JPH04316640A - よこ入れ制御方法 - Google Patents

よこ入れ制御方法

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JPH04316640A
JPH04316640A JP16693991A JP16693991A JPH04316640A JP H04316640 A JPH04316640 A JP H04316640A JP 16693991 A JP16693991 A JP 16693991A JP 16693991 A JP16693991 A JP 16693991A JP H04316640 A JPH04316640 A JP H04316640A
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JP
Japan
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weft
yarn
weft insertion
main nozzle
loom
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JP16693991A
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Yujiro Takegawa
竹川 雄二郎
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Tsudakoma Corp
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Tsudakoma Corp
Tsudakoma Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数のよこ入れ系列を
用いて同一種類のよこ糸を所定の順序でよこ入れするい
わゆるミキシング方式のよこ入れ装置で給糸切れ時によ
こ入れ順序を変更して製織を続行するための制御方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】欧州特許第0195469号公報は、ミ
キシング方式のよこ入れ技術を開示している。そのよこ
入れ技術は、いずれかのよこ入れ系列に糸切れが発生し
たときに、織機を停止させることなく、残りのよこ入れ
系列のみによってよこ入れを続行させている。上記技術
によると、製織が中断しないため、織機の稼動率が向上
する。
【0003】
【従来技術の課題】しかし、一方で給糸切れが発生した
時点で、給糸切れが発生しているよこ入れ系列のメイン
ノズルによこ糸が通されたままの状態となっており、し
かもメインノズルでの糸抜け防止のために常時噴射が継
続して行われているため、メインノズルの先端で吹き切
れやよこ糸どうし間で先端干渉が起き、よこ入れ不良が
発生し易く、結果的に織機の稼動率が低下し、織物品質
の低下を招くことになる。また常時噴射が継続的に必要
となるため、圧力空気の浪費の問題がある。
【0004】
【発明の目的】したがって、本発明の目的は、上記欠点
すなわち給糸切れ状態の糸の吹き切れや先端干渉を防止
し、圧力空気の浪費をなくすることである。
【0005】
【発明の解決手段】上記目的の下に、本発明は、給糸切
れ状態のよこ糸を排出した後、対応のメインノズルの常
時噴射を停止し、織機を再起動させて、残りの正常なよ
こ入れ系列のみによって、必要に応じて測長速度を高め
る方向に変更しながらよこ入れを続行するようにしてい
る。
【0006】
【実施例】図1は、よこ入れ装置1の構成を示している
。同一種類の複数例えば3つのよこ糸2a、2b、2c
は、それぞれ給糸パッケージ3から引き出され、各よこ
入れ系列の測長貯留装置4に達している。
【0007】各測長貯留装置4は、例えばドラム式のも
のであり、静止状態のドラム5の外周面で係止ピン7に
より対応のよこ糸2a、2b、2cを係止しながら、回
転アーム8の回転によって巻き付けて測長し、かつよこ
入れ時点まで貯留していく。ここで係止ピン7は、例え
ばソレノイド6によって進退方向に駆動可能であり、ま
た回転アーム8は、モータ9によって所定の速度で駆動
されるようになっている。
【0008】所定のよこ入れタイミングで、例えばよこ
糸2aに対応する係止ピン7がドラム5の外周面から後
退したとき、対応のよこ入れ用のメインノズル10は、
よこ入れ用の圧力流体12を噴射することによって、ド
ラム5の外周面から解舒状態のよこ糸2aを引き出し、
圧力流体12とともに、たて糸開口11の中によこ入れ
していく。よこ入れされたよこ糸2aは、よこ入れ側で
給糸カッタ23により切断される。
【0009】なお、圧力流体12は、共通の圧力流体源
13から分岐して、各よこ糸2a、2b、2cに対応す
る3つの電磁弁14を経て、各メインノズル10に供給
されるほか、常時噴射のために、共通の圧力調整弁15
を経て分岐し、3つの電磁弁16によってそれぞれのメ
インノズル10に供給できるようになっている。
【0010】そして、それぞれの給糸パッケージ3から
対応の測長貯留装置4に至る間のよこ糸2a、2b、2
cの給糸切れ状態は、例えば光電式の糸センサ17によ
って検出できるようになっている。また各よこ糸2a、
2b、2cの糸切れ時に、測長貯留装置4からメインノ
ズル10に至る間の残糸の処理手段の一例として、メイ
ンノズル10の先端位置でこれに交差する方向の吹き上
げノズル18、およびこれと対向する糸処理装置19が
設置されている。これらの残糸処理手段は、例えば特開
昭62−41083号の装置によって構成する。
【0011】次に図2は、制御装置20と、これによっ
