の伝達
系のバックラッシを常に同一側に寄せることで、左右ド
ラム間の位相関係を常に一定に保ち給紙された記録媒体
に記録時ねじれ変形が生ずるのを防止できる熱転写記録
装置を提供することにある。
【0006】本発明の他の目的は、給排紙時に駆動する
側のモータ及び伝達機構精度を、記録時に駆動する側の
モータ及び伝達機構よりも精度、等級を低くして原価低
減を図ることにある。
【0007】本発明の他の目的は、一方のモータを駆動
して一方のドラム側からプラテンギヤを介して他方のド
ラムを駆動する際、他方のモータを励磁させることによ
り、ダンパとして作用させ動的変動を抑えることにある
【0008】本発明の他の目的は、一方のドラムを駆動
するための1組のモータと伝達機構及び、伝達系の中間
から分岐した他方のドラムを駆動するための他の1組の
伝達機構と、各ドラムの駆動をオン、オフ切換え可能な
位置に各々設けたクラッチとからなり、モータの個数が
1個でも、クラッチの切換えにより給排紙時に一方のド
ラム側を駆動し、記録時には他方のドラム側を駆動する
ことで、左右ドラム間のねじれを防止し、かつ原価低減
を図ることにある。
【0009】本発明の他の目的は、左右各々のドラムを
駆動する2組のモータと伝達機構とを左右一対のドラム
とドラムに巻き付けた記録媒体とで構成する空間内に設
け、給排紙時に一方のドラムを駆動し、記録時には他方
のドラムを駆動することで、左右ドラム間のねじれを防
止し、かつコンパクト化を図ることにある。
【0010】本発明の他の目的は、左右各々ドラムに2
組のモータを直結して左右同期して駆動することにより
、左右ドラム間に生じるねじれを防止するために一方の
ドラム内に発光素子又はレーザー光源を設け、他方ドラ
ム内の発光素子又はレーザー光源の光軸方向の対する位
置に位置検出用受光素子を設け、両ドラム間の相対位置
変動を測定することによって低価格で高精度な速度制御
を可能とすることにある。
【0011】本発明の他の目的は、左右各々ドラムに2
組のモータを直結して左右同期して駆動することにより
、左右ドラム間に生じるねじれを防止するために、各々
モータの軸部に回転角度検出器を設けて、両ドラム間の
相対位置変動を測定し、容易に速度制御を可能とするこ
とにある。
【0012】本発明の他の目的は、左右各々ドラムに2
組のモータを直結して左右同期して駆動することにより
、左右ドラム間に生じるねじれを防止する際、2組のモ
ータは、単一のモータで駆動する際のモータトルク容量
より小さくすることにより、モータの原価低減を図るこ
とにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
め、本発明に係る熱転写記録装置は、支持部材に軸方向
のそれぞれの端部を軸支されたプラテンローラと、プラ
テンローラのそれぞれの端部に軸支された一対のドラム
と、一方のドラムからプラテンローラを経由して他方の
ドラムを駆動する一対の伝達機構と、プラテンローラに
対向して設けられた感熱記録ヘッドとからなり、記録媒
体をそれぞれのドラム外周に巻き付けて挟持し、インク
フィルムを介して感熱記録ヘッドにより熱転写を行う熱
転写記録装置において、一対の伝達機構のそれぞれに直
結する一対のモータを設け、給排紙時に一方のモータを
稼働して一方のドラム側から駆動し、記録時に他方のモ
ータを稼働して他方のドラム側から駆動する構成とする
【0014】そしてそれぞれの伝達機構は、記録時に駆
動する他方側のモータからドラムまでの伝達機構精度に
対し、給排紙時に駆動する一方側のモータからドラムま
での伝達機構精度の等級を低くしてある構成でもよい。
【0015】またそれぞれの伝達機構は、給排紙時に一
方のモータを駆動するとともに他方のモータを励磁させ
、かつ記録時に他方のモータを駆動するとともに一方の
モータを励磁させて動的変動を抑えるダンパとして作用
