JPH04315575A - 往復切刃を有する回転式の形直しおよび目直し用ダイヤモンド工具およびそれの使用方法 - Google Patents

往復切刃を有する回転式の形直しおよび目直し用ダイヤモンド工具およびそれの使用方法

Info

Publication number
JPH04315575A
JPH04315575A JP3356858A JP35685891A JPH04315575A JP H04315575 A JPH04315575 A JP H04315575A JP 3356858 A JP3356858 A JP 3356858A JP 35685891 A JP35685891 A JP 35685891A JP H04315575 A JPH04315575 A JP H04315575A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
reshaping
tool
wheel
diamond
layer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP3356858A
Other languages
English (en)
Inventor
William W Ruark
ウィリアム・ウェブスター・ルアーク
Robert L Henry
ロバート・ルイス・ヘンリー
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
General Electric Co
Original Assignee
General Electric Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by General Electric Co filed Critical General Electric Co
Publication of JPH04315575A publication Critical patent/JPH04315575A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B24GRINDING; POLISHING
    • B24BMACHINES, DEVICES, OR PROCESSES FOR GRINDING OR POLISHING; DRESSING OR CONDITIONING OF ABRADING SURFACES; FEEDING OF GRINDING, POLISHING, OR LAPPING AGENTS
    • B24B53/00Devices or means for dressing or conditioning abrasive surfaces
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B24GRINDING; POLISHING
    • B24BMACHINES, DEVICES, OR PROCESSES FOR GRINDING OR POLISHING; DRESSING OR CONDITIONING OF ABRADING SURFACES; FEEDING OF GRINDING, POLISHING, OR LAPPING AGENTS
    • B24B53/00Devices or means for dressing or conditioning abrasive surfaces
    • B24B53/12Dressing tools; Holders therefor
    • B24B53/14Dressing tools equipped with rotary rollers or cutters; Holders therefor

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の背景】本発明は、といし車の形直しおよび目直
しを行うために役立つ新規な形直しおよび目直し用工具
に関するものである。本発明はまた、円筒研削盤におい
て主軸台と心押し台との間に取付けられ、あるいは平面
研削盤において任意適宜の制動制御式または動力式回転
装置上に取付けられた往復切刃形の形直しおよび目直し
用工具の使用により、ガラス質結合立方晶系窒化ホウ素
(CBN)研摩材を有するといし車の形直しおよび目直
しを行うための方法にも関する。
【0002】当業界においては、通常の酸化アルミニウ
ムおよび炭化ケイ素といし車、樹脂結合およびガラス質
結合CBNといし車、並びにダイヤモンドといし車のご
とき各種のといし車が知られている。ところで、といし
車において使用される研摩材の種類にかかわらず、既知
の断面形状を有する目の開いた切れの良い切削面を維持
するため定期的にといし車の形直しおよび目直しを行う
ことが必要である。一般的に述べれば、といし車は目の
開いた切れの良い表面状態を有することが望ましい。そ
の理由は、かかる目の開いた表面を有するといし車は工
作物の燃焼を引起こすことが少なく、また目の詰まった
切れの悪い表面を有するといし車に比べて研削力が小さ
くて済むことにある。
【0003】当業界においては、といし車の形直しおよ
び目直しを行うための様々な方法が知られている。しか
しながら、いずれの方法もそれぞれに欠点や短所を有し
ており、特に研摩材がダイヤモンドまたはガラス質結合
CBNであるようなといし車の形直しおよび目直しに関
してはそれが顕著である。ネイジー(Nagy)の米国
特許第2791211号明細書中に開示された従来方法
は、ダイヤモンドチップを付けた目直し工具をといし車
に対して少しずつ割出しながら、全ての割出し位置にお
いてダイヤモンドの結晶軸に対して30〜45°の角を
成す高硬度粒子方向からダイヤモンドをといし車に接触
させるというものである。このようなバイト形の工具は
酸化アルミニウムまたは炭化ケイ素から成る通常のとい
し車に対しては有効であるが、ダイヤモンドチップが急
速に摩耗するため、ダイヤモンドまたはガラス質結合C
BNを使用したといし車の目直し用としては一般に有効
でない。
【0004】また、イマイ(Imai)等の米国特許第
4866887号明細書中には別の従来方法が開示され
ている。この方法に従えば、先ず最初に、ペン先形の形
直し工具を比較的小さい切込み深さでといし車に沿って
数回移動させることによってといし車の形直しが行われ
る。 中高部の大部分が除去された後、形直し工具の切込み深
さを比較的大きな値に設定して最終の横送りを行うこと
により、といし車上に鋭利な切刃が形成される。このよ
うな方法の欠点としては、といし車の形直しを行うため
に数回のパスが必要であること、並びに形直しおよび目
直し用工具の切込み深さおよび位置を制御するために使
用される中央制御装置に費用がかかることが挙げられる
。なお一層重要な点は、かかる方法をダイヤモンドまた
はガラス質結合CBNといし車に対して使用した場合、
ペン先形工具が急速な摩耗および先端形状の喪失を生じ
易いことである。
【0005】バイト形の形直しおよび目直し用工具に代
わる幾つかの手段も知られている。その実例としては、
本発明の場合と同じ譲受人に譲渡されたルアーク(Ru
ark) 等の米国特許第4915089号明細書中に
開示されているものを含め、手植えダイヤモンドまたは
金属接合ダイヤモンドを有する回転式のカップ状工具お
よび直円柱状工具が挙げられる。かかる回転式の形直し
および目直し用工具はバイト形工具よりも実質的に長い
寿命を有するが、バイト形工具によってといし車上に形
成されるような切れの良い鋭利な切削面を生み出すこと
は一般に不可能である。更にまた、それらは比較的高価
な油圧式または電動式の精密駆動電動機−主軸アセンブ
リを必要とすることもある。その結果、小さい機械工場
では回転式の目直し技術を利用することができないのが
普通である。カップ状の目直し工具が有するもう1つの
欠点は、最初に使用した切刃が摩滅して平らになった場
合に新しい鋭利な切刃をといし車に当てるため、目直し
工具の位置または角度を定期的に変化させる必要がある
ことである。直円柱状の目直し工具はまた、研摩材が数
ミリメートルの幅の帯状を成してといし車の外周面に当
てられるという欠点をも有している。その結果、ダイヤ
モンドまたはガラス質結合CBNといし車の表面の目直
しに際して作業員が調節を行う余地はほとんどない。な
ぜなら、鋭利な切刃ではなく幅の広い帯状の研摩材を当
てた場合、といし車は目の詰まった切れの悪い状態にな
るのが普通だからである。このような状態のといし車は
研削作業に際して過剰の熱を発生し、そのために工作物
を燃焼させることもあるので望ましくない。ルアーク等
によって開示された動力式の回転目直し工具においては
、工具の回転軸に対して垂直な軸線に沿って配置された
ダイヤモンド粒子の単層の使用によってダイヤモンドの
幅が広いという欠点が解消されている。しかしながら、
かかる工具を用いてといし車上に目の開いた鋭利な表面
を生み出すためには、工具の送り速度に対して高度の制
御が必要となる。場合によっては、目の開いたといし車
を得るために必要な送り速度は研削盤の物理的能力を越
えることがある。このような送り速度に関する要求条件
のため、ダイヤモンドまたはガラス質結合CBNといし
車の形直しおよび目直しは実行が不可能であったり、あ
るいは高価な部品を追加しなければならなかったりする
。そのようなわけで、かかる技術を小さな機械工場で利
用することはできないのである。
【0006】それぞれに欠点を有するとは言え、上記の
ごとき従来の方法はいずれも有用なものと見なすことが
できる。しかしながら、製造業者達は形直しおよび目直
し操作を改善することに常に関心を持っている。このよ
うな改善の実例としては、といし車の形直しおよび目直
しによって目の開いた鋭利な表面を得るために必要な時
間を短縮すること、形直しおよび目直し用工具自体の原
価を低減させること、並びに処理されたといし車の断面
形状の品質を向上させることが挙げられる。
【0007】
【発明の概要】本発明の目的の1つは、往復切刃を有す
る形直しおよび目直し用ダイヤモンド工具を提供するこ
とにある。
【0008】また、往復切刃を有する形直しおよび目直
し用ダイヤモンド工具の製造方法を提供することも本発
明の目的の1つである。
【0009】更にまた、往復切刃を有する形直しおよび
目直し用ダイヤモンド工具を工作物の代りに円筒研削盤
の主軸台と心押し台との間に取付けて使用することによ
ってといし車の形直しおよび目直しを行うための方法を
提供することも本発明の目的の1つである。
【0010】本発明の一側面に従えば、工具の回転軸に
対して傾斜した平面内に配置された薄いダイヤモンド粒
子層を含む車輪から成るようなといし車の形直しおよび
目直し用工具が提供される。かかる薄いダイヤモンド粒
子層は幅方向においてダイヤモンド粒子の単層から成り
、かつ形直しおよび目直し用工具の両側面の中間に配置
されていることが好ましい。
【0011】本発明のもう1つの側面に従えば、動力式
研削盤の主軸台と心押し台との間に配置された回転する
形直しおよび目直し用工具に回転するといし車の外周面
を接触させることによってといし車の形直しおよび目直
しを行うための方法が提供される。次善の実施の態様に
従えば、動力式回転装置または制動装置を用いて形直し
および目直し用工具を回転するといし車に接触させるこ
ともできる。このような実施の態様は、形直しおよび目
直し用工具を平面研削盤または万能研削盤において使用
する場合により適している。
【0012】本発明の工具におけるダイヤモンド粒子の
特異な配置状態はといし車に対して単一の接触点を生じ
るが、これはバイト形の形直しおよび目直し用工具の場
合に類似している。しかるに、工具の摩耗に応じたダイ
ヤモンド粒子の喪失に伴って摩滅していないダイヤモン
ド粒子が供給されるため、本発明の工具の寿命は従来の
バイト形ダイヤモンド工具に比べて劇的に向上するので
ある。
【0013】工具寿命の向上に加え、本発明の工具は(
横方向において静止しているにもかかわらず)ダイヤモ
ンド粒子層の回転の結果として特異な往復切刃を生じる
のであって、かかる往復切刃は早い送り速度を使用した
場合と同様な切れの良い切削作用をもたらす。その結果
、研削盤の機械的制約を越えて、かつといし車自体に損
傷を与えることなしに、早い送り速度がもたらすものと
同じ効果をといし車の表面に付与することができるので
ある。
【0014】
【発明の詳しい説明】本発明によれば、工具の回転軸に
対して傾斜した平面内に配置された薄いダイヤモンド粒
子層を含む車輪から成るようなといし車の形直しおよび
目直し用工具が提供される。本発明の形直しおよび目直
し用工具は大径のガラス質結合CBNといし車の形直し
および目直し用として特に適しているとは言え、酸化ア
ルミニウムおよび炭化ケイ素といし車、樹脂結合CBN
といし車、並びにダイヤモンドといし車のごとき通常の
といし車に対しても効果的かつ効率的に使用することが
できる。
【0015】先ず図1を見ると、本発明に基づく形直し
および目直し用工具10が示されている。かかる形直し
および目直し用工具10は、第1の車輪断片26と第2
の車輪断片27との間に薄いダイヤモンド粒子層12を
配置したものから成ることが好ましい。ダイヤモンド粒
子層12はといし車の形直しおよび目直し用としての機
能を果たすものであるから、ダイヤモンド粒子層12の
幅が小さくなるほど、本発明の形直しおよび目直し用工
具10はバイト形の工具に一層近似した作用を示すこと
になる。ダイヤモンド粒子層12は幅方向においてただ
1個のダイヤモンド粒子を含むことが最も好ましい。と
は言え、往復切刃形の形直しおよび目直し用工具を得る
ためには、ダイヤモンド粒子層12が幅方向において数
個のダイヤモンド粒子を含むこと(たとえば、約0.8
mmまでの幅を有すること)が望ましい場合もある。
【0016】ダイヤモンド粒子層12中には、要求され
る形直しおよび目直し条件に応じ、任意の粒度を持った
ダイヤモンド粒子を使用することができる。ガラス質結
合CBNといし車の形直しおよび目直し用としては、大
きい粒度(たとえば、米国標準ふるいで表わして20/
25〜30/40メッシュの粒度)を有するダイヤモン
ド粒子を使用すればより長い実用寿命が得られるので好
ましい。とは言え、用途によっては、米国標準ふるいで
表わして60/80メッシュ以下にまでわたる小さい粒
度のダイヤモンド粒子を使用することもできる。当業者
にとっては、特別な実験を行わなくても、その他の種類
のといし車の形直しおよび目直しのために適したダイヤ
モンド粒子の粒度を選定することが可能なはずである。
【0017】車輪断片26および27は任意適宜の結合
材から成っていればよいが、中でも鉄またはコバルトを
含有するような硬質結合材が最も好適である。樹脂結合
またはガラス質結合CBNといし車50(図5参照)に
関する用途においては、好適な実施の態様に従えば、車
輪断片26および27として鉄を含有する結合材が使用
される。ダイヤモンドといし車50の形直しおよび目直
しのためには、好適な実施の態様に従えば、車輪断片2
6および27として超硬合金結合材が使用される。車輪
断片26および27用として適する結合材を選定する際
の最も重要な基準は、それが本発明の形直しおよび目直
し用工具中にダイヤモンド粒子層12を保持するのに十
分なだけの硬さを有する共に、使用に際して変形や振動
を生じないことである。
【0018】次の図2および3には、往復切刃を有する
回転式の形直しおよび目直し用ダイヤモンド工具10を
製造するための好適な方法が示されている。先ず最初に
、当業界において公知の手段により、第1の車輪断片2
6が押型20内において常温圧縮成形される。なお、正
規の生産プロセスにおいては、最終の圧縮成形に先立っ
て第1の車輪断片26を適当な量だけ熱間圧縮成形して
おくこともできる。第1の車輪断片26を製造するため
には、テーパプラグ22およびコアプラグ24によって
形成された押型キャビティ内に形直しおよび目直し用途
のために適した結合材が部分的に充填される。第1の車
輪断片26が得られたならば、図3に示されるごとく、
第1のプレスリング28およびコアリング24によって
形成された新たな押型キャビティ内に第1の車輪断片2
6が上下を逆転した状態で配置される。第1の車輪断片
26を押型20内に配置した後、それの上面にダイヤモ
ンド粒子層12が付加される。ダイヤモンド粒子層12
を付加するためには幾つかの方法を使用することができ
る。その実例としては、第1の車輪断片26の上面に接
着剤を塗布してからダイヤモンド粒子を散布する方法、
米国特許第4707384、4749587、4767
608、4830702、4434188および474
0263号の明細書中に開示されているごとく化学蒸着
法によって第1の車輪断片26の上面にダイヤモンド粒
子を固定する方法、並びに接着、化学蒸着またはその他
の接合手段によってダイヤモンド粒子層を固定した適当
な結合材の薄い円板を配置する方法が挙げられる。 ダイヤモンド粒子層12を付加するために使用した方法
にはかかわりなく、ダイヤモンド粒子層12が配置され
た後、第2の車輪断片27を形成するのに十分な量の結
合材粉末が押型20内に充填される。第2のプレスリン
グ32を押型20内に配置した後、車輪断片26および
27を熱間圧縮成形することによって形直しおよび目直
し用工具10が製造される。自明のことながら、鋼また
はその他の適当な材料から成る直円筒状またはねじを切
った円筒状の部材を完成した車輪に対するボスとして使
用することもできるのであって、かかる部材は製造中ま
たは製造後に取付けることができる。
【0019】本発明の好適な実施の態様に従えば、工具
の回転軸に対して単一の傾斜面を成すダイヤモンド粒子
層12を含むような形直しおよび目直し用工具10が製
造される。とは言え、複数の傾斜面を有するダイヤモン
ド粒子層(たとえば、鋸歯状または正弦波状のパターン
を示すダイヤモンド粒子層)を含むような工具も本発明
の範囲内に含まれる。複数の傾斜面を有するダイヤモン
ド粒子層を含む工具は製造プロセスの複雑度を増大させ
ることがあるが、工具の1回転当りのダイヤモンド粒子
層の往復サイクル数に比例してダイヤモンド切刃の実効
送り速度が増大するという点で有利である(図5中のA
−Cサイクルを参照されたい)。
【0020】次の図4には、円筒研削盤の主軸台44と
心押し台46との間に取付けることのできるねじ付き主
軸40とフランジ42とのアセンブリに本発明の形直し
および目直し用工具10を固定するための手段の一例が
示されている。すなわち、主軸40が中心開口14を貫
通するようにして形直しおよび目直し用工具10が取付
けられ、そしてフランジ42に接触させられる。次いで
、止めナット18をねじ込むことによって工具10がフ
ランジ42に対して回転しないように固定される。その
後、形直しおよび目直し用工具10、主軸40、フラン
ジ42および止めナット18から成る集合体が工作物の
場合と同様にして回し金48内に挿入されて固定される
。なお、主軸40に対して工具10を回転しないように
固定するため、主軸のねじ山と同じピッチを有するねじ
山を備えたボスを工具10に取付け得ることは言うまで
もない。あるいはまた、形直しおよび目直し用工具10
、主軸40、フランジ42および止めナット18から成
る集合体をヘッドチャック(図示せず)に固定すること
もできる。更にまた、たとえば平面研削盤の場合には、
図6に示されるごとく、通常の制動制御式形直しおよび
目直し装置54の軸に形直しおよび目直し用工具10を
回転しないように固定し、そして支持台56に取付ける
こともできる。このような制動制御式の装置はアルトフ
ァーザー(Altfather) の米国特許第481
1721号明細書中に開示されている。とは言え、任意
適宜の動力回転式形直しおよび目直し装置も同様に使用
することができる。
【0021】といし車50の形直しおよび目直しは、と
いし車50の外周面を回転する形直しおよび目直し用工
具10に接触させることによって達成される。形直しお
よび目直し用工具10の回転力は研削盤の主軸台によっ
て供給され、そして回し金48またはヘッドチャック(
図示せず)を介して形直しおよび目直し用工具10に伝
達される。このようなやり方で形直しおよび目直し用工
具10に回転力を供給することがより簡便であるが、精
密駆動電動機−主軸アセンブリ(図示せず)によって工
具10を駆動することも同様に有効である。あるいはま
た、図6に関連して前記に記載されたごとく、といし車
50自体との物理的接触によって形直しおよび目直し用
工具10に回転力を供給することもできる。
【0022】図5について述べれば、形直しおよび目直
しは回転するといし車50を回転する形直しおよび目直
し用工具10に接触させることによって行われる。図か
らわかる通り、形直しおよび目直し用工具10が回転す
る結果、工具10とといし車50との接触面内において
はダイヤモンド粒子層12が往復パターンを描いて運動
することになる。形直しおよび目直し用工具10の有効
作用幅は、図5中の長さA−Bによって示されるごとく
、ダイヤモンド粒子層12の左右の限界位置によって決
定される。長さA−Bよりも幅の広いといし車を処理す
るためには、研削盤の送り制御装置(図示せず)を用い
て形直しおよび目直し用工具10の横方向送りを行えば
よい。研削盤の送り制御装置を用いて形直しおよび目直
し用工具10をゆっくりと横方向に移動させた場合にも
、回転する工具10の往復切刃の作用のみを使用した場
合と同じく、処理されたといし車50上には目の開いた
切れの良い表面状態が得られるはずである。微小なダイ
ヤモンド切刃の往復速度(換言すれば、ダイヤモンド粒
子層12が1/2 サイクルの運動を行うのに要する時
間)は形直しおよび目直し用工具10の実行送り速度を
表わすのであって、これは工具10の回転軸に対するダ
イヤモンド粒子層12の傾斜角およびそれの回転速度の
関数である。形直しおよび目直し用工具10とといし車
50とは研削盤の自動テーブルおよび送り制御装置の使
用によって接触させられるが、かかる接触は図5に示さ
れるようなといし車の中高部52が所望の程度に除去さ
れるまで継続される。といし車50上に得られる表面の
鋭利度を調節するためには、形直しおよび目直し用工具
10の切込み深さまたは回転速度を加減してされの実効
送り速度を調節すればよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に従って製造された形直しおよび目直し
用工具の斜視図である。
【図2】本発明に基づく形直しおよび目直し用工具の製
造方法を示す部分断面立面図である。
【図3】本発明に基づく形直しおよび目直し用工具の製
造方法を示す部分断面立面図である。
【図4】本発明に基づく形直しおよび目直し用工具を円
筒研削盤上に取付けたところを示す正面図である。
【図5】本発明に基づく形直しおよび目直し方法を実施
するために役立つ形直しおよび目直し用工具の部分切欠
き平面図である。
【図6】制動型回転装置上に取付けられた形直しおよび
目直し用工具を平面研削盤のといし車の下方に配置した
ところを示す正面図である。
【符号の説明】
10  形直しおよび目直し用工具 12  ダイヤモンド粒子層 14  中心開口 26  第1の車輪断片 27  第2の車輪断片 40  主軸 44  主軸台 46  心押し台 48  回し金 50  といし車

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  車輪を回転させた場合にといし車の外
    周面上に波状の作用面を形成する薄いダイヤモンド粒子
    層を含む車輪から成ることを特徴とする、といし車の形
    直しおよび目直し用工具。
  2. 【請求項2】  前記ダイヤモンド粒子層が幅方向にお
    いてただ1個のダイヤモンド粒子を含む請求項1記載の
    工具。
  3. 【請求項3】  前記ダイヤモンド粒子層が約0.8m
    mまでの幅を有する請求項1記載の工具。
  4. 【請求項4】  前記ダイヤモンド粒子層中に含まれる
    ダイヤモンド粒子が約0.17〜約0.8mmの粒度を
    有する請求項1記載の工具。
  5. 【請求項5】  前記ダイヤモンド粒子層がめっき、金
    属接合または化学蒸着によって前記車輪に固定されてい
    る請求項1記載の工具。
  6. 【請求項6】  前記ダイヤモンド粒子層が前記車輪の
    両側面の中間に配置されている請求項1記載の工具。
  7. 【請求項7】  前記ダイヤモンド粒子層が前記車輪の
    回転軸に対して傾斜した平面内に配置されている請求項
    1記載の工具。
  8. 【請求項8】  一定の幅を持ったといし車の形直しお
    よび目直しを行うための方法において、工具の回転軸に
    対して傾斜した平面内に配置された薄いダイヤモンド粒
    子層を含むような回転する形直しおよび目直し用工具に
    回転するといし車の外周面を接触させる結果、前記ダイ
    ヤモンド粒子層が前記工具の回転速度および前記ダイヤ
    モンド粒子層の傾斜角に関係した実効送り速度を有する
    往復切刃を形成し、かつ前記往復切刃は前記工具の回転
    軸に対して垂直な横方向変位を有することを特徴とする
    方法。
  9. 【請求項9】  前記変位が前記といし車の幅よりも大
    きい請求項8記載の方法。
  10. 【請求項10】  前記形直しおよび目直し用工具が円
    筒研削盤の主軸台と心押し台との間に配置される請求項
    8記載の方法。
  11. 【請求項11】  回し金、ヘッドチャック、前記とい
    し車、または前記形直しおよび目直し用工具に連結され
    た電動機によって前記形直しおよび目直し用工具に回転
    力が伝達される請求項10記載の方法。
  12. 【請求項12】  前記形直しおよび目直し用工具の回
    転を遅らせるために制動手段が使用される請求項11記
    載の方法。
JP3356858A 1990-12-28 1991-12-26 往復切刃を有する回転式の形直しおよび目直し用ダイヤモンド工具およびそれの使用方法 Withdrawn JPH04315575A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US635,082 1990-12-28
US07/635,082 US5172681A (en) 1990-12-28 1990-12-28 Reciprocating point rotary diamond trueing and dressing tool and method of use

