JPH0431533B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0431533B2 JPH0431533B2 JP8190186A JP8190186A JPH0431533B2 JP H0431533 B2 JPH0431533 B2 JP H0431533B2 JP 8190186 A JP8190186 A JP 8190186A JP 8190186 A JP8190186 A JP 8190186A JP H0431533 B2 JPH0431533 B2 JP H0431533B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- magnetic
- rotation speed
- rotating shaft
- magnetic bubble
- magnetic field
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 5
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 1
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Transmission And Conversion Of Sensor Element Output (AREA)
- Measurement Of Length, Angles, Or The Like Using Electric Or Magnetic Means (AREA)
Description
〔産業上の利用分野〕
本発明は、回転軸等の回転数を検出する回転数
検出器に関するものである。 更に詳しくは、電源が遮断された状態において
も動作し、常に回転数に応じた出力を得ることの
できる回転数検出器に関するものである。 〔従来の技術〕 従来、この種の回転数検出器には、回転軸に減
速ギヤを取り付け、減速後の回転角をエンコーダ
やポテンシヨメータ等で検出するようにした装置
が実用化されている。 〔発明が解決しようとする問題点〕 しかしながら、このような回転数検出器におい
ては、減速ギヤなどの機械的な回転伝達部分を有
するために、バツクラツシユなどの影響を受け
て、高精度の検出を行なうことができないととも
に、構造が複雑になり、信頼性が低下してしま
う。 本発明は、上記のような従来装置の欠点をなく
し、電源が遮断された状態においても動作し、し
かも回転数を高精度に検出することのできる回転
数検出器を簡単な構成により実現することを目的
としたものである。 〔問題点を解決するための手段〕 本発明の回転数検出器は、駆動磁界の回転に応
じて磁気バブルを順次転送する磁気バブル素子
と、回転軸等に取り付けられて回転し前記磁気バ
ブル素子の駆動磁界を発生する永久磁石とを具備
し、前記磁気バブル素子における転送パターン上
の磁気バブルの位置から前記回転軸等の回転数を
検出するようにしたものである。 〔作用〕 このように、回転軸等に取り付けられて回転す
る永久磁石により磁気バブルの転送を制御するよ
うに構成すると、磁気バブル素子は回転磁界が与
えられれば、電源がオフの状態でも磁気バブルの
転送が行なわれるものであるので、電源が遮断さ
れた状態においても動作する回転数検出器を実現
することができる。 また、減速ギヤなどの機構部分を有しないの
で、構造が簡単で、信頼性が高く、高精度の検出
を行なうことができる。 〔実施例〕 以下、図面を用いて本発明の回転数検出器を説
明する。 第1図は本発明の回転数検出器の一実施例を示
す構成図である。図において、1は回転軸、2は
回転軸1に取り付けらえた永久磁石、3は磁気バ
ブル素子である。磁気バブル素子3は駆動磁界の
回転に応じて磁気バブルを順次転送するものであ
り、永久磁石2により発生される磁界をその駆動
磁界とするように、永久磁石2の近傍に配置され
ている。このため、回転軸1とともに永久磁石2
が回転すると、磁気バブル素子3に回転磁界が印
加され、磁気バブル素子3において磁気バブルの
転送が行なわれる。したがつて、永久磁石2の極
数を2とした場合、回転軸1が1回転すると、磁
気バブル素子3における磁気バブルは、その転送
パターン上を1ステツプだけ移動することにな
り、転送パターン上の磁気バブルの位置を検出す
れば、回転軸1の回転数を知ることができる。 第2図は磁気バブル素子3における転送パター
ンの一例を示すものである。図に示す転送パター
ンは、一般にTI形と呼ばれるものを基本とした
もので、独立した3つの環状パターンA〜Cを構
成している。また、Hは永久磁石2により発生さ
れる駆動磁界、A1,B1,C1は磁気バブル発
生用パターン、A2,B2,C2は例えば磁気抵
抗素子よりなる磁気バブル検出用パターンであ
る。さらに、図中の○印は駆動磁界Hの回転に応
じて磁気バブルが移動する環状パターン上の位置
を示したもので、斜線を施した○印は磁気バブル
の存在を表わしている。 したがつて、図示の状態を初期状態をし、検出
用パターンA2〜C2の位置でそれぞれ磁気バブ
ルの有無を検出すると、駆動磁界H(回転軸1)
の回転数に対する各検出出力は、次の表のように
表わされる。
検出器に関するものである。 更に詳しくは、電源が遮断された状態において
も動作し、常に回転数に応じた出力を得ることの
できる回転数検出器に関するものである。 〔従来の技術〕 従来、この種の回転数検出器には、回転軸に減
速ギヤを取り付け、減速後の回転角をエンコーダ
やポテンシヨメータ等で検出するようにした装置
が実用化されている。 〔発明が解決しようとする問題点〕 しかしながら、このような回転数検出器におい
ては、減速ギヤなどの機械的な回転伝達部分を有
するために、バツクラツシユなどの影響を受け
て、高精度の検出を行なうことができないととも
に、構造が複雑になり、信頼性が低下してしま
う。 本発明は、上記のような従来装置の欠点をなく
し、電源が遮断された状態においても動作し、し
かも回転数を高精度に検出することのできる回転
数検出器を簡単な構成により実現することを目的
としたものである。 〔問題点を解決するための手段〕 本発明の回転数検出器は、駆動磁界の回転に応
じて磁気バブルを順次転送する磁気バブル素子
と、回転軸等に取り付けられて回転し前記磁気バ
ブル素子の駆動磁界を発生する永久磁石とを具備
し、前記磁気バブル素子における転送パターン上
の磁気バブルの位置から前記回転軸等の回転数を
検出するようにしたものである。 〔作用〕 このように、回転軸等に取り付けられて回転す
る永久磁石により磁気バブルの転送を制御するよ
うに構成すると、磁気バブル素子は回転磁界が与