させる構成でもよい。
【0016】さらにそれぞれの伝達機構及びモータを、
それぞれのドラムとそれぞれのドラムに巻き付けた記録
媒体との間の空間に設けた構成でもよい。
【0017】そして支持部材に軸方向のそれぞれの端部
を軸支されたプラテンローラと、該プラテンローラのそ
れぞれの端部に軸支持された一対のドラムと、一方のド
ラムからプラテンローラを経由して他方のドラムを駆動
する一対の伝達機構と、プラテンローラに対向して設け
られた感熱記録ヘッドとからなり、記録媒体をそれぞれ
のドラム外周に巻き付けて挟持し、インクフィルムを介
して感熱記録ヘッドにより熱転写を行う熱転写記録装置
において、一方の伝達機構に直結する一つのモータを設
け、一方の伝達機構の途中から分岐して他方の伝達機構
に接続する一対のクラッチをそれぞれの伝達機構に付設
し、それぞれのクラッチをオン・オフし給排紙時及び記
録時を切り替える構成でもよい。
【0018】また支持部材に軸方向のそれぞれの端部を
軸支されたプラテンローラと、該プラテンローラのそれ
ぞれの端部に支された一対のドラムと、一方のドラムか
らプラテンローラを経由して他方のドラムを駆動する一
対の伝達機構と、プラテンローラに対向して設けられた
感熱記録ヘッドとからなり、記録媒体をそれぞれのドラ
ム外周に巻き付けて挟持し、インクフィルムを介して感
熱記録ヘッドにより熱転写を行う熱転写記録装置におい
て、一対の伝達機構のそれぞれに直結する一対のモータ
を設け、給排紙時及び記録時ともにそれぞれのモータを
同期駆動する構成でもよい。
【0019】さらに一方のドラムの内部に、少なくとも
一つのレーザー光源を設け、それぞれのレーザー光源と
光軸方向に対向する他方ドラムの内部に少なくとも一つ
の位置検出用受光素子を設け、それぞれのレーザー光源
及び位置検出用受光素子をスリップリングを介して外部
端子と接続し、外部端子と接続するモータ制御回路を備
えた構成でもよい。
【0020】そして一方のドラムの内部に、少なくとも
一つの発光素子を設け、発光素子と光軸方向に相対する
他方ドラムの内部に少なくとも一つの光量検出用受光素
子をスリット部材を介して設け、それぞれの発光素子及
び光量検出用受光素子をスリップリングを介して外部端
子と接続し、外部端子と接続するモータ制御回路を備え
た構成でもよい。
【0021】またそれぞれのモータのロータ軸上に、回
転角度検出器を設けるとともにモータ制御回路を備えた
構成でもよい。
【0022】さらにそれぞれのモータのトルク容量は、
一つのモータでそれぞれのドラムを駆動する際のトルク
容量より小さく形成されている構成でもよい。
【0023】
【作用】本発明の熱転写記録装置によれば、給排紙時に
は一方の駆動されたドラムが伝達機構によって一旦プラ
テンローラを駆動し、更にプラテンローラが伝達機構を
介して他方のドラムを駆動しており、他方のドラムが回
転し始める時には、各々伝達機構のバックラッシは一方
に寄っており、左右ドラム間には、各々伝達機構のバッ
クラッシの総和分に相当する回転方向のずれを生じてい
る。しかし、給紙は、両ドラムが回転方向にバックラッ
シの総和分だけずれた状態を維持して回転しているとこ
ろで行われ、両ドラム外周に巻き付け固定されるために
、給紙が完了した時には、記録媒体にねじれによる変形
は生じていない。次に記録動作においてドラムの回転方
向を逆転すると共に給排紙時駆動したドラムに対し他方
のドラムから駆動すると、各々伝達系のバックラッシは
給排紙時と同じ側に寄ったまま各々ドラムが回転するた
め、両ドラムに固定された記録媒体には、ねじれによる
変形を生じない。
【0024】また、一方のモータで一方のドラムから駆
動する際に、他方のドラムを駆動する側のモータを励磁
することで、伝達系の終端部に負荷をもたせることがで
きるので、駆動中の動的なねじれ変動を抑えることがで
きる。
【0025】また、左右各々のドラムに直結する2組の
モータを設けて、同期させて駆動する場合、ドラム内部
に、レーザー光源又は発光素子を設けて、光軸方向に対
してその光を受けることが可能な他方のドラム内に位置
検出用受光素子を設けることで、左右ドラム間の相対変
動を安価な部品構成でしかも高精度に検出可能である。 また、発光素子及び受光素子を2組以上設けることで、
1組の素子がプラテンローラ等により光路を遮断されて
も他の素子により検出が可能である。また、各々素子は
スリップリングを介して外部端子と接続することで、回
転するドラム内に設けることが可能である。
【0026】また、2組のモータで各々ドラムを同期し
て駆動する際、モータのトルク容量を単一のモータで駆
動する場合のモータより小さくすることで、原価低減が
図れ
【0027】る。
【実施例】本発明の一実施例を図1〜図3を参照しなが
ら説明する。
【0028】図1及び図2に示すように、給紙カセット
34から分離搬送された記録紙28は給紙ガイド33に
沿って搬送され、更にプラテンローラ1の両端に配置さ
れたドラム10A、10Bの外周面に順次送り込まれ、
ドラム10A、10Bの回転によって、ドラム10A、
10Bの外周面上に反記録面を巻き付けられ、プーリホ
ルダの円周方向に配置された複数のプーリ16により張
架されたループ上のゴムベルト17によって押圧挟持さ
れる。排紙時は、同様にプーリホルダ15を固定して、
ドラム10A、10B及びプラテンローラ1を給紙時と
同一方向に回転させると、ゴムベルト17の開口部より
排紙ガイド32に沿って記録紙28は排出される。
【0029】次に記録時について説明する。記録紙28
がドラム10A、10Bの外周に巻き付けられゴムベル
ト17によって両側部をドラム10A、10B上に固定
された状態でドラム10A、10B及びプラテンローラ
1そしてプーリホルダ15を同期させて、給排紙時とは
逆方向に回転させる。この時プラテンローラ1上におい
て記録紙28はインクフィルム31を介して感熱記録ヘ
ッド2で、押圧バネ4により押圧されており、ドラム1
0A、10B及びプラテンローラ1の回転と共に画像デ
ータに従って抵抗素子を発熱させることにより、インク
フイルム31上のインクを記録紙28上に転写する。な
おインクフィルム31は、巻き取りロール38にかけら
れた一定のトルクにより張力を受けており、記録部では
記録紙28と一緒に送られるが、その後、剥離部材によ
って記録紙28から剥離され巻き取りロール38に巻き
取られる。また供給ロール37にも一定のトルクがかけ
られており、供給されるインクフィルム31に張力を与
えてシワの発生を防止している。なお、インクフィルム
31には3原色(イエロー、マゼンタ、シアン)のイン
クと、ブラックのバーコードが順次塗布されており、最
初イエローのインクを示すバーコードを検出した所で、
インクフィルム31の巻き取りロール38を停止し、記
録紙28の先端が記録部へ来た時に、感熱記録ヘッド2
が押圧されると共にインクフィルム31は再び巻き取ら
れる。次に1色目の記録が終了すると感熱記録ヘッド2
がリトラクトし(引っ込み)、その間にインクフィルム
31は早送りされ、2色目のマゼンタのインクを示すバ
ーコードを検出した所で、インクフィルム31の送りを
停止する。次に記録紙28の先端が記録部へ来た時に感
熱記録ヘッド2が押圧され以後2色目が記録される。同
様に3色目のシアンのインクが記録紙28上に2色目と
同様に重ねて記録され、インクフィルム31が十分剥離
された所で感熱記録ヘッド2がリトラクトし、インクフ
ィルム31の巻き取り及びドラム10の回転は停止し、
その後ドラム10A、10B及びプラテンローラ1を逆
回転させ記録紙28を排出させる。
【0030】次に図1により、下記の伝達機構の駆動に