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH04315575A true JPH04315575A (ja) 1992-11-06

Family

ID=24546373

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3356858A Withdrawn JPH04315575A (ja) 1990-12-28 1991-12-26 往復切刃を有する回転式の形直しおよび目直し用ダイヤモンド工具およびそれの使用方法

Country Status (5)

Country Link
US (1) US5172681A (ja)
EP (1) EP0492155A1 (ja)
JP (1) JPH04315575A (ja)
KR (1) KR920011648A (ja)
CA (1) CA2056526A1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100531499B1 (ko) * 2002-02-08 2005-11-28 이화다이아몬드공업 주식회사 다이아몬드 공구용 절삭팁 및 다이아몬드 공구

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07297195A (ja) * 1994-04-27 1995-11-10 Speedfam Co Ltd 半導体装置の平坦化方法及び平坦化装置
US5938506A (en) * 1997-06-03 1999-08-17 Speedfam-Ipec Corporation Methods and apparatus for conditioning grinding stones
CA2256140C (en) * 1997-12-16 2003-09-16 Glenn Sakcriska A device for dressing grinding wheels
DE10146952A1 (de) * 2001-09-24 2003-04-24 Saint Gobain Winter Diamantwer Verfahren und System zum Abrichten einer Schleifscheibe
DE102009054448A1 (de) * 2009-11-25 2011-08-04 Hochschule Furtwangen, 78120 Werkzeug zum Abrichten und Crushieren einer Schleifscheibe

