JPH0431585B2 - - Google Patents

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JPH0431585B2
JPH0431585B2 JP61057753A JP5775386A JPH0431585B2 JP H0431585 B2 JPH0431585 B2 JP H0431585B2 JP 61057753 A JP61057753 A JP 61057753A JP 5775386 A JP5775386 A JP 5775386A JP H0431585 B2 JPH0431585 B2 JP H0431585B2
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developer
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compound
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JP61057753A
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JPS6230260A (ja
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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G9/00Developers
    • G03G9/08Developers with toner particles
    • G03G9/12Developers with toner particles in liquid developer mixtures
    • G03G9/135Developers with toner particles in liquid developer mixtures characterised by stabiliser or charge-controlling agents

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Liquid Developers In Electrophotography (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
(A) 産業上の利用分野 本発明は、電子写真用液体現像剤に関するもの
であり、特に正荷電安定性に優れた電子写真用液
体現像剤に関する。 (B) 従来技術及びその問題点 静電写真の現像工程で用いられる液体現像剤
は、一般に高絶縁性担体液中に顔料又は染料及び
樹脂を主成分とするトナー粒子を分散させたもの
である。一般にこのような現像剤のものは荷電特
性が充分でなかつたり、安定性に欠けたりするた
め電荷制御剤として樹脂酸、脂肪酸、アルキルベ
ンゼンスルホン酸、アルキルリン酸、ナフテン酸
等の金属塩、各種ノニオン界面活性剤を添加する
試みがなされてきた。 それにも拘らず、従来の液体現像剤は、荷電特
性が不充分で高電位の潜像でないと充分は画像濃
度が得られなかつたり、特に安定性が不充分で長
期の保存中に徐々に荷電特性が変化して画像濃度
が低下したり、カブリを生じたりする欠点を有す
るものであつた。 (C) 発明の目的 本発明の目的は、従来の液体現像剤における上
述した欠点を改良した電子写真用液体現像剤を提
供することである。 (D) 発明の構成 本発明の目的は、高絶縁性担体液中に、含窒素複
素環核にアミノ基を有する化合物を含むことを特
徴とする電子写真用液体現像剤によつて達成され
た。 本発明に用いられる上記化合物は、好ましくは
下記一般式()で示されるものである。 一般式() (式中、Aは炭素原子または窒素原子、Yは2
価基、nは0又は1、R1及びR2は水素原子また
は有機基、Zは含窒素複素環核を形成するのに必
要な原子群を表わす。) 以下に具体例を示す。 本発明に用いるアミノ基を有する含窒素複素環
化合物は、トナー粒子に良好な正荷電を与える電
荷制御剤として働き、その荷電安定性は極めて優
れたものである。正荷電を与える電荷制御剤とす
るためには、例えばカルボン酸のような酸との塩
の形で担体液中に存在させる方法がある。即ち、
アミノ基
【式】がプロトネーシヨンして
〔比較現像剤A〕
攪拌後、温度計および窒素導入管を備えた1
フラスコ中にイソパラフイン系炭化水素より成る
アイピーソルベント(出光石油製)500g、ラウ
リルメタアクリレート100g、メタアクリル酸5g
を入れ、重合開始剤としてBPO(過酸化ベンゾイ
ル)1gを加え85℃の水浴上で5時間重合を行な
い重合体溶液を得た。 その後生成物溶液100gをとり、これを攪拌機、
温度計、滴下ロートおよび窒素導入管を備えた1
フラスコ内に移し、アイビ−ソルベント300g
を加え、70℃の水浴上で滴下ロートより不溶性共
重合体を与えるモノマーとして、酢酸ビニル
100g、N−ビニルピロリドン10gおよびメチルア
クリレート(Tg3℃)5gならびに重合開始剤
AIBN(アゾビスイソブチロニトリル)1gの混合
物を3時間にわたつて滴下した。 その後、窒素雰囲気下でさらに3時間加熱した
後、室温まで冷却した。生成物は極めて分散安定
性に優れた複合樹脂分散の白色エマルジヨンであ
つた。 ついでこのエマルジヨン液に対し、オイルブラ
ツクHBB5gをキシレン20gに溶解した溶液を攪
拌下滴下した。さらに電荷制御剤としてステアリ
ン酸アルミニウム0.5gを添加した後、アイピ−ソ
ルベント中に50倍に希釈してトナー溶液とした。
得られたトナーは良好な分散安定性を示す正荷電
性トナーであり、電子顕微鏡写真の観察の結果、
0.2μmの均一な分布の粒子であつた。 〔比較現像剤B〕 比較現像剤Aの電荷制御剤をステベライトロジ
ンのアルミニウム塩0.5gに代える以外は同様にし
てトナーを溶液とした。 〔比較現像剤C〕 比較現像剤Aの電荷制御剤をラウリルアミンパ
ルミチン酸塩1gに代える以外は同様にしてトナ
ーを溶液とした。 〔比較現像剤D〕 比較現像剤Aの電荷制御剤をジイソブチレン−
マレイン酸共重合体の半ドコサニルアマイド化物
0.5gに代える以外は同様にしてトナー溶液とし
た。 〔本発明現像剤−1〕 比較現像剤Aの電荷制御剤を例示化合物51g
とステアリン酸3gのキシレン溶液として添加す
る以外は同様にしてトナー溶液とした。 これらのトナーを酸化亜鉛電子写真オフセツト
マスター用の液体現像剤として、製版機EP−11
(三菱製紙製)で使用した。トナーの荷電安定性
を調べるために、40℃で3日、7日及び14日間経
時保存した現像剤により得られた最大反射濃度を