よる左右両ドラムの挙動を詳細に説明する。まず給紙時
は左側のパルスモータ18Aを左回転させるとギヤA1
9A、ギヤB20A、ギヤC21A、ギヤD22Aの伝
達により円筒軸9Aが回転して左ドラム10Aが左回転
する。更に左ドラム10Aの回転は、ギヤE11A、ギ
ヤF12A、ギヤG13Aの伝達によりプラテンローラ
1を同じく左回転させる。次にプラテンローラ1は、ギ
ヤG13B、ギヤF12B、ギヤE11Bの伝達により
円筒軸9Bを回転させて右ドラム10Bを、同じく左回
転させる。この時、左ドラム10Aは、右ドラム10B
に対してギヤE11A、ギヤF12A、ギヤG13A及
びギヤG13B、ギヤF12B、ギヤE11Bのバック
ラッシの総和だけ左回転方向に位相が進んだ状態を維持
する。従ってこの状態で記録紙28が供給されると、記
録紙28は、左ドラム10Aが、右ドラム10Bに対し
て、左回転方向に進んだ状態で、各々のドラムの外周に
ゴムベルト17で変形なく固定される。次に記録におい
て、ドラムの回転を右回転に切換える際、本発明におけ
るように今度は右側のパルスモータ18Bを右回転させ
る。そこで、ギヤA19B、ギヤB20B、ギヤC21
B、ギヤD22Bの伝達により円筒軸9Bが回転し、右
ドラム10Bは右回転する。更に右ドラム10Bの回転
はギヤE11B、ギヤF12B、ギヤG13Bの伝達に
より、プラテンローラ1を右回転させる。次にプラテン
ローラ1は、ギヤG13A、ギヤF12A、ギヤE11
Aの伝達により円筒軸9Aを回転させ左ドラム10Aを
同じく右回転させる。この時、右ドラム10Bは、左ド
ラム10Aに対してギヤ11B、ギヤF12B、ギヤG
13B、及びギヤG13A、ギヤF12A、ギヤE11
Aのバックラッシの総和だけ右回転方向に位相が進んだ
状態で回転する。この左右ドラム間の位相関係は、給紙
時のドラム間の位相関係と同じである。従って左右両ド
ラムの外周に巻き付けられ固定された記録紙28にはね
じれによる変形は生じない。
【0031】次に図3によりモータ及び感熱記録ヘッド
の制御手段を説明する。パルスモータL18、パルスモ
ータR18は各々発振器29の周波数信号によってタイ
ミングをとりドライバ30で駆動されている。なお回転
方向、速度はマイクロコンピュータの中央の処理装置(
以下、MPUと称する)25によって制御される。パル
スモータL18、とパルスモータR18との駆動の切換
えについてもMPU25からドライバ30への信号の切
換えによって制御される。画像の記録については、画像
データが画像メモリ(フレームバッファ)24からMP
U25に送られ、印加エネルギに関する情報及び階調パ
ターン、色補正に関する情報が画像情報ROM35から
MPU25に与えられ、MPU25から1ラインごとの
記録データが1ラインの記録周期で順次感熱記録ヘッド
2のラインバッファに読み込まれる。また1ラインごと
の記録周期で、MPU25からドライバ36へストロー
ブ信号が送られ抵抗体が記録データにに対応して発熱す
ることによりインクを記録紙面上に記録する。なおそれ
ぞれの伝達機構は、記録時に駆動する他方側の例えばモ
ータ18Bから右ドラム10Bまでの伝達機構精度に対
し、給排紙時に一方側の例えばモータ18Aから左ドラ
ム10Aまでの伝達機構精度の等級を低くしても前記と
同様の効果が得られる。また給排紙時に一方側の例えば
モータ18Aを駆動するとともに他方側のモータ18B
を励磁させ、かつ記録時に他方側の例えばモータ18B
を駆動するとともに一方側のモータ18Aを励磁させて
動的変動を押さえるダンパとして作用させることも可能
である。
【0032】次に図4により他の実施例について説明す
る。給排紙時は、例えば左側の伝達機構に設けた一つの
パルスモータ18を左回転させることにより、ギヤA1
9、ギヤB20、ギヤC21A、ギヤD22Aの伝達に