Family Cites Families (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE602918C (de) * 1934-09-19 Max Birker Werkzeug zum Abrichten von Schleifscheiben
US1646501A (en) * 1924-09-05 1927-10-25 Gleason Works Dressing wheel
US3067732A (en) * 1958-10-29 1962-12-11 Landis Tool Co Roller-type dressers for grinding wheels
US3398989A (en) * 1966-11-14 1968-08-27 Christensen Diamond Prod Co Diamond milling or planer cutters
US3646708A (en) * 1967-01-09 1972-03-07 Robert S Jones Grinding machinery and methods
JPS5439293A (en) * 1977-02-15 1979-03-26 Nippon Thompson Co Ltd Dimensional precision maintaining device in grinding wheel cutting
SE442305B (sv) * 1984-06-27 1985-12-16 Santrade Ltd Forfarande for kemisk gasutfellning (cvd) for framstellning av en diamantbelagd sammansatt kropp samt anvendning av kroppen
DE8520749U1 (de) * 1985-07-18 1986-05-28 Ernst Winter & Sohn ( GmbH & Co ), 2000 Hamburg Diamantwerkzeug zum Abrichten und Profilieren von Schleifscheiben
DE8620429U1 (ja) * 1986-07-30 1987-11-19 Ernst Winter & Sohn (Gmbh & Co), 2000 Hamburg, De
US4915089A (en) * 1988-01-28 1990-04-10 General Electric Company Tool for trueing and dressing a grinding wheel and method of use

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100531499B1 (ko) * 2002-02-08 2005-11-28 이화다이아몬드공업 주식회사 다이아몬드 공구용 절삭팁 및 다이아몬드 공구

Also Published As

Publication number Publication date
US5172681A (en) 1992-12-22
CA2056526A1 (en) 1992-06-29
KR920011648A (ko) 1992-07-24
EP0492155A1 (en) 1992-07-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20070234564A1 (en) Method and apparatus for producing blades
JP2009545458A (ja) スローアウェイチップを研削する方法及び研削方法を実施する研削車
JP2005534514A (ja) 一体式アーバーをもつ研削工具
JPH04315574A (ja) 固定式の形直しおよび目直し用微小切刃ダイヤモンドブロックおよびそれの使用方法
US4915089A (en) Tool for trueing and dressing a grinding wheel and method of use
JPH04315575A (ja) 往復切刃を有する回転式の形直しおよび目直し用ダイヤモンド工具およびそれの使用方法
US6361412B1 (en) Process and rotary point crush truer for dressing grinding wheels with profiled working surfaces
JPH01264771A (ja) といし車の形直しおよび目直し用工具並びにそれの使用方法
JP3575540B2 (ja) 数値制御研磨加工方法
JPH0780121B2 (ja) 超強力研摩ホーンを状態調節する方法
JP3072366B2 (ja) 多刃研削工具の製造方法
JPH09201721A (ja) 砥石ドレッシング工具及びその製造方法
JP3663279B2 (ja) 小径超砥粒砥石の製造方法
JPH08323618A (ja) 複合研削砥石によるダイヤモンド砥石の高精度・高能率ツルーイング及びドレッシング法
CA1316692C (en) Tool for trueing and dressing a grinding wheel and method of use
JPS5835412Y2 (ja) ダイヤモンド、cbnホ−ニング砥石の調整用工具
JP3723628B2 (ja) コンタリング研削用砥石およびコンタリング研削方法
EP0405640A1 (en) Tools for working non-metallic hard materials
JP4785822B2 (ja) 球体加工用ビトリファイド砥石の溝成形方法
JPH09136248A (ja) 圧延用超硬リングロール孔型の型溝加工方法
JPH06339865A (ja) 超音波研削用カップ砥石及びこれを用いた 超音波研削加工機
JPH0138626B2 (ja)
JPH0335065B2 (ja)
JPS6374570A (ja) 研削砥石
JPH0641094B2 (ja) ロール表面加工装置

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19990311