て制御される部分との接続関係を示している。制御装置
20は、CPUなどによって構成されており、入力側で
制御プログラムや各種のデータ設定用の入力ユニット2
1、前記3つの糸センサ17に接続されており、また出
力側で、各よこ入れ系列のソレノイド6、モータ9、電
磁弁14、16のほか、各よこ入れ系列および故障位置
表示用の警報器22に接続されている。
【0012】この制御装置20は、本発明のよこ入れ制
御方法を実行する部分であり、3つのよこ糸2a、2b
、2cを所定の順序で、交互によこ入れするためのプロ
グラム、3つのよこ糸2a、2b、2cのうち2つのも
のを交互によこ入れするためのプログラム、1つのもの
のみを連続的によこ入れするためのプログラム、これら
のよこ入れ態様に応じたソレノイド6、電磁弁14、1
6のオンオフタイミング、モータ9の回転速度などを内
蔵のメモリにより予め記憶している。
【0013】正常な製織動作時に、制御装置20は、図
3の上段に示すように、a→b→cの順序で3ピックを
1繰り返し周期としてよこ入れを実行していく。このと
き、モータ9の回転速度は、すべて速度値Vに設定され
ている。
【0014】このような、よこ入れ過程で、例えばよこ
糸2bで給糸切れが発生したとき、それに対応する光セ
ンサ17は、糸切れに対応する信号を制御装置20に送
り込む。
【0015】そこで制御装置20は、図示しない織機制
御装置に対し織機停止信号を送り、織機を自動的に停止
させた後、給糸切れに対応するよこ入れ系列のソレノイ
ド6を駆動し、係止ピン7を後退させて、ドラム5の外
周面で、切れたよこ糸2bを解舒してから、排出手段と
しての吹き上げノズル18から空気を噴射し、対応のメ
インノズル10の常時噴射を継続しながら、切断状態の
よこ糸2bを糸処理装置19に案内し、巻き込みまたは
引き込みなどにより外部に排出させる。
【0016】同時に、制御装置20は、記憶中の2つの
よこ糸によるよこ入れ動作を実行するために、2つのよ
こ糸の交互よこ入れに対応するプログラムを選択し、切
断状態のよこ糸2bに対応する常時噴射を停止させ、か
つ残りのよこ糸2a、2cに対応する測長貯留装置4の
モータ9の回転速度を高め、(速度値V×1.5)に設
定してから、よこ糸2aに対応する警報器22のランプ
などを点灯させ、織機を再起動させる。このため、よこ
入れ装置1は、図3の中段に示すように、残りのよこ糸
2a、2cについてa→cの順序で2ピックを1繰り返
し周期としてよこ入れを行っていく。
【0017】このとき、よこ糸2bがメインノズル10
に通したままの状態となっていないため、よこ糸2bの
吹き切れや、よこ糸2bと他のよこ糸2a、2cとの間
で糸先端の干渉などが回避できる。また織機の停止中に
、給糸切れに対応する残糸を取り除くようにするので、
自動緯糸排出装置を利用でき、また織工の修復作業が省
力化できる。
【0018】なお、モータ9の速度変更は、残りのよこ
入れ系列のみで、この後のよこ入れを継続するために必
要となる。
【0019】この後に、織工が一旦織機を停止状態とし
、給糸切れ状態の給糸パッケージ3のよこ糸2bを取り
出して、利用可能な状態に設定し、正規のよこ入れ指令
を入力ユニット21で与えると、制御装置20は、3つ
のよこ糸2a、2b、2cについてa→b→cの順序で
よこ入れを実行していく。
【0020】もし、織工が給糸切れのよこ糸2bを修復
しない間に、よこ糸2cにも給糸切れが発生したとき、
制御装置20は、織機を停止させ、吹き上げノズル18
および糸処理装置19によって、糸切れ状態のよこ糸2
cを排出し、対応のメインノズル10の常時噴射を停止
させ、かつ残りのよこ糸2aに対応するモータ9の回転
速度を(速度値V×3)に高めるか、あるいはモータ9
の回転速度を(速度値V×3以下)の適宜な値とし、織
機の回転速度を低める方向に変更してから、現存のよこ
糸2aについて、図3の下段のようにa→a→aとして
1つのよこ糸2aのみでよこ入れを実行していく。
【0021】1つのよこ糸2aのみでは、よこ糸ミキシ
ングの効果が期待できないため、警報器22は、最優先
の警報を出し、織工に対し修復を促す。やがて、織工は
、給糸切れ状態のよこ糸2b、2cを回復し、指令入力
によって正規のよこ入れa→b→cの繰り返し周期でよ
こ入れを実行させる。
【0022】
【発明の効果】本発明では、よこ糸がメインノズルに通
したままの状態となっておらず、また常時噴射も停止し
ているため、従来技術の不具合すなわち吹き切れ、よこ
糸の先端干渉によるよこ入れ不良などの発生が確実に防
止でき、また常時噴射にともなう圧力流体の浪費が回避
できる。
【0023】また、給糸切れに伴って残りのよこ入れ系
列に対応するモータの回転速度を高い方向に自動的に変
更すれば、残りのよこ入れ系列だけで、その後のよこ入
れが継続できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】よこ入れ装置の概略的な説明図である。
【図2】制御装置とこれによって制御される部分のブロ
ック線図である。
【図3】よこ入れ状態の説明図である。
【符号の説明】
1  よこ入れ装置                
    2a、2b、2c  よこ糸 3  給糸パッケージ               
   4  測長貯留装置 6  ソレノイド                 
     9  モータ10  よこ入れ用のメインノ
ズル      12  圧力流体14  電磁弁  
                      16 
 電磁弁17  糸センサ             
         19  糸処理装置 20  制御装置                 
     21  入力ユニット 22  警報器