より円筒軸9Aが回転し左ドラム10Aが左回転する。 更に左ドラム10Aの回転は、ギヤE11A、ギヤF1
2A、ギヤG13Aの伝達によりプラテンローラ1を左
回転させる。次にプラテンローラ1はギヤG13B、ギ
ヤF12B、ギヤE11Bの伝達により円筒軸9Bを回
転させ、右ドラム10Bを同じく左回転させる。この時
、左ドラム10Aは、右ドラム10Bに対して各ギヤの
バックラッシの総和だけ左回転方向に位相が進んだ状態
を維持する。次に記録時は、パルスモータ18を右回転
させると、ギヤA19、ギヤB20の伝達により、ギヤ
B20のボス部が嵌合固定される伝達軸40を回転させ
る。伝達軸40は同様に嵌合し固定されたギヤCボス部
41を回転させる。ギヤCボス部41の回転は、クラッ
チ39Bの作用でギヤC21Bに伝達され、更にギヤD
22Bに伝達して円筒軸9Bを回転させ右ドラム10B
を右回転させる。右ドラム10Bの回転はギヤを介して
プラテンローラ1及び左ドラム10Aを同じく右回転さ
せる。この時右ドラム10Bは、左ドラム10Aに対し
て各ギヤのバックラッシの総和だけ右回転方向に位相が
進んだ状態を維持することができ、実施例1と同様にド
ラム面に巻き付け固定された記録紙にはねじれの変形を
生じない。
【0033】なお、ギヤCは左右とも各々ボス部と歯の
外周部がクラッチによって接続される構造になっており
、給紙時及び排紙時は左側のギヤC21Aのクラッチ3
9Aをオンとして接続し、右側のギヤC21Bのクラッ
チ39Bはオフとして離脱させておく。記録時は左側の
ギヤC21Aのクラッチ39Aをオフとして離脱させ、
右側のギヤC21Bのクラッチ39Bはオンとして接続
させることにより上記動作が可能となる。
【0034】次に図5により他の実施例について説明す
る。本実施例では2組のパルスモータ及びドラムの駆動
機構を、両ドラムと両ドラム外周面に巻き付け固定した
記録紙とで構成する空間内に設けた例を示す。また、両
パルスモータのリード線は、固定軸6に設けたキリ穴4
3からフレーム外へ導き、駆動用ドライバ30と各々接
続され、MPUからの信号で各々駆動される。詳細に動
作を説明すると給紙及び排紙時は、左側のパルスモータ
18Aを、右回転させ、プーリA44A、タイミングベ
ルト46A、プーリB45Aによって、プーリB45A
の軸が回転される。プーリB45A軸の一端部には、ギ
ヤH47Aが設けられおり、ギヤE11Aにより左ドラ
ム10Aを左回転させる。次にギヤE11AはギヤF1
2A、ギヤG13Aの伝達により、プラテンローラ1を
左回転させ、更にギヤG13B、ギヤF12B、ギヤE
11Bの伝達により右ドラム10Bを左回転させる。次
に記録時は、右のパルスモータ18Bを左回転させプー
リA44B、タイミングベルト46B、プーリB45B
の伝達によりプーリB45Bの軸が回転される。プーリ
B45B軸の他端部には、ギヤH47Bが設けられてお
り、ギヤE11Bにより右ドラム10Bを右回転させる
。次にギヤE11BはギヤF12B、ギヤG13Bの伝
達によりプラテンローラ1を右回転させる。更にギヤG
13A、ギヤF12A、ギヤE11Aの伝達により、左
ドラム10Aを同様に右回転させる。
【0035】以上のように構成した結果、実施例1及び
実施例2と同様に、給排紙時と記録時とにおいて、伝達
ギヤのバックラッシは同じ回転方向に寄っているため、
左右ドラム間の位相差は常に同じ状態が維持され、ドラ
ム外周に巻き付け固定した記録紙にねじれによる変形は
生じない。
【0036】次に図6により他の実施例を説明する。図
6は、左右各々のドラム10を固定し回転支持する円筒
軸9にダイレクトモータのロータ52を直結し、ステー
タ53をフランジ54に固定し、サイドフレームに各々
フランジを固定した構成である。更に右ドラム10内に
レーザー光源48を2ヵ所設け、左ドラム10内のレー
ザー光源と対向する位置に位置検出用受光素子49を2
ヵ所設け、各々素子のリード線は円筒軸9の表面の溝を
通って円筒軸端部に設けたスリップリング50により外
部端子51と接続される。両円筒ドラムは、給排紙時に
は左回転に、記録時は右回転に同期駆動される。なお、
両モータを同期させるために、右ドラム10内のレーザ
ー光を左ドラム10内の受光素子で受け、その受光位置
の変動を左右ドラム間の相対変動検出量として両モータ
の速度コントローラへフィードバックする。次に本実施
例におけるモータの制御回路を図7に示す。レーザー光
源48はドライバ56によって駆動され、レーザー光を
照射する。そのレーザー光を位置検出用受光素子49で
受け位置信号として検出し、スリップリング51を介し
てアンプ57へ送られ、増幅した後、MPU58へ送ら
れる。次にMPU58において、位置信号を駆動開始時
にセットした初期値と比較し、方向性をも考慮して差分
を演算する。右ドラム10Bと左ドラム10Aとの進み
遅れが、その演算結果として表されるので、一定周期で
前記差分について演算結果を求め、最小値となるように
、各々モータのステータ53へのドライバ55からの駆
動電流を制御することにより、左右両ドラムの同期駆動
を行う。
【0037】次に図8により、前記モータの直結駆動に
おける、両ドラム間の相対変動を検出する他の実施例を
説明する。図においてドラムを固定して回転支持された
円筒軸9に回転角度検出器59を設け、左右各々のドラ
ム軸の回転角度を検出する。両ドラムを同期駆動する方
式としては、前記受光素子の位置信号による方式と同様
である。両回転角度検出器で検出したパルス数の各々差
分を演算し、駆動開始時の初期値と比較し、その差を最
小とするように、両ドラムを駆動するモータの速度制御
を一定周期で行う。
【0038】
【発明の効果】本発明の熱転写記録装置によれば、給排
紙時も記録時も常に左右両ドラム間の回転方向に対する
位相関係が変わらないため、両ドラム外周面に巻き付け
て固定された記録紙にねじれによる変形を生ぜす、高画
質化が図れる。また、2組のモータ及びモータからドラ
ムまでの伝達機構のうち、給排紙時に駆動する側のモー
タ及び伝達機構の精度を落すことで低価格化が図れる。 また、2組のモータ及びドラムまでの伝達機構のうち、
駆動していない側のモータにドラムの回転に支障を与え
ない範囲で励磁することで、ダンパーとして作用させる
ことができ、ドラム間の動的なねじり振動を防止するこ
とができるため画質向上が図れる。また、伝達系を分岐
して、各々ドラムへの伝達機構にクラッチを設け、選択
的に方側のドラムから駆動することで、モータ1個でも
、ドラム間のねじりを防止でき、低価格化を図り高画質
化を実現できる。また、各々ドラム軸にモータを直結す
ると共にドラム内に設けた、位置検出用受光素子で対向
するドラム内のレーザー光を受け、受光位置の微少変動
から容易にかつ高精度にドラム間の位相変動を検出する
ことができ、両モータの速度制御にフィードバックする
ことで高画質化が図れる。なお、レーザー光源を発光素
子とし、光量検出用受光素子をスリット部材を介して設
けることで一段と安価に両ドラム間の位相変動を検出し
うる。また、ドラムを固定した円筒軸に回転角度検出器
を設けることで、簡単に両ドラム間の位相変動を検出し
うる。
【0039】また、両ドラムを駆動するモータのトルク
容量を単一モータで駆動する場合より小さくすることで
、モータの低価格化を図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る熱転写カラープリンタ
機構の断面図である。
【図2】図1の斜視図である。
【図3】本実施例の駆動シーケンスを示すブロック図で
ある。
【図4】本発明の他の実施例に係る熱転写カラープリン
タ機構の断面図である。
【図5】本発明の他の実施例に係る熱転写カラープリン
タ機構の断面図である。
【図6】本発明の他の実施例に係る熱転写カラープリン
タの断面図である。
【図7】図6の実施例の駆動シーケンスを示すブロック
図である。
【図8】本発明の他の実施例に係る熱転写カラープリン
タの断面図である。
【符号の説明】
1  プラテンローラ  2  感熱記録ヘッド  3
  ヘッドブロック 4  押圧バネ  5  プラテンローラ支持部材  
6  固定軸 7  サイドフレーム(左)  8  サイドフレーム
(右)  9  円筒軸 10  ドラム  10A  左ドラム  10B  
右ドラム  11  ギヤE 11A  左ギヤE  11B  右ギヤE  12 
 ギヤF  12A  左ギヤF 12B  右ギヤF  13  ギヤG  13A  
左ギヤG  13B  右ギヤG 14  ワンウェイクラッチ  15  プーリホルダ
  16  プーリ 17  ゴムベルト  18  モータ  18A  
左モータ  18B  右モータ 19  ギヤA  19A  左ギヤA  19B  
右ギヤA  20  ギヤB 20A  左ギヤB  20B  右ギヤB  21 
 ギヤC  21A  左ギヤC 21B  右ギヤC  22ギヤD  22A  左ギ
ヤD  22B  右ギヤD 23  ワンウェイクラッチ  24  画像メモリ 
 25  MPU 26  対向ギヤ  27  対向ギヤ軸  28  
記録紙  29  発振器 30  ドライバ  31  インクフィルム  32
  排紙ガイド 33  給紙ガイド  34  給紙カセット  35
  画像ROM  36  ドライバ 37  供給ロール  38  巻き取りロール  3
9  クラッチ  40  伝達軸 41  ギヤCボス部  42  モータブラケット 
 43  キリ穴 44  プーリA  45  プーリB  46  タ
イミングベルト  47  ギヤH 48  レーザー光源  49  受光素子  50 
 スリップリング  51  端子 52  ロータ  53  ステータ  54  フラ
ンジ55  ダイレクトモータドライバ  56  レ
ーザー光源ドライバ

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  支持部材に軸方向のそれぞれの端部を
    軸支されたプラテンローラと、該プラテンローラのそれ
    ぞれの端部に軸支された一対のドラムと、一方のドラム
    から前記プラテンローラを経由して他方のドラムを駆動
    する一対の伝達機構と、プラテンローラに対向して設け
    られた感熱記録ヘッドとからなり、記録媒体をそれぞれ
    のドラム外周に巻き付けて挟持し、インクフィルムを介
    して前記感熱記録ヘッドにより熱転写を行う熱転写記録
    装置において、前記一対の伝達機構のそれぞれに直結す
    る一対のモータを設け、給排紙時に一方のモータを稼働
    して一方のドラム側から駆動し、記録時に他方のモータ
    を稼働して他方のドラム側から駆動することを特徴とす
    る熱転写記録装置。
  2. 【請求項2】  それぞれの伝達機構は、記録時に駆動
    する他方側のモータからドラムまでの伝達機構精度に対
    し、給排紙時に駆動する一方側のモータからドラムまで
    の伝達機構精度の等級を低くしてあることを特徴とする
    請求項1記載の熱転写記録装置。
  3. 【請求項3】  それぞれの伝達機構は、給排紙時に一
    方のモータを駆動するとともに他方のモータを励磁させ
    、かつ記録時に他方のモータを駆動するとともに一方の
    モータを励磁させて動的変動を抑えるダンパとして作用
    させることを特徴とする請求項1記載の熱転写記録装置
  4. 【請求項4】  それぞれの伝達機構及びモータを、そ
    れぞれのドラムとそれぞれのドラムに巻き付けた記録媒
    体との間の空間に設けたことを特徴とする請求項1記載
    の熱転写記録装置。
  5. 【請求項5】  支持部材に軸方向のそれぞれの端部を
    軸支されたプラテンローラと、該プラテンローラのそれ
    ぞれの端部に軸支持された一対のドラムと、一方のドラ
    ムから前記プラテンローラを経由して他方のドラムを駆
    動する一対の伝達機構と、プラテンローラに対向して設
    けられた感熱記録ヘッドとからなり、記録媒体をそれぞ
    れのドラム外周に巻き付けて挟持し、インクフィルムを
    介して前記感熱記録ヘッドにより熱転写を行う熱転写記
    録装置において、一方の伝達機構に直結する一つのモー
    タを設け、該一方の伝達機構の途中から分岐して他方の
    伝達機構に接続する一対のクラッチをそれぞれの伝達機
    構に付設し、それぞれのクラッチをオン・オフし給排紙
    時及び記録時を切り替えることを特徴とする熱転写記録
    装置。
  6. 【請求項6】  支持部材に軸方向のそれぞれの端部を
    軸支されたプラテンローラと、該プラテンローラのそれ
    ぞれの端部に支された一対のドラムと、一方のドラムか
    ら前記プラテンローラを経由して他方のドラムを駆動す
    る一対の伝達機構と、プラテンローラに対向して設けら
    れた感熱記録ヘッドとからなり、記録媒体をそれぞれの
    ドラム外周に巻き付けて挟持し、インクフィルムを介し
    て前記感熱記録ヘッドにより熱転写を行う熱転写記録装
    置において、前記一対の伝達機構のそれぞれに直結する
    一対のモータを設け、給排紙時及び記録時ともにそれぞ
    れのモータを同期駆動することを特徴とする熱転写記録
    装置。
  7. 【請求項7】  一方のドラムの内部に、少なくとも一
    つのレーザー光源を設け、それぞれのレーザー光源と光
    軸方向に対向する他方ドラムの内部に少なくとも一つの
    位置検出用受光素子を設け、それぞれのレーザー光源及
    び位置検出用受光素子をスリップリングを介して外部端
    子と接続し、該外部端子と接続するモータ制御回路を備
    えたことを特徴とする請求項6記載の熱転写記録装置。
  8. 【請求項8】  一方のドラムの内部に、少なくとも一
    つの発光素子を設け、該発光素子と光軸方向に相対する
    他方ドラムの内部に少なくとも一つの光量検出用受光素
    子をスリット部材を介して設け、それぞれの発光素子及
    び光量検出用受光素子をスリップリングを介して外部端
    子と接続し、該外部端子と接続するモータ制御回路を備
    えたことを特徴とする請求項6記載の熱転写記録装置。
  9. 【請求項9】  それぞれのモータのロータ軸上に、回
    転角度検出器を設けるとともにモータ制御回路を備えた
    ことを特徴とする請求項6記載の熱転写記録装置。
  10. 【請求項10】  それぞれのモータのトルク容量は、
    一つのモータでそれぞれのドラムを駆動する際のトルク
    容量より小さく形成されていることを特徴とする請求項
    6記載の熱転写記録装置。
JP8539891A 1991-04-17 1991-04-17 熱転写記録装置 Withdrawn JPH04316868A (ja)

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JP8539891A JPH04316868A (ja) 1991-04-17 1991-04-17 熱転写記録装置

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