第1表に示している。
【表】 第1表の結果から、比較現像剤A〜Dは、荷電
安定性が悪いために、経時による最大濃度の変化
が著しいが、本発明の現像剤は経時によつても殆
んど濃度変化がなく極めて安定なものであること
が理解されよう。 また、得られたオフセツトマスターを用いて印
刷したところ、最大濃度1.7以上のマスターは、
非画像部にインキを受容して地汚れを生じた。 実施例 2 実施例1の比較現像剤Aに示すようにして合成
したラウリルメタクリレート−メタクルル酸共重
合体の20%溶液15gと例示化合物11gを加熱溶解
したキシレン溶液30gとを混合して、ステアリン
酸アルミニウムの代りに用いる以外は比較現像剤
Aと同様にしてトナー溶液とし、試験した。本発
明現像剤−1と同様に極めて荷電安定性に優れた
液体現像剤であつた。 実施例 3 ステアリルメタアクリレート100gおよびメト
キキシポリエチレングリコールメタアクリレート (
【式】n =9)10gおよびAIBN1.8gを攪拌器、温度計お
よび窒素導入管を備えた1フラスコ内に入れ、
アイピーソルベント500gを加え75℃で5時間加
熱、攪拌を行なつた。次いで生成物溶液100gを
とり、メチルメタアクリレート50g、スチレン
35g、ヒドロキシエチルメタアクリレート10gお
よびAIBN1.0gを加え75℃で5時間加熱攪拌し
た。生成物は平均粒子径0.15μの安定なエマルジ
ヨンであつた。次いでオリエント化学社製オイル
ブラツクHBB8gをキシレン60gに溶解し、これ
を上記生成エマルジヨン液に滴下攪拌後、実施例
2の例示化合物1の代わりに例示化合物81gを
溶解したエタノール:キシレン(2:8)溶液
10gを用いる以外は実施例2の方法と同様にして
調製した電荷制御剤を加え、アイピーソルベント
を加え固型分濃度0.9%まで希釈して現像剤とし
た。実施例2の現像剤とほぼ同様に荷電安定性に
優れた液体現像剤であつた。 実施例 4 実施例1の比較例Aの不溶性共重合体を与える
ためのモノマーの代りにビニルアクリレート
12g、酢酸ビニル78gおよびN−ビニル−2−ピ
ロリドン10gを加え、70℃の水浴上でAIBN0.6g
を添加することにより重合を開始した。 生成物は極めて分散安定性に優れた複合樹脂分
散の白色エマルジヨンであつた。ついでこのエマ
ルジヨン液に対し、オイルブラツクHBB5gをキ
シレン20gに溶解した溶液を攪拌下滴下した。さ
らに電荷制御剤として、実施例1の比較現像剤A
に示すようにして合成したラウリルメタクリレー
ト−メタクリル酸共重合体の20%溶液15gと例示
化合物161gを加熱溶解したキシレン溶液30gと
を混合して、ステアリン酸アルミニウムの代りに
用いる以外は比較現像剤Aと同様にしてトナー溶
液とした。 次にバインダーとしてスチレン無水マレイン酸
のオクチルハーフエステル体(酸価165)の10g
を、キシレン80g及びブタノール20gおよびテト
ラヒドロフラン20gの混合溶媒に溶解し、有機光
導電性化合物として2,5−ビス(4′−ジエチル
アミノフエニル)−1,3,4−オキサジアゾー
ル8gを溶解し、増感色素としてエチルバイオレ
ツトの1%メタノール溶液5mlを加えて全量をキ
シレンで150gに合わせた感光液を陽極酸化した
アルミニウム板上に膜厚が4μmになるように塗布
乾燥し、印刷用原版を作成した。 上記印刷用原版を帯電、露光後、前記液体現像
剤により現像し、定着後ベンジルアルコールおよ
びトリエタノールアミンを含む水性エツチング液
でエツチング処理を行なつたところ、画像部は良
好なレジスト性を示し、印刷用刷版を得た。 本実施例の液体現像剤も実施例1の現像剤と同
様極めて荷電安定性が優れたものであつた。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 高絶縁性担体液中に、トナー粒子としてポリ
    マー粒子、電荷制御剤として下記一般式で表わさ
    れる化合物、および該化合物と塩を形成するカル
    ボン酸を含むことを特徴とする正帯電性電子写真
    用液体現像剤。 一般式 (式中、Aは炭素原子、Yは2価基、nは0又
    は1、R1及びR2は水素原子または有機基、Zは
    含窒素複数環核を形成するのに必要な原子群を表
    わす。)
JP61057753A 1985-04-12 1986-03-14 電子写真用液体現像剤 Granted JPS6230260A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7806285 1985-04-12
JP60-78062 1985-04-12

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6230260A JPS6230260A (ja) 1987-02-09
JPH0431585B2 true JPH0431585B2 (ja) 1992-05-26

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ID=13651361

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JP61057753A Granted JPS6230260A (ja) 1985-04-12 1986-03-14 電子写真用液体現像剤

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2698073B2 (ja) * 1987-04-13 1998-01-19 三菱製紙株式会社 電子写真液体現像組成物の製造方法

Citations (5)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4969144A (ja) * 1972-11-04 1974-07-04
JPS4971943A (ja) * 1972-11-10 1974-07-11
JPS5559483A (en) * 1978-10-23 1980-05-02 Eastman Kodak Co Imaging dispersion and process for electrophoretic migration
JPS5756853A (en) * 1980-09-24 1982-04-05 Canon Inc Electrostatic latent image developer
JPS59160152A (ja) * 1983-03-03 1984-09-10 Ricoh Co Ltd 静電写真用液体現像剤

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