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  複数のよこ入れ系列を用いて同一種類
    のよこ糸を所定の順序でよこ入れするよこ入れ装置にお
    いて、いずれかのよこ入れ系列に給糸切れが発生したと
    き、織機を停止させ、給糸切れのよこ入れ系列の測長貯
    留装置とよこ入れ用のメインノズルとの間の切れたよこ
    糸を排出した後、織機を再起動させ、残りの正常なよこ
    入れ系列のみによって、よこ入れを続行することを特徴
    とするよこ入れ制御方法。
  2. 【請求項2】  複数のよこ入れ系列を用いて同一種類
    のよこ糸を所定の順序でよこ入れするよこ入れ装置にお
    いて、いずれかのよこ入れ系列に給糸切れが発生したと
    き、織機を停止させ、給糸切れのよこ入れ系列の測長貯
    留装置とよこ入れ用のメインノズルとの間の切れたよこ
    糸を排出した後に、残りの正常なよこ入れ系列の測長貯
    留装置の測長速度を高める方向に変更してから、織機を
    再起動させ、残りの正常なよこ入れ系列のみによってよ
    こ入れを続行することを特徴とするよこ入れ制御方法。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
BE1020707A3 (fr) * 2011-05-27 2014-04-01 Toyota Jidoshokki Kk Dispositif d'entreposage de fil de trame dans un metier a tisser.

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
BE1020707A3 (fr) * 2011-05-27 2014-04-01 Toyota Jidoshokki Kk Dispositif d'entreposage de fil de trame dans un metier a tisser.

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