えられれば、電源がオフの状態でも磁気バブルの
転送が行なわれるものであるので、電源が遮断さ
れた状態においても動作する回転数検出器を実現
することができる。 また、減速ギヤなどの機構部分を有しないの
で、構造が簡単で、信頼性が高く、高精度の検出
を行なうことができる。 〔実施例〕 以下、図面を用いて本発明の回転数検出器を説
明する。 第1図は本発明の回転数検出器の一実施例を示
す構成図である。図において、1は回転軸、2は
回転軸1に取り付けらえた永久磁石、3は磁気バ
ブル素子である。磁気バブル素子3は駆動磁界の
回転に応じて磁気バブルを順次転送するものであ
り、永久磁石2により発生される磁界をその駆動
磁界とするように、永久磁石2の近傍に配置され
ている。このため、回転軸1とともに永久磁石2
が回転すると、磁気バブル素子3に回転磁界が印
加され、磁気バブル素子3において磁気バブルの
転送が行なわれる。したがつて、永久磁石2の極
数を2とした場合、回転軸1が1回転すると、磁
気バブル素子3における磁気バブルは、その転送
パターン上を1ステツプだけ移動することにな
り、転送パターン上の磁気バブルの位置を検出す
れば、回転軸1の回転数を知ることができる。 第2図は磁気バブル素子3における転送パター
ンの一例を示すものである。図に示す転送パター
ンは、一般にTI形と呼ばれるものを基本とした
もので、独立した3つの環状パターンA〜Cを構
成している。また、Hは永久磁石2により発生さ
れる駆動磁界、A1,B1,C1は磁気バブル発
生用パターン、A2,B2,C2は例えば磁気抵
抗素子よりなる磁気バブル検出用パターンであ
る。さらに、図中の○印は駆動磁界Hの回転に応
じて磁気バブルが移動する環状パターン上の位置
を示したもので、斜線を施した○印は磁気バブル
の存在を表わしている。 したがつて、図示の状態を初期状態をし、検出
用パターンA2〜C2の位置でそれぞれ磁気バブ
ルの有無を検出すると、駆動磁界H(回転軸1)
の回転数に対する各検出出力は、次の表のように
表わされる。
以上説明したように、本発明の回転数検出器で
は、駆動磁界の回転に応じて磁気バブルを順次転
送する磁気バブル素子と、回転軸等に取り付けら
れて回転し前記磁気バブル素子の駆動磁界を発生
する永久磁石とを具備し、前記磁気バブル素子に
おける転送パターン上の磁気バブルの位置から前
記回転軸等の回転数を検出するようにしているの
で、電源がオフの状態でも磁気バブルの転送が行
なわれ、電源が遮断された状態においても動作
し、しかも回転数を高精度に検出することのでき
る回転数検出器を簡単な構成により実現すること
ができる。
は、駆動磁界の回転に応じて磁気バブルを順次転
送する磁気バブル素子と、回転軸等に取り付けら
れて回転し前記磁気バブル素子の駆動磁界を発生
する永久磁石とを具備し、前記磁気バブル素子に
おける転送パターン上の磁気バブルの位置から前
記回転軸等の回転数を検出するようにしているの
で、電源がオフの状態でも磁気バブルの転送が行
なわれ、電源が遮断された状態においても動作
し、しかも回転数を高精度に検出することのでき
る回転数検出器を簡単な構成により実現すること
ができる。
第1図および第2図は本発明の回転数検出器の
一実施例を示す構成図である。 1……回転軸、2……永久磁石、3……磁気バ
ブル素子、A〜C……環状パターン、A1〜C1
……磁気バブル発生用パターン、A2〜C2……
磁気バブル検出用パターン、H……駆動磁界。
一実施例を示す構成図である。 1……回転軸、2……永久磁石、3……磁気バ
ブル素子、A〜C……環状パターン、A1〜C1
……磁気バブル発生用パターン、A2〜C2……
磁気バブル検出用パターン、H……駆動磁界。
Claims (1)
- 1 駆動磁界の回転に応じて磁気バブルを順次転
送する磁気バブル素子と、回転軸等に取り付けら
れて回転し前記磁気バブル素子の駆動磁界を発生
する永久磁石とを具備し、前記磁気バブル素子に
おける転送パターン上の磁気バブルの位置から前
記回転軸等の回転数を検出するようにしてなる回
転数検出器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8190186A JPS62238414A (ja) | 1986-04-09 | 1986-04-09 | 回転数検出器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8190186A JPS62238414A (ja) | 1986-04-09 | 1986-04-09 | 回転数検出器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62238414A JPS62238414A (ja) | 1987-10-19 |
JPH0431533B2 true JPH0431533B2 (ja) | 1992-05-26 |
Family
ID=13759343
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8190186A Granted JPS62238414A (ja) | 1986-04-09 | 1986-04-09 | 回転数検出器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62238414A (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62261015A (ja) * | 1986-05-06 | 1987-11-13 | Yokogawa Electric Corp | アブソリユ−トエンコ−ダ |
JPH01193649A (ja) * | 1988-01-28 | 1989-08-03 | Yokogawa Electric Corp | 回転数検出器 |
JP2789649B2 (ja) * | 1989-03-07 | 1998-08-20 | 横河電機株式会社 | タービン流量計 |
-
1986
- 1986-04-09 JP JP8190186A patent/JPS62238414A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62238414A (ja) | 1987-10-19 |
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Legal Events
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---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |